JPH08338575A - 管継手 - Google Patents
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- JPH08338575A JPH08338575A JP17288195A JP17288195A JPH08338575A JP H08338575 A JPH08338575 A JP H08338575A JP 17288195 A JP17288195 A JP 17288195A JP 17288195 A JP17288195 A JP 17288195A JP H08338575 A JPH08338575 A JP H08338575A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のフランジ継手に代る低コストで、組立
も容易な管継手を提供する。 【構成】 被接続管の端部１に管端に向かって径大とな
るように傾斜するテーパー部１１を形成し、二つの被接
続管の端部１、１の外面１、１上に跨がるようにもうけ
たＣクランプ３の両側縁のテーパー部３１を上記テーパ
ー部１１に係合させる。シール部材６（７）は上記テー
パー部１より内部側の直管部１３に内接する内管上に装
着され、該シール部材の管軸方向両側には押圧面となる
前記テーパー部１１の内面が当接又は近接している。Ｃ
クランプの割り部３２の両側の部材３３に挿通したボル
ト４を締めＣクランプを締付けたとき、上記テーパー部
１１を互いに近接するように端部１、１が移動し、シー
ル部材は押圧面１１により押圧される。
も容易な管継手を提供する。 【構成】 被接続管の端部１に管端に向かって径大とな
るように傾斜するテーパー部１１を形成し、二つの被接
続管の端部１、１の外面１、１上に跨がるようにもうけ
たＣクランプ３の両側縁のテーパー部３１を上記テーパ
ー部１１に係合させる。シール部材６（７）は上記テー
パー部１より内部側の直管部１３に内接する内管上に装
着され、該シール部材の管軸方向両側には押圧面となる
前記テーパー部１１の内面が当接又は近接している。Ｃ
クランプの割り部３２の両側の部材３３に挿通したボル
ト４を締めＣクランプを締付けたとき、上記テーパー部
１１を互いに近接するように端部１、１が移動し、シー
ル部材は押圧面１１により押圧される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は接続されるべき二つの管
の端部を気密に接続する管継手に関し、自動車の排気管
の継手として特に好適なものである。
の端部を気密に接続する管継手に関し、自動車の排気管
の継手として特に好適なものである。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】高温の燃
焼ガスを排気する自動車の排気管の管継手には通常図１
１に側面図を示すフランジ継手が用いられている。すな
わち、ステンレス鋼もしくは鋼からなる接続されるべき
管の端部１、１にそれぞれステンレス鋼もしくは鋼から
なるフランジ８を溶接し、該フランジ間に金属ガスケッ
ト９を介在させてフランジ同士を複数本（通常２本）の
ボルト４、４により気密に接続したものである。
焼ガスを排気する自動車の排気管の管継手には通常図１
１に側面図を示すフランジ継手が用いられている。すな
わち、ステンレス鋼もしくは鋼からなる接続されるべき
管の端部１、１にそれぞれステンレス鋼もしくは鋼から
なるフランジ８を溶接し、該フランジ間に金属ガスケッ
ト９を介在させてフランジ同士を複数本（通常２本）の
ボルト４、４により気密に接続したものである。
【０００３】然しながら、上記のフランジ継手はフラン
ジ自体がコスト高であり、またフランジと管との溶接コ
ストも大である。更に溶接によりフランジに歪が生じ易
いという問題がある。従って、フランジを使用しない、
より安価な管継手の開発が望まれている。
ジ自体がコスト高であり、またフランジと管との溶接コ
ストも大である。更に溶接によりフランジに歪が生じ易
いという問題がある。従って、フランジを使用しない、
より安価な管継手の開発が望まれている。
【０００４】フランジを用いない、より安価な管継手と
して、接続されるべき管の端部を拡開加工して一方の管
の端部を他方の管の端部に差込み、この差込み部の内管
と外管との間にシール部材を装着し内管と外管との間を
気密にシールすることが検討されている。然し、この場
合、差込み部の外側に設けたクランプにより外側の管を
その径方向にたわませてシール部材を圧縮するために外
側管に適宜にスリットを設ける必要があり、シールが複
雑になるとともに管端部の加工も面倒になる。
して、接続されるべき管の端部を拡開加工して一方の管
の端部を他方の管の端部に差込み、この差込み部の内管
と外管との間にシール部材を装着し内管と外管との間を
気密にシールすることが検討されている。然し、この場
合、差込み部の外側に設けたクランプにより外側の管を
