JPH09105249A - 自動車用インサイドハンドル装置 - Google Patents
自動車用インサイドハンドル装置Info
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- JPH09105249A JPH09105249A JP20594196A JP20594196A JPH09105249A JP H09105249 A JPH09105249 A JP H09105249A JP 20594196 A JP20594196 A JP 20594196A JP 20594196 A JP20594196 A JP 20594196A JP H09105249 A JPH09105249 A JP H09105249A
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- handle
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B85/00—Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
- E05B85/10—Handles
- E05B85/12—Inner door handles
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B85/00—Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
- E05B85/10—Handles
- E05B85/12—Inner door handles
- E05B85/13—Inner door handles with a locking knob forming part of the inside door handle unit
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立て作業性を確保しつつ、ボディに対し
てハンドルとロックノブをガタ付きなく取り付けるこ
と。 【解決手段】 ボディ10の円孔部13Aにハンドル2
0の凸部23を弾性的に嵌合させることによって、ボデ
ィ10に対してハンドル20を回動自在に枢支し、ボデ
ィ10の枢支片部14に設けた凸部14Aに、ロックノ
ブ30の脚部32に設けた孔部を弾性的に嵌合させるこ
とによって、ボディ10に対してロックノブ30を回動
自在に枢支する。
てハンドルとロックノブをガタ付きなく取り付けるこ
と。 【解決手段】 ボディ10の円孔部13Aにハンドル2
0の凸部23を弾性的に嵌合させることによって、ボデ
ィ10に対してハンドル20を回動自在に枢支し、ボデ
ィ10の枢支片部14に設けた凸部14Aに、ロックノ
ブ30の脚部32に設けた孔部を弾性的に嵌合させるこ
とによって、ボディ10に対してロックノブ30を回動
自在に枢支する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組み立て作業性の
優れた自動車用インサイドハンドル装置に関するもので
ある。
優れた自動車用インサイドハンドル装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車用インサイドハン
ドル装置としては、実公平5−29309号に記載のも
のが知られてる。
ドル装置としては、実公平5−29309号に記載のも
のが知られてる。
【0003】かかる装置は、ドアに固定されるボディ
に、ドアロック装置に連係されるハンドルおよびロック
ノブを回動自在に枢支するために、特別な回動軸部品を
必要とせず、ボディとハンドルとの対向部に設けた一対
の孔と突起との弾性的なスナップ作用を伴う嵌合によっ
て、ボディに対してハンドルを回動自在に枢支し、さら
に、ハンドルとロックノブとの対向部に設けた一対の孔
と突起との弾性的なスナップ作用を伴う嵌合によって、
ハンドルに対してロックノブを回動自在に枢支する構成
となっている。また、ハンドルを一方の回動方向に付勢
するためのスプリングは、ロックノブの内部に配置され
ている。
に、ドアロック装置に連係されるハンドルおよびロック
ノブを回動自在に枢支するために、特別な回動軸部品を
必要とせず、ボディとハンドルとの対向部に設けた一対
の孔と突起との弾性的なスナップ作用を伴う嵌合によっ
て、ボディに対してハンドルを回動自在に枢支し、さら
に、ハンドルとロックノブとの対向部に設けた一対の孔
と突起との弾性的なスナップ作用を伴う嵌合によって、
ハンドルに対してロックノブを回動自在に枢支する構成
となっている。また、ハンドルを一方の回動方向に付勢
するためのスプリングは、ロックノブの内部に配置され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
装置は、ボディに対してハンドルを枢支し、さらに、そ
のハンドルに対してロックノブを枢支するため、それら
3者の部品の寸法のばら付きによって、特にロックノブ
にガタ付きが生じやすく、そのようなガタ付きを回避す
べく、それら3者の部品の精度を管理することも難しか
った。
装置は、ボディに対してハンドルを枢支し、さらに、そ
のハンドルに対してロックノブを枢支するため、それら
3者の部品の寸法のばら付きによって、特にロックノブ
にガタ付きが生じやすく、そのようなガタ付きを回避す
べく、それら3者の部品の精度を管理することも難しか
った。
【0005】また、ロックノブの内部に配置されたスプ
リングは、ハンドル操作時の変形によってロックノブの
内面に当たって、その操作性を損なうおそれもあった。
しかも、ロックノブの取付け時におけるロックノブ自体
の弾性変形を考慮した上、その内部におけるスプリング
の収容空間を確保しなければならないため、ロックノブ
の大型化を招くという問題もあった。
リングは、ハンドル操作時の変形によってロックノブの
内面に当たって、その操作性を損なうおそれもあった。
しかも、ロックノブの取付け時におけるロックノブ自体
