JP2009293960A - 表示装置、携帯端末装置及び表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりも高度なアナログ時計表示が行えるようにする。
【解決手段】表示部の表示領域上の所定箇所を中心点として12時間で一周する時針110と、所定の中心点を中心として60分で一周する分針120とを、現在時刻に対応した角度位置で表示させて、アナログ時計表示を行う。そして、表示部の表示領域の背景色を、時針110の表示と分針120の表示とで形成される一方の角度範囲内を第1の表示色とし、他方の角度範囲内を第2の表示色に設定する。
【選択図】図2
【解決手段】表示部の表示領域上の所定箇所を中心点として12時間で一周する時針110と、所定の中心点を中心として60分で一周する分針120とを、現在時刻に対応した角度位置で表示させて、アナログ時計表示を行う。そして、表示部の表示領域の背景色を、時針110の表示と分針120の表示とで形成される一方の角度範囲内を第1の表示色とし、他方の角度範囲内を第2の表示色に設定する。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば液晶表示パネル(LCDパネル)などの表示パネルに時計を表示させる表示装置及び携帯端末装置、並びに表示方法に関する。
従来、携帯電話端末装置などの画像表示可能な表示装置においては、現在時刻を表示する機能を備えたものが多々ある。現在時刻を表示する場合には、デジタル時計として、数字で時刻を表示するものが一般的である。
また、時針と分針を表示させるアナログ時計の表示を、画像として表示する携帯電話端末装置も存在する。
また、時針と分針を表示させるアナログ時計の表示を、画像として表示する携帯電話端末装置も存在する。
特許文献1には、携帯電話端末が備える表示部にアナログ時計表示を行う例についての記載がある。
特開2003−289363号公報(図1)
ところで、従来の携帯電話端末装置などの携帯機器でのアナログ時計表示としては、時計の時針(短針)と分針(長針)を画像表示して、単に通常のアナログ時計を模した表示を行うだけであった。このため、画像表示が可能な表示パネルの描画機能を有効に活用したアナログ時計表示とは言えなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、従来よりも高度なアナログ時計表示が行えるようにすることを目的とする。
本発明は、画像表示が可能な表示部を備えた機器に、時計表示を行う場合に適用される。
その時計表示としては、表示部の表示領域上の所定箇所を中心点として12時間で一周する時針と、所定の中心点を中心として60分で一周する分針とを、現在時刻に対応した角度位置で表示させる。そして、表示部の表示領域の背景色を、時針表示と分針表示とで形成される一方の角度範囲内を第1の表示色とし、他方の角度範囲内を第2の表示色に設定する。
その時計表示としては、表示部の表示領域上の所定箇所を中心点として12時間で一周する時針と、所定の中心点を中心として60分で一周する分針とを、現在時刻に対応した角度位置で表示させる。そして、表示部の表示領域の背景色を、時針表示と分針表示とで形成される一方の角度範囲内を第1の表示色とし、他方の角度範囲内を第2の表示色に設定する。
このようにしたことで、2つの背景色の表示範囲が時刻の変化で変わり、各針の位置だけでなく、色の変化状態でも時刻が表示され、アナログ時計として時刻が判りやすい良好な表示形態となると共に、デザイン的にも優れた表示形態となる。
本発明によると、時針と分針で仕切られる2つの背景の色の表示範囲が、時刻の変化で刻々と変わり、各針の位置だけでなく、色の変化状態でも時刻が判る表示形態となり、アナログ時計としての良好な表示形態が得られる。また、2つの色の組み合わせによる背景画像表示が行われ、デザイン的にも優れた表示形態となる効果を有する。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
[装置の全体構成例]
図1は、本実施の形態の表示装置を適用した例である、携帯電話端末の内部構成を示すブロック図である。