その径方向にたわませてシール部材を圧縮するために外
側管に適宜にスリットを設ける必要があり、シールが複
雑になるとともに管端部の加工も面倒になる。
【０００５】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、従来のフランジ接続に代る、低コストで組立も容易
な新規な管継手を提案するものである。
で、従来のフランジ接続に代る、低コストで組立も容易
な新規な管継手を提案するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成を実施例に対応する図１及び図２並びに図９及
び図１０を主に参照して説明する。図１は本発明の第１
実施例のＣクランプ締付前の一部縦断正面図であり、図
２はＣクランプ締付後の一部縦断正面図である。図９は
Ｃクランプの正面図、図１０はＣクランプの右側面図で
ある。
明の構成を実施例に対応する図１及び図２並びに図９及
び図１０を主に参照して説明する。図１は本発明の第１
実施例のＣクランプ締付前の一部縦断正面図であり、図
２はＣクランプ締付後の一部縦断正面図である。図９は
Ｃクランプの正面図、図１０はＣクランプの右側面図で
ある。
【０００７】本発明の管継手は、管端に向かって径大と
なるように管軸方向に傾斜するテーパー部１１を形成し
た接続されるべき両管の端部１、１と、前記テーパー部
より内部側の直管部１３、１３に内接する内管２と、該
両管の端部１、１の外面上に跨がりかつ両管の端部１、
１の前記テーパー部１１、１１の外面に係合するテーパ
ー部３１、３１を両側縁に有するＣクランプ３と、該Ｃ
クランプ３の割り部３２両側の部材３３、３３に挿通さ
れたボルト４とこれに螺合するナット５と、前記内管２
の外面２１もしくは端面２２に装着され前記両管の端部
１、１内の押圧面が管軸方向両側に当接もしくは近接す
るシール部材６とからなり、前記ボルト４及びナット５
を締結することによりＣクランプ３を締付け縮径したと
き、両端の端部のテーパー部１１、１１が互いに近接す
るように両管を管軸方向に移動させるとともに前記シー
ル部材６、７が前記押圧面により管軸方向に押圧される
ように形成されていることを特徴とするものである。
なるように管軸方向に傾斜するテーパー部１１を形成し
た接続されるべき両管の端部１、１と、前記テーパー部
より内部側の直管部１３、１３に内接する内管２と、該
両管の端部１、１の外面上に跨がりかつ両管の端部１、
１の前記テーパー部１１、１１の外面に係合するテーパ
ー部３１、３１を両側縁に有するＣクランプ３と、該Ｃ
クランプ３の割り部３２両側の部材３３、３３に挿通さ
れたボルト４とこれに螺合するナット５と、前記内管２
の外面２１もしくは端面２２に装着され前記両管の端部
１、１内の押圧面が管軸方向両側に当接もしくは近接す
るシール部材６とからなり、前記ボルト４及びナット５
を締結することによりＣクランプ３を締付け縮径したと
き、両端の端部のテーパー部１１、１１が互いに近接す
るように両管を管軸方向に移動させるとともに前記シー
ル部材６、７が前記押圧面により管軸方向に押圧される
ように形成されていることを特徴とするものである。
【０００８】また、上記構成における内管２を備えない
他の実施例に対応する図７及び図８を参照して説明する
と、本発明の管継手は、接続されるべき両管の中の一方
の管の端部１において前記テーパー部１１よりも管端側
に大径直管部１６を設け、他方の管の端部１′において
前記テーパー部１１よりも管端側に逆向きのテーパー部
１８と小径直管部１９とを順次に設け、シール部材７を
大径直管部１６の内面と小径直管部１９の外面との間に
装着するとともに、押圧面たる前記一方の管の前記テー
パー部１１の内面と前記他方の管の前記逆向きのテーパ
ー部１８の外面とをシール部材７の管軸方向両側に当接
もしくは近接させたものである。
他の実施例に対応する図７及び図８を参照して説明する
と、本発明の管継手は、接続されるべき両管の中の一方
の管の端部１において前記テーパー部１１よりも管端側
に大径直管部１６を設け、他方の管の端部１′において
前記テーパー部１１よりも管端側に逆向きのテーパー部
１８と小径直管部１９とを順次に設け、シール部材７を
大径直管部１６の内面と小径直管部１９の外面との間に
装着するとともに、押圧面たる前記一方の管の前記テー
パー部１１の内面と前記他方の管の前記逆向きのテーパ
ー部１８の外面とをシール部材７の管軸方向両側に当接
もしくは近接させたものである。
【０００９】
【作用】上記構成を有する本発明の管継手は、接続され
るべき両管の端部１、１もしくは１、１′に管端に向か
って径大となるように管軸方向に傾斜するテーパー部１
１、１１を備え、両管の端部外面上に跨がるＣクランプ
３の両側縁のテーパー部３１、３１が上記テーパー部１
１、１１と係合するので、ボルト４及びナット５を締結
することによりＣクランプ３を締付け、縮径し、Ｃクラ