の弾性変形を考慮した上、その内部におけるスプリング
の収容空間を確保しなければならないため、ロックノブ
の大型化を招くという問題もあった。
【0006】本発明の目的は、組み立て作業性に優れ、
しかもボディに対してハンドルとロックノブをガタ付き
なく取り付けることができる自動車用インサイドハンド
ル装置を提供することにある。
しかもボディに対してハンドルとロックノブをガタ付き
なく取り付けることができる自動車用インサイドハンド
ル装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、ドアロック装
置との連係用のロッドをロックノブに連結するときの作
業性の向上を図ることにある。
置との連係用のロッドをロックノブに連結するときの作
業性の向上を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用インサ
イドハンドル装置は、ドアに取り付けられるボディと、
前記ボディに回動自在に枢支されかつドアロック装置に
連係されるハンドルおよびロックノブと、前記ハンドル
を一方の回動方向に付勢するスプリングとを備えた自動
車用インサイドハンドル装置において、前記ハンドルの
回動軸線上に位置する前記ボディと前記ハンドルとの2
組の対向部のそれぞれに、弾性的にかつ前記ハンドルの
回動軸線を中心として回動自在に凹凸嵌合する第1の枢
支部を設け、前記ロックノブの回動軸線上に位置する前
記ボディと前記ロックノブとの2組の対向部のそれぞれ
に、弾性的にかつ前記ロックノブの回動軸線を中心とし
て回動自在に凹凸嵌合する第2の枢支部を設けたことを
特徴とする。
イドハンドル装置は、ドアに取り付けられるボディと、
前記ボディに回動自在に枢支されかつドアロック装置に
連係されるハンドルおよびロックノブと、前記ハンドル
を一方の回動方向に付勢するスプリングとを備えた自動
車用インサイドハンドル装置において、前記ハンドルの
回動軸線上に位置する前記ボディと前記ハンドルとの2
組の対向部のそれぞれに、弾性的にかつ前記ハンドルの
回動軸線を中心として回動自在に凹凸嵌合する第1の枢
支部を設け、前記ロックノブの回動軸線上に位置する前
記ボディと前記ロックノブとの2組の対向部のそれぞれ
に、弾性的にかつ前記ロックノブの回動軸線を中心とし
て回動自在に凹凸嵌合する第2の枢支部を設けたことを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0010】(第1の実施例)図1は、本発明の一実施
例の自動車用インサイドハンドル装置の分解斜視図、図
2は、その組み立て方向を説明するための側面図、図3
は図2のIII矢視図である。本例の自動車用インサイ
ドハンドル装置は、ボディ10、ハンドル20、ロック
ノブ30、およびスプリング40によって構成されてい
る。
例の自動車用インサイドハンドル装置の分解斜視図、図
2は、その組み立て方向を説明するための側面図、図3
は図2のIII矢視図である。本例の自動車用インサイ
ドハンドル装置は、ボディ10、ハンドル20、ロック
ノブ30、およびスプリング40によって構成されてい
る。
【0011】ボディ10はドアに固定される合成樹脂製
のものであり、凹形状とされた中央部11の一側寄りの
位置に貫通孔12が形成され、その貫通孔12の左右の
側縁部から下方に延在する左右の側面部13には、ハン
ドル20を枢支するための左右の円孔部13A(凹部)
が形成されている。また、側面部13の内面は図3に示
すように部分的に肉薄とされて、その下端から円孔部1
3Aに至る間に傾斜面13Bが形成されている。貫通孔
12の図2中左側の縁部に設けられた左右の枢支片部1
4には、図3に示すように、ロックノブ30を枢支する
ための円柱状の左右の凸部14Aが対向して形成されて
いる。この凸部14Aは円孔部13Aと同一の軸線O上
に位置し、また、その頭部は図3のように傾斜されてい
る。また、ボディ10には、貫通孔12の図2中左側の
縁部から、左右の枢支片部14に連続する左右の円弧状
のカバー部15が形成されている。左右の枢支片部14
の間には、スプリング40の係止部16が設けられてい
る。17は、ボディ10をドアに固定するためのフック
部である。
のものであり、凹形状とされた中央部11の一側寄りの
位置に貫通孔12が形成され、その貫通孔12の左右の
側縁部から下方に延在する左右の側面部13には、ハン
ドル20を枢支するための左右の円孔部13A(凹部)
が形成されている。また、側面部13の内面は図3に示
すように部分的に肉薄とされて、その下端から円孔部1
3Aに至る間に傾斜面13Bが形成されている。貫通孔
12の図2中左側の縁部に設けられた左右の枢支片部1
4には、図3に示すように、ロックノブ30を枢支する
ための円柱状の左右の凸部14Aが対向して形成されて
いる。この凸部14Aは円孔部13Aと同一の軸線O上
に位置し、また、その頭部は図3のように傾斜されてい
る。また、ボディ10には、貫通孔12の図2中左側の
縁部から、左右の枢支片部14に連続する左右の円弧状
のカバー部15が形成されている。左右の枢支片部14
の間には、スプリング40の係止部16が設けられてい
る。17は、ボディ10をドアに固定するためのフック
部である。
【0012】ハンドル20は合成樹脂製であり、平面略
U字状の操作部21と、その基端部を連結するブリッジ
部22とによって、平面略ロ字状に形成されている。操
作部21の左右の外側部には、外方に突出する左右の凸
部23が形成されており、この凸部23とボディ10の
円孔部13Aによって、ハンドル20を回動自在に枢支
するための第1の枢支部が構成されている。凸部23の
基端には階段状にフランジ部23Aが形成されており、
図3に示すように、左右のフランジ部23Aの間の距離
aは、ボディ10における左右の円孔部13Aの内周縁
間の距離bよりも若干大きく設定されている。凸部23
の先端面は図3に示すように傾斜されている。操作部2
1の左右の内側部には円柱状の左右のガイド部24が突
出形成され、その頭部には、拡径する円板状の規制壁
(スプリング規制部)25が形成されている。規制壁2
