JPH09181170A - 素子分離膜形成方法 - Google Patents

素子分離膜形成方法

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JPH09181170A
JPH09181170A JP8328850A JP32885096A JPH09181170A JP H09181170 A JPH09181170 A JP H09181170A JP 8328850 A JP8328850 A JP 8328850A JP 32885096 A JP32885096 A JP 32885096A JP H09181170 A JPH09181170 A JP H09181170A
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film
etching
ion implantation
forming
trench
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JP8328850A
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Shunki Ri
李俊煕
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    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
    • H01L21/7624Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using semiconductor on insulator [SOI] technology

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Abstract

(57)【要約】 【課題】SOI基板の素子分離膜を形成する方法におい
て活性領域の面積を大きくする。 【解決手段】活性基板20の全面にパッド酸化膜30を形成
し、その上に非活性領域のパッド酸化膜30を露出させる
形の蝕刻/イオン注入防止膜40を形成し、イオン注入防
止絶縁膜62を形成し、蝕刻/イオン注入防止膜40及び蝕
刻/イオン注入防止膜40の側壁に形成されているイオン
注入防止絶縁膜62をマスクとしてイオン注入して不純物
ドーピング領域52を形成し、不純物ドーピング領域52が
形成されている結果物の全面にスペーサ層を形成し、ス
ペーサ層64とイオン注入防止絶縁膜62とを異方性蝕刻し
て蝕刻/イオン注入防止膜40の側壁にスペーサ64を形成
し、スペーサ64の間に露出された不純物ドーピング領域
52を蝕刻してトレンチ1とこれを取り囲む形の縁部不純
物層58を形成し、トレンチを絶縁物質120aで充填して素
子分離膜120を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の製造方
法に係り、特にSOI(Silicon-On-Insulator)基板に
素子分離膜を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の高集積化が進むにつれ、素
子分離領域の面積を最小化する必要がより高まってい
る。従来は、素子分離方法として選択酸化法(Local Ox
idationof Silicon;以下LOCOSと称する)による素子分
離方法が使用されたが、サブミクロン以下のクラスの素
子が縮小されながらバーズビーク(Bird's beak)によ
る問題点が深刻になった。特に0.25μm以下の素子
になると、LOCOSによる素子分離方法の適用は期待
できないのが実情である。そのため変形LOCOS等の
様々の方法を試みることになった。
【0003】シリコン基板にトレンチを形成し、その内
部に絶縁物質を充填するトレンチ素子分離技術は、特に
表面平坦度がよく、絶縁特性に優れ、バーズビーク等の
問題点が発生しないため、次世代の素子分離技術に広く
使用される見込みである。
【0004】SOI基板にLOCOS法を適用する場合
にはフィールド酸化膜(素子分離膜)が薄くなる現象
(即ち、素子分離領域の面積が狭い場合、フィールド酸
化膜の形成時間を増加させてもフィールド酸化膜が一定
の膜厚以上にならない現象)のために、素子分離膜と埋
没絶縁層(SOI基板はバルク基板、埋没絶縁層及び活
性基板で構成される)との接触部における絶縁特性が悪
くなる。従って、SOI基板にトレンチ素子分離技術を
適用することは、絶縁特性の向上のために特に重要であ
る。
【0005】一方、活性領域の縁部(素子分離膜と隣接
した活性領域)は界面電荷(活性領域と素子分離膜との
