JPH09180414A - タイムコード発生装置 - Google Patents

タイムコード発生装置

Info

Publication number
JPH09180414A
JPH09180414A JP34143195A JP34143195A JPH09180414A JP H09180414 A JPH09180414 A JP H09180414A JP 34143195 A JP34143195 A JP 34143195A JP 34143195 A JP34143195 A JP 34143195A JP H09180414 A JPH09180414 A JP H09180414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference signal
power supply
time code
signal
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34143195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneichi Okada
常一 岡田
Koichi Ono
興市 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34143195A priority Critical patent/JPH09180414A/ja
Publication of JPH09180414A publication Critical patent/JPH09180414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】動作電源とバックアップ電源との切り替え使用
時における計時出力の連続性を担保する。 【解決手段】外部基準信号発生部20と、外部基準信号
が供給され、計時出力を生成するためのカウンタ部30
と、計時出力が供給されるタイムコード発生部50と、
電源供給部60とで構成される。カウンタ部には内部基
準信号となる内部時計44、計時出力生成用カウンタ手
段32・・・の他に内部基準信号と外部基準信号とを切
り替えるスイッチング手段40,42と、これらを制御
する制御部48が設けられている。動作電源とバックア
ップ電源との切り替え時には、内部基準信号の変化タイ
ミングに合わせて外部基準信号と内部基準信号との切り
替えが行われる。これによって電源切り替え使用時にお
ける計時出力の連続性が担保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は業務用VTRやテ
レビカメラシステムなどに適用して好適なタイムコード
発生装置に関する。詳しくは、装置不使用時にバックア
ップ電源に切り替えるとき、バックアップ時に使用され
る内部基準信号と通常動作時に使用される外部基準信号
との切り替えタイミングを、内部基準信号を基準にして
制御することによって動作電源切り替え前後におけるタ
イムコードの連続性を担保できるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】業務用VTRなどを使用した編集システ
ムでは、タイムコード発生装置から得られるタイムコー
ドを基準にして高精度の編集を実現している。このよう
な編集装置に使用されるタイムコード発生装置は図6の
ように構成されたものが知られている。
【0003】図6に示すタイムコード発生装置10は概
念図を示すものであって、外部基準信号としてのビデオ
信号発生部20、タイムコードの基礎となる計時情報を
出力するカウンタ部30、この計時情報とビデオ信号か
らタイムコードTCを生成するタイムコード発生部50
と、さらにこれらの動作電源となる電源供給部60とで
構成される。
【0004】ビデオ信号発生部20では水平同期信号H
やフレーム信号Fを含む外部基準信号(ビデオ信号)が
形成され、これがカウンタ部30に供給される。カウン
タ部30には図示はしないが複数の分周用のカウンタが
設けられ、通常動作時は外部基準信号を利用してこの外
部基準信号に同期した計時出力(フレーム信号、秒信
号、分信号および時間信号)が生成される。
【0005】カウンタ部30にはバックアップ時に使用
される時計手段44が設けられている。バックアップ時
には外部基準信号に代えて内部基準信号が使用される。
内部基準信号はデューデー50%の秒信号(パルス信
号)である。
【0006】カウンタ部30から出力された計時出力は
外部基準信号と共にタイムコード発生部50に供給され
て、計時出力に対応したタイムコードTCが生成され
る。
【0007】電源供給部60は通常動作時はビデオ信号
発生部20、カウンタ部30およびタイムコード発生部
50にそれぞれ動作電源(例えば5ボルト)が供給され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タイムコー
ド発生装置10が使用されないときでもタイムコードT
Cが得られるように構成しておかないと、次の編集動作
をスムーズに行うことができないため、通常はバックア
ップ機能が設けられている。図6に示す例では、動作電
