JPH09183083A - 手持ち工具機械 - Google Patents

手持ち工具機械

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JPH09183083A
JPH09183083A JP8332066A JP33206696A JPH09183083A JP H09183083 A JPH09183083 A JP H09183083A JP 8332066 A JP8332066 A JP 8332066A JP 33206696 A JP33206696 A JP 33206696A JP H09183083 A JPH09183083 A JP H09183083A
Authority
JP
Japan
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handle
switch
locking
hand
motor casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8332066A
Other languages
English (en)
Inventor
Albert Kleider
クライダー アルベルト
Dieter Butz
ブッツ ディーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPH09183083A publication Critical patent/JPH09183083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D45/00—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs
    • B23D45/16—Hand-held sawing devices with circular saw blades
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24—GRINDING; POLISHING
    • B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B23/00—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
    • B24B23/02—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with rotating grinding tools; Accessories therefor
    • B24B23/028—Angle tools
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24—GRINDING; POLISHING
    • B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B55/00—Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02—Construction of casings, bodies or handles
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/04—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 手持ち工具機械において、各取っ手シェ
ル１５１，１５２に支承半割シェル３０，３１を一体成
形してあり、支承半割シェルが支承ピン２２に回動可能
に取り付けられており、支承ピンの端面に袋孔２３が形
成されており、袋孔内にスリーブ３２を差し込んであ
り、スリーブが端面側に形成された半径方向フランジ３
２１で以て支承ピン及び支承半割シェルの同心的な端部
に係合していてかつ、半径方向フランジから離れた側の
端部に、若しくは該端部の近くに形成されたスナップフ
ック３２２で以て支承ピンの半径方向切欠き３３内に係
止している。 【効果】 取っ手とモータケーシングとの相対回動が製
