JPS6394735A - ル−プネツトワ−クシステムのノ−ド故障検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ループネットワークシステムのパケット交換
型伝送方式に関し、特にループネットワークシステムの
ノード故障検出方法に関する。

〔概要〕

本発明は、ループ状伝送路にバスコントローラと複数個
のノードとが接続されたループネットワークシステムに
おける上記ノードの故障を検出するノード故障検出方法
において、 上記バスコントローラが各ノードと１対１に対応したチ
ェックビット空間を有する故障検出用パケラトを送信し
、検査対象のノードから送信されてくる各ノードに固有
の固定データを受信し、それをバスコントローラ内にあ
らかじめ記憶しておいた当該ノードの固有データと比較
し両データ間に違いがあった場合、当該ノードが故障で
あると判断することにより、 各ノードのデータを送受信する頻度に関係なく早期にノ
ード故障を検出できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、ループネットワークシステムのノード故障の検出
は、各ノードがデータの送受信を行い、正しい送受信が
行われないことを確認することによりなされていた。例
えば、ノード１がノード２に対して、データ受信要求を
繰り返し送信しても、ノード２からノード１ヘデータが
送信されない場合は、ノード２が故障であると判断した
り、あるいは、ノード３がノード４にデータを送信した
にも関わらず、ノード３はノード４からのアクノリッジ
を受信しない場合は、ノード４が故障であると判断する
ようにしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕 上述した従来のループネットワークシステムのノード故
障検出方法では、頻繁にデータを送受信するノードに関
しては、ノードの故障検出は比較的容易であるが、デー
タを送受信する頻度の少ないノードに関しては、ノード
故障の早期検出は非常に困難である欠点がある。

本発明の目的は、上記の欠点を除去することにより、各
ノードのデータの送受信の頻度に関係なく、ノード故障
を早期に検出できるループネットワークシステムのノー
ド故障検出方法を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ループ状伝送路にバスコントローラと複数個
のノードとが接続されたループネットワークシステムに
おける上記ノードの故障を検出するノード故障検出方法
において、上記バスコントローラは、上記複数個の各ノ
ードと１対１に対応したチェックビット空間を有する故
障検出用パケット内の検査をしたい上記ノードに対応す
るチェックビットをセット状態にして送信し、上記各ノ
ードが上記故障検出用パケットを受信すると、自ノード
に対応するチェックビットがセット状態のときにはあら
かじめ定められた各ノード固有の自ノードの固定データ
を上記バスコントローラに対して送信し、上記バスコン
トローラは上記固定データを受信すると、あらかじめ記
憶された当該ノードの固定データと比較を行い、両デー
タ間に違いがある場合当該ノードが故障であると判断す
ることを特徴とする。

〔作用〕

故障検出用パケットは、各ノードと１対１に対応したチ
ェックビット空間を有し、各チェックビット空間は、セ
ット・リセットの２状態のうちいずれか一つを設定でき
る。バスコントローラは、故障検出用パケットのチェッ
クビット空間の内、検査を行いたいノードに対応したチ
ェックビットをセット状態にして送信し、各ノードが故
障検出用パケットを受信すると自ノードに対応したチェ
ックビットがセット状態の場合、あらかじめノード内に
記憶されていた自ノードに固有の固定データをバスコン
トローラに対して送信する。バスコントローラは、各ノ
ード固有の固定データを記憶しておき、ノードがバスコ
ントローラに対して送信したデータを受信すると、記憶
していたデータと受信したデータを比較し、違いがあれ
ばそのデータを送信したノードが故障していると判断す
る。

なお、バスコントローラが故障検出用パケットを送信す
る場合、周期的に送信を行っても良いし、故障検出用と
して固定的に割当てられたタイムスロットを用いて送信
を行っても良い。

従って、各ノードのデータ送受信の頻度に関係なく早期
に故障を検出することが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は、本発明をループ状伝送路とバスコントローラ
および６個のノードから構成されるループネットワーク
システムに適用した場合の故障検出用パケットの構成例
を示す。第１図において２１はパケットヘッダ、２２は
このパケットが故障検出用のパケットであることを示す
識別子、２３は送信先アドレス、２４は送信元アドレス
、２５．２６．２７．２８．２９および３０は各ノード
に対応したチェックビット空間である。チェックビット
空間は各々１ビツトからなり、２５はノード１．２６は
ノード２．２７はノード３．２８はノード４．２９はノ
ード５および３０はノード６というように、チェックビ
ット１ビツトをノード１個に対応させる。

まずバスコントローラは、識別子２２を故障検出用パケ
ットのものとし、送信先アドレス２３は特に定めず、送
信元アドレス２４をバスコントローラのアドレスに設定
し、チェックビットの内、検査をするノードに対応する
ビットのみを「１」に設定し、故障検出用パケットを送
信する。

