JPH09185356A - マルチウィンドウ表示制御システム - Google Patents

マルチウィンドウ表示制御システム

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JPH09185356A
JPH09185356A JP7352978A JP35297895A JPH09185356A JP H09185356 A JPH09185356 A JP H09185356A JP 7352978 A JP7352978 A JP 7352978A JP 35297895 A JP35297895 A JP 35297895A JP H09185356 A JPH09185356 A JP H09185356A
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JP
Japan
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window
display
control data
windows
displayed
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Application number
JP7352978A
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English (en)
Inventor
Yuusuke Takamune
雄輔 高棟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位のウィンドウによって隠された下位のウ
ィンドウを容易にアクティブ状態にできるマルチウィン
ドウ表示制御システムを提供する。 【解決手段】 ウィンドウ制御データを格納するウィン
ドウ制御データ格納部10と、ウィンドウ制御データの
設定を行う制御データ設定部20と、ウィンドウ制御デ
ータに基づいてディスプレイ装置にウィンドウを表示す
ると共に、該表示されたウィンドウに対する操作を受け
付ける表示制御部30とを備え、ウィンドウ制御データ
が、ウィンドウの表示位置、ウィンドウのサイズ、ウィ
ンドウを表示する優先順位、及び不透明か半透明かを指
定する表示属性を含み、表示制御部30が、ウィンドウ
制御データの表示属性が半透明を指定している場合に、
下位ウィンドウを上位ウィンドウ上に表示させると共
に、上位ウィンドウ上に表示された下位ウィンドウに対
する操作を受け付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、グラフィカルユー
ザインターフェース(GUI)を利用して情報処理装置
の入出力操作を制御するオペレ−ティングシステムの表
示制御システムに関し、特に表示画面に複数のウィンド
ウを表示して入出力操作の制御を行うマルチウィンドウ
表示制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の入出力操作を制御するオ
ペレーティングシステムにおいて、直観的な操作が可能
なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を利
用して入出力の制御を行うシステムが普及している。G
UIを用いたシステムでは、使用者は、ポインティング
デバイスを用いて表示画面の表示に対して所定の操作を
行うことによりコマンド等の入出力を実行することがで
きる。
【0003】また、今日では、特定のアプリケーション
ソフトに基づく表示等を特定の表示領域であるウィンド
ウにまとめて表示し、かつ同様な複数のウィンドウを情
報処理装置の表示画面に同時に表示するマルチウィンド
ウ形式のオペレーティングシステムが一般的である。こ
のシステムによれば、使用者は、同時にまたは頻繁に使
用する複数のウィンドウを同時に表示画面上に表示して
おき、任意に切り替えて入出力操作を行うことが可能で
ある。
【0004】上記のマルチウィンドウ形式のオペレーテ
ィングシステムでは、複数のウィンドウを限られた広さ
の表示画面に表示するため、ウィンドウどうしが重なっ
てしまう場合がある。このような場合、入出力が可能な
状態(アクティブ状態)のウィンドウを通常通りに表示
し、他のウィンドウの当該実行中のウィンドウと重なっ
