JPH09183951A - メタルハブ用接着剤 - Google Patents

メタルハブ用接着剤

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JPH09183951A
JPH09183951A JP7342747A JP34274795A JPH09183951A JP H09183951 A JPH09183951 A JP H09183951A JP 7342747 A JP7342747 A JP 7342747A JP 34274795 A JP34274795 A JP 34274795A JP H09183951 A JPH09183951 A JP H09183951A
Authority
JP
Japan
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acrylate
adhesive
meth
metal
metal hub
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Pending
Application number
JP7342747A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensho Oshima
憲昭 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
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Publication of JPH09183951A publication Critical patent/JPH09183951A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂基板とメタルハブの熱膨張係数の差
に由来する温度変化による応力の発生を低減し、使用環
境温度内ではディスクの反りを生じることのないメタル
ハブ用接着剤を提供する。 【解決手段】 (メタ)アクリレート構造を有するモノ
マーおよび/またはオリゴマーと光開始剤とを含み、そ
の硬化体の曲げ弾性率が2×103 kg/cm2 上、
3×104 kg/cm2 以下である紫外線硬化型接着剤
からなるメタルハブ用接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスク、
光ディスク等の光を用いて情報の記録、再生または消去
を行う光情報ディスクに関し、特に光情報ディスクに使
用するメタルハブを接着する紫外線硬化型接着剤の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク、光ディスク等の光を用
いて情報の記録、再生または消去を行う光情報ディスク
を駆動装置に装填する方式としてはマグネットクランプ
方式が広く用いられている。
【0003】この方式は、光情報ディスクの中心部にセ
ンターハブを設け、このセンターハブを駆動装置側に設
けられた永久磁石で吸引して保持するものである。
【0004】センターハブとして金属のみで作成された
メタルハブを使用する試みが検討されたが、ポリカーボ
ネート等の基板材料樹脂と金属との熱膨張係数の違いか
ら、ディスクの使用環境温度内の温度差においてもディ
スクの反りが発生する欠点を有していた。
【0005】上記問題を解決するためにセンターハブと
しては、金属板の一部を樹脂に埋め込んで一体成形し
た、メタルインサートハブが一般に広く使用されてい
る。
【0006】しかしながら、メタルインサートハブは金
属板を埋め込みに適した形状にあらかじめ加工し、これ
を樹脂と共に一体成形する必要があるため、工程が複雑
で製造コストが高くなるという問題点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点に着目し、樹脂基板とメタルハブの熱膨張係数の差
に由来する温度変化による応力の発生を低減し、使用環
境温度内ではディスクの反りが生じることのないメタル
ハブ用接着剤の開発を課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明者は鋭意検討を行った結果、樹脂基板とメタ
ルハブとを接着する紫外線硬化型接着剤を、その硬化体
(紫外線の照射により硬化したもの)の曲げ弾性率が、
樹脂基板であるポリカーボネート、ポリメチルメタクリ
レートの曲げ弾性率より小さい、3×104 kg/cm
2 以下である接着剤とすることにより、樹脂基板とメタ
ルハブの熱膨張係数の差に起因し、温度変化により発生
する応力を緩和して、ディスクの反りを抑えることがで
きることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち本発明のメタルハブ用接着剤は、
1種または複数種の(メタ)アクリレート構造を有する
モノマーおよび/またはオリゴマーと、熱可塑性ポリウ
レタン樹脂および光開始剤とを含み、かつ、その硬化体
の曲げ弾性率が2×103 kg/cm2 以上、かつ、3
