JPH0918607A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JPH0918607A
JPH0918607A JP18464795A JP18464795A JPH0918607A JP H0918607 A JPH0918607 A JP H0918607A JP 18464795 A JP18464795 A JP 18464795A JP 18464795 A JP18464795 A JP 18464795A JP H0918607 A JPH0918607 A JP H0918607A
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JP
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JP18464795A
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Inventor
Yoshihiro Tomita
善博 富田
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インタホンケーブル等の専用のケーブルを敷
設することなく、簡単かつ安価に親局と各子局との間の
インタホン通話機能を備える。 【構成】 親局1及び各子局2それぞれに、インタホン
通話用の送受話器6と、この送受話器6の送話音声信号
を監視制御情報より下側帯域の通話情報の光信号にデジ
タル変調して光ファイバ4に送出し,通話情報と監視制
御情報とを周波数分割多重により伝送する送話処理部1
1と、光ファイバ4の受光信号を電気信号に戻してデジ
タル復調し,着信した各子局2又は親局1からの受話音
声信号を再生して送受話器6に供給する受話処理部15
とを備え、光ファイバ4を監視制御情報と通話情報の伝
送路に兼用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種遠方監視設備の監
視装置に関し、詳しくは監視制御の親局と監視対象側の
各子局との間でインタホン通話が行える監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電力設備,水処理設備等の各種産
業設備又はインテリジェントビル等の遠方監視に用いら
れる監視装置は、監視制御の親局(中央局)及び監視対
象側の各子局(端末局)の間の局間通信線を光ファイバ
により形成し、外来ノイズ等の影響を受けにくくして信
頼性の向上等を図っている。
【0003】そして、局間通信線を二重化した光ファイ
バ使用の従来のこの種監視装置の1側は、図5に示すよ
うに構成される。すなわち、図5の従来装置は監視所等
の親局1及び制御対象側の各子局2の監視通信部3が常
用,予備の局間通信線としての各2本の光ファイバ4,
5により二重にループ接続される。
【0004】そして、通常は常用側の光ファイバ4が監
視制御情報の伝送に使用され、例えば図5の矢印方向
(反時計回り)に親局1及び各子局2のデジタルの監視
制御情報が伝送される。
【0005】この伝送により、各子局2は親局1が発行
した自局宛の情報のみを受信し、この情報にしたがって
自局の現場機器等を制御し、この制御の結果等の各子局
2の応答(返信)の情報は親局1に受信されて収集され
る。
【0006】つぎに、いずれかの個所の常用側の光ファ
イバ4の断線又は子局2の故障が生じて異常が発生し、
常用側の通信路が不通になると、親局1は予備側の光フ
ァイバ5により時計方向及び反時計方向の両方向に同じ
情報を送信して通信路を確保し、異常個所の特定及び必
要な措置等を行う。
【0007】ところで、各子局2が設置された現場は、
通常は無人であるが、現場機器等の事故復旧,保守点検
等の際は、作業員が現場に出向いて有人状態になる。
【0008】このとき、作業員は監視所等と連絡をとっ
て作業を進める必要がある。そこで、この種監視装置は
親局1と各子局2との間の簡易通話機能としてインタホ
ン通話機能を備えることが望まれる。
【0009】そして、監視制御情報の伝送に支障をきた
さないようにしてインタホン通話機能を備えるため、従
来は図5に示すように、親局1及び各子局2のインタホ
ン通話用の送受話器6が各局1,2の結合器7を介して
光ファイバ4,5と別個,独立のインタホンケーブル8
に接続される。
【0010】そして、現場の作業員はその子局2の送受