ている部分を表示しないことによって、あたかも当該領
域において重畳された複数枚のウィンドウのうち1番上
に重ねられたウィンドウに対して入出力操作等を行うか
のように表示している。使用者は、入出力操作を行おう
とするウィンドウを、特定の操作によりアクティブ状態
にして、すなわち、表示画面上では重畳されたウィンド
ウの1番上に位置させて、入出力操作を実行する。重畳
されたウィンドウのうち下に位置するウィンドウを1番
上に移動してアクティブ状態にするには、通常、ポイン
ティングデバイスを用いてカーソルを目的のウィンドウ
の見えている部分に位置させてクリックするといった操
作を行う。
【0005】ところで、複数枚のウィンドウが重畳して
いる場合、ウィンドウのサイズや相互の位置関係によっ
て、下のウィンドウが上のウィンドウに完全に隠されて
表示画面上から見えなくなってしまう場合があった。こ
のような場合、下のウィンドウをアクティブ状態にした
り、参照するために1番上に表示させたりしようとして
も、目的のウィンドウが全く見えていないため、カーソ
ルを目的のウィンドウに位置させてクリックするという
操作を行うことができなかった。
【0006】そこで従来は、上のウィンドウを移動した
り、上のウィンドウのサイズを小さくしたりすることに
よって下のウィンドウを視認可能にしてクリックする
か、メニュー等の表示手段を用いて表示中のウィンドウ
の一覧を提示させて目的のウィンドウを選択することが
必要だった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、複数枚のウィンドウが表示画面上で重畳し、下のウ
ィンドウが見えなくなっている場合、当該下のウィンド
ウを参照したりアクティブ状態にしたりするために、上
のウィンドウを移動したり、上のウィンドウのサイズを
小さくすることによって下のウィンドウを視認可能にし
たり、メニュー等の表示手段を用いて表示中のウィンド
ウの一覧を提示させて目的のウィンドウを選択するとい
った煩雑な操作が必要であるという欠点があった。
【0008】本発明は、上記従来の欠点を解決し、上の
ウィンドウによって隠されてしまった下のウィンドウを
容易に参照し、アクティブ状態にする事のできるマルチ
ウィンドウ表示制御システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、グラフィカルユーザインターフェースにより表示画
面に表示された複数のウィンドウから入出力操作を行う
マルチウィンドウ表示制御システムにおいて、各ウィン
ドウごとに用意されたウィンドウ制御データを格納する
ウィンドウ制御データ格納手段と、ウィンドウ制御デー
タの設定を行う制御データ設定手段と、ウィンドウ制御
データに基づいてディスプレイ装置にウィンドウを表示
すると共に、該表示されたウィンドウに対する前記グラ
フィカルユーザインタフェースに基づく操作を受け付け
る表示制御手段とを備え、前記ウィンドウ制御データ格
納手段に格納されたウィンドウ制御データが、対応する
各ウィンドウの表示状態に関するデータとして、少なく
とも、ウィンドウの表示位置、ウィンドウのサイズ、ウ
ィンドウを表示する優先順位、及び不透明か半透明かを
指定する表示属性を含み、前記表示制御手段が、前記ウ
ィンドウ制御データの表示属性が半透明を指定している
場合に、該ウィンドウ制御データに対応する上位ウィン
ドウの下に位置する他の下位ウィンドウを前記上位ウィ
ンドウ上に表示させると共に、前記上位ウィンドウ上に
表示された前記下位ウィンドウに対する操作を受け付け
る。
【0010】また他の態様では、前記表示制御手段が、
前記下位ウィンドウを前記上位ウィンドウ上に表示する
場合に、通常の表示よりも表示濃度を薄くして表示す
る。
【0011】また他の態様では、前記表示制御手段が、
前記上位ウィンドウ上に表示された前記下位ウィンドウ
を入出力可能な状態にする操作を受け付けた場合に、該
下位ウィンドウの優先順位を最も高い値に設定し直すと
共に、前記上位ウィンドウの優先順位を前記上位ウィン
ドウの下に位置するすべてのウィンドウの優先順位より
も低い値に設定し直す。
【0012】さらに他の態様では、前記制御データ設定
部が、前記ウィンドウ制御データの表示属性を半透明に
設定できるウィンドウを所定の条件の下に限定する。
