JPH09181737A - 小規模ネットワークにおける通信方法 - Google Patents
小規模ネットワークにおける通信方法Info
- Publication number
- JPH09181737A JPH09181737A JP7351893A JP35189395A JPH09181737A JP H09181737 A JPH09181737 A JP H09181737A JP 7351893 A JP7351893 A JP 7351893A JP 35189395 A JP35189395 A JP 35189395A JP H09181737 A JPH09181737 A JP H09181737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- designated
- control device
- communication mode
- slave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/42—Loop networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/403—Bus networks with centralised control, e.g. polling
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/28—Timers or timing mechanisms used in protocols
Abstract
続されたLAN等において、制御装置と一の従属装置の
間で制約のないプロトコルによる個別通信を実行させて
通信効率の向上を図る。 【解決手段】 制御装置が指定従属装置以外の他の従属
装置へ受信禁止コマンドを送出して指定通信モードを設
定し、他の従属装置との関係で制約が伴わない固有通信
プロトコルに基づく指定通信を実行する。指定通信モー
ド・受信禁止モードの解除と通常通信への復帰について
は、制御装置と他の従属装置が自己の内蔵タイマで時間
管理を行って自動的に実行する。指定通信では、アドレ
スデータを必要とせず、高効率な通信が可能な通信プロ
トコルを採用でき、他の従属装置が受信禁止モードにな
るために誤動作が生じない。また、通常通信への復帰が
時間管理によるため、データフォーマットの選択範囲を
狭くしない。
Description
属装置の通信方法に係り、網トポロジーがバス形又はリ
ング形のLAN(Local Area Network)等に適用され、共
通伝送路に接続された制御装置が必要に応じて一の従属
装置を指定して制約のない任意の通信プロトコルで個別
通信を実行するための通信方法に関する。
場における生産性の向上等を実現するために、構内のホ
ストコンピュータと端末装置を結ぶ通信手段として各種
のLANが構築されており、数100K〜100M(bit
/sec)程度の高速伝送速度での通信を可能にしている。
一般に、LANではスター形やバス形やリング形の網ト
ポロジーが採用されるが、制御装置と複数の従属装置を
LANに接続する場合、スター形では制御装置側が多数
の回線を収容しなければならないのに対し、バス形やリ
ング形では制御装置も従属装置も簡単で安価な通信I/
Fを介して共通伝送路(バス)に接続できるため、後者の
方式が採用されることが多い。
図5に示すように、制御装置1と従属装置2-(1)〜(n)が
個々に通信I/F3,4-(1)〜(n)を介してバス5に接続され
ているが、制御装置1と各従属装置2-(1)〜(n)が通信を
行う場合には、メッセージ中に相手方のアドレスデータ
を含めてバス5に送出し、各装置1,2-(1)〜(n)は自己の
アドレスデータを含んだメッセージのみを取込むように
なっている。
(n)が送出するメッセージ中のアドレスデータが他のテ
キストデータ等と混同されることなく確実に識別できる
ようにデータフォーマットを工夫しておかねばならない
が、そのために従来から次のような手法が採用されてい
る。
セージ中の一定位置にアドレスデータを配置させて送信
し、各装置においてメッセージの先頭ビットからビット
数をカウントしてアドレスデータを検出する方法。 (b) 図7に示すように、アドレスデータの直前に特定フ
ォーマットのアドレス識別データを送出しておき、各装
置がその識別データを検出した後のデータをアドレスデ
ータとして確認する方法。 (c) 通常のデータ通信では処理単位を一定のデータブロ
ック(例えば、8ビット)に設定しているが、例えば、図
8の(A)及び(B)に示すように単位データブロック毎の先
頭ビットを識別ビットとし、そのデータブロックがアド
レスデータに係るものかテキストデータに係るものかを
識別させる方法。
の方法を採用した場合には、メッセージを連続的に送出
するとその連続ビット列が各装置のアドレスデータに一
致してしまうことがあり得るため、図9に示すようにメ
ッセージデータを送信する度に一定のインターバル時間
Trestを設けなければならない。従って、この場合には
常に各メッセージ間にデータの存在しない時間帯(Tres
t)が介在することになり、結果的に通信効率の大幅な低
下を招いている。
ス識別データと同一のビット列になるデータ列をテキス
トデータ等で用いることが許されるためにデータフォー
マットに制約が伴い、前記の(c)の方法によると、各デ
ータブロックに常に識別ビットが付加されるために通信
