JPH09189223A - 自動車の排気消音装置 - Google Patents

自動車の排気消音装置

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JPH09189223A
JPH09189223A JP8355278A JP35527896A JPH09189223A JP H09189223 A JPH09189223 A JP H09189223A JP 8355278 A JP8355278 A JP 8355278A JP 35527896 A JP35527896 A JP 35527896A JP H09189223 A JPH09189223 A JP H09189223A
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JP
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steel
strip
exhaust
rolling
inner casing
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Withdrawn
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JP8355278A
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Vincent Cholet
ショレ ヴァンサン
Gilbert Duboueix
デュブエクス ジルベール
Philippe Guesdon
グズドン フィリップ
Dominique Spehner
スペネル ドミニク
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Sollac SA
Original Assignee
Sollac SA
Lorraine de Laminage Continu SA SOLLAC
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Publication date
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    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/16Selection of particular materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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    • F01N1/00Silencing apparatus characterised by method of silencing
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
    • C21D8/0221Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips characterised by the working steps
    • C21D8/0226Hot rolling
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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    • C22C38/00Ferrous alloys, e.g. steel alloys
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部ケーシング1、内部ケーシング2および
中心部3を有し、中心部3は孔明き管4と横断仕切り5
とで構成され、これらが一緒になって障害路を形成して
いる自動車の排気消音装置の改良。 【解決方法】 少なくとも中心部3がほうろう引き鋼で
作られ、この鋼が化学組成(重量%の1000倍):0≦炭
素≦100 、0≦マンガン≦500 、0≦リン≦30、0≦硫
黄≦40、0≦アルミニウム≦60、0≦チタン≦200 、0
≦銅≦60、0≦窒素≦15、残部は鉄と製造に起因する不
純物を有し、この鋼は、最後の圧延温度をAr3 点以上に
した熱間圧延でストリップにされ、それを 600℃以上の
温度でコイル状に巻き取り、さらに冷間圧延した後に、
再結晶化アニールして得られたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は自動車の排気消音装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の排気消音装置は外部ケーシン
グ、内部ケーシングおよび中心部で構成され、中心部は
孔明き管と横方向仕切りとで構成され、これらは一体に
なってインサイドといわれる障害路を形成する。排気消