【0013】また、他の好ましい態様では、前記制御デ
ータ設定部が、他のウィンドウと重複しており、かつ重
複しているウィンドウの中で優先順位の最も高い最上位
のウィンドウのみを、表示属性を半透明に設定できるウ
ィンドウとして特定する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の1実施例によるマルチウ
ィンドウ表示制御システムの構成を示すブロック図であ
る。
【0016】図示のように、本実施例のマルチウィンド
ウ表示制御システムは、ディスプレイ装置に表示される
ウィンドウごとに用意されたウィンドウ制御データを格
納するウィンドウ制御データ格納部10と、ウィンドウ
制御データの設定を行う制御データ設定部20と、ウィ
ンドウ制御データに基づいてディスプレイ装置にウィン
ドウを表示する表示制御部30とを備える。
【0017】ウィンドウ制御データ格納部10は、RA
M等のメモリにて実現される。ウィンドウ制御データ格
納部10に格納されるウィンドウ制御データは、対応す
る各ウィンドウの表示状態に関する情報である。ウィン
ドウの表示状態に関する情報としては、少なくとも図2
の属性テーブル11に示すように、表示位置、サイズ、
優先順位、半透明か不透明かの表示属性を含む。
【0018】ここで、表示位置とは、当該ウィンドウの
ディスプレイ装置上における表示位置であり、ウィンド
ウの特定の点(左上の角など)の位置をディスプレイ装
置の表示画面上に設定された座標値で示す等の手段によ
り特定する。サイズとは、ウィンドウの表示サイズであ
り、縦横の辺の長さ等により特定する。優先順位とは、
複数のウィンドウの表示位置が重複している場合に、ど
のウィンドウを優先的に表示するかを示す情報であり、
表示位置が重複しているウィンドウのうちで最も優先順
位の高い(数値の小さい)ウィンドウが1番上に表示さ
れる。また、通常は優先度の数値が「1」のウィンドウ
がアクティブ状態になっている。
【0019】半透明か不透明かの表示属性は、当該ウィ
ンドウの下に位置する各種の表示(他のウィンドウを含
む)を当該ウィンドウ上に表示するかどうかを識別する
ための情報である。当該ウィンドウの下に位置する表示
を当該ウィンドウ上に表示することにより、あたかも当
該ウィンドウが透けて下の表示が見えているかのように
表示することができる。なお、複数のウィンドウの表示
が混在して画面が見づらくなるのを回避するため、表示
属性を半透明とすることができるウィンドウを制限する
ことができる。この場合、少なくとも、他のウィンドウ
と重複しており、かつ重複しているウィンドウの中で優
先順位の最も高いウィンドウ、すなわち1番上に表示さ
れているウィンドウについて半透明とすることを許容す
れば十分である。
【0020】制御データ設定部20は、プログラム制御
されたCPU等で実現され、ウィンドウ制御データ格納
部10に新たに格納するウィンドウ、すなわち新しくデ
ィスプレイ装置に表示されるウィンドウのウィンドウ制
御データの設定を行ったり、既にウィンドウ制御データ
格納部10に格納されているウィンドウ、すなわちディ
スプレイ装置に表示されているウィンドウのウィンドウ
制御データの設定を変更したりする。制御データ設定部
20によるウィンドウ制御データの詳細な設定について
は、具体的な表示制御の動作例と共に後述する。
【0021】表示制御部30は、プログラム制御された
CPU等で実現され、ウィンドウ制御データ格納部10
のウィンドウ制御データに基づいて、各ウィンドウをデ
ィスプレイ装置に表示する。また、ポインティングデバ
イスによる操作を認識して、必要に応じて制御データ設
定部20に操作内容を通知し、ウィンドウ制御データの
設定を変更させる。これによって、ディスプレイ装置上
のウィンドウの表示状態を任意に切り替えること(例え
ば、表示位置の変更や重畳しているウィンドウの表示状
態の変更など)ができる。
【0022】上述したように、複数のウィンドウの表示
位置が重複している場合には、重複しているウィンドウ
のうちの最も優先順位の高いウィンドウを優先的に表示
し、他のウィンドウについては、重複する位置に該当す
る部分を表示しない。これによって、ディスプレイ装置
上では、あたかも複数のウィンドウが重畳されているよ
うに表示される。
【0023】また、重複しているウィンドウのうち最も
優先順位の高いウィンドウの表示属性が半透明となって