データ全体の冗長度が大きくなり、前記(a)の場合と同
様に通信効率の低下を招く。
れたLAN等の小規模ネットワークでは、制御装置が各
従属装置を統括的に又は個別的に制御するが、制御装置
が特定の従属装置を指定してその指定従属装置とのみ集
中的に通信を行うような場合も多く、LANの性格や従
属装置の種類等によってはそのような集中的通信の時間
的比率が相当に大きくなることが少なくない。その場
合、前記の集中的通信の実行中は制御装置と指定従属装
置の間での一対一の個別通信であるためにアドレスデー
タを付加しなくても相手方を特定できるが、前記の各方
法(a),(b),(c)によれば常にアドレスデータをメッセー
ジデータに挿入して送信する方式であるために通信効率
は通常通信モードとほぼ同様になり、その点に関して改
善の余地がある。また、通信プロトコルを設定する際
に、メッセージのテキストデータがアドレスデータと一
致したデータ列になることを回避しなければならないた
め、その制約を考慮したデータフォーマットの作成作業
が非常に煩雑になる。
て、制御装置が指定通信モードを設定して制約を受けな
い任意の通信プロトコルで指定従属装置との間で通信が
実行できる通信方法を提供し、それによって通信効率の
向上とデータフォーマットの作成の容易化を実現するこ
とを目的として創作された。
ング形の共通伝送路に制御装置と複数の従属装置が接続
されている小規模ネットワークにおける通信方法におい
て、制御装置には時間計測手段を、各従属装置には共通
伝送路にデータ信号が存在するか否かを検出する信号検
出手段とその信号検出手段のデータ検出状態でリセット
される時間計測手段を具備せしめ、通常通信モードでは
前記の制御装置と各従属装置がアドレスデータを含むメ
ッセージで通信を実行し、前記制御装置が個別通信を要
する従属装置(以下、「指定従属装置」という)以外の従属
装置(以下、「他の従属装置」という)へ受信禁止コマンド
を送出して前記制御装置と前記指定従属装置のみが通信
可能な指定通信モードへ移行すると共に前記の他の従属
装置が前記受信禁止コマンドを受信後に自己の時間計測
手段を起動させ、指定通信モードへ移行後は前記制御装
置と前記指定従属装置が通信の最長休止期間が一定時間
以下であるという条件下に個別の通信プロトコルに基づ
く通信を実行し、前記指定通信の終了に際しては前記制
御装置が前記指定従属装置へ指定通信解除コマンドを送
出して前記指定従属装置を通常通信モードへ復帰させた
後に前記制御装置が自己の時間計測手段を起動させ、前
記の制御装置と他の従属装置が自己の時間計測手段によ
って前記最長休止期間を超える所定時間を計測した時点
で通常通信モードへ復帰することを特徴とした小規模ネ
ットワークにおける通信方法に係る。
を送出して指定通信モードを設定すると、制御装置と指
定従属装置の間の通信データを他の従属装置が共通伝送
路から受信してもそれを無視する。従って、指定通信に
おける通信データ中に他の従属装置のアドレスデータと
合致するようなデータ列が存在したとしても他の従属装
置は全く無関係な状態を保つことになり、制御装置と指
定従属装置は他の従属装置のアドレスデータとの関係で
制約を受けない個別の通信プロトコルで通信を実行でき
る。但し、指定通信モードの解除条件(後述)との関係
で、通信の最長休止期間が一定時間以下であるという条
件が課される。
ードの解除と通常通信モードへの復帰は同モード内で制
御装置が指定通信解除コマンドを送出するだけで足りる
が、制御装置についての通常通信モードへの復帰及び他
の従属装置の受信禁止モードの解除と通常通信モードへ
の復帰に関しては、それぞれ時間計測手段と信号検出手
段を用いて自動的に実行させる方式を採用している。
の従属装置は信号検出手段で共通伝送路にデータが存在
することを確認すると自己の時間計測手段をリセットす
るため、その時刻計測手段は前記の最長休止時間より長
い時間をカウントしない。そして、制御装置は指定通信
解除コマンドを送出した後、指定通信モードを解除する
と共に自己の時間計測手段で前記の最長休止時間を計測
した時点で通常通信モードへ復帰するため、共通伝送路
には指定通信モードが解除されてから少なくとも前記の
最長休止時間が経過するまでデータ信号が存在しない状
態となる。従って、他の従属装置の信号検出手段は、指
定通信モードが解除された後、前記の最長休止時間が経
過しても共通伝送路にデータ信号を検出せず、その時点
で他の従属装置が受信禁止モードを解除して通常通信モ
ードへ復帰する。
ードではアドレスデータが不要で全く自由な通信プロト
コルに基づいた通信が実行できる。また、特別なコマン
ドを用いて解除するような方式ではなく、時間計測に基
づく自動的な解除・復帰方式を採用しているため、通常
通信モードにおけるデータフォーマットの選択範囲が制
約を受けない。
ークにおける通信方法」に係る実施形態を図1から図4
を用いて詳細に説明する。先ず、図3は制御装置(パー
ソナルコンピュータ)1と各従属装置2-(1)〜(n)が通信I
/F3,4-(1)〜(n)を介して共通伝送路5に接続されたバス
形LANのFA(Factory Autmation)システム構成図を
示し、基本的構成は図5と同様である。そして、制御装
置1と各従属装置2-(1)〜(n)が共通伝送路5を介してコマ
ンドデータや制御状態データのメッセージを交信し、各
従属装置2-(1)〜(n)のマイクロコンピュータ回路(以
下、「マイコン回路」という)6-(1)〜(n)が従属機器7-(1)
