JPH1040725A - 蛍光ランプ装置 - Google Patents

蛍光ランプ装置

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JPH1040725A
JPH1040725A JP8198966A JP19896696A JPH1040725A JP H1040725 A JPH1040725 A JP H1040725A JP 8198966 A JP8198966 A JP 8198966A JP 19896696 A JP19896696 A JP 19896696A JP H1040725 A JPH1040725 A JP H1040725A
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JP
Japan
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fluorescent lamp
lighting circuit
arc tube
circuit
face
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JP8198966A
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English (en)
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Kiyoshi Nishio
清志 西尾
Kazuhisa Ogishi
和久 尾岸
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光ランプの発光管と点灯回路との間を仕切
る仕切部材の劣化を抑制する。点灯回路を容易に絶縁す
る。騒音の発生を抑制する。 【解決手段】 電球形の蛍光ランプ装置1の、蛍光ラン
プ21の発光管22とインバータ回路15との間を、仕切板5
で仕切る。仕切板5は、インバータ回路15側に向かって
樹脂部材5aを設け、この樹脂部材5aの発光管22側に金属
板製の金属部材5bを設ける。金属部材5bは、接着剤にて
樹脂部材5aに接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光管と点灯回路
との間を仕切る仕切部材を備えた蛍光ランプ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開昭62−58561
号公報に記載された蛍光ランプ装置が知られている。そ
して、この蛍光ランプ装置は、一端に口金を取り付けた
カバーを備え、このカバーに点灯回路を収納するととも
に、カバーの他端に仕切板を介して屈曲形の蛍光ランプ
を取り付け、さらに、この蛍光ランプをグローブで覆っ
て、電球形に形成されている。そして、この仕切板は、
樹脂部材あるいは金属部材により形成され、点灯回路側
と蛍光ランプ側とを仕切るとともに、蛍光ランプから照
射される光線を反射して光束を高めるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成において、発光管と点灯回路との間を仕切る仕切板
を樹脂部材で形成すると、発光管からの紫外線あるいは
熱により樹脂が変色や劣化を起こし、外観が悪化したり
反射率が低下して光束が低下するなどの問題を有してい
る。一方、仕切板を金属部材で形成すると、点灯回路の
部品と接触しないように絶縁を確保する必要があるとと
もに、点灯回路の部品と共振してうなるような騒音を生
じる問題を有している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、光束の低下や外観の悪化を抑制し、また点灯回路
の絶縁が容易な仕切部材を備えた蛍光ランプ装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蛍光ラン
プ装置は、発光管と;この発光管を点灯させる点灯回路
と;これら発光管と点灯回路との間に位置し、発光管に
臨む金属部材および点灯回路に臨む樹脂部材を備えた仕
切部材と;を具備しているものである。
【0006】そして、この構成では、仕切部材は、発光
管に臨んで金属部材を備えたので、発光管からの光線や
熱による仕切部材の外観の悪化や劣化が抑制され、光束
の低下が抑制される。また、仕切部材は、点灯回路に臨
んで樹脂部材を備えたので、点灯回路と容易に絶縁され
るとともに、点灯回路との共振による騒音の発生が抑制
される。
【0007】請求項2記載の蛍光ランプ装置は、発光管
と;この発光管を収納する発光管収納部と;発光管を点
