JP3628362B2 - 半導体装置の隔離構造の製造方法 - Google Patents

半導体装置の隔離構造の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、フィールド酸化膜の下部のシリコン基板にチャンネルストップドーピング(channel stop doping )領域を形成する技術に関するものであり、詳しくは、フィールド酸化膜の縁部の下部のシリコン基板だけについてチャンネルストップドーピング濃度を選択的に増加させて、小さいパターンのフィールドトランジスタの絶縁特性を向上させる、半導体装置の隔離構造とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、集積回路においては、シリコン基板の活性領域を互いに絶縁させるための方法の1つとして、シリコン基板のフィールド領域上にフィールド酸化膜を形成するLOCOS(local oxidation of silicon)法が多く使用されている。
【0003】
このLOCOS法は、単結晶シリコン基板の全面上にパッド(pad )酸化膜を形成し、単結晶シリコン基板の活性領域に該当するパッド酸化膜の領域上だけに窒化膜のパターンを形成した後、その窒化膜のパターンをマスクとして用いて単結晶シリコン基板のフィールド領域上にフィールド酸化膜を選択的に形成するものである。
【0004】
一方、LOCOS法が適用された集積回路の場合において、p型単結晶シリコン基板上に形成されたn拡散層の活性領域間では、フィールドトランジスタ、つまりN−フィールドトランジスタが寄生的に発生することとなる。
【0005】
これをより詳細に説明すると、LOCOS法が適用された集積回路の場合おいて、まず、p型単結晶シリコン基板の全面上にパッド酸化膜と窒化膜を順次形成し、その単結晶シリコン基板のn拡散層の拡散領域に該当するパッド酸化膜の領域上だけに窒化膜のパターンが残るようにした後、その窒化膜のパターンをマスクとして用いてp型不純物であるホウ素(B)イオンをチャンネルストップドーピング用イオンとして単結晶シリコン基板のフィールド領域にイオン注入し、単結晶シリコン基板のフィールド領域にフィールド酸化膜を選択的に形成する自己整合ドーピング法を実施することにより、寄生的N−フィールドトランジスタがn拡散層の拡散領域とその拡散領域間に形成されたイオン注入されたチャンネルストップ領域となって発生する。
【0006】
ところで、フィールド酸化膜が形成される間、単結晶シリコン基板に注入されていたホウ素のイオンがフィールド酸化膜の内部に移動する偏析現象が発生するので、フィールド酸化膜の形成が完了された後には、フィールド酸化膜と単結晶シリコン基板間の界面でのホウ素イオンの濃度が減少して、寄生フィールドトランジスタのスレショルド電圧が減少することとなる。
【0007】
また、LOCOS法が適用された集積回路の場合において、フィールド領域と活性領域間の境界領域でフィールド酸化膜のバードビーク(bird’s beak )現象が発生し、フィールド酸化膜のバードビークは活性領域を侵入して実質的活性領域を減少させる。
【0008】
そして、フィールド酸化膜が形成される間、チャンネルストップイオンの側面拡散(lateral diffusion )により実質的活性領域が減少して活性領域の拡散層との接合容量(junction capacitance)が増加するとともに、接合漏洩電流(junction leakage current)が増加することにより、半導体装置の高集積化に対応するのに限界があるものである。
【0009】
これにより、半導体装置の高集積化に効率的に対応するためにバードビークを最小化し、チャンネルストップドーピングを改善し得るいろいろな方法が新しく提案された。
【0010】
このような方法の1つが、フィールド酸化膜/単結晶シリコン基板の界面でのチャンネルストップイオンの偏析現象を防止する方法である。たとえば、スルーフィールドイオン注入(through field ion implantation)法において、図20に示すように、単結晶シリコン基板1の全面上にパッド酸化膜2が形成され、活性領域のシリコン基板内にn拡散領域3が形成され、シリコン基板のフィールド領域上にフィールド酸化膜4が形成され、フィールド酸化膜4が既に形成されている単結晶シリコン基板1の全面にチャンネルストップドーピング用ホウ素イオン5が高エネルギでイオン注入されているため、イオン注入されたホウ素イオン5の析出が防止される。