5とガイド部24との間には、図3に示すように円錐状
の傾斜面部24Aが形成されている。
U字状の操作部21と、その基端部を連結するブリッジ
部22とによって、平面略ロ字状に形成されている。操
作部21の左右の外側部には、外方に突出する左右の凸
部23が形成されており、この凸部23とボディ10の
円孔部13Aによって、ハンドル20を回動自在に枢支
するための第1の枢支部が構成されている。凸部23の
基端には階段状にフランジ部23Aが形成されており、
図3に示すように、左右のフランジ部23Aの間の距離
aは、ボディ10における左右の円孔部13Aの内周縁
間の距離bよりも若干大きく設定されている。凸部23
の先端面は図3に示すように傾斜されている。操作部2
1の左右の内側部には円柱状の左右のガイド部24が突
出形成され、その頭部には、拡径する円板状の規制壁
(スプリング規制部)25が形成されている。規制壁2
5とガイド部24との間には、図3に示すように円錐状
の傾斜面部24Aが形成されている。
【0013】また、操作部21の左右の側部には、スプ
リング40の端部を係止するための左右の係止孔26
と、図示しないドアロック装置に連係されるロッドR1
(図6参照)の端部を係止可能な可能な左右の連結孔2
7が形成されている。そのロッドR1の端部はL字状に
折曲されており、その先端が左右の連結孔27のいずれ
かに差し込まれることによって、その連結孔27に係止
される。
リング40の端部を係止するための左右の係止孔26
と、図示しないドアロック装置に連係されるロッドR1
(図6参照)の端部を係止可能な可能な左右の連結孔2
7が形成されている。そのロッドR1の端部はL字状に
折曲されており、その先端が左右の連結孔27のいずれ
かに差し込まれることによって、その連結孔27に係止
される。
【0014】ロックノブ30は合成樹脂製であり、表面
部31の内面には、その中央部から下方に延在してボデ
ィ10の左右の枢支片部14の間に嵌入する脚部32が
形成されている。この脚部32には、図3に示すような
孔部(凹部)32Aが形成されており、この孔部32A
とボディ10の凸部14Aとによって、ロックノブ30
を回動自在に枢支するための第2の枢支部が構成されて
いる。また脚部32に下端には、図示しないドアロック
装置に連係されるロッドR2(図6参照)の端部を係止
可能な連結孔32Bが形成されている。そのロッドR2
の端部はL字状に折曲されており、その先端が連結孔3
2Bの左右の開口部のいずれか一方側から差し込まれる
ことによって、その連結孔32Bに係止される。
部31の内面には、その中央部から下方に延在してボデ
ィ10の左右の枢支片部14の間に嵌入する脚部32が
形成されている。この脚部32には、図3に示すような
孔部(凹部)32Aが形成されており、この孔部32A
とボディ10の凸部14Aとによって、ロックノブ30
を回動自在に枢支するための第2の枢支部が構成されて
いる。また脚部32に下端には、図示しないドアロック
装置に連係されるロッドR2(図6参照)の端部を係止
可能な連結孔32Bが形成されている。そのロッドR2
の端部はL字状に折曲されており、その先端が連結孔3
2Bの左右の開口部のいずれか一方側から差し込まれる
ことによって、その連結孔32Bに係止される。
【0015】表面部31の図2中右側には、脚部32の
左右の側方に位置する左右の舌部33が下方に延在する
ように形成されている。連結孔32Bに係止されるロッ
ドR2の端部は、左右の舌部33の一方と脚部32との
間に位置して左右方向の位置が規制されるようになって
いる。したがって、舌部33は、ロッドR2の先端が連
結孔32Bから抜け出ることを防止する抜け止め手段を
成している。また、表面部31の左右の側面部34に
は、ハンドル20のガイド部24にガイドされるガイド
孔部34Aと、そのガイド孔部34Aから側面部34の
下端に至る平面扇状の切り欠き部34Bが形成されてい
る。
左右の側方に位置する左右の舌部33が下方に延在する
ように形成されている。連結孔32Bに係止されるロッ
ドR2の端部は、左右の舌部33の一方と脚部32との
間に位置して左右方向の位置が規制されるようになって
いる。したがって、舌部33は、ロッドR2の先端が連
結孔32Bから抜け出ることを防止する抜け止め手段を
成している。また、表面部31の左右の側面部34に
は、ハンドル20のガイド部24にガイドされるガイド
孔部34Aと、そのガイド孔部34Aから側面部34の
下端に至る平面扇状の切り欠き部34Bが形成されてい
る。
【0016】スプリング40は、左右対称的に構成され
たねじりコイルバネ形態であり、左右のコイル部40A
がボディ10のカバー部15内に位置するように配置さ
れて、その中間部40Bがボディ10の係止部16に係
止され、かつ両端部40Cがハンドル20の係止孔26
内に係止されるようになっている。
たねじりコイルバネ形態であり、左右のコイル部40A
がボディ10のカバー部15内に位置するように配置さ
れて、その中間部40Bがボディ10の係止部16に係
止され、かつ両端部40Cがハンドル20の係止孔26
内に係止されるようになっている。
【0017】次に、このようなインサイドハンドル装置
の組み立て手順について説明する。図4は組み立てられ
たインサイドハンドル装置の平面図、図5は図4のV−
V線に沿う断面図、図6は図5のVI−VI線に沿う拡
大断面図である。
の組み立て手順について説明する。図4は組み立てられ
たインサイドハンドル装置の平面図、図5は図4のV−
V線に沿う断面図、図6は図5のVI−VI線に沿う拡
大断面図である。
【0018】まず、図2および図3のように、ボディ1
0の貫通孔12内に、その下側から、操作部21を上方
にした起立状態のハンドル20を差し込み、ボディ10
の傾斜面13Bに沿ってハンドル20の凸部23を滑ら
せて、その凸部23を円孔部13Aと嵌合させる。その
際、凸部23の頭部の傾斜と傾斜面13Bとによって、
凸部23はスムーズに円孔部13A内に入り込む。ま
た、凸部23が円孔部13A内に入り込むまでの間は、