灯させる点灯回路と;この点灯回路を収納する点灯回路
収納部と;これら発光管収納部と点灯回路収納部とを区
画し、発光管に臨む金属部材および点灯回路に臨む樹脂
部材を備えた仕切部材と;を具備しているものである。
【0008】そして、この構成では、仕切部材は、発光
管に臨んで金属部材を備えたので、発光管からの光線や
熱による仕切部材の外観の悪化や劣化が抑制され、光束
の低下が抑制される。また、仕切部材は、点灯回路に臨
んで樹脂部材を備えたので、点灯回路と容易に絶縁され
るとともに、点灯回路との共振による騒音の発生が抑制
される。
【0009】請求項3記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1または2記載の蛍光ランプ装置において、樹脂部材と
金属部材とが互いに接着剤で接着されたものである。
【0010】そして、この構成では、発光管に臨む金属
部材および点灯回路に臨む樹脂部材を備えた仕切部材が
容易に形成され、製造コストが低減される。
【0011】請求項4記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1または2記載の蛍光ランプ装置において、金属部材は
樹脂部材に係合保持されたものである。
【0012】そして、この構成では、発光管に臨む金属
部材および点灯回路に臨む樹脂部材を備えた仕切部材が
容易に組み立てあるいは分解される。
【0013】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
点灯回路は樹脂部材に取り付けられたものである。
【0014】そして、この構成では、点灯回路が絶縁し
た状態で容易に保持される。
【0015】請求項6記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし5いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
発光管を覆う略球状のグローブを備えたものである。
【0016】そして、この構成では、仕切部材により、
点灯回路側とグローブに覆われた発光管側とを仕切り、
発光管が生ずる熱の点灯回路側への影響を抑制などした
電球形の蛍光ランプ装置が容易に形成される。
【0017】請求項7記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし5いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、
金属部材は、発光管に沿って設けられたものである。
【0018】そして、この構成では、発光管から照射さ
れた光線が効率良く反射されるとともに、金属部材が近
接導体となり発光管の始動を容易にすることが期待され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の蛍光ランプ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0020】図1は、蛍光ランプ装置の一実施の形態を
示す一部を切り欠いた側面図、図2は、本実施の形態の
一部の分解斜視図である。
【0021】そして、図1および図2において、1は蛍
光ランプ装置で、この蛍光ランプ装置1は、例えば、ダ
ウンライト形の照明器具などに用いられる電球形をなし
ている。そして、この蛍光ランプ装置1は、例えば、P
BT樹脂などの耐熱性合成樹脂製のカバー2を備え、こ
のカバー2の一端(図示上端)には円筒部3が一体に形
成され、この円筒部3にはエジソンタイプのE26型な
どのねじ込み型の口金4が接着剤またはかしめなどによ
り固定されている。
【0022】また、カバー2の他端(図示下端)は、仕
切部材としての仕切板5により閉塞されている。そし
て、この仕切板5は、例えばPBT樹脂などの耐熱性合
成樹脂によってほぼ円形の皿形に形成された樹脂部材5a
と、この樹脂部材5aの正面側(図示下側)に密着して接
着された金属板からなる金属部材5bとから構成されてい
る。また、この仕切板5の樹脂部材5aの周縁部には、立
ち上がり形状の側壁6が形成され、この側壁6の上端開
口縁に外周側に向かうフランジ部7が形成されていると
ともに、このフランジ部7には、周方向に離間して、2
個の導入切欠部8が形成されている。一方、金属部材5b
は、アルミニウム、ステンレス、鋼板、あるいはこれら
を含んだ合金などの金属板にて形成され、正面側(図示
下側)は鏡面状に加工され、あるいは白色などのメラミ
ン塗装が施されている。そして、この金属部材5bは、熱
劣化および紫外線劣化などの小さいシリコンを含んだ接
