JPH09175785A - 過負荷安全ユニットを備えたクレーン車両 - Google Patents
過負荷安全ユニットを備えたクレーン車両Info
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- JPH09175785A JPH09175785A JP8335671A JP33567196A JPH09175785A JP H09175785 A JPH09175785 A JP H09175785A JP 8335671 A JP8335671 A JP 8335671A JP 33567196 A JP33567196 A JP 33567196A JP H09175785 A JPH09175785 A JP H09175785A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
- B66C23/88—Safety gear
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- B66C23/90—Devices for indicating or limiting lifting moment
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
頼できる方法で摺動ビームの種々の伸長長さを考慮に入
れることができるクレーン車両を提供することにある。 【解決手段】 本発明によれば、摺動ビームの伸長状態
または伸長長さを検出するモニタリングユニットが設け
られており、該モニタリングユニットは、個々の摺動ビ
ームの対応する伸長長さに相当する信号を過負荷安全ユ
ニットに供給し、過負荷安全ユニットの処理ユニット
は、摺動ビームの伸長長さについてのモニタリングユニ
ットの信号およびジブの揺動角度を測定するユニットか
らの信号から、ジブのあらゆる揺動角度についての摺動
ビームの伸長状態から生じるスタンド矩形の安定性を決
定する。
Description
ジ連結されたジブ、好ましくは伸縮ジブを有し、該ジブ
は、該ジブおよび上部旋回体にヒンジ連結された引っ込
めラムにより引っ込めることができ、キャリヤの長手方
向側部の端部で互いに対向して配置された伸縮摺動ビー
ムを有し、該摺動ビームの端部には伸縮スタビライザベ
ースが設けられており、ジブの揺動角度を測定するユニ
ットを有し、該ユニットの信号は過負荷安全ユニットの
処理ユニットに供給され、過負荷安全ユニットは、クレ
ーンがその安定性を損なう限度に到達しまたは該限度を
超えると、警報信号を発生しおよび/またはクレーン作
業を停止させる、過負荷安全ユニットを備えたクレーン
車両に関する。
は、数ある中で、伸縮ジブにより吊り下げられる荷重に
加え、伸縮ジブの引込み角(luffing angle)および伸長
長さ、伸縮ジブのたるみ(sag)、および、特に伸縮ジブ
を備えた上部旋回体のキャリヤに対する回転角、および
摺動ビームのスタビライザベースにより形成されるスタ
ンド矩形(stand rectangle)に基づいて定まる。伸長し
た摺動ビームおよびスタビライザベースにより形成され
るスタンド矩形に関しては、クレーンの安定性は、ジブ
が、最大に伸長した摺動ビームの方向を向くときに最大
になる。摺動ビームが収縮されかつスタビライザベース
が伸長しているときは、安定性は、キャリヤの横軸線方
向よりもキャリヤの長手方向において最大になる。従っ
て、過負荷保護は、摺動ビームの伸長状態を常に考慮に
入れなくてはならないが、これは、安定性が個々の摺動
ビームの種々の伸長長さによっても変化するため困難で
ある。
は、上記形式のクレーン車両であって、過負荷安全ユニ
ットが、信頼できる方法で摺動ビームの種々の伸長長さ
を考慮に入れることができるクレーン車両を提供するこ
とにある。
的は、上記形式のクレーン車両に、摺動ビームの伸長状
態または伸長長さを検出するモニタリングユニットを設
け、該モニタリングユニットは、個々の摺動ビームの対
応する伸長長さに相当する信号を過負荷安全ユニットに
供給し、過負荷安全ユニットの処理ユニットは、摺動ビ
ームの伸長長さについてのモニタリングユニットの信号
およびジブの揺動角度を測定するユニットからの信号か
ら、ジブのあらゆる揺動角度についての摺動ビームの伸