音装置の中心部と内部ケーシングは、使用中に自動車の
燃焼機関からでた燃焼ガスが膨張して生じる縮合物によ
る強酸および強塩基の攻撃に耐えなければならない。事
実、排気消音装置内部を移動する縮合物のpHは自動車
の使用状態に応じて、pH2からpH12まで絶えず変わ
っている。
【0003】こうした縮合物の攻撃に対する耐食性を出
すために、少なくとも中心部と内部ケーシングとをステ
ンレス鋼で作った排気消音装置が公知である。しかし、
この排気消音装置の主たる欠点はステンレス鋼が高価な
ため、装置が高価になることである。
【0004】この解決策として排気消音装置の中心部を
ほうろう引き鋼(emamelled steel)で作ることはできる
が、一般的なほうろうには多くの欠点がある。先ず、接
着性の問題があり、特に、中心部の鋭いエッジ部、特
に、中心部を構成する孔明き管の孔のエッジへの接着の
問題がある。次に、「フィッシュスケール欠陥」といわ
れるほうろうの破れた小さな半円跡の表面欠陥が現れる
ことが多い。さらに、耐熱性が不十分であるという問題
がある。使用中に排気消音装置の中心部に加わるアニー
ル効果によって、ほうろうの過熱部分に小さな水泡が現
れる。この現象は「再泡化効果」といわれる。
【0005】上記欠点を解決するために、十分な耐熱性
を有し、「アニール効果」がなく、しかも温度の変化に
よるクラッキングもない特殊ほうろうを使用することは
知られている。例えば、ヨーロッパ特許第 007,131号に
はこの特殊なほうろうが記載されている。しかし、その
製造・使用方法が複雑なため、一般のほうろうを用いた
場合に比べてコストが高くなってしまう。しかも、ほう
ろうを安定化させるために、ほうろうに複数のベーキン
グ操作をする必要がある場合がある。こうした特殊な方
法はかなり複雑で、結果的にコストが高くなり、中心部
をほうろう引きした排気消音装置は中心部をステンレス
鋼で作った排気消音装置と比べてコスト的に勝てないで
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする手段】本発明の目的は中心部
に生じる縮合物の激しい攻撃に耐えることができ、しか
も、コストが安い自動車の排気消音装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、外部ケ
ーシングと、内部ケーシングと、中心部とを有し、中心
部は孔明き管と横断仕切りとで構成され、これらが一緒
になって障害路を形成している、自動車の排気消音装置
において、少なくとも中心部がほうろう引き鋼で作ら
れ、この鋼が下記化学組成(重量%の1000倍): 0≦炭素≦100 0≦マンガン≦500 0≦リン≦30 0≦硫黄≦40 0≦アルミニウム≦60 0≦チタン≦200 0≦銅≦60 0≦窒素≦15 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、この鋼は最後
の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延でストリップに
され、それを 600℃以上の温度でコイル状に巻き取り、
さらに冷間圧延した後に、再結晶化アニールして得られ
たものである、ことを特徴とする装置にある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴は下記の点にあ
る: 1) 内部ケーシングもほうろう引き鋼で作られており、
この鋼が、下記化学組成(重量%の1000倍): 0≦炭素≦100 0≦マンガン≦500 0≦リン≦30 0≦硫黄≦40 0≦アルミニウム≦60 0≦チタン≦200 0≦銅≦60 0≦窒素≦15 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、この鋼は最後
の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延でストリップに
されたものを 600℃以上でコイル状に巻き取り、さらに
冷間圧延した後に、再結晶化アニールして得られたもの
である。
【0009】2) 中心部または内部ケーシングを作る鋼
が下記化学組成(重量%の1000倍) 0≦炭素≦4 150 ≦マンガン≦400 10≦リン≦15 15≦硫黄≦40 10≦アルミニウム≦50 0≦チタン≦10 20≦銅≦30 1.5 ≦窒素≦7.5 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、この鋼は最後
の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延でストリップに
されたものを 700℃以上でコイル状に巻き取り、さらに
冷間圧延した後に、再結晶化アニールして得られたもの
である。
【0010】3) ストリップが 750℃以上でコイル状に
巻き取られたものである。 4) 再結晶化アニールをコイルを膨張させた形でおこな
ったものである。
【0011】5) 中心部または内部ケーシングを作る鋼