図1に示した構成について説明すると、携帯電話端末10は、中央制御ユニット(CPU)として構成された制御部11を備え、その制御部11が制御ライン21を介して各部の制御を行う。制御ライン21とは別に、音声データなどを伝送させるためのデータライン22についても備える。制御部11には、操作部30からの操作指令が供給される。操作部30としては、例えば、図2を参照して後述するダイヤルキー31や機能キー32などがある。
図1は、本実施の形態の表示装置を適用した例である、携帯電話端末の内部構成を示すブロック図である。
図1に示した構成について説明すると、携帯電話端末10は、中央制御ユニット(CPU)として構成された制御部11を備え、その制御部11が制御ライン21を介して各部の制御を行う。制御ライン21とは別に、音声データなどを伝送させるためのデータライン22についても備える。制御部11には、操作部30からの操作指令が供給される。操作部30としては、例えば、図2を参照して後述するダイヤルキー31や機能キー32などがある。
また、携帯電話端末10は、携帯電話端末として基地局などと無線通信を行う通信処理部12を備え、通信処理部12にアンテナ13が接続してある。この通信処理部12で受信したデータの内の音声データは、データライン22を介して、音声処理部15に供給し、音声データの復調などを行って、スピーカ16に供給する。そして、スピーカ16から放音させる。また、マイクロフォン17に入力された音声による音声データを、音声処理部15で得る。その得られた音声データを、データライン22を介して、通信処理部12に供給して、基地局側に無線送信させる。
また、メールデータ、ウェブの閲覧画面のデータ、ダウンロードした画像データや音楽データなどの各種データを通信処理部12で受信した場合には、それらのデータをメモリ14又は記憶媒体インターフェース部18を介して接続された外部メモリ(図示せず)に記憶させ、画像表示や音楽再生などを行う。
これらの受信したデータによる画像表示や、携帯電話端末として必要な発信時や着信時の表示、電話帳表示などを行うために、表示部40を備える。
これらの受信したデータによる画像表示や、携帯電話端末として必要な発信時や着信時の表示、電話帳表示などを行うために、表示部40を備える。
表示部40は、図2に示すように所定の表示領域を有する表示パネル41を備え、カラー画像の表示が可能である。表示パネル41としては、例えば液晶画像表示パネルや有機EL画像表示パネルなどが適用可能である。この表示部40での表示は、制御部11の制御により実行される。従って、制御部11は表示制御部としての機能を備える。後述する時計表示のための描画制御処理についても、制御部11が行う。また、制御部11は、現在時刻をカウントする時計機能部を備え、その時計機能部で得た現在時刻のデータに基づいて、制御部11が後述するアナログ時計表示のための描画処理を行う。アナログ時計表示を描画するために必要なプログラムについては、例えばメモリ14に記憶させてある。後述する色のデータについても、メモリ14などに記憶させてある。
そして表示部40での表示として、本例においては、携帯電話端末の待ち受けなどに時計表示を行うようにしてある。その時計表示として、現在時刻に応じた角度位置で、時針と分針とを表示させるアナログ時計表示を行うようにしてある。
[装置の形状と時計の表示例]
図2は、携帯電話端末10の外観例と、その端末10の表示部40が備える表示パネル41でのアナログ時計表示形態の例を示した図である。
この例では、携帯電話端末10として、表面の下部に、数字や記号などに対応したダイヤルキー31と、各種機能キー32が配置してあり、表面の上側には、表示パネル41が配置してある。
図2は、携帯電話端末10の外観例と、その端末10の表示部40が備える表示パネル41でのアナログ時計表示形態の例を示した図である。
この例では、携帯電話端末10として、表面の下部に、数字や記号などに対応したダイヤルキー31と、各種機能キー32が配置してあり、表面の上側には、表示パネル41が配置してある。
表示パネル41の上端には、電波状態表示101、電池残量表示102、デジタル時計表示103などの携帯電話端末として一般的な情報表示がある。そして、表示パネル41の表示領域のほぼ中心部を回転中心として、時針110と分針120とによるアナログ時計表示を行うようにしてある。