源をオフにしたバックアップ時にはカウンタ部30とタ
イムコード発生部50のみに動作電源が供給される構成
を採用している。
【0009】図の例では動作電圧と同じ5ボルト電源が
供給されるように構成されているため、バックアップ時
の消費電力が大きくなり、長時間の動作が保証できな
い。
【0010】またカウンタ部30はビデオ信号発生部2
0から得られる外部基準信号に同期して計時出力が出力
されるようになっているものであるから、装置電源を再
投入したとき外部基準信号と内部基準信号との同期がと
れないことがある。
【0011】例えば通常動作電源を使用している状態で
この電源を切ったとき、ビデオ信号である外部基準信号
(図7B)から時計信号である内部基準信号(図7A)
への切り替えタイミングが同図A,Bのように丁度一致
したときには、例えば00:10:17:15,・・・11,12,13,14,00:
10:18:15から1sec後には00:10:19:15となり、正確にフ
リーランの時計信号による補間がなされて計時の連続性
が担保される。
【0012】しかし、図8のようにスイッチタイミング
を内部基準信号(時計信号)の切り替え位置にしていな
いと、例えば00:10:17:15,・・・11,12,13,14,00:10:18:15
より1sec後の値が00:10:20:11となってしまう。これに
よって図の例では21フレーム(1秒は25フレームで
構成されている)大きい値になるから計時の連続性が欠
如してしまう。つまり電源を切断するタイミングが不定
であるため、最大1sec弱の誤差が発生することにな
る。
【0013】そこでこの発明はこのような従来の課題を
解決したものであって、長時間バックアップできるよう
にすると共に、外部電源のオンオフタイミングが不定で
あったとしても、計時の連続性を担保できるようにした
タイムコード発生装置を提案するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため請求項1に記載した発明は、内部時計を有し、この
内部時計からの内部基準信号と外部基準信号とを電源モ
ードに応じて切り替えることによって所定の計時出力を
得るカウンタ部が設けられ、このカウンタ部からの計時
出力がタイムコード発生部に供給されるようになされる
と共に、動作時は上記外部基準信号に基づいて上記計時
出力が生成され、通常動作電源のオフ時にはこの電源電
圧よりも低いバックアップ電源に切り替えられると共
に、上記内部基準信号の変化タイミングに合わせて上記
外部基準信号と内部基準信号との切り替えが行われるよ
うにしたことを特徴とする。
【0015】請求項2に記載した発明は、内部基準信号
主導の下で計時出力が生成されている状態で、動作電源
がオンされたときには、通常動作電源に切り替えられる
と共に、上記内部基準信号の変化タイミングに合わせて
上記内部基準信号から外部基準信号に切り替えられ、こ
の外部基準信号に基づいて計時出力が生成されるように
したことを特徴とする。
【0016】請求項3に記載した発明は、外部基準信号
発生部と、計時出力を生成するためのカウンタ部と、計
時出力が供給されるタイムコード発生部と、電源供給部
とで構成され、上記カウンタ部には内部時計、計時出力
生成用カウンタ手段の他に内部基準信号と外部基準信号
とを切り替えるスイッチング手段と、これらを制御する
制御部が設けられたことを特徴とする。
【0017】請求項4に記載した発明は、上記外部基準
信号発生部は、ビデオ信号生成部を有し、これより得ら
れたフレーム信号が外部基準信号として使用されるよう
になされたことを特徴とする。
【0018】請求項5に記載した発明は、上記電源供給
部は、上記外部基準信号発生部、カウンタ部およびタイ
ムコード発生部をそれぞれ動作させるための通常動作電
源の他に、上記カウンタ部のみを動作させるバックアッ
プ電源が設けられたことを特徴とする。
【0019】請求項6に記載した発明は、上記電源供給
部には、通常動作電源に対応したパワースイッチと、こ
れと並列にシステムスイッチが設けられる他、上記パワ
ースイッチの状態を検出する検出手段が設けられ、この
検出手段から得られるオンオフ検出信号が上記制御部に
供給されると共に、上記制御部からのスイッチコントロ
ール信号で上記システムスイッチが制御されるようにな
されたことを特徴とする。
【0020】請求項7に記載した発明は、上記電源供給
部には、通常動作電源とバックアップ電源を切り替える
切り替えスイッチが設けられると共に、通常動作電源ラ
インの電圧に基づいて上記切り替えスイッチを制御する
電圧検出手段が設けられ、この電圧検出手段で通常動作
電源がオフされたことが検出されたときには、バックア
ップ電源に切り替えられるようになされたことを特徴と
する。
【0021】請求項8に記載した発明は、上記制御部に
は内部時計からの内部基準信号と上記オンオフ検出信号
がそれぞれ供給され、上記オンオフ検出信号が得られた
ときには上記内部基準信号の変化タイミングに合わせて
上記スイッチング手段に対するスイッチングパルスが出
力されるようになされたことを特徴とする。
【0022】通常の動作電圧を供給するための通常動作
電源のオン時は外部基準信号に同期してタイムコード用