【0011】
ところで、このスルーフィールドイオン注入法では、フィールドトランジスタのスレショルド電圧がフィールド酸化膜4の厚さによって敏感に変化し、フィールド酸化膜4の厚さが隔離領域のパターンの大きさに依存性を有しているため、隔離領域のパターン大きさが小さいフィールド酸化膜4と隔離領域のパターンの大きさが大きいフィールド酸化膜4が同一酸化条件で形成されても、隔離領域のパターンの大きさが小さいフィールド酸化膜4の厚さが隔離領域のパターンの大きさが大きいフィールド酸化膜4の厚さより小さくなる。これは、ストレスが隔離領域のパターンの縁部に集中されるためであると推測される。
【0012】
したがって、スルーフィールドイオン注入法において、フィールド酸化膜4の厚さが大きい領域よりフィールド酸化膜4の厚さが小さい領域が、チャンネルストップ用ホウ素イオン5がシリコン基板1の表面から深い所まで注入されるので、フィールド酸化膜/シリコンの界面でのチャンネルストップイオンの濃度を保管しにくく、半導体装置の絶縁特性が不安定になる。
【0013】
また、スルーイオン注入法において、ブランクイオン注入(blank ion implantation)を適用する場合、活性領域中の接合(junction)室のシリコン基板の濃度が増加するので、接合静電容量が増加しn/p接合の接合破壊電圧(dunction breakdown voltage)が減少するが、これを防止するために写真食刻工程でマスクを設定しイオン注入法を適用すると、フィールド領域のp型シリコン基板部分のみに選択的にイオンドーピング濃度を増加させ得るが、マスクとフィールド領域の整合許容誤差(alignmend tolerance )が存在するので、パターン大きさが小さいフィールド領域に適用するのに困難がある。
【0014】
このような問題点を改善するための新しい方法として、チャンネリングを用いたスルーフィールドイオン注入法が提案された。この方法の場合において、図21に示すように、p型単結晶シリコン基板11の活性領域にn拡散領域が形成され、その単結晶シリコン基板11のフィールド領域上にフィールド酸化膜14が形成され、フィールド酸化膜14が既に形成されている単結晶シリコン基板11の全面にチャンネルストップドーピング用ホウ素イオン15がイオン注入されている。
【0015】
この方法はイオンビーム整合を調節した状態でイオン注入を実施して、小さいパターンのフィールド酸化膜14の領域と大きいパターンの薄いフィールド酸化膜の領域でフィールド酸化膜/シリコン基板の界面のイオン濃度を増加させ、活性領域でのチャンネリングを誘導してシリコン基板との接合静電容量および接合破壊電圧を改善するようにしたものである。
【0016】
しかしながら、この方法もやはりフィールド領域のパターンの大きさによってチャンネルストップイオンの浸透深さが変わるので、絶縁特性の変化が生ずる。
【0017】
図21のように構成される構造の製造方法を、図22〜図24に基づいて説明すると次のようである。
【0018】
図22に示すように、まず、単結晶シリコン基板11の全面上に約350Åの厚さのパッド酸化膜12を形成し、そのパッド酸化膜12の全面上に1500Åの窒化膜16を順次形成した後、通常の写真食刻法により大きいパターンのフィールド領域と小さいパターンのフィールド領域の窒化膜16およびパッド酸化膜12を除去して、フィールド領域の基板1の表面を露出させるとともに、活性領域の窒化膜16とパッド酸化膜12のパターンを形成する。
【0019】
図23に示すように、その窒化膜16を酸化防止膜(oxidation barrier )として用いて、大きいパターンのフィールド領域に形成されるフィールド酸化膜14のバルク(bulk)厚さが約7000Åになり、小さいパターンのフィールド領域に形成されるフィールド酸化膜14の最大厚さが約4200Åになるように、露出されたフィールド領域の基板11を熱酸化して、フィールド酸化膜14をフィールド領域の基板11上に形成する。
【0020】
図24に示すように、その窒化膜16とパッド酸化膜12を除去した後、マスクを使用しないで基板11の全面上にチャンネルストップ用ホウ素イオン15のビームを〈100〉方向の基板11の表面に垂直になるように整列し、140KeVのエネルギと3×1012ions/cmのドーズ(does)の条件でイオン注入する。
【0021】