×104 kg/cm2 以下であることを特徴とする紫外
線硬化型接着剤である。なお、光情報ディスクを回転駆
動するための駆動力はまずセンターハブに加えられ、そ
の後光情報ディスクに伝達されるものであるため、メタ
ルハブがセンターハブとして有効に機能するためには、
メタルハブを接着する接着剤の硬化体の曲げ弾性率は2
×103 kg/cm2 以上であることが必要である。さ
らに、メタルハブを十分な強度で接着し、かつ、温度変
化により発生する応力を十分に緩和するため、メタルハ
ブを接着する接着剤の硬化体の曲げ弾性率は5×103
〜2×104 kg/cm2 であることが好ましい。
【0010】本発明のメタルハブ用接着剤は、その硬化
体の曲げ弾性率を調整するために、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂をその構成要素としている。この熱可塑性ポリウ
レタン樹脂は、分子量500以上で両端に水酸基を有す
る長鎖グリコールとジイソシアネートとの反応で得られ
るソフトセグメントと、分子量500以下の短鎖グリコ
ールおよびジイソシアネートからなるハードセグメント
との任意の組み合わせからなるものであり、これらのソ
フトセグメントとハードセグメントの割合を変更するこ
とにより、樹脂の曲げ弾性率を任意に変化させることが
できる。なお、この熱可塑性ポリウレタン樹脂の具体例
としては、ポリエステル系ウレタン、ポリエーテル系ウ
レタン、ε−カプロラクトン系ウレタン、アジピン酸系
ウレタン、脂肪族系ウレタン等が例示される。
【0011】この熱可塑性ポリウレタン樹脂の添加量と
しては、紫外線硬化型接着剤の硬化体の曲げ弾性率を低
減する十分な効果を得るために、0.1%以上とするこ
とが好ましく、かつ、紫外線硬化型接着剤の粘度が大き
くなりすぎ、接着剤を均一に塗布することが困難となる
ようなことのないように、10%以下とすることが好ま
しい。
【0012】また、硬化体の曲げ弾性率が2×103
g/cm2 以上、かつ、3×104 kg/cm2 以下の紫
外線硬化型接着剤である本発明のメタルハブ用接着剤
は、金属との接着性の向上を目的として、水酸基、カル
ボン酸基、燐酸基、燐酸エステル基若しくはスルホン酸
基を有する(メタ)アクリレートまたは金属(メタ)ア
クリレートの少なくとも1種を含むものであることが好
ましい。
【0013】本発明における樹脂基板材料としては、ポ
リカーボネート、ポリメチルメタクリレートやアモルフ
ァスポリオレフィン等を例示することができる。
【0014】また、本発明におけるメタルハブとして
は、JIS G4303に規定されるステンレス鋼SU
S430またはこれと同等の磁気特性を有するものであ
れば問題なく使用することができる。
【0015】本発明における水酸基を有する(メタ)ア
クリレートとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ジエチレン
グリコールモノアクリレート、ジエチレングリコールモ
ノメタクリレート、トリエチレングリコールモノアクリ
レート、トリエチレングリコールモノメタクリレート、
テトラエチレングリコールモノアクリレート、テトラエ
チレングリコールモノメタクリレート、ペンタエチレン
グリコールモノアクリレート、ペンタエチレングリコー
ルモノメタクリレート、ヘキサエチレングリコールモノ
アクリレート、ヘキサエチレングリコールモノメタクリ
レート、ヘプタエチレングリコールモノアクリレート、
ヘプタエチレングリコールモノメタクリレート、オクタ
エチレングリコールモノアクリレート、オクタエチレン
グリコールモノメタクリレート、ノナエチレングリコー
ルモノアクリレート、ノナエチレングリコールモノメタ
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ジプロピレング
リコールモノアクリレート、ジプロピレングリコールモ
ノメタクリレート、トリプロピレングリコールモノアク
リレート、トリプロピレングリコールモノメタクリレー
ト、テトラプロピレングリコールモノアクリレート、テ
トラプロピレングリコールモノメタクリレート、ペンタ
プロピレングリコールモノアクリレート、ペンタプロピ
レングリコールモノメタクリレート、2−ヒドロキシ−
3−フェノキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ
ブチルアクリレート等が例示される。
【0016】本発明におけるカルボン酸基を有する(メ
タ)アクリレートとしては、2−アクリロイルオキシエ
チルマロン酸、2−メタクリロイルオキシエチルマロン
酸、2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−メタ
クリロイルオキシエチルコハク酸、2−アクリロイルオ
キシエチルグルタル酸、2−メタクリロイルオキシエチ
ルグルタル酸、2−アクリロイルオキシエチルフタル
酸、2−メタクリロイルオキシエチルフタル酸、2−ア
クリロイルオキシプロピルフタル酸、2−メタクリロイ
ルオキシプロピルフタル酸、2−アクリロイルオキシプ