作技術的に安価な構造によって生ぜしめられる。支承半
割シェルが、通常プラスチックから製造される取っ手シ
ェルの射出過程に際して同時に一体成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、手持ち工具機械、
特に手動案内可能なアングル研削機であって、工具、特
に研削若しくは切断プレートのための電動モータ式の駆
動装置を受容するモータケーシングを備えており、モー
タケーシングが工具と逆の側に中央の支承ピンを保持し
ており、該支承ピンに回動可能に取り付けられて半割状
の２つのシェルから成る取っ手を備えており、取っ手が
モータケーシングの端面を覆っていて、かつ電気的なス
イッチの操作のためのスイッチ条片を有しており、前記
スイッチが支承ピンを通して案内された電気的な接続ケ
ーブルを介して電動モータ式の駆動装置に該駆動装置の
スイッチオン及びスイッチオフのために接続されてお
り、モータケーシングに対する異なる少なくとも２つの
相対回動位置に取っ手を規定するための固定装置を備え
ており、固定装置が取っ手に配置された手動の操作部材
を有している形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】前記形式の手持ち工具機械は、モータケ
ーシングと取っ手との間の相対的な回動によって、一方
で例えば研削プレートが下側に向き、即ち取っ手のスイ
ッチ条片に対して平行に位置する研削及び研磨のよう
な、かつ他方で切断プレートが工具機械に対して直角
に、ひいてはスイッチ条片に対して直角に位置する例え
ば板石の切断のような異なるそれぞれの作業過程で手持
ち工具機械の人間工学的な保持を可能にする。切断の場
合には、切断プレートは取っ手の右側若しくは左側に位
置するように規定される。
【０００３】モータケーシングに対する取っ手の回動運
動を可能にするために、冒頭に述べた形式（ドイツ連邦
共和国特許出願第４１０２８３８Ａ１号明細書）の公知
の手持ち工具機械においては、モータケーシングの中央
に一体形成された支承ピンに回動クロス部材(Drehkreu
z)のリングつばが軸線方向移動不能に受容されており、
回動クロス部材が半割の２つのシェルから成る取っ手
に、該取っ手のシェルをまとめる２つのねじを用いて堅
く結合されている。リングつばは一方の端面で以て滑り
プレートを介して支承ピンのリング肩部に支えられてい
て、かつ他方の端面で以て緊定皿(Spannteller)によっ
て規定されている。緊定皿は２つのねじを用いて支承ピ
ンの自由な端面にねじ固定されており、緊定皿とリング
つばとの間に皿ばねがはめ込まれている。固定装置が、
互いにそれぞれ９０゜ずらしてモータケーシングに形成
された３つのリブ対を有しており、リブ対の両方のリブ
が互いに平行な間隔を置いて配置されてかつ半径方向に
延びていてかつ、回動クロス部材に旋回可能に支承され
た操作部材を有しており、操作部材が係止カムで以てリ
ブ対内に係合するようになっている。
【０００４】
【発明の利点】手持ち工具機械の請求項１に記載の本発
明に基づく構成によって利点として、取っ手とモータケ
ーシングとの相対回動が製作技術的に安価な構造によっ
て生ぜしめられる。支承半割シェルが、通常プラスチッ
クから製造される取っ手シェルの射出過程に際して同時
に一体成形される。支承ピン及び支承シェルの軸線方向
の固定がプラスチックスリーブによって行われ、プラス
チックスリーブはもっぱら袋孔内にクリップ止めされる
だけである。回動クロス部材、滑りプレート、緊定皿、
皿ばね及び２つの取り付けねじのような個別部材が省略
されている。手持ち工具機械の組立に際して、モータケ
ーシングと取っ手との結合のためにもっぱら唯一の部
材、即ちプラスチックスリーブが、それも両方の取っ手
シェルを互いにねじ結合する前に組み込まれるだけであ
る。多くの個別部材を節減できることのほかに、組立時
間も著しく短縮される。
【０００５】請求項２項以下に記載の手段によって、請
求項１に記載の手持ち工具機械の有利な構成が可能であ
る。
【０００６】本発明の有利な構成では、支承ピンの端面
に、有利には袋孔底部まで達していてかつ袋孔に開口す
る少なくとも１つの半径方向スリットが形成されてい
る。電動モータ式の駆動装置とオン・オフスイッチとの
