JP3819133B2 - ブームの横方向力算出装置 - Google Patents

ブームの横方向力算出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電柱等の代わりに電線を支持する仮支持装置をブームの先端に配設した高所作業車等において、ブームに作用する横方向の力を算出するブームの横方向力算出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電柱に配設された碍子の交換等の配電作業を行う場合には、起伏等が自在なブームの先端に仮支持装置を備えた高所作業車を用いている。そして、交換すべき碍子の近傍に仮支持装置を移動させてその電線をその電柱に代わって支持した後、碍子から電線を取り外すことにより、電線が垂れ下がることなく配電作業を行えるようにしている。
【0003】
ここで、図3に示すように、カーブしている道路上の電柱Tに電線Dが張架されている場合には、仮支持装置Kによって電線Dを支持した後、電柱Tに取り付けられている碍子Gから電線を取り外すと、電線Dの重量によって仮支持装置(ブームBの先端)Kに下向きの荷重が作用するとともに、電線Dの反力により矢印で示すように横方向にも力が作用する。さらに、作業の支障とならないように支持した電線Dを横方向にずらす場合には、この横方向の力はより大きくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
横方向の力が大きくなると、ブームB自体に悪影響を与えるおそれがあるとともに、高所作業車Sの車体が不安定になるという問題がある。このため、作業者は横方向の力が大きくならないようにブームBを操作する必要があるが、この操作は作業者の勘によってなされていた。作業者は、確実にブームBに悪影響を与えることがなく、且つ、車体が不安定にならないようなブーム作動を行うことから、必要以上に作業範囲が狭くなることがあり、作業性が低下するという問題を生じていた。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、先端部に設けられた仮支持装置等によりブームに作用する横方向の力を算出することができるブームの横方向力算出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のブームの横方向力算出装置は、接地状態で支持することができる複数のジャッキが前後左右に設けられた車体上に配設されて格納位置から作業位置への昇降移動が自在なブームに作用する横方向力を算出するものであり、複数のジャッキのそれぞれの接地反力を検出する接地反力検出手段と、ブームによって車体に作用するモーメントを算出するモーメント算出手段と、ブームに作用する横方向の力を算出する演算器とから構成されている。
【0007】
演算器は、格納反力記憶器と、反力変化量算出器と、横方向力算出器とから構成されている。格納反力記憶器は、ブームが格納位置にあるときの接地反力検出手段における検出値を記憶し、反力変化量算出器は、ブームが格納位置から作業位置に移動したときの車体に作用するモーメントの変化分に基づいて各ジャッキのそれぞれの接地反力の変化量を算出する。
【0008】
また、横方向力算出器は、ブームが作業位置に移動したときの接地反力検出手段の検出値と、格納反力記憶器に記憶された記憶値および反力変化量算出器によって算出された変化量とから得られた反力差に基づいてブームに作用する横方向力の算出を行うものである。
【0009】
このように構成されたブームの横方向力算出装置によれば、ブームが作業位置に移動した状態で検出される各ジャッキの接地反力から、ブームが格納位置にある状態で検出される各ジャッキの接地反力と、ブームが格納位置から作業位置に移動したときの車体に作用するモーメントの変化分に基づく各ジャッキの接地反力の変化量と減じることによって各ジャッキの反力差を求め、この各ジャッキの反力差からブームに作用する横方向力を求めることができる。
【0010】
なお、上記のブームの横方向力算出装置においては、モーメント算出手段を、ブームの昇降移動位置およびブームに作用する鉛直方向の荷重からモーメントを算出するように構成することが好ましい。なお、ブームの昇降移動位置の検出は、ブームが車体に対して旋回自在に構成されている場合には旋回角検出器によって行い、伸縮自在に構成されている場合には伸縮量検出器によって行い、起伏自在に構成されている場合には起伏角検出器によって行うことが好ましい。
【0011】
鉛直方向の荷重は、ブームの先端に作業台が設けられている場合にはこの作業台の積載荷重を検出したり、ブームがクレーンブームである場合には吊下げ荷重の検出を行うように構成することが好ましい。なお、この場合には、作業台やブームの自重を考慮して荷重を求める。
【0012】
また、上記のブームの横方向力算出装置においては、ブームを車体に対して旋回および起伏自在な構成とした場合、モーメント算出手段を、ブームの起伏作動を行わせる起伏シリンダに作用する軸力およびブームの旋回角からモーメントを算出するように構成することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1を参照して、本発明に係るブームの横方向力算出装置を備えた高所作業車1について説明する。この高所作業車1の車体11の後部には、車体11に対して水平旋回が自在な旋回台12が取り付けられている。
【0014】
そして、この旋回台12には、テレスコピックに(入れ子式に)伸縮自在に構成されたブーム13が起伏シリンダ18によって起伏自在に取り付けられている。さらに、ブーム13の先端にはブーム13の起伏角度の如何に拘らず常時垂直に保持される垂直ポスト14が取り付けられ、この垂直ポスト14には水平旋回が自在に作業台15が取り付けられている。
【0015】
また、車体11には、ブーム13を起仰・伸長させて高所作業を行うときに、車体11が不安定にならないように車体11を支持するアウトリガジャッキ16が設けられている。このアウトリガジャッキ16は、車体11の左前側に配設される左前ジャッキ16aと、左後側に配設される左後ジャッキ16bと、右前側に配設される右前ジャッキ16cと、右後側に配設される右後ジャッキ16dとからなる。
【0016】
ここで、高所作業車1においては所定の条件において、警報音を発したりブーム13の作動やジャッキ16の作動を規制することにより作業者に注意を喚起するように構成された警報システムが設けられている。警報システムとしては、ジャッキインターロックシステム、モーメント作動規制システム、横力作動規制システムがある。
【0017】
ここで、ジャッキインターロックシステムおよび、モーメント作動規制システムについては、公知の技術であるため以下、その構成を簡単に説明する。ジャッキインターロックシステムは、各ジャッキ16a〜16dにおいて所定の接地反力を得るまで(ブーム13の作動を行っても車体11を安定支持することができるまで)接地作動を行わなければ、ブーム13の各作動を行わせないようにするとともに、ブーム13が車体11上に設けられたブーム受け17上に載置されていなければ(格納状態になければ)ジャッキ16を格納させないようにするシステムである。
【0018】
また、モーメント作動規制システムは、ブーム13を起仰・伸長させて高所作業を行ったときに、ブーム13によって車体11を不安定にさせる方向に作用するモーメント(以下、「転倒モーメント」と称する)が大きくなったときに、ブーム13の作動を規制するものである。
【0019】
高所作業車1においては、上記の各制御を行わせるために、ブーム13の起伏角等のブーム状態やアウトリガジャッキ16の接地反力等の検出を行う種々の検出器や、これらの検出値に基づいて転倒モーメントの算出を行うモーメント算出器等が設けられている。
【0020】
検出器は、アウトリガジャッキ16の接地反力の検出を行う接地反力検出器31と、ブーム13の車体11に対する水平旋回角(旋回台12の旋回角)の検出を行うブーム旋回角検出器33と、ブーム13の伸縮量の検出を行うブーム伸縮量検出器34と、ブーム13の起伏角の検出を行うブーム起伏角検出器35と、作業台15の積載荷重(鉛直方向の荷重)の検出を行う作業台荷重検出器36と、ブーム13がブーム受け17上に載置されているか否か(ブーム13が格納状態にあるか否か)の検出を行うブーム格納検出器37とから構成されている。
【0021】
接地反力検出器31は、左前ジャッキ16aの接地反力の検出を行う左前接地反力検出器31aと、左後ジャッキ16bの接地反力の検出を行う左後接地反力検出器31bと、右前ジャッキ16cの接地反力の検出を行う右前接地反力検出器31cと、右後ジャッキ16dの接地反力の検出を行う右後接地反力検出器31dとからなる。
【0022】
なお、各接地反力検出器31a〜31dは、各ジャッキ16a〜16dが単に接地しているか否かの検出(リミットスイッチのオン・オフ等による検出)ではなく、ロードセル等を用いることにより、接地反力の変化を検出することができるようになっている。
【0023】
そして、ジャッキインターロックシステムにおいては、各接地反力検出器31a〜31dの検出値や、ブーム格納検出器37からの検出信号に基づいて制御される。また、モーメント作動規制システムにおいては、各検出器33〜36からの検出値に基づいてモーメント算出器32によって転倒モーメントを算出し、この転倒モーメントが予め定められたモーメントより大きくならないように制御される。
【0024】