ンプ３の締付力Ｆがテーパー部１１、１１に作用したと
き、テーパー部１１にはテーパー部１１、１１を互いに
近接させるように管軸方向の分力ｆが作用し、両管の端
部１、１もしくは１、１′を互いに近接するように管軸
方向に移動させる。
るべき両管の端部１、１もしくは１、１′に管端に向か
って径大となるように管軸方向に傾斜するテーパー部１
１、１１を備え、両管の端部外面上に跨がるＣクランプ
３の両側縁のテーパー部３１、３１が上記テーパー部１
１、１１と係合するので、ボルト４及びナット５を締結
することによりＣクランプ３を締付け、縮径し、Ｃクラ
ンプ３の締付力Ｆがテーパー部１１、１１に作用したと
き、テーパー部１１にはテーパー部１１、１１を互いに
近接させるように管軸方向の分力ｆが作用し、両管の端
部１、１もしくは１、１′を互いに近接するように管軸
方向に移動させる。
【００１０】従って、シール部材６もしくは７の管軸方
向両側に当接もしくは近接する押圧面１１、１１もしく
は１５、１５或は１１、１８がシール部材６もしくは７
を管軸方向両側から押圧してシール部材６、７を変形さ
せ、内管２及び被接続管の端部１、１に圧接させ、又は
大径直管部１６及び小径直管部１９に圧接させる。従っ
て接続されるべき両管の端部１、１もしくは１、１′が
気密に接続される。
向両側に当接もしくは近接する押圧面１１、１１もしく
は１５、１５或は１１、１８がシール部材６もしくは７
を管軸方向両側から押圧してシール部材６、７を変形さ
せ、内管２及び被接続管の端部１、１に圧接させ、又は
大径直管部１６及び小径直管部１９に圧接させる。従っ
て接続されるべき両管の端部１、１もしくは１、１′が
気密に接続される。
【００１１】
【実施例】本発明の詳細を実施例の図面に基づき以下に
説明する。図１及び図２は、前述の通り、Ｃクランプの
締付前及び締付後の本発明第１実施例の一部縦断正面図
であり、図３及び図４はＣクランプ締付前及び締付後の
第２実施例の一部縦断正面図であり、図５及び図６は本
発明の第３実施例についての同様な図面であり、図７及
び図８は本発明の第４実施例についての同様な図面であ
る。図９及び図１０は、前述の通り、Ｃクランプの正面
図及び右側面図である。同一符号は同一部分を示してい
る。
説明する。図１及び図２は、前述の通り、Ｃクランプの
締付前及び締付後の本発明第１実施例の一部縦断正面図
であり、図３及び図４はＣクランプ締付前及び締付後の
第２実施例の一部縦断正面図であり、図５及び図６は本
発明の第３実施例についての同様な図面であり、図７及
び図８は本発明の第４実施例についての同様な図面であ
る。図９及び図１０は、前述の通り、Ｃクランプの正面
図及び右側面図である。同一符号は同一部分を示してい
る。
【００１２】まず、第１実施例について説明すると、被
接続両管の端部１、１にはそれぞれ管端に向かって順次
にテーパー部１４、直管部１３、テーパー部１１及び大
径直管部１２が形成されている。テーパー部１４及びテ
ーパー部１１はともに管端に向かって径大となるように
管軸方向に傾斜している。内管２はその外面２１の両端
部が被接続両管の前記直管部１３、１３に内接するよう
に設けられている。内管２の外面２１の中央部と被接続
両管の前記大径部１２、１２との間にシール部材として
金属メッシュ入りカーボンリング６が装着され、該カー
ボンリング６の管軸方向両側には押圧面となる前記テー
パー部１１、１１の内面が当接もしくは近接している。
内管の両端面とテーパー部１４との間には締め代用のク
リアランスが適宜に設けられている。
接続両管の端部１、１にはそれぞれ管端に向かって順次
にテーパー部１４、直管部１３、テーパー部１１及び大
径直管部１２が形成されている。テーパー部１４及びテ
ーパー部１１はともに管端に向かって径大となるように
管軸方向に傾斜している。内管２はその外面２１の両端
部が被接続両管の前記直管部１３、１３に内接するよう
に設けられている。内管２の外面２１の中央部と被接続
両管の前記大径部１２、１２との間にシール部材として
金属メッシュ入りカーボンリング６が装着され、該カー
ボンリング６の管軸方向両側には押圧面となる前記テー
パー部１１、１１の内面が当接もしくは近接している。
内管の両端面とテーパー部１４との間には締め代用のク
リアランスが適宜に設けられている。
【００１３】被接続両管の端部１、１に跨がって装着さ
れた、割り部３２を有するＣ字形のＣクランプ３は両側
縁に被接続両管の前記テーパー部１１、１１と係合する
テーパー部３１を備えている。互いに係合するテーパー
部１１及び３１はテーパー角度を等しくし、Ｃクランプ
を締付けたときにテーパー部１１に作用する管軸方向の
分力ｆを最大にする見地からテーパー角度を４５度に選
ぶのが望ましい。Ｃクランプの割り部３２の両側に脚部
３５によって取付けられた部材３３、３３のボルト挿通
孔３４にボルト４が挿通され、これにナット５が螺合さ
れている。なお、内管２の外径が被接続管の外径よりも