ボディ10とハンドル20が強制的に弾性変形させら
れ、そして凸部23が円孔部13Aと対向したときに、
ボディ10とハンドル20の弾性復帰のスナップ作用に
よって、凸部23と円孔部13Aとが嵌合する。このよ
うにして、ボディ10に対してハンドル20が軸線Oを
中心として回動自在に枢支される。なお、フランジ部2
3Aがボディ10との回動時の摺接面とされる。
0の貫通孔12内に、その下側から、操作部21を上方
にした起立状態のハンドル20を差し込み、ボディ10
の傾斜面13Bに沿ってハンドル20の凸部23を滑ら
せて、その凸部23を円孔部13Aと嵌合させる。その
際、凸部23の頭部の傾斜と傾斜面13Bとによって、
凸部23はスムーズに円孔部13A内に入り込む。ま
た、凸部23が円孔部13A内に入り込むまでの間は、
ボディ10とハンドル20が強制的に弾性変形させら
れ、そして凸部23が円孔部13Aと対向したときに、
ボディ10とハンドル20の弾性復帰のスナップ作用に
よって、凸部23と円孔部13Aとが嵌合する。このよ
うにして、ボディ10に対してハンドル20が軸線Oを
中心として回動自在に枢支される。なお、フランジ部2
3Aがボディ10との回動時の摺接面とされる。
【0019】その後、図2および図3のように、ボディ
10の貫通孔12内に、その上側からロックノブ30を
差し込み、切り欠き部34B内にてハンドル20のガイ
ド部24をガイドしつつ、脚部32をボディ10の左右
の枢支片部14の間に入り込ませて、その孔部32A内
に凸部14Aを嵌合させる。その際、切り欠き部34B
が下方に拡大する平面扇状に形成されているため、ガイ
ド部24は孔部34A内にスムーズに入り込む。この結
果、ロックノブ30がガイドされつつ差し込まれ、ボデ
ィ10の凸部14Aの頭部が傾斜していることと相俟っ
て、ロックノブ30の脚部32が左右の枢支片部14の
間にスムーズに入り込むことになる。また、孔部32A
内に凸部14Aが入り込むまでの間は、枢支片部14が
強制的に弾性変形させられ、そして孔部32Aと凸部1
4Aとが対向したときに、枢支片部14の弾性復帰のス
ナップ作用によって、孔部32Aと凸部14Aとが嵌合
する。このようにして、ボディ10に対してロックノブ
30が軸線Oを中心として回動自在に枢支され、かつハ
ンドル20の左右のガイド部24によって、ロックノブ
30のガタ付きが防止されることになる。
10の貫通孔12内に、その上側からロックノブ30を
差し込み、切り欠き部34B内にてハンドル20のガイ
ド部24をガイドしつつ、脚部32をボディ10の左右
の枢支片部14の間に入り込ませて、その孔部32A内
に凸部14Aを嵌合させる。その際、切り欠き部34B
が下方に拡大する平面扇状に形成されているため、ガイ
ド部24は孔部34A内にスムーズに入り込む。この結
果、ロックノブ30がガイドされつつ差し込まれ、ボデ
ィ10の凸部14Aの頭部が傾斜していることと相俟っ
て、ロックノブ30の脚部32が左右の枢支片部14の
間にスムーズに入り込むことになる。また、孔部32A
内に凸部14Aが入り込むまでの間は、枢支片部14が
強制的に弾性変形させられ、そして孔部32Aと凸部1
4Aとが対向したときに、枢支片部14の弾性復帰のス
ナップ作用によって、孔部32Aと凸部14Aとが嵌合
する。このようにして、ボディ10に対してロックノブ
30が軸線Oを中心として回動自在に枢支され、かつハ
ンドル20の左右のガイド部24によって、ロックノブ
30のガタ付きが防止されることになる。
【0020】ボディ10に対するロックノブ30の取付
けに前後して、スプリング40を取り付ける。すなわ
ち、図2および図3のように、ボディ10の貫通孔12
の下側からスプリング40を差し込み、左右のコイル部
40Aのそれぞれを対応する左右のカバー部15の下側
に配置し、中間部40Bをボディ10の係止部16に係
止させると共に、左右の端部40Cのそれぞれを対応す
るハンドル20の左右の係止孔26に係止させる。この
ようにセットされたスプリング40は、そのスプリング
力によってハンドル20を図6中の矢印A1の回動方向
に付勢する。
けに前後して、スプリング40を取り付ける。すなわ
ち、図2および図3のように、ボディ10の貫通孔12
の下側からスプリング40を差し込み、左右のコイル部
40Aのそれぞれを対応する左右のカバー部15の下側
に配置し、中間部40Bをボディ10の係止部16に係
止させると共に、左右の端部40Cのそれぞれを対応す
るハンドル20の左右の係止孔26に係止させる。この
ようにセットされたスプリング40は、そのスプリング
力によってハンドル20を図6中の矢印A1の回動方向
に付勢する。
【0021】このように組み立てられたインサイドハン
ドル装置は、図6に示すように自動車のドア1に取り付
けられると共に、ハンドル20とロックノブ30のそれ
ぞれが第1、第2のロッドR1,R2を介して図示しな
いドアロック装置に連結される。ハンドル20は、通
常、図6のような矢印A1方向の回動限位置に保持され
て、そのストッパー部28がボディ10の平面部18に
当接している。そして、ハンドル20を矢印A2方向に
回動操作することによって、図7のようにロッドR1が
矢印B方向に引き操作される。同様に、ロックノブ30
を矢印A2方向に回動操作することによって、ロッドR
2が矢印C方向に引き操作される。このように、ハンド
ル20とロックノブ30は独立して回動操作が可能であ
る。
ドル装置は、図6に示すように自動車のドア1に取り付
けられると共に、ハンドル20とロックノブ30のそれ
ぞれが第1、第2のロッドR1,R2を介して図示しな
いドアロック装置に連結される。ハンドル20は、通
常、図6のような矢印A1方向の回動限位置に保持され
て、そのストッパー部28がボディ10の平面部18に
当接している。そして、ハンドル20を矢印A2方向に
回動操作することによって、図7のようにロッドR1が
矢印B方向に引き操作される。同様に、ロックノブ30
を矢印A2方向に回動操作することによって、ロッドR
2が矢印C方向に引き操作される。このように、ハンド