着剤などを用いて樹脂部材5aに接着されている。
【0023】また、カバー2の内面には、各導入切欠部
8を挿通可能な係止突起9が一体に形成されており、カ
バー2と仕切板5を突き合わせ、係止突起9に導入切欠
部8を挿通した後、カバー2と仕切板5を相対的に円周
方向に回動させることにより、係止突起9と導入切欠部
8との位置がずれ、係止突起9に対してフランジ部7が
係止され、カバー2と仕切板5が係止突起9とフランジ
部7の係合によって結合されるようになっている。
【0024】そして、仕切板5のフランジ部7からは、
内側に向かって複数の固定爪10が突設されている。ま
た、仕切板5上には互いに180゜対称の位置すなわち
中心を通る対角線上に位置して、一対のランプ取付孔11
が開口形成されている。さらに、仕切板5の中央部に
は、一対のランプ取付孔11の方向とは直交する方向に対
向して一対の挿通孔12が形成され、この一対の挿通孔12
の近接する内側の各縁部から下方へ一対のランプ支持片
13が突出形成されている。そして、各ランプ支持片13の
下端は相反する外側に向けてほぼJ字状に屈曲され、図
示しない溜り部が形成されている。
【0025】また、仕切板5の樹脂部材5aのフランジ部
7の内側には、点灯回路としてのインバータ回路15の回
路基板16が嵌め込まれ、樹脂部材5aの固定爪10が上面に
係合して嵌合状態に保持されている。そして、このイン
バータ回路15は、仕切板5を介してカバー2にて覆われ
る点灯回路収納部Aの空間内に位置されており、回路基
板16にトランジスタインバータを用いた高周波点灯用の
回路部品17を実装して構成されている。なお、回路部品
17としては、例えば、ノイズフィルタ、全波整流器、ト
ランジスタ、サイリスタ、正特性サーミスタなどのスイ
ッチング回路、チョクークバラスト、直流カットコンデ
ンサ、共振用インダクタ17a 、電解平滑コンデンサ17b
、共振用コンデンサなどが用いられている。
【0026】また、回路基板16の縁部には、仕切板5の
ランプ取付孔11の位置に対応して、互いに180゜対称
の位置つまり中心を通る対角線上に位置して一対の凹部
18が形成されている。そして、各凹部18の近傍には、断
面が多角形つまり角棒形のピンであり、インバータ回路
15に電気的に接続された接続端子19がそれぞれ一対ずつ
立設されている。なお、各凹部18の近傍に立設される接
続端子19のうち、少なくとも1つずつが中心を通る対角
線上に位置するように配置されている。さらに、一方の
凹部18の近傍には、後述する蛍光ランプ21のアマルガム
を有する一方の排気管部30a に近接して配置される発熱
素子20が立設されている。そして、各発熱素子20は、例
えば、インバータ回路15の一部を構成するトランジス
タ、抵抗、巻線、フィルムコンデンサなどで構成されて
いる。
【0027】そして、仕切板5の正面側すなわち金属部
材5b側には、蛍光ランプ21が取り付けられている。そし
て、この蛍光ランプ21は、屈曲形成されたガラス製の1
本のバルブである発光管22を備えている。そして、この
発光管22は、両端に封止端部23を備え、これら両封止端
部23間に同一方向に向けてほぼU字形に屈曲された3本
のU字状部24が形成され、これらU字状部24が互いに離
間してほぼ平行に並設されている。さらに、各U字状部
24は、一対の直線部25と、この一対の直線部25の一端間
で屈曲された曲成部26とを備え、中央に位置するU字状
部24の曲成部26は、両側のU字状部24の曲成部26よりバ
ルブ軸方向(図示上下方向)に長く形成されている。さ
らに、中央のU字状部24の各直線部25の他端と両側のU
字状部24の封止端部23を備えない一方の直線部25の他端
との間には、曲成部26とは逆方向にほぼU字形に屈曲さ
れた屈曲部27が形成され、3本のU字状部24が並設され
るとともに各U字状部24の直線部25が同一円周上に位置
された状態で、発光管22に、両封止端部23間を連続する
屈曲した1本の放電路が形成されている。また、発光管
22の各封止端部23の内部にはフィラメント電極としての
電極コイル28が封装され、この電極コイル28に接続され
た一対の外部リード線29が封止端部23から導出されてい
る。さらに、各封止端部23の外部には排気管部30a ,30
b が突出され、一方の排気管部30a には、点灯中の発光
管22内の水銀蒸気圧を制御するアマルガムが収容されて
いる。また、発光管22の内面には図示しない蛍光体被膜
が形成されているとともに、発光管22の内部には水銀お
よびアルゴンなどの希ガスが封入されている。なお、例
えば、蛍光ランプ21の入力ランプ電力は21〜23W、