長状態から生じるスタンド矩形の安定性を決定するよう
に構成することにより達成される。摺動ビームの揺動角
度または伸長長さに従がって、揺動角度測定ユニットお
よび摺動ビームモニタリングユニットにより発生される
信号は、該信号を、安定性を決定する他の値と比較する
ことにより、マイクロコンピュータからなる処理ユニッ
トにより処理される。過負荷安全ユニットは、クレーン
がその安定性を損なう限度に到達するか該限度を超える
ときにクレーン作業を停止させる信号を発生する。
にするため、本発明の好ましい実施形態は、ジブの36
0°の揺動角度が幾つかの揺動角度セクションに分割さ
れ、この領域内に位置決めされたジブのこれらの各揺動
角度について、摺動ビームの伸長長さから生じる安定性
の値はテーブル(ビットマップ)にファイルされ、処理
ユニットが、前記テーブルから、摺動ビームの測定した
伸長長さに対応するスタンド矩形の現在の安定性の値を
読み取るように構成される。本発明によるクレーン車両
では、各摺動ビームに3つのみの安定化位置を設けるこ
とができ、摺動ビームは、これらの各位置、すなわちス
タビライザベースがキャリヤの長手方向側部領域に位置
決めされる収縮位置、中間位置、および完全伸長位置に
ボルト止めされる。4つの各摺動ビームの安定性の計算
にこれらの3つの安定化位置のみを考慮に入れるなら
ば、各領域についての安全値を、明確に構成されたテー
ブルにファイルすることができる。
°の揺動角度を4つの四分区間に分割し、スタンド矩形
の安定性の値を決定することにより更に減少させること
ができる。これらの4つの四分区間の各々について、摺
動ビームの可能性のあるあらゆる伸長長さについての安
定性の値が、全四分区間についてこれに適用される最小
値が有効になるようにファイルされる。本発明の特に好
ましい実施形態は、ジブの揺動角度の測定値および摺動
ビームの伸長長さから、安全セクタのこれらの角度セク
ションが決定され、ジブは該ジブの定められた最小引込
み角まで所与の荷重で揺動できる。従って、この実施形
態によれば、ジブから吊り下げられる関連荷重をもつジ
ブが危険性なく揺動できる可変角度セクションが決定さ
れる。可変角度セクションのこの決定により、ジブの各
角度位置について許容安全値を考慮に入れる必要がない
ので、計算を簡単化できる。
角度セクションが決定され、該角度セクションの境界
は、ジブの揺動軸線からスタビライザベースを支持する
摺動ビームの端部に引かれる線により適当に形成され
る。揺動中に、ジブが、許容下限荷重の角度セクション
を仕切る角度セクションの境界に近づくと、停止信号が
与えられる。角度セクションの減少は、大きな角度セク
ションでは、クレーン作業者は、彼が過負荷安全ユニッ
トが反応する角度境界に到達するのではないかという恐
怖心を抱く心配をしなくてよい点で優れている。しかし
ながら、大きな角度セクションの選択は、例えば小さな
引込み角でジブを揺動させることにより、セクションで
の実際に許容できる大きな荷重を使用できないことを意
味する。
明の一実施形態を詳細に説明する。図1には、クレーン
車両のキャリヤ1が概略的に示されており、該キャリヤ
1からは摺動ビーム2が種々に伸長され、該摺動ビーム
2の端部にはスタビライザベース3が支持され、該スタ
ビライザベース3は、油圧シリンダにより、摺動ビーム
2に対して直角に地面に向かって伸長される。スタビラ
イザベース3を伸長させるためのねじスピンドルを設け
ることもできる。摺動ビーム2は、キャリヤ1の長手方
向両側部の端部に配置されており、キャリヤ1の長手方
向中心面に対して直角に伸長される。図示の実施形態で
は、摺動ビーム2は3段階に伸長でき、各伸長段階で、
摺動ビーム2はこれらのガイドウェイにボルト止めされ
なくてはならない。これらの段階は、摺動ビームの安定
化長さが最短である収縮位置と、中間位置と、安定化長
さが最長である伸長位置とに相当する。
ーム2が中間位置にあり、右側上方の摺動ビーム2が最
大伸長位置にありかつ右側下方の摺動ビーム2が収縮位
置にある。摺動ビームのこの伸長パターンおよびこれら
のビームから得られる安定化長さは、ジブの揺動角度に
基づく種々の大きさの引込め力(luffing forces)を吸
収できるスタンド矩形(stand rectangle)を形成する。
スタンド矩形には、ジブの揺動軸線4から摺動ビーム2
