JPH0969309A - 蛍光ランプ装置 - Google Patents

蛍光ランプ装置

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JPH0969309A
JPH0969309A JP8135546A JP13554696A JPH0969309A JP H0969309 A JPH0969309 A JP H0969309A JP 8135546 A JP8135546 A JP 8135546A JP 13554696 A JP13554696 A JP 13554696A JP H0969309 A JPH0969309 A JP H0969309A
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bulb
envelope
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Masahiko Yoshida
正彦 吉田
Kunio Yuasa
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白熱電球の規格に収まる蛍光ランプ装置を提
供する。 【解決手段】 口金12を有する外囲器11を設ける。外囲
器11に点灯回路19を収容する。点灯回路19側に、バルブ
23を有する蛍光ランプ22を支持する。バルブ23は、管径
6〜12mm、管長350〜420mmであって口金12を含
む高さが110mmおよび直径が60mmの範囲内に屈曲形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプを使用
する蛍光ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光ランプ装置としては、放電管
を鞍形やU字形に屈曲して1本の屈曲形の放電路を形成
した蛍光ランプを使用する電球形蛍光ランプ装置があ
る。
【0003】このような電球形の蛍光ランプ装置は、例
えば、特開昭63−245804号公報に記載されてい
るように、口金を有するカバーとこのカバーに固着され
た透光性を有するグローブとから外囲器が形成され、こ
の外囲器内に鞍型の蛍光ランプおよび点灯回路を保持し
たホルダが収容される。
【0004】そして、蛍光ランプ装置の外囲器の形状
は、円筒状に細長い形状や球状に丸い形状であり、白熱
電球の規格形状とは異なっている。また、外囲器の寸法
は、口金を含む高さが183mm程度、直径が70mm程度
であり、白熱電球の規格寸法である口金を含む高さが1
10mm程度、直径が60mm程度よりも大きい寸法になっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電球形の蛍光ラ
ンプ装置では、白熱電球の規格形状とは異なり、白熱電
球の規格寸法内にも収まらず、白熱電球を使用する照明
器具への適用範囲が制限されている。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、白熱電球の規格に収まる蛍光ランプ装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蛍光ラン
プ装置は、口金を有する外囲器と;外囲器内に収容され
た点灯回路と;管径6〜12mm、管長350〜420mm
であって口金を含む高さが110mmおよび直径が60mm
の範囲内に屈曲形成されて点灯回路側に支持されたバル
ブを有する蛍光ランプと;を具備しているものである。
蛍光ランプのバルブを、口金を含む高さが110mmおよ
び直径が60mmの範囲内に屈曲形成することにより、白
熱電球の規格寸法内に収められる。
【0008】請求項2記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1記載の蛍光ランプ装置において、外囲器は、点灯回路
を収容するカバーと蛍光ランプを収容するグローブとで
構成されているものである。外囲器がカバーとグローブ
とで構成されても、白熱電球の規格寸法内に収められ
る。
【0009】請求項3記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1または2記載の蛍光ランプ装置において、点灯回路が
収容される点灯回路収容空間と蛍光ランプが収容される
蛍光ランプ収容空間とを仕切る仕切板を外囲器内に備
え、仕切板によって仕切られる蛍光ランプ収容空間の容
積をA、点灯回路収容空間の容積をBとすると、A/B