この際、イオンの注入範囲(progected range )はフィールド酸化膜14で4000Åであり、表面が露出された領域の基板11では8000Åである。
【0022】
すなわち、厚さが最も薄いフィールド酸化膜14では“a”で表示されたように、その酸化膜の厚さが注入範囲に該当し、厚さが厚い酸化膜では“b”で表示されたようにバードビークのフィールド酸化膜の厚さが注入範囲に該当することとなる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来は、隔離領域のパターン大きさによってフィールド酸化膜の厚さが変わる。そのため、スルーフィールドイオン注入されたチャンネルストップ用ホウ素イオンのフィールド酸化膜/シリコン基板の界面でのイオン濃度と界面占有面積が異なって絶縁特性が均一でなく、活性領域中にもホウ素イオンが注入されて接合静電容量と漏洩電流が増加することとなる。
【0024】
したがって、本発明の目的は、フィールドトランジスタの絶縁特性を、フィールド領域のパターン大きさにかかわらず、フィールド領域と活性領域の連結部分であるフィールド領域の縁部でのチャンネルイオン濃度を選択的に増加させてフィールドトランジスタのスレショルド電圧を局部的に上昇させることにより、小さいパターン大きさのフィールドトランジスタの絶縁特性を向上させる、半導体装置の隔離構造とその製造方法を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】
本発明による半導体装置の隔離構造の製造方法は、基板のフィールド領域を除いた領域上に第1絶縁層を形成する段階と、基板のフィールド領域を所定の深さに食刻する段階と、食刻された基板のフィールド領域と第1絶縁層上に第2絶縁層と第3絶縁層を順次蒸着する段階と、基板のフィールド領域の第2絶縁層上に第3絶縁層の側壁を形成する段階と、第3絶縁層の側壁をマスクとして用いて基板のフィールド領域の内部にLOCOS法によりフィールド絶縁膜を形成する段階と、第3絶縁層の側壁を除去する段階と、第3絶縁層の側壁の下部領域に該当する基板にチャンネルストップイオンをイオン注入する段階と、フィールド酸化膜の周辺に沿って平坦層を形成する段階と、チャンネルストップイオンを熱処理してチャンネルストップ拡散領域を形成する段階とを含むことを特徴としている。
【0034】
上記発明において好ましくは、平坦層は、フィールド絶縁膜と第2絶縁層上に蒸着された後、エッチバックされて形成される。
【0035】
上記発明において好ましくは、平坦層は、フィールド絶縁膜の表面に等しく平坦化されるようにエッチバックされる。
【0036】
上記発明において好ましくは、平坦層は、酸化膜でなる。
【0037】
上記発明において好ましくは、平坦層は、チャンネルストップイオンを熱処理してチャンネルストップ拡散領域を形成する間に酸化される。
【0038】
上記発明において好ましくは、平坦層は、非晶質シリコン層でなる。
【0039】
上記発明において好ましくは、平坦層は、多結晶シリコン層でなる。
【0040】
【実施例】
以下、本発明による半導体装置の隔離構造の一実施例を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0041】
図1に示すように、本発明の半導体装置の隔離構造は、単結晶シリコン基板21のフィールド領域を除いた領域の表面上にパッド酸化膜22が形成され、フィールド領域のシリコン基板21の表面上にフィールド酸化膜24が形成され、フィールド酸化膜24の縁部が食刻されて露出されるシリコン基板21の表面に対してチャンネルストップドーピングイオンがイオン注入され、熱処理されてチャンネルストップ領域26が形成され、そのチャンネルストップ拡散領域26上に酸化膜が追加形成されることにより、最終フィールド酸化膜27が形成されている。
【0042】
図1に示すように構成される本発明の半導体装置の隔離構造の製造方法を、図2〜図6に基づいて説明すると次のようである。
【0043】
図2に示すように、まず、単結晶シリコン基板21の全面上にパッド酸化膜22を150〜300Åの厚さに形成した後、そのパッド酸化膜22の全面上に窒化膜23を約4000Åの厚さに形成する。次いで、写真食刻法によりフィールド領域の窒化膜23とパッド酸化膜22とを除去して、フィールド領域のシリコン基板21の表面を露出させるとともに、活性領域の窒化膜23とパッド酸化膜22を形成する。
