JP2012090019A - 電子機器、制御方法、プログラムおよびデータファイル - Google Patents

電子機器、制御方法、プログラムおよびデータファイル Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が、次に表示される画像を予め知ることを可能にする。
【解決手段】本発明に係る携帯電話端末(電子機器)1は、画像を表示する表示部2と、複数の画像を記憶する記憶部24と、第1の画像および第1の画像と連続性のある情報を有する第2の画像を記憶部24に記憶された複数の画像から選択し、第1の画像の背後に第2の画像が半透明で表示されるように第1の画像および第2の画像を重ねて表示する制御部22とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器、制御方法、プログラムおよびデータファイルに関する。
表示部に背景として画像を表示する電子機器が知られている。例えば、携帯電話端末は、利用者が任意の画像を背景として表示部にさせることができるように構成されている。また、利用者の操作に応じて背景として表示される画像を動的に切り替える電子機器も知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−300241号公報
表示される画像が切り替わる場合、利用者が、次に表示される画像を予め知ることができることが好ましい場合がある。例えば、利用者の操作に応じて背景として表示される画像が順次切り替わっていく場合、次に表示される画像を予め知ることができれば、利用者は、所望の画像が背景として表示されるように操作を行い易い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者が、次に表示される画像を予め知ることができる電子機器、制御方法、プログラムおよびデータファイルを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の画像を重畳して表示する表示部と、複数の画像を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される複数の画像の中から第1の画像および当該第1の画像と連続性のある情報を有する第2の画像を選択し、前記第1の画像および前記第2の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示させる制御部とを備えることを特徴とする。
また、連続的な情報の変化を伴う所定の機能を起動可能な場合に、前記制御部は、前記所定の機能から取得した情報に基づいて、前記複数の画像の中から前記第1の画像および前記第2の画像を選択することが好ましい。
また、前記制御部は、前記所定の機能から取得した情報に基づいて、選択された前記第1の画像および前記第2の画像の少なくとも一方に着色を行うことが好ましい。
また、前記制御部は、前記所定の機能から取得した情報に基づいて、選択された前記第1の画像および前記第2の画像に加えて付加画像をさらに重畳して前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記表示部が非待受状態又は休止状態から待受状態へ遷移すると、前記所定の機能から取得した情報に基づいて前記複数の画像の中から前記第1の画像および前記第2の画像を選択することが好ましい。
また、前記制御部は、前記複数の画像の中から前記第2の画像と連続性のある情報を有する第3の画像をさらに選択し、前記第1の画像、前記第2の画像、前記第3の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像と前記第2の画像と前記第3の画像との透過率をそれぞれ異ならせて前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記第1の画像を含む第1のレイヤと、前記第2の画像を含む第2のレイヤと、前記第2のレイヤの画像を指定された透過度で透過させる第3のレイヤとを重畳することによって、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記第1の画像を含む第1のレイヤと、前記第2の画像を含む第2のレイヤとを重畳することによって、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記第1の画像および前記第2の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像よりも前記第2の画像の透過率を下げて表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、時間の経過にしたがって、前記第1の画像および前記第2の画像の少なくとも一方の透過率を変化させることが好ましい。
また、前記第1の画像および前記第2の画像は、カレンダにおける各日付、曜日、月の少なくともいずれか1つを示す画像あるいは時計における時刻を示す画像であることが好ましい。
また、前記制御部は、連続的な情報の変化に基づいて、前記第2の画像を前面に表示させ、前記第2の画像と連続性のある情報を有する他の画像を、前記第2の画像と透過率を異ならせた上で重畳して表示させることが好ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の画像を重畳して表示する表示部と、複数の画像を記憶する記憶部とを有する電子機器によって実行される制御方法であって、前記記憶部に記憶される複数の画像の中から第1の画像および当該第1の画像と連続性のある情報を有する第2の画像を選択するステップと、前記第1の画像および前記第2の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示するステップとを含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、プログラムであって、表