JPH09188157A - 自動車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止め構造 - Google Patents
自動車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止め構造Info
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- JPH09188157A JPH09188157A JP35374795A JP35374795A JPH09188157A JP H09188157 A JPH09188157 A JP H09188157A JP 35374795 A JP35374795 A JP 35374795A JP 35374795 A JP35374795 A JP 35374795A JP H09188157 A JPH09188157 A JP H09188157A
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- interlock cam
- key interlock
- base plate
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数及び組み立て工数が削減できる自動
車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止め
構造を提供する。 【解決手段】 チエンジレバー11のボス部11aを前
後回動自在に支持する合成樹脂製のベースプレート10
に、チェンジレバー11のシフトポジションを指示する
インジケータ12の脚部12aを取り付けるものにおい
て、上記ベースプレート10に設けたガイドプレート1
3の側方に、チェンジレバー11のガイドピン31がパ
ーキングポジションで係合して回動されたとき、エンジ
ンキーを抜き取り可能とするキーインターロックカム1
6が配置され、該キーインターロックカム16は、ベー
スプレート10に設けたブラケット部13の回動ピン1
7に軸方向の一方向から中心穴16cが嵌入されて回動
自在に支持されると共に、上記インジケータ12の裏面
に、キーインターロックカム16が軸方向の他方へ移動
するのを阻止する抜け止め部12jを一体成形してい
る。
車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止め
構造を提供する。 【解決手段】 チエンジレバー11のボス部11aを前
後回動自在に支持する合成樹脂製のベースプレート10
に、チェンジレバー11のシフトポジションを指示する
インジケータ12の脚部12aを取り付けるものにおい
て、上記ベースプレート10に設けたガイドプレート1
3の側方に、チェンジレバー11のガイドピン31がパ
ーキングポジションで係合して回動されたとき、エンジ
ンキーを抜き取り可能とするキーインターロックカム1
6が配置され、該キーインターロックカム16は、ベー
スプレート10に設けたブラケット部13の回動ピン1
7に軸方向の一方向から中心穴16cが嵌入されて回動
自在に支持されると共に、上記インジケータ12の裏面
に、キーインターロックカム16が軸方向の他方へ移動
するのを阻止する抜け止め部12jを一体成形してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品点数及び組み
立て工数が削減できる自動車用チェンジレバーのキーイ
ンターロックカム抜け止め構造に関する。
立て工数が削減できる自動車用チェンジレバーのキーイ
ンターロックカム抜け止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特に、オートマチック車のチェン
ジ装置としては、図7に示すように、ベースプレート1
にナット1bで固定するスピンドル1aでボス部2aを
回動自在に支持したチェンジレバー2の上部に、ねじ3
a,3aで固定したノブ3のプッシュボタン4のプッシ
ュ操作に連動するガイドロッド5で上下動されるガイド
ピン6を設け、上記チェンジレバー2の側方に、上記ガ
イドピン6が係合するポジション規制溝7aを有するガ
イドプレート7を設けたものがある。
ジ装置としては、図7に示すように、ベースプレート1
にナット1bで固定するスピンドル1aでボス部2aを
回動自在に支持したチェンジレバー2の上部に、ねじ3
a,3aで固定したノブ3のプッシュボタン4のプッシ
ュ操作に連動するガイドロッド5で上下動されるガイド
ピン6を設け、上記チェンジレバー2の側方に、上記ガ
イドピン6が係合するポジション規制溝7aを有するガ
イドプレート7を設けたものがある。