放電路長は415〜485mmとされている。
【0028】そして、蛍光ランプ21は、封止端部23が仕
切板5に形成されたランプ取付孔11に仕切板5の正面側
(図示下側)から差し込まれ、これら封止端部23とラン
プ取付孔11との間に充填されたシリコーン系などの熱硬
化性接着剤41によって仕切板5に固定されている。ま
た、発光管22の各屈曲部27の内側は、仕切板5の各ラン
プ支持片13に対向配置され、挿通孔12を通じてランプ支
持片13の溜り部上に注入された、熱硬化性接着剤41と同
様の熱硬化性接着剤により仕切板5の下面に固定されて
いる。このようにして、この蛍光ランプ21は、両端の封
止端部23と中間部の屈曲部27の合計4箇所により仕切板
5に固定されている。
【0029】なお、発光管22の封止端部23を仕切板5の
ランプ取付孔11に挿入し、発光管22の各封止端部23を回
路基板16の各凹部18に臨ませたとき、封止端部23から導
出されている外部リード線29を回路基板16の凹部18の近
傍に立設された接続端子19に巻き付ける。さらに、この
巻き付けに先立ち、外部リード線29を緊張させて外部リ
ード線29により蛍光ランプ21を持ち上げる程度の張力を
与え、この状態で接続端子19に巻き付ける。なお、この
とき、接続端子19は、角棒形のピンであるため、外部リ
ード線29の引っ掛かりがよく、緊張が緩むことが防止さ
れるようになっている。そして、この状態では、蛍光ラ
ンプ21は、接続端子19に巻き付けられた外部リード線29
により吊り持ちされるようになり、熱硬化性接着剤41で
接合する前の仮止めができるとともに、その後の熱硬化
性接着剤41の塗布作業も容易になり、さらに、塗布後の
乾燥固化の場合も、蛍光ランプ21を保持しておく必要が
なく、作業効率が向上するようになっている。また、こ
の場合、各凹部18の近傍に設置された一対の接続端子19
のうち少なくとも1つずつが中心を通る対角線上に位置
されているため、外部リード線29は対角線方向に引かれ
ることになる。そのため、蛍光ランプ21は対角線上に支
持力を受け、力のバランスがよく、外部リード線29のみ
で支持されても蛍光ランプ21が傾くことはない。
【0030】また、蛍光ランプ21は、透光性および光拡
散性を有するグローブ51により覆われている。このグロ
ーブ51は、例えば内面に光拡散膜が施されたガラス製や
乳白色の合成樹脂製で、上端が開口したほぼ球形に形成
されている。そして、グローブ51の上端開口には、若干
径小にされたストレート形の首部52が形成されており、
この首部52は、カバー2の内面と仕切板5の側壁6との
間に差し込まれ、シリコーン系などの熱硬化性接着剤53
によってカバー2および仕切板5に固定され、蛍光ラン
プ21を収納する発光管収納部Bが形成されている。そし
て、蛍光ランプ装置1は、口金4を含む高さが139mm
および最大径が95mmに形成されている。
【0031】そして、上記のように構成された蛍光ラン
プ装置1を図示しない照明器具の器具本体に装着し、イ
ンバータ回路15に電源が投入されると、このインバータ
回路15によって蛍光ランプ21の両端の電極コイル28間に
放電電流が与えられ、蛍光ランプ21の発光管22内で放電
が誘起され、発光管22が点灯するようになっている。ま
た、アマルガムを有する一方の排気管部30a の近傍に配
置した発熱素子20がインバータ回路15の始動とともに発
熱して排気管部30a および排気管部30a 内のアマルガム
を加熱し、立上がり時でも十分な光束を早く得ることが
できるようになっている。さらに、蛍光ランプ21は、入
力ランプ電力21〜23Wで、放電路長415〜485
mmであり、高い光出力を得られるとともに、蛍光ランプ
装置1は、口金4を含む高さが139mmおよび最大径が
95mmであり、電球形としての寸法規格に適合できるよ
うになっている。
【0032】そして、本実施の形態によれば、蛍光ラン
プ21の発光管22とインバータ回路15とを仕切る仕切板5
について、樹脂部材5aと金属部材5bとを接着して形成し
ている。そして、発光管22に臨んで金属部材5bを備えた
ため、発光管22からの光線や熱による仕切板5の外観の
悪化や劣化を抑制でき、仕切板5の反射率を維持して、
光束の低下を抑制することができる。また、インバータ
回路15に臨んで樹脂部材5aを備えたため、インバータ回
路15が仕切板5に接触しても通電などのおそれがなく、
容易に絶縁できるとともに、インバータ回路15などの点
灯回路に金属板を隣接して配置した際に生じやすい点灯
回路との共振による騒音の発生を抑制することができ
る。さらに、樹脂部材5aと金属部材5bとを互いに接着剤