≧2である。蛍光ランプ収容空間の容積Aと点灯回路収
容空間の容積Bとの容積比を、A/B≧2としたため、
点灯回路収容空間からの熱による蛍光ランプ収容空間の
温度上昇が減少し、蛍光ランプの発光効率が向上する。
【0010】請求項4記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし3いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
外囲器は、白熱電球形状であるため、白熱電球の規格形
状に適合される。外囲器が白熱電球形状であるため、白
熱電球の規格形状に適合でき、外観も白熱電球と同様な
ので違和感がなく、白熱電球用の照明器具への適用範囲
をより広めることができる。
【0011】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
外囲器は、この外囲器のほぼ最大直径の部分で分割形成
されているものである。外囲器のほぼ最大直径の部分で
分割形成することにより、外囲器内の空間を最大限に利
用した形状、寸法の蛍光ランプでも外囲器内に収容でき
るため、白熱電球の規格寸法内に収めるように小形化し
ても、外囲器内の空間を最大限に利用して蛍光ランプの
形状、寸法を有効に設定することより、ランプ性能を向
上させることができる。
【0012】請求項6記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし5いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
点灯回路は高周波点灯用インバータであり、2枚の回路
基板が並行してカバーの長手方向に沿って配設されてい
るものである。点灯回路の高周波点灯用インバータの回
路部品を搭載する2枚の回路基板が並行してカバーの長
手方向に沿って効率的に配設される。
【0013】請求項7記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし6いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
点灯回路と蛍光ランプとを含めた装置全体の入力電力は
8〜20Wである。入力電力が8〜20Wの蛍光ランプ
により、40〜80Wの白熱電球の明るさが得られる。
【0014】請求項8記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし7いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
蛍光ランプのバルブは、一端側が点灯回路側から螺旋状
に屈曲されるとともに、他端側が螺旋のほぼ中心軸を通
じて点灯回路側に屈曲されているものである。蛍光ラン
プのバルブが、一端側が点灯回路側から螺旋状に屈曲さ
れるとともに、他端側が螺旋のほぼ中心軸を通じて点灯
回路側に屈曲されているため、蛍光ランプの点灯時の配
光が均一になる。
【0015】請求項9記載の蛍光ランプ装置は、請求項
8記載の蛍光ランプ装置において、蛍光ランプのバルブ
の中心軸の先端に排気部を有するものである。蛍光ラン
プのバルブの中心軸の先端の排気部からバルブ内の空気
の排気が行なわれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の蛍光ランプ装置の
一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0017】まず、第1の実施の形態を図1および図2
に示す。図1は蛍光ランプ装置の断面図、図2は蛍光ラ
ンプ装置の発光特性を示すグラフである。
【0018】図1において、11は外囲器で、この外囲器
11は、口金12を有するカバー13と透光性を有するグロー
ブ14とから白熱電球の規格形状に形成されているととも
に、口金12を含む高さLが110mm程度、直径Dが60
mm程度、容積が100cm3 程度の白熱電球の規格寸法に
形成されている。
【0019】カバー13は、PBT樹脂などの耐熱性合成
樹脂にて形成され、カバー13の一端には口金12との結合
用の円筒部15が一体形成され、他端にはグローブ14と嵌
合される円筒状のカバー部16が形成されている。円筒部
15にはエジソンタイプのE26型などのねじ込み型の口
金12が被着されるとともに接着剤またはかしめなどによ
って固定されている。
【0020】グローブ14は、透明または光拡散性の合成
樹脂またはガラスにて、カバー13のカバー部16に嵌合さ
れる開口部17を有するほぼ球状に形成され、開口部17の