間の電荷)と素子分離膜内に固定された電荷により容易
に反転され(side wall inversion)、活性領域の縁部
に形成された寄生トランジスタにより、活性領域に形成
される正常なトランジスタの漏れ電流が増加される(ed
ge transistor effect)。これを防止するため素子分離
膜の縁部を基板(活性領域)と同一の導電形を有する不
純物でドーピングして不純物の濃度を高める方法(acti
ve sidewall形成工程)が提案されている。
【0006】図1は、従来技術に係る第1の素子分離膜
の形成方法を説明するための断面図である。この素子分
離膜の形成方法は、トレンチ素子分離技術に係り、素子
分離膜の形成に際して該素子分離膜の縁部のドーピング
濃度を高めるものである。
【0007】先ず、バルク基板100、埋没絶縁層10
及び活性基板20よりなるSOI基板上に、活性基板2
0の非活性領域を露出させる形のパッド酸化膜30と蝕
刻/イオン注入防止膜40を形成する。そして、これら
をマスクとして活性基板20を蝕刻することによりトレ
ンチ1を形成する。次いで、トレンチ1の側壁に不純物
イオン23を傾斜注入して活性領域の縁部(即ち、トレ
ンチ1の側壁部分)に縁部不純物層5を形成する。
【0008】縁部不純物層5は、活性基板20の導電形
と同一な導電形となっており、前述した側壁反転現象及
び縁部トランジスタ現象を防止するための目的で形成さ
れる。
【0009】縁部不純物層5の形成のための不純物イオ
ン23の傾斜注入の際、パッド酸化膜30とトレンチ1
の上部縁部とが接触する部分(図中、A部分)には、パ
ッド酸化膜30及び蝕刻/イオン注入防止膜40がイオ
ン注入に対するマスクとして作用するために不純物イオ
ン23が注入されない。A部分にまで不純物イオン23
を完全に注入するためには、イオン注入エネルギーを高
める必要があるが、この場合、A部分には不純物イオン
23が充分に注入されるが、他の部分には不純物イオン
23が過剰に注入され、活性領域まで縁部不純物層5が
拡張されるという問題が発生する。これは活性領域の面
積を狭くする結果を齎すので、素子の高集積化を妨げ
る。
【0010】図2A乃至図2Cは、従来技術に係る第2
の素子分離膜の形成方法を説明するための断面図であっ
て、図1を用いて説明した上記問題点を解決するための
方法を説明する。
【0011】この方法においては、先ず、活性基板20
上にパッド酸化膜30を形成した後に、このパッド酸化
膜30上に活性基板20の非活性領域を露出させる形の
蝕刻/イオン注入防止膜40を形成する。次いで、蝕刻
/イオン注入防止膜40をマスクとして活性基板20に
不純物イオン50を注入して不純物ドーピング領域52
を形成した後に、その結果物を熱処理して、不純物ドー
ピング領域52にドーピングされている不純物イオン等
を側面に拡散させることにより縁部不純物層54を形成
する(図2A参照)。
【0012】次いで、蝕刻/イオン注入防止膜40をマ
スクとして活性基板20を蝕刻することによりトレンチ
1を形成し(図2B参照)、このトレンチ1に絶縁物質
を充填することにより素子分離膜110を形成する(図
2C参照)。この蝕刻工程において、縁部不純物層54
は蝕刻されない状態で残り、素子分離膜100を完全に
取り囲む。
【0013】この第2の方法では、蝕刻されない状態で
残る縁部不純物層54により、側壁反転現象及び縁部ト
ランジスタ現象が防止される。
【0014】この第2の方法によれば、トレンチの上部
の縁部に不純物イオンが注入されない現象は防止できる
が、縁部不純物層54を不純物ドーピング領域52から
拡散された不純物イオンとして形成するため不純物の濃
度及びプロファイルを調節しにくいという問題がある。
【0015】図3A乃至図3Dは、従来技術に係る第3
の素子分離膜の形成方法を説明するための断面図であ
る。この方法は、図2A乃至図2Cの問題点を解決する
ものである。
【0016】この方法においては、図2Aと同一の方法
で不純物ドーピング領域52まで形成した後(図3A参
照)、不純物ドーピング領域52が形成されている結果
物の全面に化学気相蒸気法で酸化膜(以降の工程により
スペーサ60となる)を形成する。次いで、前記酸化膜
を異方性蝕刻することにより蝕刻/イオン注入防止膜4
0の側壁にスペーサ60を形成する(図3B参照)。
【0017】次いで、蝕刻/イオン注入防止膜40及び
スペーサ60をマスクとして活性基板20を蝕刻するこ
とによりトレンチ1と縁部不純物層56(該蝕刻工程に
より蝕刻されない不純物ドーピング領域52)を形成し
(図3C参照)、このトレンチに絶縁物質を充填するこ
とにより素子分離膜110を形成する(図3D参照)。