示部を備える電子機器に、複数の画像の中から第1の画像および当該第1の画像と連続性のある情報を有する第2の画像を選択するステップと、前記第1の画像および前記第2の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示するステップとを実行させることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、連続性のある情報を含む第1の画像および第2の画像を含む複数の画像データと、他の機能から得た情報により、複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択し、選択された画像データを透過率を異ならせた上で重畳して表示させる処理データとが1つにまとめられたプログラムであることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、連続性のある情報を含む第1の画像および第2の画像を含む複数の画像データと、他の機能から得た情報により、複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択し、選択された画像データを透過率を異ならせた上で重畳して表示させる処理データとが1つにまとめられたデータファイルであることを特徴とする。
本発明に係る電子機器、制御方法、プログラムおよびデータファイルは、利用者が、次に表示される画像を予め知ることができるという効果を奏する。
図1は、携帯電話端末の外観を示す正面図である。 図2−1は、2011年1月3日に表示される背景画像の一例を示す図である。 図2−2は、2011年5月5日に表示される背景画像の一例を示す図である。 図2−3は、2011年12月24日に表示される背景画像の一例を示す図である。 図3は、携帯電話端末の機能的な構成を示すブロック図である。 図4は、実施形態1に係るカレンダプログラムの概略的な構成を示すブロック図である。 図5は、色テーブルの一例を示す図である。 図6は、画像データの合成の一例を示す図である。 図7は、カレンダ表示処理を実行するタイミングを示すフロー図である。 図8は、カレンダ表示処理の処理手順を示すフロー図である。 図9は、実施形態2に係るカレンダプログラムの概略的な構成を示すブロック図である。 図10は、色テーブルの一例を示す図である。 図11は、レイヤ定義データの一例を示す図である。 図12は、画像データの合成の一例を示す図である。 図13は、カレンダ表示処理の処理手順を示すフロー図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、電子機器の一例として、携帯電話端末を取り上げるが、本発明の適用対象は携帯電話端末に限定されるものではない。本発明は、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、パソコン、携帯情報端末、ゲーム機等に対しても適用できる。
(実施形態1)
まず、図1を参照しながら、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話端末1の外観について説明する。図1は、携帯電話端末1の外観を示す正面図である。図1に示すように、携帯電話端末1は、筐体1Cが複数の筐体で構成される。具体的には、筐体1Cは、第1筐体1CAと第2筐体1CBとで開閉可能に構成される。すなわち、携帯電話端末1は、折り畳み式の筐体を有する。
なお、携帯電話端末1の筐体は、このような構造に限定されるものではない。例えば、携帯電話端末1の筐体は、両方の筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体と他方の筐体とを互いにスライドできるようにしたスライド式の筐体であってもよい。また、重ね合わせ方向に沿う軸線を中心に、一方の筐体を回転させるようにした回転式や、2軸ヒンジを介して両方の筐体を連結したものでもよい。
第1筐体1CAおよび第2筐体1CBは、連結部であるヒンジ機構8で連結される。ヒンジ機構8で第1筐体1CAと第2筐体1CBとを連結することにより、第1筐体1CAおよび第2筐体1CBは、ヒンジ機構8を中心として、相対的に回動できる。
第1筐体1CAには、表示部2と、通話時に音声を出力する出力手段であるレシーバ16とが設けられる。表示部2は、待受画面や各種の機能画面を表示する。ここで、機能画面とは、携帯電話端末1が提供する通話機能、メール機能等の各種機能の実行中に表示される画面であり、対応する機能に対する指示を受け付けたり、対応する機能が提供する情報を提示したりするために用いられる。
また、待受画面とは、通話機能、メール機能等の各種機能の実行を待ち受けている状態の画面である。換言すると、待受画面は、携帯電話端末1が提供する各種機能画面へ画面が変わる前の画面である。なお、待受画面は、例えば、初期画面、デスクトップ画面、ホーム画面、または、壁紙と呼ばれることもある。
第2筐体1CBには、通話相手の電話番号等を入力するための操作キー13Aが複数設けられ、また、表示部2に表示されるメニューの選択等を実行するための方向および決定キー13Bが設けられる。操作キー13Aと、方向および決定キー13Bとは、携帯電話端末1の操作部13を構成する。また、第2筐体1CBには、携帯電話端末1の通話時に音声を受け取る音声取得手段であるマイク15が設けられる。
次に、図2−1から図2−3を参照しながら携帯電話端末1の表示部2に表示される待受画面の背景画像について説明する。なお、以下の説明では、例えば、背景画像40a、背景画像40b、背景画像40cを区別しない場合に、末尾の英字を省略して背景画像40と総称することがある。当日日付41a等についても同様である。
図2−1から図2−3に示すように、携帯電話端末1は、待受画面の背景画像として、日めくりカレンダを模した画像を表示する。ここで、日めくりカレンダとは、1年の各日を1つのページとして日付順に綴じたカレンダであり、毎日ページを1枚ずつめくって(はがして)利用される。なお、待受画面の背景画像としてこれらの画像が表示される場合、充電池の残容量を示すシンボル、受信電波の強度を示すシンボル、不在着信を示すシンボル等の各種情報が背景画像に重畳して表示される。