間の接続ケーブルが半径方向スリット及びスリーブを通
して案内されて、スリーブの半径方向の付加部によって
半径方向スリットの底部に固定されており、付加部が半
径方向スリット内に係合している。支承ピン及び支承シ
ェルの固定のためにスリーブをクリップ止めすることに
よって、同時に、支承ピン及びスリーブの中央を通して
案内された接続ケーブルが袋孔の底部に押し付けられ
て、固定されている。
【０００７】本発明の有利な構成に基づき、固定装置
が、取っ手内に運動可能に保持されかつ操作部材に連結
された１つの係止突起及び、係止突起を少なくともモー
タケーシングの周方向で形状結合的に受容するためにモ
ータケーシング内に形成された少なくとも２つの切欠き
を有しており、切欠きが周方向で互いに有利には同じ回
動角度だけずらして配置されており、係止突起に、該係
止突起を切欠き内に向けて負荷するばね力が作用してい
る。このような構成によって、手持ち工具機械の機能
が、取っ手を同じ角度だけずらされた切欠き内に自動的
に係止してロックすることに基づき改善される。
【０００８】本発明の別の構成に基づき有利には、操作
部材がスライダとして構成されており、スライダが本発
明の選択的な実施態様では引っ張られ若しくは押圧され
るようになっており、従って、スライダに堅く結合され
た係止突起がばねの戻し力に抗して切欠きから持ち上げ
られ、次いで取っ手が回動させられる。操作部材を離す
と、係止突起がばね力下で円弧セグメント上に載せら
れ、円弧セグメントは切欠き間を延びていて、取っ手の
回動運動の終端で係止突起を自動的に１つの切欠き内に
入り込ませるようになっている。
【０００９】本発明の有利な構成では、操作部材がスイ
ッチ条片の近傍に配置されていて、かつ係止エレメント
を備えており、係止エレメントがスイッチ条片と協働し
て、スイッチ条片のスイッチオン位置で操作部材の操作
がロックされ、かつ取っ手の回動の目的で操作部材の操
作時にスイッチ条片のスイッチオフ位置からスイッチオ
ン位置へのスイッチ条片の移動がロックされるようにな
っている。このような構成は作業の安全性に著しく寄与
し、それというのは電動モータ式の駆動装置の回転中に
取っ手を係止解除するようなこと若しくは逆に取っ手の
係止解除の状態で電動モータ式の駆動装置をスイッチオ
ンするようなことが前記構成によって確実に避けられる
からである。
【００１０】
【発明の実施の形態】一般的な手持ち工具機械(Handwer
kzeugmaschine)のための実施例として図１に示す手動案
内可能な電気的なアングル研削機(Winkelschleifmaschi
ne)は、モータケーシングを有しており、モータケーシ
ングの１つの端面に、研削板(Schleif-scheibe)１４の
ための突出する駆動スピンドル１３を備えた伝動ヘッド
１２が不動に配置されており、かつ別の端面に取っ手１
５がモータケーシング軸線を中心として回転可能に配置
されており、モータケーシング１１の端面がほこりをほ
ぼ通さないようにシールされている。取っ手１５はアン
グル研削機の作業中に手によって掴まれる柄握り(Stiel
griff)１６、及び一体に装着された湾曲部１７から成っ
ており、湾曲部が柄握り１６の下側を延びて貫通開口１
８を形成していて、アングル研削機の作業中に柄握り１
６の周囲に位置する指を下側に対して保護するように被
っている。柄握り１６の、湾曲部１７に向けられた下側
からスイッチ条片１９を貫通開口１８内へ突出させてあ
り、スイッチ条片は電気的な駆動モータのためのオン・
オフスイッチを作動させるようになっており、駆動モー
タはモータケーシング１１内に取り付けられている。モ
ータケーシング１１において回動可能な取っ手１５は固
定装置２０を用いてモータケーシング１１に対して異な
る３つの回動位置に規定される。モータケーシング１１
と取っ手１５との図１に示す相対位置では、アングル研
削機は研磨若しくは研削のために用いられる。この相対
位置では研削プレート１４がスイッチ条片１９に対して
ほぼ平行に位置している。この相対位置から取っ手１５
若しくはモータケーシング１１を９０゜だけ左側へ若し
くは右側へ回動させることによってアングル研削機は