【0018】図中、W1は最初に限定された非活性領域
の幅を示し、T4はスペーサ60の幅を示し、T5は最
終的に限定された非活性領域の幅を示す。従って、最終
的に限定された非活性領域の幅T5は、最初に限定され
た非活性領域の幅W1からスペーサの幅T4の2倍分を
差引いた値である。
【0019】前述した従来の第3の方法によれば、第1
に、蝕刻/イオン注入防止膜40の側壁にスペーサ60
を形成した後に、これを用いて不純物ドーピング領域5
2の縁部を除いた領域のみを蝕刻することにより、素子
分離膜110が占める幅がスペーサ60の2倍(T4×
2)分小さくなる。そして、第2に、不純物ドーピング
領域52の不純物の濃度及びそのプロファイルを調節す
ることにより、側壁反転現象及び縁部トランジスタ現象
を防止するための縁部不純物層56の不純物の濃度及び
そのプロファイルを任意に調節することができる。
【0020】
【発明が解決しょうとする課題】本発明の目的は、側壁
反転現象及び縁部トランジスタ現象を防止するための縁
部不純物層の不純物の濃度及び不純物のプロファイルを
任意に調節すると共に、この縁部不純物層が占める面積
をより小さくして活性領域の面積を広げることができる
半導体素子の素子分離膜の形成方法を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明による素子分離膜の形成方法は、バルク基板、
埋没絶縁層及び活性基板で構成されたSOI基板に素子
分離膜を形成するにおいて、前記活性基板の全面にパッ
ド酸化膜を形成する第1工程と、前記パッド酸化膜上に
非活性領域の前記パッド酸化膜を露出させる形の蝕刻/
イオン注入防止膜を形成する第2工程と、前記蝕刻/イ
オン注入防止膜が形成されている結果物の全面にイオン
注入防止絶縁膜を形成する第3工程と、前記蝕刻/イオ
ン注入防止膜及び前記蝕刻/イオン注入防止膜の側壁に
形成されている前記イオン注入防止絶縁膜をマスクとし
てイオン注入を行うことにより前記活性基板に不純物ド
ーピング領域を形成する第4工程と、前記不純物ドーピ
ング領域が形成されている結果物の全面にスペーサ層を
形成する第5工程と、前記スペーサ層とイオン注入防止
絶縁膜とを異方性蝕刻することにより前記蝕刻/イオン
注入防止膜の側壁にスペーサを形成する第6工程と、前
記スペーサの間に露出された不純物ドーピング領域を蝕
刻することによりトレンチ及びこれを取り囲む形の縁部
不純物層を形成する第7工程と、前記トレンチを絶縁物
質で充填することにより素子分離膜を形成する第8工程
とを具備することを特徴とする。
【0022】この際、前記不純物ドーピング領域を形成
するため注入される不純物イオン等の導電形は前記活性
基板の導電形と同一であることが望ましく、前記蝕刻/
イオン注入防止膜は窒化シリコンよりなることが望まし
く、前記イオン注入防止絶縁膜は化学気相蒸着法により
蒸着された酸化物よりなることが望ましい。
【0023】一方、前記第7工程の後に、前記トレンチ
の側壁に欠陥除去のための酸化膜を形成する工程を追加
することが望ましい。
【0024】また、前記第8工程は、前記トレンチ及び
縁部不純物層が形成されている結果物の全面に絶縁物質
を塗布する工程、前記蝕刻/イオン注入防止膜の表面が
露出されるまで前記絶縁物質を蝕刻する工程、前記蝕刻
工程により露出された蝕刻/イオン注入防止膜を除去す
る工程及び前記パッド酸化膜を除去する工程を含むこと
が望ましい。
【発明の実施の形態】図4A乃至図4Fは、本発明によ
る素子分離膜の形成方法を説明するための断面図であ
る。
【0025】まず、図4Aはパッド酸化膜30及び蝕刻
/イオン注入防止膜40を形成する工程を説明するため
の図である。この工程は、バルク基板100、埋没絶縁
層10及び活性基板20よりなるSOI基板を形成する
第1工程、活性基板20を酸素雰囲気に露出させること
により、パッド酸化膜30上に、例えば窒化酸化膜等の
物質を塗布した後に、パッド酸化膜30の非活性領域が
露出するように該パッド酸化膜30をパタニングするこ
とにより、蝕刻/イオン注入防止膜40を形成する第3
工程を含む。
【0026】ここで、蝕刻/イオン注入防止膜40は、
所定の蝕刻工程に対して前記パッド酸化膜30を構成す
る物質とは異なる蝕刻選択性を有する物質で形成され
る。この実施の形態においては、蝕刻/イオン注入防止
膜40を形成する物質として窒化シリコンを使用する。
【0027】図4Aにおいて、W2は最初に限定された
非活性領域の幅を示す。
【0028】図4Bは、イオン注入防止絶縁膜62及び
不純物ドーピング領域52を形成する工程を説明するた
めの図である。この工程は、蝕刻/イオン注入防止膜4
0が形成されている結果物の全面に、例えば化学気相蒸
着法により酸化膜を蒸着してイオン注入防止絶縁膜62
を形成する第1工程と、蝕刻/イオン注入防止膜40及
び蝕刻/イオン注入防止膜40の側壁に形成されている
イオン注入防止絶縁膜62をマスクとして不純物イオン
50を注入することにより非活性領域の活性基板20に
不純物ドーピング領域52を形成する第2工程とを含
む。
【0029】この工程により、イオン注入防止絶縁膜6
2はT1の厚さで形成される。また、不純物ドーピング
領域52の幅W3は、図3Aに示された幅W4より2×
T1ほど小さくなるため、活性領域は2×T1分大きく
なる。
【0030】不純物ドーピング領域52に注入される不
純物イオン50の導電形は活性基板20の導電形と同一
である。
【0031】図4Cは、スペーサ64を形成する工程を
説明するための図である。この工程は、イオン注入防止
絶縁膜62が形成されている結果物の全面に、例えば化
学気相蒸着法により酸化膜を蒸着することによりスペー
サ層(以降の工程によりスペーサ64となる)を形成す
る第1工程と、スペーサ層を異方性蝕刻することにより
イオン注入防止絶縁膜62の側壁にスペーサ64を形成
する第2工程とを含む。異方性蝕刻を行う第2工程にお
いて、蝕刻/イオン注入防止膜40上に形成されていた
イオン注入防止絶縁膜62も共に除去される。
【0032】T3は最終的に限定される素子分離膜が占
める幅を示す。
【0033】スペーサ64の幅とイオン注入防止絶縁膜
62の幅を合わせた値が図3Cのスペーサ60の幅T4
と同じ場合、T3は図3CのT5と同一である。
【0034】しかし、この実施の形態のスペーサ64の
幅を図3Cのスペーサ60の幅T4と同一にする場合、
T3は図3CのT5より小さい。即ち、この実施の形態
により限定される素子分離膜が占める幅T3は、従来の
他の方法により限定される素子分離膜が占める幅T5よ
り小さい。
【0035】図4Dは、縁部不純物層58を形成する工
程を説明するための図である。この工程は、蝕刻/イオ
ン注入防止膜40及びスペーサ64をマスクとして活性
基板20を蝕刻することによりトレンチ1を形成すると
同時にトレンチ1を取り囲む形の縁部不純物層58を形
成する工程である。この工程において、埋没絶縁層10
は、蝕刻に対する蝕刻ストッパとして作用する。
【0036】図4Dによれば、縁部不純物層58の幅T
2はスペーサ64の幅と同一であることがわかる。ま
た、この実施の形態による縁部不純物層58は、イオン
注入防止絶縁膜62の幅だけその幅が小さいので、結果
的に活性領域の幅はイオン注入防止絶縁膜62の幅の2
倍分ほど大きくなることがわかる。
【0037】図4Eは、縁部不純物層58が形成されて
いる結果物の全面に、トレンチ(図4Dの符号1)が完
全に充填されるように絶縁物質120aを塗布した後
に、蝕刻/イオン注入防止膜40が露出されるように、
例えば化学的物理的ポリシング(CMP)のような蝕刻
工程を施した後の断面図である。
【0038】ここで、絶縁物質120aを塗布する前
に、トレンチの側壁に薄い酸化膜(図示せず)を形成す
る工程をさらに施すことが好ましい。この薄い酸化膜
は、トレンチ形成のための蝕刻工程により生成された活
性基板20の損傷を除去するため形成する。
【0039】図4Fは、素子分離膜120を形成する工
程を説明するための図である。この工程では、蝕刻/イ
オン注入防止膜40(図4E参照)を除去する第1工程
と、パッド酸化膜30(図4E参照)を除去する第2工
程とを含む。
【0040】この工程において、蝕刻/イオン注入防止
膜40は、例えば燐酸のような蝕刻液で除去し、パッド
酸化膜30は、例えば緩衝酸化膜蝕刻液(BOE)で除
去する。
【0041】この実施の形態に係る素子分離膜によれ
ば、第1に、図4Cにおいてスペーサ64の幅とイオン
注入防止絶縁膜62の幅とを合わせた値が図3Cのスペ
ーサ60の幅T4と同じ場合、最終的に限定された素子
分離膜が占める幅T3は図3Cの幅T5と同一であり、
縁部不純物層58の幅T2は図3Cの幅T4よりイオン
注入防止絶縁膜62の幅T1に相当する分だけ小さくな
る。そして、第2に、図4Cのスペーサ64の幅と図3
Cのスペーサ60の幅T4とが同じ場合、図4Cの縁部
不純物層58の幅は図3Cの縁部不純物層56の幅と同
一であるが、この実施の形態により最終的に限定された
素子分離膜が占める幅T3は図3Cの幅T5より小さく
なる。しかし、双方の場合において、活性領域は従来
(図3C)よりイオン注入防止絶縁膜62の幅の2倍に
相当する分だけ大きくなる。
【0042】本発明は、上記の特定の実施の形態に限定
されず、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可
能である。
【発明の効果】本発明に係る半導体素子の素子分離膜形