が下記化学組成(重量%の1000倍) 0≦炭素≦10 150 ≦マンガン≦400 0≦リン≦20 10≦硫黄≦30 10≦アルミニウム≦50 50≦チタン≦150 10≦銅≦60 5≦窒素≦15 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、この鋼は最後
の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延でストリップに
されたものを 600℃以上でコイル状に巻き取り、さらに
冷間圧延した後に、再結晶化アニールして得られたもの
である。
【0012】6) ストリップが700 ℃以上でコイルに巻
き取られたものである。 7) 外部ケーシングがアルミニウム化鋼で作られてい
る。 8) 外部ケーシングがステンレス鋼で作られている。 9) 内部ケーシングがステンレス鋼で作られている。 本発明の上記以外の特徴および利点は、添付の自動車用
排気消音装置の断面図を参照した下記の説明からより良
く理解できよう。
【0013】
【実施例】図から分かるように、自動車用排気消音装置
は外部ケーシング1と、内部ケーシング2と、中心部3
とで構成される。中心部3は孔明き管4と横断仕切り5
とで構成され、これらは一体に成って障害路(chicane)
を形成する。自動車の燃焼機関からでた燃焼ガスはこの
障害路中で膨張することができる。排気消音装置はさら
に、エンジンの排気マニホールドと連結した入口管6
と、有毒な粒子が除去された膨張後のガスを大気中へ排
出するための出口管7とを有している。
【0014】本発明の排気消音装置の中心部3はほうろ
う引き鋼で作られ、この鋼は下記化学組成(重量%の10
00倍): 0≦炭素≦100 0≦マンガン≦500 0≦リン≦30 0≦硫黄≦40 0≦アルミニウム≦60 0≦チタン≦200 0≦銅≦60 0≦窒素≦15 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、この鋼は最後
の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延でストリップに
されたのものを 600℃以上でコイル状に巻き取り、さら
に冷間圧延した後に、再結晶化アニールして得られ、こ
の再結晶化アニールはカバー下の低アニールまたは連続
アニールで行うことができ、結果はほとんど変わらな
い。ストリップは 700℃以上でコイルに巻き取るのが好
ましい。
【0015】本発明者は、上記鋼の用いて排気消音装置
の中心部3を作ることにによって、通常のほうろう引き
方法を用いて標準タイプの高温耐熱性ほうろうでほうろ
う引きすることができるということを見出した。すなわ
ち、上記の鋼で作られた排気消音装置の中心部をほうろ
う液浴に浸漬し、次いで被覆された中心部3を1回アニ
ールしてホウロウをベーキングするだけで、「フィッシ
ュスケール欠陥」の全くないほうろう引きが得られる。
「フィッシュスケール欠陥」を除去するためには、コイ
リングの最後の温度を600 ℃以上、好ましくは700 ℃以
上にすることが極めて重要であるということを見出し
た。
【0016】本発明の第1実施例では、再泡化効果また
はアニール効果を除去するために下記化学組成(重量%
の1000倍)の鋼が用いられる: 0≦炭素≦4 150 ≦マンガン≦400 10≦リン≦15 15≦硫黄≦40 10≦アルミニウム≦50 0≦チタン≦10 20≦銅≦30 1.5 ≦窒素≦7.5 残部は鉄と製造に起因する不純物。この鋼は最後の圧延
温度をAr3 点以上にした熱間圧延でストリップにされ、
それを 700℃以上でコイル状に巻き取り、さらに冷間圧
延した後に、再結晶化アニールすることによって得られ
る。
【0017】ストリップは 750℃以上でコイルに巻き取
るのが好ましい。アニールはコイルを膨張させた脱炭ベ
ース(decarburizing base)のアニールすなわち各巻きが
接していないコイルのカバー下(under cover) でのアニ
ールにする。このアニールでは、巻きが接していないコ
イルをHNxの雰囲気下のカバー下で約600 ℃まで加熱
する。次いで、スチーム蒸気流でアニールを続ける。
【0018】本発明の別の実施例では、再泡化効果を無
くすために、下記化学組成(重量%の1000倍)の鋼を使
用する: 0≦炭素≦10 150 ≦マンガン≦400 0≦リン≦20 10≦硫黄≦30 10≦アルミニウム≦50 50≦チタン≦150 10≦銅≦60 5≦窒素≦15 残部は鉄と製造に起因する不純物この鋼は最後の圧延温
度をAr3 点以上にした熱間圧延でストリップにされ、そ
れを600 ℃以上でコイル状に巻取り、さらに冷間圧延し
た後に、再結晶化アニールベースアニールまたは連続ア
ニールして得られる。このストリップは700 ℃以上でコ
イルに巻き取るのが好ましい。ほうろうの再泡化効果を
無くすためには、炭素、窒素、硫黄およびチタンの含有
量が特に重要である。
【0019】上記の鋼を用いることによって、完全な耐
腐食性を有し、使用が簡単で、標準的なほうろう引き方