小さく、内管２が被接続管の内面に内接する場合には前
記のテーパー部１４は設ける必要がない。前記の金属メ
ッシュ入りカーボンリングはステンレス鋼線等の金属細
線を円筒状にメリヤス編みした金網を芯として膨張黒鉛
を圧縮成形した円筒状のリングであり優れた耐熱性とシ
ール性とを有する。
れた、割り部３２を有するＣ字形のＣクランプ３は両側
縁に被接続両管の前記テーパー部１１、１１と係合する
テーパー部３１を備えている。互いに係合するテーパー
部１１及び３１はテーパー角度を等しくし、Ｃクランプ
を締付けたときにテーパー部１１に作用する管軸方向の
分力ｆを最大にする見地からテーパー角度を４５度に選
ぶのが望ましい。Ｃクランプの割り部３２の両側に脚部
３５によって取付けられた部材３３、３３のボルト挿通
孔３４にボルト４が挿通され、これにナット５が螺合さ
れている。なお、内管２の外径が被接続管の外径よりも
小さく、内管２が被接続管の内面に内接する場合には前
記のテーパー部１４は設ける必要がない。前記の金属メ
ッシュ入りカーボンリングはステンレス鋼線等の金属細
線を円筒状にメリヤス編みした金網を芯として膨張黒鉛
を圧縮成形した円筒状のリングであり優れた耐熱性とシ
ール性とを有する。
【００１４】上記した第１実施例の管継手の組立手順に
ついて説明すると、前記説明した形状に拡開加工された
被接続両管の端部１、１の一方に、内管２をその外面２
１が前記直管部１３の内面に内接するように差込み、次
いで金属メッシュ入りカーボンリング６を、前記テーパ
ー部１１の内面に当接もしくは近接するように、内管２
と大径直管部１２との間に装着する。然る後、他方の被
接続管の端部１を、直管部１３の内面が内管２の外面２
１に外接しかつ大径直管部１２が金属メッシュ入りカー
ボンリング６上に位置するように、内管２上に差込む。
ついて説明すると、前記説明した形状に拡開加工された
被接続両管の端部１、１の一方に、内管２をその外面２
１が前記直管部１３の内面に内接するように差込み、次
いで金属メッシュ入りカーボンリング６を、前記テーパ
ー部１１の内面に当接もしくは近接するように、内管２
と大径直管部１２との間に装着する。然る後、他方の被
接続管の端部１を、直管部１３の内面が内管２の外面２
１に外接しかつ大径直管部１２が金属メッシュ入りカー
ボンリング６上に位置するように、内管２上に差込む。
【００１５】Ｃクランプ３は、ボルト及びナットを充分
に緩めた状態で、内管２を一方の被接続管の端部１内に
差込むに先立って、或は他方の被接続管の端部１を内管
２上に差込むに先立って、予め被接続管の一方の端部に
挿通しておき、前記他方の被接続管の端部１を前記一方
の被接続管の端部内に差込んだ内管２上に差込んだ後
に、双方の被接続管の端部１、１上に跨がるように引き
戻し、Ｃクランプ３のテーパー部３１、３１を被接続両
管の前記テーパー部１１、１１に係合させる。
に緩めた状態で、内管２を一方の被接続管の端部１内に
差込むに先立って、或は他方の被接続管の端部１を内管
２上に差込むに先立って、予め被接続管の一方の端部に
挿通しておき、前記他方の被接続管の端部１を前記一方
の被接続管の端部内に差込んだ内管２上に差込んだ後
に、双方の被接続管の端部１、１上に跨がるように引き
戻し、Ｃクランプ３のテーパー部３１、３１を被接続両
管の前記テーパー部１１、１１に係合させる。
【００１６】然る後にボルト４及びナット５を締め、Ｃ
クランプ３を締付けると、Ｃクランプ３は縮径し、Ｃク
ランプのテーパー部３１、３１が被接続管端部のテーパ
ー部１１、１１を押圧し、前述した通り、テーパー部１
１、１１を互いに近接させるような管軸方向の分力ｆが
生じ、被接続両管の端部１、１を互いに近接するように
管軸方向に移動させる。この結果、金属メッシュ入りカ
ーボンリングはその管軸方向両側に位置するテーパー部
１１、１１の内面により管軸方向に押圧されて変形し内
管２の外面２１及び大径直管部１２、１２の内面に圧接
され、良好なシールを形成する。
クランプ３を締付けると、Ｃクランプ３は縮径し、Ｃク
ランプのテーパー部３１、３１が被接続管端部のテーパ
ー部１１、１１を押圧し、前述した通り、テーパー部１
１、１１を互いに近接させるような管軸方向の分力ｆが
生じ、被接続両管の端部１、１を互いに近接するように
管軸方向に移動させる。この結果、金属メッシュ入りカ
ーボンリングはその管軸方向両側に位置するテーパー部
１１、１１の内面により管軸方向に押圧されて変形し内
管２の外面２１及び大径直管部１２、１２の内面に圧接
され、良好なシールを形成する。
【００１７】図３及び図４に示す第２実施例の構造は、
被接続両管の端部１、１が大径直管部１２を備えていな
い点、また内管２の外面２１に装着するシール部材が断
面円形のシールリング７であり、該シールリングが内管
２の外面２１と被接続管の端部１、１のテーパー部１
１、１１と当接している点及びＣリングの断面形状がテ
ーパー部３１、３１を接合した傘形である点において前