話器6により、インタホンケーブル8が形成するインタ
ホン通話専用の音声信号回線及び親局1の送受話器6を
介して、監視制御情報の伝送と別個,独立に監視所等の
作業員と連絡をとりあう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のこの種監視
装置の場合、インタホン通話機能を備えるには監視制御
情報の伝送路としての光ファイバ4,5(局間通信線)
と別個にインタホンケーブル8を親局1及び各子局2の
間に敷設しなければならず、その配線作業に多大の労力
及び時間を要し、しかも、そのために高価になり、簡単
かつ安価に親局1と各子局2との間のインタホン通話機
能を備えることができない問題点がある。
【0012】そのため、従来の監視装置はインタホン通
話機能を省いて構築されることが多く、この場合、監視
所等と各現場との間の別の連絡手段(通話手段)が必要
になる。
【0013】本発明は、監視制御情報を伝送する局間通
信線としての光ファイバをインタホン通話情報の伝送に
兼用し、従来のインタホンケーブル等のインタホン通話
専用のケーブルを敷設することなく、簡単かつ安価に親
局と各子局との間のインタホン通話機能を備えることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の監視装置は、親局及び各子局それぞれ
に、インタホン通話用の送受話器と、送受話器の送話音
声信号を監視制御情報より下側帯域の通話情報の光信号
にデジタル変調して光ファイバに送出し,通話情報と監
視制御情報とを周波数分割多重により伝送する送話処理
部と、光ファイバの受光信号を電気信号に戻してデジタ
ル復調し,着信した各子局又は親局からの受話音声信号
を再生して送受話器に供給する受話処理部とを備え、光
ファイバを監視制御情報と通話情報の伝送路に兼用す
る。
【0015】
【作用】前記のように構成された本発明の監視装置の場
合、親局及び各子局のインタホン通話用の送受話器の送
話音声はそれぞれの送話処理部のデジタル変調により、
親局と各子局との間で伝送される監視制御情報より下側
帯域のデジタルの通話情報に変換される。
【0016】そして、この通話情報の光信号は監視制御
情報の伝送路としての光ファイバにより、各子局から親
局又は親局から各子局に伝送される。
【0017】このとき、通話情報の光信号は監視制御情
報の光信号より周波数が低く、両情報が周波数分割多重
により相互に影響を与えることなく、親局又は各子局に
伝送される。
【0018】さらに、親局及び各子局の受話処理部のデ
ジタル復調により、着信した通話情報の光信号が受話音
声信号に戻され、、この音声信号がそれぞれの送受話器
に供給され、受話音声として再生される。
【0019】そのため、監視制御情報に影響を与えるこ
となく、監視制御情報の伝送路としての各局間の光ファ
イバを利用して親局と各子局との間でインタホン通話が
行え、従来のインタホンケーブル等のインタホン通話専
用のケーブルの敷設等を行うことなく、簡単かつ安価に
インタホン通話機能を付加できる。
【0020】
【実施例】実施例について、図1ないし図4を参照して
説明する。 (1実施例)まず、1実施例について、図1及び図2を
参照して説明する。図1は監視装置の全体構成を示し、
同図において、図5と同一符号は同一もしくは相当する
ものを示し、図5の従来構成と異なる点は、つぎの
(i),(ii)の点である。
【0021】(i)図5の各結合器7及びインタホンケ
ーブル8が省かれている点。 (ii)親局1及び各子局2のインタホン通話用の送受話
器6がそれぞれのインタホン通信部9に接続され、この
通信部9が自局1又は2の監視通信部3の下流の常用側
の光ファイバ4に直列に挿入して設けられている点。
【0022】そして、インタホン通信部9は図2に示す
ように構成され、自局1又は2の送受話器6の送話器6
aの送話音声信号はアナログ送受話回路10を介して送
話処理部11のA/D変換器12に供給され、この変換
器12によりベースバンドのデジタル音声信号に変換さ
れる。
【0023】さらに、このデジタル音声信号はデジタル
変調器13によりデジタル変調されてデジタルの通話情
報になる。このとき、その周波数帯域は、親局1及び各
子局2間のデジタルの監視制御情報に重ならないよう
に、この監視制御情報より下側の帯域になる。
【0024】また、親局1と各子局2との間の双方向通
話を簡単に確保するため、この実施例では、監視制御情