“切断”作業行程のために準備される。この作業位置で
は取っ手１５に対してモータケーシング１１及び伝動ヘ
ッド１２が９０゜だけ回動させられており、研削プレー
ト（今や、切断プレート）１４が図１に破線で示す位置
を占めて、スイッチ条片１９に対してほぼ直角に向けら
れている。固定装置２０の解放が操作部材２１を用いて
行われ、操作部材はスイッチ条片１９の近くで貫通開口
１８のモータケーシング１１に向いた端面側で取っ手１
５若しくは柄握り１６内に係合している。
【００１１】固定装置２０、並びにモータケーシング１
１に対する取っ手１５の回動運動可能な保持部の詳細が
図３乃至図５に示してある。図３及び図５から明らかな
ように、モータケーシング１１の、伝動ヘッド１２と逆
の側の端面に中央の支承ピン２２が一体成形されてお
り、支承ピンの端面側に袋孔２３並びに互いに直径方向
に向いた２つの半径方向スリット２４を設けてあり、半
径方向スリットは袋孔底部まで達しかつ袋孔２３内に開
口している。支承ピン２２から、互いに９０゜ずらして
配置された４つのリブ対２５が半径方向外側へ延びてい
る。リブ対は同心的なリングセグメント２６を介して互
いに結合されている。各リブ対２５は互いに間隔を置い
て平行に延びるリブ２５１，２５２を有していて、従っ
てリブ間に切欠き(Ausnehmung)２７を形成しており、該
切欠きは固定装置２０の構成部分を成している。リブ２
５１，２５２とリングセグメント２６との軸線方向の高
さは同じに構成されている。
【００１２】図４から明らかなように、取っ手１５は半
割状(haelftig)の２つの取っ手シェル(Handgriffschal
e)１５１，１５２によって構成されており、両方の取っ
手シェルはモータケーシングに対して横方向に延びるね
じ２８によって互いに結合されている。図４には下側の
ねじ２８が示してある。ねじ２８は両方の取っ手シェル
１５１，１５２の互いに合致した横孔２９内に案内され
ている。各取っ手シェル１５１，１５２は端面に配置さ
れたつば５４で以てモータケーシング１１の環状のリン
グ溝（図３）内に係合している。各取っ手シェル１５
１，１５２に支承半割シェル(Lagerhalbschale)３０，
３１を一体成形してあり、支承半割シェルがモータケー
シング１１の支承ピン２２に回動可能に装着されてい
る。支承ピン２２上で支承半割シェル３０，３１を軸線
方向移動に対して確保するために、袋孔２３内にプラス
チックスリーブ３２を差し込んであり、プラスチックス
リーブが端面に形成された半径方向フランジ３２１で以
て支承ピン２２及び支承半割シェル３０，３１の同心的
な端部を取り囲んでいて、かつフランジから離れた側の
端部に一体的に形成されたスナップフック(Schnapphake
n)３２２で以て支承ピン２２の半径方向切欠き３３内に
係合している。さらにプラスチックスリーブ３２は直径
方向に配置された半径方向の２つの付加部３２３を保持
しており、付加部がプラスチックスリーブ３２を袋孔２
３内へ差し込むことによって支承ピン２２の各半径方向
スリット２４内に係合している。この場合、付加部３２
３は半径方向スリット２４の底部に対して距離を置いて
終わってる。半径方向スリット２４、及びプラスチック
スリーブ３２の中空の内部を通して、電気的な接続ケー
ブル３４を案内してあり、接続ケーブルがスイッチ条片
１９によって操作可能な電気式のオン・オフスイッチ３
５に電気モータ式の駆動部を接続している。接続ケーブ
ル３４はプラスチックスリーブ３２の付加部３２３によ
って半径方向スリット２４の底部及び袋孔２３の底部に
固定される。
【００１３】既に述べたように、固定装置２０は操作部
材２１、モータケーシング１１内にリブ対２５によって
形成された４つの切欠き２７、操作部材２１に取り付け
られていてかつモータケーシング１１の周方向で形状結
合的(formschluessig)に切欠き２７内に突入する係止突
起３６、並びに圧縮ばね３７を有しており、圧縮ばねが
操作部材２１を負荷していて、これによって係止突起３
６が突入方向で切欠き２７内へ移動させられるようにな
っている。図１乃至図３の実施例では、操作部材２１
は、取っ手１５内の側方の案内３８１によって案内され
たスライダ３８として構成されており、スライダは後方