図2−1は、2011年1月3日に表示される背景画像40aを示している。図2−1に示すように、背景画像40aの中央付近には、当日の日付を示す当日日付41aが大きく表示される。そして、当日日付41aの背後には、翌日の日付を示す翌日日付42aがうっすらと半透明で表示される。同様に、図2−2に示す2011年5月5日の背景画像40bの中央付近には、当日日付41bが大きく表示され、その背後には、翌日日付42bがうっすらと半透明で表示される。また、図2−3に示す2011年12月24日の背景画像40cの中央付近には、当日日付41cが大きく表示され、その背後には、翌日日付42cがうっすらと半透明で表示される。
また、当日日付41および翌日日付42は、対応する日付の種別に応じて着色される。例えば、対応する日付が日曜または祝日であれば赤で着色され、対応する日付が土曜であれば青で着色され、対応する日付が通常の平日であれば黒で着色される。この場合、当日日付41a、翌日日付42aおよび翌日日付42bは、対応する日付が通常の平日であるため黒で着色される。また、当日日付41bは、対応する日付が祝日であるため赤で着色され、当日日付41cは、対応する日付が土曜であるため青で着色され、翌日日付42cは、対応する日付が日曜であるため赤で着色される。
このように、当日の日付と翌日の日付との透過率を異ならせて、当日の日付の背後に翌日の日付をうっすらと半透明で表示することにより、当日の日付の視認性を損なうことなく、利用者が暦の進行を容易に把握できるようになる。例えば、当日の日付の背後に翌日の日付として「1」がうっすらと半透明で表示されていれば、利用者は、当日が月末であり、翌日から新しい月が始まることを容易に把握することができる。
また、対応する日付の種別に応じて着色した上で翌日の日付をうっすらと半透明で表示することにより、利用者が翌日の種別を容易に把握できるようになる。例えば、黒く着色された当日日付41の背後に赤く着色された翌日日付42がうっすらと半透明で表示されていれば、利用者は、翌日が祝日であることを容易に把握することができる。
また、当日の日付の背後に翌日の日付をうっすらと半透明で表示することにより、背景画像40を日めくりカレンダのページにより一層似せることができる。日めくりカレンダの各ページは、通常非常に薄い紙からなり、当日のページの下にある翌日のページが透けて見えるからである。
背景画像40には、当日日付41および翌日日付42以外に各種要素が含まれる。背景画像40の上部には、各ページを綴じるための帯を模した帯43が表示され、その直下には、ページをめくった跡であるめくり跡44が表示される。めくり跡44は、実際の日めくりカレンダを模して、1月1日からの経過日数に応じて、めくられたページの枚数が増大するように表示される。例えば、2011年1月3日に対応する背景画像40aでは、1月1日からの経過日数が少ないため、めくり跡44aは、めくられたページの枚数が少ないように表示される。一方、2011年12月24日に対応する背景画像40cでは、1月1日からの経過日数が多いため、めくり跡44cは、めくられたページの枚数が多いように表示される。
また、背景画像40の右側には、当日の年月を示す年月45と、当日に近い祭事やイベントを示す祭事シンボル49とが表示される。背景画像40の左側には、当日の曜日を示す曜日46と、当日の六曜を示す六曜47と、六十干支による当日の日付を示す六十干支48とが表示される。背景画像40の下側には、天気情報として、予め登録された地域の名称を示す地域名50と、その地域における当日の天気を示す当日天気51と、その地域における翌日の予想天気を示す翌日天気52とが表示される。
また、当日の日付の種別が祝日の場合には、図2−2に示すように、当日日付41の背後であって翌日日付42よりも前面の位置に、当日が祝日であることを示す国旗53が表示され、当日日付41の右側に、祝日の名称を示す祝日名54が表示される。
次に、図3を参照しながら、携帯電話端末1の機能的な構成について説明する。図3は、携帯電話端末1の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、携帯電話端末1は、制御部22と、記憶部24と、通信部26と、操作部13と、音声処理部30と、表示部2と、開閉検出部32とを有する。
記憶部24は、各種情報を記憶する記憶装置である。記憶部24は、携帯電話端末1内に固定的に設けられたフラッシュメモリ等の半導体に情報を記憶させるものであってもよいし、メモリカード等の取り出し可能な記憶媒体と、記憶媒体の読み書き装置との組み合わせとして構成されていてもよい。
記憶部24には、制御部22での処理に利用されるデータやプログラムが記憶される。記憶部24に記憶されるプログラムには、カレンダプログラム34が含まれる。カレンダプログラム34は、待受画面の背景画像として、上述したような日めくりカレンダを模した画像を表示させるための制御プログラムである。
通信部26は、アンテナ26aを有し、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信および情報通信を行う。操作部13は、操作キー13Aと、方向および決定キー13Bとを含み、これらのキーやボタンが利用者によって操作されると、その操作内容に対応する信号を発生させる。そして、発生した信号は、利用者の指示として制御部22へ入力される。
音声処理部30は、マイク15に入力される音声信号やレシーバ16から出力される音声信号の処理を実行する。表示部2は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネルなどで構成された表示パネルを備え、制御部22の制御に基づいて待受画面や各種の機能画面等を表示パネルに表示させる。開閉検出部32は、携帯電話端末1が、第1筐体1CAと第2筐体1CBが重なり合った閉状態にあるのか、表示部2や操作部13が外部に露出した開状態にあるのかを検出する。
