JPH09185951A - 蛍光ランプ装置および照明器具 - Google Patents
蛍光ランプ装置および照明器具Info
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- JPH09185951A JPH09185951A JP7351644A JP35164495A JPH09185951A JP H09185951 A JPH09185951 A JP H09185951A JP 7351644 A JP7351644 A JP 7351644A JP 35164495 A JP35164495 A JP 35164495A JP H09185951 A JPH09185951 A JP H09185951A
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- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/32—Special longitudinal shape, e.g. for advertising purposes
- H01J61/327—"Compact"-lamps, i.e. lamps having a folded discharge path
-
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- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/02—Details
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】3本のU字状部を含んで形成されたバルブを有
した蛍光ランプであっても、装置自体を大形化すること
なく輝度むらを低減し、または発光効率を向上した蛍光
ランプ装置を提供する。 【解決手段】外囲器の一部であるカバー部2に収容され
た点灯回路15と、3個のU字状部24を有し、各U字
状部がそれぞれ一対の脚部25を含む面に交叉する方向
に離間して並設されるとともに中央のU字状部24の頂
部が両側のU字状部24の頂部より口金4と反対側に突
出して形成され、この3本のU字状部24によって1本
の放電路を形成するようにバルブ22が構成され、放電
路の両端に位置するバルブ22部位に電極を備えた蛍光
ランプ21と、この蛍光ランプ21を覆って配設され、
バルブ22の中央のU字状部の頂部と内面との最小間隔
c1と両側のU字状部24の頂部と内面との最小間隔c
2,c2'とが略同じである光拡散性を有する外囲器の一
部であるグローブ部51とを具備している。
した蛍光ランプであっても、装置自体を大形化すること
なく輝度むらを低減し、または発光効率を向上した蛍光
ランプ装置を提供する。 【解決手段】外囲器の一部であるカバー部2に収容され
た点灯回路15と、3個のU字状部24を有し、各U字
状部がそれぞれ一対の脚部25を含む面に交叉する方向
に離間して並設されるとともに中央のU字状部24の頂
部が両側のU字状部24の頂部より口金4と反対側に突
出して形成され、この3本のU字状部24によって1本
の放電路を形成するようにバルブ22が構成され、放電
路の両端に位置するバルブ22部位に電極を備えた蛍光
ランプ21と、この蛍光ランプ21を覆って配設され、
バルブ22の中央のU字状部の頂部と内面との最小間隔
c1と両側のU字状部24の頂部と内面との最小間隔c
2,c2'とが略同じである光拡散性を有する外囲器の一
部であるグローブ部51とを具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電球形の蛍光ラン
プ装置およびこの蛍光ランプ装置を用いる照明器具に関
する。
プ装置およびこの蛍光ランプ装置を用いる照明器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光ランプ装置では、バルブを鞍
形やU字形などに屈曲して1本の屈曲形の放電路を形成
した蛍光ランプを使用する電球形の蛍光ランプ装置があ
る。
形やU字形などに屈曲して1本の屈曲形の放電路を形成
した蛍光ランプを使用する電球形の蛍光ランプ装置があ
る。
【0003】このような電球形の蛍光ランプ装置は、例
えば、特開昭62−58561号公報に記載されてい
る。この蛍光ランプ装置は、一端に口金を取付けたカバ
ーを備え、このカバーに点灯回路を収容するとともに、
カバーの他端に仕切板を介して屈曲形の蛍光ランプを取
付け、さらに場合によっては蛍光ランプをグローブで覆
うようにした構造に形成されている。
えば、特開昭62−58561号公報に記載されてい
る。この蛍光ランプ装置は、一端に口金を取付けたカバ
ーを備え、このカバーに点灯回路を収容するとともに、
カバーの他端に仕切板を介して屈曲形の蛍光ランプを取
付け、さらに場合によっては蛍光ランプをグローブで覆
うようにした構造に形成されている。
【0004】蛍光ランプは、3本のU字状部がそのU字
状部がなす面に交叉する方向に並設されるとともに各U
字状部の脚部が同一円周上に略等間隔に位置するように
屈曲形成された1本のバルブを有している。このように
バルブを屈曲形成することにより、放電路長を長くし、
光出力の増大を図っている。
状部がなす面に交叉する方向に並設されるとともに各U
字状部の脚部が同一円周上に略等間隔に位置するように
屈曲形成された1本のバルブを有している。このように
バルブを屈曲形成することにより、放電路長を長くし、
光出力の増大を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の蛍光ランプ装置
のバルブは、グローブの内面に外接するように配設され
ており、グローブが光拡散性を有していても、点灯時に
バルブの影がグローブに映ってしまい、輝度むらを生じ
るなど外観上好ましくなかった。そこで、バルブとグロ
ーブとの間隔を大きくしてグローブの外面に映る影を低
減することが考えられるが、3本のU字状部を並設する
バルブは、2本のU字状部を並設するバルブに比べて寸
法が大きくなるので、単にグローブの寸法を大きくする
と装置が大形化してしまう。
のバルブは、グローブの内面に外接するように配設され
ており、グローブが光拡散性を有していても、点灯時に
バルブの影がグローブに映ってしまい、輝度むらを生じ
るなど外観上好ましくなかった。そこで、バルブとグロ
ーブとの間隔を大きくしてグローブの外面に映る影を低
減することが考えられるが、3本のU字状部を並設する
バルブは、2本のU字状部を並設するバルブに比べて寸
法が大きくなるので、単にグローブの寸法を大きくする
と装置が大形化してしまう。
【0006】一方、バルブを小形化するために、各U字
状部の脚部の間隔を小さくすることが考えられるが、隣
接する脚部の間隔が小さすぎると脚部から出射された光
の一部が隣接する脚部に入射して吸収されるので、光損
失が多くなり、光出力効率が低下する問題がある。反対
に、隣接する脚部の間隔を大きくすると、蛍光ランプ装
置の寸法が大きくなり、白熱電球を使用する照明器具へ
の適用範囲が限られる問題がある。
状部の脚部の間隔を小さくすることが考えられるが、隣