のカウンタ部が動作する。電源切断時はマイコンを搭載
したカウンタ部で通常動作電源用のシステムスイッチを
オフ状態にすると共に、以下の処理を行ったのちに通常
動作電源を切断する。
【0023】内部時計のデータが変化する時点でタイム
コード用カウンタ部を時計補間に切り替える。これによ
って切り替え前後における計時の連続性が担保される。
このときの時計信号が内部基準信号(クロック信号)と
して使用される。電源オフ時はバックアップ状態となり
マイコンを搭載したカウンタ部のみ動作させる。このと
き時計動作のみの低消費電力状態にし、且つタイムコー
ドがこの時計により補間される。
【0024】電源投入時は内部時計のデータが変化する
時点で、タイムコード用カウンタ部をそれまでの時計補
間動作から外部基準信号によるタイムコードカウンタ部
に切り替える。このときもまた切り替えの前後における
計時の連続性が担保される。このように内部基準信号を
基準にして外部基準信号との切り替えを行えば、計時出
力の連続性を担保しながらバックアップ動作を行うこと
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】続いて、業務用VTRなどに適用
できるこの発明に係るタイムコード発生装置の実施の一
形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1はこの発明に係るタイムコード発生装
置10の一例を示す要部の系統図であって、従来と同様
に外部基準信号発生部20、タイムコード用のカウンタ
部30、タイムコード発生部50および電源供給部60
で構成される。
【0027】外部基準信号発生部20にはビデオ信号発
生部22が設けられ、水平同期信号Hに階段波信号が加
えられたビデオ信号が生成される。水平同期信号Hは水
晶振動子24からの発振出力を使用して生成される。ビ
デオ信号はフレーム信号生成部26に供給されてデュー
ティー50%のパルスよりなるフレーム信号Fが生成さ
れ、このフレーム信号F(水平同期信号Hを含む場合も
ある)が外部基準信号として利用される。
【0028】カウンタ部30はタイムコードの基礎とな
る計時出力を得るためのもので、その全体がマイクロコ
ンピュータで構成されているが、説明の都合上機能ブロ
ック化して説明する。このカウンタ部30にはフレーム
ブロック32を始めとして、秒(sec)ブロック34、
分(min)ブロック36および時間(hour)ブロック3
8を有する。これらの出力(フレーム、秒、分、時)が
全て計時出力として利用される。外部基準信号Fはフレ
ームブロック32に対するクロック信号として供給され
る。
【0029】この発明では電源のオンオフに関連して動
作する第1のスイッチング手段40がフレームブロック
32の前段に設けられ、第2のスイッチング手段42が
フレームブロック32の後段に設けられる。第2のスイ
ッチング手段42には内部基準信号として時計手段44
からの時計信号(秒信号)Cが秒ブロック34に対する
クロック信号として供給される。時計手段44は水晶振
動子46によって駆動される。水晶振動子46は外付け
である。
【0030】カウンタ部30にはさらにタイミングコン
トロール用の制御部48が設けられる。制御部48には
時計信号が供給され、後述するオンオフ検出信号Saが
供給されると時計信号Cの変化タイミングに同期してク
ロック切り替えパルスPcが生成され、このクロック切
り替えパルスPcでスイッチング手段40と42が同時
に切り替えられる。電源オフ時には第1のスイッチング
手段40はオフ(開放)され、第2のスイッチング手段
42は破線図示のように切り替えられて、外部基準信号
が遮断されると共に内部基準信号(時計信号C)に基づ
いて各ブロック34,36,38が動作する。
【0031】電源供給部60には動作電源を供給するた
めの通常動作電源62とバックアップ電源64とが設け
られる。通常動作電源62が5ボルト電源であるときに
は、バックアップ電源64はこれよりも低く、上述した
カウンタ部30が動作する最低の電源(例えば3ボルト
電源)が選ばれる。
【0032】通常動作電源62からの電源電圧はパワー
スイッチ66を介して上述した外部基準信号発生部2
0、カウンタ部30およびタイムコード発生部50にそ
れぞれその動作電圧として供給される。パワースイッチ
66にはこれと並列にシステムスイッチ68が接続さ
れ、パワースイッチ66が切られても後述する理由によ
って直ちに動作電源が遮断されないようにしている。
【0033】カウンタ部30に対する電源ラインには切
り替えスイッチ72が設けられ、これで通常動作電源6
2とバックアップ電源64とを切り替えるようにしてい
る。そのためこの通常動作電源62の電源ライン上には
電圧検出手段70が設けられ、電源のオフによってライ
ン電圧が低下したときに切り替えスイッチ72は破線図
示のように切り替えられ、電源のオンによってライン電
圧が上昇したときに実線図示のように切り替えられる。
【0034】パワースイッチ66にはそのオンオフ検出
手段74が設けられ、ここで検出されたオンオフ検出信
号Saが制御部48に供給され、また制御部48で生成
されたスイッチコントロール信号Sbでシステムスイッ