法を用いて、ほうろうを再ベーキングすることに起因す
る欠陥や「フィッシュスケール欠陥」の欠陥が無く、し
かも、コストが安い、ほうろう引き鋼からなる排気消音
装置の中心部3を製造することができる。
【0020】排気消音装置の内部ケーシング2は外部ケ
ーシング1のようにステンレス鋼またはアルミニウム化
鋼(aluminized steel)で作ることができる。排気消音装
置の内部ケーシング2を上記の鋼から選択した鋼を用
い、その内側表面をほうろう引きしたもので作ることも
できる。効率 (これは基本的には耐食性) とコストとの
最適な妥協点は、中心部3と内部ケーシング2とをほう
ろう引き鋼で作り、外部ケーシング1をアルミニウム化
鋼で作った排気消音装置か、中心部3をほうろう引き鋼
で作り、内部ケーシング2をステンレス鋼にし、外部ケ
ーシング1をアルミニウム化鋼にした排気消音装置であ
る。
【0021】内部ケーシング2をステンレス鋼にし、外
部ケーシング1をアルミニウム化鋼にし、中心部3をほ
うろう引き鋼にした2つの排気消音装置を製造した。第
1の排気消音装置の中心部3の鋼は下記化学組成(重量
%の1000倍): 炭素=2 マンガン=270 リン=12 硫黄=22 アルミニウム=18 チタン=1 銅=22 窒素=4 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、この鋼は最後
の圧延温度を 890℃にした熱間圧延でストリップにさ
れ、このストリップを 760℃でコイルに巻き取り、冷間
圧延した後に、コイルを膨張した状態で再結晶化アニー
ルして得られる。
【0022】この中心部3を下記化学組成(重量%)を
有する標準的な耐熱・耐食ほうろう浴に浸漬してほうろ
う引きした: SiO2=54 ZrO2=2 P2O5=1 B2O3=14 Al2O3=3 CaO=4 BaO=5 Na2O=11 K2O=2 Li2O=2 NiO=1 CoO=0.5 CuO=0.5
【0023】第2の排気消音装置の中心部3の鋼は下記
化学組成(重量%の1000倍): 炭素=2 マンガン=200 リン=15 硫黄=20 アルミニウム=30 チタン=100 銅=40 窒素=9 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、この鋼は最後
の圧延温度を 890℃にした熱間圧延でストリップにさ
れ、このストリップを 710℃でコイル状に巻取り、冷間
圧延した後に、連続的に再結晶化アニールして得られ
る。
【0024】この中心部3を上記と同じ浴に浸漬してほ
うろう引きした。上記2つの排気消音装置は腐食試験を
合格し、コストはステンレス鋼のみで作った排気消音装
置よりも約25〜30%下がった。耐腐食性およびコスト面
だけでなく、排気消音装置の少なくとも中心部を本発明
の化学組成を有する鋼にほうろう引きしたものにするこ
とによって、ほうろう引き鋼は使用中に受ける熱衝撃に
対する耐久性が向上し、ほうろうのクラッキングを避け
ることができる。
【0025】上記の特性は鋼を脱炭し且つ鋼がチタンを
含む場合にさらに著しくなる。換言すれば、重量%の1,
000 倍で表した含有率で0〜10の炭素と、50〜150 のチ
タンとを含む鋼は、重量%の1,000 倍で表した含有率で
0〜4の炭素と0〜10のチタンとを含む鋼より優れた耐
熱衝撃性を有する。なお、後者の鋼でも標準的な加工し
やすい鋼よりも優れた耐熱衝撃性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車用排気消音装置の断面図。
【符号の説明】
1 外部ケーシング 2 内部ケーシング 3 中心部 4 孔明き管 5 横断仕切り 6 入口管 7 出口管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジルベール デュブエクス フランス国 78860 サン ノン ラ ブ ルテーシュ ルゥト ドゥ サント ジェ ーム 116 (72)発明者 フィリップ グズドン フランス国 75018 パリ ブルバール バルベス 95 (72)発明者 ドミニク スペネル フランス国 08200 セダン プラス ナ ッソー15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部ケーシング(1) と、内部ケーシング
    (2) と、中心部(3) とを有し、中心部(3) は孔明き管
    (4) と横断仕切り(5) とで構成され、これらが一緒にな
    って障害路を形成している、自動車の排気消音装置にお
    いて、 少なくとも中心部(3) がほうろう引き鋼で作られ、この
    鋼が下記化学組成(重量%の1000倍): 0≦炭素≦100 0≦マンガン≦500 0≦リン≦30 0≦硫黄≦40 0≦アルミニウム≦60 0≦チタン≦200 0≦銅≦60 0≦窒素≦15 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、 この鋼は最後の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延で