接する脚部の間隔が小さすぎると脚部から出射された光
の一部が隣接する脚部に入射して吸収されるので、光損
失が多くなり、光出力効率が低下する問題がある。反対
に、隣接する脚部の間隔を大きくすると、蛍光ランプ装
置の寸法が大きくなり、白熱電球を使用する照明器具へ
の適用範囲が限られる問題がある。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するものであ
って、3本のU字状部を含んで形成されたバルブを有し
た蛍光ランプであっても、装置自体を大形化することな
くグローブの輝度むらを低減し、または発光効率を向上
した蛍光ランプ装置およびこの蛍光ランプ装置を具備し
た照明器具を提供することを目的とする。
って、3本のU字状部を含んで形成されたバルブを有し
た蛍光ランプであっても、装置自体を大形化することな
くグローブの輝度むらを低減し、または発光効率を向上
した蛍光ランプ装置およびこの蛍光ランプ装置を具備し
た照明器具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の蛍光ランプ装
置は、略平行する一対の脚部および両脚部の一端間を接
続している接続部を備えたU字状部を3個有し、各U字
状部がそれぞれ一対の脚部を含む面に交叉する方向に離
間して並設されるとともに中央のU字状部の頂部が両側
のU字状部の頂部より口金と反対側に突出して形成さ
れ、この3本のU字状部を含んで1本の放電路を形成す
るようにバルブが構成され、放電路の両端に位置するバ
ルブ部位に電極を備えた蛍光ランプと;蛍光ランプの点
灯回路と;蛍光ランプおよび点灯回路を収納して一端に
口金を有し、他端に光拡散性であって、かつ蛍光ランプ
のバルブの中央のU字状部の頂部と内面との最小間隔c
1と両側のU字状部の頂部と内面との最小間隔c2,c2'
とがほぼ同じであるグローブ部を備えた外囲器と;を具
備していることを特徴とする。
置は、略平行する一対の脚部および両脚部の一端間を接
続している接続部を備えたU字状部を3個有し、各U字
状部がそれぞれ一対の脚部を含む面に交叉する方向に離
間して並設されるとともに中央のU字状部の頂部が両側
のU字状部の頂部より口金と反対側に突出して形成さ
れ、この3本のU字状部を含んで1本の放電路を形成す
るようにバルブが構成され、放電路の両端に位置するバ
ルブ部位に電極を備えた蛍光ランプと;蛍光ランプの点
灯回路と;蛍光ランプおよび点灯回路を収納して一端に
口金を有し、他端に光拡散性であって、かつ蛍光ランプ
のバルブの中央のU字状部の頂部と内面との最小間隔c
1と両側のU字状部の頂部と内面との最小間隔c2,c2'
とがほぼ同じであるグローブ部を備えた外囲器と;を具
備していることを特徴とする。
【0009】本請求項および以下の請求項において、外
囲器は蛍光ランプを収納するグローブ部と点灯装置を収
納するカバー部などの部位とを別体構成としてもよい
が、外囲器を一体的に形成してもよい。
囲器は蛍光ランプを収納するグローブ部と点灯装置を収
納するカバー部などの部位とを別体構成としてもよい
が、外囲器を一体的に形成してもよい。
【0010】外囲器は、少なくとも蛍光ランプが対向し
ている部位がグローブ部として透光性を有するガラスま
たは合成樹脂などの透光性材料によって形成される。グ
ローブ部の光拡散性は、透光性材料自体が有しているも
のでもよく、また透明材料にて成形した内表面または外
表面に光拡散剤を塗布したもの、サンドブラストなどで
表面を粗面処理したもの、または透明材料に硫酸バリウ
ムや炭酸カルシウムなどの光拡散材を混入したものでも
よい。
ている部位がグローブ部として透光性を有するガラスま
たは合成樹脂などの透光性材料によって形成される。グ
ローブ部の光拡散性は、透光性材料自体が有しているも
のでもよく、また透明材料にて成形した内表面または外
表面に光拡散剤を塗布したもの、サンドブラストなどで
表面を粗面処理したもの、または透明材料に硫酸バリウ
ムや炭酸カルシウムなどの光拡散材を混入したものでも
よい。
【0011】また、外囲器の点灯回路を収納する部位
は、収容部位を有して形成されており、グローブ部とは
別の材料、例えばPBT樹脂などの耐熱性および非透光
性を有する合成樹脂などで成形することが可能である
が、ガラスまたはセラミックスなどで形成してもよい。
は、収容部位を有して形成されており、グローブ部とは
別の材料、例えばPBT樹脂などの耐熱性および非透光
性を有する合成樹脂などで成形することが可能である
が、ガラスまたはセラミックスなどで形成してもよい。
【0012】口金はJIS規格に定められているもので
あればどのようなものでもよいが、白熱電球との取付け
互換性を考慮すれば、エジソンタイプのE26型などの
ねじ込み形の口金を用いるのが望ましい。
あればどのようなものでもよいが、白熱電球との取付け
互換性を考慮すれば、エジソンタイプのE26型などの
ねじ込み形の口金を用いるのが望ましい。
【0013】点灯回路は、安定器、始動回路などを含
み、安定器は鉄心コイルやインバータ装置など、周知も
のが適用可能である。
み、安定器は鉄心コイルやインバータ装置など、周知も
のが適用可能である。
【0014】蛍光ランプのバルブは、鉛ガラスやソーダ
ライムガラス、またはセラミックスなどの透光性材料か
らなり、1本のバルブを屈曲形成したものまたは3本の
U字状部を中空部材で接続して1本の放電路を形成した
ものである。バルブ内部にはフィラメントなどからなる
の電極が封装され、この電極と点灯回路とが接続されて
いる。バルブには、水銀蒸気圧を制御するアマルガムが
収容されていてもよい。また、バルブの内面には蛍光体
被膜が形成されているとともに、バルブ内には水銀およ
びアルゴンなどの不活性ガスが封入されている。
ライムガラス、またはセラミックスなどの透光性材料か
らなり、1本のバルブを屈曲形成したものまたは3本の
U字状部を中空部材で接続して1本の放電路を形成した
ものである。バルブ内部にはフィラメントなどからなる
の電極が封装され、この電極と点灯回路とが接続されて
いる。バルブには、水銀蒸気圧を制御するアマルガムが
収容されていてもよい。また、バルブの内面には蛍光体
被膜が形成されているとともに、バルブ内には水銀およ
びアルゴンなどの不活性ガスが封入されている。
【0015】3本のU字状部を含んで1本の放電路を形
成するバルブとは、例えば、1本のバルブを5回屈曲し
て3本のU字状部を有するように形成したものや、3本
のU字状部の接続部と反対側の端部をブリッジ管、吹き
破りなどでつないだものなどが挙げられる。
成するバルブとは、例えば、1本のバルブを5回屈曲し
て3本のU字状部を有するように形成したものや、3本
のU字状部の接続部と反対側の端部をブリッジ管、吹き
破りなどでつないだものなどが挙げられる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載の蛍光ラ
ンプ装置において、バルブの中央のU字状部は、その接
続部が屈曲しているとともに、その頂部とグローブ部内
面との最小間隔c1と、両側のU字状部の頂部と同じ高
さに位置する接続部の中間部とグローブ部内面との最小
間隔c1',c1''とが略同じであることを特徴とする。
ンプ装置において、バルブの中央のU字状部は、その接
続部が屈曲しているとともに、その頂部とグローブ部内
面との最小間隔c1と、両側のU字状部の頂部と同じ高
さに位置する接続部の中間部とグローブ部内面との最小
間隔c1',c1''とが略同じであることを特徴とする。
【0017】バルブとグローブ部内面との間隔c1,c
1',c1'',c2,c2'が略同じである寸法とは、±3mm
の範囲内である。
1',c1'',c2,c2'が略同じである寸法とは、±3mm
の範囲内である。
【0018】U字状部の頂部とグローブ部内面との最小
間隔は、必ずしもU字状部の高さ方向の頂点との長さで
なくてもよく、頂点が位置するバルブ円周上の部位とグ
ローブ部内面との最小長さで定義される。
間隔は、必ずしもU字状部の高さ方向の頂点との長さで
なくてもよく、頂点が位置するバルブ円周上の部位とグ
ローブ部内面との最小長さで定義される。
【0019】接続部の中間部とは、両側のU字状部の頂
部と同じ高さ平面上に位置する中央のU字状部の接続部
の中間部位である。
部と同じ高さ平面上に位置する中央のU字状部の接続部
の中間部位である。
【0020】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の蛍光ランプ装置において、バルブのU字状部の脚部と
グローブ部内面との最小間隔c3が各U字状部の頂部と
外囲器内面との最小間隔c1,c2,c2'の1〜4倍の大
きさであることを特徴とする。
の蛍光ランプ装置において、バルブのU字状部の脚部と
グローブ部内面との最小間隔c3が各U字状部の頂部と
外囲器内面との最小間隔c1,c2,c2'の1〜4倍の大
きさであることを特徴とする。
【0021】グローブ部は、頂部と同様に側面について
も輝度むらがないことが望ましいが、グローブ部側面は
頂部に比べて使用時にあまり目立つことがなく、また、
バルブの脚部からの光束も比較的大きいので、間隔c3
は間隔c1,c2,c2'の1〜4倍の大きさまで許容され
る。
も輝度むらがないことが望ましいが、グローブ部側面は
頂部に比べて使用時にあまり目立つことがなく、また、
バルブの脚部からの光束も比較的大きいので、間隔c3
は間隔c1,c2,c2'の1〜4倍の大きさまで許容され
る。
【0022】請求項4の発明は、請求項3の蛍光ランプ
装置において、間隔c1,c2,c2'は2〜8mm、間隔c
3は3〜21mmであることを特徴とする。
装置において、間隔c1,c2,c2'は2〜8mm、間隔c
3は3〜21mmであることを特徴とする。
【0023】間隔c1,c2,c2',c3を請求項4の範
囲にすることによって、小形で、輝度むらの少ない蛍光
ランプ装置が実現できる。
囲にすることによって、小形で、輝度むらの少ない蛍光
ランプ装置が実現できる。
【0024】請求項5の発明は、請求項1ないし4いず
れか一記載の蛍光ランプ装置において、グローブ部の外
形は略球状であることを特徴とする。
れか一記載の蛍光ランプ装置において、グローブ部の外
形は略球状であることを特徴とする。
【0025】略球状のグローブ部とは、その少なくとも
頂部側が半球と相似した形状をなしており、円筒部を含
まない形状を意味し、必ずしもグローブ部全体が球体と
相似した形状でなくてもよい。
頂部側が半球と相似した形状をなしており、円筒部を含
まない形状を意味し、必ずしもグローブ部全体が球体と
相似した形状でなくてもよい。
【0026】請求項6の蛍光ランプ装置は、略平行する
一対の脚部および脚部の一端側に接続された接続部から
なるU字状部を3個有し、各U字状部の脚部が同一円周
上に等間隔で配設されており、バルブの有効発光部の高
さaおよび最大幅bが0.7<b/a<1.4の範囲に
形成され、この3本のU字状部を含んで1本の放電路を
形成するようにバルブを構成し、放電路の両端に位置す
るバルブ部位に電極を備えた蛍光ランプと;蛍光ランプ
の点灯回路と;蛍光ランプおよび点灯回路を収納して一
端に口金を有し、他端に光拡散性であって外形が略球状
のグローブ部を備えた外囲器と;を具備していることを
特徴とする。
一対の脚部および脚部の一端側に接続された接続部から
なるU字状部を3個有し、各U字状部の脚部が同一円周
上に等間隔で配設されており、バルブの有効発光部の高
さaおよび最大幅bが0.7<b/a<1.4の範囲に
形成され、この3本のU字状部を含んで1本の放電路を
形成するようにバルブを構成し、放電路の両端に位置す
るバルブ部位に電極を備えた蛍光ランプと;蛍光ランプ
の点灯回路と;蛍光ランプおよび点灯回路を収納して一
端に口金を有し、他端に光拡散性であって外形が略球状
のグローブ部を備えた外囲器と;を具備していることを
特徴とする。
【0027】有効発光部とは、バルブ内部に蛍光体被膜
が形成された部位を意味するが、蛍光体被膜が形成され
ていても発光しない部位や、遮光により外囲器外へ放射
されない光を発光する部位などは実質的な意味に含まな
い。
が形成された部位を意味するが、蛍光体被膜が形成され
ていても発光しない部位や、遮光により外囲器外へ放射
されない光を発光する部位などは実質的な意味に含まな
い。
【0028】b/aの関係が1.4より大きい場合に、
有効発光部の最大幅bに対して高さaが相対的に低くな
って、略球状の外囲器の頂部の輝度が側面に比べて低下
したり、逆に、b/aの関係が0.7より小さい場合
に、有効発光部の最大幅bに対して高さaが相対的に高
くなって、略球状の外囲器の側面の輝度が頂部に比べて
低下する。したがって、バルブの有効発光部の高さaお
よび最大幅bが0.7<b/a<1.4の範囲に収める
ことにより、外囲器の輝度の均一化が図れる。
有効発光部の最大幅bに対して高さaが相対的に低くな
って、略球状の外囲器の頂部の輝度が側面に比べて低下
したり、逆に、b/aの関係が0.7より小さい場合
に、有効発光部の最大幅bに対して高さaが相対的に高
くなって、略球状の外囲器の側面の輝度が頂部に比べて
低下する。したがって、バルブの有効発光部の高さaお
よび最大幅bが0.7<b/a<1.4の範囲に収める
ことにより、外囲器の輝度の均一化が図れる。
【0029】請求項7の発明は、請求項1ないし6いず
れか一記載の蛍光ランプ装置において、外囲器は、口金
を含む高さが140mm以下、最大径が100mm以下であ
ることを特徴とする。
れか一記載の蛍光ランプ装置において、外囲器は、口金
を含む高さが140mm以下、最大径が100mm以下であ
ることを特徴とする。
【0030】蛍光ランプ装置をこの寸法にすることによ
って、白熱電球が取付けられる照明器具のうち蛍光ラン
プ装置が取付け可能な機種が多くなり、適用範囲が広が
る。
って、白熱電球が取付けられる照明器具のうち蛍光ラン
プ装置が取付け可能な機種が多くなり、適用範囲が広が
る。
【0031】請求項8の蛍光ランプ装置は、略平行する
一対の脚部および脚部の一端側に接続された接続部から
なるU字状部を3個有し、各U字状部の脚部が同一円周
上に等間隔で配設されており、脚部の管径dと隣接する
脚部の間隔Lとが、0.5≦d/L≦1.5の範囲内で
あって、この3本のU字状部を含んで1本の放電路を形
成するようにバルブを構成し、放電路の両端に位置する