〜(n)を制御するようになっている。尚、このLANは
アナログ回線であるために通信I/F3,4-(1)〜(n)がモ
デムと通信制御部で構成されているが、ディジタル回線
である場合にはDSU(Digital Service Unit)が用いら
れる。
(1)〜(n)が共通伝送路5に直接接続された信号検出部8-
(1)〜(n)を具備しており、マイコン回路6-(1)〜(n)がそ
の信号検出部8-(1)〜(n)を介して共通伝送路5にデータ
信号が存在するか否かを確認できるようになっている
点、及び制御装置1と各従属装置2-(1)〜(n)のマイコン
回路6-(1)〜(n)が通常通信モードと指定通信モードでの
通信プロトコルを実行するプログラムを内蔵ROMに格
納していると共にそれぞれタイマ(制御装置1側は図示せ
ず)を内蔵している点にある。
1と各従属装置2-(1)〜(n)の間の通信手順を図1の通信
シーケンスフローを参照しながら説明する。先ず、制御
装置1と各従属装置2-(1)〜(n)は通常通信モードでの通
信を実行している(S1/F1/K1)。ここに、通常通信モード
では、制御装置1が各従属装置2-(1)〜(n)の全てを対象
として制御データを送信して統括的に制御を行う場合
と、個々の従属装置2-(1)〜(n)に対してアドレス指定を
行って個別に通信を行う場合があるが、何れも同一の通
信プロトコルに基づいて通信を実行する。
て制御装置1が特定の従属装置2-(x)とだけ集中的に通信
を行う必要が生じた場合、制御装置1はその従属装置2-
(x)以外の他の従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)へ受
信禁止コマンドを送出する(S2/K2)。一方、受信禁止コ
マンドを受信した従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)
は直ちに自己を受信禁止モードに設定すると共に制御装
置1へACK(Acknowledge Character)を返送し(K3)、制
御装置1はACKの受信によって指定通信モードへの移
行手順が完了したことを確認する。その結果、従属装置
2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)のマイコン回路6-(1)〜(x-
1),6-(x+1)〜(n)は共通伝送路5に現れるデータを全く無
視し、たとえ自己のアドレスに一致しているデータであ
ってもそれを受付けない状態となる。但し、従属装置2-
(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)は受信禁止モードになっても
各信号検出部8-(1)〜(x-1),8-(x+1)〜(n)で共通伝送路5
にデータ信号が存在するか否かを検出しており、マイコ
ン回路6-(1)〜(x-1),6-(x+1)〜(n)がACKを返送した
後に自己のタイマをスタートさせ、以降、信号検出部8-
(1)〜(x-1),8-(x+1)〜(n)がデータ信号を検出すればそ
のタイマをリセットする(K4〜K7)。
1はプロトコル設定コマンドを送出し、それが前記の指
定従属装置2-(x)によって受信され、指定従属装置2-(x)
が自己を指定通信レディ状態に設定してACKを返送
し、そのACKを受信した制御装置1が自己を指定通信
レディ状態に設定する(S3,S4/F2〜F4)。
が指定通信モードで交信できる状態となり、両装置1,2-
(x)は一対一で集中的にデータを交換し合う(S5/F5)。そ
の場合、他の従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)が受
信禁止モードになっているため、両装置1,2-(x)は通常
通信モードとは別の固有な通信プロトコルで通信を実行
でき、一対一の通信であるために双方が送出する各メッ
セージにはアドレスデータを付加する必要もない。即
ち、指定通信モードでは他の従属装置2-(1)〜(x-1),2-
(x+1)〜(n)との関係で全く制約を受けない自由なデータ
フォーマットと交信シーケンスを設定でき、制御装置1
と指定従属装置2-(x)の間で最も効率的な通信が可能に
なる固有な通信プロトコルを採用できる。
として、図2に示すように、両装置1,2-(x)間の交信デ
ータの最長休止期間Tdmaxが一定時間Toを超えないと
いう条件が課される。そして、その時間Toは各従属装
置2-(1)〜(n)のマイコン回路6-(1)〜(n)がタイマをリセ
ットしなくなる限度時間として設定されており、上記の
ように他の従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)のマイ
コン回路6-(1)〜(x-1),6-(x+1)〜(n)は受信禁止モード
において信号検出部8-(1)〜(x-1),8-(x+1)〜(n)がデー
タ信号を検出する度にそのタイマをリセットするため(K
4〜K7)、指定通信モードで前記のTdmax<Toの条件が
課されていることによって指定通信中に従属装置2-(1)
〜(x-1),2-(x+1)〜(n)側のタイマがタイムアウトになる
状態が発生せず、各タイマは信号検出部8-(1)〜(x-1),8
-(x+1)〜(n)がデータ信号を検出する度にリセット動作
を繰返す。尚、例えば、指定従属装置2-(x)側が制御装
置1側へ複雑な制御データやデータ処理の演算を要求し
た場合には制御装置1側での演算時間がToを超えるよう