記第１実施例と相違するだけであり、他の構成は前記第
１実施例と同様である。従って、組立手順も、管の接続
部をシールする作用も実施例１の場合とほぼ同様であ
る。なお、シールリング７としては、例えばフック付き
鉄板の両面にグラファイトシートを圧着被覆した複合シ
ートからなる芯材を内部に充填した金属リングが耐熱性
及びシール性に優れる点から有利に用いられる。
被接続両管の端部１、１が大径直管部１２を備えていな
い点、また内管２の外面２１に装着するシール部材が断
面円形のシールリング７であり、該シールリングが内管
２の外面２１と被接続管の端部１、１のテーパー部１
１、１１と当接している点及びＣリングの断面形状がテ
ーパー部３１、３１を接合した傘形である点において前
記第１実施例と相違するだけであり、他の構成は前記第
１実施例と同様である。従って、組立手順も、管の接続
部をシールする作用も実施例１の場合とほぼ同様であ
る。なお、シールリング７としては、例えばフック付き
鉄板の両面にグラファイトシートを圧着被覆した複合シ
ートからなる芯材を内部に充填した金属リングが耐熱性
及びシール性に優れる点から有利に用いられる。
【００１８】図５及び図６に示す第３実施例において
は、被接続管の端部１、１に、第２実施例の場合とほぼ
同様に、管端に向かって順次にテーパー部１５、直管部
１３及びテーパー部１１が形成されている。シール部材
であるシールリング７は内管２の両側の端面２２、２２
にそれぞれ、テーパー部１５の内面及び直管部１３の内
面に当接もしくは近接するように装着されている。被接
続管の端部１、１のテーパー部１１、１１がＣクランプ
のテーパー部３１、３１と係合する点及び内管２が端部
１、１の直管部１３に内接している点は第１実施例及び
第２実施例におけると同様である。
は、被接続管の端部１、１に、第２実施例の場合とほぼ
同様に、管端に向かって順次にテーパー部１５、直管部
１３及びテーパー部１１が形成されている。シール部材
であるシールリング７は内管２の両側の端面２２、２２
にそれぞれ、テーパー部１５の内面及び直管部１３の内
面に当接もしくは近接するように装着されている。被接
続管の端部１、１のテーパー部１１、１１がＣクランプ
のテーパー部３１、３１と係合する点及び内管２が端部
１、１の直管部１３に内接している点は第１実施例及び
第２実施例におけると同様である。
【００１９】第３実施例の管継手の組立手段は、まず一
方の被接続管の端部１のテーパー部１５の内面にシール
リング７を装着した上で、内管２を直管１３に内接する
ように端部１内に差込み、次いで、他方の被接続管の端
部１のテーパー部１５の内面にシールリングを装着した
上で、該端部１を内管２の外面上に差込む。Ｃクランプ
の予めの挿通、引き戻し及びテーパー部係合は第１実施
例につき前述した所と同様に行う。Ｃクランプ３を締付
けたとき、端部１、１のテーパー部１１、１１にこれら
を互いに近接させるような管軸方向の分力ｆが生じて端
部１、１を互いに近接するように移動させることは第１
実施例の場合と同様であり、その結果、シールリング７
は端部１、１のテーパー部１５、１５の内面により管軸
方向に内管２の端面２２に向かって押圧され、変形し、
内管の端面２２、テーパー部１５の内面及び直管部１３
の内面に圧接されて面圧を生じ、気密なシールを形成す
る。
方の被接続管の端部１のテーパー部１５の内面にシール
リング７を装着した上で、内管２を直管１３に内接する
ように端部１内に差込み、次いで、他方の被接続管の端
部１のテーパー部１５の内面にシールリングを装着した
上で、該端部１を内管２の外面上に差込む。Ｃクランプ
の予めの挿通、引き戻し及びテーパー部係合は第１実施
例につき前述した所と同様に行う。Ｃクランプ３を締付
けたとき、端部１、１のテーパー部１１、１１にこれら
を互いに近接させるような管軸方向の分力ｆが生じて端
部１、１を互いに近接するように移動させることは第１
実施例の場合と同様であり、その結果、シールリング７
は端部１、１のテーパー部１５、１５の内面により管軸
方向に内管２の端面２２に向かって押圧され、変形し、
内管の端面２２、テーパー部１５の内面及び直管部１３
の内面に圧接されて面圧を生じ、気密なシールを形成す
る。
【００２０】図７及び図８に示す第４実施例は、第１〜
３実施例とは異なり、内管２を備えておらず、また二つ
の被接続管の端部１及び１′の拡開加工の形状が同一で
はなく、互いに異なっている。すなわち、一方の被接続
管の端部１においては管端に向かって径大となるように
管軸方向に傾斜するテーパー部１１と、その管端側の大
径直管部１６とを形成している。他方の被接続管の端部
１′には、管端に向かって順次に、テーパー部１１、大
径直管部１７、テーパー部１１とは逆向きの管端に向か
って径小となるように管軸方向に傾斜するテーパー部１
８及び小径直管部１９を形成している。
３実施例とは異なり、内管２を備えておらず、また二つ
の被接続管の端部１及び１′の拡開加工の形状が同一で
はなく、互いに異なっている。すなわち、一方の被接続
管の端部１においては管端に向かって径大となるように
管軸方向に傾斜するテーパー部１１と、その管端側の大
径直管部１６とを形成している。他方の被接続管の端部
１′には、管端に向かって順次に、テーパー部１１、大
径直管部１７、テーパー部１１とは逆向きの管端に向か
って径小となるように管軸方向に傾斜するテーパー部１
８及び小径直管部１９を形成している。
【００２１】シール部材であるシールリング７は、上記
の小径直管部１９の外面と大径直管部１６の内面との間
に装着され、シールリング７の管軸方向両側に当接もし
くは近接するテーパー部１９の外面及び端部１のテーパ
ー部１１の内面がシールリング７を圧縮、変形させる押
圧面をなしている。Ｃクランプ３が二つのテーパー部３
１、３１を備え、二つの被接続管の端部１、１′のテー
パー部１１、１１と係合していること並びにＣクランプ
を締付けたときにテーパー部１１、１１を互いに近接さ
せるような管軸方向の分力ｆが生じ端部１及び１′を互
いに近接するように移動させることは第１〜３実施例と
同様である。
の小径直管部１９の外面と大径直管部１６の内面との間
に装着され、シールリング７の管軸方向両側に当接もし
くは近接するテーパー部１９の外面及び端部１のテーパ
ー部１１の内面がシールリング７を圧縮、変形させる押
圧面をなしている。Ｃクランプ３が二つのテーパー部３
１、３１を備え、二つの被接続管の端部１、１′のテー
パー部１１、１１と係合していること並びにＣクランプ
を締付けたときにテーパー部１１、１１を互いに近接さ
せるような管軸方向の分力ｆが生じ端部１及び１′を互
いに近接するように移動させることは第１〜３実施例と
同様である。
【００２２】第４実施例の管継手の組立は、一方の被接
続管の端部１の大径直管部内面にシールリング７を装着
した上で、他方の被接続管の端部１′の先端部をシール
リング７の内側に差込んでもよいし、或は他方の被接続
管の端部１′の小径直管部の外面上にシールリング７を
装着した上で、上記一方の被接続管の端部１の先端部を
シールリング７上に差込んでもよい。Ｃクランプ３は上
記の差込み前に予め端部１及び１′の何れか一方上に挿
通され、差込み後に引き戻され、テーパー部を係合させ
る。Ｃクランプ３を締付けたとき、上記の通り、端部１
及び１′が互いに近接するように移動する結果、シール
リング７はテーパー部１９の外面及び端部１のテーパー
部１１の内面により押圧されて変形し、これらの押圧面
並びに大径直管部１６の内面及び小径直管部の外面とに
圧接し、良好なシールを形成する。
続管の端部１の大径直管部内面にシールリング７を装着
した上で、他方の被接続管の端部１′の先端部をシール
リング７の内側に差込んでもよいし、或は他方の被接続
管の端部１′の小径直管部の外面上にシールリング７を
装着した上で、上記一方の被接続管の端部１の先端部を
シールリング７上に差込んでもよい。Ｃクランプ３は上
記の差込み前に予め端部１及び１′の何れか一方上に挿
通され、差込み後に引き戻され、テーパー部を係合させ
る。Ｃクランプ３を締付けたとき、上記の通り、端部１
及び１′が互いに近接するように移動する結果、シール
リング７はテーパー部１９の外面及び端部１のテーパー
部１１の内面により押圧されて変形し、これらの押圧面
並びに大径直管部１６の内面及び小径直管部の外面とに
圧接し、良好なシールを形成する。
【００２３】上記説明した実施例においてはシール部材
として金属メッシュ入りカーボンリング６或はシールリ
ング７を用いたが、これら以外の適宜なシール部材を用
いることができ、また第１実施例において金属メッシュ
入りカーボンリング６の代りに２個のシールリングを用
いるように改変することもでき、また第２〜第４実施例
においてシールリング６の代りに金属メッシュ入りカー
ボンリング６を用いるように改変することもできる。シ
ール部材以外についても本発明の範囲を逸脱しない限り
種々の改変を行い得る。
として金属メッシュ入りカーボンリング６或はシールリ
ング７を用いたが、これら以外の適宜なシール部材を用
いることができ、また第１実施例において金属メッシュ
入りカーボンリング６の代りに２個のシールリングを用
いるように改変することもでき、また第２〜第４実施例
においてシールリング６の代りに金属メッシュ入りカー
ボンリング６を用いるように改変することもできる。シ
ール部材以外についても本発明の範囲を逸脱しない限り
種々の改変を行い得る。
【００２４】
【発明の効果】上記説明した本発明の管継手は従来の管
継手に較べて下記の効果を奏する。 （１）コスト高なフランジを用いず、従って溶接する必
要もないので従来のフランジタイプよりも低コストで製
作できる。また、溶接による歪が生じるおそれがない。 （２）シール部材の押圧、圧縮を管の半径方向ではな
く、管軸方向に行うので、管の端部にシールが複雑にな
り加工が面倒なスリットを設ける必要がない。