成方法によれば、第1に、縁部不純物層が占める面積が
小さくなり、第2に、素子分離膜が占める面積が小さく
なり、第3に、活性領域の面積が大きくなるという効果
がある。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係る第1の素子分離膜の形成方法を
説明するための断面図である。
【図2A】
【図2B】
【図2C】従来技術に係る第2の素子分離膜の形成方法
を説明するための断面図である。
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】従来技術に係る第3の素子分離膜の形成方法
を説明するための断面図である。
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図4E】
【図4F】本発明の実施の形態に係る素子分離膜の形成
方法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 トレンチ 5 縁部不純物層 10 埋没絶縁層 20 活性基板 23 不純物イオン 30 パッド酸化膜 40 蝕刻/イオン注入防止膜 50 不純物イオン 52 不純物ドーピング領域 54 縁部不純物層 56 縁部不純物層 58 縁部不純物層 60 スペーサ 62 イオン注入防止絶縁膜 64 スペーサ 100 バルク基板 110 素子分離膜 120 素子分離膜 120a 絶縁物質層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルク基板、埋没絶縁層及び活性基板で
    構成されたSOI基板に素子分離膜を形成する素子分離
    膜形成方法において、 前記活性基板の全面にパッド酸化膜を形成する第1工程
    と、 前記パッド酸化膜上に非活性領域の前記パッド酸化膜を
    露出させる形の蝕刻/イオン注入防止膜を形成する第2
    工程と、 前記蝕刻/イオン注入防止膜が形成されている結果物の
    全面にイオン注入防止絶縁膜を形成する第3工程と、 前記蝕刻/イオン注入防止膜及び前記蝕刻/イオン注入
    防止膜の側壁に形成されている前記イオン注入防止絶縁
    膜をマスクとしてイオン注入を行うことにより前記活性
    基板に不純物ドーピング領域を形成する第4工程と、 前記不純物ドーピング領域が形成されている結果物の全
    面にスペーサ層を形成する第5工程と、 前記スペーサ層とイオン注入防止絶縁膜とを異方性蝕刻
    することにより前記蝕刻/イオン注入防止膜の側壁にス
    ペーサを形成する第6工程と、 前記スペーサの間に露出された不純物ドーピング領域を
    蝕刻することによりトレンチ及びこれを取り囲む形の縁
    部不純物層を形成する第7工程と、 前記トレンチを絶縁物質で充填することにより素子分離
    膜を形成する第8工程とを具備することを特徴とする素
    子分離膜形成方法。
  2. 【請求項2】 前記蝕刻/イオン注入防止膜は窒化シリ
    コンよりなることを特徴とする請求項1に記載の素子分
    離膜形成方法。
  3. 【請求項3】 前記イオン注入防止絶縁膜は化学気相蒸
    着法により蒸着された酸化物よりなることを特徴とする
    請求項1に記載の素子分離膜形成方法。
  4. 【請求項4】 前記第7工程の後に、前記トレンチの側
    壁に欠陥除去のための酸化膜を形成する工程をさらに具
    備することを特徴とする請求項1に記載の素子分離膜形
    成方法。
  5. 【請求項5】 前記第8工程は、前記トレンチ及び縁部
    不純物層が形成されている結果物の全面に絶縁物質を塗
    布する工程、前記蝕刻/イオン注入防止膜の表面が露出
    されるまで前記絶縁物質を蝕刻する工程、前記蝕刻工程
    により露出された蝕刻/イオン注入防止膜を除去する工
    程及び前記パッド酸化膜を除去する工程を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の素子分離膜形成方法。
  6. 【請求項6】 前記蝕刻工程は化学的物理的ポリシング
    (CMP)工程であることを特徴とする請求項5に記載
    の素子分離膜形成方法。
JP8328850A 1995-12-14 1996-12-09 素子分離膜形成方法 Pending JPH09181170A (ja)

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KR95-49689 1995-12-14

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