JP2000353403A - 蛍光ランプ装置 - Google Patents

蛍光ランプ装置

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JP2000353403A
JP2000353403A JP11161590A JP16159099A JP2000353403A JP 2000353403 A JP2000353403 A JP 2000353403A JP 11161590 A JP11161590 A JP 11161590A JP 16159099 A JP16159099 A JP 16159099A JP 2000353403 A JP2000353403 A JP 2000353403A
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JP
Japan
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arc tube
fluorescent lamp
lamp device
bulb
holder
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JP11161590A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nishio
清志 西尾
Takeo Yasuda
丈夫 安田
Hidenori Ito
秀徳 伊藤
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光ランプ装置 【解決手段】 口金11を有するカバー12及びグローブ14
を備えた外囲器15と、この外囲器15に収納されたホルダ
16、点灯回路17、及び発光管18などを備える。外囲器15
は、口金11を含む高さ寸法H1を、125mm以上145mm
以下とする。発光管18は、管内径が6mm以上9mm以下、
放電路長が400mm以上500mm以下、ランプ電力を1
6W以上23W以下とする。小形化した容積の小さい発
光管18を高さ寸法に大きく配置することで、熱容量を抑
制し、蛍光ランプ装置10を小形化して略白熱電球形状と
し、照明器具への適用範囲を広げることができる。80
W以上100W以下相当の白熱電球に相当する1000
lm以上1600lm以下の明るさを実現でき、省電力化を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電球形の
蛍光ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光管を鞍形やU字状に屈曲して
1本の屈曲形の放電路を形成し、外形を一般照明電球や
ボール電球に近似させた電球形蛍光ランプが用いられて
いる。
【0003】このような電球形蛍光ランプは、例えば、
特開平9−153341号公報、あるいは、国際公開第
WO98/57354号公報に示されるように、口金を
有するカバー及びこのカバーに固定された透光性を有す
るグローブとを備えた細長い円筒状あるいは略球状など
の略電球形状をなす外囲器と、この外囲器内でカバーに
固定されカバーとグローブとを仕切る仕切板部を設けた
ホルダと、このホルダに取り付けられ、カバー内に収納
される点灯回路と、このホルダに取り付けられ、グロー
ブ内に収納される屈曲形の発光管となどを備えている。
【0004】そして、白熱電球100W相当の電球形蛍
光ランプでは、例えば、T形であれば口金を含む外囲器
の高さ寸法が153mm程度、直径が70mm程度であり、
発光管は、内径が10mm程度、放電路長が450mm、発
光管の消費電力が23W程度となっている。しかしなが
ら、このような構成では、高ワットの電球形蛍光ランプ
の場合、発光管の容積が大きく、熱容量も大きいため、
電球形放電ランプ自体を大きくする必要があり、電球形
放電ランプを使用する照明器具が制限される問題を有し
ている。
【0005】また、グローブを備えた白熱電球60W相
当の電球形蛍光ランプにおいて、例えば、口金を含む外
囲器の高さ寸法が120mm程度、直径が60mm程度であ
り、発光管は、内径が8mm程度、放電路長が250mm、
発光管の消費電力が12W程度で、さらに、発光管の外
面とグローブの内面との最小距離が、4mm程度の構成が
知られている。しかしながら、このような構成では、発
光管の内径が8mm程度と細く、輝度が高いとともに、電
球形蛍光ランプを小形化するため、発光管とグローブと
の間隔を狭くする必要があり、グローブに光拡散膜を塗
布しても効果が得られず、グローブの表面に輝度むらを
生じるなどの問題を有している。さらに、電球形蛍光ラ
ンプを小形化する従い、発光管の屈曲数も増加し、発光
管同士の間隔及び発光管とグローブとの間隔が小さくな
るため、グローブの光拡散の効果が小さくなり、グロー
ブの表面に輝度むらが生じる問題を有している。
【0006】また、発光管を固定する仕切板部を設けた
ホルダは、ポリブチレンテレフタレート(PBT)など
の耐熱性を有する樹脂部材で成型されている。しかしな
がら、電球形蛍光ランプの小形化を図ると、各部品は極
めて高温になり、特に、発光管を固定する仕切板部はこ
の発光管からの熱と紫外線とにより樹脂が劣化しやすく
なる問題を有している。
【0007】また、ホルダは、発光管を固定する仕切板
部と、この仕切板部の外周部からカバー側に突設された
円筒状の筒状部とを備え、この筒状部の内側に、点灯回
路の回路基板を嵌合して保持している。そして、ホルダ
を成型する金型の型抜きの制限で、ホルダの筒状部は、
円筒形状か、あるいは、仕切板部から先端側に向かい拡
開する形状に形成されている。しかしながら、このよう
な構成は、回路の部分の外径が発光管の部分の外径に対
して大きい場合に有効であるが、回路部品の両面実装の
技術などによる小形化が進むにつれて、回路の部分の外
径を発光管の部分の外径に対して小さくすることが可能
になっているが、上記ホルダの構造の制限により、発光
管の部分の外径に回路の部分の外径を合わせる必要が生
じ、発光管の部分の外径により、電球形蛍光ランプの外
形寸法の小形化が制限される問題を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、蛍光ラ
ンプ装置においては、高ワットの電球形放電ランプの場
合、発光管の容積が大きく、熱容量も大きいため、電球
形放電ランプ自体を大きくする必要があり、電球形放電
ランプを使用する照明器具が制限される問題を有してい
る。また、発光管の内径が8mm程度と細くなると、輝度
が高いとともに、電球形蛍光ランプを小形化するため、
発光管とグローブとの間隔を狭くする必要があり、グロ
ーブに光拡散膜を塗布しても効果が得られず、グローブ
の表面に輝度むらを生じるなどの問題を有している。さ
らに、電球形蛍光ランプを小形化する従い、発光管の屈
曲数も増加し、発光管同士の間隔及び発光管とグローブ
との間隔が小さくなるため、グローブの光拡散の効果が
小さくなり、グローブの表面に輝度むらが生じる問題を
有している。また、電球形蛍光ランプの小形化を図る
と、各部品は極めて高温になり、特に、発光管を固定す
る仕切板部はこの発光管からの熱と紫外線とにより樹脂
が劣化しやすくなる問題を有している。また、回路の部
分の外径を発光管の部分の外径に対して小さくすること
が可能になっているが、ホルダを成型する金型の型抜き
の制限で、発光管の部分の外径に回路の部分の外径を合
わせる必要が生じ、電球形蛍光ランプの外形寸法の小形
化が制限される問題を有している。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、小形化が可能で、また、輝度むらを抑制でき、ま
た、ホルダの劣化を抑制できる蛍光ランプ装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蛍光ラン
プ装置は、内径を6mm以上9mm以下、放電路長を400
mm以上500mm以下、消費電力を16W以上23W以下
とした発光管と;発光管を点灯させる点灯回路と;発光
管を固定するとともに点灯回路を収容するカバーと口金
とを有し、口金を含む高さが125mm以上145mm以下
とした外囲器と;を具備しているものである。
【0011】そして、この構成では、小形化した発光管
を高さ寸法に大きく配置することで、蛍光ランプ装置を
小形化し、照明器具への適用範囲が広がる。また、発光
管の消費電力が16W以上23W以下の範囲で、80W
以上100W以下相当の白熱電球に相当する1000lm
以上1600lm以下の明るさが得られ、省電力化が図ら
れる。
【0012】請求項2記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1記載の蛍光ランプ装置において、発光管を収容し光拡
散膜を設けたグローブを有し、発光管とグローブとの最
小間隔を6mm以上12mm以下としたものである。
【0013】そして、この構成では、細管化した発光管
と光拡散膜を設けたグローブの間隔を最適化すること
で、蛍光ランプ装置を小形化しつつ、グローブの輝度む
らが抑制される。
【0014】請求項3記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1または2記載の蛍光ランプ装置において、発光管同士
の間に位置する反射手段と;発光管及び反射手段を収容
したグローブと;を具備しているものである。
【0015】そして、この構成では、発光管同士の間に
位置する反射手段により、発光管に囲まれた部分に入射
する光をグローブ側に拡散反射し、グローブの輝度むら
が抑制される。
【0016】請求項4記載の蛍光ランプ装置は、請求項
3記載の蛍光ランプ装置において、発光管を固定しかつ