ロピルヘキサヒドロフタル酸、2−アクリロイルオキシ
プロピルテトラヒドロフタル酸等が例示される。
【0017】本発明における燐酸基あるいは燐酸エステ
ル基を有する(メタ)アクリレートとしては、モノ(2
−アクリロイルオキシエチル)アシッドフォスフェー
ト、モノ(2−メタクリロイルオキシエチル)アシッド
フォスフェート、ジ(2−アクリロイルオキシエチル)
アシッドフォスフェート、ジフェニル(2−アクリロイ
ルオキシエチル)フォスフェート、ジフェニル(2−メ
タクリロイルオキシエチル)フォスフェート、フェニル
(2−アクリロキシエチル)フォスフェート等が例示さ
れる。
【0018】本発明におけるスルホン酸基を有する(メ
タ)アクリレートとしては、2−スルホエチルアクリレ
ート、2−スルホエチルメタクリレート、3−スルホプ
ロピルアクリレート、3−スルホプロピルメタクリレー
ト等が例示される。
【0019】さらに、本発明に使用される金属(メタ)
アクリレートとしては、リチウム、ナトリウム、カリウ
ム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリ
ウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、銀、亜
鉛、アルミニウム、錫、鉛等の金属のアクリレートある
いはメタクリレートが例示される。
【0020】これらのメタルハブとの接着性向上を目的
として添加される(メタ)アクリレートは単独で使用し
ても良いし、樹脂の相溶性を損なわない限り2種類以上
を混合して使用しても良い。
【0021】これらのメタルハブとの接着性向上を目的
として添加される(メタ)アクリレートの添加量は、金
属との接着強度の十分な改善を得るために10重量%以
上とすることが好ましく、硬化後の樹脂の靭性を維持
し、脆くなってメタルハブ用接着剤としての特性を満た
さなくなることのないように80重量%以下とすること
が好ましい。
【0022】本発明におけるメタルハブ用接着剤には、
金属との接着性を向上させるための上記の(メタ)アク
リレートの他に、樹脂基板との接着性の向上を目的とし
て単官能あるいは多官能(メタ)アクリレートを混合し
ても良く、さらに、靭性の向上を目的として架橋性(メ
タ)アクリレートオリゴマーを混合しても良い。
【0023】本発明で樹脂基板との接着性を向上させる
目的で添加される単官能あるいは多官能(メタ)アクリ
レートとしては、イソアミルアクリレート、イソアミル
メタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタ
クリレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタ
クリレート、イソオクチルアクリレート、イソオクチル
メタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタ
クリレート、ブトキシエチルアクリレート、ブトキシエ
チルメタクリレート、フェノキシエチルアクリレート、
フェノキシエチルメタクリレート、テトラヒドロフルフ
リルアクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレ
ート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メ
トキシトリエチレングリコールアクリレート、トリエチ
レングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリ
レート、1、6−ヘキサンジオールジアクリレート、
1、6−ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロ
パントリメタクリレート、エチレンオキサイド変性トリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメ
タクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ネオ
ペンチルグリコールアクリル酸安息香酸エステル、トリ
メチロールプロパンアクリル酸安息香酸エステル等が例
示される。
【0024】この単官能あるいは多官能(メタ)アクリ
レートは、1種類でも良いし2種類以上を併用しても良
い。
【0025】なお、必要とする金属との接着強度を得る
ため、金属との接着性の向上を目的とする前記の(メ
タ)アクリレートの添加量を10重量%以上確保するた
め、上記の単官能あるいは多官能(メタ)アクリレート
の添加量は、90重量%以下とすることが好ましい。
【0026】さらに、本発明において靭性を向上する目
的で添加される架橋性(メタ)アクリルオリゴマーの代
表的なものとして、ポリエステル(メタ)アクリレー
ト、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリウレタン
(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート
等を例示することができ、更に具体的にはポリウレタン
ジアクリレート、ポリウレタンジメタクリレート、スピ
ログリコールウレタンジアクリレート、スピログリコー
ルウレタンジメタクリレート、ビスフェノールA型エポ
キシアクリレート、ビスフェノールA型エポキシメタク
リレート、ビスフェノールF型エポキシアクリレート、
ビスフェノールF型エポキシメタクリレート、フェノー
ルノボラック型エポキシアクリレート、フェノールノボ
ラック型エポキシメタクリレート、クレゾールノボラッ
ク型エポキシアクリレート、クレゾールノボラック型エ
ポキシメタクリレート等を例示することができる。
【0027】これらの(メタ)アクリレート類は実用性
に富む架橋性オリゴマーとして有用であるが、これら以
外に不飽和ポリエステル、ポリスルホン、ポリエーテル
スルホン、ポリフェニレンオキサイド等の樹脂を(メ
タ)アクリル酸エステル変性したものも十分に使用でき
る。
【0028】本発明で用いる架橋性オリゴマーの分子量
はかなり広い範囲に亘って使用することができるが、分
子量200〜50000が好ましい。
【0029】これらの架橋性オリゴマーは、1種類でも
良いし2種類以上を併用しても良い。
【0030】本発明における架橋性オリゴマーの添加量
は、添加により樹脂が高粘度になりすぎ、ハブを取り付
ける際に必要な樹脂の定量的な吐出が困難となることが
ないように、50重量%以下とすることが好ましい。
【0031】本発明における光で硬化するモノマーおよ
びオリゴマー類は、アクリレートおよびメタクリレート
のどちらでもメタルハブ用接着剤を構成するのになんら
問題はないが、紫外線による硬化速度の違いから、アク
リレートモノマーおよびオリゴマーで構成する方がより
実用的である。
【0032】本発明のメタルハブ用接着剤は紫外線硬化
型を目的としており、そのために少なくとも1種類以上
の光開始剤を添加することが必要である。
【0033】本発明における光開始剤としては、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾフェノ
ン、チオキサントン、アルキルチオキサントン、2,2
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2−ベン
ジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフ
ェニル)−ブタン−1−オン、2,2−ジメトキシ−
1,2−ジフェニルエタン−1−オン、ジエトキシアセ
トフェノン、4−ジメチルアミノアセトフェノン、4−
ジエチルアミノベンゾフェノン、4,4’−テトラメチ
ルアミノベンゾフェノン、4,4’−テトラエチルアミ
ノベンゾフェノン、メチルベンゾイルフォルメート、4
−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ
安息香酸プロピル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソア
ミル、、4−ジエチルアミノ安息香酸エチル、4−ジエ
チルアミノ安息香酸プロピル、4−ジエチルアミノ安息
香酸イソアミル等が例示でき、これらの光開始剤は単独
あるいは組み合わせて使用することができる。
【0034】本発明における光開始剤の添加量は、実効
的な光開始効果を得るために0.1重量%以上とするこ
とが好ましく、硬化後の接着剤の3次元架橋密度の低下
による接着強度不足を引き起こすことのないように10
重量%以下とすることが好ましい。
【0035】本発明のメタルハブ用接着剤は、製造時の
熱重合や貯蔵中の暗反応を防止するために、ハイドロキ
ノンモノメチルエーテル、t−ブチルカテコール、p−
ベンゾキノン、2,5−t−ブチルハイドロキノン、フ
ェニチアジン等の公知の熱重合防止剤を添加したもので
あることが好ましい。
【0036】また、均一な塗布性を付与し、塗布欠陥の
発生を抑制する目的で、接着剤に対し少なくとも1種類
以上のレベリング剤を添加することもできる。このレベ
リング剤としては一般にシリコーン系界面活性剤、フッ
素系界面活性剤が知られており、これらの添加量は接着
剤に対して通常0.01〜3重量%である。
【0037】さらに、メタルハブとの接着性を更に向上
することを目的としてシラン系、チタン系、インジウム
系、アルミニウム系などのカップリング剤を単独あるい
は混合して添加することもできる。
【0038】これらの(メタ)アクリレート、熱可塑性
ポリウレタン樹脂及び光開始剤を含む上記の紫外線硬化
型接着剤は、紫外線の照射により硬化した硬化体の曲げ
弾性率が2×103 kg/cm2 以上、かつ、3×10
4 kg/cm2 以下であるものでなければならない。
【0039】また、上記のメタルハブ用接着剤を用い
て、光情報ディスクとメタルハブを接着して作成される
メタルハブ付き光情報ディスクにおいては、光情報ディ
スクとメタルハブとの間に介在する接着剤層の硬化後の
厚みを、熱膨張による応力の緩和が十分に行われるよう
にするために、5μm以上とすることが好ましく、更に
十分な効果を得るためには、接着剤層の硬化後の厚みを