そして、このようなシステムが設けられた高所作業車1においては、垂直ポスト14の上端に仮支持装置2が取り付けられる。仮支持装置2は、垂直ポスト14に取り付けられた支柱21と、この支柱21に支持されてウインチとしても使用されるアーム支持部材22と、このアーム支持部材22に対して伸縮自在に支持されている昇降アーム23と、この昇降アーム23の上端部に水平方向に伸びて配設された支持アーム24と、この支持アーム24の上面に並んで電線Dの数に応じて配設された電線支持具25とから構成されている。
【0025】
このように構成された仮支持装置2を用いて、碍子の交換作業を行う場合には、まず、旋回台12の旋回作動、ブーム13の起伏・伸縮作動を通じて仮支持装置2を支持する電線Dの近傍に移動させる。そして、電線支持具25によって各電線Dを支持した後、電柱に取り付けられている碍子から電線Dを外して碍子の交換作業を行う。
【0026】
このように碍子から電線Dを外した状態においては、電線Dは仮支持装置20によって支持されているわけであるが、前記のように電線Dがカーブしている場合や、電線Dを水平方向に移動させた場合には、仮支持装置2に横方向の力が作用する。このため、高所作業車1においては、この横方向の力の大きさを検出する、ブームの横方向力算出装置(以下、「横力算出装置」と称する)が設けられている。そして、この横力算出装置によって算出された算出結果に基づいてブーム13の作動規制を行うことにより横力作動規制システムを構成する。
【0027】
横力算出装置は、図2に示すように、前記の各検出器31〜37と、これらの検出器31〜37の検出結果を演算する演算器40とから構成されている。演算器40は、格納反力記憶器41と、反力変化量算出器42と、横方向力算出器43とから構成されている。格納反力記憶器41は、ブーム受け17にブーム13が格納されていることがブーム格納検出器37によって検出されている状態(ブーム受け17からブーム13を持ち上げたとき、すなわち、アウトリガジャッキ16の接地が完了している状態)の各接地反力検出器31a〜31dの検出値を記憶しておく。
【0028】
反力変化量算出器42は、各検出器33,34,35によって検出されたブーム13の旋回角、伸縮量、起伏角と、作業台荷重検出器36によって検出された作業台15の積載荷重とから、モーメント算出器32によって算出された転倒モーメント(ブーム13により車体11に作用するモーメント)に基づいて、そのブーム13の状態での各ジャッキ16a〜16dにおけるジャッキ反力の変化量を算出する。
【0029】
すなわち、車体11に作用する転倒モーメントの大きさおよび、車体11に対して転倒モーメントが作用する方向と、予め各ジャッキ16a〜16dに作用する接地反力との関係(転倒モーメントと接地反力とのマップ)を予め求めておき、このマップに基づいて、モーメント算出器32によって算出されたモーメントの変化分から各ジャッキ16a〜16dにおける各々の接地反力の変化量を求める。
【0030】
そして、横方向力算出器43は、まず、ブーム13がブーム受け17上に載置されていない状態(ブーム13を用いて高所作業を行っている状態)における、実際の各接地反力検出器31a〜31dの検出値(実接地反力)から、格納反力記憶器41に記憶された各接地反力検出器31a〜31dの検出値および反力変化量算出器42によって算出された各ジャッキ16a〜16dのジャッキ反力の変化量を差し引いて反力差を算出する。
【0031】
ここで、ブーム13に横方向の荷重が作用していなければ、各ジャッキ16a〜16dにおける格納反力記憶器41の記憶値と、反力変化量算出器42の算出値である変化量との合計値は実接地反力と等しくなり、反力差は零となる。しかしながら、横方向の力が作用していると、力の大きさおよび力が作用する方向に応じて各ジャッキ16a〜16dの反力(実接地反力)が大きくなったり小さくなったりするため、各ジャッキ16a〜16dにおいて反力差を生じる。
【0032】
このため、横方向力算出器43においても、前記と同様に予め求めておいた転倒モーメントと接地反力とのマップから、算出された各ジャッキ16a〜16dにおける反力差に基づき、各検出器33,34,35によって検出されたブーム13の旋回角、伸縮量、起伏角と、作業台荷重検出器36によって検出された作業台15の積載荷重とを参酌して(いわゆる「逆に解く」ことにより)、仮支持装置2を介してブーム13に作用する横方向の力である電線Dの反力を算出することができる。
【0033】
そして、横方向力算出器43において算出された算出結果は、警報手段50に送信される。警報手段50においては、算出結果が予め定められた値以上である場合(横方向力が予め定められた力より大きくなった場合)には、警報器51によって警報ランプや警報ブザーによる警報作動を行ったり、あるいはブーム作動規制装置52によって、操作装置(図示せず)の操作の如何に拘らずブーム13の作動を規制したりして作業者に注意を喚起する。
【0034】
これにより、作業者は、ブーム13に悪影響を与えるような負荷を加えるブーム13の作動を行ったり、車体11が不安定になるようなブーム13の作動を行ったりすることなく、広範囲にブーム13を移動させて効率よく高所作業を行うことができる。