【0044】
図3に示すように、前記窒化膜23をマスクとして用いて、PYRO(H+O)または水蒸気等の酸化性雰囲気の900〜1100℃で約120分間基板21を熱処理して、フィールド領域のシリコン基板21上にフィールド酸化膜24を形成する。ここで、形成されるフィールド酸化膜24のうち、パターン大きさが大きいフィールド酸化膜24の厚さが約600Åとなるようにする。
【0045】
図4に示すように、CFまたはCHF等を含むガスを用いた乾式食刻法またはHF等を含む溶液を用いた湿式食刻法で、フィールド酸化膜24の厚さが薄い縁部の下部のシリコン基板21が露出されるように、フィールド酸化膜24の厚さが薄い縁部を食刻する。この際、シリコン基板21の領域は幅(W)を有し、フィールド酸化膜24の周囲に沿って露出される。
【0046】
図5に示すように、パッド酸化膜23/窒化膜22の酸化防止膜と食刻されなかったフィールド酸化膜24の厚い部分をマスクとして用いて、N−フィールド領域に対して、BまたはBF等のチャンネルストップイオン25を30〜80KeVの加速電圧と2〜5×1013/cmのドーズでイオン注入する。
【0047】
図6に示すように、酸化性雰囲気または非活性雰囲気で、イオン注入された基板21を熱処理して、注入されたイオンを活性化させることにより、チャンネルストップ拡散領域26を形成するとともに、そのチャンネルストップ拡散領域上に酸化膜を形成することにより、最終フィールド酸化膜27を形成する。以後、窒化膜23を亜硫酸溶液を用いて除去することにより、フィールド領域を完成する。
【0048】
以下、本発明による半導体装置の隔離構造を他の実施例を、添付図面に基づいて説明する。
【0049】
図7に示すように、本発明の半導体装置の隔離構造は、単結晶シリコン基板21のフィールド領域を除いた領域の表面上にパッド酸化膜22が形成され、窒化膜の側壁をマスクとして用いてフィールド領域のシリコン基板21上にフィールド酸化膜37が形成され、その窒化膜の側壁が食刻されてフィールド酸化膜37の周辺が露出される酸化膜34に対してチャンネルストップドーピングイオンがイオン注入され、熱処理されてチャンネルストップ拡散領域39が形成されている。
【0050】
図7に示すように構成される本発明の半導体装置の隔離構造の製造方法を、図8〜図12に基づいて説明すると次のようである。
【0051】
図8に示すように、まず、図2に示すように形成された構造上に、酸化膜34を100〜300Åの厚さに蒸着してから、チャンネルストップドーピング領域の幅(W1)に該当する厚さに窒化膜35を700〜800℃の温度で化学気相蒸着法により蒸着する。
【0052】
図9に示すように、マスクを使用しないでCFまたはSF等のガスを用いて酸化膜34の表面が露出されるまで窒化膜35を異方性乾式食刻することにより、窒化膜35の側壁36を形成する。
【0053】
図10に示すように、窒化膜35の側壁36をマスクとして用いて、シリコン基板21を熱酸化してフィールド酸化膜37を成長させる。
【0054】
図11に示すように、その窒化膜が側壁36を除去してからBまたはBF等のイオン38を、基板31のN−フィールド領域に対してイオン注入する。
【0055】
図12に示すように、酸化膜34を除去してから酸化性雰囲気または非活性雰囲気で基板21を熱処理して、注入されたイオン38を活性化させることによりチャンネルストップドーピング領域39を形成する。以後、窒化膜23を燐酸溶液で除去することにより、フィールド領域を完成する。
【0056】
以下、本発明による半導体装置の隔離構造のさらに他の実施例を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0057】
図13に示すように、本発明の半導体装置の隔離構造は、所定深さに食刻された単結晶シリコン基板21のフィールド領域上に窒化膜の側壁をマスクとして用いて酸化膜が形成され、その窒化膜の側壁が除去された領域に対してチャンネルストップイオンがイオン注入され、熱処理されてチャンネルストップ拡散領域50が形成され、その窒化膜の側壁が除去された領域に対して酸化膜が満たされることにより、最終フィールド酸化膜51の表面が平坦化されている。
【0058】
図13に示すように構成される本発明の半導体装置の隔離構造の製造方法を、図14〜図19に基づいて説明すると次のようである。
【0059】