バルブ部位に電極を備えた蛍光ランプと;蛍光ランプの
点灯回路と;蛍光ランプのバルブの他端側が挿入、支持
されるとともに点灯回路を収納し、一端に口金を有した
カバー部と;を具備していることを特徴とする。
一対の脚部および脚部の一端側に接続された接続部から
なるU字状部を3個有し、各U字状部の脚部が同一円周
上に等間隔で配設されており、脚部の管径dと隣接する
脚部の間隔Lとが、0.5≦d/L≦1.5の範囲内で
あって、この3本のU字状部を含んで1本の放電路を形
成するようにバルブを構成し、放電路の両端に位置する
バルブ部位に電極を備えた蛍光ランプと;蛍光ランプの
点灯回路と;蛍光ランプのバルブの他端側が挿入、支持
されるとともに点灯回路を収納し、一端に口金を有した
カバー部と;を具備していることを特徴とする。
【0032】d/Lの関係が1.5より大きい場合に、
バルブの管径dに対して隣接する脚部の間隔Lが相対的
に小さくなり、脚部から放射される光の一部が隣接する
脚部に吸収される光損失が大きくなる。逆に、d/Lの
関係が0.5より小さい場合に、バルブの管径dに対し
て隣接する脚部の間隔Lが相対的に大きくなり、蛍光ラ
ンプ装置の最大径寸法が必要以上に大きくなったり、配
光が不均一になる。したがって、バルブの管径dとU字
状部の隣接する脚部の間隔Lとの関係を0.5≦d/L
≦1.5の範囲に収まるように形成することにより、脚
部から放射される光の損失の低減と小形化および配光の
均一化との最適化が図れる。
バルブの管径dに対して隣接する脚部の間隔Lが相対的
に小さくなり、脚部から放射される光の一部が隣接する
脚部に吸収される光損失が大きくなる。逆に、d/Lの
関係が0.5より小さい場合に、バルブの管径dに対し
て隣接する脚部の間隔Lが相対的に大きくなり、蛍光ラ
ンプ装置の最大径寸法が必要以上に大きくなったり、配
光が不均一になる。したがって、バルブの管径dとU字
状部の隣接する脚部の間隔Lとの関係を0.5≦d/L
≦1.5の範囲に収まるように形成することにより、脚
部から放射される光の損失の低減と小形化および配光の
均一化との最適化が図れる。
【0033】なお、請求項8の蛍光ランプ装置では、必
ずしも蛍光ランプをグローブなどで覆う必要はなく、バ
ルブが露出するようにしてよい。
ずしも蛍光ランプをグローブなどで覆う必要はなく、バ
ルブが露出するようにしてよい。
【0034】請求項9の発明は、請求項8記載の蛍光ラ
ンプ装置において、蛍光ランプの主要部を覆うグローブ
部がカバー部に取付けられていることを特徴とする。
ンプ装置において、蛍光ランプの主要部を覆うグローブ
部がカバー部に取付けられていることを特徴とする。
【0035】グローブ部は、光拡散性を有する必要はな
く、透明であってもよい。
く、透明であってもよい。
【0036】請求項10の発明は、請求項1ないし9い
ずれか一記載の蛍光ランプ装置において、蛍光ランプ
は、入力ランプ電力20〜23W、放電路長360〜4
85mmであることを特徴とする。
ずれか一記載の蛍光ランプ装置において、蛍光ランプ
は、入力ランプ電力20〜23W、放電路長360〜4
85mmであることを特徴とする。
【0037】放電路長は、電極間で放電が蛇行する長さ
を意味する。
を意味する。
【0038】入力ランプ電力および放電路長をこのよう
に規定することにより、100Wの白熱電球と略同等の
光出力が得られる。
に規定することにより、100Wの白熱電球と略同等の
光出力が得られる。
【0039】請求項11の照明器具は、請求項1ないし
10いずれか一記載の蛍光ランプ装置と;蛍光ランプ装
置が装着される器具本体と;を具備していることを特徴
とする。
10いずれか一記載の蛍光ランプ装置と;蛍光ランプ装
置が装着される器具本体と;を具備していることを特徴
とする。
【0040】器具本体は、ペンダントのような天井吊下
げ形、シーリングライトのような天井または壁面直付け
形、ダウンライトのような天井埋込み形など、どのよう
な形態のものであってもよい。
げ形、シーリングライトのような天井または壁面直付け
形、ダウンライトのような天井埋込み形など、どのよう
な形態のものであってもよい。
【0041】この照明器具は、光出力が高く、光損失が
少ない照明が行える。
少ない照明が行える。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1ないし図12を参照して説明する。
1ないし図12を参照して説明する。
【0043】図1は第1の実施の形態である蛍光ランプ
装置の分解斜視図、図2および図3は同上蛍光ランプ装
置の断面図、図4は蛍光ランプ装置の側面図である。
装置の分解斜視図、図2および図3は同上蛍光ランプ装
置の断面図、図4は蛍光ランプ装置の側面図である。
【0044】また、図2(a)は図2(b)のx−x線
断面図、図2(b)は図2(a)のz−z線断面図、図
3は図2(b)のy−y線断面図である。
断面図、図2(b)は図2(a)のz−z線断面図、図
3は図2(b)のy−y線断面図である。
【0045】1は電球形の蛍光ランプ装置であり、2は
略円錐状の外囲器の一部としてのカバー部である。外囲
器は、このカバー部2と、後述するグローブ部51とか
らなり、別体で構成されている。カバー部2の頂部側一
端には円筒部3が一体に形成されている。この円筒部3
には口金4が接着剤またはかしめなどにより固定されて
いる。カバー部2の口金と反対の端部は、仕切板5によ
り閉塞されている。
略円錐状の外囲器の一部としてのカバー部である。外囲
器は、このカバー部2と、後述するグローブ部51とか
らなり、別体で構成されている。カバー部2の頂部側一
端には円筒部3が一体に形成されている。この円筒部3
には口金4が接着剤またはかしめなどにより固定されて
いる。カバー部2の口金と反対の端部は、仕切板5によ
り閉塞されている。
【0046】図5は、同上蛍光ランプ装置1の仕切板5
を口金方向から見た状態を示す平面図である。仕切板5
は、例えばPBT樹脂などの耐熱性合成樹脂によって略
円形の皿形に形成されている。仕切板5は、立ち上がり
形状の側壁6の上端開口縁にフランジ部7が形成されて
おり、このフランジ部7には周方向に離間して、2個の
導入切欠部8が形成されている。カバー部2の内面には
各導入切欠部8を挿通可能な係止突起9が一体に形成さ
れている。
を口金方向から見た状態を示す平面図である。仕切板5
は、例えばPBT樹脂などの耐熱性合成樹脂によって略
円形の皿形に形成されている。仕切板5は、立ち上がり
形状の側壁6の上端開口縁にフランジ部7が形成されて
おり、このフランジ部7には周方向に離間して、2個の
導入切欠部8が形成されている。カバー部2の内面には
各導入切欠部8を挿通可能な係止突起9が一体に形成さ
れている。
【0047】カバー部2と仕切板5を突き合わせ、係止
突起9に導入切欠部8を挿通した後、カバー部2と仕切
板5を相対的に円周方向に回動させることにより、カバ
ー部2と仕切板5が結合される。
突起9に導入切欠部8を挿通した後、カバー部2と仕切
板5を相対的に円周方向に回動させることにより、カバ
ー部2と仕切板5が結合される。
【0048】仕切板5には複数の固定爪10が形成され
ている。仕切板5には互いに180°対称の位置にて一