ル20とロックノブ30は独立して回動操作が可能であ
る。
【0022】ところで、円孔部13Aと凸部23との嵌
合によってボディ10に対してハンドル20が回動自在
に枢支され、また凸部14Aと孔部32Aとの嵌合によ
ってボディ10に対してロックノブ30が回動自在に枢
支されて、結果的に、ボディ10に対してハンドル20
とロックノブ30とが個別に枢支されることになるた
め、ボディ10とハンドル20との2部品の精度管理に
よってハンドル20のガタ付きを確実に抑え、ボディ1
0とロックノブ30との2部品間の精度管理によってロ
ックノブ30のガタ付きを確実に抑えることができる。
しかも、ハンドル20とロックノブ30は、互いに干渉
し合うことなく個別に独立して回動操作が可能であるた
め、一方の回動操作時に他方が引き連られるようにして
不本意に回動することもない。さらに、ハンドル20の
ガイド部24とロックノブ30の孔部34Aとによっ
て、ロックノブ30のガタ付きがより確実に抑えられる
ことにもなる。
合によってボディ10に対してハンドル20が回動自在
に枢支され、また凸部14Aと孔部32Aとの嵌合によ
ってボディ10に対してロックノブ30が回動自在に枢
支されて、結果的に、ボディ10に対してハンドル20
とロックノブ30とが個別に枢支されることになるた
め、ボディ10とハンドル20との2部品の精度管理に
よってハンドル20のガタ付きを確実に抑え、ボディ1
0とロックノブ30との2部品間の精度管理によってロ
ックノブ30のガタ付きを確実に抑えることができる。
しかも、ハンドル20とロックノブ30は、互いに干渉
し合うことなく個別に独立して回動操作が可能であるた
め、一方の回動操作時に他方が引き連られるようにして
不本意に回動することもない。さらに、ハンドル20の
ガイド部24とロックノブ30の孔部34Aとによっ
て、ロックノブ30のガタ付きがより確実に抑えられる
ことにもなる。
【0023】また、カバー部15がスプリング40を覆
うことによって、見栄えが良くなると共に、隙間をなく
して室内の空気が外部に漏れ出すことを防止するするこ
とができる。さらに、ハンドル20の規制壁25がスプ
リング40の位置を規制することにより、スプリング4
0とロックノブ30との干渉が回避される。
うことによって、見栄えが良くなると共に、隙間をなく
して室内の空気が外部に漏れ出すことを防止するするこ
とができる。さらに、ハンドル20の規制壁25がスプ
リング40の位置を規制することにより、スプリング4
0とロックノブ30との干渉が回避される。
【0024】加えて、ブリッジ部22によって、ハンド
ル20を平面略ロ字状とすることにより、ハンドル20
の剛性が向上すると共に、ハンドル20の弾性変形量を
大きく設定してハンドル20の取付け作業性を向上さ
せ、さらに、枢支部の係合の程度を大きくして係合強度
を向上させることができる。ハンドル20の剛性や弾性
変形量は、ブリッジ部22の断面形状などに応じて設定
することができる。
ル20を平面略ロ字状とすることにより、ハンドル20
の剛性が向上すると共に、ハンドル20の弾性変形量を
大きく設定してハンドル20の取付け作業性を向上さ
せ、さらに、枢支部の係合の程度を大きくして係合強度
を向上させることができる。ハンドル20の剛性や弾性
変形量は、ブリッジ部22の断面形状などに応じて設定
することができる。
【0025】なお、ハンドル20を枢支するための円孔
部13Aと凸部23は、上述した実施例とは逆に、ボデ
ィ10側に凸部23を設け、ハンドル20側に円孔部1
3Aを設けるようにしてもよい。同様に、ロックノブ3
0を枢支するための凸部14Aと孔部32Aは、上述し
た実施例とは逆に、ボディ10の枢支片部14側に孔部
32Aを設け、ロックノブ30の脚部32側に凸部14
Aを設けるようにしてもよい。要は、ボディ10に対し
て、ハンドル20とロックノブ30が個別に凹凸嵌合に
より回動自在に枢支できればよい。
部13Aと凸部23は、上述した実施例とは逆に、ボデ
ィ10側に凸部23を設け、ハンドル20側に円孔部1
3Aを設けるようにしてもよい。同様に、ロックノブ3
0を枢支するための凸部14Aと孔部32Aは、上述し
た実施例とは逆に、ボディ10の枢支片部14側に孔部
32Aを設け、ロックノブ30の脚部32側に凸部14
Aを設けるようにしてもよい。要は、ボディ10に対し
て、ハンドル20とロックノブ30が個別に凹凸嵌合に
より回動自在に枢支できればよい。
【0026】また、スプリング40の端部40Cは、図
8のように、ハンドル20のブリッジ部22における段
差部22Aに係止させるようにしてもよい。スプリング
40を図8中の下方から取り付ける際に、端部40Cを
一時的に矢印D1方向に変形させてから、その端部40
Cの弾性復元力による矢印D2方向のスナップ作用によ
って、その端部40Cを段差部22Aに係止させること
ができる。つまり、スプリング40は、図8中の下方か
ら押し込むだけでより簡単に取り付けられることにな
る。
8のように、ハンドル20のブリッジ部22における段
差部22Aに係止させるようにしてもよい。スプリング
40を図8中の下方から取り付ける際に、端部40Cを
一時的に矢印D1方向に変形させてから、その端部40
Cの弾性復元力による矢印D2方向のスナップ作用によ
って、その端部40Cを段差部22Aに係止させること
ができる。つまり、スプリング40は、図8中の下方か
ら押し込むだけでより簡単に取り付けられることにな
る。
【0027】(第2の実施例)図9から図15は、本発
明の他の実施例を説明するための図であり、前述した実
施例と同様の部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
明の他の実施例を説明するための図であり、前述した実
施例と同様の部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0028】本例の場合は、ロックノブ30の脚部32
における図9中の左右の側面のそれぞれに、第1、第
2、第3の突起部としてのリブ32C、32D、32E