【0003】上記ガイドプレート7の上部には節度溝7
bが形成され、該節度溝7bに上記チェンジレバー2の
ブラケット2bに取り付けた板ばね8のローラ9を嵌合
させて、チェンジレバー2のシフト操作に節度を与える
ようになっている。
bが形成され、該節度溝7bに上記チェンジレバー2の
ブラケット2bに取り付けた板ばね8のローラ9を嵌合
させて、チェンジレバー2のシフト操作に節度を与える
ようになっている。
【0004】上記のようなチェンジ装置では、ベースプ
レート1とガイドプレート7とを合成樹脂で一体成形し
たものが提案されている。上記ベースプレート1には、
チエンジレバー2のシフトポジションを指示する合成樹
脂製のインジケータ40の4本の脚部40a,…がねじ
41,…でベースプレート1のボス部1c,…に固定さ
れている。
レート1とガイドプレート7とを合成樹脂で一体成形し
たものが提案されている。上記ベースプレート1には、
チエンジレバー2のシフトポジションを指示する合成樹
脂製のインジケータ40の4本の脚部40a,…がねじ
41,…でベースプレート1のボス部1c,…に固定さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ガイド
プレート7の側方には、チェンジレバー2のガイドピン
6がパーキングポジションで係合して回動されたとき、
エンジンキーを抜き取り可能とするキーインターロック
カム42が回動ピン43で回動自在に支持されている
が、プッシュナット44で抜け止めする必要があるか
ら、プッシュナット44の嵌め忘れや緩みが発生するお
それがあり、品質が安定しないという問題があった。ま
た、プッシュナット44の部品が必要で、回動ピン43
にナット溝を加工する必要があると共に、組み立て工数
も増加して、コストアップになるという問題があった。
プレート7の側方には、チェンジレバー2のガイドピン
6がパーキングポジションで係合して回動されたとき、
エンジンキーを抜き取り可能とするキーインターロック
カム42が回動ピン43で回動自在に支持されている
が、プッシュナット44で抜け止めする必要があるか
ら、プッシュナット44の嵌め忘れや緩みが発生するお
それがあり、品質が安定しないという問題があった。ま
た、プッシュナット44の部品が必要で、回動ピン43
にナット溝を加工する必要があると共に、組み立て工数
も増加して、コストアップになるという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、部品点数及び組み立て工数が削減できる自
動車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止
め構造を提供することを課題とするものである。
れたもので、部品点数及び組み立て工数が削減できる自
動車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止
め構造を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、チエンジレバーのボス部を前後回動自在
に支持する合成樹脂製のベースプレートに、チェンジレ
バーのシフトポジションを指示するインジケータの脚部
を取り付けるものにおいて、上記ベースプレートに設け
たガイドプレートの側方に、チェンジレバーのガイドピ
ンがパーキングポジションで係合して回動されたとき、
エンジンキーを抜き取り可能とするキーインターロック
カムが配置され、該キーインターロックカムは、ベース
プレートに設けたブラケット部の回動ピンに軸方向の一
方向から中心穴が嵌入されて回動自在に支持されると共
に、上記インジケータの裏面に、キーインターロックカ
ムが軸方向の他方へ移動するのを阻止する抜け止め部を
一体成形していることを特徴とする自動車用チェンジレ
バーのキーインターロックカム抜け止め構造を提供する
ものである。
に、本発明は、チエンジレバーのボス部を前後回動自在
に支持する合成樹脂製のベースプレートに、チェンジレ
バーのシフトポジションを指示するインジケータの脚部
を取り付けるものにおいて、上記ベースプレートに設け
たガイドプレートの側方に、チェンジレバーのガイドピ
ンがパーキングポジションで係合して回動されたとき、
エンジンキーを抜き取り可能とするキーインターロック
カムが配置され、該キーインターロックカムは、ベース
プレートに設けたブラケット部の回動ピンに軸方向の一
方向から中心穴が嵌入されて回動自在に支持されると共
に、上記インジケータの裏面に、キーインターロックカ
ムが軸方向の他方へ移動するのを阻止する抜け止め部を
一体成形していることを特徴とする自動車用チェンジレ
バーのキーインターロックカム抜け止め構造を提供する
ものである。
【0008】本発明によれば、ベースプレートのブラケ