チ68にオフ状態に制御される。
【0035】さて、このように構成されたタイムコード
発生装置10にあってその動作を図2以下を参照して説
明する。
【0036】パワースイッチ66がオンしているときは
電圧検出手段70では5ボルト状態が検出されるので切
り替えスイッチ72は実線位置に切り替えられている。
外部基準信号発生部20、カウンタ部30およびタイム
コード発生部50のそれぞれには動作電源として5Vの
電圧が与えられる。その結果、フレーム信号Fが外部基
準信号としてカウンタ部30に供給され、カウンタ部3
0ではこの外部基準信号をクロック信号としてこれに同
期した計時出力が生成される。そして、この計時出力と
水平同期信号Hからタイムコード発生部50において
時、分、秒およびフレームに対応したタイムコードTC
が生成される。
【0037】この通常動作モードのときにパワースイッ
チ66がオフされたときの動作を図2を参照して説明す
る。図2のように時点t1でパワースイッチ66をオフ
にするまではクロック信号としてフレーム信号F(外部
基準信号)が使用されている(図2A,E)。
【0038】時点t1でパワースイッチ66をオフにす
ると、これよりTa遅れた時点t2でオンオフ検出信号
Saが得られ、制御部48ではこのオンオフ検出信号S
aを基準にして、図2Cに示す時計信号Cが最初に立ち
下がる時点t3にクロック切り替えパルスPc(同図
D)が生成される。このクロック切り替えパルスPcに
よってスイッチング手段40がオフしてフレーム信号F
が遮断されると共に、スイッチング手段42が破線図示
のように切り替えられて、時点t3より時計信号C(内
部基準信号)がクロック信号として利用される(同図
E)。
【0039】一方、時点t3より遅れた任意の時点t4
でカウンタ部30は低消費電力モードに遷移する(同図
F)。低消費電力モードに遷移したことが制御部48で
確認されると、直ちにこの制御部48からスイッチコン
トロール信号Sb(同図G)が出力されてこの時点t4
で始めてシステムスイッチ68をオフする。したがって
パワースイッチ66をオフしても時点t4までは電源供
給状態にある。
【0040】時点t4で電源電圧を完全に切断すること
で、外部基準信号発生部20とタイムコード発生部50
の電源供給が停止する。時点t4で電源ラインpの電位
が急激に低下するのでこの電位変化が電圧検出手段70
で検出され、切り替えスイッチ72は破線図示のように
瞬時に切り替えられる。その結果時点t4より僅かに遅
れた時点t5で電源ラインqの電位は5ボルトから3ボ
ルトに落ちる(同図I)。電源が低下した状態でカウン
タ部30には電源供給状態が維持される。このようにシ
ステムスイッチ68がオフされたのちはカウンタ部30
にのみ低消費電力用のバックアップ電源が供給される。
【0041】ここで、図2Cに示すように時計信号Cの
立ち下がりタイミングに同期してクロック信号は、外部
基準信号であるフレーム信号Fから内部基準信号である
時計信号に切り替えられる。したがって図3A,Bで示
すように、例えば00:10:17:15,・・・11,12,13,14,00:10:1
8:15の時間から1sec後には00:10:19:15となり、正確に
フリーランの時計信号による補間ができる。つまり、電
源切り替えによっても時間の連続性を担保できる。
【0042】パワースイッチ66をオンするときも時計
信号を基準にしてクロック信号の切り替え処理が行われ
る。図4を参照して説明すると、パワーオフ時点と時計
信号Cとが図4A,Bのようなタイミング関係にあると
き、時点t1でパワースイッチ66がオンされると、電
源ラインpの電位は5ボルト電位に上昇して(同図
G)、外部基準信号発生部20とタイムコード発生部5
0にそれぞれ所定の動作電圧が与えられて、それぞれが
動作状態となる。この電位上昇は電圧検出手段70にお
いても検出されるので、切り替えスイッチ72は実線側
に即座に切り替えられ、カウンタ部30にも通常の動作
電圧が印加されることになる(同図H)。
【0043】パワースイッチ66がオンするとこれが検
出手段74で検出されるので、時点t2で図2Bに示す
オンオフ検出信号Saが反転し、制御部48ではこれを
受けてカウンタ部30の消費電力を低消費電力モードか
ら通常動作モードに遷移させる(同図E)。
【0044】パワースイッチ66をオンした時点t1を
基準にして時計信号Cの最初の立ち下がりタイミング
(時点t3)にクロック切り替えパルスPc(同図B)
が生成され、これでスイッチング手段40がオンされ、
第2のスイッチング手段42も実線側に切り替えられる
ので、フレーム信号Fがクロック信号としてフレームブ
ロック32に供給されることになる(同図D)。
【0045】クロック信号は時計信号Cの変化タイミン
グに同期してフレーム信号Fに切り替えられるので、こ
の切り替えによっても時間の連続性は失われない。すな
わち、図5A,Bに示すように、例えば00:10:28:15の
次の時点00:10:29:15目でフレーム信号に切り替わるの
で、次が00:10:19:16,17,18と続き、00:10:29:15から1
sec後が00:10:30:15となる。このように時計信号を基準