継手に較べて下記の効果を奏する。 （１）コスト高なフランジを用いず、従って溶接する必
要もないので従来のフランジタイプよりも低コストで製
作できる。また、溶接による歪が生じるおそれがない。 （２）シール部材の押圧、圧縮を管の半径方向ではな
く、管軸方向に行うので、管の端部にシールが複雑にな
り加工が面倒なスリットを設ける必要がない。
【００２５】（３）本発明の管継手は管の差込みにより
組立てるので、組立て容易で組立加工性がよく、また、
従来のフランジでは複数本のボルトを締める必要がある
が、本発明では１本のボルトを締めるだけでよいから、
管継手の組立工数を削減できる。 （４）本発明では管を差込み組立てるので、管に外力が
作用してもシール部材のシール性に影響を及ぼすことが
少ない。殊に、第１及び第２実施例のように被接続管の
端部の直管部に内接する内管を備え、シール部材がこの
内管の外面上に装着されている構成を有するものでは、
シール性が外力に対し特に安定である。 （５）フランジを用いないので、管継手の占有スペース
を小さくできる。
組立てるので、組立て容易で組立加工性がよく、また、
従来のフランジでは複数本のボルトを締める必要がある
が、本発明では１本のボルトを締めるだけでよいから、
管継手の組立工数を削減できる。 （４）本発明では管を差込み組立てるので、管に外力が
作用してもシール部材のシール性に影響を及ぼすことが
少ない。殊に、第１及び第２実施例のように被接続管の
端部の直管部に内接する内管を備え、シール部材がこの
内管の外面上に装着されている構成を有するものでは、
シール性が外力に対し特に安定である。 （５）フランジを用いないので、管継手の占有スペース
を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例のＣクランプ締付前の一部
縦断正面図。
縦断正面図。
【図２】第１実施例のＣクランプ締付後の一部縦断正面
図。
図。
【図３】本発明の第２実施例のＣクランプ締付前の一部
縦断正面図。
縦断正面図。
【図４】第２実施例のＣクランプ締付後の一部縦断正面
図。
図。
【図５】第３実施例のＣクランプ締付前の一部縦断正面
図。
図。
【図６】第３実施例のＣクランプ締付後の一部縦断正面
図。
図。
【図７】第４実施例のＣクランプ締付前の一部縦断正面
図。
図。
【図８】第４実施例のＣクランプ締付後の一部縦断正面
図。
図。
【図９】Ｃクランプの正面図。
【図１０】Ｃクランプの右側面図。
【図１１】従来のフランジ管継手の正面図。
１及び１′ 被接続管の端部 １１ テーパー部 １３ 直管部 １５ 第二のテーパー部 １８ 逆向きのテーパー部 ２ 内管 ３ Ｃクランプ ３１ テーパー部 ４ ボルト ６ 金属メッシュ入りカーボンリング ７ シールリング
Claims (7)
- 【請求項１】 管端に向かって径大となるように管軸方
向に傾斜するテーパー部を形成した接続されるべき両管
の端部と、前記テーパー部より内部側の直管部に内接す
る内管と、該両管の端部外面上に跨がりかつ両管の端部
の前記テーパー部の外面と係合するテーパー部を両側縁
に有するＣクランプと、該Ｃクランプの割り部両側の部
材に挿通されたボルトとこれに螺合するナットと、前記
内管の外面もしくは端面に装着され前記両管の端部内の
押圧面が管軸方向両側に当接もしくは近接するシール部
材とからなり、前記ボルト及びナットを締結することに
よりＣクランプを締付け縮径させたとき、両管の端部の
前記テーパー部が互いに近接するように両管を管軸方向
に移動させるとともに前記シール部材が前記押圧面によ
り管軸方向に押圧されるように形成されていることを特
徴とする管継手。 - 【請求項２】 前記内管の外面に装着された前記シール
部材に当接もしくは近接する前記押圧面が前記両管の端
部の前記テーパー部の内面であることを特徴とする請求
項１記載の管継手。 - 【請求項３】 前記内管の両端面に装着されたシール部
材の管軸方向両側に当接もしくは近接する前記押圧面が
前記両管の端部の前記テーパー部よりも内部側に設けら
れた管端に向かって径大となるように管軸方向に傾斜す
る第二のテーパー部の内面であることを特徴とする請求
項１記載の管継手。 - 【請求項４】 管端に向かって径大となるように管軸方
向に傾斜するテーパー部を形成した接続されるべき両管
の端部と、該両管の端部外面上に跨がりかつ両管の端部
の前記テーパー部の外面と係合するテーパー部を両側縁
に有するＣクランプと、該Ｃクランプの割り部両側の部
材に挿通されたボルトとこれに螺合するナットと、シー
ル部材とからなり、前記両管の中の一方の管の端部にお
いて前記テーパー部よりも管端側に大径直管部を設け、
他方の管の端部において前記テーパー部よりも管端側に
逆向きのテーパー部と小径直管部とを順次に設け、前記
シール部材を大径直管部の内面と小径直管部の外面との
間に装着するとともに押圧面たる前記一方の管の前記テ
ーパー部の内面と前記他方の管の前記逆向きのテーパー