ット部の回動ピンに軸方向の一方からキーインターロッ
クカムの中心穴を嵌入させた後、インジケータをベース
プレートに取り付けると、インジケータに一体成形した
抜け止め部により、キーインターロックカムが軸方向の
他方へ移動するのが阻止されるようになる。
ット部の回動ピンに軸方向の一方からキーインターロッ
クカムの中心穴を嵌入させた後、インジケータをベース
プレートに取り付けると、インジケータに一体成形した
抜け止め部により、キーインターロックカムが軸方向の
他方へ移動するのが阻止されるようになる。
【0009】したがって、従来のようなプッシュナット
部品が及びナット溝加工が削減でき、組み立て工数も削
減できるから、大幅なコストダウンが図れる。また、イ
ンジケータは、ベースプレートの上方から差し込み嵌合
するだけで、自動的に係止ロックされるようにできるか
ら、インジケータの組み立てと同時にキーインターロッ
クカムの抜け止めができるので、自動組み立てにも対応
が可能となる。
部品が及びナット溝加工が削減でき、組み立て工数も削
減できるから、大幅なコストダウンが図れる。また、イ
ンジケータは、ベースプレートの上方から差し込み嵌合
するだけで、自動的に係止ロックされるようにできるか
ら、インジケータの組み立てと同時にキーインターロッ
クカムの抜け止めができるので、自動組み立てにも対応
が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1に示すように、オート
マチック車のチェンジ装置は、基本的にはベースプレー
ト10とチェンジレバー11とインジケータ12とを備
えている。
を参照して詳細に説明する。図1に示すように、オート
マチック車のチェンジ装置は、基本的にはベースプレー
ト10とチェンジレバー11とインジケータ12とを備
えている。
【0011】合成樹脂製のベースプレート10の上面に
は、チェンジレバー11の回動方向の両側方で、所定の
間隔を隔てて上方に立ち上がった左右のガイドプレート
13A,13Bがそれぞれ一体成形されている。該両ガ
イドプレート13A,13Bの上縁部には、チェンジレ
バー11の回動方向の前側にポジション規制溝13a,
…がそれぞれ形成されると共に、後側に節度溝13b,
…がそれぞれ形成されている。
は、チェンジレバー11の回動方向の両側方で、所定の
間隔を隔てて上方に立ち上がった左右のガイドプレート
13A,13Bがそれぞれ一体成形されている。該両ガ
イドプレート13A,13Bの上縁部には、チェンジレ
バー11の回動方向の前側にポジション規制溝13a,
…がそれぞれ形成されると共に、後側に節度溝13b,
…がそれぞれ形成されている。
【0012】該両ガイドプレート13A,13Bのニュ
ートラル(N)ポジション規制溝13aとドライブ
(D)ポジション規制溝13aとの間の下部には、上記
チェンジレバー11のボス部11aに圧入するパイプ状
の回動軸14の両端部を回動自在に嵌入する回動穴1
5,15がそれぞれ設けられている。該チェンジレバー
11は、ボス部11aのセレーション中心穴11cに圧
入した回動軸14と両ガイドプレート13A,13Bの
回動穴15,15とで、前後回動自在に支持されるよう
になる。
ートラル(N)ポジション規制溝13aとドライブ
(D)ポジション規制溝13aとの間の下部には、上記
チェンジレバー11のボス部11aに圧入するパイプ状
の回動軸14の両端部を回動自在に嵌入する回動穴1
5,15がそれぞれ設けられている。該チェンジレバー
11は、ボス部11aのセレーション中心穴11cに圧
入した回動軸14と両ガイドプレート13A,13Bの
回動穴15,15とで、前後回動自在に支持されるよう
になる。
【0013】上記両ガイドプレート13A,13Bのパ
ーキング(P)ポジション規制溝13aの前方の上部に
は、捩りコイルスプリング16aで付勢されたキーイン
ターロックカム16の中心穴16cを回動自在に嵌合す
る回動ピン17A,17Bがいずれか一方に固定されて
いる。
ーキング(P)ポジション規制溝13aの前方の上部に
は、捩りコイルスプリング16aで付勢されたキーイン
ターロックカム16の中心穴16cを回動自在に嵌合す
る回動ピン17A,17Bがいずれか一方に固定されて
いる。
【0014】上記ベースプレート10の上面の外周囲の
4箇所には、合成樹脂製のインジケータ12の4隅の四
角軸状の脚部12a,…を上方から差し込み係止する四
角筒状の脚固定部18,…が一体成形されている。
4箇所には、合成樹脂製のインジケータ12の4隅の四
角軸状の脚部12a,…を上方から差し込み係止する四
角筒状の脚固定部18,…が一体成形されている。
【0015】図3に詳細に示すように、上記ベースプレ
ート10の四角筒状の各脚取り付け部18の外周壁18