時針110と分針120とによる表示形態について説明すると、時針110と時針110とのそれぞれは、中心から長く伸びた側を、表示パネル41の表示領域の端部まで常に伸ばして表示させてある。それぞれの反対側の端部110a及び120aについては、回転中心から所定長(例えば1cm程度)まで伸ばして表示させてある。
時針110は、分針120よりも幅が太い針として表示させてある。
時針110中には、数字で時刻の時を表示させる時表示111と、曜日を文字で表示させる曜日表示112とを行うようにしてある。時表示111は、回転中心から離れた端部寄りの位置で行う。曜日表示112は、回転中心位置で行う。
分針120中には、数字で時刻の分を表示させる分表示121を行うようにしてある。
時針110と分針120の表示位置は、例えば1分ごとに表示位置を変化させるようにしてある。即ち、分針120は、1分ごとに6°ずつ表示位置を変化させ、時針110は、1分ごとに0.1°ずつ表示位置を変化させる。表示位置を変化させる際には、一時的に、時針110と分針120を拡大表示させて、それぞれの針110,120中の時表示111と分表示121と曜日表示112の文字サイズを大きくして表示させるようにしてある。この大きく表示される時間は、例えば1秒程度の非常に短い時間である。
時針110は、分針120よりも幅が太い針として表示させてある。
時針110中には、数字で時刻の時を表示させる時表示111と、曜日を文字で表示させる曜日表示112とを行うようにしてある。時表示111は、回転中心から離れた端部寄りの位置で行う。曜日表示112は、回転中心位置で行う。
分針120中には、数字で時刻の分を表示させる分表示121を行うようにしてある。
時針110と分針120の表示位置は、例えば1分ごとに表示位置を変化させるようにしてある。即ち、分針120は、1分ごとに6°ずつ表示位置を変化させ、時針110は、1分ごとに0.1°ずつ表示位置を変化させる。表示位置を変化させる際には、一時的に、時針110と分針120を拡大表示させて、それぞれの針110,120中の時表示111と分表示121と曜日表示112の文字サイズを大きくして表示させるようにしてある。この大きく表示される時間は、例えば1秒程度の非常に短い時間である。
なお、時表示111は、12時間表示を行う場合と、24時間表示を行う場合のいずれを設定するようにしてもよい。12時間表示の場合には、午前・午後の区別を文字などで表示させてもよい。また、本例の場合には、数字や文字の表示は、針の角度位置に応じて回転させて表示させるようにしてあるが、文字の上下方向を常に一定の方向とした表示としてもよい。
図3及び図4は、図2とは別の時刻での表示例を示したものである。図3の例と図4の例は、それぞれ時針110と分針120とが重なった場合の表示例である。
図3は、24時間制で16時22分の表示例を示したものである。このときには、時針110と分針120とが重なっているため、太い方の針である時針110の太さで1本の針が表示され、その針110の上に、時表示111と分表示121と曜日表示112とを行うようにしてある。
この図3に示すように、各針110,120が画面の右側で重なった際には、中心から曜日表示112、時表示111、分表示121の順で表示させる。
また、図4に示すように、各針110,120が画面の左側で重なった際には、中心から曜日表示112、分表示121、時表示111の順で表示させる。
図3は、24時間制で16時22分の表示例を示したものである。このときには、時針110と分針120とが重なっているため、太い方の針である時針110の太さで1本の針が表示され、その針110の上に、時表示111と分表示121と曜日表示112とを行うようにしてある。
この図3に示すように、各針110,120が画面の右側で重なった際には、中心から曜日表示112、時表示111、分表示121の順で表示させる。
また、図4に示すように、各針110,120が画面の左側で重なった際には、中心から曜日表示112、分表示121、時表示111の順で表示させる。