外囲器に固定されるホルダを備え、反射手段はホルダに
一体に形成されたものである。
【0017】そして、この構成では、構造が簡略化さ
れ、製造コストが低減される。
【0018】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
発光管を固定するホルダの少なくとも一部が金属製の仕
切板部を備えているものである。
【0019】そして、この構成では、仕切板部の少なく
とも一部を金属製とすることにより、仕切板部の劣化が
抑制され、蛍光ランプ装置の長寿命化が図られる。
【0020】請求項6記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
発光管を固定するホルダは仕切板部を備え、この仕切板
部は、発光管に面する金属層と、この金属層を支持する
絶縁性を有する絶縁層とを備えたものである。
【0021】そして、この構成では、発光管に面する金
属層により仕切板部の劣化が抑制され蛍光ランプ装置の
長寿命化が図られるとともに、金属層を支持する絶縁性
を有する絶縁層により、絶縁性が容易に向上する。
【0022】請求項7記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし6いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
発光管を固定するホルダは仕切板部を備え、この仕切板
部は、発光管に囲まれた部分に、発光管から離間する側
に向かって凹設された凹設部を設けたものである。
【0023】そして、この構成では、発光管の熱及び紫
外線による仕切板部の劣化が抑制され、蛍光ランプ装置
の長寿命化が図られる。
【0024】請求項8記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし7いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
発光管を固定するホルダは仕切板部及びこの仕切板部の
周縁部から突設され点灯回路を収容して固定する筒状部
を備え、筒状部の基端側の外形寸法すなわち仕切板部の
外径をa、筒状部の先端側の外形寸法をb、筒状部の基
端側の内径寸法をc、筒状部の先端側の内径寸法をd、
としたとき、a>bかつc≦dに形成されたものであ
る。
【0025】そして、この構成では、ホルダが金型を用
いた成型により容易に製造され、製造コストが低減され
るとともに、発光管に対して小形化した点灯回路の収容
固定が可能になり、蛍光ランプ装置の小形化が可能にな
る。また、ホルダは、発光管近傍の肉厚寸法が大きく確
保され、熱量の大きい発光管を用いた場合にも必要な強
度が容易に確保される。
【0026】請求項9記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし8いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
発光管は、少なくとも3本以上のU字状に屈曲したバル
ブ部を並設して構成されたものである。
【0027】そして、この構成では、小形化された蛍光
ランプが容易に実現される。
【0028】請求項10記載の蛍光ランプ装置は、請求
項1ないし9いずれか一記載の蛍光ランプ装置におい
て、外囲器は、略白熱電球形状であるものである。
【0029】そして、この構成では、照明器具への適用
範囲が広がる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の蛍光ランプ装置の
第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0031】なお、以下の説明において、蛍光ランプ装
置は、口金に対して発光管を上側とし、上下方向を高さ
方向として説明する。
【0032】図1は本発明の蛍光ランプ装置の第1の実
施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。図2は
同上蛍光ランプ装置の一部の分解斜視図である。
【0033】図1において、10は蛍光ランプ装置で、こ
の蛍光ランプ装置10は、一般照明用電球のソケットに装
着可能な電球形蛍光ランプであり、口金11を有するカバ
ー12及びグローブ14を備えた外囲器15と、この外囲器15
に収納されたホルダ16、点灯回路17、及び発光管18など
を備えている。
【0034】そして、外囲器15は、定格電力60Wある
いは100W相当の白熱電球などの一般照明用電球の規
格寸法に近似し、かつ、高さ寸法が規格寸法より大きく
形成されている。すなわち、口金11を含む高さ寸法(ラ
ンプ全長)H1は、125mm以上145mm以下、例えば1
40mm程度に形成されている。また、例えば、直径すな
わちグローブ14の外径は55mm以上75mm以下、カバー
12の最大外径が50mm程度に形成されている。なお、一
般照明用電球とは、JIS C 7501に定義される
ものである。
【0035】そして、カバー12は、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂などにて形成
されたカバー本体21を備えている。そして、このカバー
本体21は、上方に拡開する略円筒状をなし、下端部に、
E26形などの口金11が被せられ、接着剤またはかしめ
などにより固定されている。
【0036】また、グローブ14は、透明あるいは光拡散
性を有する乳白色などで、ガラスあるいは合成樹脂によ
り、定格電力60W形相当の一般照明用電球のガラス球
とほぼ同一形状の滑らかな曲面状に形成されているとと
もに、開口部の縁部には、カバー12の上端の開口部の内
側に嵌合する嵌合縁部14a が形成されている。なお、こ
のグローブ14は、内面に光拡散膜を塗布などして、輝度
の均一性を向上することもできる。
【0037】そして、カバー12に収納され発光管18を点
灯させる点灯回路17は、図1及び図2に示すように、水
平状、すなわち発光管18の長手方向と垂直に配置される
円板状の回路基板24を備え、この回路基板24の両面すな
わち口金11側である下面及び発光管18側である上面に、
複数の電気部品25,26が実装されて、高周波点灯を行な
う電子安定器であるインバータ回路(高周波点灯回路)
が構成されている。また、複数の電気部品25,26のう
ち、回路基板24の下面すなわち発光管18の反体側には、
比較的耐熱性の弱い電解コンデンサ、フィルムコンデン
サなどの電気部品25が実装され、回路基板24の上面すな
わち発光管18側には、には、比較的耐熱性が強いととも
に厚さ寸法が小さいチップ状のREC(rectifier 、整
流素子、ダイオードブリッジ)、トランジスタ、抵抗な
どのパッケージの厚さ寸法が2mm〜3mm程度に形成され
ている電気部品26が実装されている。さらに、この回路
基板24は、口金11に接続されて電力が供給されるととも
に、出力部となる二対すなわち4本の回路側ワイヤが導
出され、あるいは、ラッピングピンが植設され、発光管
18に接続されている。なお、回路基板24の発光管18に対
向する面に実装される電気部品26は、発光管18の電極か
ら離間した位置に配置することにより、電極からの発熱
による電気部品26への熱的影響を抑制できる。また、回
路基板24は実装スペースを効率的に確保できるので円形
状が好ましいが、四角形状などの多角形状、楕円形状で
あってもよい。
【0038】また、グローブ14に収納される発光管18
は、略同形状の4本のU字状屈曲形バルブである管体で
あるバルブ部31を所定の位置に配置し、連通管32で順次
接続して、1本の放電路が形成されている。
【0039】そして、発光管18は、管内径が6mm以上9
mm以下、放電路長が400mm以上500mm以下、ランプ
電力を16W以上23W以下としたものである。また、
各バルブ部31は、内面に蛍光体膜を形成するとともに、
内部にアルゴンなどの希ガス及び水銀が封入されたガラ
ス製の円筒状のバルブであり、管外径は8mm以上11mm
以下、例えば、10.1mmであり、肉厚は0.7mm以上
1.0mm以下、例えば0.8mmであり、所定の長さのガ
ラス管を中間部で滑らかに湾曲させ頂部Pを備えた略U
字状に形成されている。すなわち、各U字状屈曲形のバ
ルブ部31は、滑らかに反転する屈曲部31a と、この屈曲
部31a に連続する互いに平行な一対の直線部31b とを備
えている。なお、管外径の下限は、相対ランプ効率が9
7%以上となる8mmとした。さらに、肉厚1.1mm以上
では、U字状に屈曲した屈曲部31a の内側にガラスの肉
溜まりが発生し、屈曲部31a の内側からクラックが発生
し易いが、肉厚を0.7mm〜1.0mmにすることで、屈
曲部31a の内側にガラスの肉溜まりが発生するのを抑制
できる。
【0040】また、発光管18は、バルブ部31の高さ寸法
は65mm以上75mm、バルブ並設方向の最大直径が32
mm〜43mmに形成され、ガス圧は400Pa 、ランプ電
流は0.42Aに設定されている。
【0041】さらに、各バルブ部31は、マウントを用い
たラインシール、あるいはマウントを用いないピンチシ
ールなどにより、一端部が封着されているとともに、他
端部には排気管とも呼ばれる細管31c が溶着され、排気
を行ない、あるいは必要に応じてアマルガムを備えるよ
うになっている。また、発光管18の両端部に位置する各
バルブ部31の端部には、マウントを用いたラインシール
などにより、フィラメントコイルFCが、一対のウエルズ
(導入線)に支持されて配置されている。また、一方の
ウエルズには、必要に応じて補助アマルガムが設けられ
ている。なお、この実施の形態では、一端にフィラメン
トコイルFCを設けたバルブ部31の他端には、細管31c が
設けられている。また、フィラメントコイルFCを設けな