aには、ロック穴18bがそれぞれ一体成形されてい
る。また、上記インジケータ12の四角軸状の各脚部1
2aの外面12dには、該脚部12aを上記ベースプレ
ート10の取り付け部18に上方から差し込み嵌合した
ときに、各ロック穴18bに係止ロックされる上向きの
ロック爪12eがそれぞれ一体成形されている。
ート10の四角筒状の各脚取り付け部18の外周壁18
aには、ロック穴18bがそれぞれ一体成形されてい
る。また、上記インジケータ12の四角軸状の各脚部1
2aの外面12dには、該脚部12aを上記ベースプレ
ート10の取り付け部18に上方から差し込み嵌合した
ときに、各ロック穴18bに係止ロックされる上向きの
ロック爪12eがそれぞれ一体成形されている。
【0016】上記脚部12aの外面12dには、ロック
爪12eの周囲の両側に上下方向のスリット12f,1
2fを形成して、ロック爪12eをたわみやすくしてい
る。なお、ベースプレート10の脚取り付け部18にロ
ック爪を一体成形し、インジケータ12の脚部12aに
ロック穴を一体成形しても良い。また、スリットは、ロ
ック爪とロック穴のいずれに形成しても良い。
爪12eの周囲の両側に上下方向のスリット12f,1
2fを形成して、ロック爪12eをたわみやすくしてい
る。なお、ベースプレート10の脚取り付け部18にロ
ック爪を一体成形し、インジケータ12の脚部12aに
ロック穴を一体成形しても良い。また、スリットは、ロ
ック爪とロック穴のいずれに形成しても良い。
【0017】また、図4に示すように、ベースプレート
10の立上がり取り付け部18cにロック爪18d,1
8dを一体成形すると共に、インジケータ12の立下が
り脚部12gにロック穴12hを一体成形して、インジ
ケータ12の立下がり脚部12gをベースプレート10
の立上がり取り付け部18cの外周壁18aに沿わせる
ながら上方から差し込んだときに、各ロック爪18dに
ロック穴12hを係止ロックする構成としても良い。こ
の場合、立上がり脚部12gの背面に、立上がり取り付
け部18cの上端に当接するストッパー12iを設け
る。
10の立上がり取り付け部18cにロック爪18d,1
8dを一体成形すると共に、インジケータ12の立下が
り脚部12gにロック穴12hを一体成形して、インジ
ケータ12の立下がり脚部12gをベースプレート10
の立上がり取り付け部18cの外周壁18aに沿わせる
ながら上方から差し込んだときに、各ロック爪18dに
ロック穴12hを係止ロックする構成としても良い。こ
の場合、立上がり脚部12gの背面に、立上がり取り付
け部18cの上端に当接するストッパー12iを設け
る。
【0018】上記インジケータ12の上面には、上記チ
ェンジレバー11の上部が貫通し、スラーダー27でカ
バーされる長穴12bが形成されると共に、該長穴12
bと平行に、各ポジションP〜1の文字を印刷したポジ
ションプレート28でカバーされる長穴12cが形成さ
れている。
ェンジレバー11の上部が貫通し、スラーダー27でカ
バーされる長穴12bが形成されると共に、該長穴12
bと平行に、各ポジションP〜1の文字を印刷したポジ
ションプレート28でカバーされる長穴12cが形成さ
れている。
【0019】図5に詳細に示すように、上記インジケー
タ12の裏面には、上記各回動ピン17A,17Bの先
端に対向して下向きに立ち下がる抜け止め部12j,1
2jがそれぞれ一体成形されている。なお、図5では一
方の抜け止め部12jしか図示していない。該各抜け止
め部12jは、上記各回動ピン17A,17Bにキーイ
ンターロックカム16の中心穴16cを軸方向の一方か
ら嵌入したとき、キーインターロックカム16の他面に
対向して、キーインターロックカム16が軸方向の他方
へ移動するのを阻止するものである。
タ12の裏面には、上記各回動ピン17A,17Bの先
端に対向して下向きに立ち下がる抜け止め部12j,1
2jがそれぞれ一体成形されている。なお、図5では一
方の抜け止め部12jしか図示していない。該各抜け止
め部12jは、上記各回動ピン17A,17Bにキーイ
ンターロックカム16の中心穴16cを軸方向の一方か
ら嵌入したとき、キーインターロックカム16の他面に
対向して、キーインターロックカム16が軸方向の他方
へ移動するのを阻止するものである。
【0020】なお、図1では、キーインターロックカム
16を捩りコイルスプリング16aで付勢しているが、
図10に示すように、ベースプレート10に一体成形さ
れたタフック部10aとキーインターロックカム16と
の間に張設したコイルスプリング16bで付勢するよう
にしても良い。
16を捩りコイルスプリング16aで付勢しているが、
図10に示すように、ベースプレート10に一体成形さ
れたタフック部10aとキーインターロックカム16と