制御部22は、携帯電話端末1の全体的な動作を統括的に制御する。すなわち、制御部22は、携帯電話端末1の各種の処理が、操作部13の操作や携帯電話端末1の記憶部24に記憶されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部26や、音声処理部30や、表示部2等の動作を制御する。
制御部22は、記憶部24に記憶されているコンピュータプログラム(例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。制御部22は、例えば、マイクロプロセッサユニット(MPU:Micro Processing Unit)で構成され、コンピュータプログラムに定義された手順にしたがって携帯電話端末1の各種の処理を実行する。すなわち、制御部22は、記憶部24に記憶されるコンピュータプログラムから命令列を順次読み込んで処理を実行する。
制御部22は、携帯電話端末1の制御の一部として、カレンダプログラム34に含まれる命令列を順次読み込み、カレンダプログラム34の指定によって取得される各種情報に基づいて、上述したような日めくりカレンダを模した画像を表示部2に表示させる。
次に、図4を参照しながら、図3に示したカレンダプログラム34の構成について説明する。図4は、カレンダプログラム34の概略的な構成を示すブロック図である。図4に示すように、カレンダプログラム34は、各種処理を実現するための命令列を含む実行命令部35と、各種処理において用いられるデータを含むデータ部36とを有する。
データ部36は、日付画像データ36aと、付加画像データ36bと、色テーブル36cとを含む。日付画像データ36aは、当日日付41または翌日日付42として表示される画像データである。付加画像データ36bは、背景画像に含まれる当日日付41および翌日日付42以外の要素(例えば、年月45)として表示される画像データである。
色テーブル36cは、日付の種別と対応づけて、日付画像データ36aおよび付加画像データ36bを着色するために用いられる色の定義が格納されたデータである。色テーブル36cの一例を図5に示す。図5に示すように、色テーブル36cは、日付の種別毎に、第1色と、第2色とを保持する。第1色は、当日に対応する日付画像データ36aと、各種の付加画像データ36bを着色するために用いられる色である。第2色は、翌日に対応する日付画像データ36aを着色するために用いられる色であり、同一行の第1色の色の透過率を下げたような薄い色が設定される。なお、ここでいう透過率は、色がそのまま表示される場合に最も高くなり、色が何かに遮断されたように薄く表示されるほど低くなる値である。
図5に示す色テーブル36cの1行目には、日付の種別として「日曜・祝日」が設定され、第1色に「赤」が設定され、第2色に「薄い赤」が設定されている。このデータは、当日の種別が日曜か祝日である場合は、当日に対応する日付画像データ36aと各種の付加画像データ36bとを「赤」で着色すべきことを意味する。また、このデータは、翌日の種別が日曜か祝日である場合は、翌日に対応する日付画像データ36aを「薄い赤」で着色すべきことを意味する。なお、図5に示した例では色を名前で指定することとしているが、色をRGB等の要素毎の数値で指定することとしてもよい。
実行命令部35は、更新判定部35aと、日付算出部35bと、画像選択部35cと、着色部35dと、合成部35eとを含む。更新判定部35aは、待受画面に背景として表示される画像を更新するべきか否かを判定するための命令列を含む。
日付算出部35bは、今日の日付と翌日の日付を算出するための命令列を含む。また、日付算出部35bは、今日が祝日であるか否かを判定し、今日が祝日である場合は、祝日名を取得するための命令列を含む。
画像選択部35cは、今日の日付を当日日付41として表示するための日付画像データ36aと、翌日の日付に対応する画像を翌日日付42として表示するための日付画像データ36aとを選択するための命令列を含む。また、画像選択部35cは、日付算出部35bが算出した日付等に基づいて、年月45等付加画像データ36bを選択するための命令列を含む。
着色部35dは、取得された日付画像データ36aや付加画像データ36bを色テーブル36cに格納された定義に従って着色するための命令列を含む。したがって、着色部35dは、翌日に対応する日付画像データ36aを、透過率を下げたような薄い色で着色する。なお、画像の着色は、例えば、日付の文字の外形等を予めパスとして設定しておき、その内側を指定された色で塗りつぶすことによって実現してもよい。また、日付の文字部分等を所定の色で予め塗っておき、その所定の色を指定された色に置き換えることによって実現してもよい。なお、日付の文字部分等が指定された色で予め塗られている場合は、着色を省略してもよい。
ここで、着色部35dの機能から明らかなように、カレンダプログラム34は、日付の種別に応じて予め着色された画像を組み合わせて背景画像40を生成するのではなく、日付の種別に応じて画像を着色して組み合わせるように構成される。日付の種別に応じて予め着色された画像を組み合わせる場合、日曜または祝日と、土曜と、通常の平日とで色分けを行い、さらに翌日日付42としてうっすらと半透明な色の画像を表示することとすると、1つの日付に対して6枚の画像を予め用意しなければならない。一方、日付の種別に応じて画像を着色して組み合わせることとすれば、色分けのパターンがいくつあっても、1つの日付に対して1枚の画像を予め用意しておけばよい。
このように、カレンダプログラム34は、日めくりカレンダを模した背景画像40を少ないデータを用いて生成することができるように構成されている。携帯電話端末1のような携帯型の機器は、内蔵している記憶部の記憶容量が比較的少ないことが多いため、少ないデータによって機能を実現することは非常に重要である。
