JPH09182555A - ピザクラストの製造方法 - Google Patents

ピザクラストの製造方法

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JPH09182555A
JPH09182555A JP8016953A JP1695396A JPH09182555A JP H09182555 A JPH09182555 A JP H09182555A JP 8016953 A JP8016953 A JP 8016953A JP 1695396 A JP1695396 A JP 1695396A JP H09182555 A JPH09182555 A JP H09182555A
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JP
Japan
Prior art keywords
yeast
dough
pizza crust
brewer
dry
Prior art date
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JP8016953A
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English (en)
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Yoshiaki Tatsumi
嘉晃 辰巳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生地を薄く引き伸ばして焼いたものを常温で保
存でき、ピザとして製品にして焼いた時、そして時間が
たって冷めた時、またはこの冷めたものを電子レンジ等
で温めなおした時、固くなく、さくさくと歯ざわりが良
く、味も良いピザクラストの製造方法を提供する。 【解決手段】生地の油脂を多く、新しく不活性乾燥ビー
ル酵母を加え、醗酵時間を長くし、薄く引き伸ばして焼
き、これを乾燥させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピザクラストの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピザクラストの生地は、一般的に
小麦粉を4Kgとすれば、水を約1.8リットル位、ド
ライイースト菌を約40g位、油脂を約100cc位、
塩を約30〜35g位混ぜてこね、約6時間醗酵させて
製造している。そして、この生地を引き伸ばし、直ぐピ
ザ製品として使用するか、または半焼きしたピザクラス
トを冷蔵又は冷凍して保存する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の生地を引き伸ば
して焼いたものを常温で保存できるように乾燥させる
と、固くなって美味しくなくなる。またクリスピーなピ
ザとして製品にして焼き、冷めたものを電子レンジで温
めなおすと、さくさくとした歯ざわりがなくなり、味が
落ちる等の問題があった。
【0004】本発明の課題は、生地を薄く引き伸ばして
焼いたものを常温で保存でき、ピザとして製品にして焼
いた時、そして時間がたって冷めた時、またはこの冷め
たものを電子レンジ等で温めなおした時、固くなく、さ
くさくと歯ざわりが良く、味も良いピザクラストの製造
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1の手段は、生地の油脂を多く、新しく不
活性乾燥ビール酵母を加え、醗酵時間を長くし、薄く引
き伸ばして焼き、これを乾燥させたことを特徴とする。
【0006】上記課題を解決するための本発明の第2の
手段は、上記第1の手段において、小麦粉を4Kgとす
れば、前記油脂は300〜500cc、前記不活性乾燥
ビール酵母は50〜250g、醗酵時間は約24時間で
あることを特徴とする。
【0007】上記課題を解決するための本発明の第3の
手段は、生地は、小麦粉を4Kgとすれば、水を約1.
70〜1.90リットル、ドライイースト菌を約40
g、油脂を300〜500cc、塩を約30〜35g、
不活性乾燥ビール酵母を約50〜250gよりなり、こ
れらを混ぜてこね、約24時間醗酵させた後に冷し、引
き伸ばして焼き、これを乾燥させたことを特徴とする。
【0008】上記課題を解決するための本発明の第4の
手段は、上記第1の手段において、前記ドライイースト
菌に代えて醸造用活性ビール酵母を用い、この時不活性
乾燥ビール酵母を80〜120g用いたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】ピザクラストの生地は、小麦粉を
4Kgとした場合、水を約1.75リットル位、ドライ
イースト菌を約40g位、油脂を約400cc位、塩を
約30〜35g位、不活性乾燥ビール酵母を約200g
位よりなり、これらを混ぜてこね、約24時間醗酵さ
せ、その後冷蔵庫で約6時間冷した後、薄く引き伸ばし
て焼いたものを乾燥させた。なお、不活性乾燥ビール酵
母はアサヒビール薬品株式会社製のエビオス(商標名)
を使用した。
【0010】このように、小麦粉4Kgに対して、水は
従来と同じでよいが僅かに少なめにし、ドライイースト
菌、塩は従来と同じで、油脂を多くし、また新たに不活
性乾燥ビール酵母を加えた。また醗酵時間を従来より非
常に長くした。そして、醗酵させた後、冷蔵庫で冷やし
薄く引き伸ばして焼き、そして乾燥させる。
【0011】このようにして製造したピザクラストは、
常温で保存でき、ピザとして製品にし、焼いた時、そし
てこれが冷めても生地の歯ざわりが良く、味も良いもの
が得られた。また不活性乾燥ビール酵母を入れることに
より、栄養の補強にもなり、従来より生地がさくさくし
て食感が一層良くなった。また電子レンジ等で温めなお
しても味は落ちなかった。またこのピザクラストは常温
で保存できるので、冷蔵庫又は冷凍庫が不要で電気料が
節約でき、コスト面でも得である。
【0012】なお、上記実施の形態においては、小麦粉
が4Kgの場合について説明したが、小麦粉の量に比例
して前記した各材料の量を変えることは言うまでもな
い。また各材料の割合は、前記の場合に最も好ましい結
果が得られたが、水が約1.70〜1.90リットル、
油脂が300〜500cc、不活性乾燥ビール酵母が5
0〜250gであっても好ましい結果が得られた。また
ドライイースト菌に代えて醸造用活性ビール酵母を用い
ても良い。この場合は、不活性乾燥ビール酵母を80〜
120g用いる。醸造用活性ビール酵母を用いると、香
りと味が更に良くなった。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、生地の油脂を多く、新
しく不活性乾燥ビール酵母を加え、醗酵時間を長くし、
生地を薄く引き伸ばして焼いたものを乾燥させることに
より、常温で保存でき、ピザとして製品にし、焼いた
時、またはこれが冷めても生地の歯ざわりが良く、味も
良く、また電子レンジ等で温めなおしても味が落ちない
ピザクラストが得られた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地の油脂を多く、新しく不活性乾燥ビ
    ール酵母を加え、醗酵時間を長くし、薄く引き伸ばして
    焼き、これを乾燥させたことを特徴とするピザクラスト
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 小麦粉を4Kgとすれば、前記油脂は3
    00〜500cc、前記不活性乾燥ビール酵母は50〜
    250g、醗酵時間は約24時間であることを特徴とす
    る請求項1記載のピザクラストの製造方法。
  3. 【請求項3】 生地は、小麦粉を4Kgとすれば、水を
    約1.70〜1.90リットル、ドライイースト菌を約
    40g、油脂を300〜500cc、塩を約30〜35
    g、不活性乾燥ビール酵母を約50〜250gよりな
    り、これらを混ぜてこね、約24時間醗酵させた後に冷
    し、引き伸ばして焼き、これを乾燥させたことを特徴と
    するピザクラストの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ドライイースト菌に代えて醸造用活
    性ビール酵母を用い、この時不活性乾燥ビール酵母を8
    0〜120g用いたことを特徴とする請求項3記載のピ
    ザクラストの製造方法。
JP8016953A 1996-01-04 1996-01-04 ピザクラストの製造方法 Pending JPH09182555A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0931457A1 (fr) * 1998-01-26 1999-07-28 Societe Des Produits Nestle S.A. Pâte garnie croustillante après cuisson aux micro-ondes
JP2001346503A (ja) * 2000-06-05 2001-12-18 Nisshin Seifun Group Inc ホットケーキ用熱処理小麦粉
JP2013502216A (ja) * 2009-10-27 2013-01-24 シージェイ チェイルジェダン コーポレイション 無発酵ホットクミックス組成物及びそれを用いたホットクの製造方法

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