図14に示すように、まず、図2に示すように、フィールド領域を除いた活性領域に酸化膜22と窒化膜23の酸化防止膜を形成する。以後、その酸化防止膜をマスクとして用いて、フィールド領域の露出された基板21を所定深さまで乾式食刻することにより、陥没部41を形成する。この際、陥没部41の深さが小さいパターンのフィールド領域で成長されるフィールド酸化膜の厚さの半分程度になるようにして、活性領域のシリコン基板の表面に対して形成されるフィールド酸化膜の表面が実質的に平坦化されるように誘導する。
【0060】
図15に示すように、図14に示すように形成された構造上に酸化膜44を100〜300Åの厚さに蒸着してから、チャンネルストップドーピング領域の幅(W)に該当する厚さに窒化膜を700〜800℃の温度で化学気相蒸着法で蒸着する。以後、マスクを使用しないで、CFまたはSF等のガスを用いて酸化膜44の表面が露出されるまで窒化膜を異方性乾式食刻することにより、窒化膜の側壁46を形成する。
【0061】
図16に示すように、酸化膜の側壁46をマスクとして用いてシリコン基板21を熱酸化して、フィールド酸化膜47を成長させる。
【0062】
図17に示すように、その窒化膜の側壁46を除去してからBまたはBF等のイオン48を、基板21のN−フィールド領域に対してイオン注入する。
【0063】
図18に示すように、化学気相法を用いて、酸化膜、非晶質シリコン膜または多結晶シリコン膜のいずれかの蒸着膜49を、図17に示すような構造の全面上に蒸着する。次いで、その蒸着膜49が酸化膜である場合にはCFガスを用い、その蒸着膜49が非晶質シリコン膜または多結晶シリコン膜である場合はCHF+OまたはSFのガスを用いて、フィールド酸化膜47の表面が露出されるまでその蒸着膜49をエッチバック(etch−back )して、フィールド領域の縁部上のみに蒸着膜49が残るようにすることにより、その蒸着膜49の表面とフィールド酸化膜47の表面が互いに平坦化される。
【0064】
図19に示すように、その蒸着膜49が酸化膜である場合には、酸化性雰囲気または非活性雰囲気で、基板21を熱処理してチャンネルストップイオン48を活性化させることにより、拡散領域50を形成する。また、その蒸着膜49が非晶質シリコン膜または多結晶シリコン膜である場合は、酸化性雰囲気で基板21を熱処理して、蒸着膜49を酸化させるとともに、チャンネルストップイオン48を活性化させることにより、チャンネルストップ拡散領域50を形成する。以後、酸化膜44と窒化膜23を順次食刻して、フィールド領域の最終フィールド酸化膜51を完成する。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、フィールド領域の形成時、活性領域に隣接するフィールド領域の境界部でフィールド酸化膜の厚さが減少しチャンネルストップドーピング濃度が減少するフィールドトランジスタの脆弱部に、選択的にチャンネルストップドーピング濃度を増加させてフィールドトランジスタの絶縁特性を改善し、そのチャンネルストップドーピング領域を均一に形成することにより、フィールド領域の大きさによる絶縁特性の変化を最小化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による半導体装置の隔離構造を示す断面図である。
【図2】図1の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図3】図1の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図4】図1の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図5】図1の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図6】図1の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図7】本発明の他の実施例による半導体装置の隔離構造を示す断面図である。
【図8】図7の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図9】図7の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図10】図7の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図11】図7の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図12】図7の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例による半導体装置の隔離構造を示す断面図である。