の間に張設したコイルスプリング16bで付勢するよう
にしても良い。
【0021】合成樹脂製のチェンジレバー11のボス部
11aの上部には、ケーブル取り付け部20が一体成形
され、該取り付け部20には、ミッションに連結するケ
ーブルを取り付けるケーブルピン21が固定されてい
る。
11aの上部には、ケーブル取り付け部20が一体成形
され、該取り付け部20には、ミッションに連結するケ
ーブルを取り付けるケーブルピン21が固定されてい
る。
【0022】上記チェンジレバー11のケーブル取り付
け部20の上部には、上記左右のガイドプレート13
A,13Bに対応して左右方向に張り出した板ばね取り
付け部22A,22Bが一体成形され、該各取り付け部
22A,22Bには、いずれか一方に板ばね23の基部
を差し込むスリット穴22a,22aがそれぞれ形成さ
れている。
け部20の上部には、上記左右のガイドプレート13
A,13Bに対応して左右方向に張り出した板ばね取り
付け部22A,22Bが一体成形され、該各取り付け部
22A,22Bには、いずれか一方に板ばね23の基部
を差し込むスリット穴22a,22aがそれぞれ形成さ
れている。
【0023】上記板ばね23の先端には上記各ガイドプ
レート13A,13Bのいずれか一方の節度溝13bの
1つに係合する係合突起23dが形成されて、チェンジ
レバー11の各ポジションP〜1へのシフト操作に節度
を与えるようになっている。
レート13A,13Bのいずれか一方の節度溝13bの
1つに係合する係合突起23dが形成されて、チェンジ
レバー11の各ポジションP〜1へのシフト操作に節度
を与えるようになっている。
【0024】図2に示すように、上記チェンジレバー1
1にインサートされたパイプ19内には、上下動自在に
嵌入するガイドロッド30が設けられ、該ガイドロッド
30の下部には、チェンジレバー11から両ガイドプレ
ート13A,13Bのいずれか一方に突出させるガイド
ピン31が固定されている。該ガイドロッド30は、ス
プリング32で上動方向に付勢されている。
1にインサートされたパイプ19内には、上下動自在に
嵌入するガイドロッド30が設けられ、該ガイドロッド
30の下部には、チェンジレバー11から両ガイドプレ
ート13A,13Bのいずれか一方に突出させるガイド
ピン31が固定されている。該ガイドロッド30は、ス
プリング32で上動方向に付勢されている。
【0025】上記チェンジレバー11の上部には、プッ
シュボタン24を有するノブ25の四角筒状の下部25
aを上方から差し込み係止する四角軸状のノブ固定部2
6が一体成形されている。該ノブ固定部26の外周は、
ノブ25の下部25aの外周とほぼ同径となるカバー2
9で被覆している。
シュボタン24を有するノブ25の四角筒状の下部25
aを上方から差し込み係止する四角軸状のノブ固定部2
6が一体成形されている。該ノブ固定部26の外周は、
ノブ25の下部25aの外周とほぼ同径となるカバー2
9で被覆している。
【0026】上記チェンジレバー11の上部に固定され
たノブ25内には、上記パイプ19とともにガイドロッ
ド30の上部が突出されると共に、該ノブ25内の左右
の側壁部に一体成形された左右のヒンジ受け部には、プ
ッシュボタン24の左右のヒンジ軸部24aがそれぞれ
回動自在に嵌め込み係止されて、ボタン部24bをノブ
25のボタン穴25cから外部に突出させている。
たノブ25内には、上記パイプ19とともにガイドロッ
ド30の上部が突出されると共に、該ノブ25内の左右
の側壁部に一体成形された左右のヒンジ受け部には、プ
ッシュボタン24の左右のヒンジ軸部24aがそれぞれ
回動自在に嵌め込み係止されて、ボタン部24bをノブ
25のボタン穴25cから外部に突出させている。
【0027】上記プッシュボタン24の後端部24cは
上記ガイドロッド30の上端に対向させると共に、該後
端部24cは、ノブ25内の上壁部に一体成形されたス
リット穴25d(図2参照)に一端部を差し込み係止し
たU字状の板ばね33の他端部で、上記ガイドロッド3
0のスプリング32の付勢力よりも強い付勢力で下方に
付勢されている。したがって、上記ガイドピン31は、
常時は、板ばね33の付勢力でガイドロッド30ととも
に下動位置Dに下動されているが、プッシュボタン24
のボタン部24bを板ばね33の付勢力に抗してプッシ
ュ操作すると、後端部24cが上方に揺動されて、スプ
リング32の付勢力によりガイドロッド30とともにガ
イドピン31が上動位置Uに上動されるようになる。
上記ガイドロッド30の上端に対向させると共に、該後
端部24cは、ノブ25内の上壁部に一体成形されたス
リット穴25d(図2参照)に一端部を差し込み係止し
たU字状の板ばね33の他端部で、上記ガイドロッド3