部の外面とがシール部材の管軸方向両側に当接もしくは
近接し、前記ボルト及びナットを締結することによりＣ
クランプを締付け縮径させたとき、両管の端部の前記テ
ーパー部が互いに近接するように管軸方向に移動すると
ともに前記シール部材が前記の押圧面により管軸方向に
押圧されるように形成されていることを特徴とする管継
手。 - 【請求項５】 前記両管の端部の前記テーパー部と、該
テーパー部と係合するＣクランプの前記テーパー部とが
ともに管軸に対してほぼ４５度の角度をなしていること
を特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の管継
手。 - 【請求項６】 シール部材が鉄板の両面にグラファイト
シートを被覆した複合シートからなる芯材を内部に充填
した金属シールリングであることを特徴とする請求項１
乃至５のいずれかに記載の管継手。 - 【請求項７】 シール部材が金属メッシュ入りカーボン
リングであることを特徴とする請求項１乃至５のいずれ
かに記載の管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17288195A JPH08338575A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17288195A JPH08338575A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338575A true JPH08338575A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15950053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17288195A Pending JPH08338575A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08338575A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009014111A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Regal Joint Co Ltd | 管継ぎ手 |
| JP2009228853A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | ハウジング形管継手 |
| JP2012154484A (ja) * | 2011-01-22 | 2012-08-16 | Norma Germany Gmbh | 連結組立部および連結組立部を製造するための方法 |
| CN108895223A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-27 | 大连凯斯博格设备制造有限公司 | 一种锁紧环结构 |
| KR101971829B1 (ko) * | 2018-05-03 | 2019-08-13 | 조현일 | 배관 조인트부 연결장치 및 그 설치방법 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP17288195A patent/JPH08338575A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009014111A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Regal Joint Co Ltd | 管継ぎ手 |
| JP2009228853A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | ハウジング形管継手 |
| JP2012154484A (ja) * | 2011-01-22 | 2012-08-16 | Norma Germany Gmbh | 連結組立部および連結組立部を製造するための方法 |
| US9618147B2 (en) | 2011-01-22 | 2017-04-11 | Norma Germany Gmbh | Connecting assembly and method for producing a connecting assembly |
| KR101971829B1 (ko) * | 2018-05-03 | 2019-08-13 | 조현일 | 배관 조인트부 연결장치 및 그 설치방법 |
| CN108895223A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-27 | 大连凯斯博格设备制造有限公司 | 一种锁紧环结构 |
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