い一方のバルブ部31には、フィラメントコイルFCを設け
たバルブ部31側の端部に、排気用の細管31c が設けら
れ、他側の端部に、補助アマルガムが設けられている。
さらに、フィラメントコイルFCを設けない他方のバルブ
部31には、フィラメントコイルFCを設けたバルブ部31側
の端部に、補助アマルガムが設けられ、他側の端部に、
主アマルガムを設けた細管31c が設けられている。
【0042】そして、各ウエルズは、バルブ部31の端部
のガラスに封着されたジュメット線を介して、バルブ部
31の外部に導出されたランプ側ワイヤに接続され、これ
らランプ側ワイヤが回路側ワイヤに3ターン以上捩じり
合わされて、小さいスペースで電気的及び機械的に安価
で容易かつ確実に接続されている。
【0043】なお、各バルブ部31の排気を行なう細管に
ついては、管内径がバルブ部31の管内径に対して小さい
と、排気効率が悪く、排気時間を長くする必要がある一
方、細管の径が大きくなると、細管と同時に封着するウ
エルズについて、細管の外面あるいはバルブ部31の内面
との間隔を確保できなくなり、封着不具合を生じるなど
して、発光管18の品質低下を生じるおそれがある。特
に、従来は、U字状屈曲形バルブの管内径が細管の管内
径の3倍以上あり、排気を行なう細管は、発光管の長手
方向の一端部に位置する場合が多いため、排気効率の向
上が困難であった。この点、本実施の形態では、細管の
管内径をd3 とし、バルブ部31の管内径をd2 とする
と、2.0<(d2 /d3 )<2.8の範囲内にするこ
とにより、細管の管内径を大きくすることによる排気効
率の向上を実現できるとともに、封着性を確保し、発光
管18の品質を向上できる。なお、排気管となる細管は、
発光管18の長手方向の中間部に設けることにより、排気
効率を向上することもできる。
【0044】そして、この発光管18は、蛍光ランプ固定
部材でありまた点灯回路固定部材である支持部材として
のホルダ16に取り付けられ、このホルダ16がカバー12に
固定されている。すなわち、このホルダ16は、ポリブチ
レンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂な
どにて金型を用いて一体に形成され、円板状をなす仕切
板部34を備え、この仕切板部34に形成された取付孔34a
に、各バルブ部31の端部を挿入したうえ接着剤にて接着
などして、発光管18がホルダ16に固定されている。ま
た、仕切板部34の外周部からは、下側に向かう円筒状の
筒状部35が突設されているととともに、この筒状部35の
外周部から、外周側に向かう嵌合段部36が形成されてい
る。そして、この嵌合段部36をカバー12の内側に嵌合
し、さらに、この嵌合段部36とカバー12との間にグロー
ブ14の嵌合縁部14a を嵌合した状態で、筒状部35と嵌合
段部36とカバー12との間に接着剤を充填することによ
り、これらの部材が互いに固定されている。さらに、筒
状部35の先端部すなわち口金11側の端部には、取付片部
38が形成され、この取付片部38に、嵌合あるいは接着な
どして、点灯回路17の回路基板24が取り付けられてい
る。
【0045】また、取付片部38には、ランプ側ワイヤ及
び回路側ワイヤを案内する溝部を形成することもでき
る。なお、例えば仕切板部34から下側に柱状の部位を突
設し、各ワイヤをこの部位を中心として捩じり接続する
こともできる。
【0046】また、このように蛍光ランプ装置10が組み
付けられた状態で、発光管18は、グローブ14内の所定の
位置に収納されている。すなわち、この状態で、各バル
ブ部31の頂部Pは、この蛍光ランプ装置10の上下方向を
長手方向とする中心軸を中心とする1つの円周上に等間
隔で位置され、また、各バルブ部31の各直線部31b も、
ランプの中心軸を中心とする所定の円周上に略等間隔で
位置するようになっている。つまり、発光管18の3つの
バルブ部31の直線部31b の管軸が正8角形の頂点にほぼ
位置させることにより、小形化が可能になる。また、各
バルブ部31の直線部31b 同士の間隔は、互いに隣接する
バルブ部31同士の間隔とほぼ等しく、これらの間隔は、
例えば1mm以上5mm以下、製造上より好ましくは2mm以
上3mm以下の範囲内に規定されている。また、5mmを越
えると小形化に寄与しないこともある。
【0047】なお、発光管18は滑らかに湾曲した頂部P
が設けられ順次接続された4本、少なくとも3本以上の
バルブ部31を備え、各頂部Pをグローブ14の内面に対向
する同一円周上に配置し、各バルブ部31を互いに外径寸
法以下の間隔を介して配置することにより、一般照明用
電球と略同一形状に小形化されたグローブ14に発光管18
を収納することができるとともに、このような小形化さ
れたグローブ14に発光管18を収納する場合であっても、
輝度むらを低減でき、照明効果を向上できる。
【0048】そして、このように構成された蛍光ランプ
装置10は、入力電力定格25Wで、発光管18には、22
Wの電力の高周波で加わり、ランプ電流は420mA、
ランプ電圧は65Vとなり、3波長発光形蛍光体の使用
により全光束1520lmとなっている。
【0049】そして、この構成では、小形化した容積の
小さい発光管18を高さ寸法に大きく配置することで、熱
容量を抑制し、蛍光ランプ装置10を小形化して略白熱電
球形状とし、照明器具への適用範囲を広げることができ
る。
【0050】また、発光管の消費電力が16W以上23
W以下の範囲で、80W以上100W以下相当の白熱電
球に相当する1000lm以上1600lm以下の明るさを
実現でき、省電力化を図ることができる。
【0051】なお、管内径の下限を6mmとしたのは、6
mm以下では始動電圧が高くなり、実用的ではないためで
ある。
【0052】また、発光管18は、複雑な形状に屈曲して
形成する必要がなく、略同一形状をなすU字状に屈曲し
たバルブ部31を4本形成して接続すれば良いため、製造
コストを低減できる。
【0053】なお、発光管18は、以下の各実施の形態に
おいても、基本的に、U字状に屈曲したバルブ部31を4
本並設するものであるが、このほか、放電路長などの条
件が合えば、例えばU字状あるいはH字状のバルブ部を
3本、あるいは2本、あるいは5本以上並設して構成
し、小形化された蛍光ランプ10を容易に実現することも
できる。
【0054】また、支持部材であるホルダ16及びカバー
12、発光管18及びグローブ14を互いに接着剤で接着する
ので、発光管18の熱がグローブ14を通して効率良く放熱
されるとともに、構造を簡略化し、製造コストを低減で
きる。
【0055】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。
【0056】なお、以下の各実施の形態において、既述
の実施の形態と同一の部分の説明は省略する。
【0057】図3は本発明の蛍光ランプ装置の第2の実
施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。
【0058】なお、以下の各実施の形態においても、第
1の実施の形態と同様に、外囲器15は、定格電力60W
相当の白熱電球などの一般照明用電球の規格寸法に近似
し、口金11を含む高さ寸法(ランプ全長)は、125mm
以上145mm以下、例えば140mm程度、直径すなわち
グローブ14の外径は55mm以上75mm以下、カバー12の
最大外径が50mm程度、に形成されている。そして、発
光管18は、4本のバルブ部31を備え、管内径が6mm以上
9mm以下、例えば8mm程度管外径は8mm以上11mm以
下、例えば、10.1mm、肉厚は0.7mm以上1.0mm
以下、例えば0.8mmであり、放電路長が400mm以上
500mm以下、例えば450mm、バルブ部31の高さ寸法
は65mm以上75mm、バルブ並設方向の最大直径が32
mm〜43mmに形成され、ガス圧は400Pa 、ランプ電
流は0.42A、ランプ電力を16W以上23W以下、
例えば消費電力が22Wとし、この発光管18の消費電力
が16W以上23W以下の範囲で、80W以上100W
以下相当の白熱電球に相当する1000lm以上1600
lm以下の明るさが実現される。
【0059】そして、この第2の実施の形態では、発光
管18の外面と光拡散膜を塗布などして設けたグローブ14
の内面との最小間隔Aは、特に、発光管18の頂部P近傍
の外面と光拡散膜を塗布などして設けたグローブ14の内
面との最小間隔Aは、6mm以上12mm以下に設定されて
いる。
【0060】そして、この構成では、細管化し輝度が高
い発光管18と光拡散膜を塗布などして設けたグローブ14
との間隔を最適化することで、屈曲数の覆い発光管18を
用いて小形化した蛍光ランプ装置10を実現しつつ、光拡
散膜の効果を確保してグローブ14の輝度むらを抑制し、
照明効果を向上した蛍光ランプ装置10を提供できる。
【0061】図4は本発明の蛍光ランプ装置の第3の実
施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。
【0062】この第3の実施の形態では、上記各実施の
形態において、例えば、第2の実施の形態の構成におい
て、ホルダ16の仕切板部34は、筒状部35と一体に形成さ
れた樹脂部材である絶縁層51と、この絶縁層51の上面す
なわち発光管18側に配置された金属部材である金属層52
とを備えている。そして、この金属層52は、別体の金属
板を絶縁層51に貼着し、あるいはインサート成形により
絶縁層51に一体的に形成し、あるいは、絶縁層51の表面
の一部に金属酸化膜の薄膜を形成して形成し、あるい
は、絶縁層51の表面の一部に誘電体の薄膜を形成するな
どして構成されている。
【0063】そして、この第3の実施の形態によれば、
仕切板部34の少なくとも一部を金属製とすることによ