なこともありえるが、そのような場合には交信データの
休止期間がToを超えないように制御装置1又は指定従属
装置2-(x)がダミーデータを共通伝送路5へ出力すること
により指定通信モードでの前記条件を充足させるような
方法も採用できる。
中的に通信を行う必要がなくなり、前記の指定通信モー
ドを終了させる場合には、制御装置1が指定従属装置2-
(x)に対して指定通信解除コマンドを送出し、指定従属
装置2-(x)が自己の指定通信モードを解除すると共にA
CKを制御装置1へ返送して通常通信モードへ復帰する
(S6,S7/F6〜F8)。そして、制御装置1はACKの受信に
よって自己の指定通信モードを解除するが、その時点で
自己のタイマをスタートさせ、時間Toが経過した時点
で通常通信モードへ復帰する(S8〜S11)。従って、制御
装置1は自己の指定通信モードを解除しても少なくとも
時間Toの間はデータを送出しない。
〜(n)は指定従属装置2-(x)がステップF7でACKを返送
した時点で自己のタイマをリセットするが、それ以降は
指定通信モードが解除されているために共通伝送路5に
データ信号が現れず、タイマが時間Toをカウントす
る。そこで、他の従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)
はその時間Toの経過に基づいてそれぞれ自動的に受信
禁止モードを解除し、通常通信モードへ復帰する(K7〜K
9)。このように、他の従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜
(n)は自己のタイマによる時間管理だけで通常通信モー
ドへ復帰するため、受信禁止モードにおいても有効とな
るような特別な解除コマンドを用意する必要がなく、指
定通信モードでのデータフォーマットの選択範囲が狭く
なることを回避できる。
モードから指定通信モードへの移行過程で制御装置1側
から受信禁止コマンドを指定従属装置2-(x)以外の従属
装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)へ個別に送出し、各従
属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)からのACKの返送
を待って指定通信モードの設定を行うようにしているた
め、そのモード移行過程に相当の時間を要する。
程で図4に示すような通信手順を採用することによって
時間の短縮化を図ることが可能である。この通信手順で
は、先ず、通常通信モードで制御装置1が予め指定従属
装置2-(x)に対して後の受信禁止コマンドを無効化する
ための禁止無効化コマンドを送出し、指定従属装置2-
(x)をその無効化レディとする(S2'/F2')。次に、制御装
置1が全ての従属装置2-(1)〜(n)へ受信禁止コマンドを
同報方式で送出すると、指定従属装置2-(x)は前の禁止
無効化コマンドによって無効化レディになっているため
に受信禁止コマンドを無効化して受信可能状態をそのま
ま維持するが(S3'/F3')、他の従属装置2-(1)〜(x-1),2-
(x+1)〜(n)は禁止無効化コマンドを与えられていないた
めに受信禁止モードを設定する(S3'/K2')。
ドを従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)へ個別方式で
送出すると共に自己のタイマをスタートさせる(S4',S
5')。その場合、従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)は
受信禁止コマンドを受信して受信禁止モードになってい
れば応答要求コマンドを受付けず、当然に応答を行えな
い筈である。従って、制御装置1が自己のタイマで一定
時間(通常通信で応答に要する最大時間)Taを計測し、
その時間Ta内に各従属装置2-(1)〜(x-1),2-(x+1)〜(n)
からの応答が検知されないことにより従属装置2-(1)〜
(x-1),2-(x+1)〜(n)が受信禁止モードになったことを確
認できる(S5'〜S7')。尚、もし応答があった場合には、
その応答を送出した従属装置が受信禁止モードになって
いないことになるため、制御装置1は受信禁止コマンド
と応答要求コマンドを前記方式で再送出して応答の有無
を再確認する(S7'→S3'〜S6')。
(x-1),2-(x+1)〜(n)が受信禁止モードになったことを確
実に確認した上で、制御装置1と指定従属装置2-(x)が指
定通信へ移行することが可能になり、指定通信への移行
条件が徹底されないことに伴う誤動作を防止できる。
Nのシステム構成を例にとって説明したが、共通伝送路
を介して制御装置と複数の従属装置が通信することはリ
ング形LANでも同様であり、本実施形態の通信方法は
リング形LANに対しても適用できる。
通信方法」は、以上の構成を有していることにより、次
のような効果を奏する。請求項1の発明は、従属装置と
指定従属装置が集中的に通信を行う場合に、指定通信モ
ードを設定して他の従属装置との関係でその通信手順や
データフォーマットが全く制約を受けない自由な通信プ
ロトコルを採用して交信することを可能にし、通信効率
の向上を実現する。また、指定通信モードでは指定従属
装置以外の他の従属装置が受信禁止状態になっているた
めに伝送データに誤りが発生しても他の従属装置が誤動
作するような事態を防止でき、システム全体の信頼性を
向上させることができる。更に、指定通信モードから通