の端部に係止突起３６を保持し、かつ取っ手１５から貫
通開口１８内に突出した前方の端部にハンドル若しくは
つかみ部分３９を保持している。圧縮ばね３７は一方で
はスライダに固定されたばね受け４０に支えられ、かつ
他方では取っ手に固定されたばね受け４１に支えられて
いる。つかみ部分３９は湾曲部１７の両側で湾曲部を越
えて突出していて、従って人間工学的に右手でも左手で
もつかみ易くなっている。
【００１４】固定装置２０の図３に示す位置では、固定
装置は取っ手１５をモータケーシング１１に回動不能に
固定している。スライダ３８が圧縮ばね３７によって図
３で右側へ押され、係止突起３６がリブ対２５によって
形成された切欠き２７内に形状結合的に係合する。取っ
手１５の回動を目的として固定装置２０を解放するため
には、つかみ部分３９が矢印４２の方向に図３に一点鎖
線で示す位置まで引き戻される。これによって、スライ
ダが図３の左側へ移動させられ、係止突起３６が切欠き
２７から持ち上げられる。次いで、取っ手１５が左側へ
若しくは右側へ９０゜回動させられ、これによって研削
プレート１４が図１に破線で示す位置を占める。係止突
起３６と切欠き２７とがもはや合致しない程度に取っ手
１５が回動させられると、つかみ部分３９が解放され
る。圧縮ばね３７のばね力によってスライダ３８が図３
に示すように再び右側へ移動させられ、係止突起３６が
リングセグメント２６の１つに当接する。取っ手１５が
９０゜回動させられると、係止突起３６がリングセグメ
ント２６から滑り落ちて、形状結合的に切欠き２７内に
入り込む。取っ手１５が自動的に新たな回動位置に係止
される。
【００１５】確実な作業安全のために、操作部材２１、
即ちスライダ３８が係止エレメント４３を備えており、
係止エレメントがスイッチ条片１９と協働するようにな
っており、スイッチ条片１９をスイッチオン位置にもた
らした場合にはスライダ３８の操作がロックされてお
り、かつ取っ手１５の回動の目的で操作部材２１を作動
させる場合には図３に示すスイッチオフ位置からスイッ
チオン位置へのスイッチ条片１９の移動がロックされて
いる。このために、係止エレメント４３がスライダ３８
の、スイッチ条片１９に向いた上側に有利には一体に配
置されて、スイッチ条片１９の運動領域内まで突出して
いる。スイッチ条片１９は、図２から明らかなように、
ピン・スリット案内４４によって所定の範囲内で軸線方
向に移動可能及び旋回可能であり、この場合、戻しばね
４５がスイッチ条片１９をスイッチオフ位置に戻すよう
になっている。スイッチ条片１９から直角に突出する滑
子ピン４７を内部に案内する、取っ手側で規定された滑
子案内４６（図３）によって、スイッチ条片１９がスイ
ッチオン係止部(Einschaltsperre)及び継続運転係止部
(Dauerlauf-Arretierung)を備えている。滑子ピン４７
が滑子案内４６の下側に位置する（このことは図３に実
線で示してある）スイッチオン係止部から、スイッチ条
片１９が矢印４８で示すスライド・行程−運動によって
継続運転係止部内へ移され、継続運転係止部では滑子ピ
ン４７が滑子案内４６の上側に位置しており、かつスイ
ッチ条片１９が図３に一点鎖線で示す位置を占めてい
る。矢印４８で示すように、スイッチ条片１９がまずピ
ン・スリット案内４４内を長手方向にスライドされ、次
いで上方へ持ち上げられ、続いてさらに同じ方向で長手
方向にスライドされ、次いで解放されて、継続運転係止
部に規定される。
【００１６】スライダ３８の図３に実線で示す係止位置
では、係止エレメント４３が図３に実線で示す位置を占
めている。スライダ３８が矢印４２の方向に引っ張られ
ると、係止エレメント４３が固定装置２０の係止解除位
置内で図３に破線によって示された位置に移行する。ス
イッチ条片１９がスイッチオフ位置（図３に実線で示
す）にある場合には、つかみ部分３９を引いた状態（図
３に一点鎖線で示す）で、係止エレメント４３が直接に
スイッチ条片１９の端面の前に位置する。これによっ
て、スイッチ条片１９の長手方向移動がロックされてい
て、電気的な駆動モータがスイッチオンされない。逆に
スイッチ条片１９が電気的な駆動モータのスイッチオン
の後に継続運転係止部にある場合には、スイッチ条片１