縁部にはカバー部16の内側に嵌合して接着剤などによっ
て固定される嵌合部18が形成されている。
【0021】また、カバー13内には、点灯回路としての
インバータ回路19が収容されている。このインバータ回
路19は、2枚の回路基板20にトランジスタインバータを
用いた高周波点灯用の回路部品21が実装されて構成され
ている。2枚の回路基板20は並行してカバー13の長手方
向に沿って機械的に支持され、インバータ回路19の電源
入力部が口金12と電気的に接続されている。
【0022】また、外囲器11内にはインバータ回路19側
に支持されて蛍光ランプ22が収容されている。この蛍光
ランプ22は、ガラス製のバルブ23を有し、バルブ23の内
面に蛍光体膜が形成されるとともに内部にアルゴンなど
の希ガスおよび水銀が封入され、両端23a ,23b にはフ
ィラメント電極24が封装されている。
【0023】バルブ23の一端23a および他端23b がイン
バータ回路19側に機械的に支持され、各フィラメント電
極24に接続された図示しない外部リード線がインバータ
回路19の高周波出力部に電気的に接続されている。
【0024】バルブ23は、バルブ管外径が6〜12mm、
バルブ肉厚が0.75mmで、バルブ管長が200〜40
0mmであり、一端23a 側から螺旋状に屈曲される螺旋部
25が形成されているとともに、その螺旋部25の先端部26
から他端23b 側に向けて螺旋部25のほぼ中心軸を通る戻
り部27が形成されており、これによって1本の蛇行状の
放電路が形成されている。先端部26には、バルブ23内の
空気の排気および希ガスの封入後に封止される排気部28
が位置する。
【0025】そして、インバータ回路19からの出力はラ
ンプ電流90〜220mA、ランプ電圧80〜110Vで
あり、約45kHz の高周波で蛍光ランプ22へ入力され
る。蛍光ランプ装置全体の入力電力は8〜20W程度で
ある。また、蛍光ランプ22は、口金12を含む高さLが1
10mmおよび直径Dが60mmの範囲内に収納されるよう
に高密度に形成、配設される。
【0026】また、カバー13とグローブ14と間には、イ
ンバータ回路19が収容される点灯回路収容空間bと蛍光
ランプ22が収容される蛍光ランプ収容空間aとを仕切る
仕切板29が配設されている。この仕切板29は、円板状に
形成され、バルブ23の両端23a ,23b が挿通される挿通
孔30a ,30b が形成されている。仕切板29はカバー13の
カバー部16の内周面に接合されて接着剤などによって固
定されている。
【0027】そして、仕切板29によって仕切られる蛍光
ランプ収容空間aの容積をA、点灯回路収容空間bの容
積をBとすると、A/B≧2、という容積の関係に形成
されている。
【0028】以上のように構成された蛍光ランプ装置で
は、口金12を含む高さが110mmおよび直径が60mmの
範囲内に高密度に屈曲形成されたバルブ23を有する蛍光
ランプ22を備えるとともに、この蛍光ランプ22を収容す
る白熱電球形状の外囲器11を備えるため、白熱電球の規
格寸法内に収めることができるとともに、白熱電球の規
格形状に適合でき、外観も白熱電球と同様なので違和感
がなく、白熱電球用の照明器具への適用範囲を広めるこ
とができる。
【0029】しかも、蛍光ランプ22は、入力電力が8〜
20Wで40〜80W相当の白熱電球に相当する400
〜1000lmの明るさが得られ、省電力化を図れる。
【0030】さらに、蛍光ランプ22のバルブ23が、一端
23a 側が螺旋状に屈曲されるとともに、他端23b 側が螺
旋のほぼ中心軸に通されているため、蛍光ランプ22の点
灯時の配光を均一にできる。
【0031】また、蛍光ランプ22のバルブ23の中心軸の
先端に排気部28が形成されるため、バルブ23のフィラメ
ント電極24を有する端部に設ける場合に比べて、バルブ
23の端部の構造を簡単にできるとともに容易に製造でき
る。
【0032】また、インバータ回路19の回路部品21を搭
載する2枚の回路基板20が並行してカバー13の長手方向
に沿って配設されるため、効率的に実装できる。
【0033】ところで、蛍光ランプ収容空間aの蛍光ラ
ンプ22から発生する熱と点灯回路収容空間bのインバー
タ回路19から発生する熱とが仕切板29を通じて互いに輻
射熱として伝わる。一般に、蛍光ランプ収容空間aより
点灯回路収容空間bの発熱が大きいために、点灯回路収
容空間bの熱が蛍光ランプ収容空間aに流れ込む。従来
の蛍光ランプ装置の蛍光ランプ収容空間aの容積Aと点
灯回路収容空間bの容積Bとの容積比は、A/B=1.