【0035】
さらに、このように構成された横力作動規制システムは、既存のジャッキインターロックシステムおよび、モーメント作動規制システムにおいて用いられている各検出器31〜37および警報手段50を用いることができるため、簡単に、且つ、安価に構成することができる。
【0036】
なお、上記の実施形態においては、モーメント算出器32におけるモーメントの算出を、ブーム旋回角検出器33、ブーム伸縮量検出器34、ブーム起伏角検出器35および作業台荷重検出器36によって検出された作業台15の積載荷重に基づいて行うこととしているが、ブーム旋回角検出器33および、起伏シリンダ18の軸力を検出することによりモーメントの算出行うように構成してもよい。また、ブーム13の昇降移動位置の検出を、ジャイロ等の他の検出手段を用いて行うようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明のブームの横方向力算出装置は、ブームが格納位置にあるときの各ジャッキの接地反力と、ブームが格納位置から作業位置に移動したときの車体に作用するモーメントの変化分に基づいて変化する各ジャッキの接地反力の変化量とを加えた値を、ブームが作業位置に移動したときの各ジャッキの接地反力から減じることにより反力差を求め、この、反力差からブームに作用する横方向力を算出するように構成されている。
【0038】
これにより、直接横方向の力を検出する検出器を設けることなく、高所作業車やクレーン車等における作業時にブームに作用する横方向の力を簡単に算出することができる。このため、この算出結果に基づいてブームの作動制御を行えば、ブームに過負荷が作用するようなブーム作動や、車体が不安定になるようなブーム作動を行うことを防止することができる。
【0039】
なお、上記のブームの横方向力算出装置においては、モーメント算出手段を、ブームの昇降移動位置およびブームに作用する鉛直方向の荷重からモーメントを算出するように構成したり、ブームを車体に対して旋回および起伏自在な構成とした場合には、モーメント算出手段を、ブームの起伏作動を行わせる起伏シリンダに作用する軸力およびブームの旋回角からモーメントを算出するように構成することが好ましい。
【0040】
このような構成とすることにより、高所作業車やクレーン車等に従来から設けられている検出器をそのまま用いることができるため、ブームの横方向力算出装置をより簡単で安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブームの横方向力算出装置を備えた高所作業車の斜視図である。
【図2】上記ブームの横方向力算出装置のブロック図である。
【図3】碍子交換作業を行っている状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 高所作業車
2 仮支持装置
13 ブーム
15 作業台
16 アウトリガジャッキ
D 電線

Claims (3)

  1. 車体上に配設され、格納位置から作業位置への昇降移動が自在なブームと、前記車体の前後左右に設けられ、接地状態で前記車体を支持する複数のジャッキと、これら複数のジャッキのそれぞれの接地反力を検出する接地反力検出手段と、前記ブームにより前記車体に作用するモーメントを算出するモーメント算出手段と、前記ブームに作用する横方向の力を算出する演算器とからなるブームの横方向力算出装置であって、
    前記演算器が、
    前記ブームが前記格納位置にあるときの前記接地反力検出手段における検出値を記憶する格納反力記憶器と、
    前記ブームが前記格納位置から作業位置に移動したときの前記車体に作用する前記モーメントの変化分に基づいて各ジャッキのそれぞれの接地反力の変化量を算出する反力変化量算出器と、
    前記ブームが作業位置に移動したときの前記接地反力検出手段の検出値と、前記格納反力記憶器に記憶された記憶値および前記反力変化量算出器によって算出された変化量とから得られた反力差に基づいて前記ブームに作用する横方向力の算出を行う横方向力算出器とからなることを特徴とするブームの横方向力算出装置。
  2. 前記モーメント算出手段が、前記ブームの昇降移動位置および前記ブームに作用する鉛直方向の荷重から前記モーメントを算出することを特徴とする請求項1に記載のブームの横方向力算出装置。
  3. 前記ブームが、前記車体上に旋回、起伏自在に配設され、
    前記モーメント算出手段が、前記ブームの起伏作動を行わせる起伏シリンダに作用する軸力および前記ブームの旋回角から前記モーメントを算出することを特徴とする請求項1に記載のブームの横方向力算出装置。
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