常通信モードへの復帰を時間管理手段で行うため、デー
タフォーマットの選択範囲を狭くすることを回避でき
る。尚、この発明の通信方法は、実施形態で説明したL
ANのようなネットワークだけでなく、コンポーネント
タイプのAV(Audio-Visual)システムやユニット内にお
けるCPU相互間のシーケンシャルな通信制御にも適用
できる。請求項2の発明は、通常通信モードから指定通
信モードへの移行時間を短縮化する。請求項3の発明
は、制御装置側で前記の他の従属装置が受信禁止状態に
なったことを確認した上で指定通信モードへ移行するた
めに他の従属装置が指定通信中に誤動作してしまうこと
を確実に防止でき、指定通信時の信頼性を高める。
法」の実施形態に係る制御装置と従属装置の間の通信手
順を示す通信シーケンスフロー図である。
である。
る際の他の実施形態を示す通信シーケンスフロー図であ
る。
を示す図である。
を示す図である。
ストデータの識別方法を示す図である。
す図である。
置,2-(1)〜(x-1)及び2-(x+1)〜(n);他の従属装置]、3,4
-(1)〜(n)…通信I/F、5…共通伝送路、6-(1)〜(n)…
マイコン回路、7-(1)〜(n)…従属機器、8-(1)〜(n)…信
号検出部。
Claims (3)
- 【請求項1】 バス形又はリング形の共通伝送路に制御
装置と複数の従属装置が接続されている小規模ネットワ
ークにおける通信方法において、制御装置には時間計測
手段を、各従属装置には共通伝送路にデータ信号が存在
するか否かを検出する信号検出手段とその信号検出手段
のデータ検出状態でリセットされる時間計測手段を具備
せしめ、通常通信モードでは前記の制御装置と各従属装
置がアドレスデータを含むメッセージで通信を実行し、
前記制御装置が個別通信を要する従属装置(以下、「指定
従属装置」という)以外の従属装置(以下、「他の従属装
置」という)へ受信禁止コマンドを送出して前記制御装置
と前記指定従属装置のみが通信可能な指定通信モードへ
移行すると共に前記の他の従属装置が前記受信禁止コマ
ンドを受信後に自己の時間計測手段を起動させ、指定通
信モードへ移行後は前記制御装置と前記指定従属装置が
通信の最長休止期間が一定時間以下であるという条件下
に個別の通信プロトコルに基づく通信を実行し、前記指
定通信の終了に際しては前記制御装置が前記指定従属装
置へ指定通信解除コマンドを送出して前記指定従属装置
を通常通信モードへ復帰させた後に前記制御装置が自己
の時間計測手段を起動させ、前記の制御装置と他の従属
装置が自己の時間計測手段によって前記最長休止期間を
超える所定時間を計測した時点で通常通信モードへ復帰
することを特徴とした小規模ネットワークにおける通信
方法。 - 【請求項2】 通常通信モードから指定通信モードへの
移行手順において、制御装置が予め指定従属装置に対し
て受信禁止コマンドを無効化するコマンドを送出してお
き、次いで前記制御装置が同報方式で全ての従属装置へ
受信禁止コマンドを送出することとした請求項1の小規
模ネットワークにおける通信方法。 - 【請求項3】 請求項2の通常通信モードから指定通信
モードへの移行手順において、制御装置が全ての従属装
置へ同報方式で受信禁止コマンドを送出した後に他の従
属装置へ応答要求コマンドを送出し、他の従属装置から
応答がないことを確認した上で指定通信モードでの通信
を実行することとした小規模ネットワークにおける通信
方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07351893A JP3123417B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 小規模ネットワークにおける通信方法及び同通信方法に適用される制御装置と従属装置 |
US08/755,694 US5835370A (en) | 1995-12-26 | 1996-11-25 | Network having a control device and a plurality of slave devices and communication method using the same network |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07351893A JP3123417B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 小規模ネットワークにおける通信方法及び同通信方法に適用される制御装置と従属装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09181737A true JPH09181737A (ja) | 1997-07-11 |
JP3123417B2 JP3123417B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=18420339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07351893A Expired - Fee Related JP3123417B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 小規模ネットワークにおける通信方法及び同通信方法に適用される制御装置と従属装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5835370A (ja) |