報より下側の帯域が複数チャンネルに分割され、親局1
と各子局2の間又は各局1,2間で使用チャンネルが変
わる。
【0025】そして、デジタル変調器13の出力信号が
加算器14に供給され、この加算器14は受信処理部1
5の光/電気変換器16の出力信号,すなわち自局1又
は2の時計方向の隣り側から伝送された上流からの監視
制御情報に、デジタル変調器13の通話情報の出力信号
を加算し、両情報を周波数分割多重する。
【0026】さらに、加算器14の出力信号が電気/光
変換器17により光信号に変換され、この光信号が常用
側の光ファイバ4を介して自局1又は2の反時計方向の
隣り側,すなわち下流に伝送される。
【0027】そして、通話情報の光信号が各局1,2間
の常用側の光ファイバ4を介して発信局1又は2から下
流側に伝送されるため、親局1の送話音声の情報は上流
の子局2から順に各子局2に伝送され、各子局2の送話
音声の情報はそれぞれの下流側から親局2に伝送され
る。
【0028】さらに、親局1及び各子局2に伝送された
通話情報の光信号は、それぞれのインタホン通信部9の
受信処理部15により処理される。
【0029】すなわち、受信処理部15は上流から光フ
ァイバ4を介して伝送された光信号を光/電気変換器1
6により電気信号に戻し、この電気信号を分離フィルタ
18に供給する。
【0030】この分離フィルタ18は親局1と子局2と
で異なり、親局1に設けられたときは、着信情報のうち
の自局1の監視通信部3が発行した監視制御情報のみを
下流に伝送して各子局2の通話情報を取込んで再生する
ため、光/電気変換器16の出力信号の高域(上側)の
監視制御情報をハイパスフィルタ又はバンドパスフィル
タにより抽出して加算器14に供給し、残りの低域(下
側)の全ての子局2の通話情報をバンドパスフィルタ又
はローパスフィルタにより抽出してデジタル復調器19
に供給する。
【0031】また、各子局2に設けられたときは、着信
情報はそのまま下流に伝送し、そのうちの親局1の通話
情報のみを得るため、光/電気変換器16の出力信号を
そのまま加算器14に供給し、その低域の親局1の通話
情報のみをバンドパスフィルタにより抽出してデジタル
復調器19に供給する。
【0032】そして、デジタル復調器19は伝送された
通話情報をベースバンドのデジタル音声信号に復調し、
このデジタル音声信号がD/A変換器20によりアナロ
グ信号に変換され、各子局2又は親局1からの受話音声
が再生され、この受話音声が送受話器6の受話器6bか
ら出力される。
【0033】したがって、この実施例の場合、各局1,
2間の常用側の光ファイバ4の途中にインタホン通信部
9を挿入することにより、光ファイバ4を監視制御情報
とインタホンの通話情報の伝送路に兼用し、図5の従来
のインタホンケーブル8等を省いて簡単かつ安価にイン
タホン通話機能を備えることができる。
【0034】このとき、親局1及び各子局2の通話情報
を監視制御情報に重ならないように周波数分割多重した
ため、監視制御情報が通話情報で遮られたり途切れたり
することがなく、監視制御に何ら支障をきたすことな
く、インタホン通話機能が付加される。
【0035】また、親局1が設けられた監視所等と各子
局2が設けられた現場との間の連絡が監視装置のインタ
ホン通話機能により行え、別途親局1と各子局2との間
の連絡手段を設ける必要がなく、しかも、インタホン通
話機能が親局1及び各子局2にインタホン通信部9を付
加して形成されるため、監視所や現場のスペース効率等
の向上も図られる。
【0036】さらに、親局1は、通常、各子局2のいず
れか1つとインタホン通話を行うため、子局2毎にチャ
ンネルを変えなくても各子局の通話(送話)が混信する
おそれはないが、各子局2毎に占有チャンネルを変える
と、いわゆる秘話性が向上する。
【0037】また、この実施例の場合、常用側の光ファ
イバ4のみをインタホン通話に利用したため、インタホ
ン通話路を予備側の光ファイバ5に切換えたりする必要
がなく、構成が簡単で極めて安価になる利点もある。
【0038】なお、デジタル変調器13,デジタル復調
器19により、必要に応じてデジタル伝送のためのデー
タシャッフリング,データ圧縮(伸長)及び誤り訂正処
理等のデジタル処理を施すことにより、信頼性等が一層
向上するのは勿論である。
【0039】(他の実施例)他の実施例について、図3
及び図4を参照して説明する。それらの図面において、