合成部35eは、着色された画像データを合成して背景画像40を生成するための命令列を含む。合成部35eが含む命令列による画像データの合成の例を図6に示す。図6に示す例では、今日の日付に対応する日付画像データ36aを含むレイヤ61を最上位のレイヤとして、その下に付加画像データ36bを含む複数のレイヤ62が配置され、翌日の日付に対応する日付画像データ36aを含むレイヤ63が最下位のレイヤとして配置されている。
レイヤ61およびレイヤ62は、画像データの背景部分が透過されるように設定されている。そして、レイヤ63は、上記のように透過率を下げたような薄い色で着色された画像データを含む。これらのレイヤを合成することによって、翌日に対応する日付画像データ36aが透過率を下げたような態様で当日に対応する日付画像データ36aと重畳され、背景画像40のように、翌日日付42がうっすらと半透明で表示された画像を得ることができる。
次に、図7および図8を参照しながら、待受画面の背景画像40を表示するために携帯電話端末1が実行する処理手順について説明する。図7は、カレンダ表示処理を実行するタイミングを示すフロー図である。図7に示す処理手順は、携帯電話端末1が備える基本機能の1つとして、図示しないオペレーティングシステムプログラムに基づいて繰り返し実行される。
図7に示すように、制御部22は、ステップS11として、開閉検出部32によって携帯電話端末1が開状態、すなわち、利用者が表示部2を視認できる状態へ変化したことが検出されたかを判定する。ここで、携帯電話端末1が開状態へ変化したことが検出された場合(ステップS11,Yes)、制御部22は、ステップS15として、表示部2に表示すべき画面が待受画面であるかを判定する。そして、表示部2に表示すべき画面が待受画面である場合(ステップS15,Yes)、制御部22は、ステップS16として、カレンダプログラム34を起動して、後述するカレンダ表示処理を実行する。一方、表示部2に表示すべき画面が待受画面でない場合(ステップS15,No)、制御部22は、カレンダ表示処理を実行しない。
携帯電話端末1が開状態へ変化したことが検出されていない場合(ステップS11,No)、制御部22は、ステップS12として、表示部2が、利用者による操作部13の操作等を契機として休止状態から活動状態へ遷移したかを判定する。ここで、表示部2が休止状態から活動状態へ遷移していた場合(ステップS12,Yes)、制御部22は、ステップS15として、表示部2に表示すべき画面が待受画面であるかを判定する。そして、表示部2に表示すべき画面が待受画面である場合(ステップS15,Yes)、制御部22は、ステップS16として、カレンダプログラム34を起動して、後述するカレンダ表示処理を実行する。一方、表示部2に表示すべき画面が待受画面でない場合(ステップS15,No)、制御部22は、カレンダ表示処理を実行しない。
表示部2が休止状態から活動状態へ遷移していない場合(ステップS12,No)、制御部22は、ステップS13として、表示されていた機能画面が閉じたかを判定する。ここで、機能画面が閉じた場合(ステップS13,Yes)、制御部22は、ステップS15として、表示部2に表示すべき画面が待受画面であるかを判定する。そして、表示部2に表示すべき画面が待受画面である場合(ステップS15,Yes)、制御部22は、ステップS16として、カレンダプログラム34を起動して、後述するカレンダ表示処理を実行する。一方、表示部2に表示すべき画面が待受画面でない場合(ステップS15,No)、制御部22は、カレンダ表示処理を実行しない。
機能画面が閉じていない場合(ステップS13,No)、制御部22は、ステップS14として、日付が変わったかを判定する。ここで、日付が変わっていた場合(ステップS14,Yes)、制御部22は、ステップS15として、表示部2に表示すべき画面が待受画面であるかを判定する。そして、表示部2に表示すべき画面が待受画面である場合(ステップS15,Yes)、制御部22は、ステップS16として、カレンダプログラム34を起動して、後述するカレンダ表示処理を実行する。一方、表示部2に表示すべき画面が待受画面でない場合(ステップS15,No)、制御部22は、カレンダ表示処理を実行しない。日付が変わっていない場合も(ステップS14,No)、制御部22は、カレンダ表示処理を実行しない。
なお、制御部22は、携帯電話端末1の起動後に最初に待受画面を表示することが必要になった場合にも、カレンダプログラム34を起動して、後述するカレンダ表示処理を実行する。
図8は、カレンダ表示処理の処理手順を示すフロー図である。図8に示す処理手順は、カレンダプログラム34に基づいて実行される。まず、制御部22は、ステップS21として、日付を算出する。そして、制御部22は、ステップS22として、背景画像40を前回合成したときと日付が変わっているかを判定する。ここで、日付が変わっていない場合(ステップS22,No)、制御部22は、ステップS30として、既に合成済みの画像データを背景画像40として表示部2に表示させる。
日付が変わっている場合(ステップS22,Yes)、制御部22は、ステップS23として、今日の日付に対応する日付画像データ36aを選択する。そして、制御部22は、ステップS24として、選択した日付画像データ36aを、今日の日付の種別に対応する第1色で着色する。また、制御部22は、ステップS25として、今日の日付に対応する付加画像データ36bを選択する。そして、制御部22は、ステップS26として、選択した付加画像データ36bを、今日の日付の種別に対応する第1色で着色する。
さらに、制御部22は、ステップS27として、翌日の日付に対応する日付画像データ36aを選択する。そして、制御部22は、ステップS28として、選択した日付画像データ36aを、翌日の日付の種別に対応する第2色で着色する。
続いて、制御部22は、ステップS29として、選択した日付画像データ36aおよび付加画像データ36bを図6に示したようにレイヤに含めて重ね合わせて背景画像40を合成する。そして、制御部22は、ステップS30として、合成された画像データを背景画像40として表示部2に表示させる。