り、小形化により高温となる発光管18の熱と紫外線の影
響である仕切板部34の劣化を抑制し、例えば仕切板部34
の反射特性を確保し、寿命すなわち経年変化による明る
さの低下を抑制して、蛍光ランプ装置10の長寿命化を図
ることができる。
【0064】また、金属製の金属層52の点灯回路17側を
樹脂製の絶縁層51とすることにより、絶縁性を容易に確
保することができる。
【0065】なお、仕切板部34の全体あるいはホルダ16
の全体を金属で形成することもできる。
【0066】図5は本発明の蛍光ランプ装置の第4の実
施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。
【0067】この第4の実施の形態では、上記各実施の
形態において、例えば、第2の実施の形態の構成におい
て、ホルダ16の仕切板部34には、発光管18のバルブ部31
に囲まれた略中央部に、発光管から離間する側すなわち
点灯回路17側に向かって凹設された凹設部55が一体に形
成されている。
【0068】そして、この第4の実施の形態によれば、
小形化により高温となる発光管18の熱と紫外線の影響で
ある仕切板部34の劣化を抑制し、例えば仕切板部34の反
射特性を確保し、寿命すなわち経年変化による明るさの
低下を抑制して、蛍光ランプ装置10の長寿命化を図るこ
とができる。特に、仕切板部34の温度が最も高くなる発
光管18のバルブ部31に囲まれた略中央部に凹設部55を形
成することにより、仕切板部34の劣化を効果的に抑制で
きる。また、凹設部55は、仕切板部34に一体に形成する
ことにより、製造コストを低減できる。
【0069】また、この凹設部55を設けた第4の実施の
形態について、第3の実施の形態に示すように、仕切板
部34を絶縁層51と金属層52との二層構造として、さらに
仕切板部34の劣化を抑制し、蛍光ランプ装置10の長寿命
化を図ることができる。加えて、金属層52の点灯回路17
側を樹脂製の絶縁層51とすることにより、絶縁性を容易
に確保することができる。
【0070】図6は本発明の蛍光ランプ装置の第5の実
施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。図7は
同上蛍光ランプ装置の一部の平面図である。
【0071】この第5の実施の形態では、上記各実施の
形態において、例えば、第2の実施の形態の構成におい
て、発光管18のバルブ部31に囲まれた例えば中央部に、
直線部31b と略平行に、略円筒状の反射手段(反射筒)
57を設けたものである。そして、この反射手段57の表面
は、反射面、より好ましくは拡散反射面として形成され
ている。そして、この構成では、発光管18のバルブ部31
同士の間に位置する反射手段57により、発光管18に囲ま
れた部分に入射する光をグローブ14側に拡散反射し、グ
ローブ14の輝度むらを抑制して、照明効果を向上し、よ
り明るい蛍光ランプ装置10を構成することができる。
【0072】また、この反射手段57は、ホルダ16の仕切
板部34に一体に形成することにより、構造を簡略化し、
製造コストを低減できる。なお、反射手段57を仕切板部
34に一体に形成する場合は、第3の実施の形態に示すよ
うに、仕切板部34を絶縁層51と金属層52との二層構造と
して、仕切板部34すなわち反射手段57の劣化を抑制し、
蛍光ランプ装置10の長寿命化を図ることができる。
【0073】さらに、この反射手段57は、円筒状すなわ
ち円柱状の反射面を有するものに限られず、多角形状、
板状、多面体状、球状などとすることができる。
【0074】また、反射手段57と発光管18のバルブ部31
とを接着剤などで互いに固定することもできる。
【0075】なお、図7には、一端にフィラメントコイ
ルFCを設けたバルブ部31の他端に設けた細管31c 、フィ
ラメントコイルFCを設けない一方のバルブ部31に設けた
排気用の細管31c1及び補助アマルガムAm1 、フィラメン
トコイルFCを設けない他方のバルブ部31に設けた補助ア
マルガムAm1 及び主アマルガムAmを設けた細管31c が図
示されている。
【0076】図8は本発明の蛍光ランプ装置の第6の実
施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。図9は
同上蛍光ランプ装置のホルダの断面図である。
【0077】この第6の実施の形態では、ホルダ16は、
発光管18を固定する仕切板部34の周縁部から突設され点
灯回路17の回路基板24を収容して固定する筒状部35につ
いて、仕切板部34側である基端側から点灯回路17側であ
る先端側に向かい、肉厚寸法を小さくし、すなわち、筒
状部35の基端側の外形寸法すなわち仕切板部34の外径を
a、筒状部35の先端側の外形寸法をb、筒状部35の基端
側の内径寸法をc、筒状部35の先端側の内径寸法をd、
としたとき、a>bかつc≦dに形成している。
【0078】そして、この構成では、発光管18に対して
小径化した点灯回路17の回路基板24の収容固定が可能に
なり、発光管18の部分の径寸法にかかわらず、口金11近
傍の部分の径寸法を小形化でき、蛍光ランプ装置10を小
形化できる。
【0079】また、ホルダ16は、発光管18近傍の肉厚寸
法を大きく確保でき、すなわち、筒状部35の肉厚寸法
は、(a−c)>(b−d)となるため、熱量の大きい
発光管18を用いた場合にも必要な強度を容易に確保でき
る。
【0080】さらに、ホルダ16は、全体としてはアンダ
ーカット形状となる部分が無いため、簡略な構造の金型
を用いた成型により容易に製造でき、製造コストを低減
できる。
【0081】なお、筒状部35の肉厚寸法は、段部を介し
て変化させる他、筒状部35の内周面及び外周面の少なく
とも一方を傾斜面として変化させることもできる。
【0082】図10は、本発明の各実施の構成に適用可
能な点灯回路の構成を説明する回路図である。点灯回路
17は、まず入力電源装置Eを有する。入力電源装置E
は、商用交流電源eにヒューズF1を介してフィルタを構
成するコンデンサC1が接続され、このコンデンサC1には
フィルタを構成するインダクタL1を介して全波整流器61
の入力端子が接続されている。また、この全波整流器61
の出力端子には抵抗R1を介して平滑用のコンデンサC2が
接続され、このコンデンサC2にはハーフブリッジ型のイ
ンバータ主回路62が接続されている。
【0083】インバータ主回路62は、コンデンサC2に対
して並列に、スイッチング素子であるMOS型のNチャ
ンネルのトランジスタとしての電界効果トランジスタQ1
及びMOS型のPチャンネルのトランジスタとしての電
界効果トランジスタQ2が直列回路が接続されている。N
チャンネルの電界効果トランジスタQ1及びPチャンネル
の電界効果トランジスタQ2は互いのソースが接続されて
いる。
【0084】電界効果トランジスタQ2のドレイン、ソー
ス間には、バラストチョークL2(本実施の形態では共振
作用も兼用)及び直流カット用のコンデンサC3を介し
て、発光管18の両端のフィラメントコイルFCの一端がそ
れぞれ接続され、一方のフィラメントコイルFCの一端と
他方のフィラメントコイルFCとの他端間には、始動用の
コンデンサC4が接続されている。そして、抵抗R1及びコ
ンデンサC2の接続点と電界効果トランジスタQ1のゲート
及び電界効果トランジスタQ2のゲートとの間には、起動
回路63を構成する起動用の抵抗R2が接続され、これら電
界効果トランジスタQ1のゲート及び電界効果トランジス
タQ2のゲートと電界効果トランジスタQ1及び電界効果ト
ランジスタQ2のソースとの間に、コンデンサC5及びコン
デンサC6の直列回路が接続され、これらコンデンサC5及
び制御手段としての制御回路64のコンデンサC6の直列回
路に対して並列に電界効果トランジスタQ1及び電界効果
トランジスタQ2のゲート保護のためのツェナダイオード
ZD1 及びツェナダイオードZD2 の直列回路が接続されて
いる。また、バラストチョークL2には、二次巻線L3が磁
気的に結合して設けられ、この二次巻線L3にはインダク
タL4及びコンデンサC6の共振回路66が接続されている。
さらに、コンデンサC5及びインダクタL4の直列回路に対
して並列に、起動回路63の抵抗R3が接続されている。
【0085】電界効果トランジスタQ2のドレイン、ソー
ス間には、起動回路63の抵抗R4及びスイッチング改善用
のコンデンサC7の並列回路が接続されている。
【0086】なお、電界効果トランジスタQ1,Q2は、バ
イポーラ形であってもよい。また、インバータ主回路62
は互いに直列的に接続されたスイッチング素子を二対以
上有する例えばフルブリッジ形のものでもよい。さら
に、発光管18は両方のフィラメントコイルFCが予熱され
る形式のものでも、両方のフィラメントコイルFCが予熱
されない形式のものでもよい。
【0087】そして、点灯回路17に電源が投入される
と、商用交流電源eの電圧を、全波整流器61で全波整流
し、コンデンサC2で平滑する。
【0088】まず、抵抗R2を介してNチャンネルの電界
効果トランジスタQ1のゲートに電圧が印加され、電界効
果トランジスタQ1がオンする。電界効果トランジスタQ1
のオンによりバラストチョークL2、コンデンサC3、コン
デンサC4の回路に電圧が印加され、バラストチョークL2
及びコンデンサC4は共振する。そして、バラストチョー
クL2の二次巻線L3に電圧が誘起され、制御回路64のイン
ダクタL4及びコンデンサC6が固有共振して電界効果トラ
ンジスタQ1をオンさせ、電界効果トランジスタQ2をオフ
させる電圧を発生する。ついで、バラストチョークL2及
びコンデンサC4の共振電圧が反転すると二次巻線L3には
前回と逆の電圧が発生し、制御回路64は電界効果トラン
ジスタQ1をオフさせ、電界効果トランジスタQ2をオンさ