の端部すなわちスタビライザベース3の安定化線に引か
れた線により4つの角度セクションが形成される。これ
らの各角度セクションについて、或る許容ジブモーメン
トが決定されており、これらの種々の大きさは、角度セ
クションを結ぶ円弧の半径により表されている。各角度
セクションについて、この角度セクションについての最
大許容ジブモーメントに相当する事象を簡単化すべく、
均一な許容ジブモーメントがここに定められている。
異なる4つの角度セクションおよびこれらの各角度セク
ションについての許容最大ジブモーメントは、吊上げ能
力テーブル(lifting capacity table)にファイルさ
れ、該テーブルから、これらの値が、処理ユニットで処
理するため過負荷安全ユニットにより読み取られる。図
2には、摺動ビームを収縮した後の摺動ビームの状態が
示されている。図2から、キャリヤの横方向安定性は、
長手方向安定性(長手方向では、安定性は、摺動ビーム
が伸長されたときと丁度同じ大きさになるけれども、こ
の角度セクションは小さい)に比べて非常に小さいこと
が結論付けられる。図3は、右側の摺動ビームが完全に
伸長されかつ左側の摺動ビームが収縮されている状態を
示す。これにより、矢印5で示すジブが、大きな許容転
倒モーメントで、障害物なく揺動できる比較的大きな角
度セクションが得られる。
両のキャリヤを示す概略平面図である。
ーン車両のキャリヤを示す概略平面図である。
摺動ビームが収縮されている図1のクレーン車両のキャ
リヤを示す概略平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 上部旋回体にヒンジ連結されたジブ、好
ましくは伸縮ジブを有し、該ジブは、該ジブおよび上部
旋回体にヒンジ連結された引っ込めラムにより引っ込め
ることができ、 キャリヤの長手方向側部の端部で互いに対向して配置さ
れた伸縮摺動ビームを有し、該摺動ビームの端部には伸
縮スタビライザベースが設けられており、 ジブの揺動角度を測定するユニットを有し、該ユニット
の信号は過負荷安全ユニットの処理ユニットに供給さ
れ、 過負荷安全ユニットは、クレーンがその安定性を損なう
限度に到達しまたは該限度を超えると、警報信号を発生
しおよび/またはクレーン作業を停止させる、過負荷安
全ユニットを備えたクレーン車両において、 摺動ビームの伸長状態または伸長長さを検出するモニタ
リングユニットが設けられており、該モニタリングユニ
ットは、個々の摺動ビームの対応する伸長長さに相当す
る信号を過負荷安全ユニットに供給し、過負荷安全ユニ
ットの処理ユニットは、摺動ビームの伸長長さについて
のモニタリングユニットの信号およびジブの揺動角度を
測定するユニットからの信号から、ジブのあらゆる揺動
角度についての摺動ビームの伸長状態から生じるスタン
ド矩形の安定性を決定することを特徴とする過負荷安全
ユニットを備えたクレーン車両。 - 【請求項2】 ジブの360°の揺動角度が幾つかの揺
動角度セクションに分割され、この領域内に位置決めさ
れたジブのこれらの各揺動角度について、摺動ビームの
伸長長さから生じる安定性の値はテーブル(ビットマッ
プ)にファイルされ、処理ユニットが、前記テーブルか
ら、摺動ビームの測定した伸長長さに対応するスタンド
矩形の現在の安定性の値を読み取ることを特徴とする請
求項1に記載のクレーン車両。 - 【請求項3】 ジブの360°の揺動角度が4つの四分
区間に分割され、スタンド矩形の安定性の値を決定する
ことを特徴とする請求項2に記載のクレーン車両。 - 【請求項4】 ジブの揺動角度の測定値および摺動ビー
ムの伸長長さから、安全セクタのこれらの角度セクショ
ンが決定され、ジブは該ジブの定められた最小引込み角
まで所与の荷重で(すなわち最大許容モーメントで)揺
動できることを特徴とする請求項1または2に記載のク
レーン車両。 - 【請求項5】 摺動ビームの各伸長状態について4つの
角度セクションが形成され、該角度セクションの境界
は、ジブの揺動軸線からスタビライザベースを支持する
摺動ビームの端部に引かれる線からなることを特徴とす
る請求項4に記載のクレーン車両。
Applications Claiming Priority (2)
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