が形成されている。これらのリブ32C、32D、32
Eは図10のように下方に延在し、その順にしたがって
短くなるように長さが設定されている。第1のリブ32
Cは、図11のようにロックノブ30をボディ10に取
付ける際に、ボディ10の枢支片部14のガイド面14
Bにガイドされ、ロックノブ30の位置を規制する。し
たがって、ロックノブ30は、その第1のリブ32Cが
ガイド面14Bにガイドされつつ図11中の上方から取
り付けられて、その孔部32Aが凸部14Aと嵌合する
ことになり、ロックノブ30の取付け作業性が向上す
る。
における図9中の左右の側面のそれぞれに、第1、第
2、第3の突起部としてのリブ32C、32D、32E
が形成されている。これらのリブ32C、32D、32
Eは図10のように下方に延在し、その順にしたがって
短くなるように長さが設定されている。第1のリブ32
Cは、図11のようにロックノブ30をボディ10に取
付ける際に、ボディ10の枢支片部14のガイド面14
Bにガイドされ、ロックノブ30の位置を規制する。し
たがって、ロックノブ30は、その第1のリブ32Cが
ガイド面14Bにガイドされつつ図11中の上方から取
り付けられて、その孔部32Aが凸部14Aと嵌合する
ことになり、ロックノブ30の取付け作業性が向上す
る。
【0029】さらに、第1のリブ32Cは、図10のよ
うにロッドR2の連結部としての連結孔32Bの側方に
位置している。したがって、図12中の矢印E方向から
ロッドR2を組み付けて、そのL字状の端部を連結孔3
2B内に連結させる際、そのL字状の端部が第1のリブ
32Cに突き当たって、連結孔32Bとの対向位置に規
制され、ロッドR2の連結の作業性が向上することにな
る。また、図12中の矢印E方向からのロッドR2の組
み付け時に、そのL字状の端部が連結孔32Bの位置か
ら図12中の上方に大きくずれた場合には、そのL字状
の端部が第2、第3のリブ32D、32Eに当たる。し
たがって、ロッドR2を連結孔32Bの位置から上方に
大きく外すことなく組み付けることができて、その連結
の作業性がより向上することになる。
うにロッドR2の連結部としての連結孔32Bの側方に
位置している。したがって、図12中の矢印E方向から
ロッドR2を組み付けて、そのL字状の端部を連結孔3
2B内に連結させる際、そのL字状の端部が第1のリブ
32Cに突き当たって、連結孔32Bとの対向位置に規
制され、ロッドR2の連結の作業性が向上することにな
る。また、図12中の矢印E方向からのロッドR2の組
み付け時に、そのL字状の端部が連結孔32Bの位置か
ら図12中の上方に大きくずれた場合には、そのL字状
の端部が第2、第3のリブ32D、32Eに当たる。し
たがって、ロッドR2を連結孔32Bの位置から上方に
大きく外すことなく組み付けることができて、その連結
の作業性がより向上することになる。
【0030】連結孔32Bに対しては、図13中の左右
のいずれからもロッドR2を差し込んで連結することが
でき、また連結孔32Bに連結されたロッドR2は、図
13のように舌部33によって抜け止めされる。ロッド
R2を連結孔32Bに連結させる際には、舌部33の弾
性変形などを伴いながら、ロッドR2のL字状の端部を
図12中の矢印E方向からこじ入れるようにすればよ
い。
のいずれからもロッドR2を差し込んで連結することが
でき、また連結孔32Bに連結されたロッドR2は、図
13のように舌部33によって抜け止めされる。ロッド
R2を連結孔32Bに連結させる際には、舌部33の弾
性変形などを伴いながら、ロッドR2のL字状の端部を
図12中の矢印E方向からこじ入れるようにすればよ
い。
【0031】ハンドル20とロックノブ30が矢印A1
方向の回動限位置に保持されている状態を図14に示
し、それらが矢印A2方向に回動操作されたときの状態
を図15に示す。第2、第3のリブ32D、32Eは、
それらの長さが短く設定されかつ下端が傾斜されている
ため、図15のようなロックノブ30の回動状態におい
てロッドR2と干渉することはない。
方向の回動限位置に保持されている状態を図14に示
し、それらが矢印A2方向に回動操作されたときの状態
を図15に示す。第2、第3のリブ32D、32Eは、
それらの長さが短く設定されかつ下端が傾斜されている
ため、図15のようなロックノブ30の回動状態におい
てロッドR2と干渉することはない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
インサイドハンドル装置は、ボディとハンドルを弾性的
に凹凸嵌合させることによってハンドルを回動自在に枢
支し、またボディとロックノブを弾性的に凹凸嵌合させ
ることによってロックノブを回動自在に枢支し、結果的
に、ボディに対してハンドルとロックノブとを個別に枢
支するため、ボディとハンドルとの2部品の精度管理に
よってハンドルのガタ付きを確実に抑え、同様に、ボデ
ィとロックノブとの2部品の精度管理によってロックノ
ブのガタ付きを確実に抑えることができる。
インサイドハンドル装置は、ボディとハンドルを弾性的
に凹凸嵌合させることによってハンドルを回動自在に枢
支し、またボディとロックノブを弾性的に凹凸嵌合させ
ることによってロックノブを回動自在に枢支し、結果的
に、ボディに対してハンドルとロックノブとを個別に枢
支するため、ボディとハンドルとの2部品の精度管理に
よってハンドルのガタ付きを確実に抑え、同様に、ボデ
ィとロックノブとの2部品の精度管理によってロックノ
ブのガタ付きを確実に抑えることができる。
【0033】また、ボディに対するロックノブの取付け
時にボディにガイドされてロックノブの位置を規制する
突起部をロックノブに設けることにより、ロックノブの
取付けの作業性をより一層向上させることができ、さら
に、ドアロック装置との連係用ロッドをロックノブに連
結するときに、その突起部によってロッドの位置を規制
することにより、ロッドの連結時の作業性をも向上させ
ることができる。
時にボディにガイドされてロックノブの位置を規制する