各ノードは、故障検出用パケットを受信すると、識別子
２２により、これが故障検出用パケットであることを認
識し自ノードに対応するチェックビ。

トが「１」であるか「０」であるかを確かめ「０」であ
れば、何もせずにこのパケットをループ状伝送路に転送
し、「１」であればノード内のそのノード固有の固定デ
ータを第２図のような形式でバスコントローラに対して
送信する。この場合、ノードは、送信先アドレス４３を
バスコントローラのアドレス、送信元アドレス４４を自
ノードのアドレスとして、データを送信する。なお第２
図において４１はパケットヘッダ、４２は識別子、４５
はデータおよび４６はチェックディジットである。

そして、バスコントローラはノードが送信した固定デー
タを受信すると、あらかじめ記憶していたそのノード固
有の固定データと比較して、一致していればそのノード
に故障のないことを、−敗していなければ故障のあるこ
とを検出する。

故障検出用パケットは、伝送路を一周するとバスコント
ローラによって取り除かれる。

次に、本実施例を用いた場合の各ノードの動作を、第３
図に示したような、ループ状伝送路１ｏに接続されたバ
スコントローラ７および６個のノード１．２．３．４．
５および６を有するループ状ネットワークシステムにお
いて、ノード４で送信手段に故障が発生した場合で考え
る。またある一定期間以上ノード４とノード６に送信要
求が発生しなかった場合を考える。

まず、バスコントローラ７は、ある一定期間以上ノード
４とノード６に送信要求が発生しなかったことを検出し
て、ノード４とノード６に対応したチェックビット２８
′および３０′を「１」に設定して故障検出用パケット
を送信する。このときの故障検出用パケットのデータを
第４図に示す。

次にこの故障検出用パケットがノード１に到達すると、
ノード１は第４図に示すようにチェックビット２５′が
「０」なので何もせずに、このパケットを伝送路１０に
転送する。ノード２．３においでも同様な動作をする。

続いてパケットがノード４に到達すると、ノード４は第
４図に示すようにチェックビット２８′が「１」なので
ノード内のノード４固有の固定データをバスコントロー
ラに対して送信する。以下ノード５は何もせず、ノード
６はチェックビット３０′が「１」なのでパスコントロ
ーラに対してノード６固有の固定データを送信する。故
障検出用パケットは伝送路を一周すると、バスコントロ
ーラ７によって取り除かれる。

そして、ノード４がバスコントローラ７に対して送信し
た固定データがバスコントローラ７に到達すると、バス
コントローラ７は、記憶していたノード４固有の固定デ
ータと受信した固定データとを比較し、一致しないので
ノード４の送信手段に異常が発生したことを検出できる
。また、バスコントローラ７は、ノード６がらの固定デ
ータパケットを受信すると固定データを比較し、一致す
るのでノード６に故障のないことを確認できる。

〔発明の効果〕

以上、説明したように本発明は、バスコントローラが各
ノードと１対１に対応したチェックビット空間を有する
故障検出用パケットを送信し、検査対象のノードがバス
コントローラに対して送信する固定データを監視するこ
とにより、各ノードのデータを送受信する関度に関係な
くノード故障を早期に検出できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるノード故障検出用パケ
ットの構成を示す説明図。 第２図はこの実施例においてノードがバスコントローラ
に固定データを送信するときの固定データパケットの構
成を示す説明図。 第３図はこの実施例が適用されるループ状通信ネットワ
ークシステムを示すブロック構成図。 第４図はこの実施例におけるノード検出用パケットのデ
ータ例を示す説明図。 １〜６・・・ノード、７・・・バスコントローラ、１０
・・・リープ状伝送路、２１．４１・・・パケットヘッ
ダ、２２．４２・・・識別子、２３．４３・・・送信先
アドレス、２４．４４・・・送信元アドレス、２５〜３
０・・・チェックビット空間、２５′　〜３０′　・・
・チェックビット、４５・・・データ、４６・・・チェ
ックディジット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ループ状伝送路にバスコントローラと複数個のノ
   ードとが接続されたループネットワークシステムにおけ
   る上記ノードの故障を検出するノード故障検出方法にお
   いて、 上記バスコントローラは、上記複数個の各ノードと１対
   １に対応したチェックビット空間を有する故障検出用パ
   ケット内の検査をしたい上記ノードに対応するチェック
   ビットをセット状態にして送信し、 上記各ノードが上記故障検出用パケットを受信すると、
   自ノードに対応するチェックビットがセット状態のとき
   にはあらかじめ定められた各ノード固有の自ノードの固
   定データを上記バスコントローラに対して送信し、 上記バスコントローラは上記固定データを受信すると、
   あらかじめ記憶された当該ノードの固定データと比較を
   行い、両データ間に違いがある場合当該ノードが故障で
   あると判断する ことを特徴とするループネットワークシステムのノード
   故障検出方法。