JP (1) | JP3123417B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236627A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Fujifilm Corp | 撮影システム及び撮影装置 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8621101B1 (en) | 2000-09-29 | 2013-12-31 | Alacritech, Inc. | Intelligent network storage interface device |
US8539112B2 (en) | 1997-10-14 | 2013-09-17 | Alacritech, Inc. | TCP/IP offload device |
US6175780B1 (en) * | 1998-04-06 | 2001-01-16 | Eaton Corporation | Accessory network for an electronic trip unit |
US8019901B2 (en) * | 2000-09-29 | 2011-09-13 | Alacritech, Inc. | Intelligent network storage interface system |
KR100750735B1 (ko) * | 2001-02-03 | 2007-08-22 | 삼성전자주식회사 | 홈네트워크내의 기기 제어장치 및 방법 및 이를 적용한홈네트워크 시스템 |
DE10148752A1 (de) * | 2001-10-02 | 2003-04-17 | Siemens Ag | Zeitüberwachung bei azyklischer Kommunikation |
US20050216101A1 (en) * | 2004-03-15 | 2005-09-29 | Omron Corporation | Analog input slave and monitoring system |
US20100046516A1 (en) * | 2007-06-26 | 2010-02-25 | Media Patents, S.L. | Methods and Devices for Managing Multicast Traffic |
EP2078376B1 (en) * | 2007-06-26 | 2010-12-29 | Media Patents, S. L. | Router for managing multicast groups |
EP2213042A1 (en) * | 2007-10-15 | 2010-08-04 | Media Patents, S. L. | Method for managing multicast traffic in a data network and network equipment using said method |
US8064449B2 (en) * | 2007-10-15 | 2011-11-22 | Media Patents, S.L. | Methods and apparatus for managing multicast traffic |
WO2009056175A1 (en) * | 2007-10-30 | 2009-05-07 | Soporte Multivendor S.L. | Method for managing multicast traffic between routers communicating by means of a protocol integrating the pim protocol; and router and switch involved in said method |
WO2009095041A1 (en) * | 2008-02-01 | 2009-08-06 | Soporte Multivendor S.L. | Method for managing multicast traffic through a switch operating in the layer 2 of the osi model, and router and switch involved in said method |
US9031068B2 (en) * | 2008-02-01 | 2015-05-12 | Media Patents, S.L. | Methods and apparatus for managing multicast traffic through a switch |
WO2009109684A1 (es) * | 2008-03-05 | 2009-09-11 | Media Patents, S. L. | Procedimiento para monitorizar o gestionar equipos conectados a una red de datos |
US8189584B2 (en) * | 2009-07-27 | 2012-05-29 | Media Patents, S. L. | Multicast traffic management in a network interface |