図1及び図2と同一符号は同一もしくは相当するものを
示し、この実施例が1実施例と異なる点は、つぎの(ii
i) ,(iv)の点である。
【0040】(iii) 1実施例の監視通信部3の代わり
に、この通信部3の伝送に図3の構成の監視通信部3’
を設けた点。
【0041】(iv)1実施例のインタホン通信部9の代
わりに、図3の構成のインタホン通信部9’を監視通信
部3’と送受話器6との間に設けた点。
【0042】そして、送受話器6の送話器6aの送話音
声信号はインタホン通信部9’のアナログ送受話回路1
0を介してその送話処理部11’のA/D変換器12に
供給され、この変換器12のベースバンドの音声信号が
デジタル変調器13によりデジタル変調されてデジタル
の通話情報になる。
【0043】さらに、この通話情報は加算器21を介し
て監視通信部3’の加算器22に供給され、この加算器
22により監視制御情報に加算され、この情報の下側に
通話情報を周波数分割多重した信号が電気/光変換器1
7’に供給される。
【0044】そして、この変換器17’の光信号が伝送
路切換部23に供給される。この切換部23は例えば自
局1又は2の監視制御部24により制御され、通常は常
用側の光ファイバ4を選択し、上流側の光ファイバ4を
光/電気変換器16’に接続して下流側の光ファイバ4
を電気/光変換器17’に接続し、常用側の光ファイバ
4の異常等が発生すると、予備側の光ファイバ5を選択
し、上流の光ファイバ5を光/電気変換器16’に接続
して下流の光ファイバ5を電気/光変換器17’に接続
する。
【0045】なお、常用側の光ファイバ4は情報の伝送
方向が半時計方向に固定されるが、予備側の光ファイバ
5はその位置等によって情報の伝送方向が変わり、伝送
路切換部23は監視制御部24の制御に基づき、情報の
伝送方向にしたがって上流,下流の光ファイバ4又は5
を決定する。
【0046】そして、通常は、電気/光変換器17’の
光信号が伝送路切換部23を介して下流の光ファイバ4
に送出される。また、上流の光ファイバ4又は5の光信
号は伝送路切換部23を介して監視制御部3’の光/電
気変換器16’に供給され、この変換器16’により電
気信号に変換され、この信号が監視制御部3’の監視制
御情報抽出フィルタ25及びインタホン通信部9’の受
信処理部15’に設けられた通話情報抽出フィルタ26
に供給される。
【0047】そして、ハイパスフィルタ構成のフィルタ
25は着信情報の上側の監視制御情報を分離抽出し、こ
の情報を親局1であればその監視制御部24にのみ供給
し、各子局2であれば監視制御部24及び加算器22に
供給する。
【0048】一方、バンドパスフィルタ又はローパスフ
ィルタからなるフィルタ26は着信情報の下側の通話情
報を分離抽出してこの情報をデジタル復調器19及び加
算器21に供給し、復調器19のデジタル復調により親
局1又は各子局2からの受話音声のデジタル音声信号を
再生する。
【0049】そして、このデジタル音声信号がD/A変
換器20によりアナログの音声信号に変換され、この音
声信号がアナログ送受話回路10を介して送受話器6の
受話器6bに伝送され、この受話器6bから受話音声が
出力される。
【0050】なお、親局1であれば監視制御部24が監
視制御情報を発行し、この情報が加算器22に供給さ
れ、各子局2であれば、フィルタ25により抽出された
上流からの監視制御情報が加算器22に供給される。
【0051】そして、この実施例の場合は、監視通信部
3’にインタホン通信部9’を電気的に接続して1実施
例と同様の効果が得られる。さらに、伝送路切換部23
の切換えにより、予備側の光ファイバ5もインタホン通
話の通信路に使用することができ、異常発生時にもイン
タホン通話をすることができ、信頼性が向上する。
【0052】ところで、前記両実施例では、親局1及び
各子局2の局間通信線として常用側の光ファイバ4及び
予備側の光ファイバ5の2伝送路の光ファイバを備えた
場合に適用したが、常用側の光ファイバ4のみを伝えた
場合又は3伝送路以上の多伝送路の光ファイバ5を備え
た場合にも適用できるのは勿論である。
【0053】また、図2のインタホン通信部9に図4の
伝送路切換部23に相当する伝送路切換部を設けて異常
時のインタホン通話を確保するようにしてもよく、逆
に、図4のインタホン通信部9’から伝送路切換部23
等を省き、常用側の光ファイバ4のみをインタホン通話
に用いるようにしてもよい。
【0054】さらに、親局1及び各子局2間の情報伝送