【図14】図13の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図15】図13の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図16】図13の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図17】図13の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図18】図13の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図19】図13の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図20】従来技術によるスルーフィールドイオン注入を用いた半導体装置の隔離構造を示す断面図である。
【図21】従来の他の技術によるスルーフィールドイオン注入を用いた半導体装置の隔離構造を示す断面図である。
【図22】図21の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図23】図21の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【図24】図21の半導体装置の隔離構造の製造方法を示す断面工程図である。
【符号の説明】
1,11 単結晶シリコン基板
2 パッド酸化膜
3,13 n拡散領域
4,14 フィールド酸化膜
5,15 チャンネルストップドーピングイオン
16 窒化膜
21 単結晶シリコン基板
22 パッド酸化膜
23 窒化膜
24,27 フィールド酸化膜
25 チャンネルストップイオン
26 チャンネルストップ拡散領域
34,44 酸化膜
35 窒化膜
36,46 側壁
47,51 フィールド酸化膜
48 チャンネルストップイオン
49 蒸着膜
39,50 チャンネルストップ拡散領域
なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (7)

  1. 基板のフィールド領域を除いた領域上に第1絶縁層を形成する段階と、前記基板のフィールド領域を所定の深さに食刻する段階と、食刻された基板のフィールド領域と前記第1絶縁層上に第2絶縁層と第3絶縁層を順次蒸着する段階と、前記基板のフィールド領域の前記第2絶縁層上に前記第3絶縁層の側壁を形成する段階と、前記第3絶縁層の側壁をマスクとして用いて前記基板のフィールド領域の内部にLOCOS法によりフィールド絶縁膜を形成する段階と、前記第3絶縁層の側壁を除去する段階と、前記第3絶縁層の側壁の下部領域に該当する前記基板にチャンネルストップイオンをイオン注入する段階と、前記フィールド酸化膜の周辺に沿って平坦層を形成する段階と、前記チャンネルストップイオンを熱処理してチャンネルストップ拡散領域を形成する段階とを含むことを特徴とする、半導体装置の隔離構造の製造方法。
  2. 前記平坦層は、フィールド絶縁膜と前記第2絶縁層上に蒸着された後、エッチバックされて形成されることを特徴とする、請求項1記載の半導体装置の隔離構造の製造方法。
  3. 前記平坦層は、フィールド絶縁膜の表面に等しく平坦化されるようにエッチバックされることを特徴とする、請求項2記載の半導体装置の隔離構造の製造方法。
  4. 前記平坦層は、酸化膜でなることを特徴とする、請求項1記載の半導体装置の隔離構造の製造方法。
  5. 前記平坦層は、前記チャンネルストップイオンを熱処理してチャンネルストップ拡散領域を形成する間に酸化されることを特徴とする、請求項1記載の半導体装置の隔離構造の製造方法。
  6. 前記平坦層は、非晶質シリコン層でなることを特徴とする、請求項5記載の半導体装置の隔離構造の製造方法。
  7. 前記平坦層は、多結晶シリコン層でなることを特徴とする、請求項5記載の半導体装置の隔離構造の製造方法。
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