5〜1.8程度であったが、この容積比では、点灯回路
収容空間bからの熱により蛍光ランプ収容空間aの温度
が上昇し、周囲温度に影響されやすい蛍光ランプ22の特
性に悪影響、例えば、図2に示すように、発光効率の低
下が生じることが実験によりわかった。
【0034】そこで、本実施の形態の蛍光ランプ装置で
は、蛍光ランプ収容空間aの容積Aと点灯回路収容空間
bの容積Bとの容積比を、A/B≧2とした。この容積
比により、点灯回路収容空間bからの熱による蛍光ラン
プ収容空間aの温度上昇が減少し、図2に示すように、
蛍光ランプ22の発光効率が従来に比べて約20%程度向
上させることができる。
【0035】次に、第2の実施の形態を図3に示す。図
3は蛍光ランプ装置の蛍光ランプの底面図である。
【0036】蛍光ランプ22のバルブ23は、インバータ回
路19側の一端23a からほぼU字状に屈曲されるとともに
その逆方向にほぼU字状に屈曲されるというように蛇行
状に屈曲を複数回順次繰り返して、他端23b がインバー
タ回路19側に戻り、かつ、全体としてほぼ円筒状に配置
される。
【0037】このようなバルブ23の屈曲形状によって
も、口金12を含む高さLが110mmおよび直径Dが60
mmの白熱電球の規格寸法の範囲内に高密度に配置でき、
図1に示す第1の実施の形態の外囲器11内に収容するこ
とができる。
【0038】次に、第3の実施の形態を図4および図5
に示す、図4は蛍光ランプの一部の斜視図、図5は図4
のA−A断面図である。
【0039】蛍光ランプ22のバルブ23は、ほぼU字状に
屈曲された第1の屈曲管部31とほぼU字状に屈曲された
第2の屈曲管部32とを備え、両屈曲管部31,32の一方の
端部間が中央屈曲部33を介して連通されて、1本の蛇行
した放電路が形成され、かつ、屈曲管部31,32が交差状
に配置されて、第2の屈曲管部32の頂部が第1の屈曲管
部31の内側を通されている。第2の屈曲管部32の第1の
屈曲管部31の内側を通る部分には、細管状のブリッヂ部
32a が形成されている。
【0040】このようなバルブ23の屈曲形状によって、
図5に示すように、両屈曲管部31,32を互いに近接配置
できるため、口金12を含む高さLが110mmおよび直径
Dが60mmの白熱電球の規格寸法の範囲内に高密度に配
置でき、図1に示す第1の実施の形態の外囲器11内に収
容することができる。
【0041】次に、第4の実施の形態を図6に示す。図
6は蛍光ランプ装置の蛍光ランプの一部の側面図であ
る。
【0042】蛍光ランプ22のバルブ23は、先端側を連通
する細い連通管41a を介してほぼH字状に形成された第
1の屈曲管部41と先端側を連通する細い連通管42a を介
してほぼH字状に形成された第2の屈曲管部42とを備
え、各屈曲管部41,42の一方の端部間が図示しない中央
連通管(図5に示す第3の実施の形態の中央屈曲部33に
相当する)を介して連通されて、1本の放電路が形成さ
れ、かつ、屈曲管部41,42が交差状に配置されて、第2
の屈曲管部42の連通管42a が第1の屈曲管部41の内側を
通されている。
【0043】このようなバルブ23の屈曲形状によって、
両屈曲管部41,42を互いに近接配置できるため、口金12
を含む高さLが110mmおよび直径Dが60mmの白熱電
球の規格寸法の範囲内に高密度に配置でき、図1に示す
第1の実施の形態の外囲器11内に収容することができ
る。
【0044】次に、第5の実施の形態を図7に示す。図
7は蛍光ランプ装置の蛍光ランプの底面図である。
【0045】蛍光ランプ22のバルブ23は、近接配置され
る4本の管部51を有し、隣接する管部を細い連通管52で
連通されて、1本の放電路が形成されている。
【0046】このようなバルブ23の屈曲形状によって、
4本の管部51を互いに近接配置できるため、口金12を含
む高さLが110mmおよび直径Dが60mmの白熱電球の
規格寸法の範囲内に高密度に配置でき、図1に示す第1
の実施の形態の外囲器11内に収容することができる。
【0047】なお、蛍光ランプ22としては、前記実施の
形態の他、バルブ23の両端23a ,23b に冷陰極電極を封
装したものや、無電極形蛍光ランプを用いてもよい。
【0048】次に、第6の実施の形態を図8に示す。図
8は蛍光ランプ装置の側面図である。
【0049】外囲器11のグローブ14は、このグローブ14
のほぼ最大直径の部分で基端側分割部14a と先端側分割