いる場合、当該ウィンドウが存在しない場合における当
該位置の表示を当該ウィンドウ上に表示する。すなわ
ち、重複しているウィンドウのうち2番目に優先順位の
高いウィンドウを優先的に表示し、他のウィンドウにつ
いては重複していない部分のみを表示して重複する位置
に該当する部分を表示しない。さらに、これらの表示を
当該ウィンドウ上に表示する際には、通常よりも濃度を
下げて表示する。これにより、あたかも当該ウィンドウ
が半透明であるかのように表示することができる。な
お、当該ウィンドウの下の表示を当該ウィンドウ上に表
示する場合の濃度としては、通常の表示の50%から6
0%程度とするのが適当である。
【0024】また、ウインドウの表示属性を半透明と
し、当該ウィンドウの下に位置するウィンドウを透過表
示した状態では、特定のコマンドを入力することによ
り、透過表示されているウィンドウに対して、当該半透
明のウィンドウが存在しない場合と同様に扱うことがで
きる。すなわち、特定のコマンドを入力した上で、透過
表示されているいずれかのウィンドウにカーソルを合わ
せてクリックすることにより、当該クリックされたウィ
ンドウをアクティブ状態にすることができる。この場
合、アクティブ状態となったウィンドウの優先順位は
「1」となる。また、半透明に表示されていたウィンド
ウの表示属性は不透明となり、優先順位は少なくとも重
複しているウィンドウの中で最も低く設定し直される。
【0025】次に、本実施例の具体的な動作を、いくつ
かの表示例に基づいて説明する。
【0026】まず、2つのウィンドウ(第1ウィンドウ
100、第2ウィンドウ200)の表示位置が重複して
いる場合について説明する。ここで、第2ウィンドウ2
00は、第1ウィンドウ100よりも、優先順位が低
く、サイズが小さく、表示位置は完全に重複している。
また、表示属性はいずれも不透明である。すなわち、デ
ィスプレイ装置上では、第2ウィンドウ200は第1ウ
ィンドウ100の下に完全に隠れてしまい、全く見えな
い状態である。なお、本動作例において、表示属性を半
透明にできるウィンドウは、他のウィンドウと重複して
おり、かつ重複しているウィンドウの中で優先順位の最
も高いウィンドウ、すなわち1番上に表示されているウ
ィンドウのみであるものとする。また、各ウィンドウの
表示状態を変化させるためのウィンドウ制御データの設
定の変更は、制御データ設定部20によって行う。
【0027】この状態で、所定のコマンドを入力し、第
1ウィンドウ100の表示属性を半透明にすると、第2
ウィンドウ200が表示濃度を薄くして第1ウィンドウ
100上に表示される。これにより、あたかも半透明の
第1ウィンドウ100が透けて、その下の第2ウィンド
ウ200が見えているかのように表示される。この状態
の表示例を図3に示す。
【0028】次に、ポインティングデバイスを操作して
カーソルを第1ウィンドウ100上に表示された第2ウ
ィンドウ200に合わせ、特定のコマンドを入力すると
(例えば、シフトキーを押しながらクリックするな
ど)、第2ウィンドウ200の優先順位の値が「1」に
なり、第1ウィンドウ100の上に通常通りに表示され
る。第1ウィンドウ100の表示属性は半透明から不透
明に切り替えられる。この状態の表示例を図4に示す。
【0029】次に、3つのウィンドウ(第1ウィンドウ
100、第2ウィンドウ200、第3ウィンドウ30
0)の表示位置が重複している場合について説明する。
各ウィンドウの表示状態の相互関係を図5の関係テーブ
ル51に示す。なお、図5の関係テーブル51は、3つ
のウィンドウの相対的な関係のみを示すものであり、図
2に示した属性テーブルとは異なる。同図を参照する
と、優先順位は第1ウィンドウ100、第2ウィンドウ
200、第3ウィンドウ300の順である。ウィンドウ
のサイズは第1ウィンドウ100が最も大きく、次が第
3ウィンドウ300であり、第2ウィンドウ200が最
も小さい。表示位置は完全に重複し、表示属性はいずれ
も不透明である。すなわち、ディスプレイ装置上では、
第2ウィンドウ200及び第3ウィンドウ300は第1
ウィンドウ100の下に完全に隠れてしまい、全く見え
ない状態である。
【0030】この状態で、所定のコマンドを入力し、第
1ウィンドウ100の表示属性を半透明にすると、第2
ウィンドウ200及び第3ウィンドウ300が表示濃度