0のスプリング32の付勢力よりも強い付勢力で下方に
付勢されている。したがって、上記ガイドピン31は、
常時は、板ばね33の付勢力でガイドロッド30ととも
に下動位置Dに下動されているが、プッシュボタン24
のボタン部24bを板ばね33の付勢力に抗してプッシ
ュ操作すると、後端部24cが上方に揺動されて、スプ
リング32の付勢力によりガイドロッド30とともにガ
イドピン31が上動位置Uに上動されるようになる。
【0028】上記チェンジレバー11は、下動位置Dの
ガイドピン31が上記各ポジション規制溝13a,…の
いずれか1つに係合するようにシフト操作する。該チェ
ンジレバー11を他のポジションにシフト操作するとき
は、通常は、プッシュボタン24のプッシュ操作でガイ
ドピン31を上動位置Uに上動させる。
ガイドピン31が上記各ポジション規制溝13a,…の
いずれか1つに係合するようにシフト操作する。該チェ
ンジレバー11を他のポジションにシフト操作するとき
は、通常は、プッシュボタン24のプッシュ操作でガイ
ドピン31を上動位置Uに上動させる。
【0029】上記各構成において、特にキーインターロ
ックカム抜け止め構造は、ベースプレート10の回動ピ
ン17A,17Bのいずれか一方にキーインターロック
カム16の中心穴16cを軸方向の一方から嵌入した後
に、ベースプレート10の四角筒状の脚取り付け部18
に、インジケータ12の四角軸状の脚部12aを上方か
ら差し込み嵌合することにより、ロック穴18bにロッ
ク爪12eが係止ロックされて、ベースプレート10に
インジケータ12をワンタッチで取り付けられるように
なる。
ックカム抜け止め構造は、ベースプレート10の回動ピ
ン17A,17Bのいずれか一方にキーインターロック
カム16の中心穴16cを軸方向の一方から嵌入した後
に、ベースプレート10の四角筒状の脚取り付け部18
に、インジケータ12の四角軸状の脚部12aを上方か
ら差し込み嵌合することにより、ロック穴18bにロッ
ク爪12eが係止ロックされて、ベースプレート10に
インジケータ12をワンタッチで取り付けられるように
なる。
【0030】このインジケータ12をベースプレート1
0に取り付けるとき、インジケータ12の裏面の抜け止
め部12jがいずれかの回動ピン17A,17Bに嵌入
されたキーインターロックカム16の他面に対向するよ
うになるから、キーインターロックカム16が軸方向の
他方へ移動するのが阻止される。これにより、従来のよ
うなプッシュナット部品及びナット溝加工工数が削減で
き、組み立て工数も削減できるから、大幅なコストダウ
ンが図れるようになる。
0に取り付けるとき、インジケータ12の裏面の抜け止
め部12jがいずれかの回動ピン17A,17Bに嵌入
されたキーインターロックカム16の他面に対向するよ
うになるから、キーインターロックカム16が軸方向の
他方へ移動するのが阻止される。これにより、従来のよ
うなプッシュナット部品及びナット溝加工工数が削減で
き、組み立て工数も削減できるから、大幅なコストダウ
ンが図れるようになる。
【0031】また、インジケータ12の脚部12aは、
ベースプレート10の脚取り付け部18に上方から差し
込で嵌合させるだけで係止ロックされるから、インジケ
ータ12の組み立てと同時にキーインターロックカム1
6が抜け止めされるので、自動組み立てにも対応できる
ようになる。
ベースプレート10の脚取り付け部18に上方から差し
込で嵌合させるだけで係止ロックされるから、インジケ
ータ12の組み立てと同時にキーインターロックカム1
6が抜け止めされるので、自動組み立てにも対応できる
ようになる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のキーインターロックカムの抜け止め構造は、ベース
プレートのブラケット部の回動ピンに軸方向の一方から
キーインターロックカムの中心穴を嵌入させた後、イン
ジケータをベースプレートに取り付けると、インジケー
タに一体成形した抜け止め部により、キーインターロッ
クカムが軸方向の他方へ移動するのが阻止されるように
なるから、従来のようなプッシュナット部品が及びナッ
ト溝加工が削減でき、組み立て工数も削減できるから、
大幅なコストダウンが図れるようになり、実用的な価値
が大なるものである。また、インジケータは、ベースプ
レートの上方から差し込み嵌合するだけで、自動的に係
止ロックされるようにできるから、インジケータの組み
立てと同時にキーインターロックカムの抜け止めができ
るので、自動組み立てにも対応が可能となる。
明のキーインターロックカムの抜け止め構造は、ベース
プレートのブラケット部の回動ピンに軸方向の一方から
キーインターロックカムの中心穴を嵌入させた後、イン
ジケータをベースプレートに取り付けると、インジケー