    ストリップにされ、それを 600℃以上の温度でコイル状
    に巻き取り、さらに冷間圧延した後に、再結晶化アニー
    ルして得られたものである、ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 内部ケーシング(2) もほうろう引き鋼で
    作られており、この鋼が、下記化学組成(重量%の1000
    倍): 0≦炭素≦100 0≦マンガン≦500 0≦リン≦30 0≦硫黄≦40 0≦アルミニウム≦60 0≦チタン≦200 0≦銅≦60 0≦窒素≦15 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、 この鋼は最後の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延で
    ストリップにされ、それを 600℃以上でコイル状に巻き
    取り、さらに冷間圧延した後に、再結晶化アニールして
    得られたものである、請求項1に記載の自動車の排気消
    音装置。
  3. 【請求項3】 中心部(3) または内部ケーシング(2) を
    作る鋼が下記化学組成(重量%の1000倍): 0≦炭素≦4 150 ≦マンガン≦400 10≦リン≦15 15≦硫黄≦40 10≦アルミニウム≦50 0≦チタン≦10 20≦銅≦30 1.5 ≦窒素≦7.5 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、 この鋼は最後の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延で
    ストリップにされ、それを 700℃以上でコイル状に巻き
    取り、さらに冷間圧延した後に、再結晶化アニールして
    得られたものである請求項1または2に記載の自動車の
    排気消音装置。
  4. 【請求項4】 ストリップが750 ℃以上でコイル状に巻
    き取ったものである請求項3に記載の自動車の排気消音
    装置。
  5. 【請求項5】 再結晶化アニールがコイルを膨張させた
    形でアニールしたものである請求項3に記載の自動車の
    排気消音装置。
  6. 【請求項6】 中心部(3) または内部ケーシング(2) を
    作る鋼が下記化学組成(重量%の1000倍): 0≦炭素≦10 150 ≦マンガン≦400 0≦リン≦20 10≦硫黄≦30 10≦アルミニウム≦50 50≦チタン≦150 10≦銅≦60 5≦窒素≦15 残部は鉄と製造に起因する不純物を有し、 この鋼は最後の圧延温度をAr3 点以上にした熱間圧延で
    ストリップにされ、それを 600℃以上でコイル状に巻き
    取り、さらに冷間圧延した後に、再結晶化アニールして
    得られたものである請求項1または2に記載の自動車の
    排気消音装置。
  7. 【請求項7】 ストリップを700 ℃以上でコイル状に巻
    き取ったものである請求項6に記載の自動車用排気消音
    装置。
  8. 【請求項8】 外部ケーシング(1) がアルミニウム化鋼
    で作られている請求項1〜7のいずれか一項に記載の自
    動車の排気消音装置。
  9. 【請求項9】 外部ケーシング(1) がステンレス鋼で作
    られている請求項1〜7のいずれか一項に記載の自動車
    用排気消音装置。
  10. 【請求項10】 内部ケーシング(2) がステンレス鋼で
    作られている請求項1〜7のいずれか一項に記載の自動
    車用排気消音装置。
JP8355278A 1995-12-20 1996-12-20 自動車の排気消音装置 Withdrawn JPH09189223A (ja)

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FR9515087A FR2742802B1 (fr) 1995-12-20 1995-12-20 Pot d'echappement de vehicule automobile
FR9515087 1995-12-20

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US (1) US5739485A (ja)
EP (1) EP0780552B1 (ja)
JP (1) JPH09189223A (ja)
KR (1) KR970044261A (ja)
AT (1) ATE205580T1 (ja)
DE (1) DE69615137T2 (ja)
DK (1) DK0780552T3 (ja)
ES (1) ES2161997T3 (ja)
FR (1) FR2742802B1 (ja)
PT (1) PT780552E (ja)

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