９が図３に一点鎖線で示す位置を占めており、該位置で
はスイッチ条片１９の端面が直接に係止エレメント４３
の前にあり、該係止エレメントは図３に実線で示す基準
位置にあり、該基準位置では固定装置２０が取っ手１５
をモータケーシング１１に回動不能に結合している。今
や、操作員がつかみ部分３９を固定装置２０の係止解除
の目的で引っ張ろうとすると、係止エレメント４３が直
ちにスイッチ条片１９の端面に当接して、スライダ３８
の移動、ひいては固定装置２０の係止解除をロックす
る。
【００１７】図６及び図７に、変化された固定装置２０
を備えた２つの取っ手１５が概略的に示してある。操作
部材２１が同じくスライダ３８として構成されており、
スライダは取っ手１５内に軸線方向移動可能に案内され
ていて、１つの端部に係止突起３６を保持している。ス
ライダ３８は別の端部に押しボタン４９を保持してお
り、押しボタンが貫通開口１８内に突出しているもの
の、湾曲部１７の側方の輪郭の内側に維持されている。
圧縮ばね３７が一方ではスライダ３８に支えられ、かつ
他方では取っ手１５に支えられ、係止突起３６に対して
相対的に配置されており、取っ手１５内への押しボタン
４９の押し込みによって圧縮ばね３７が締め付けられ、
係止突起３６がリブ対２５によって形成された切欠き２
７から押し出されるようになっている。
【００１８】図７に示す取っ手１５内に組み込まれた固
定装置２０においては、操作部材２１が取っ手１５内に
旋回可能に支承された２腕のレバー５０を有しており、
該レバーは１つのレバーアームの端部に係止突起３６を
保持している。レバーの別のレバーアームにスライドボ
タン５１を枢着させてあり、スライドボタンが取っ手１
５の湾曲部１７のピン・スリット案内５２内に長手方向
移動可能に案内されていて、貫通開口１８内に突出して
いる。レバー５０とスライドボタン５１との枢着点にね
じりばね５３を取り付けてあり、該ねじりばねが一方で
はレバー５０に支えられ、かつ他方ではスライドボタン
５１に支えられていて、レバー５０を図７で時計回り方
向に負荷しており、その結果、係止突起３６が切欠き２
７内に入り込む。スライドボタン５１が図７で右側へ移
動させられると、レバー５０が逆時計回り方向に図７に
破線で示す位置へ旋回させられ、その結果、係止突起３
６が切欠き２７から外され、固定装置２０が係止解除さ
れる。
【００１９】本発明は図示の実施例に限定されるもので
はなく、例えば袋孔２３が本発明の枠内で貫通孔として
構成されていてよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】手動案内可能な電気式のアングル研削機の側面
図
【図２】図１のアングル研削機の取っ手の部分破断した
側面図
【図３】図２の取っ手の拡大断面図
【図４】図３の線ＩＶ−ＩＶに沿った断面図
【図５】図３の線Ｖ−Ｖ沿った断面図
【図６】別の実施例のアングル研削機の取っ手の側面図
【図７】さらに別の実施例のアングル研削機の取っ手の
側面図
【符号の説明】
１１ モータケーシング、 １２ 伝動ヘッド、
１３ 駆動スピンドル、 １４ 研削プレート、
１５ 取っ手、 １６ 柄握り、 １７湾曲部、
１８ 貫通開口、 １９ スイッチ条片、 ２０
固定装置、２１ 操作部材、 ２２ 支承ピン、
２３ 袋孔、 ２４ 半径方向スリット、 ２５
リブ対、 ２６ リングセグメント、 ２７ 切
欠き、 ２８ ねじ、 ２９ 横孔、 ３０，３
１ 支承半割シェル、３２ プラスチックスリーブ、
３３ 半径方向切欠き、 ３４ 接続ケーブル、
３５ オン・オフスイッチ、 ３６ 係止突起、
３７ 圧縮ばね、 ３８ スライダ、 ３９ つ
かみ部分、 ４０，４１ ばね受け、４２ 矢印、
４３ 係止エレメント、 ４４ ピン・スリット案
内、４５ 戻しばね、 ４６ 滑子案内、 ４７
滑子ピン、 ４８ 矢印、 ４９ 押しボタン、
５０ レバー、 ５１ スライドボタン、５２ ピ
ン・スリット案内、 ５３ ねじりばね、 １５
１，１５２ 取っ手シェル、 ２５１，２５２ リ
ブ、 ３２１ 半径方向フランジ、３２２ スナップ
フック、 ３２３ 付加部、 ３８１ 案内