部14b とに2分割形成されている。
【0050】そして、蛍光ランプ装置の組立時には、カ
バー13と基端側分割部14a とを嵌合固定し、基端側分割
部14a の最大直径の開口部分から蛍光ランプ22を挿入装
着した後、蛍光ランプ22を覆って先端側分割部14b を基
端側分割部14a に嵌合し、嵌合部分を接着剤などによっ
て固定する。
【0051】このように、グローブ14のほぼ最大直径の
部分で2分割形成することにより、グローブ14内の空間
を最大限に利用して蛍光ランプ22の形状、寸法を設定で
きる。すなわち、グローブ14の開口部17を通じてグロー
ブ14内に蛍光ランプ22を収納する構造では、蛍光ランプ
22が開口部17を挿通可能とする形状、寸法に規制される
が、本実施の形態のように、グローブ14のほぼ最大直径
の部分で2分割形成した構造では、グローブ14内に収容
可能とする形状、寸法の範囲にあれば、そのグローブ14
内の空間を最大限に利用した形状、寸法の蛍光ランプ22
でもグローブ14内に収容できる。例えば図1に示す蛍光
ランプ装置のように、グローブ14の回転軸と直交する方
向を軸とした螺旋形状バルブを有する蛍光ランプ22が収
容可能である。
【0052】したがって、グローブ14のほぼ最大直径の
部分で2分割形成することにより、蛍光ランプ装置を白
熱電球の規格寸法内に収めるように小形化しても、蛍光
ランプ22の形状、寸法を有効に設定することより、ラン
プ性能を向上させることができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の蛍光ランプ装置によれ
ば、口金を含む高さが110mmおよび直径が60mmの範
囲内に屈曲形成されたバルブを有する蛍光ランプを備え
るため、白熱電球の規格寸法内に収めることができ、白
熱電球用の照明器具への適用範囲を広めることができ
る。
【0054】請求項2記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1記載の蛍光ランプ装置の効果に加えて、外囲器
をカバーとグローブとで構成しても、白熱電球の規格寸
法内に収めることができる。
【0055】請求項3記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1または2記載の蛍光ランプ装置の効果に加え
て、蛍光ランプ収容空間の容積Aと点灯回路収容空間の
容積Bとの容積比を、A/B≧2としたため、点灯回路
収容空間からの熱による蛍光ランプ収容空間の温度上昇
を減少させ、蛍光ランプの発光効率を向上させることが
できる。
【0056】請求項4記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし3いずれか一記載の蛍光ランプ装置の効
果に加えて、外囲器が白熱電球形状であるため、白熱電
球の規格形状に適合でき、外観も白熱電球と同様なので
違和感がなく、白熱電球用の照明器具への適用範囲をよ
り広めることができる。
【0057】請求項5記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置の効
果に加えて、外囲器のほぼ最大直径の部分で分割形成す
ることにより、外囲器内の空間を最大限に利用した形
状、寸法の蛍光ランプでも外囲器内に収容できるため、
白熱電球の規格寸法内に収めるように小形化しても、外
囲器内の空間を最大限に利用して蛍光ランプの形状、寸
法を有効に設定することより、ランプ性能を向上させる
ことができる。
【0058】請求項6記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし5いずれか一記載の蛍光ランプ装置の効
果に加えて、点灯回路の高周波点灯用インバータの回路
部品を搭載する2枚の回路基板が並行してカバーの長手
方向に沿って配設されるため、効率的に実装できる。
【0059】請求項7記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし6いずれか一記載の蛍光ランプ装置の効
果に加えて、入力電力が8〜20Wの蛍光ランプによ
り、40〜80Wの白熱電球の明るさが得られ、省電力
化を図れる。
【0060】請求項8記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし7いずれか一記載の蛍光ランプ装置の効
果に加えて、蛍光ランプのバルブが、一端側が点灯回路