にしてクロック信号を切り替えれば連続性を担保したタ
イムコードTCが得られることになる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明ではタイム
コード生成用のカウンタ部のみにバックアップ電源を供
給するように構成すると共に、タイムコード生成のため
のクロック信号として内部基準信号を基準にして外部基
準信号と内部基準信号とを切り替えるようにしたもので
ある。
【0047】これによれば、低消費電力でカウンタ部の
みをバックアップしているので数ヶ月に及ぶ長期撮影に
対しても高精度のタイムコードによる撮影が可能とな
る。
【0048】電源をオンオフさせてもカウンタ部が正確
に動作しているので、複数の機器で時間を同時セッティ
ングした後に撮影し、その映像をタイムコードで編集す
るときでも高精度の編集が可能となる。したがってVT
Rをマルチカメラで動作させて、いったん電源をオフし
た後翌日に再度使用する際にもタイムコードを再設定す
る必要がないなどの特徴を有する。
【0049】内蔵バッテリーでカウンタ部を動作させて
いるので、外部電源(バッテリー等)を消耗してしまう
というトラブルを避けることができる。したがってこの
発明はVTR編集システムやカメラシステムなどのタイ
ムコード発生装置に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るタイムコード発生装置の一実施
形態を示す要部の系統図である。
【図2】電源オンモードからオフモードへの動作モード
を説明する波形図である。
【図3】クロック切り替え時の位相が合っているときの
波形図である。
【図4】電源オフモードからオンモードへの動作モード
を説明する波形図である。
【図5】クロック切り替え時の位相が合っているときの
波形図である。
【図6】従来のタイムコード発生装置の系統図である。
【図7】時計信号への切り替え時における位相が合って
いないときの波形図である
【図8】ビデオ信号への切り替え時における位相が合っ
ていないときの波形図である。。
【符号の説明】
10 タイムコード発生装置 20 外部基準信号発生部 30 カウンタ部 50 タイムコード発生部 60 電源供給部 44 内部時計 48 制御部 40,42 スイッチング手段 62 動作電源 64 バックアップ電源 70 電圧検出手段 74 オンオフ検出手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部時計を有し、この内部時計からの内
    部基準信号と外部基準信号とを電源モードに応じて切り
    替えることによって所定の計時出力を得るカウンタ部が
    設けられ、 このカウンタ部からの計時出力がタイムコード発生部に
    供給されるようになされると共に、 動作時は上記外部基準信号に基づいて上記計時出力が生
    成され、 動作電源のオフ時には動作電源よりも低いバックアップ
    電源に切り替えられると共に、 上記内部基準信号の変化タイミングに合わせて上記外部
    基準信号と内部基準信号との切り替えが行われるように
    したことを特徴とするタイムコード発生装置。
  2. 【請求項2】 内部基準信号主導の下で計時出力が生成
    されている状態で、動作電源がオンされたときには通常
    動作電源に切り替えられると共に、 上記内部基準信号の変化タイミングに合わせて上記内部
    基準信号から外部基準信号に切り替えられ、この外部基
    準信号に基づいて計時出力が生成されるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のタイムコード発生装置。
  3. 【請求項3】 外部基準信号発生部と、計時出力を生成
    するためのカウンタ部と、計時出力が供給されるタイム
    コード発生部と、電源供給部とで構成され、 上記カウンタ部には内部時計、計時出力生成用カウンタ
    手段の他に内部基準信号と外部基準信号とを切り替える
    スイッチング手段と、これらを制御する制御部が設けら
    れたことを特徴とするタイムコード発生装置。
  4. 【請求項4】 上記外部基準信号発生部は、ビデオ信号
    生成部を有し、これより得られたフレーム信号が外部基
    準信号として使用されるようになされたことを特徴とす
    る請求項3記載のタイムコード発生装置。
  5. 【請求項5】 上記電源供給部は、上記外部基準信号発
    生部、カウンタ部およびタイムコード発生部をそれぞれ
    動作させるための通常動作電源の他に、上記カウンタ部
    のみを動作させるバックアップ電源が設けられたことを
    特徴とする請求項3記載のタイムコード発生装置。
  6. 【請求項6】 上記電源供給部には、通常動作電源に対
    応したパワースイッチと、これと並列にシステムスイッ
    チが設けられる他、上記パワースイッチの状態を検出す
    る検出手段が設けられ、 この検出手段から得られるオンオフ検出信号が上記制御
    部に供給されると共に、 上記制御部からのスイッチコントロール信号で上記シス
    テムスイッチが制御されるようになされたことを特徴と