このように表示位置が設定されるために、時表示111の表示位置が時針110の位置によって変化する軌跡111aと、分表示121の表示位置が分針120の位置によって変化する軌跡121aとは、図3に示すように、左右にずれた位置の楕円としてある。このように左右にずれて楕円の軌跡111a,121aを設定することで、常に左から「時」と「分」の順序で表示されて、表示された数字が見やすい表示形態となる。
図3では各軌跡111a,121aは楕円で示してあるが、それぞれ真円の軌跡でもよい。
図3では各軌跡111a,121aは楕円で示してあるが、それぞれ真円の軌跡でもよい。
[時計の表示時の背景色の設定処理例]
そして本実施の形態での表示として、現在時刻での時針110と分針120との表示角度により仕切られる2つの背景を、それぞれ別の色で表示させるようにしてある。但し、2つの針110,120が重なって表示される時刻では、背景色は1色である。
この2つの背景色での表示を行うために、図2に示すように、時針110の角度位置で決まる半円状の背景Aの範囲131と、分針120の角度位置で決まる半円状の背景Bの範囲132と、それ以外の背景Cの範囲133とを設定してある。その3つの範囲131,132,133から、背景色が決まる。但し、範囲131と範囲132は、同じ色を割り当てる範囲である。
そして本実施の形態での表示として、現在時刻での時針110と分針120との表示角度により仕切られる2つの背景を、それぞれ別の色で表示させるようにしてある。但し、2つの針110,120が重なって表示される時刻では、背景色は1色である。
この2つの背景色での表示を行うために、図2に示すように、時針110の角度位置で決まる半円状の背景Aの範囲131と、分針120の角度位置で決まる半円状の背景Bの範囲132と、それ以外の背景Cの範囲133とを設定してある。その3つの範囲131,132,133から、背景色が決まる。但し、範囲131と範囲132は、同じ色を割り当てる範囲である。
図5は、図2に示した表示要素を分解して示した図である。
図5において破線で示したのが、時計の各針110,120の回転中心であり、時針110で半円状の背景Aの範囲が決まり、分針120で半円状の背景Bの範囲が決まる。背景Cは、背景Aと背景Bが設定されない位置に表示されるものである。
図5において破線で示したのが、時計の各針110,120の回転中心であり、時針110で半円状の背景Aの範囲が決まり、分針120で半円状の背景Bの範囲が決まる。背景Cは、背景Aと背景Bが設定されない位置に表示されるものである。
図6のフローチャートは、時計の時刻の変化に伴って、背景Aと背景Bとを決める状態の変化を示したものである。本実施の形態においては、この半円状の背景Aと背景Bを決めるに際して、同じく半円状のマスクA及びマスクBを設定してある。各マスクA,Bの例は、図7に示してある。
そして、マスクAと背景Aとが重なる部分を、実際に背景Aとして設定された色を表示させる範囲とする。背景Bについても、マスクBと背景Bとが重なる部分を、実際に背景Bとして設定された色を表示させる範囲とする。
そして、マスクAと背景Aとが重なる部分を、実際に背景Aとして設定された色を表示させる範囲とする。背景Bについても、マスクBと背景Bとが重なる部分を、実際に背景Bとして設定された色を表示させる範囲とする。
図6のフローチャートの処理について説明すると、まず時計の描画を開始すると、現在の時刻を判断し、その時刻での色の対応表(後述:図8の例)を参照して、背景A及びBの色と、背景Cの色を設定する。背景Aと背景Bの色は、常に同じ色であり、背景Cはそれとは別の色が選定される。色の対応表は、例えばメモリ14に記憶される。
そして、現在時刻での時針110と分針120との成す角度が180°以内か否か判断する(ステップS11)。ここで、180°以内である場合には、ステップS12に進み、背景Aのマスクを時針110の角度、背景Aを時針110の角度、背景Bのマスクを分針120の角度、背景Bを時針110の角度にそれぞれ設定する。このような設定で、背景Aのマスクと背景Aとが重なる範囲で、背景Aの色で表示させる範囲を決め、背景Bのマスクと背景Bとが重なる範囲で、背景Bの色で表示させる範囲を決め、残りの範囲を背景Cの色で表示させる範囲とする。