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーター ブッツ ドイツ連邦共和国 キルヒハイム シミン グヴェーク 17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 手持ち工具機械であって、工具のための
    電動モータ式の駆動装置を受容するモータケーシング
    （１１）を備えており、モータケーシングが工具と逆の
    側に中央の支承ピン（２２）を保持しており、該支承ピ
    ンに回動可能に取り付けられて半割状の２つのシェル
    （１５１，１５２）から成る取っ手（１５）を備えてお
    り、取っ手がモータケーシング（１１）の端面を覆って
    いて、かつ電気的なスイッチ（３５）の操作のためのス
    イッチ条片（１９）を有しており、前記スイッチが支承
    ピン（２２）を通して案内された電気的な接続ケーブル
    （３４）を介して電動モータ式の駆動装置に該駆動装置
    のスイッチオン及びスイッチオフのために接続されてお
    り、モータケーシング（１１）に対する異なる少なくと
    も２つの相対回動位置に取っ手（１５）を規定するため
    の固定装置（２０）を備えており、固定装置が取っ手
    （１５）に配置された手動の操作部材を有している形式
    のものにおいて、各取っ手シェル（１５１，１５２）に
    支承半割シェル（３０，３１）を一体成形してあり、支
    承半割シェルが支承ピン（２２）に回動可能に取り付け
    られており、支承ピン（２２）の端面に袋孔（２３）が
    形成されており、袋孔（２３）内にスリーブ（３２）を
    差し込んであり、スリーブが端面側に形成された半径方
    向フランジ（３２１）で以て支承ピン（２２）及び支承
    半割シェル（３０，３１）の同心的な端部に係合してい
    てかつ、半径方向フランジから離れた側の端部に、若し
    くは該端部の近くに形成されたスナップフック（３２
    ２）で以て支承ピン（２２）の半径方向切欠き（３３）
    内に係止していることを特徴とする手持ち工具機械。
  2. 【請求項２】 支承ピン（２２）の端面に、有利には袋
    孔底部まで達していてかつ袋孔（２３）に開口する少な
    くとも１つの半径方向スリット（２４）が形成されてお
    り、接続ケーブル（３４）が半径方向スリット（２４）
    及びスリーブ（３２）を通して案内されており、スリー
    ブ（３２）が半径方向スリット（２４）内に係合する半
    径方向の少なくとも１つの付加部（３２３）を保持して
    おり、付加部が接続ケーブル（３４）を半径方向スリッ
    ト（２４）の底部に固定している請求項１記載の手持ち
    工具機械。
  3. 【請求項３】 固定装置（２０）が、取っ手（１５）内
    に運動可能に保持されかつ操作部材（２１）に連結され
    た１つの係止突起（３６）及び、係止突起（３６）を少
    なくともモータケーシング（１１）の周方向で形状結合
    的に受容するためにモータケーシング（１１）内に形成
    された少なくとも２つの切欠き（２７）を有しており、
    切欠きが周方向で互いに有利には同じ回動角度だけ、有
    利にはそれぞれ９０゜だけずらして配置されており、係
    止突起（３６）若しくは操作部材（２１）に、係止突起
    （３６）を切欠き（２７）内に向けて負荷するばね力が
    作用している請求項１又は２記載の手持ち工具機械。
  4. 【請求項４】 切欠き（２７）がそれぞれリブ対（２
    ５）の互いに平行な間隔を置いて配置された２つのリブ
    （２５１，２５２）によって形成されており、リブがモ
    ータケーシング（１１）内を支承ピン（２２）の周囲か
    ら半径方向外側へ延びている請求項３記載の手持ち工具
    機械。
  5. 【請求項５】 順次に続くリブ対（２５）の、モータケ
    ーシング（１１）の周方向で隣接のリブ（２５１，２５
    ２）が、支承ピン軸線に対して同心的なリングセグメン
    ト（２６）によって互いに結合されており、リングセグ
    メントの軸線方向の高さがリブ高さに相応しており、リ
    ングセグメント（２６）が係止突起（３６）を２つのリ