タに一体成形した抜け止め部により、キーインターロッ
クカムが軸方向の他方へ移動するのが阻止されるように
なるから、従来のようなプッシュナット部品が及びナッ
ト溝加工が削減でき、組み立て工数も削減できるから、
大幅なコストダウンが図れるようになり、実用的な価値
が大なるものである。また、インジケータは、ベースプ
レートの上方から差し込み嵌合するだけで、自動的に係
止ロックされるようにできるから、インジケータの組み
立てと同時にキーインターロックカムの抜け止めができ
るので、自動組み立てにも対応が可能となる。
【図1】 本発明のチェンジ装置の分解斜視図である。
【図2】 チェンジレバーのノブ部分の断面図である。
【図3】 インジケータの取り付け構造であり、(A)
は斜視図、(B)は断面図である。
は斜視図、(B)は断面図である。
【図4】 変形例のインジケータの取り付け構造であ
り、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
り、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
【図5】 キーインターロックカムの抜け止め構造の断
面図である。
面図である。
【図6】 キーインターロックカムのスプリング取り付
け構造の要部斜視図である。
け構造の要部斜視図である。
【図7】 従来のチェンジ装置の分解斜視図である。
10 ベースプレート 11 チェンジレバー 11a ボス部 12 インジケータ 12a 脚部 12j 抜け止め部 16 キーインターロックカム 16c 中心穴 18 脚取り付け部 31 ガイドピン
Claims (1)
- 【請求項1】 チエンジレバーのボス部を前後回動自在
に支持する合成樹脂製のベースプレートに、チェンジレ
バーのシフトポジションを指示するインジケータの脚部
を取り付けるものにおいて、 上記ベースプレートに設けたガイドプレートの側方に、
チェンジレバーのガイドピンがパーキングポジションで
係合して回動されたとき、エンジンキーを抜き取り可能
とするキーインターロックカムが配置され、該キーイン
ターロックカムは、ベースプレートに設けたブラケット
部の回動ピンに軸方向の一方向から中心穴が嵌入されて
回動自在に支持されると共に、上記インジケータの裏面
に、キーインターロックカムが軸方向の他方へ移動する
のを阻止する抜け止め部を一体成形していることを特徴
とする自動車用チェンジレバーのキーインターロックカ
ム抜け止め構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35374795A JPH09188157A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35374795A JPH09188157A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止め構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09188157A true JPH09188157A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=18432953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35374795A Pending JPH09188157A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動車用チェンジレバーのキーインターロックカム抜け止め構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09188157A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016222234A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 富士機工株式会社 | シフトレバー装置 |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP35374795A patent/JPH09188157A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016222234A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 富士機工株式会社 | シフトレバー装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060131 |