このようにして時計表示を行い、1分ごとに各針110,120の表示位置を更新させる。そして、現在の時刻での時針110と分針120との成す角度が180°になったか否か判断する(ステップS13)。この判断で、180°になったと判断した場合には、ステップS14に進み、背景Aのマスクを時針110の角度、背景Aを分針120の角度、背景Bのマスクを分針120の角度、背景Bを分針120の角度にそれぞれ設定する。このような設定で、背景Aのマスクと背景Aとが重なる範囲で、背景Aの色で表示させる範囲を決め、背景Bのマスクと背景Bとが重なる範囲で、背景Bの色で表示させる範囲を決め、残りの範囲を背景Cの色で表示させる範囲とする。
このようにして、1分ごとに各針110,120の表示位置を更新させて、時計表示を行い、時針110と分針120とが重なった表示状態になったか否か判断する(ステップS15)。この判断で、両針110,120が重なって表示されたと判断した場合に、背景A,B,Cの色を、色の対応表に従って変更させる(ステップS16)。そして、ステップS12の処理に戻って描画を継続させる。
図7は、このようにして時計の描画を行った場合の、時刻の変化による表示例(a)と、それぞれの時刻での背景A及びそのマスク(b)と、それぞれの時刻での背景B及びそのマスク(c)と、それぞれの時刻での背景C及びそのマスク(d)を示したものである。
図7(b)に示すように、マスク131aとAの背景範囲131とが重なる範囲で、背景Aの色として表示させる範囲(斜線を付与して示す範囲)が決まる。
同様に、図7(c)に示すように、マスク132aとBの背景範囲132とが重なる範囲で、背景Bの色として表示させる範囲(斜線を付与して示す範囲)が決まる。
そして、図7(d)に示すように、背景A,B以外の範囲で、背景Cの色として表示させる範囲(斜線を付与して示す範囲)が決まる。
図7(b)に示すように、マスク131aとAの背景範囲131とが重なる範囲で、背景Aの色として表示させる範囲(斜線を付与して示す範囲)が決まる。
同様に、図7(c)に示すように、マスク132aとBの背景範囲132とが重なる範囲で、背景Bの色として表示させる範囲(斜線を付与して示す範囲)が決まる。
そして、図7(d)に示すように、背景A,B以外の範囲で、背景Cの色として表示させる範囲(斜線を付与して示す範囲)が決まる。
図8は、色の対応表の例を示したものである。
この例では、背景色として、22種類の色を用意して、それぞれの色ごとに色の番号(No.1〜No.22)を付与して、24時間で色が変化するようにしてある。各色番号ごとに、予め色が決めてある。例えば、No.1:赤,No.2:緑,No.3:紫,・・・と22の色番号ごとに色が設定してある。但し、同じ色が続かない限りは、22種類の色の内の一部の色番号に同じ色を割り当てるようにしてもよい。あるいは、11種類の色を12時間に割り当てるようにして、12時間ごとに同じ色変化となるようにしてもよい。色番号と色との対応については、予め決められた色以外に、ユーザ操作で自由に設定できるようにしてもよい。
この例では、背景色として、22種類の色を用意して、それぞれの色ごとに色の番号(No.1〜No.22)を付与して、24時間で色が変化するようにしてある。各色番号ごとに、予め色が決めてある。例えば、No.1:赤,No.2:緑,No.3:紫,・・・と22の色番号ごとに色が設定してある。但し、同じ色が続かない限りは、22種類の色の内の一部の色番号に同じ色を割り当てるようにしてもよい。あるいは、11種類の色を12時間に割り当てるようにして、12時間ごとに同じ色変化となるようにしてもよい。色番号と色との対応については、予め決められた色以外に、ユーザ操作で自由に設定できるようにしてもよい。
図6のフローチャートで示したように、色の変更は、時針110と分針120とが重なる時刻に行われ、図8の対応表に示すように、両針110,120が重なる時刻から、次に重なる時刻までの間に、表示に示した背景A,B及び背景Cの色番号が設定される。
この図8の対応表から判るように、ある時刻で背景A,Bの色として設定された色は、次に両針110,120が重なるタイミングで、背景Cの色として設定し、順に色を引き継ぐ処理が行われる。このようにしたことで、両針110,120が重なった状態から、分針120が速く回転して開いた角度に、順に新たな色が設定されるようになる。