上述してきたように、携帯電話端末1は、待受画面の背景画像として日めくりカレンダを模した画像を生成し、その画像において翌日の日付をうっすらと半透明で表示する。このため、利用者は、暦の進行等を容易に把握できる。また、携帯電話端末1は、翌日の日付をうっすらと半透明で表示するために、合成時に画像を着色する。このため、翌日の日付がうっすらと半透明で表示される画像を、少ないデータを用いて生成することができる。
(実施形態2)
実施形態2として、翌日の日付がうっすらと半透明で表示される画像を作成するために必要なデータ量をさらに削減することができる例について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分には既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略することがある。
まず、図9を参照しながら、カレンダプログラム37の構成について説明する。図9は、カレンダプログラム37の概略的な構成を示すブロック図である。カレンダプログラム37は、実施形態2において、カレンダプログラム34に代えて携帯電話端末1によって実行されるコンピュータプログラムである。図9に示すように、カレンダプログラム37は、各種処理を実現するための命令列を含む実行命令部38と、各種処理において用いられるデータを含むデータ部39とを有する。
データ部39は、日付画像データ36aと、付加画像データ36bと、色テーブル39cと、レイヤ定義データ39dとを含む。色テーブル39cは、日付の種別と対応づけて、日付画像データ36aおよび付加画像データ36bを着色するために用いられる色の定義が格納されたデータである。色テーブル39cの一例を図10に示す。図10に示すように、色テーブル39cは、日付の種別毎に、日付画像データ36a等を着色するために用いられる色を保持する。
図10に示す色テーブル39cの1行目には、日付の種別として「日曜・祝日」が設定され、色に「赤」が設定されている。このデータは、当日の種別が日曜か祝日である場合は、当日に対応する日付画像データ36aと各種の付加画像データ36bとを「赤」で着色すべきことを意味する。また、このデータは、翌日の種別が日曜か祝日である場合は、翌日に対応する日付画像データ36aを「赤」で着色すべきことを意味する。なお、図10に示した例では色を名前で指定することとしているが、色をRGB等の要素毎の数値で指定することとしてもよい。
レイヤ定義データ39dは、翌日の日付をうっすらと半透明で表示するために用いられる透過レイヤに関する定義が格納されたデータである。レイヤ定義データ39dの一例を図11に示す。図11に示すレイヤ定義データ39dでは、透過度として0.90が設定されたレイヤを透過レイヤとすることが定義されている。ここで、透過度とは、アルファ値とも呼ばれ、レイヤが透明となる0.0から、レイヤが不透過となる1.0までのいずれかの値をとる。透過度が0.90の場合、下のレイヤをうっすらと透過させる半透明のレイヤが形成される。
実行命令部38は、更新判定部35aと、日付算出部35bと、画像選択部35cと、着色部38dと、合成部38eとを含む。着色部38dは、取得された日付画像データ36aや付加画像データ36bを色テーブル39cに格納された定義に従って着色するための命令列を含む。ここで、上述したように、色テーブル39cには、日付の種別と対応づけて1つの色のみが格納されている。このため、実施形態2では、翌日の日付に対応する日付画像データ36aは、今日の日付に対応する日付画像データ36aと同等の透過率の色で着色される。
合成部38eは、着色された画像データを合成して背景画像40を生成するための命令列を含む。合成部38eが含む命令列による画像データの合成の例を図12に示す。図12に示す例では、今日の日付に対応する日付画像データ36aを含むレイヤ61を最上位のレイヤとして、その下に付加画像データ36bを含む複数のレイヤ62が配置されている。そして、その下にレイヤ定義データ39dに基づいて形成された透過レイヤ64が配置され、翌日の日付に対応する日付画像データ36aを含むレイヤ63が最下位のレイヤとして配置されている。
レイヤ61およびレイヤ62は、画像データの背景部分が透過されるように設定されている。また、上述したように、透過レイヤ64は、下のレイヤをうっすらと透過させる。これらのレイヤを合成することによって、翌日に対応する日付画像データ36aが透過率を下げたような態様で当日に対応する日付画像データ36aと重畳され、背景画像40のように翌日日付42がうっすらと半透明で表示された画像を得ることができる。
このように、カレンダプログラム37は、レイヤ定義データ39dに基づいて形成された透過レイヤ64を用いて翌日日付42をうっすらと半透明に表示させるように構成されている。このため、実施形態2では、色テーブル39cに翌日日付42用の薄い色の定義を格納しておく必要がなく、その分だけデータ容量を節約することができる。
また、このように、透過レイヤ64を用いて翌日日付42をうっすらと半透明に表示させることとすれば、透過レイヤ64にぼかし等のフィルタ効果をもたせて、翌日日付42の表示態様を多様に変化させることもできる。
次に、図13を参照しながら、待受画面の背景画像を表示するために携帯電話端末1が実行する処理手順について説明する。
図13は、カレンダ表示処理の処理手順を示すフロー図である。図13に示す処理手順は、カレンダプログラム37に基づいて実行される。まず、制御部22は、ステップS41として、日付を算出する。そして、制御部22は、ステップS42として、背景画像40を前回合成したときと日付が変わっているかを判定する。ここで、日付が変わっていない場合(ステップS42,No)、制御部22は、ステップS50として、既に合成済みの画像データを背景画像40として表示部2に表示させる。