対のランプ取付孔11が開口形成されている。さらに、
仕切板5の中央には一対の挿通孔12が形成されてお
り、この一対の挿通孔12の内側の各縁部から下方へ一
対のランプ支持片13が突出形成されている。各ランプ
支持片13の下端は略J字状に屈曲された溜り部14が
形成されている。
ている。仕切板5には互いに180°対称の位置にて一
対のランプ取付孔11が開口形成されている。さらに、
仕切板5の中央には一対の挿通孔12が形成されてお
り、この一対の挿通孔12の内側の各縁部から下方へ一
対のランプ支持片13が突出形成されている。各ランプ
支持片13の下端は略J字状に屈曲された溜り部14が
形成されている。
【0049】仕切板5のフランジ部7の内側には、点灯
回路としてトランジスタインバータを用いたインバータ
回路15の回路基板16が固定爪10によって嵌め込ま
れている。
回路としてトランジスタインバータを用いたインバータ
回路15の回路基板16が固定爪10によって嵌め込ま
れている。
【0050】17は回路部品であり、例えば、ノイズフ
ィルタ、全波整流器、電解平滑コンデンサ、トランジス
タ、サイリスタ、正特性サーミスタなどのスイッチング
回路、チョクークバラスト、などが用いられている。
ィルタ、全波整流器、電解平滑コンデンサ、トランジス
タ、サイリスタ、正特性サーミスタなどのスイッチング
回路、チョクークバラスト、などが用いられている。
【0051】共振用インダクタ17aは、回路基板16
の略中心に配置され、この共振用インダクタ17aの上
方に電解平滑コンデンサ17bが配置されている。電解
平滑コンデンサ17bは、回路基板16に立設された状
態でカバー部2の上部の円筒部3に収納され、リード線
17cが共振用インダクタ17aを迂回して回路基板1
6に接続されている。これにより、回路部品17がコン
パクトに配置され、蛍光ランプ装置1の全体の高さを小
さくすることができる。
の略中心に配置され、この共振用インダクタ17aの上
方に電解平滑コンデンサ17bが配置されている。電解
平滑コンデンサ17bは、回路基板16に立設された状
態でカバー部2の上部の円筒部3に収納され、リード線
17cが共振用インダクタ17aを迂回して回路基板1
6に接続されている。これにより、回路部品17がコン
パクトに配置され、蛍光ランプ装置1の全体の高さを小
さくすることができる。
【0052】回路基板16の縁部には、互いに180°
対称の位置を通る対角線上に一対の凹部18が形成され
ている。各凹部18の近傍には、接続端子19がそれぞ
れ一対ずつ立設されており、インバータ回路15に電気
的に接続されている。接続端子19は、角棒形のピンで
あるため、外部リード線29の巻き付けると引っ掛かり
がよく、緊張が緩むことが防止される。
対称の位置を通る対角線上に一対の凹部18が形成され
ている。各凹部18の近傍には、接続端子19がそれぞ
れ一対ずつ立設されており、インバータ回路15に電気
的に接続されている。接続端子19は、角棒形のピンで
あるため、外部リード線29の巻き付けると引っ掛かり
がよく、緊張が緩むことが防止される。
【0053】一方の凹部18の近傍には、蛍光ランプ2
1のアマルガムを有する一方の排気管部30aに近接配
置される発熱素子20が立設されている。各発熱素子2
0は、例えば、インバータ回路15の一部を構成するト
ランジスタ、抵抗、巻線、フィルムコンデンサなどで構
成される。
1のアマルガムを有する一方の排気管部30aに近接配
置される発熱素子20が立設されている。各発熱素子2
0は、例えば、インバータ回路15の一部を構成するト
ランジスタ、抵抗、巻線、フィルムコンデンサなどで構
成される。
【0054】仕切板5の下側には、蛍光ランプ21が取
り付けられている。
り付けられている。
【0055】図6および図7は同上蛍光ランプ装置1の
蛍光ランプ21の平面図、図2は蛍光ランプ21の側面
図である。
蛍光ランプ21の平面図、図2は蛍光ランプ21の側面
図である。
【0056】蛍光ランプ21は、屈曲形成されたガラス
製の1本のバルブ22から形成されている。バルブ22
の各封止端部23の内部にはフィラメント電極としての
電極28が封装されている。電極28には、封止端部2
3から導出された一対の外部リード線29が接続されて
いる。バルブ22の内面には図示しない蛍光体被膜が形
成されているとともに、バルブ22の内部には水銀およ
びアルゴンなどの不活性ガスが封入されている。各封止
端部23の外部には排気管部30a,30bが突出され
ている。一方の排気管部30aには点灯中のバルブ22
内の水銀蒸気圧を制御するアマルガムが収容されてい
る。
製の1本のバルブ22から形成されている。バルブ22
の各封止端部23の内部にはフィラメント電極としての
電極28が封装されている。電極28には、封止端部2
3から導出された一対の外部リード線29が接続されて
いる。バルブ22の内面には図示しない蛍光体被膜が形
成されているとともに、バルブ22の内部には水銀およ
びアルゴンなどの不活性ガスが封入されている。各封止
端部23の外部には排気管部30a,30bが突出され
ている。一方の排気管部30aには点灯中のバルブ22
内の水銀蒸気圧を制御するアマルガムが収容されてい
る。
【0057】バルブ22は管径が12mmであり、両端に
封止端部23を備え、この両封止端部23間に同一方向
に向けて略U字形に屈曲された3本のU字状部24が形
成さている。これらU字状部24は、それぞれを含む面
に交叉する方向に離間して並設されている。各U字状部
24は、一対の脚部25およびこの一対の脚部25の一
端間に接続された接続部26によって構成されている。
封止端部23を備え、この両封止端部23間に同一方向
に向けて略U字形に屈曲された3本のU字状部24が形
成さている。これらU字状部24は、それぞれを含む面
に交叉する方向に離間して並設されている。各U字状部
24は、一対の脚部25およびこの一対の脚部25の一
端間に接続された接続部26によって構成されている。
【0058】中央のU字状部24の各脚部25の他端と
両側のU字状部24の封止端部23を備えない一方の脚
部25の他端との間には、接続部26とは逆方向に略U
字形の接続部27が形成されている。したがって、バル
ブ22は、両封止端部23間に屈曲形の1本の放電路が
形成されている。
両側のU字状部24の封止端部23を備えない一方の脚
部25の他端との間には、接続部26とは逆方向に略U
字形の接続部27が形成されている。したがって、バル
ブ22は、両封止端部23間に屈曲形の1本の放電路が
形成されている。
【0059】3本のU字状部24のうち、中央のU字状
部24の接続部26は両側のU字状部24の接続部26
より脚部25のバルブ軸方向側に突出するように高く形
成されている。
部24の接続部26は両側のU字状部24の接続部26
より脚部25のバルブ軸方向側に突出するように高く形
成されている。
【0060】蛍光ランプ21は、封止端部23が仕切板
5の取付孔11に差し込まれ、シリコーン系などの熱硬
化性接着剤41によって仕切板5に固定されている。ま
た、バルブ22の各接続部27の内側は、ランプ支持片
13の溜り部14に熱硬化性接着剤42が注入され、固
定される。