この図8の対応表から判るように、ある時刻で背景A,Bの色として設定された色は、次に両針110,120が重なるタイミングで、背景Cの色として設定し、順に色を引き継ぐ処理が行われる。このようにしたことで、両針110,120が重なった状態から、分針120が速く回転して開いた角度に、順に新たな色が設定されるようになる。
図8の対応表での色の設定状態を、実際の24時間での表示状態で示したのが、図9及び図10である。図9は1時台から12時台までの例を示し、図10は13時台から0時台までの例を示す。この図9及び図10において、時針110と分針120とで仕切られる2つの領域に示した番号が、それぞれの領域に設定される色の番号である。図10に示した表示例の内で、18時台での表示例は、両針110,120が重なった後の表示であり、19時台での表示例は、両針110,120が重なる前の表示であるため、その2つの表示例では色番号が同じとなっている。
この図9及び図10に示すように、各色が順に引き継がれて背景色として表示されるようになる。
この図9及び図10に示すように、各色が順に引き継がれて背景色として表示されるようになる。
[本実施の形態による効果]
本実施の形態によると、このようなアナログ時計の表示が行われることで、時針110と分針120とで仕切られる2つの領域が、異なる背景色で表示されると共に、時針110と分針120とが重なるごとに、背景色が変わり、良好なアナログ時計表示が行える。
特に、時針110と分針120とで仕切られる2つの領域が、異なる背景色で表示されるため、各針110,120の表示状態から時刻が判ると共に、2色の背景色の領域の設定状態からも、おおよその時刻が判り、非常に時刻が判りやすい表示形態となる。
また、約1時間ごと(正確には次に両針が重なる時刻ごと)に背景色が変化するので、画面の色が次々変わる表示形態となり、デザイン的に優れた表示形態となる。
さらに、時針110中に時と曜日を数字及び文字で表示させ、分針120中に分を数字で表示させるので、その表示からも現在時刻が判り、時刻の判りやすい表示が行われる。
さらにまた、各針110,120が1分ごとに動く際には、一時的に針を太くして、文字サイズを大きくして表示させるので、時刻が変わる際には、そのことが表示から容易に判断できる良好な表示形態となる。
さらにまた、本実施の形態においては、背景色の設定を行うために、各針の位置に対応して設定される背景A,B,Cの3つの背景を設定して、描画処理を行うようにしたことで、それぞれの時刻での描画を簡単な演算処理で行うことが可能となる効果を有する。特に図6のフローチャート及び図7の表示例で示したマスクの設定を行うことで、適正な表示領域が簡単に設定されるようになる効果を有する。
本実施の形態によると、このようなアナログ時計の表示が行われることで、時針110と分針120とで仕切られる2つの領域が、異なる背景色で表示されると共に、時針110と分針120とが重なるごとに、背景色が変わり、良好なアナログ時計表示が行える。
特に、時針110と分針120とで仕切られる2つの領域が、異なる背景色で表示されるため、各針110,120の表示状態から時刻が判ると共に、2色の背景色の領域の設定状態からも、おおよその時刻が判り、非常に時刻が判りやすい表示形態となる。
また、約1時間ごと(正確には次に両針が重なる時刻ごと)に背景色が変化するので、画面の色が次々変わる表示形態となり、デザイン的に優れた表示形態となる。
さらに、時針110中に時と曜日を数字及び文字で表示させ、分針120中に分を数字で表示させるので、その表示からも現在時刻が判り、時刻の判りやすい表示が行われる。
さらにまた、各針110,120が1分ごとに動く際には、一時的に針を太くして、文字サイズを大きくして表示させるので、時刻が変わる際には、そのことが表示から容易に判断できる良好な表示形態となる。
さらにまた、本実施の形態においては、背景色の設定を行うために、各針の位置に対応して設定される背景A,B,Cの3つの背景を設定して、描画処理を行うようにしたことで、それぞれの時刻での描画を簡単な演算処理で行うことが可能となる効果を有する。特に図6のフローチャート及び図7の表示例で示したマスクの設定を行うことで、適正な表示領域が簡単に設定されるようになる効果を有する。