    ブ対（２５）間の回動領域でリングセグメントに接触さ
    せるように配置されている請求項４記載の手持ち工具機
    械。
  6. 【請求項６】 操作部材（２１）がスイッチ条片（１
    ９）の近傍に配置されていて、かつ係止エレメント（４
    ３）を備えており、係止エレメントがスイッチ条片（１
    ９）と協働して、スイッチ条片（１９）のスイッチオン
    位置で操作部材（２１）の操作がロックされ、かつ取っ
    手（１５）の回動の目的で操作部材（２１）の操作時に
    スイッチ条片（１９）のスイッチオフ位置からスイッチ
    オン位置へのスイッチ条片の移動がロックされるように
    なっている請求項３から５のいずれか１項記載の手持ち
    工具機械。
  7. 【請求項７】 スイッチ条片（１９）がスイッチ条片
    （１９）の長手方向移動によって持ち上げ可能なスイッ
    チオン係止部、及び継続運転係止部を有しており、継続
    運転係止部内でスイッチ条片（１９）が電動モータ式の
    駆動装置のスイッチオンの後に係止されるようになって
    おり、スイッチ条片（１９）と係止エレメント（４３）
    とが空間的に互いに配属されており、操作部材（２１）
    を取っ手・係止解除位置へ移動させた後に係止エレメン
    ト（４３）が直接にスイッチ条片（１９）の前に該スイ
    ッチ条片の長手方向移動を阻止するように位置しかつ、
    スイッチ条片（１９）を継続運転係止部へ移動させた後
    にスイッチ条片（１９）が直接に係止エレメント（４
    ３）の前に該係止エレメントの移動を阻止するように位
    置する請求項６記載の手持ち工具機械。
  8. 【請求項８】 操作部材（２１）が取っ手（１５）内に
    案内されたスライダ（３８）として構成されており、ス
    ライダが１つの端部に係止突起（３６）を保持してい
    て、かつ取っ手（１５）から突出する別の端部につかみ
    部分（３９）を堅く保持しており、ばね力が圧縮ばね
    （３７）によって生ぜしめられるようになっており、圧
    縮ばねがスライダ（３８）及び取っ手（１５）に支えら
    れている請求項３から７のいずれか１項記載の手持ち工
    具機械。
  9. 【請求項９】 取っ手(１５)が、所定の間隔を置いてス
    イッチ条片（１９）を被う湾曲部（１７）を有してお
    り、圧縮ばね（３７）と係止突起（３６）とが係止突起
    （３６）を切欠き（２７）から外すためにスライダ（３
    ８）を手動で引き出せるように配置されており、つかみ
    部分（３９）がつかむためにウエブ状に両側で湾曲部
    （１７）を越えて突出している請求項８記載の手持ち工
    具機械。
  10. 【請求項１０】 取っ手（１５）が、所定の間隔を置い
    てスイッチ条片（１９）を被う湾曲部（１７）を有して
    おり、圧縮ばね（３７）と係止突起（３６）とが係止突
    起（３６）を切欠き（２７）から外すためにスライダ
    （３８）を手動で引き出せるように配置されており、つ
    かみ部分（３９）が湾曲部（１７）の輪郭の内側に維持
    された押しボタン（４９）として構成されている請求項
    ８記載の手持ち工具機械。
  11. 【請求項１１】 操作部材（２１）が取っ手（１５）内
    に旋回可能に保持された２腕のレバー（５０）及び、取
    っ手（１５）内に移動可能に支承されたスライドボタン
    （５１）を有しており、レバーの一方のレバーアームが
    係止突起（３６）を保持しており、スライドボタンが一
    方の端部でレバー（５０）の別のレバーアームに枢着さ
    れていてかつ、他方の端部で取っ手（１５）からスライ
    ダ操作のために突出しており、ばね力がねじりばね（５
    ３）によって生ぜしめられるようになっており、ねじり
    ばねがスライドボタン（５１）及び取っ手（１５）に支
    えられている請求項３から７のいずれか１項記載の手持
    ち工具機械。
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