5の取付孔11に差し込まれ、シリコーン系などの熱硬
化性接着剤41によって仕切板5に固定されている。ま
た、バルブ22の各接続部27の内側は、ランプ支持片
13の溜り部14に熱硬化性接着剤42が注入され、固
定される。
【0061】蛍光ランプ21は、透光性および光拡散性
を有する外囲器の一部であるグローブ部51により覆わ
れている。このグローブ部51は、光透過率が90〜9
5%であり、例えば内面に光拡散膜が施されたガラス製
や乳白色の合成樹脂製で、上端が開口した略球形に形成
されている。グローブ部51の上端開口は若干径小にし
てストレート形の首部52が形成されている。グローブ
部51の首部52は、カバー部2の内面と仕切板5の側
壁6との間に差し込まれ、シリコーン系などの熱硬化性
接着剤53によってカバー部2および仕切板5に固定さ
れている。
を有する外囲器の一部であるグローブ部51により覆わ
れている。このグローブ部51は、光透過率が90〜9
5%であり、例えば内面に光拡散膜が施されたガラス製
や乳白色の合成樹脂製で、上端が開口した略球形に形成
されている。グローブ部51の上端開口は若干径小にし
てストレート形の首部52が形成されている。グローブ
部51の首部52は、カバー部2の内面と仕切板5の側
壁6との間に差し込まれ、シリコーン系などの熱硬化性
接着剤53によってカバー部2および仕切板5に固定さ
れている。
【0062】そして、蛍光ランプ装置1は、口金4を含
む高さが139mmおよび最大径が95mmに形成されてい
る。
む高さが139mmおよび最大径が95mmに形成されてい
る。
【0063】中央のU字状部24の頂部とグローブ部5
1の内面との最小間隔c1と両側のU字状部24の頂部
とグローブ部51の内面との最小間隔c2,c2'とが略
同じであり、c1,c2およびc2'ともに約5mmである。
また、バルブ22の中央のU字状部24の屈曲中間部と
グローブ部51の内面との最小間隔c1',c1''も略ぼ
同じ5mmである。
1の内面との最小間隔c1と両側のU字状部24の頂部
とグローブ部51の内面との最小間隔c2,c2'とが略
同じであり、c1,c2およびc2'ともに約5mmである。
また、バルブ22の中央のU字状部24の屈曲中間部と
グローブ部51の内面との最小間隔c1',c1''も略ぼ
同じ5mmである。
【0064】バルブ22とグローブ部51との間隔c
1,c1',c1'',c2,c2'はそれぞれ±3mmの範囲内
で略同じ寸法に形成されている。また、バルブ22のU
字状部24の脚部25とグローブ部51の内面との最大
間隔c3は、各U字状部の頂部とグローブ部の内面との
最小間隔c1,c2,c2'の1〜4倍の大きさである。
1,c1',c1'',c2,c2'はそれぞれ±3mmの範囲内
で略同じ寸法に形成されている。また、バルブ22のU
字状部24の脚部25とグローブ部51の内面との最大
間隔c3は、各U字状部の頂部とグローブ部の内面との
最小間隔c1,c2,c2'の1〜4倍の大きさである。
【0065】なお、本実施形態の蛍光ランプ装置は、間
隔c1,c2,c2'は2〜8mm(好ましくは3〜7mm)、
間隔c3は15〜21mmの範囲で蛍光ランプ装置は構
成されている。
隔c1,c2,c2'は2〜8mm(好ましくは3〜7mm)、
間隔c3は15〜21mmの範囲で蛍光ランプ装置は構
成されている。
【0066】蛍光ランプ21は、各U字状部24の脚部
25が同一円周上に位置され、そのバルブ22の管径を
dとし、隣接する脚部25の間隔をLとしたとき、0.
5≦d/L≦1.5の範囲に収められる。本実施の形態
では、dは約12mm、L約8mmである。
25が同一円周上に位置され、そのバルブ22の管径を
dとし、隣接する脚部25の間隔をLとしたとき、0.
5≦d/L≦1.5の範囲に収められる。本実施の形態
では、dは約12mm、L約8mmである。
【0067】さらに、バルブ22の有効発光部の高さを
aとし、最大幅をbとしたとき、0.7<b/a<1.
4の範囲に収められる。本実施の形態では、aは約60
0mm、bは約550mmである。さらに、蛍光ランプ21
の入力ランプ電力は20〜23W、放電路長は385mm
とされる。
aとし、最大幅をbとしたとき、0.7<b/a<1.
4の範囲に収められる。本実施の形態では、aは約60
0mm、bは約550mmである。さらに、蛍光ランプ21
の入力ランプ電力は20〜23W、放電路長は385mm
とされる。
【0068】図8は、本実施の形態の蛍光ランプ装置1
の配光特性を示すグラフである。ここで、(A)は鉛直
方向の配光特性を示し、(B)は水平方向の配光特性を
示す。また、実線(c)はグローブ部51が取付けられ
ている状態の配光、波線(d)はグローブ部51が取付
けられていない状態の配光をそれぞれ測定したものであ
る。また、放射方向の軸は光度[cd]を表し、1目盛
り30cd、フルスケールで150cdである。
の配光特性を示すグラフである。ここで、(A)は鉛直
方向の配光特性を示し、(B)は水平方向の配光特性を
示す。また、実線(c)はグローブ部51が取付けられ
ている状態の配光、波線(d)はグローブ部51が取付
けられていない状態の配光をそれぞれ測定したものであ
る。また、放射方向の軸は光度[cd]を表し、1目盛
り30cd、フルスケールで150cdである。
【0069】(A)の配光特性は、直下方向を0°とし
ている。グローブ部無しの場合には、側方の光度が高
く、直下方向の光度が低くなっており、配光が不均一で
ある。しかし、グローブ部が取付けられると、直下方向
の光度が最も高くなり、鉛直方向の配光が均一化される
ことが分かる。
ている。グローブ部無しの場合には、側方の光度が高
く、直下方向の光度が低くなっており、配光が不均一で
ある。しかし、グローブ部が取付けられると、直下方向
の光度が最も高くなり、鉛直方向の配光が均一化される
ことが分かる。
【0070】(B)の配光特性は、グローブ部無しの場
合でも、若干の光度のばらつきがあるものの、あまり大
きくない。これにグローブ部が取付けられると、その差
は約±3%程度であり、ほとんど水平方向の光度の差が
無くなり、極めて均一な配光特性が得られる。
合でも、若干の光度のばらつきがあるものの、あまり大
きくない。これにグローブ部が取付けられると、その差
は約±3%程度であり、ほとんど水平方向の光度の差が
無くなり、極めて均一な配光特性が得られる。
【0071】図9はバルブ22の屈曲形成方法を(a)
〜(c)の順に説明する説明図である。(a)は直管形
チューブ状のバルブ素材31を示し、このバルブ素材3
1を所定の温度まで加熱して軟化させた後、図8(b)
に示すように、バルブ素材31の両端部をそれぞれ略S
字形32に曲げ加工する。このとき、両端のS字に曲げ
加工された部分は、成形ドラム33に巻き付けることに
より曲げ加工し、しかも成形ドラム33の移動軌跡を工
夫して互いに反対方向に向けて対称的に成形加工し、し
かも各S字加工部分では3本の脚部34が同一平面内に
存在しなく、これら脚部34が立体的になるようにU字
部分を捻る。さらに、バルブ素材31の中央部を成形ド
ラム35に沿ってU字形に曲げることにより、図8
(c)に示される屈曲形状のバルブ22が形成される。