突起部をロックノブに設けることにより、ロックノブの
取付けの作業性をより一層向上させることができ、さら
に、ドアロック装置との連係用ロッドをロックノブに連
結するときに、その突起部によってロッドの位置を規制
することにより、ロッドの連結時の作業性をも向上させ
ることができる。
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】図1のインサイドハンドル装置の組み立て方向
を説明するための側面図である。
を説明するための側面図である。
【図3】図2のIII 矢視図である。
【図4】図1のインサイドハンドル装置の平面図であ
る。
る。
【図5】図4のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】ハンドルの操作状態における図6と同様の図で
ある。
ある。
【図8】図1に示すスプリングの取付け構造の他の例を
説明するための要部の側面図である。
説明するための要部の側面図である。
【図9】本発明の他の実施例の要部の分解正面図であ
る。
る。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図9のインサイドハンドル装置の要部の分解
側面図である。
側面図である。
【図12】図9のインサイドハンドル装置の要部の断面
図である。
図である。
【図13】図9のインサイドハンドル装置の正面図であ
る。
る。
【図14】図9のインサイドハンドル装置の非操作時の
断面図である。
断面図である。
【図15】図9のインサイドハンドル装置の操作時の断
面図である。
面図である。
【符号の説明】 1 ドア 10 ボディ 13A 円孔部(凹部) 14A 凸部 20 ハンドル 23 凸部 30 ロックノブ 32A 孔部(凹部) 32B 連結孔(連結部) 32C,32D,32E リブ(突起部) 40 スプリング R1,R2 ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 隆行 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 ドアに取り付けられるボディと、前記ボ
ディに回動自在に枢支されかつドアロック装置に連係さ
れるハンドルおよびロックノブと、前記ハンドルを一方
の回動方向に付勢するスプリングとを備えた自動車用イ
ンサイドハンドル装置において、 前記ハンドルの回動軸線上に位置する前記ボディと前記
ハンドルとの2組の対向部のそれぞれに、弾性的にかつ
前記ハンドルの回動軸線を中心として回動自在に凹凸嵌
合する第1の枢支部を設け、 前記ロックノブの回動軸線上に位置する前記ボディと前
記ロックノブとの2組の対向部のそれぞれに、弾性的に
かつ前記ロックノブの回動軸線を中心として回動自在に
凹凸嵌合する第2の枢支部を設けたことを特徴とする自
動車用インサイドハンドル装置。 - 【請求項2】 前記ボディは、凹形状とされた中央部の
一側寄りの位置に貫通孔を有し、 前記ハンドルは、前記貫通孔から突出する略U字状のハ
ンドル操作部を有し、 前記ロックノブは、前記貫通孔から突出して前記ハンド
ル操作部の内側に位置するロックノブ操作部を有し、 前記第1の枢支部は、前記ボディの貫通孔の内側部と前
記ハンドル操作部の基端との対向部のそれぞれに設けら
れて互いに嵌合する凹部および凸部を有し、 前記第2の枢支部は、前記貫通孔の略中央に位置するよ
うに前記ボディに設けられた枢支片部と前記ロックノブ
操作部の基端との対向部のそれぞれに設けられて互いに
嵌合する凹部および凸部を有することを特徴とする請求
項1に記載の自動車用インサイドハンドル装置。 - 【請求項3】 前記ボディの貫通孔内に前記スプリング
を配置し、前記ボディに、前記貫通孔から露出する前記
スプリングの外周部を覆うカバーを設けたことを特徴と
する請求項2に記載の自動車用インサイドハンドル装
置。 - 【請求項4】 前記ハンドルに、前記ボディの枢支片部
との対向面間にて前記スプリングの位置を規制するスプ
リング規制部を設けたことを特徴とする請求項2または
3に記載の自動車用インサイドハンドル装置。 - 【請求項5】 前記ハンドルのハンドル操作部の基端部
の間にブリッジ部を設けて、前記ハンドルを平面略ロ字
状としたことを特徴とする請求項2から4のいずれかに
記載の自動車用インサイドハンドル装置。 - 【請求項6】 前記ロックノブに、前記ドアロック装置
に連係されるロッドが連結可能な連結部を設け、 前記ロックノブに、前記ボディに対する前記ロックノブ
の取付け時に、前記ボディにガイドされて前記ロックノ
ブの位置を規制する突起部を設けたことを特徴とする請
求項1から5のいずれかに記載の自動車用インサイドハ
ンドル装置。 - 【請求項7】 前記突起部は、前記連結部に対する前記
ロッドの連結時に、前記ロッドを前記連結部の位置に規
制することを特徴とする請求項6に記載の自動車用イン
サイドハンドル装置。 - 【請求項8】 前記突起部は、複数並列に延びるリブで
あり、 これら複数のリブは、前記連結部に対する前記ロッドの
連結時の作業方向とは交差しかつ作業方向手前側が短く
なるよう設定されて前記ロッドを前記連結部の位置にガ
イドするように形成されていることを特徴とする請求項
7に記載の自動車用インサイドハンドル装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20594196A JP3361233B2 (ja) | 1995-08-09 | 1996-08-05 | 自動車用インサイドハンドル装置 |
US08/693,527 US5794994A (en) | 1995-08-09 | 1996-08-08 | Inside door handle unit for automotive vehicle |
GB9616756A GB2304145B (en) | 1995-08-09 | 1996-08-09 | Inside door handle unit for automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20314595 | 1995-08-09 | ||