で密着して接着する(併せる)ことにより、発光管22に
臨む金属部材5bおよびインバータ回路15に臨む樹脂部材
5aを備えた仕切板5を容易に形成でき、製造コストを低
減できるとともに、仕切板5の強度を向上することがで
きる。そして、インバータ回路15を樹脂部材5aに取り付
けることにより、インバータ回路15を絶縁した状態で容
易に保持できる。そして、このようにして、仕切板5で
点灯回路収納部Aと発光管収納部Bとを区画し、発光管
22が生ずる熱のインバータ回路15側への影響を抑制など
を抑制して、発光管22を覆う略球状のグローブ51を備え
た電球形の蛍光ランプ装置1を容易に形成することがで
きる。
【0033】なお、上記の実施の形態では、複数箇所で
屈曲した発光管22を有する蛍光ランプ21を備えた電球形
の蛍光ランプ装置1について説明したが、蛍光ランプ装
置1全体あるいは発光管22は、種々の形状を採ることが
できる。さらに、樹脂部材5aと金属部材5bについても、
種々の材質、形状を採ることができ、また、種々の構成
を用いて互いに接続することができる。
【0034】次に、第2の実施の形態を図3に示す。図
3は、蛍光ランプ装置の第2の実施の形態を示す一部の
斜視図である。
【0035】すなわち、この実施の形態では、直管形あ
るいは一か所などで屈曲した蛍光ランプ61が用いられ、
この蛍光ランプ61とインバータ回路などの点灯回路62と
の間に、仕切り部材64が設けられている。そして、この
仕切り部材64は、点灯回路62を覆うようにした断面略コ
の字状などをなす樹脂部材64a と、この樹脂部材64aの
蛍光ランプ61側を覆うようにして、この蛍光ランプ61の
発光管61a に沿って樹脂部材64a に接着された金属部材
64b とから構成されている。
【0036】そして、この第2の実施の形態では、上記
の第1の実施の形態の効果に加え、蛍光ランプ61の発光
管61a に沿って金属部材64b を配置したため、発光管61
a から照射される光線を効率よく反射して、光束を高め
ることができるとともに、この金属部材64b が近接導体
として機能し蛍光ランプ61の始動を容易にすることが期
待される。
【0037】また、上記の第1および第2の実施の形態
において、金属部材は、樹脂部材にコートする、すなわ
ち樹脂部材の表面上に膜状に形成することもできる。そ
して、この構成では、部品点数を削減し、組み立て工程
を容易にして、製造コストを低減できるとともに、小形
化、軽量化を図ることができる。
【0038】次に、第3の実施の形態を図4に示す。図
4は、蛍光ランプ装置の第3の実施の形態を示す一部の
斜視図である。
【0039】すなわち、この実施の形態では、直管形あ
るいは一か所などで屈曲した蛍光ランプ61が用いられ、
この蛍光ランプ61とインバータ回路などの点灯回路62と
の間に、仕切り部材71が設けられている。そして、この
仕切り部材71は、点灯回路62を覆うようにした断面略コ
の字状などをなす樹脂部材72を備え、この樹脂部材72に
は、両側一対の突条状の突起部72a ,72a が形成されて
いるとともに、これら突起部72a ,72a には、相対向し
て溝部72b ,72b が形成されている。そして、これら溝
部72b ,72b に両側縁を嵌合し、蛍光ランプ61の発光管
61a に対向して、金属板からなる金属部材73が係合保持
されている。
【0040】そして、この第3の実施の形態では、上記
の各実施の形態の効果に加え、接着剤などを用いなくと
も、金属部材73を樹脂部材72に容易に取り付けでき、製
造コストを低減できるとともに、金属部材73を樹脂部材
72から取り外すことも容易であり、廃棄に要するコスト
を低減することができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の蛍光ランプ装置によれ
ば、仕切部材は、発光管に臨んで金属部材を備えたた
め、発光管からの光線や熱による仕切部材の外観の悪化
や劣化を抑制でき、光束の低下を抑制できるとともに、
仕切部材は、点灯回路に臨んで樹脂部材を備えたため、
点灯回路と容易に絶縁でき、点灯回路との共振による騒
音の発生を抑制することができる。
【0042】請求項2記載の蛍光ランプ装置によれば、
仕切部材は、発光管に臨んで金属部材を備えたため、発
光管からの光線や熱による仕切部材の外観の悪化や劣化
を抑制でき、光束の低下を抑制できるとともに、仕切部
材は、点灯回路に臨んで樹脂部材を備えたため、点灯回
路と容易に絶縁でき、点灯回路との共振による騒音の発
生を抑制することができる。
【0043】請求項3記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、樹脂部材と金属部