を薄くして第1ウィンドウ100上に表示される。この
状態の表示例を図6に示す。この後、第2ウィンドウ2
00または第3ウィンドウ300をアクティブ状態にし
たい場合は、ポインティングデバイスを操作してカーソ
ルを第1ウィンドウ100上に表示された第2ウィンド
ウ200または第3ウィンドウ300に合わせ、特定の
コマンドを入力する。これにより、選択されたウィンド
ウがアクティブ状態となり、優先順位の値が「1」にな
る。第1ウィンドウ100は、表示属性が半透明から不
透明に切り替えられ、優先順位を第3ウィンドウ300
よりも低い値に設定し直される。これにより、ディスプ
レイ装置上には、第2ウィンドウ200、第3ウィンド
ウ300、第1ウィンドウ100の順に重畳して表示さ
れる。
【0031】次に、上記3つのウィンドウの優先順位
が、第1ウィンドウ100、第3ウィンドウ300、第
2ウィンドウ200の順である場合について説明する。
この場合も、ディスプレイ装置上では、第3ウィンドウ
300及び第2ウィンドウ200は第1ウィンドウ10
0の下に完全に隠れてしまい、全く見えない状態であ
る。
【0032】この状態で、所定のコマンドを入力し、第
1ウィンドウ100の表示属性を半透明にすると、第3
ウィンドウ300が表示濃度を薄くして第1ウィンドウ
100上に表示される。第2ウィンドウ200は、第3
ウィンドウ300よりもサイズが小さく、表示位置が完
全に重複しているため、第3ウィンドウ300の下に完
全に隠れてしまい、全く見えない。
【0033】次に、特定のコマンドを入力して第3ウィ
ンドウ300をアクティブ状態にすると、第1ウィンド
ウ100は優先順位が第2ウィンドウ200よりも低い
値に設定し直されるため、ディスプレイ装置上には、第
3ウィンドウ300、第2ウィンドウ200、第1ウィ
ンドウ100の順に重畳して表示される。この時点で
は、第2ウィンドウ200は、まだ第3ウィンドウ30
0の下に完全に隠れているため、全く見えない。しか
し、今度は第3ウィンドウ300が、3つのウィンドウ
のうちで最も優先順位が高くなっているため、表示属性
を半透明とすることができる。この状態の表示例を図7
に示す。これによって、第2ウィンドウ200を表示す
ることができ、必要であれば特定のコマンドを入力して
第2ウィンドウ200をアクティブ状態にすることがで
きる。
【0034】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、本実施例では、表示属性を半透明に
できるウィンドウを制限できるものとし、動作例におい
て、他のウィンドウと重複しており、かつ重複している
ウィンドウの中で優先順位の最も高いウィンドウ、すな
わち1番上に表示されているウィンドウについてのみ表
示属性を半透明とすることができるものとして説明した
が、他のウィンドウについても表示属性を半透明とする
ことができるように設定しても良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチメ
ディア表示制御システムは、所定のウィンドウの表示属
性を半透明にして当該ウィンドウの下に位置するウィン
ドウを当該ウィンドウ上に表示し、かつ当該ウィンドウ
上に表示された下位のウィンドウに対して直接操作を行
ってアクティブ状態にすることができる。このため、複
数枚のウィンドウが表示画面上で重畳し、下のウィンド
ウが見えなくなっている場合であっても、当該下のウィ
ンドウを参照したりアクティブ状態にしたりするため
に、上のウィンドウを移動したり、上のウィンドウのサ
イズを小さくしたり、ウィンドウの一覧を提示させて目
的のウィンドウを選択するといった煩雑な操作を必要と
せず、操作に要する手間を大幅に軽減することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例によるマルチウィンドウ表
示制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例のウィンドウ制御データに含まれる
情報の例を示す属性テーブルである。
【図3】 本実施例による2つのウィンドウに対する表
示制御例を示す図である。
【図4】 本実施例による2つのウィンドウに対する表
示制御例を示す図である。
【図5】 本実施例による3つのウィンドウに対する表