側から螺旋状に屈曲されるとともに、他端側が螺旋のほ
ぼ中心軸を通じて点灯回路側に屈曲されているため、蛍
光ランプの点灯時の配光を均一にできる。
【0061】請求項9記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項8記載の蛍光ランプ装置の効果に加えて、蛍光ラ
ンプのバルブの中心軸の先端の排気部からバルブ内の空
気の排気を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す蛍光ランプ装
置の断面図である。
【図2】同上実施の形態の蛍光ランプ装置の発光特性を
示すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す蛍光ランプ装
置の蛍光ランプの底面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す蛍光ランプ装
置の蛍光ランプの一部の斜視図である。
【図5】同上実施の形態の図4のA−A断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す蛍光ランプ装
置の蛍光ランプの一部の側面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示す蛍光ランプ装
置の蛍光ランプの底面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態を示す蛍光ランプ装
置の側面図である。
【符号の説明】
11 外囲器 12 口金 13 カバー 14 グローブ 19 点灯回路としてのインバータ回路 20 回路基板 22 蛍光ランプ 23 バルブ 28 排気部 29 仕切板 a 蛍光ランプ収容空間 b 点灯回路収容空間

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口金を有する外囲器と;外囲器内に収容
    された点灯回路と;管径6〜12mm、管長350〜42
    0mmであって口金を含む高さが110mmおよび直径が6
    0mmの範囲内に屈曲形成されて点灯回路側に支持された
    バルブを有する蛍光ランプと;を具備していることを特
    徴とする蛍光ランプ装置。
  2. 【請求項2】 外囲器は、点灯回路を収容するカバーと
    蛍光ランプを収容するグローブとで構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ装置。
  3. 【請求項3】 点灯回路が収容される点灯回路収容空間
    と蛍光ランプが収容される蛍光ランプ収容空間とを仕切
    る仕切板を外囲器内に備え、仕切板によって仕切られる
    蛍光ランプ収容空間の容積をA、点灯回路収容空間の容
    積をBとすると、 A/B≧2 であることを特徴とする請求項1または2記載の蛍光ラ
    ンプ装置。
  4. 【請求項4】 外囲器は、白熱電球形状であることを特
    徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の蛍光ランプ
    装置。
  5. 【請求項5】 外囲器は、この外囲器のほぼ最大直径の
    部分で分割形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置。
  6. 【請求項6】 点灯回路は高周波点灯用インバータであ
    り、2枚の回路基板が並行してカバーの長手方向に沿っ
    て配設されていることを特徴とする請求項1ないし5い
    ずれか一記載の蛍光ランプ装置。
  7. 【請求項7】 点灯回路と蛍光ランプとを含めた装置全
    体の入力電力は8〜20Wであることを特徴とする請求
    項1ないし6いずれか一記載の蛍光ランプ装置。
  8. 【請求項8】 蛍光ランプのバルブは、一端側が点灯回
    路側から螺旋状に屈曲されるとともに、他端側が螺旋の
    ほぼ中心軸を通じて点灯回路側に屈曲されていることを
    特徴とする請求項1ないし7いずれか一記載の蛍光ラン
    プ装置。
  9. 【請求項9】 蛍光ランプのバルブの中心軸の先端に排
    気部を有することを特徴とする請求項8記載の蛍光ラン
    プ装置。
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