せる電圧を発生する。さらに、バラストチョークL2及び
コンデンサC4の共振電圧が反転すると、電界効果トラン
ジスタQ1がオンと、電界効果トランジスタQ2がオフす
る。以後、同様に、電界効果トランジスタQ1及び電界効
果トランジスタQ2が交互にオン、オフして、共振電圧が
発生し、コンデンサC4に並列接続された発光管18は一方
のフィラメントコイルFCを予熱されつつ始動電圧を印加
されて、始動、点灯する。
【0089】ツェナダイオードZD1 及びツェナダイオー
ドZD2 により、電界効果トランジスタQ1及び電界効果ト
ランジスタQ2のゲート電圧を一定化するとともに、ゲー
トを過大な電圧から保護している。
【0090】したがって、Nチャネル及びPチャネルの
電界効果トランジスタQ1,Q2を用い、かつ、Nチャネル
の電界効果トランジスタQ1を高電位側に接続したので、
1つの制御回路64によりNチャネル及びPチャネルの電
界効果トランジスタQ1,Q2を制御できる。また、制御回
路64に共振回路(インダクタL4及びコンデンサC6)66を
設けたので、二次巻線L3の巻数を少なくして小形化を図
ることができるとともに、無負荷時及び負荷時における
制御回路64の出力電圧の変化幅を小さくできる。すなわ
ち、インダクタL4及びコンデンサC6の共振回路を設けな
いで、単に二次巻線L3の出力電圧を出力するようにした
場合には、発光管18の始動電圧及びランプ電圧の関係に
もよるが、二次巻線L3の出力電圧は無負荷時と負荷時と
でほぼ10倍またはそれ以上の差が生じ、ツェナダイオ
ードではゲート電圧の一定化、保護が困難か、高価なツ
ェナダイオードを必要とすることがある。
【0091】また、点灯回路17は、制御回路64によりN
チャンネルの電界効果トランジスタQ1及びPチャンネル
の電界効果トランジスタQ2を動作させるので、1つの制
御回路64の出力でそれぞれを異なる状態に制御し、回路
構成を簡素化でき、このような部品点数の少ない点灯回
路17を用いることにより、蛍光ランプ装置10の小形化が
一層促進される。
【0092】なお、上記の各実施の形態では、嵌合段部
36とカバー12との間にできる溝に接着剤を注入し、グロ
ーブ14の嵌合縁部14a を固定していたが、各部材は、種
々の方法により固定することができる。例えば、発光管
18を固定するホルダ16の外周部に沿って、発光管18側に
開口する溝部を形成し、この溝部にグローブ14の嵌合縁
部14a を嵌合するとともにシリコン系などの接着剤を注
入し、グローブ14を固定できる。また、カバー12に係合
部を設けるとともに、ホルダ16には係合受部を形成し、
カバー14の内側にホルダ16を挿入することにより、ある
いは、カバー12の内側にホルダ16を挿入して所定方向に
回転させることにより、これら係合部と係合受部とを係
合し、ホルダ16とカバー12とを固定することもできる。
そして、この構成では、グローブ14をホルダ16のみに固
定するため、発光管18と点灯回路17とをホルダ16に組み
込みカバー12を取り付けた状態でグローブ14を固定する
構成に比べて、発光管18側の部材と点灯回路17側の部材
とを容易に分離回収することができる。さらに、この構
成では、外部に露出する部分の構造が簡略化され、外観
を良好にできるとともに、例えば、グローブ14を用いな
い構成にも対応することができる。
【0093】また、ホルダ16の嵌合段部36などのグロー
ブ14及び発光管18と近接する部分に、切り込み部あるい
は溝部を形成するなどして、カバー12とグローブ14とホ
ルダ16とを接着するシリコン系などの接着剤をこの切り
込み部を挿通させ、カバー12とグローブ14とホルダ16と
発光管18とを一体的に接着して固定することもできる。
そして、この構成では、カバー12とグローブ14とホルダ
16とを接着し別工程でホルダ16に発光管18を接着して固
定する構成に比べて、製造工程及び構造を簡略化し、製
造コストを低減でき、また、発光管18をグローブ14側に
強固に固定できるとともに、発光管18の熱を接着剤を介
してグローブ14に伝え、このグローブ14を通して効率良
く放熱できる。そこで、光束の劣化を抑制できるととも
に、点灯回路17の温度の上昇も抑制でき、回路の信頼性
を向上できる。
【0094】また、上記の実施の形態では、点灯回路17
は、1枚の回路基板24を水平に、すなわち口金11の挿入
方向に対して垂直に配置したが、回路基板は複数枚設け
ても良く、また、水平のほか、垂直すなわち口金11の挿
入方向と平行状などに配置することもできる。
【0095】また、点灯回路17は、第1の回路基板と第
2の回路基板とを上下に水平状に配置することもでき
る。使用状態においては、口金11が上側となるが、この
状態で、上側に位置する第1の回路基板の上面に電気部
品25を実装するとともに、下側に位置する第2の回路基
板は下面に電気部品25を実装し、第1の回路基板と第2
の回路基板とを互いに半田面を向かい合わせて配置す
る。そして、口金11側に位置する第1の回路基板には、
比較的熱に弱い電解コンデンサ、フィルムコンデンサな
どの電気部品25を配置し、第2の回路基板には、比較的
熱に強く、また、高さ寸法の小さい電気部品25、例え
ば、抵抗あるいは整流用などのチップ部品を多く配置す
る。さらに、これら第1及び第2の回路基板同士は、2
本あるいは3本など複数本のスズメッキ電線によるジャ
ンパー線、あるいはフィルム状の柔軟なケーブルなどに
より電気的に接続し、これら第1及び第2の回路基板
は、組み込み時に、このジャンパー線を折り曲げ2枚の
第1及び第2の回路基板の半田面が向かい合う形で実装
する。また、これら第1及び第2の回路基板の半田面同
士の間には、絶縁性、及び耐熱性を有し、断熱性が良好
なシリコン系のフィルムなどである厚さ1mm程度の絶縁
シートを配置し、半田面同士を絶縁するとともに、発光
管18から第1の回路基板に熱が伝わることを抑制する。
そして、この構成では、回路構成部品を分割して2枚基
板とすることにより、点灯回路17の平面上での寸法を小
さくして、回路実装構造の小形化を図り、一般照明用電
球相当のランプ形状を実現できるとともに、熱に弱い電
気部品25を容易に保護することができ、信頼性、量産性
を向上できる。
【0096】なお、この構成において、熱に弱いフィル
ムコンデンサ、発熱が多いバラストチョークなどについ
ては、シリコン接着剤を載せるいわゆるシリコンポッテ
ィングを行ない、また、第2の回路基板とホルダ16との
間の空気層にシリコン系の樹脂ラバーを介装することも
できる。そして、これらシリコンポッティングや樹脂ラ
バーを用いることにより、電気部品25の放熱が促進され
るとともに、発光管18からの熱が電気部品25に伝わりに
くくなり、電気部品25の温度を下げることができる。
【0097】また、上記の実施の形態では、発光管18の
端部は、マウントを用いたラインシールにより封止した
が、マウントを用いないピンチシールにより封止し、マ
ウント製造工程を簡略化し、製造コストを低減すること
ができる。
【0098】また、例えば、治具を用いたピンチングに
より、発光管18の端部を封止できる。この時、従来は、
ビードガラス(マウントビート)に固定した2本のウエ
ルズにフィラメントコイルをクランプして支持している
ため、ビードガラスの位置や傾きによっては発光管18の
内面に塗布している蛍光膜を傷つけ、発光管18の品質低
下を起こすおそれを有している。この実施の形態では、
熱陰極蛍光ランプの両端に使用するマウントについて、
2本のウエルズで直にフィラメントコイルをクランプす
るとともに、クランプ幅は7mm以下とすることにより、
ビードガラスを用いた際に要求される位置や傾きの高度
な管理が不要になり、発光管18の製造工程を簡略化して
製造コストを低減できるとともに、発光管18の品質を向
上できる。なお、この実施の形態においても、片側のウ
エルズには、補助アマルガムを設ける。
【0099】また、ピンチングによる封着の際には、従
来は、ウエルズのジュメット線を直接に発光管18でピン
チングし封着していたため、金属であるジュメット線と
発光管18のガラスとを十分に密着させる時間や温度など
の加熱条件の設定が難しく、高度な製造技術が必要で、
製造コストの低減が困難であるとともに、封着に不具合
を起こすと、発光管18の品質の低下を招く問題点を有し
ている。そこで、例えば、ウエルズのジュメット線(ジ
ュメット部分)にガラスを事前に溶着させた状態で、こ
のジュメット線を発光管とピンチングにより封着するす
ることにより、発光管18の封着性を容易に向上し、発光
管18の品質を向上することができるとともに、歩留まり
を改善し、製造コストを低減することができる。なお、
この構成では、2本のウエルズを支持するビードガラス
を用いることもできる。
【0100】また、上記の各実施の形態では、電球形蛍
光ランプは、定格電力60W形相当の一般照明用電球の
ガラス球の形状に相当するグローブ14を備えていたが、
グローブ14の形状は一般照明用電球のガラス球に限られ
ず各種の形状を適用でき、あるいはグローブ14を用いな
くてもよい。すなわち、グローブを用いず、カバーから
発光管を露出して配置する構成により、一層小形化され
た電球形蛍光ランプが実現でき、一般照明用電球を用い
る照明器具への適合率をより高めることができるととも
に、全光束を向上することができる。また、グローブを
ボール形とすることで、一般照明用電球のボール形のガ
ラス球に近似させた形状に構成できる。また、乳白色な
どのグローブ14に代えて、透明(クリアタイプ)のグロ
ーブを設けてもよい。
【0101】なお、発光管18のバルブ部31の各端部、特
に、突出する細管31c に対して、回路基板24の下面のチ
ップ状の電気部品26は位置をずらして配置されていると
ともに、これら電気部品26は、電極から離れた位置、す
なわち、電極を設けていないバルブ部31の近傍に配置す