日付が変わっている場合(ステップS42,Yes)、制御部22は、ステップS43として、今日の日付に対応する日付画像データ36aを選択する。そして、制御部22は、ステップS44として、選択した日付画像データ36aを、今日の日付の種別に対応する色で着色する。また、制御部22は、ステップS45として、今日の日付に対応する付加画像データ36bを選択する。そして、制御部22は、ステップS46として、選択した付加画像データ36bを、今日の日付の種別に対応する色で着色する。
さらに、制御部22は、ステップS47として、翌日の日付に対応する日付画像データ36aを選択する。そして、制御部22は、ステップS48として、選択した日付画像データ36aを、翌日の日付の種別に対応する色で着色する。
続いて、制御部22は、ステップS49として、選択した日付画像データ36aおよび付加画像データ36bと、透過レイヤとを図12に示したようにレイヤに含めて重ね合わせて背景画像40を合成する。そして、制御部22は、ステップS50として、合成された画像データを背景画像40として表示部2に表示させる。
上述してきたように、実施形態2における携帯電話端末1は、透過レイヤを用いて、翌日の日付をうっすらと半透明で表示する。このため、色テーブル39cに定義する色の数を少なくすることができ、その分だけデータ容量が節約される。
(その他の実施形態)
なお、上述した携帯電話端末1の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。例えば、カレンダプログラム34またはカレンダプログラム37は、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと統合されていてもよい。カレンダプログラム34を、日付の管理を行うモジュールと、表示を制御するモジュールとに分割した場合、表示を制御するモジュールは、日付の管理を行うモジュールが取得する情報に基づいて表示制御を実行する。
また、カレンダプログラム34またはカレンダプログラム37は、FLASH(登録商標)の実行環境で用いられるswfファイルのように、画像データと、画像データを用いる処理が定義された処理データとが1つにパッケージされたデータファイルであってもよい。
また、上記の各実施形態では、当日の画像と翌日の画像とを重畳して表示する例を示したが、重畳して表示される画像は、この例に限るものではなく、何らかの連続性のある情報を有する画像であればよい。例えば、カレンダにおける曜日を示す画像あるいは月を示す画像を、透過率を異ならせて重畳して表示してもよい。
また、時計プログラムが、現在の時刻を示す画像を表示部2に表示させるとともに、その背後に、次の時刻を示す画像をうっすらと半透明に表示させることとしてもよい。ここで、次の時刻とは、例えば、1秒後、1分後または1時間後の時刻である。この例の場合、現在の時刻を示す画像と、次の時刻を示す画像とが、連続性のある情報を有する画像に相当する。
また、歩数計プログラムが、歩数に応じて現在のカロリーの消費段階に対応する食べ物の画像を表示部2に表示させるとともに、その背後に、次のカロリーの消費段階に対応する食べ物の画像をうっすらと半透明に表示させることとしてもよい。このように構成することにより、利用者は、歩き続けることでどれだけのカロリーが消費されるかを把握しやすくなるとともに、さらに歩こうという意欲をかき立てられる。この例の場合、現在のカロリーの消費段階に対応する食べ物の画像と、次のカロリーの消費段階に対応する食べ物の画像とが、連続性のある情報を有する画像に相当する。
また、ギター等の楽器を模擬的に演奏するための演奏プログラムが、現在の演奏箇所の楽譜やコードを示す画像の背後に、その次の箇所の楽譜やコードを示す画像をうっすらと半透明に表示させることとしてもよい。このように構成することにより、利用者は、次の箇所を演奏する前にその準備をすることが可能になる。この例の場合、現在の演奏箇所の楽譜やコードを示す画像と、次の演奏箇所の楽譜やコードを示す画像とが、連続性のある情報を有する画像に相当する。
また、上記の各実施形態では、連続性がある2つの画像を一定の透過率で表示することとしたが、連続性がある2つの画像の少なくとも一方の透過率を時間の経過に従って変化させ、連続的または段階的に濃く、または、薄く表示することとしてもよい。このように構成することにより、利用者は、背後に表示されている画像の濃さに基づいて、画像が切り替わるタイミングがいつであるのかを把握することが可能になる。
また、上記の各実施形態では、連続性がある2つの画像を、透過率を異ならせて重畳表示することとしたが、連続性がある3つ以上の画像を、透過率を異ならせて重畳表示することとしてもよい。例えば、当日の日付の背後に翌日の日付をうっすらと表示し、その背後に翌々日の日付をさらにうっすらと表示してもよい。
また、連続的な情報の変化に基づいて、第1の画像の背後に表示されていた第2の画像が前面に表示され、第2の画像と連続性のある情報を有する第3の画像を第2の画像の背後に重畳して表示することとしてもよい。例えば、当日の日付が時間の経過にしたがって透過率が低下して次第にうっすらと表示されるとともに、翌日の日付が時間の経過にしたがって透過率が高くなり次第にはっきりと表示されるようにしてもよい。そして、日付が変わるタイミングで、翌日の日付が当日の日付として前面に表示され、その翌日の日付が背後にうっすらと表示されるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態では、連続性がある画像がカレンダプログラム34に含まれる形で記憶部24に記憶されることとしたが、連続性がある画像は、カレンダプログラム34とは独立して記憶部24に記憶されていてもよい。
以上のように、本発明に係る電子機器、制御方法、プログラムおよびデータファイルは、利用者が、次に表示される画像を予め知ることが必要な場合に適している。
1 携帯電話端末
2 表示部
8 ヒンジ機構
13 操作部
15 マイク
16 レシーバ
22 制御部
24 記憶部
26 通信部
30 音声処理部
32 開閉検出部
34、37 カレンダプログラム

Claims (16)