〜(c)の順に説明する説明図である。(a)は直管形
チューブ状のバルブ素材31を示し、このバルブ素材3
1を所定の温度まで加熱して軟化させた後、図8(b)
に示すように、バルブ素材31の両端部をそれぞれ略S
字形32に曲げ加工する。このとき、両端のS字に曲げ
加工された部分は、成形ドラム33に巻き付けることに
より曲げ加工し、しかも成形ドラム33の移動軌跡を工
夫して互いに反対方向に向けて対称的に成形加工し、し
かも各S字加工部分では3本の脚部34が同一平面内に
存在しなく、これら脚部34が立体的になるようにU字
部分を捻る。さらに、バルブ素材31の中央部を成形ド
ラム35に沿ってU字形に曲げることにより、図8
(c)に示される屈曲形状のバルブ22が形成される。
【0072】つまり、上記製造方法によると、両端のS
字加工工程と、次の中央部を曲げる工程の2段階工程に
より、図6および図7に示されるような複雑な屈曲構造
のバルブ22を成形することができる。
字加工工程と、次の中央部を曲げる工程の2段階工程に
より、図6および図7に示されるような複雑な屈曲構造
のバルブ22を成形することができる。
【0073】図10は同上蛍光ランプ装置1を取付けた
照明器具の斜視図である。照明器具はダウンライトであ
り、下方に開口する円筒状の器具本体61を備え、この
器具本体61の内側に蛍光ランプ装置1が挿入配置され
る。器具本体61の内側上部には、蛍光ランプ装置1の
口金4が螺合接続される図示しないエジソンタイプのソ
ケットが配設されている。
照明器具の斜視図である。照明器具はダウンライトであ
り、下方に開口する円筒状の器具本体61を備え、この
器具本体61の内側に蛍光ランプ装置1が挿入配置され
る。器具本体61の内側上部には、蛍光ランプ装置1の
口金4が螺合接続される図示しないエジソンタイプのソ
ケットが配設されている。
【0074】図11は、第2の実施の形態を示す。図1
1は回路基板の平面図である。この第2の実施の形態の
回路基板16には、第1の実施の形態のような凹部18
が設けられず、周縁部に外部リード線29を導くための
一対の切欠溝71が形成されている。対向する切欠溝7
1は互いに対角線上に位置されている。これら切欠溝7
1の近傍に接続端子19が立設されている。なお、回路
基板16は、仕切板5の上面に対して垂直に配設しても
よい。また、トランジスタなどのスイッチング素子17
eは回路基板16の下部側に配置して、蛍光ランプ21
の寿命末期に蛍光ランプ21が異常発熱した際に、スイ
ッチング素子17eも同時に壊し、動作を確実に停止さ
せるようにしてもよい。
1は回路基板の平面図である。この第2の実施の形態の
回路基板16には、第1の実施の形態のような凹部18
が設けられず、周縁部に外部リード線29を導くための
一対の切欠溝71が形成されている。対向する切欠溝7
1は互いに対角線上に位置されている。これら切欠溝7
1の近傍に接続端子19が立設されている。なお、回路
基板16は、仕切板5の上面に対して垂直に配設しても
よい。また、トランジスタなどのスイッチング素子17
eは回路基板16の下部側に配置して、蛍光ランプ21
の寿命末期に蛍光ランプ21が異常発熱した際に、スイ
ッチング素子17eも同時に壊し、動作を確実に停止さ
せるようにしてもよい。
【0075】なお、共振用コンデンサ、共振用バラス
ト、電極コイル28が直列に接続されている場合、電極
コイル28が断線すれば共振が停止するが、点灯時にも
電極コイル28に対して通電加熱するため電力損失が大
きい。そこで、共振用バラストに共振用コンデンサおよ
び電極コイル28を並列に接続すれば、通電加熱するた
めの電力損失がなくなる。しかし、寿命末期において、
片側の電極エミッタが消耗した半波放電で電極コイル2
8が断線しても共振を継続し、電極コイル28がバルブ
22に当たった場合にバルブ22にクラックが生じる。
このような場合、蛍光ランプ21をカバー部2とグロー
ブ部51で密閉状態に覆うことにより、バルブクラック
が生じても外部に飛散するのを防止できる。
ト、電極コイル28が直列に接続されている場合、電極
コイル28が断線すれば共振が停止するが、点灯時にも
電極コイル28に対して通電加熱するため電力損失が大
きい。そこで、共振用バラストに共振用コンデンサおよ
び電極コイル28を並列に接続すれば、通電加熱するた
めの電力損失がなくなる。しかし、寿命末期において、
片側の電極エミッタが消耗した半波放電で電極コイル2
8が断線しても共振を継続し、電極コイル28がバルブ
22に当たった場合にバルブ22にクラックが生じる。
このような場合、蛍光ランプ21をカバー部2とグロー
ブ部51で密閉状態に覆うことにより、バルブクラック
が生じても外部に飛散するのを防止できる。
【0076】図12は、第3の実施の形態の蛍光ランプ
装置を示す断面図である。本実施の形態では、グローブ
部51が略球状ではなく、カバー部2側に円筒部を含む
いわゆるT形のグローブ部である。なお、間隔c1,c
2,c2'は、2〜8mm(好ましくは3〜7mm)である
が、間隔c3は3〜9mmの範囲である。
装置を示す断面図である。本実施の形態では、グローブ
部51が略球状ではなく、カバー部2側に円筒部を含む
いわゆるT形のグローブ部である。なお、間隔c1,c
2,c2'は、2〜8mm(好ましくは3〜7mm)である
が、間隔c3は3〜9mmの範囲である。
【0077】図13は、本発明の第4の実施の形態を示
す蛍光ランプ装置の平面図である。
す蛍光ランプ装置の平面図である。
【0078】本実施の形態の蛍光ランプ装置は、外囲器
が蛍光ランプ21の主要部を覆わずに、バルブ22が露
出したものである。バルブ22の封止端部23が外囲器
であるカバー部2内に挿入固定されている。
が蛍光ランプ21の主要部を覆わずに、バルブ22が露
出したものである。バルブ22の封止端部23が外囲器
であるカバー部2内に挿入固定されている。
【0079】また、バルブ22は、3本のU字状部24
が並設されているが、接続部26の反対側の端部同士を
ブリッジ管27aでつないで放電路を形成している。こ
のブリッジ管27a以外は、第1の実施の形態と寸法、
形状ともに同じである。
が並設されているが、接続部26の反対側の端部同士を
ブリッジ管27aでつないで放電路を形成している。こ
のブリッジ管27a以外は、第1の実施の形態と寸法、
形状ともに同じである。
【0080】本実施の形態においても、水平方向の配光
特性は、若干の光度のばらつきがあるものの、あまり大
きくなく、小形で、配光特性が良好な蛍光ランプ装置が
実現できる。
特性は、若干の光度のばらつきがあるものの、あまり大
きくなく、小形で、配光特性が良好な蛍光ランプ装置が
実現できる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、3本のU字状部を含ん
で形成されたバルブを有した蛍光ランプであるので光出
力が向上し、かつ装置自体を大形化することなく輝度む
らを低減し、または発光効率を向上した蛍光ランプ装置
およびこの蛍光ランプ装置を具備した照明器具を提供す
ることができる。
で形成されたバルブを有した蛍光ランプであるので光出
力が向上し、かつ装置自体を大形化することなく輝度む