材とを互いに接着剤で接着することにより、発光管に臨
む金属部材および点灯回路に臨む樹脂部材を備えた仕切
部材を容易に形成でき、製造コストを低減できる。
【0044】請求項4記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、金属部材を樹脂部
材に係合保持することにより、発光管に臨む金属部材お
よび点灯回路に臨む樹脂部材を備えた仕切部材を容易に
組み立てあるいは分解でき、製造コストあるいは廃棄に
要するコストを低減できる。
【0045】請求項5記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか一記載の効果に加え、点灯回
路を樹脂部材に取り付けることにより、点灯回路を絶縁
した状態で容易に保持できる。
【0046】請求項6記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし5いずれか一記載の効果に加え、発光管
を覆う略球状のグローブを備えており、仕切部材によ
り、点灯回路側とグローブに覆われた発光管側とを仕切
ることにより、発光管が生ずる熱の点灯回路側への影響
を抑制などした電球形の蛍光ランプ装置を容易に形成す
ることができる。
【0047】請求項7記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1ないし5いずれか一記載の効果に加え、金属部
材を発光管に沿って設けることにより、発光管から照射
された光線を効率良く反射できるとともに、金属部材が
近接導体となり発光管の始動を容易にすることを期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプ装置の一実施の形態を示す
一部を切り欠いた側面図である。
【図2】同上蛍光ランプ装置の一部の分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の蛍光ランプ装置の第2の実施の形態を
示す一部の斜視図である。
【図4】本発明の蛍光ランプ装置の第3の実施の形態を
示す一部の斜視図である。
【符号の説明】
1 蛍光ランプ装置 5 仕切部材としての仕切板 5a 樹脂部材 5b 金属部材 15 点灯回路としてのインバータ回路 22 発光管 A 点灯回路収納部 B 発光管収納部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光管と;この発光管を点灯させる点灯
    回路と;これら発光管と点灯回路との間に位置し、発光
    管に臨む金属部材および点灯回路に臨む樹脂部材を備え
    た仕切部材と;を具備していることを特徴とする蛍光ラ
    ンプ装置。
  2. 【請求項2】 発光管と;この発光管を収納する発光管
    収納部と;発光管を点灯させる点灯回路と;この点灯回
    路を収納する点灯回路収納部と;これら発光管収納部と
    点灯回路収納部とを区画し、発光管に臨む金属部材およ
    び点灯回路に臨む樹脂部材を備えた仕切部材と;を具備
    していることを特徴とする蛍光ランプ装置。
  3. 【請求項3】 樹脂部材と金属部材とが互いに接着剤で
    接着されたことを特徴とする請求項1または2記載の蛍
    光ランプ装置。
  4. 【請求項4】 金属部材は樹脂部材に係合保持されたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の蛍光ランプ装
    置。
  5. 【請求項5】 点灯回路は樹脂部材に取り付けられたこ
    とを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光
    ランプ装置。
  6. 【請求項6】 発光管を覆う略球状のグローブを備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載の蛍
    光ランプ装置。
  7. 【請求項7】 金属部材は、発光管に沿って設けられた
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載の蛍
    光ランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100905702B1 (ko) 2008-08-11 2009-07-01 강선주 무전극 조명 장치

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