10μm以上とすることが好ましい。
【0040】接着剤層の厚みを5μm以上にする方法と
しては、接着剤の塗布量とメタルハブの圧着力を調整す
ることにより達成する方法を用いることができるが、基
板あるいはハブに段差を設け、接着部分に所定の厚さの
空隙が形成されるようにして接着剤の厚みを維持する等
の方法も用いることができる。
【0041】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるもので
はない。
【0042】(実施例1)2−ヒドロキシエチルアクリ
レート15g、ジ(2−アクリロイルオキシエチル)ア
シッドフォスフェート10g、テトラヒドロフルフリル
アクリレート25g、1,6−ヘキサンジオールジアク
リレート30g、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート5g、スピログリコールウレタンジアクリレート1
0g、ε−カプロラクトンウレタン(平均分子量4.5
万)5gを混和し、接着剤ベースレジンを調整した。
【0043】このベースレジン全量に対して4−ジメチ
ルアミノアセトフェノン5gおよびベンゾフェノン5g
を添加し良く混合し、メタルハブ用接着剤を調整した。
【0044】このメタルハブ用接着剤10gをテフロン
板上に塗布し、上方より積算照射線量7000mJ/c
2 (λ=365nm)の紫外線照射を行って硬化させ
た後、テフロン板上より取りはずし、所定の形状に切断
して、硬化体の曲げ弾性率を測定した。測定結果を表1
に示す。
【0045】このメタルハブ用接着剤1.5gを直径8
6mmのポリカーボネート製光磁気ディスクに塗布し、
加藤スプリング製光磁気ディスク用メタルハブ(SUS
430)を紫外線照射により接着した。この照射時の紫
外線の積算照射線量は7000mJ/cm2 (λ=36
5nm)であった。
【0046】このようにして作製したメタルハブ付き光
磁気ディスクについて、23℃および60℃において
(株)小野測器製の機械特性測定装置、商品名「LM−
100」を用いて、ディスクの反り角を測定した。測定
結果を表1に合わせて示す。
【0047】(実施例2)2−ヒドロキシエチルアクリ
レート15g、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸
10g、テトラヒドロフルフリルアクリレート25g、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート30g、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート5g、スピログリ
コールウレタンジアクリレート10g、ε−カプロラク
トンウレタン(平均分子量4.5万)5gを混和し、接
着剤ベースレジンを調整した。
【0048】このベースレジン全量に対してメチルベン
ゾイルフォルメート5gおよびベンゾフェノン5gを添
加し良く混合し、メタルハブ用接着剤を調整した。
【0049】こうして調整したメタルハブ用接着剤につ
いて、実施例1と同様にして硬化体の曲げ弾性率を測定
した。測定結果を表1に示す。
【0050】このメタルハブ用接着剤を使用したこと以
外は、実施例1と同様にしてメタルハブ付き光磁気ディ
スクを作製し、実施例1と同様にしてディスクの反り角
を測定した。測定結果を表1に合わせて示す。
【0051】(実施例3)2−ヒドロキシエチルアクリ
レート15g、ジ(2−アクリロイルオキシエチル)ア
シッドフォスフェート10g、テトラヒドロフルフリル
アクリレート25g、1,6−ヘキサンジオールジアク
リレート30g、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート5g、スピログリコールウレタンジアクリレート1
0g、ポリエチレングリコール系ポリエーテルウレタン
(平均分子量5.3万)5gを混和し、接着剤ベースレ
ジンを調整した。
【0052】このベースレジン全量に対して4−ジメチ
ルアミノアセトフェノン5gおよびベンゾフェノン5g
を添加し良く混合し、メタルハブ用接着剤を調整した。
【0053】こうして調整したメタルハブ用接着剤につ
いて、実施例1と同様にして硬化体の曲げ弾性率を測定
した。測定結果を表1に示す。
【0054】このメタルハブ用接着剤を使用したこと以
外は、実施例1と同様にしてメタルハブ付き光磁気ディ
スクを作製し、実施例1と同様にしてディスクの反り角
を測定した。測定結果を表1に合わせて示す。
【0055】(実施例4)2−ヒドロキシエチルアクリ
レート15g、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸
10g、テトラヒドロフルフリルアクリレート25g、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート30g、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート5g、スピログリ
コールウレタンジアクリレート10g、ポリエチレング