らを低減し、または発光効率を向上した蛍光ランプ装置
およびこの蛍光ランプ装置を具備した照明器具を提供す
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す蛍光ランプ装
置の分解斜視図。
置の分解斜視図。
【図2】同上実施の形態の蛍光ランプ装置の断面図。
【図3】図2(b)のy−y線断面図。
【図4】同上実施の形態の蛍光ランプ装置の平面図。
【図5】同上実施の形態の仕切板および回路基板の平面
図。
図。
【図6】同上実施の形態の蛍光ランプの平面図。
【図7】同上実施の形態の蛍光ランプの平面図。
【図8】同上実施の形態の蛍光ランプ装置の配光特性を
示すグラフ。
示すグラフ。
【図9】同上実施の形態の蛍光ランプの形成方法を説明
する説明図。
する説明図。
【図10】実施の形態の蛍光ランプ装置を用いた照明器
具の斜視図。
具の斜視図。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示す回路基板の
平面図。
平面図。
【図12】本発明の第3の実施の形態を示す蛍光ランプ
装置の断面図。
装置の断面図。
【図13】本発明の第4の実施の形態を示す蛍光ランプ
装置の平面図。
装置の平面図。
1・・・蛍光ランプ装置、 2・・・外囲器の一部であるカバー部、 4・・・口金、 15・・・点灯回路としてのインバータ回路、 21・・・蛍光ランプ、 22・・・バルブ、 24・・・U字状部、 25・・・脚部、 51・・・外囲器の一部であるグローブ部、 61・・・器具本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 敏也 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 略平行する一対の脚部および両脚部の一
端間を接続している接続部を備えたU字状部を3個有
し、各U字状部がそれぞれ一対の脚部を含む面に交叉す
る方向に離間して並設されるとともに中央のU字状部の
頂部が両側のU字状部の頂部より口金と反対側に突出し
て形成され、この3本のU字状部を含んで1本の放電路
を形成するようにバルブが構成され、放電路の両端に位
置するバルブ部位に電極を備えた蛍光ランプと;蛍光ラ
ンプの点灯回路と;蛍光ランプおよび点灯回路を収納し
て一端に口金を有し、他端に光拡散性であって、かつ蛍
光ランプのバルブの中央のU字状部の頂部と内面との最
小間隔c1と両側のU字状部の頂部と内面との最小間隔
c2,c2'とがほぼ同じであるグローブ部を備えた外囲
器と;を具備していることを特徴とする蛍光ランプ装
置。 - 【請求項2】 バルブの中央のU字状部は、その接続部
が屈曲しているとともに、その頂部とグローブ部内面と
の最小間隔c1と、両側のU字状部の頂部と同じ高さに
位置する接続部の中間部とグローブ部内面との最小間隔
c1',c1''とが略同じであることを特徴とする請求項
1記載の蛍光ランプ装置。 - 【請求項3】 バルブのU字状部の脚部とグローブ部内
面との最小間隔c3が各U字状部の頂部と外囲器内面と
の最小間隔c1,c2,c2'の1〜4倍の大きさであるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の蛍光ランプ装
置。 - 【請求項4】 間隔c1,c2,c2'は2〜8mm、間隔c
3は3〜21mmであることを特徴とする請求項3記載
の蛍光ランプ装置。 - 【請求項5】 グローブ部の外形は略球状であることを
特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ラン
プ装置。 - 【請求項6】 略平行する一対の脚部および脚部の一端
側に接続された接続部からなるU字状部を3個有し、各
U字状部の脚部が同一円周上に等間隔で配設されてお
り、バルブの有効発光部の高さaおよび最大幅bが0.
7<b/a<1.4の範囲に形成され、この3本のU字
状部を含んで1本の放電路を形成するようにバルブを構
成し、放電路の両端に位置するバルブ部位に電極を備え
た蛍光ランプと;蛍光ランプの点灯回路と;蛍光ランプ
および点灯回路を収納して一端に口金を有し、他端に光
拡散性であって外形が略球状のグローブ部を備えた外囲
器と;を具備していることを特徴とする蛍光ランプ装
置。 - 【請求項7】 外囲器は、口金を含む高さが140mm以
下、最大径が100mm以下であることを特徴とする請求
項1ないし6いずれか一記載の蛍光ランプ装置。 - 【請求項8】 略平行する一対の脚部および脚部の一端
側に接続された接続部からなるU字状部を3個有し、各
U字状部の脚部が同一円周上に等間隔で配設されてお
り、脚部の管径dと隣接する脚部の間隔Lとが、 0.5≦d/L≦1.5 の範囲内であって、この3本のU字状部を含んで1本の
放電路を形成するようにバルブを構成し、放電路の両端
に位置するバルブ部位に電極を備えた蛍光ランプと;蛍
光ランプの点灯回路と;蛍光ランプのバルブの他端側が
挿入、支持されるとともに点灯回路を収納し、一端に口
金を有したカバー部と;を具備していることを特徴とす
る蛍光ランプ装置。 - 【請求項9】 蛍光ランプの主要部を覆うグローブ部が
カバー部に取付けられていることを特徴とする請求項8
記載の蛍光ランプ装置。 - 【請求項10】 蛍光ランプは、入力ランプ電力20〜
23W、放電路長360〜485mmであることを特徴と
する請求項1ないし9いずれか一記載の蛍光ランプ装
置。 - 【請求項11】請求項1ないし10いずれか一記載の蛍
光ランプ装置と;蛍光ランプ装置が装着される器具本体
と;を具備していることを特徴とする照明器具。
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JP7351644A JPH09185951A (ja) | 1995-09-29 | 1995-12-25 | 蛍光ランプ装置および照明器具 |
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TW085111541A TW381292B (en) | 1995-09-29 | 1996-09-20 | Fluorescent lighting device and lighting apparatus |
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JP7-254337 | 1995-09-29 | ||
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-
1996
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- 1996-09-25 KR KR1019960042297A patent/KR100228654B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-09-27 CN CN96120335A patent/CN1156802A/zh active Pending
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