路が前記両実施例の順次伝送構成でなく、例えば、親局
1及び各子局2が分岐状に接続された並列伝送構成であ
っても適用することができる。
【0055】なお、親局1及び各子局2の通話情報の帯
域,変調方式等は、実施例に防止されるものではなく、
デジタル変調器13,デジタル復調器18に種々のデジ
タル変,復調方式の変,復調器を使用できるのは勿論で
ある。また、親局1及び各子局2の通話情報を同一帯域
のデジタル信号にしてもよく、この場合は、構成が一層
簡素化する。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。親局1及び
各子局2のインタホン通話用の送受話器6の送話音声が
それぞれの送話処理部11,11’のデジタル変調によ
り、監視制御情報より下側帯域のデジタルの通話情報に
変換され、この通話情報の光信号が監視制御情報の伝送
路としての光ファイバ4又は5により、各子局2から親
局1又は親局1から各子局2に伝送される。
【0057】このとき、通話情報の周波数が監視制御情
報より低く、両情報が周波数分割多重されて伝送される
ため、両情報が相互に影響を与えることがなく、監視制
御情報の伝送に支障をきたすことなく、親局1と各子局
2との間でインタホン通話の情報をやるとりすることが
できる。
【0058】そして、親局1及び各子局2の受話処理部
15,15’のデジタル復調により、着信した通話情報
の光信号が受話音声信号に戻され、この音声信号がそれ
ぞれの送受話器に供給され、受話音声として再生される
ため、監視制御情報に影響を与えることなく、監視制御
情報の伝送路としての各局1,2間の光ファイバ4,5
を利用して親局1と各子局2との間でインタホン通話が
行え、従来のインタホンケーブル等のインタホン通話専
用のケーブルの敷設等を行うことなく、簡単かつ安価に
インタホン通話機能を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のブロック図である。
【図2】図1の一部の詳細なブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図4】図3の一部の詳細なブロック図である。
【図5】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 親局 2 子局 4,5 光ファイバ 6 送受話器 11,11’ 送話処理部 15,15’ 受話処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠方監視設備の監視制御の親局及び監視
    対象側の複数の子局の間の各局間通信線を光ファイバに
    より形成し、 前記光ファイバを介して前記親局と前記各子局との間で
    デジタルの監視制御情報をやりとりする監視装置におい
    て、 前記親局及び前記各子局それぞれに、 インタホン通話用の送受話器と、 前記送受話器の送話音声信号を前記監視制御情報より下
    側帯域の通話情報の光信号にデジタル変調して前記光フ
    ァイバに送出し,前記通話情報と前記監視制御情報とを
    周波数分割多重により伝送する送話処理部と、 前記光ファイバの受光信号を電気信号に戻してデジタル
    復調し,着信した前記各子局又は前記親局からの受話音
    声信号を再生して前記送受話器に供給する受話処理部と
    を備え、 前記光ファイバを前記監視制御情報と前記通話情報の伝
    送路に兼用したことを特徴とする監視装置。
JP18464795A 1995-06-27 1995-06-27 監視装置 Pending JPH0918607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001265427A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Kurita Water Ind Ltd 情報収集システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001265427A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Kurita Water Ind Ltd 情報収集システム

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