    する請求項3記載のタイムコード発生装置。
  7. 【請求項7】 上記電源供給部には、通常動作電源とバ
    ックアップ電源を切り替える切り替えスイッチが設けら
    れると共に、通常動作電源ラインの電圧に基づいて上記
    切り替えスイッチを制御する電圧検出手段が設けられ、 この電圧検出手段で通常動作電源がオフされたことが検
    出されたときには、バックアップ電源に切り替えられる
    ようになされたことを特徴とする請求項3記載のタイム
    コード発生装置。
  8. 【請求項8】 上記制御部には内部時計からの内部基準
    信号と上記オンオフ検出信号がそれぞれ供給され、 上記オンオフ検出信号が得られたときには上記内部基準
    信号の変化タイミングに合わせて上記スイッチング手段
    に対するスイッチングパルスが出力されるようになされ
    たことを特徴とする請求項1および3記載のタイムコー
    ド発生装置。
JP34143195A 1995-12-27 1995-12-27 タイムコード発生装置 Pending JPH09180414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34143195A JPH09180414A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 タイムコード発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34143195A JPH09180414A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 タイムコード発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09180414A true JPH09180414A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18346030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34143195A Pending JPH09180414A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 タイムコード発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09180414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8331764B2 (en) 2007-11-30 2012-12-11 Sony Corporation Recording/reproducing apparatus and method of reconstructing time code

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8331764B2 (en) 2007-11-30 2012-12-11 Sony Corporation Recording/reproducing apparatus and method of reconstructing time code

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7423462B2 (en) Clock capture in clock synchronization circuitry
JP3824172B2 (ja) Pll回路
US6087857A (en) Clock signal phase comparator
JP2788855B2 (ja) Pll回路装置
CN100505126C (zh) 熔断电路及显示驱动电路
JPH09180414A (ja) タイムコード発生装置
JPH06235778A (ja) 指針式電子時計のデータ送受信システム
JP3251518B2 (ja) 同期結合装置
JPH1093904A (ja) ビデオカメラのタイムコード生成回路および生成方法
JP2693047B2 (ja) 基準信号作成回路
JPH06258464A (ja) データ送信機能付電子時計
JP2002181971A (ja) リアルタイムクロック
JP3346497B2 (ja) 電源同期パルス生成回路
JPH0695638A (ja) サンプリングスタートパルス発生回路
JP3589752B2 (ja) フレーム同期回路
JPH09145868A (ja) 時計装置
JPH0526554Y2 (ja)
JPH0129431B2 (ja)
JPH0527054A (ja) 停電対応交流電源タイマー
KR920007266Y1 (ko) 전자식 아날로그 초침 자동 조절장치
JPH0540183A (ja) リアルタイムクロツク
JPH08271660A (ja) 時計装置
JPH09116779A (ja) クロック発生回路およびそれを用いたパルス生成回路
JPH08221041A (ja) 表示装置の同期制御回路
JPS594677B2 (ja) 電子時計