リコール系ポリエーテルウレタン(平均分子量5.3
万)5gを混和し、接着剤ベースレジンを調整した。
【0056】このベースレジン全量に対してメチルベン
ゾイルフォルメート5gおよびベンゾフェノン5gを添
加し良く混合し、メタルハブ用接着剤を調整した。
【0057】こうして調整したメタルハブ用接着剤につ
いて、実施例1と同様にして硬化体の曲げ弾性率を測定
した。測定結果を表1に示す。
【0058】このメタルハブ用接着剤を使用したこと以
外は、実施例1と同様にしてメタルハブ付き光磁気ディ
スクを作製し、実施例1と同様にしてディスクの反り角
を測定した。測定結果を表1に合わせて示す。
【0059】(比較例1)2−ヒドロキシエチルアクリ
レート15g、ジ(2−アクリロイルオキシエチル)ア
シッドフォスフェート10g、テトラヒドロフルフリル
アクリレート25g、1,6−ヘキサンジオールジアク
リレート30g、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート5g、スピログリコールウレタンジアクリレート1
5gを混和し、接着剤ベースレジンを調整した。
【0060】このベースレジン全量に対して4−ジメチ
ルアミノアセトフェノン5gおよびベンゾフェノン5g
を添加し良く混合し、メタルハブ用接着剤を調整した。
【0061】こうして調整したメタルハブ用接着剤につ
いて、実施例1と同様にして硬化体の曲げ弾性率を測定
した。測定結果を表1に示す。
【0062】このメタルハブ用接着剤を使用したこと以
外は、実施例1と同様にしてメタルハブ付き光磁気ディ
スクを作製し、実施例1と同様にしてディスクの反り角
を測定した。測定結果を表1に合わせて示す。
【0063】(比較例2)2−ヒドロキシエチルアクリ
レート15g、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸
10g、テトラヒドロフルフリルアクリレート25g、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート30g、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート5g、スピログリ
コールウレタンジアクリレート15gを混和し、接着剤
ベースレジンを調整した。
【0064】このベースレジン全量に対してメチルベン
ゾイルフォルメート5gおよびベンゾフェノン5gを添
加し良く混合し、メタルハブ用接着剤を調整した。
【0065】こうして調整したメタルハブ用接着剤につ
いて、実施例1と同様にして硬化体の曲げ弾性率を測定
した。測定結果を表1に示す。
【0066】このメタルハブ用接着剤を使用したこと以
外は、実施例1と同様にしてメタルハブ付き光磁気ディ
スクを作製し、実施例1と同様にしてディスクの反り角
を測定した。測定結果を表1に合わせて示す。
【0067】
【表1】
【0068】
【発明の効果】本発明のメタルハブ用接着剤は、上記の
ように(メタ)アクリレート構造を有するモノマーおよ
び/またはオリゴマーと、熱可塑性ポリウレタン樹脂お
よび光開始剤とを含み、その曲げ弾性率が樹脂基板の曲
げ弾性率より小さい紫外線硬化型接着剤であるので、メ
タルハブと樹脂基板の両者との接着性に優れており、温
度変化による反り等の基板の変形を防止することがで
き、メタルハブの実用化を可能とすることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂基板を有し、情報が記録されてなる
    光情報ディスクとメタルハブとを接着するメタルハブ用
    接着剤において、該メタルハブ用接着剤が1種または複
    数種の(メタ)アクリレート構造を有するモノマーおよ
    び/またはオリゴマーと、熱可塑性ポリウレタン樹脂お
    よび光開始剤とを含む紫外線硬化型接着剤であり、か
    つ、その硬化体の曲げ弾性率が2×103 kg/cm2
    以上3×104 kg/cm2 以下であることを特徴とす
    るメタルハブ用接着剤。
  2. 【請求項2】 紫外線硬化型接着剤が水酸基を有する
    (メタ)アクリレートを含むことを特徴とする請求項1
    に記載のメタルハブ用接着剤。
  3. 【請求項3】 紫外線硬化型接着剤がカルボン酸基を有
    する(メタ)アクリレートを含むことを特徴とする請求
    項1に記載のメタルハブ用接着剤。
  4. 【請求項4】 紫外線硬化型接着剤が燐酸基または燐酸
    エステル基を有する(メタ)アクリレートを含むことを
    特徴とする請求項1に記載のメタルハブ用接着剤。
  5. 【請求項5】 紫外線硬化型接着剤がスルホン酸基を有
    する(メタ)アクリレートを含むことを特徴とする請求
    項1に記載のメタルハブ用接着剤。
  6. 【請求項6】 紫外線硬化型接着剤が金属(メタ)アク
    リレートを含むことを特徴とする請求項1に記載のメタ
    ルハブ用接着剤。
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