  1. 複数の画像を重畳して表示する表示部と、
    複数の画像を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶される複数の画像の中から第1の画像および当該第1の画像と連続性のある情報を有する第2の画像を選択し、前記第1の画像および前記第2の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示させる制御部と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 連続的な情報の変化を伴う所定の機能を起動可能な場合に、
    前記制御部は、前記所定の機能から取得した情報に基づいて、前記複数の画像の中から前記第1の画像および前記第2の画像を選択することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記所定の機能から取得した情報に基づいて、選択された前記第1の画像および前記第2の画像の少なくとも一方に着色を行うことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記所定の機能から取得した情報に基づいて、選択された前記第1の画像および前記第2の画像に加えて付加画像をさらに重畳して前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記表示部が非待受状態又は休止状態から待受状態へ遷移すると、前記所定の機能から取得した情報に基づいて前記複数の画像の中から前記第1の画像および前記第2の画像を選択することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記制御部は、前記複数の画像の中から前記第2の画像と連続性のある情報を有する第3の画像をさらに選択し、前記第1の画像、前記第2の画像、前記第3の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像と前記第2の画像と前記第3の画像との透過率をそれぞれ異ならせて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記制御部は、前記第1の画像を含む第1のレイヤと、前記第2の画像を含む第2のレイヤと、前記第2のレイヤの画像を指定された透過度で透過させる第3のレイヤとを重畳することによって、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記制御部は、前記第1の画像を含む第1のレイヤと、前記第2の画像を含む第2のレイヤとを重畳することによって、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記制御部は、前記第1の画像および前記第2の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像よりも前記第2の画像の透過率を下げて表示させることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記制御部は、時間の経過にしたがって、前記第1の画像および前記第2の画像の少なくとも一方の透過率を変化させることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記第1の画像および前記第2の画像は、カレンダにおける各日付、曜日、月の少なくともいずれか1つを示す画像あるいは時計における時刻を示す画像であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記制御部は、連続的な情報の変化に基づいて、前記第2の画像を前面に表示させ、前記第2の画像と連続性のある情報を有する他の画像を、前記第2の画像と透過率を異ならせた上で重畳して表示させることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 複数の画像を重畳して表示する表示部と、複数の画像を記憶する記憶部とを有する電子機器によって実行される制御方法であって、
    前記記憶部に記憶される複数の画像の中から第1の画像および当該第1の画像と連続性のある情報を有する第2の画像を選択するステップと、
    前記第1の画像および前記第2の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示するステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  14. 表示部を備える電子機器に、
    複数の画像の中から第1の画像および当該第1の画像と連続性のある情報を有する第2の画像を選択するステップと、
    前記第1の画像および前記第2の画像を重畳して前記表示部に表示させる場合に、前記第1の画像と前記第2の画像との透過率を異ならせて前記表示部に表示するステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 連続性のある情報を含む第1の画像および第2の画像を含む複数の画像データと、
    他の機能から得た情報により、複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択し、選択された画像データを透過率を異ならせた上で重畳して表示させる処理データと
    が1つにまとめられたプログラム。
  16. 連続性のある情報を含む第1の画像および第2の画像を含む複数の画像データと、
    他の機能から得た情報により、複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択し、選択された画像データを透過率を異ならせた上で重畳して表示させる処理データと
    が1つにまとめられたデータファイル。
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