示制御を行う場合の当該3つのウィンドウの相対関係を
示す関係テーブルである。
【図6】 本実施例による3つのウィンドウに対する表
示制御例を示す図である。
【図7】 本実施例による3つのウィンドウに対する表
示制御例を示す図である。
【符号の説明】 10 ウィンドウ制御データ格納部 11 属性テーブル 20 制御データ設定部 30 表示制御部 51 関係テーブル 100 第1ウィンドウ 200 第2ウィンドウ 300 第3ウィンドウ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィカルユーザインターフェースに
    より表示画面に表示された複数のウィンドウから入出力
    操作を行うマルチウィンドウ表示制御システムにおい
    て、 各ウィンドウごとに用意されたウィンドウ制御データを
    格納するウィンドウ制御データ格納手段と、 ウィンドウ制御データの設定を行う制御データ設定手段
    と、 ウィンドウ制御データに基づいてディスプレイ装置にウ
    ィンドウを表示すると共に、該表示されたウィンドウに
    対する前記グラフィカルユーザインタフェースに基づく
    操作を受け付ける表示制御手段とを備え、 前記ウィンドウ制御データ格納手段に格納されたウィン
    ドウ制御データが、対応する各ウィンドウの表示状態に
    関するデータとして、少なくとも、ウィンドウの表示位
    置、ウィンドウのサイズ、ウィンドウを表示する優先順
    位、及び不透明か半透明かを指定する表示属性を含み、 前記表示制御手段が、前記ウィンドウ制御データの表示
    属性が半透明を指定している場合に、該ウィンドウ制御
    データに対応する上位ウィンドウの下に位置する他の下
    位ウィンドウを前記上位ウィンドウ上に表示させると共
    に、前記上位ウィンドウ上に表示された前記下位ウィン
    ドウに対する操作を受け付けることを特徴とするマルチ
    ウィンドウ表示制御システム。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段が、前記下位ウィンド
    ウを前記上位ウィンドウ上に表示する場合に、通常の表
    示よりも表示濃度を薄くして表示することを特徴とする
    請求項1に記載のマルチウィンドウ表示制御システム。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段が、前記上位ウィンド
    ウ上に表示された前記下位ウィンドウを入出力可能な状
    態にする操作を受け付けた場合に、該下位ウィンドウの
    優先順位を最も高い値に設定し直すと共に、前記上位ウ
    ィンドウの優先順位を前記上位ウィンドウの下に位置す
    るすべてのウィンドウの優先順位よりも低い値に設定し
    直すことを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンド
    ウ表示制御システム。
  4. 【請求項4】 前記制御データ設定部が、前記ウィンド
    ウ制御データの表示属性を半透明に設定できるウィンド
    ウを所定の条件の下に限定することを特徴とする請求項
    1または請求項3に記載のマルチウィンドウ表示制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記制御データ設定部が、他のウィンド
    ウと重複しており、かつ重複しているウィンドウの中で
    優先順位の最も高い最上位のウィンドウのみを、表示属
    性を半透明に設定できるウィンドウとして特定すること
    を特徴とする請求項4に記載のマルチウィンドウ表制御
    システム。
JP7352978A 1995-12-29 1995-12-29 マルチウィンドウ表示制御システム Pending JPH09185356A (ja)

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JP7352978A JPH09185356A (ja) 1995-12-29 1995-12-29 マルチウィンドウ表示制御システム

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