ることができる。そして、この状態では、回路基板24と
発光管18との平面状の位置を重ねて配置することになる
が、回路基板24の発光管18に向かう面では、チップ状の
電気部品26を発光管18の端部、特に、突出する細管31c
と位置をずらして配置することにより、発光管18の電気
部品26への干渉を防止できるとともに、熱的影響を抑制
でき、チップ状の電気部品26の厚さ寸法である2mm〜3
mm分だけさらにランプ長を短縮できる。さらに、回路基
板24の発光管18に向かう面に配置された電気部品26は、
発光管18の電極から離間した側に配置することにより、
電極からの発熱による電気部品26への熱的影響を抑制で
き、信頼性を向上できる。
【0102】以下、蛍光ランプ装置のさらに他の実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0103】図11は本発明の各実施の構成に適用可能
な発光管の構成を説明する説明図である。(a) は蛍光ラ
ンプのバルブの展開図、(b) は(a) のA部の拡大断面
図。図12は同上蛍光ランプ装置の側面図である。図1
3は同上蛍光ランプ装置のグローブを透視した平面図で
ある。図14は同上蛍光ランプ装置の一部の断面図であ
る。
【0104】図において、111 は電球形の蛍光ランプ
(以下、電球形蛍光ランプと呼ぶ)で、この電球形蛍光
ランプ111 は、E26形の口金112 を有するカバー113
、このカバー113 に収容された図示しない点灯装置、
透光性を有するグローブ114 、このグローブ114 に収納
された発光管115 を備えている。そして、カバー113 と
グローブ114 とから構成される外囲器は、一般照明用電
球の規格寸法に近似する外形に形成されている。
【0105】なお、以下の各実施の形態においても、第
1の実施の形態と同様に、外囲器は、定格電力60W相
当の白熱電球などの一般照明用電球の規格寸法に近似
し、口金112 を含む高さ寸法(ランプ全長)は、125
mm以上145mm以下、例えば140mm程度、直径すなわ
ちグローブ114 の外径は55mm以上75mm以下、カバー
113 の最大外径が50mm程度、に形成されている。
【0106】カバー113 は、ポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)などの耐熱性合成樹脂などにて形成された
カバー本体121 を備えている。カバー本体121 は、上方
に拡開するほぼ円筒形状をなし、上端部に、E26形な
どの口金が被せられ、接着またはかしめなどにより固定
されている。
【0107】また、グローブ114 は、透明あるいは光拡
散性を有する乳白色などで、ガラスあるいは合成樹脂に
より、一般照明用電球のガラス球とほぼ同一形状の滑ら
かな曲面状に形成され、開口部の縁部がカバー113 の上
端の開口部の内側に嵌合されて固着されている。なお、
このグローブ114 は、拡散膜などの別部材を組み合わ
せ、輝度の均一性を向上させることもできる。
【0108】このようなグローブ114 と後述するバルブ
131 との組み合わせによって、口金112 の方向に照射さ
れる光出力が増加し、一般照明用電球に近い配光特性を
得ることができる。
【0109】また、点灯回路は、発光管115 の高周波点
灯を行なうインバータ回路(高周波点灯回路)にて構成
されている。なお、点灯回路はほぼ円形状の基板に電子
部品が実装されたものであり、その最大外径が40mmで
ある。
【0110】また、発光管115 は、バルブ131 を有し、
このバルブ131 の内面に蛍光体(蛍光体層)132 が形成
され、バルブ131 内に封入ガスとして例えばアルゴンな
どの希ガス及び水銀が封入され、バルブ131 の両端に一
対の電極133 がピンチシールによって封装されている。
【0111】そして、バルブ131 は、4本のバルブ部す
なわち管体134a,134b,134c,134dを有し、これら管体
134a,134b,134c,134dは、管内径が6mm以上9mm以
下、例えば8mm程度、管外径は8mm以上11mm以下、例
えば、10.1mm、肉厚は0.7mm以上1.0mm以下、
例えば0.8mmのガラス製の断面ほぼ円筒状の管が中間
部で滑らかに湾曲されて頂部135 を有するほぼU字形に
形成されている。すなわち、各管体134a,134b,134c,
134dは、滑らかに反転する屈曲部136 、及びこの屈曲部
136 の両端に連続する互いに平行な一対の直管部137 を
備えている。
【0112】そして、バルブ131 の中間部の管体134b,
134cの両端とバルブ131 の両端部の管体134a,134dの一
端部とが連通管138 で順次接続されて、放電路長が40
0mm以上500mm以下、例えば450mmの1本の連続し
た放電路139 が形成されている。なお、各管体134a,13
4b,134c,134dの高さ寸法は65mm以上75mm、各管体
134a,134b,134c,134dの並設方向の最大直径が32mm
〜43mmに形成され、ガス圧は400Pa 、ランプ電流
は0.42A、ランプ電力を16W以上23W以下、例
えば消費電力が22Wとし、この発光管18の消費電力が
16W以上23W以下の範囲で、80W以上100W以
下相当の白熱電球に相当する1000lm以上1600lm
以下の明るさが実現される。
【0113】そして、バルブ131 が電球形蛍光ランプ11
1 に組み込まれた状態において、各管体134a,134b,13
4c,134dの頂部135 (屈曲部136 )は、電球形蛍光ラン
プ111 の上下方向を長手方向とする中心軸を中心とする
1つの円周上に等間隔で位置され、また、各管体134a,
134b,134c,134dの直管部137 も、電球形蛍光ランプ11
1 の中心軸を中心とする所定の円周上に等間隔で位置さ
れ、すなわち、各管体134a,134b,134c,134dの直管部
137 が断面四角形の各辺に対応して配置されている。さ
らに、各直管部137 については、周方向に互いに隣接す
る直管部137 同士の間の離間寸法が、管体134a,134b,
134c,134dの外径よりも小さくなるように形成されてい
る。
【0114】各管体134a,134b,134c,134dの一端には
排気管とも呼ばれる円筒状の細管140a,140b,140c,14
0dがそれぞれ連通状態で突設されている。但し、バルブ
131の両端部の管体134a,134dの細管140a,140dは電極1
33 が封装される端部とは反対側(非電極側)の端部に
突設されている。バルブ131 内の排気は、各細管140a,
140b,140c,140dあるいは各細管140a,140b,140c,14
0dの一部例えば排気用の細管140bを通じて行なわれると
ともに、封入ガスが封入されて置換された後、各細管14
0a,140b,140c,140dを溶断することによって封止され
る。なお、図11は各細管140bが封止される前の状態を
示した概略的なものである。また、各細管140a,140b,
140c,140dにはそれぞれ管体134a,134b,134c,134d内
に連通する開口部141 が形成され、各開口部141 の部分
の内径L2 は細管140a,140b,140c,140dの内側部分の
内径L1 より狭く形成されている。
【0115】そして、中間部の管体134b,134cの一方の
細管140cには、その細管140cを封着する際に、主アマル
ガムであるアマルガム142 が封入されている。このアマ
ルガム142 は、ビスマス、インジウム及び水銀にて構成
される合金であり、細管140aの開口部141 より大径のほ
ぼ球形状に形成され、バルブ131 内の水銀蒸気圧を適正
な範囲に制御する作用を有している。なお、アマルガム
142 は、ビスマス、インジウムの他に、スズ、鉛を組み
合わせた合金によって形成したものを用いてもよい。
【0116】また、バルブ131 内の各電極133 及び中間
部の管体134b,134cの他端には、消灯時にバルブ内の浮
遊水銀を吸着しかつ始動時を含む点灯初期に吸着した水
銀を放出する補助アマルガム142aが必要に応じて配置さ
れている。
【0117】また、各電極133 は、フィラメントコイル
143 を有し、このフィラメントコイル143 がビードステ
ム144 によって固定された一対のウエルズ(導入線)14
5 に支持され、各ウエルズ145 が管体134a,134dの端部
のガラスに封着されたジュメット線146 を介して、管体
134a,134dの外部に導出されたワイヤ147 に接続されて
いる。このジュメット線146 はバルブ端部のピンチシー
ル部148 によって封止されている。そして、バルブ131
が電球形蛍光ランプ111 に組み込まれる際に、ワイヤ14
7 が点灯回路に接続される。
【0118】また、図14において、バルブ131 の管内
径Laに対する連通管138 の内径Lb及び電極133 の幅Lcの
関係を示す。連通管138 は、細管140a,140b,140c,14
0dの封止前に加熱溶融後、吹き破ることによって形成さ
れた開口同士をつなぎ合わせて形成されたものである。
【0119】バルブ131 の管内径aと連通管138 の内径
bとは、0.6<La/Lb<1.0の関係に設定され、ラ
ンプ始動電圧を下げるとともに光出力の立ち上がりの改
善が図れる。
【0120】バルブ131 の管内径Laと電極133 の幅Lcと
は、(La−Lc)/2<1.5mmの関係に設定され、ラン
プ寿命末期に電極133 の過剰発熱でバルブ131 が溶融す
ることによって封入ガスがリークして不点灯となるよう
にする。
【0121】そして、このように構成された電球形蛍光
ランプ111 は、入力電力定格22Wで、発光管115 に
は、22Wの電力の高周波で加わり、ランプ電流は0.
42A、ランプ電圧は65Vとなり、3波長発光形の蛍
光体132 の使用により80W以上100W以下相当の白
熱電球に相当する1000lm以上1600lm以下の明る
さを実現できる。
【0122】バルブ131 の4本の各管体134a,134b,13
4c,140dを断面四角形の各辺に対応して配置することに
より、バルブ131 を鞍形などの複雑な形状に屈曲して形
成することなく、バルブ131 を小形に構成でき、電球形
蛍光ランプ111 に適用できる。
【0123】なお、バルブ131 の中間部に有する複数の
細管のうち、電極133 に最も近い細管にアマルガム142
を封入することにより、電極133 からの熱影響によっ
て、アマルガム142 の温度が高くなり過ぎるのを抑える
とともに、始動時にはアマルガム142 を暖まりやすくで
きる。
【0124】すなわち、アマルガム142 をバルブ131 の
電極133 が封装された端部に配置するとした場合に比べ
て、アマルガム142 に対する電極133 からの熱影響を低
減し、アマルガム142 の温度の過剰上昇を抑えて、水銀
蒸気圧を適正な範囲に保ち、しかも、アマルガム142 か
らバルブ131 の両端部までの距離を短くして、バルブ13
1 内全体の水銀蒸気圧を均一化及び安定化させることが
できる。また、アマルガム142 をバルブ131 の中間部の
管体134bに配置するとした場合に比べて、アマルガム14
2 を暖まりやすくでき、光束の立ち上がり特性が向上
し、安定状態に達するまでの時間を短くできる。
【0125】このように、バルブ131 の中間部に有する
複数の細管のうち、電極133 に最も近い細管にアマルガ
ム142 を封入することにより、電極133 からの熱影響に
よって、アマルガム142 の温度が高くなり過ぎるのを抑
えるとともに、始動時にはアマルガム142 を暖まりやす
くでき、これにより、水銀蒸気圧を適正な範囲に保つこ
とができ、始動時に光束が安定するまでの時間を短くで
きる。
【0126】アマルガム142 をバルブ131 の一端に位置
する管体の非電極側の細管に封入することにより、水銀
蒸気圧を適正な範囲に保つとともに始動時に光束が安定
するまでの時間を短くすることができる。
【0127】細管のアマルガム142 が封入される内側部
分より管体内に連通する開口部141の部分を狭めること
により、細管内にアマルガム142 を確実に保持できる。
【0128】バルブ131 の管内径が6mm〜9mmと細い場
合、バルブ131 の両端に位置する管体134a,134dの電極
133 を有する端部に細管140a,140dを一緒に形成するの
は困難になるが、両端に位置する管体134a,134dの非電
極側の端部に細管140a,140dを形成することにより、容
易に製造できる。また、管内径が6mm〜9mmと細いバル
ブ131 であっても、細管140a,140b,140c,140dを過度
に縮径する必要もない。
【0129】また、バルブ131 の管内径が6mm〜9mmと
細い場合、点灯回路の二次電圧が高くなり、ランプ始動
時の電圧を高くする必要があるとともに光出力の立ち上
がりが遅くなる問題点、ランプ寿命末期時に電極133 が
発熱してバルブ131 を支持するカバー本体121 などの樹
脂製品などに熱的影響を与える問題点があるが、これら
問題点は、バルブ131 の管内径Laと連通管138 の内径Lb
とを0.6<La/Lb<1.0の関係に、バルブ131 の管
内径Laと電極133 の幅Lcとを(La−Lc)/2<1.5mm
の関係に設定することにより解決できる。
【0130】バルブ131 の管内径aと連通管138 の内径
bとを0.6<La/Lb<1.0の関係に設定し、バルブ
131 の管内径aの寸法に対して連通管138 の内径bを大
きくすることにより、ランプ始動電圧を下げるとともに
光出力の立ち上がりの改善が図れる。
【0131】バルブ131 の管内径aと電極133 の幅cと
を(La−Lc)/2<1.5mmの関係に設定し、バルブ13
1 の内面と電極133 とを接近させることにより、ランプ
寿命末期に電極133 の発熱でバルブ131 がリークして点
灯回路が停止し、発光管115を不点灯とすることができ
る。
【0132】そして、電球形蛍光ランプ111 を一般照明
用電球を接続するソケットを備えた器具本体に装着する
ことにより、照明器具を構成できる。
【0133】また、必要に応じて補助アマルガムを備え
ることにより、点灯初期に水銀を放出させて、光束の立
ち上がり特性を向上させることができる。
【0134】次に、図15及び図16に他の実施の形態
を示す。
【0135】図15は本発明の各実施の構成に適用可能
な蛍光ランプのバルブの展開図である。図16は本発明
の各実施の構成に適用可能な蛍光ランプ装置の点灯回路
の回路図である。
【0136】なお、以下、管体が3本の構成に付いて説
明するが、上記と同様に管体が4本の構成に適用でき
る。
【0137】発光管115 は、バルブ131 の両端に封装さ
れる電極のうち一方は予熱側電極133a、他方は非予熱側
電極133bとし、電源Eに接続されるインバータなどの点
灯装置151 で片側の予熱側電極133aのみを予熱して始動
させる点灯回路方式に対応している。
【0138】バルブ131 の各管体134a,134b,134cの一
端に細管140a,140b,140cがそれぞれ連通状態で突設さ
れ、このうちバルブ131 の両端の管体134a,134cの細管
140a,140cは各電極133a,133bが封装される端部とは反
対側(非電極側)の端部に突設されている。
【0139】予熱側電極133aに最も近い細管140aには、
アマルガムとしての主アマルガム142aが封入されてい
る。この主アマルガム142aは上述したアマルガム142 の
構成と同様である。
【0140】各電極133a,133bのウエルズ145 には補助
アマルガム152aが取り付けられ、この補助アマルガム15
2aが電極133a,133bとともにバルブ131 内に封入されて
いる。補助アマルガム152aは、ステンレスまたはニッケ
ルなどの金属箔、あるいはモリブデン、タンタルもしく
はニオブなどの高融点金属箔の表面に、インジウムがメ
ッキまたは蒸着により被着されている。
【0141】バルブ131 の中間に位置する管体134bの細
管140bとは反対側の端部でかつ主アマルガム142aから遠
い端部には、補助アマルガム152bが配設されている。こ
の補助アマルガム152bは、補助アマルガム152aと同様の
水銀蒸気圧特性を有するもので、ランプ消灯時に水銀蒸
気を吸着するとともに、ランプ点灯時に水銀蒸気を放出
する。
【0142】そして、バルブ131 の予熱側電極133aに最
も近い細管140a、すなわちバルブ131 の一端に位置する
管体134aの非電極側の細管140aに主アマルガム142aを封
入することにより、始動時に予熱側電極133aからの熱で
主アマルガム142aが暖まりやすくでき、光束の立ち上が
り特性を向上できる。
【0143】各電極133a,133bに配置した補助アマルガ
ム152a、各電極133a,133bの中間位置に配設された補助
アマルガム152bにより、点灯初期に水銀を放出させて、
光束の立ち上がり特性を向上させることができる。
【0144】バルブ131 内に主アマルガム142a及び補助
アマルガム152aとほぼ同様の水銀蒸気圧特性を有する補
助アマルガム152bを封入することにより、主アマルガム
142a及び補助アマルガム152aと協働して、バルブ131 内
の水銀蒸気圧を適正な範囲に保つとともに始動時に光束
が安定するまでの時間を短くすることができる。
【0145】次に、図17に他の実施の形態を示す。
【0146】図17は本発明の各実施の構成に適用可能
な蛍光ランプ装置のグローブを透視した平面図である。
【0147】複数のU字形の管体134a,134b,134cのな
す面が平行状となるとともにその面同士が対向するよう
に、複数の3本あるいは4本のU字形の管体134a,134
b,134cを接続して屈曲形の放電路139 を有するバルブ1
31 を形成する。
【0148】この場合、電極133 が配設された管体134
a,134cの他方の端部と電極133 との距離L3 よりも、
隣接する管体134bの端部と電極133 との距離L4 の方が
小さいので、この隣接する管体134bの端部内にアマルガ
ム142 (または主アマルガム142a)を設ける方が水銀の
蒸発が良好となる。
【0149】
【発明の効果】請求項1記載の蛍光ランプ装置によれ
ば、内径を6mm以上9mm以下、放電路長を400mm以上
500mm以下、消費電力を16W以上23W以下とした
発光管と、発光管を点灯させる点灯回路と、発光管を収
容したグローブと点灯回路を収容するカバーと口金とを
有し、口金を含む高さが125mm以上145mm以下とし
た外囲器とを具備ししたため、小形化した発光管を高さ
寸法に大きく配置することで、蛍光ランプ装置を小形化
し、照明器具への適用範囲を広げることができるととも
に、発光管の消費電力が16W以上23W以下の範囲
で、80W以上100W以下相当の白熱電球に相当する
1000lm以上1600lm以下の明るさが得られ、省電
力化を図ることができる。
【0150】請求項2記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、発光管を収容し光拡散膜を
設けたグローブを有し、発光管とグローブとの最小間隔
を6mm以上12mm以下とし、細管化した発光管と光拡散
膜を設けたグローブの間隔を最適化することで、蛍光ラ
ンプ装置を小形化しつつ、グローブの輝度むらを抑制で
きる。
【0151】請求項3記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、発光管同士の間に
位置する反射手段により、発光管に囲まれた部分に入射
する光をグローブ側に拡散反射し、グローブの輝度むら
を抑制できる。
【0152】請求項4記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項3記載の効果に加え、発光管を固定しかつ外囲器
に固定されるホルダに反射手段を一体に形成したため、
構造を簡略化して、製造コストを低減できる。
【0153】請求項5記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか一記載の効果に加え、発光管
を固定するホルダの少なくとも一部が金属製の仕切板部
を備えたため、仕切板部の劣化を抑制し、蛍光ランプ装
置の長寿命化を実現できる。
【0154】請求項6記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置にお
いて、発光管を固定するホルダは仕切板部を備え、この
仕切板部は、発光管に面する金属層と、この金属層を支
持する絶縁性を有する絶縁層とを備えたため、発光管に
面する金属層により仕切板部の劣化を抑制し蛍光ランプ
装置の長寿命化を実現できるとともに、金属層を支持す
る絶縁性を有する絶縁層により、絶縁性を容易に向上で
きる。
【0155】請求項7記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし6いずれか一記載の効果に加え、発光管
を固定するホルダは仕切板部を備え、この仕切板部は、
発光管に囲まれた部分に、発光管から離間する側に向か
って凹設された凹設部を設けたため、発光管の熱及び紫
外線による仕切板部の劣化を抑制し、蛍光ランプ装置の
長寿命化を実現できる。
【0156】請求項8記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし7いずれか一記載の効果に加え、発光管
を固定するホルダは仕切板部及びこの仕切板部の周縁部
から突設され点灯回路を収容して固定する筒状部を備
え、筒状部の基端側の外形寸法すなわち仕切板部の外径
をa、筒状部の先端側の外形寸法をb、筒状部の基端側
の内径寸法をc、筒状部の先端側の内径寸法をd、とし
たとき、a>bかつc≦dに形成されたため、ホルダを
金型を用いた成型により容易に製造でき、製造コストを
低減できるとともに、発光管に対して小形化した点灯回
路の収容固定が可能になり、蛍光ランプ装置を小形化で
きる。また、ホルダは、発光管近傍の肉厚寸法を大きく
確保でき、熱量の大きい発光管を用いた場合にも必要な
強度を容易に確保できる。
【0157】請求項9記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし8いずれか一記載の効果に加え、発光管
は、少なくとも3本以上のU字状に屈曲したバルブ部を
並設して構成することにより、小形化された蛍光ランプ
を容易に実現できる。
【0158】請求項10記載の蛍光ランプ装置によれ
ば、請求項1ないし9いずれか一記載の効果に加え、外
囲器を略白熱電球形状とすることにより、照明器具への
適用範囲を拡げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプ装置の第1の実施の形態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
【図2】同上蛍光ランプ装置の一部の分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の蛍光ランプ装置の第2の実施の形態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
【図4】本発明の蛍光ランプ装置の第3の実施の形態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
【図5】本発明の蛍光ランプ装置の第4の実施の形態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
【図6】本発明の蛍光ランプ装置の第5の実施の形態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
【図7】同上蛍光ランプ装置の一部の平面図である。
【図8】本発明の蛍光ランプ装置の第6の実施の形態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
【図9】同上蛍光ランプ装置のホルダの断面図である。
【図10】本発明の各実施の構成に適用可能な点灯回路
の構成を説明する回路図である。
【図11】本発明の各実施の構成に適用可能な発光管の
構成を説明する説明図である。 (a) は蛍光ランプのバルブの展開図 (b) は(a) のA部の拡大断面図
【図12】同上蛍光ランプ装置の側面図である。
【図13】同上蛍光ランプ装置のグローブを透視した平
面図である。
【図14】同上蛍光ランプ装置の一部の断面図である。
【図15】本発明の各実施の構成に適用可能な蛍光ラン
プ装置のバルブの展開図である。
【図16】本発明の各実施の構成に適用可能な蛍光ラン
プ装置の点灯回路の回路図である。
【図17】本発明の各実施の構成に適用可能な蛍光ラン
プ装置のグローブを透視した平面図である。
【符号の説明】
10 蛍光ランプ装置 11 口金 12 カバー 14 グローブ 15 外囲器 16 ホルダ 17 点灯回路 18 発光管 31 バルブ部 34 仕切板部 35 筒状部 51 絶縁層 52 金属層 55 凹設部 57 反射手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 秀徳 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 5C043 AA12 CC09 CD06 CD10 DD03 DD31 EA13 EA14 EC20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内径を6mm以上9mm以下、放電路長を4
    00mm以上500mm以下、消費電力を16W以上23W
    以下とした発光管と;発光管を点灯させる点灯回路と;
    発光管を固定するとともに点灯回路を収容するカバーと
    口金とを有し、口金を含む高さが125mm以上145mm
    以下とした外囲器と;を具備していることを特徴とする
    蛍光ランプ装置。
  2. 【請求項2】 発光管を収容し光拡散膜を設けたグロー
    ブを有し、発光管とグローブとの最小間隔を6mm以上1
    2mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の蛍光ラ
    ンプ装置。
  3. 【請求項3】 発光管同士の間に位置する反射手段と;
    発光管及び反射手段を収容したグローブと;を具備して
    いることを特徴とする請求項1または2記載の蛍光ラン
    プ装置。
  4. 【請求項4】 発光管を固定しかつ外囲器に固定される
    ホルダを備え、反射手段はホルダに一体に形成されたこ
    とを特徴とする請求項3記載の蛍光ランプ装置。
  5. 【請求項5】 発光管を固定するホルダの少なくとも一
    部が金属製の仕切板部を備えていることを特徴とする請
    求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置。
  6. 【請求項6】 発光管を固定するホルダは仕切板部を備
    え、この仕切板部は、発光管に面する金属層と、この金
    属層を支持する絶縁性を有する絶縁層とを備えたことを
    特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ラン
    プ装置。
  7. 【請求項7】 発光管を固定するホルダは仕切板部を備
    え、この仕切板部は、発光管に囲まれた部分に、発光管
    から離間する側に向かって凹設された凹設部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載の蛍光
    ランプ装置。
  8. 【請求項8】 発光管を固定するホルダは仕切板部及び
    この仕切板部の周縁部から突設され点灯回路を収容して
    固定する筒状部を備え、筒状部の基端側の外形寸法すな
    わち仕切板部の外径をa、筒状部の先端側の外形寸法を
    b、筒状部の基端側の内径寸法をc、筒状部の先端側の
    内径寸法をd、としたとき、a>bかつc≦dに形成さ
    れたことを特徴とする請求項1ないし7いずれか一記載
    の蛍光ランプ装置。
  9. 【請求項9】 発光管は、少なくとも3本以上のU字状
    に屈曲したバルブ部を並設して構成されたことを特徴と
    する請求項1ないし8いずれか一記載の蛍光ランプ装
    置。
  10. 【請求項10】 外囲器は、略白熱電球形状であること
    を特徴とする請求項1ないし9いずれか一記載の蛍光ラ
    ンプ装置。
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