JPH09187156A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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Publication number
JPH09187156A
JPH09187156A JP41096A JP41096A JPH09187156A JP H09187156 A JPH09187156 A JP H09187156A JP 41096 A JP41096 A JP 41096A JP 41096 A JP41096 A JP 41096A JP H09187156 A JPH09187156 A JP H09187156A
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JP
Japan
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feed chain
side cover
air
sorting
grading
Prior art date
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Pending
Application number
JP41096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Kawamoto
佳伸 川本
Susumu Onishi
大西  進
Tetsuji Nagata
永田  哲治
Kiyoshi Tomiga
潔 冨賀
Isamu Morimoto
勇 森本
Yasuki Sakaguchi
泰己 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH09187156A publication Critical patent/JPH09187156A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 唐箕で起風される選別風中にワラ屑等の夾雑
物が混入することを抑制できるコンバインを提供する。 【解決手段】 刈取前処理部6から搬送されてきた刈取
穀稈を脱穀装置3で扱処理される状態で後方に挟持搬送
するフィードチェーン7を設けるとともに、脱穀装置3
で脱穀処理された処理物を選別する選別装置13等に対
する伝動機構24をフィードチェーン7の下方に配設
し、選別装置13における選別風を起風する唐箕19の
吸気開口部26を選別装置13の外装ケース23の横外
壁部に設け、唐箕19の吸気開口部26と、フィードチ
ェーン7と、伝動機構24との横外側を覆うサイドカバ
ー25を設けたコンバインであって、サイドカバー25
に、防塵構造の吸気口28を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈取前処理部から
搬送されてきた刈取穀稈を脱穀装置で扱処理される状態
で後方に挟持搬送するフィードチェーンを設けるととも
に、前記脱穀装置で脱穀処理された処理物を選別する選
別装置等に対する伝動機構を前記フィードチェーンの下
方に配設し、前記選別装置における選別風を起風する唐
箕の吸気開口部を前記選別装置の外装ケースの横外壁部
に設け、前記唐箕の吸気開口部と、前記フィードチェー
ンと、前記伝動機構との横外側を覆うサイドカバーを設
けたコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバインとしては、例
えば特開平7‐264924号公報に開示されているよ
うに、サイドカバーによって、唐箕の吸気開口部と、フ
ィードチェーンと、選別装置等に対する伝動機構との横
外側方がほぼ完全に覆われた状態となっていた。従っ
て、唐箕への吸気は、サイドカバーと選別装置の外装ケ
ースの横外壁部との間の空間部を通して、フィードチェ
ーン箇所や伝動機構の後方側箇所より外気が導入される
ことで行われるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、フィードチェーン箇所や伝動
機構の後方側におけるサイドカバーと前記外装ケースの
横外壁部との間の間隙より外気が導入されるものである
から、その導入風にはワラ屑等が含まれる虞れが高く、
そのため、唐箕で起風される選別風にワラ屑等が混じる
虞れが高く、精選別処理された一番処理物中にそのワラ
屑等の夾雑物が混入する虞れがあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、唐箕で起風される選別風中にワラ屑等の夾雑
物が混入することを抑制できるコンバインの提供を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかるコンバインは、刈
取前処理部から搬送されてきた刈取穀稈を脱穀装置で扱
処理される状態で後方に挟持搬送するフィードチェーン
を設けるとともに、前記脱穀装置で脱穀処理された処理
物を選別する選別装置等に対する伝動機構を前記フィー
ドチェーンの下方に配設し、前記選別装置における選別
風を起風する唐箕の吸気開口部を前記選別装置の外装ケ
ースの横外壁部に設け、前記唐箕の吸気開口部と、前記
フィードチェーンと、前記伝動機構との横外側を覆うサ
イドカバーを設けたコンバインであって、前記サイドカ
バーに、防塵構造の吸気口を設けてあることを特徴構成
とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、サイドカバーに、防塵構造の吸気口を設けて
いるから、唐箕による吸気が主にこの防塵構造の吸気口
を通してなされやすくなり、フィードチェーン箇所や伝
動機構の後方側におけるサイドカバーと外装ケースの横
外壁部との間の間隙より外気が導入されることが前記吸
気口との吸気能力の差異により抑制される。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、サイドカバーに設けられることによ
って吸気し易く構成された防塵構造の吸気口を通してワ
ラ屑等の混入が規制され比較的清浄な空気を吸気して選
別風として選別装置へ供給することになるので、精選別
処理物中にワラ屑等の夾雑物が混入するのが抑制される
ことになり、選別精度が高められるに至った。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかるコン
バインは、請求項1に記載のものにおいて、前記フィー
ドチェーンの搬送終端部と前記吸気口との間で、かつ前
記サイドカバーと前記選別装置の外装ケースの横側壁部
との間に、前記フィードチェーンの搬送終端部側から前
記唐箕の吸気開口部への風の流れを抑制する規制体を設
けてあることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、規制体によって、フィードチェーンの搬送終
端部側から唐箕の吸気開口部への風の流れを抑制するこ
とになるので、特にワラ屑等が導入されやすいフィード
チェーンの搬送終端側から選別風としての吸気がなされ
ないように抑制することになる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、ワラ屑等の混入しやすいところから
の選別風の吸気がなされないよう、その吸気を規制する
ものであるため、より一層選別風が清浄なものとなり、
精選物の回収がより一層精度良く行えるに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、コンバインを示してい
る。このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置
1,1に支持した機体フレーム2に脱穀装置3、搭乗運
転部4、グレンタンク5等を搭載するとともに、機体フ
レーム2の前端側に横軸芯周りで昇降揺動自在に刈取前
処理部6を装着して構成している。
【0012】図2及び図3に示すように、脱穀装置3
は、刈取前処理部6で刈取された穀稈を受け渡されて、
挟持レール8との協働で後方へ挟持搬送するフィードチ
ェーン7を備えているとともに、このフィードチェーン
7で搬送される途中で穀稈の脱穀処理を行う扱胴10を
上部の扱室11に前後方向軸芯周りで駆動回転可能に軸
架し、この扱室11より受網12を介して漏下した処理
物を選別する選別装置13を配設して構成している。選
別装置13は、グレンパン14、チャフシーブ15、グ
レンシーブ16及びストローラック17を揺動選別枠1
8に設けるとともに、グレンパン14の下方に位置させ
て設けた選別風供給用の唐箕19とにより構成されてい
る。グレンシーブ16より漏下選別された処理物は精選
物として一番物回収装置20に回収し、グレンシーブ1
6の後端やストローラック17から落下供給された処理
物は粗選物として二番物回収装置21に回収し、この二
番物回収装置21に回収された粗選物は還元装置22に
より前記グレンパン14へ還元するようにしている。
【0013】図4に示すように、フィードチェーン7の
下方には、脱穀装置3における選別装置13の外装ケー
ス23より横外側箇所において、唐箕19、一番物回収
装置20、二番物回収装置21及び揺動枠18等を駆動
するためのベルト伝動機構からなる伝動機構24を配設
している。そして、図1及び図3に示すように、フィー
ドチェーン7の横外方箇所を覆う第1サイドカバー25
Aと、伝動機構24の横外方箇所を覆う第2サイドカバ
ー25Bとによりサイドカバー25を構成して備えてい
る。すなわち、サイドカバー25は、第1サイドカバー
25Aと第2サイドカバー25Bとに上下に分割された
ものを縦壁をなす状態に配設したものである。また、唐
箕19の選別風を送風する際に起風用の吸気を行うため
の吸気開口部26を前記外装ケース23に形成してい
る。さらに、この吸気開口部26への吸気風を機体横側
箇所からワラ屑等の混入を抑制しながら導入できるよう
に、第2サイドカバー25Bに前後2箇所に防塵網2
7,27を設けた吸気口28,28を形成している。そ
して、図3乃至図5に示すように、フィードチェーン7
の搬送方向での中間箇所の下方箇所には、このフィード
チェーン7側から落下してきたワラ屑等を下方の伝動機
構24上に降りかからないように阻止して、伝動機構2
4の横外方へ逃がすように規制案内する板金製の中カバ
ー体29を設置している。さらに、フィードチェーン7
の搬送終端部の下方箇所と、後側に位置する吸気口28
との間に、唐箕19の駆動に伴う吸気により、フィード
チェーン7の後方がわから外装ケース23と第1及び第
2サイドカバー25A,25Bとの間を通ってくる虞れ
のある風の流動を規制するための板金製の規制体30を
配設している。尚、この規制体30には、伝動機構24
の伝動ベルト24aの通過を許す切り欠き30a,30
aを形成している。尚、中カバー体29や規制体30を
板金製に代えて網体で構成しても良い。
【0014】上記構成により、唐箕19を駆動するとき
には、吸気口28,28を通して円滑に吸気できるとと
もに、その吸気は防塵網27,27により防塵されてい
ること、及び、規制体30によりワラ屑等が混入する虞
れの高いフィードチェーン7の終端部近くからの吸気を
規制していることから、比較的清浄な選別風を供給でき
るものとなっている。
【0015】〔別の実施の態様〕 上記実施の態様の説明では、規制体30を板金部材
で構成したものを示したが、規制体30を網体で構成し
ても良い。 図6に示すように、第2サイドカバー25Bに形成
した吸気口28に、防塵網27を設けているとともに、
この防塵網27を上下にスライドさせて位置変更可能に
支持している。そして、必要に応じて防塵網27と吸気
口28とが完全に重なる状態と、防塵網27が吸気口2
8に無い状態との間において適宜防塵網27をボルト等
の締結具やピン等により位置固定できるようにしてい
る。 サイドカバーに形成される吸気口の数は上記実施の
形態のように2つに限定されるものでなく、1つでも良
いし、3つ以上でも良い。又、その吸気口の開口面積も
適宜設定できる。 吸気口の防塵構造としては、例えばルーバーを設け
る構成であっても良く、網体を設けて防塵する構造に限
定されるものでない。 上記実施の形態ではサイドカバーを上下に2分割し
た構造のものを示したが、一枚の部材でサイドカバーを
構成しても良い。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】脱穀選別装置を示す縦断側面図
【図3】脱穀選別装置の一部を示す縦断正面図
【図4】唐箕、フィードチェーン、伝動機構等を示す側
面図
【図5】規制体を示す縦断後面図
【図6】別の実施の形態としてのサイドカバーを示す側
面図
【符号の説明】
3 脱穀装置 6 刈取前処理部 7 フィードチェーン 13 選別装置 19 唐箕 24 伝動機構 25 サイドカバー 26 吸気開口部 28 吸気口 30 規制体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨賀 潔 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 森本 勇 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 坂口 泰己 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取前処理部(6)から搬送されてきた
    刈取穀稈を脱穀装置(3)で扱処理される状態で後方に
    挟持搬送するフィードチェーン(7)を設けるととも
    に、前記脱穀装置(3)で脱穀処理された処理物を選別
    する選別装置(13)等に対する伝動機構(24)を前
    記フィードチェーン(7)の下方に配設し、前記選別装
    置(13)における選別風を起風する唐箕(19)の吸
    気開口部(26)を前記選別装置(13)の外装ケース
    (23)の横外壁部に設け、前記唐箕(19)の吸気開
    口部(26)と、前記フィードチェーン(7)と、前記
    伝動機構(24)との横外側を覆うサイドカバー(2
    5)を設けたコンバインであって、 前記サイドカバー(25)に、防塵構造の吸気口(2
    8)を設けてあるコンバイン。
  2. 【請求項2】 前記フィードチェーン(7)の搬送終端
    部と前記吸気口(28)との間で、かつ前記サイドカバ
    ー(25)と前記選別装置(13)の外装ケース(2
    3)の横側壁部との間に、前記フィードチェーン(7)
    の搬送終端部側から前記唐箕(19)の吸気開口部(2
    6)への風の流れを抑制する規制体(30)を設けてあ
    る請求項1記載のコンバイン。
JP41096A 1996-01-08 1996-01-08 コンバイン Pending JPH09187156A (ja)

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JP (1) JPH09187156A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183799A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Yanmar Co Ltd コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014183799A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Yanmar Co Ltd コンバイン

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