US20110149960A1 (en) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | Media Patents, S.L. | Method and apparatus for filtering multicast packets |
JP5720707B2 (ja) | 2013-02-13 | 2015-05-20 | 株式会社デンソー | 通信システム及び通信ノード |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4149238A (en) * | 1977-08-30 | 1979-04-10 | Control Data Corporation | Computer interface |
US4752868A (en) * | 1986-03-17 | 1988-06-21 | Tektronix, Inc. | Remote master-slave control method |
JPS62227243A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-06 | Toshiba Corp | 伝送制御方式 |
JPH0771089B2 (ja) * | 1987-04-30 | 1995-07-31 | 株式会社日立製作所 | 通信システム |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP07351893A patent/JP3123417B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-11-25 US US08/755,694 patent/US5835370A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236627A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Fujifilm Corp | 撮影システム及び撮影装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5835370A (en) | 1998-11-10 |
JP3123417B2 (ja) | 2001-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09181737A (ja) | 小規模ネットワークにおける通信方法 | |
US4787083A (en) | Bus-method communication network system capable of seizing transmission right by using timer means at each station | |
JP3138484B2 (ja) | 回路網を介して通信する通信方法及びそのステーション | |
KR20050099809A (ko) | 원전용 분산 제어시스템의 제어 통신망 전송 프레임 구조 | |
JP2010187244A (ja) | 端末装置間のトークン異常検出/回復方式 | |
JPH0654911B2 (ja) | マスターシップを転送する方法および装置 | |
JP2005277978A (ja) | 識別番号自動設定方法及び識別番号自動設定装置 | |
JPS60246148A (ja) | デ−タ伝送制御方式 | |
JPS61256846A (ja) | ネツトワ−クシステム | |
JP3133172B2 (ja) | 複数波のリング形lanの障害管理システム | |
JP3501650B2 (ja) | プログラマブルコントローラネットワークシステム | |
JP3122682B2 (ja) | データ送受信装置 | |
JP2944837B2 (ja) | 伝送方式 | |
JPH0376619B2 (ja) | ||
JP2662320B2 (ja) | 防災監視システムの伝送データ同期方式 | |
JPS61253950A (ja) | 網制御方式 | |
JPH0583772A (ja) | 多重伝送システムの割込処理方法 | |
JPH06112964A (ja) | トークンループlanにおけるループコントローラおよびその自動切換え方法 | |
JPS5818031B2 (ja) | ポ−リング制御方式 | |
JPH09219712A (ja) | データ伝送システム及びデータ伝送方法 | |
JPH07264217A (ja) | ポーリング方式 | |
JPS61117943A (ja) | 伝送制御装置 | |
JPH06101738B2 (ja) | 伝送制御装置 | |
JPS6394735A (ja) | ル−プネツトワ−クシステムのノ−ド故障検出方法 | |
JPH01209835A (ja) | 同報応答制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071027 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027 Year of fee payment: 12 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |