JPH09178070A - 管体の接続構造 - Google Patents

管体の接続構造

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JPH09178070A
JPH09178070A JP33523795A JP33523795A JPH09178070A JP H09178070 A JPH09178070 A JP H09178070A JP 33523795 A JP33523795 A JP 33523795A JP 33523795 A JP33523795 A JP 33523795A JP H09178070 A JPH09178070 A JP H09178070A
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JP
Japan
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pipe
pipe body
seal member
large diameter
fastener
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Application number
JP33523795A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyasu Yokota
信泰 横田
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は管体の接続構造に関し、管体の嵌合
接続部の変形が少なく再結合が可能な管体の接続構造を
提供することを目的とする。 【解決手段】 管体13の接続端にテーパ部17を介し
て大径部19を形成し、当該大径部19にスリット21
を設けて、内方へ折曲する折曲部25を先端に有し外方
へ突出する突部27を有する弾性片23を形成すると共
に、管体15の接続端にリング状のシール部材28を環
装し、その管端15aから所定の距離をおいて先端側テ
ーパ部29と後側テーパ部31とを介して大径部33を
形成し、締付具35に上記突部27の位置決め孔43を
設け、締付具35の締付けで、後側テーパ部31を摺動
する折曲部25が管体15をスライドさせて、先端側テ
ーパ部29をシール部材28を介して上記テーパ部17
に圧接させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両排気管等の管
体相互を接続する管体の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車両の排気管相互を接続す
るには、実開昭62−176425号公報又は図6に示
すように、接続端側を拡開してスリット1を設けた第1
の排気管3に第2の排気管5を嵌合した後、その嵌合部
分をUボルトクランプ7やCクランプ等の締付具で締め
付けて両排気管3,5を連結固定している。
【0003】そして、第2の排気管5の嵌合接続部に形
成されたシーリング材注入溝9にゾル状のシーリング材
11を外部から注入して、排ガスのガス洩れを防止して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述した従
来の接続構造にあっては、Uボルトクランプ7やCクラ
ンプで第1の排気管3の嵌合接続部を変形させてこれを
第2の排気管5に圧接させる構造上、両排気管3,5の
取外し後、第1の排気管3の嵌合接続部に変形が残って
再結合が難しく、又、シーリング材11がゲル化して両
排気管3,5に固着するため、現実には排気管3,5相
互の取外しが困難となる虞があった。
【0005】然も、シーリング材注入溝9へのシーリン
グ材11の注入量が少ないと、微量ながら排ガスのガス
洩れが発生する虞があり、又、シーリング材11の注入
量が多すぎると、排気管3,5内にシーリング材11が
入り込んでゲル化し、これが異音発生の一因となる可能
性も指摘されていた。本発明は斯かる実情に鑑み案出さ
れたもので、ガス洩れや異音発生の虞がなく、又、接続
した管体相互の取外しが容易であると共に、管体の嵌合
接続部の変形が少なく再結合が可能な管体の接続構造を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、接続される第1の管体と第
2の管体の接続端を嵌合し、その嵌合部分を締付具で締
め付け固定する管体の接続構造に於て、上記第1の管体
の接続端に、管端に向けて拡径するテーパ部を介して大
径部を形成し、当該大径部にスリットを設けて、内方へ
折曲する折曲部を先端に有し且つ外方へ突出する突部を
有する少なくとも2つの弾性片を管体の軸方向に形成す
ると共に、第2の管体の接続端にリング状のシール部材
を環装し、且つ当該管体の管端から所定の距離をおい
て、管端に向けて縮径し上記テーパ部に上記シール部材
を介して当接する先端側テーパ部と、管端に向けて拡径
し、締付具による締付け時に上記折曲部が摺動する後側
テーパ部とを介して上記大径部内に嵌合する大径部を形
成し、上記締付具に、弾性片に設けた突部が挿入される
位置決め孔を設け、締付具による嵌合部分の締め付け
で、後側テーパ部を摺動する弾性片先端の折曲部が第2
の管体をスライドさせて、その先端側テーパ部をシール
部材を介して第1の管体のテーパ部に圧接させるように
したものである。
【0007】(作用)請求項1に係る管体の接続構造に
よって管体相互を接続するには、第2の管体の接続端に
リング状のシール部材を環装し、そして、締付具に設け
た位置決め孔に弾性片の突部を挿入して当該締付具を第
1の管体の大径部に仮止めした後、第2の管体の接続端
を第1の管体内に嵌合して嵌合部分を締付具で締め付け
ればよい。
【0008】而して、締付具の締付けに伴い、突部が締
付具のズレを防止してその締付力を弾性片に確実に作用
させるので、弾性片が内方へ付勢されて、その先端に設
けた折曲部が第2の管体に設けた後側テーパ部に圧接,
摺動し乍ら当該管体をスライドさせて、先端側テーパ部
がシール部材を第1の管体のテーパ部の内周に圧接させ
ることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1乃至図5は請求項1に係る
管体の接続構造の一実施形態を示し、図1に於て、1
3,15は接続される第1の管体と第2の管体で、第1
の管体13の接続端には、管端13aに向けて拡径する
テーパ部17を介して円筒状の大径部19が形成されて
いる。
【0010】そして、上記大径部19には、4本のスリ
ット21を管体13の軸方向に設けて2つの短冊状の弾
性片23が対向して形成されており、図4に示すように
各弾性片23はその先端側が夫々外方へ若干湾曲した形
状となっている。そして、各弾性片23の先端には、夫
々、内方へ折曲する折曲部25が形成されると共に、外
方へ湾曲した部位の後方に外方へ突出する突部27が突
設された構造となっている。
【0011】一方、図1に示すように上記管体13内に
嵌合する第2の管体15の接続端には、リング状のガス
ケットからなるシール部材28が環装されている。又、
この接続端には、管端15aに向けて縮径する先端側テ
ーパ部29と、管端15aに向けて拡径する後側テーパ
部31とを介して円筒状の大径部33が管端15aから
所定の距離をおいて設けられており、当該大径部33は
上記大径部19内に嵌合可能な外径寸法となっている。
【0012】図2は上記管体13,15の嵌合部分を締
め付け固定する締付具(Cクランプ)35を示し、従来
と同様、そのボルト締付部37に補強用フランジ39が
形成されている。そして、図2及び図3に示すように締
付具35の円弧部41には、弾性片23に設けた突部2
7に対応して2つの位置決め孔43が形成されており、
図4に示すように管体13,15の接続時に、当該位置
決め孔43に弾性片23の突部27を挿入して嵌合部分
を締付具35で締め付ければ、突部27が締付具35の
ズレを防止してその締付力が確実に各弾性片23に作用
するようになっている。
【0013】そして、締付具35の締付けに伴い、先端
側が若干外方へ湾曲した各弾性片23が内方へ付勢され
て、その先端に設けた折曲部25が管体15の後側テー
パ部31に圧接,摺動し乍ら、当該管体15を矢印A方
向へスライドさせるようになっており、図5に示すよう
に締付具35の締付けが完了すると、矢印A方向へスラ
イドした管体15の先端側テーパ部29が、テーパ部1
7の内周に圧接するようになっている。
【0014】従って、図4に示すように管体13,15
の接続に当たり、第2の管体15の管端15aからシー
ル部材28を先端側テーパ部29の近傍に環装しておけ
ば、締付具35の締付けに伴い、矢印A方向へスライド
した管体15の先端側テーパ部29が、シール部材28
をテーパ部17の内周に圧接させて嵌合接続部の気密性
が図られることとなる。
【0015】本実施形態はこのように構成されているか
ら、管体13,15相互を接続するには、上述したよう
に先ず、第2の管体15の管端15aからリング状のシ
ール部材28を先端側テーパ部29の近傍に環装し、そ
して、締付具35に設けた位置決め孔43に弾性片23
の突部27を挿入して当該締付具35を第1の管体13
の大径部19に仮止めする。そして、図4に示すように
管体15の接続端を第1の管体13内に嵌合してシール
部材28を先端側テーパ部29とテーパ部17とで挟持
した後、嵌合部分を締付具35で締め付ければよい。
【0016】而して、斯様に両管体13,15の嵌合部
分を締付具35で締め付けていくに伴い、突部27が締
付具35のズレを防止してその締付力を弾性片23に確
実に作用させるので、図5に示すように弾性片23が内
方へ付勢されて、その先端の折曲部25が第2の管体1
5に設けた後側テーパ部31に圧接,摺動し乍ら当該管
体15を矢印A方向にスライドさせ、この結果、先端側
テーパ部29がシール部材28をテーパ部17の内周に
圧接させて嵌合接続部の気密性が図られる。
【0017】このように、本実施形態に係る管体の接続
構造にあっても、従来と同様、管体13,15の嵌合接
続部を締付具35で締め付けることで管体13,15相
互が連結固定されるが、管体13,15の嵌合部分を締
付具35で締め付けていくに伴い、弾性片23に設けた
突部27が締付具35のズレを防止して、締付具39の
締付力を弾性片23に確実に作用させることができる。
【0018】従って、本実施形態によれば、締付具35
の締付けに伴い、弾性片23の先端に設けた折曲部25
が、第2の管体15の後側テーパ部31に圧接,摺動し
乍ら当該管体15を矢印A方向へ確実にスライドさせて
先端側テーパ部29でシール部材28をテーパ部17の
内周に圧接させるので、嵌合接続部の気密性が容易且つ
確実に図られることとなった。
【0019】又、上記弾性片23は弾性を有し、然も、
その先端に設けた折曲部25は、締付具35の締付けに
伴い後側テーパ部31の傾斜面を下方へ摺動していくた
め、締付具35の締付けによる変形が少ない。そして、
締付具35を取り外すと、弾性片23及び折曲部25は
スプリングバックによって元の形状に復帰するため、図
6に示す従来例に比し管体13の接続端に変形が残らず
再結合が可能であるといった利点を有する。
【0020】更に又、本実施形態によれば、図6に示す
ゾル状のシーリング材11に代えてリング状のガスケッ
トからなるシール部材28を用いるため、シーリング材
11を用いたことに起因するガス洩れや異音発生の虞が
ないし、然も、シール部材28はシーリング材11の如
く固化して管体13,15の取り外しに何ら支障を来す
こともないため、管体13,15の取外しも容易であ
る。
【0021】尚、上記実施形態では、図1及び図4に示
すように弾性片23に半円弧状の突部27を形成した
が、ビード加工によって斯かる突部をビードとしてもよ
いことは勿論であるし、締付具35もCクランプに代え
Uボルトクランプ等を用いてもよい。又、弾性片23は
管体15を矢印A方向へスライドさせる機能上、少なく
とも2つの弾性片を所定間隔を開けて設けることが必要
である。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る管体
の接続構造によれば、締付具の締付けによって嵌合接続
部の気密性が容易且つ確実に図られると共に、シーリン
グ材を用いた従来構造に比し、管体相互の取外しが容易
で排ガスのガス洩れや異音発生の虞がなく、又、管体の
嵌合接続部の変形が少なく再結合が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の一実施形態に於ける管体
の接続端の平面図である。
【図2】締付具の平面図である。
【図3】図2に示す締付具の側面図である。
【図4】請求項1に係る発明の一実施形態に於ける締付
具の締付け状態を示す要部断面図である。
【図5】請求項1に係る発明の一実施形態に於ける締付
具の締付け完了状態を示す要部断面図である。
【図6】従来の管体の接続構造の部分断面図である。
【符号の説明】
13 第1の管体 15 第2の管体 17 テーパ部 19,33 大径部 23 弾性片 25 折曲部 27 突部 28 シール部材 29 先端側テーパ部 31 後側テーパ部 35 締付具 43 位置決め孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続される第1の管体(13)と第2の
    管体(15)の接続端を嵌合し、その嵌合部分を締付具
    (35)で締め付け固定する管体の接続構造に於て、 上記第1の管体(13)の接続端に、管端(13a)に
    向けて拡径するテーパ部(17)を介して大径部(1
    9)を形成し、当該大径部(19)にスリット(21)
    を設けて、内方へ折曲する折曲部(25)を先端に有し
    且つ外方へ突出する突部(27)を有する少なくとも2
    つの弾性片(23)を管体(13)の軸方向に形成する
    と共に、 第2の管体(15)の接続端にリング状のシール部材
    (28)を環装し、当該管体(15)の管端(15a)
    から所定の距離をおいて、管端(15a)に向けて縮径
    し上記テーパ部(17)にシール部材(28)を介して
    当接する先端側テーパ部(29)と、管端(15a)に
    向けて拡径し、締付具(35)による締付け時に上記折
    曲部(25)が摺動する後側テーパ部(31)とを介し
    て上記大径部(19)内に嵌合する大径部(33)を形
    成し、 上記締付具(35)に、弾性片(23)に設けた突部
    (27)が挿入される位置決め孔(43)を設け、 締付具(35)による嵌合部分の締め付けで、後側テー
    パ部(31)を摺動する弾性片先端の折曲部(25)が
    第2の管体(15)をスライドさせて、その先端側テー
    パ部(29)をシール部材(28)を介して第1の管体
    (13)のテーパ部(17)に圧接させるようにしたこ
    とを特徴とする管体の接続構造。
JP33523795A 1995-12-22 1995-12-22 管体の接続構造 Pending JPH09178070A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013017947A1 (de) * 2013-10-29 2015-05-21 Audi Ag Endrohrblende sowie Verfahren zur Montage einer Endrohrblende

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013017947A1 (de) * 2013-10-29 2015-05-21 Audi Ag Endrohrblende sowie Verfahren zur Montage einer Endrohrblende
DE102013017947A8 (de) * 2013-10-29 2015-08-27 Audi Ag Endrohrblende sowie Verfahren zur Montage einer Endrohrblende
DE102013017947B4 (de) * 2013-10-29 2015-10-22 Audi Ag Endrohrblende sowie Verfahren zur Montage einer Endrohrblende

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