JP7-203145 | 1995-08-09 | ||
JP20594196A JP3361233B2 (ja) | 1995-08-09 | 1996-08-05 | 自動車用インサイドハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09105249A true JPH09105249A (ja) | 1997-04-22 |
JP3361233B2 JP3361233B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=32871043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20594196A Expired - Fee Related JP3361233B2 (ja) | 1995-08-09 | 1996-08-05 | 自動車用インサイドハンドル装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3361233B2 (ja) |
GB (1) | GB2304145B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200473527Y1 (ko) * | 2013-03-13 | 2014-07-08 | (주)혜강씨큐리티 | 핸들에 핸들커버가 구비된 도어락 |
JP2021063357A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | 株式会社デンソー | 車載装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19837662C2 (de) * | 1997-08-19 | 2001-02-22 | Draexlmaier Lisa Gmbh | Türinnenöffnungssystem für eine Fahrzeugtür sowie zugehörige Fahrzeugtür und Montageverfahren |
KR100946515B1 (ko) * | 2008-07-21 | 2010-03-11 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 자동차의 인사이드 핸들 장착 구조 |
FR2938581B1 (fr) * | 2008-11-18 | 2010-11-12 | Coutier Moulage Gen Ind | Commande d'ouverture interieure pour porte pour vehicule automobile, et son procede d'assemblage |
JP6499913B2 (ja) * | 2015-05-11 | 2019-04-10 | 株式会社アルファ | 車両のインサイドハンドル装置 |
DE102022212807A1 (de) * | 2022-11-29 | 2024-05-29 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Innenverkleidung für eine Fahrzeugtür mit einem waagerecht angeordneten Betätigungshebel zur Entriegelung des Türschlosses und dafür vorgesehener Betätigungshebel mit Griffkante |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067196Y2 (ja) * | 1987-05-27 | 1994-02-23 | アイシン精機株式会社 | インサイドドアハンドル装置 |
JPH0629381Y2 (ja) * | 1988-03-24 | 1994-08-10 | 株式会社大井製作所 | 車両用インサイドハンドル装置 |
US5263750A (en) * | 1992-10-01 | 1993-11-23 | General Motors Corporation | Snap-together door handle and housing assembly for a vehicle |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP20594196A patent/JP3361233B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-09 GB GB9616756A patent/GB2304145B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200473527Y1 (ko) * | 2013-03-13 | 2014-07-08 | (주)혜강씨큐리티 | 핸들에 핸들커버가 구비된 도어락 |
JP2021063357A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | 株式会社デンソー | 車載装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3361233B2 (ja) | 2003-01-07 |
GB2304145B (en) | 1997-09-24 |
GB2304145A (en) | 1997-03-12 |
GB9616756D0 (en) | 1996-09-25 |
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---|---|---|---|
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