以上、本発明の実施形態例について説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含むことは言うまでもない。
例えば、上述した実施の形態では、携帯電話端末の表示に適用した例としたが、その他のカラー表示可能な表示パネルを備えた各種電子機器の時計表示に適用してもよい。時計表示だけをおこなう表示装置に適用してもよい。或いはまた、本実施の形態の表示処理をプログラム化して、コンピュータ装置などの情報処理装置が備える表示部での表示を、そのプログラム(ソフトウェア)の処理で行うようにしてもよい。
例えば、上述した実施の形態では、携帯電話端末の表示に適用した例としたが、その他のカラー表示可能な表示パネルを備えた各種電子機器の時計表示に適用してもよい。時計表示だけをおこなう表示装置に適用してもよい。或いはまた、本実施の形態の表示処理をプログラム化して、コンピュータ装置などの情報処理装置が備える表示部での表示を、そのプログラム(ソフトウェア)の処理で行うようにしてもよい。
10…携帯電話端末、11…制御部、12…通信処理部、13…アンテナ、14…メモリ部、15…音声処理部、16…スピーカ、17…マイクロフォン、18…記憶媒体インターフェース部、21…制御ライン、22…データライン、30…操作部、40…表示部、41…表示パネル、110…時針、111…時表示、111a…時表示位置の軌跡、112…曜日表示、120…分針、121…分表示、121a…分表示位置の軌跡
Claims (7)
- 画像表示が可能な表示部と、
前記表示部での表示として、前記表示部の表示領域上の所定箇所を中心点として12時間で一周する時針と、所定の中心点を中心として60分で一周する分針とを、現在時刻に対応した角度位置で表示させると共に、前記表示部の表示領域の背景色として、前記時針表示と前記分針表示とで形成される一方の角度範囲内の背景を第1の表示色とし、他方の角度範囲内の背景を第2の表示色に設定する表示制御部とを備える
表示装置。 - 前記表示制御部は、前記時針の表示位置と前記分針の表示位置とが重なるタイミングで、前記背景色を入れ替える制御を行う
請求項1記載の表示装置。 - 前記表示制御部は、前記一方の角度範囲内の前記第1の表示色の背景の範囲と、前記他方の角度範囲内の前記第2の表示色の背景の範囲との設定を行うために、前記時針及び分針の角度に基づいたマスク範囲を設定し、その設定したマスク範囲から、前記第1及び第2の表示色の背景の範囲を算出する
請求項2記載の表示装置。 - 前記表示制御部は、前記時針中に、数字で現在の時を表示し、前記分針中に、数字で現在の分を表示させる制御を行う
請求項1記載の表示装置。 - 前記時針中の数字での時の表示位置を、前記時針の表示角度の変化に伴って、第1の円を描くように変化させ、前記分針中の数字での分の表示位置を、前記分針の表示角度の変化に伴って、前記第1の円とは中心位置が異なる第2の円を描くように変化させる制御を前記表示制御部が行う
請求項4記載の表示装置。 - 画像表示が可能な表示部と、
前記表示部での表示として、前記表示部の表示領域上の所定箇所を中心点として12時間で一周する時針と、所定の中心点を中心として60分で一周する分針とを、現在時刻に対応した角度位置で表示させると共に、前記表示部の表示領域の背景色を、前記時針表示と前記分針表示とで形成される一方の角度範囲内を第1の表示色とし、他方の角度範囲内を第2の表示色に設定する表示制御部とを備える
携帯端末装置。 - 画像表示が可能な表示部に時計表示を行う場合に、
前記表示部の表示領域上の所定箇所を中心点として12時間で一周する時針と、所定の中心点を中心として60分で一周する分針とを、現在時刻に対応した角度位置で表示させると共に、前記表示部の表示領域の背景色を、前記時針表示と前記分針表示とで形成される一方の角度範囲内を第1の表示色とし、他方の角度範囲内を第2の表示色に設定する
表示方法。
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