JPH09175759A - エレベータ乗場戸の解錠装置 - Google Patents
エレベータ乗場戸の解錠装置Info
- Publication number
- JPH09175759A JPH09175759A JP33931295A JP33931295A JPH09175759A JP H09175759 A JPH09175759 A JP H09175759A JP 33931295 A JP33931295 A JP 33931295A JP 33931295 A JP33931295 A JP 33931295A JP H09175759 A JPH09175759 A JP H09175759A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- landing door
- hook
- unlocking
- door
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 専用鍵を用いて安全に乗場戸を開放させるこ
とのできるエレベータ乗場戸の解錠装置の提供。 【解決手段】 乗場戸1に設けたフック装置2に係合部
3と係合する第1のフック2Aと第2のフック2Bを所
定間隔で設け、乗場戸1の表面に設けられ係合部3と第
1のフック2Aとの係合状態を外す第1の鍵穴5Aと、
乗場戸1の側面に設けられ係合部3と第2のフック2B
との係合状態を外す第2の鍵穴とを備えた構成である。
とのできるエレベータ乗場戸の解錠装置の提供。 【解決手段】 乗場戸1に設けたフック装置2に係合部
3と係合する第1のフック2Aと第2のフック2Bを所
定間隔で設け、乗場戸1の表面に設けられ係合部3と第
1のフック2Aとの係合状態を外す第1の鍵穴5Aと、
乗場戸1の側面に設けられ係合部3と第2のフック2B
との係合状態を外す第2の鍵穴とを備えた構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ乗場戸
の解錠装置に関するものである。
の解錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータ乗場戸の解錠装置は、
特開昭63−31987号公報に記載されているよう
に、乗りかごに設けた係合装置との係合または乗りかご
内の解錠操作によってフレーム固定の係合部との係合状
態がはずれ、乗場戸を全開可能にするフックと、このフ
ックとフレーム固定の前記係合部との係合状態を乗場戸
側から解除する乗場戸側解錠機構とを備えたエレベータ
乗場戸の解錠装置において、前記乗場戸側解錠機構の操
作時は前記フックに係合し、乗場戸を不完全開放状態に
制限する第2の係合部をフレームに設けると共に、乗場
戸の裏面に前記第2の係合部の係合状態を解除する解除
機構を設けたものが提案されていた。
特開昭63−31987号公報に記載されているよう
に、乗りかごに設けた係合装置との係合または乗りかご
内の解錠操作によってフレーム固定の係合部との係合状
態がはずれ、乗場戸を全開可能にするフックと、このフ
ックとフレーム固定の前記係合部との係合状態を乗場戸
側から解除する乗場戸側解錠機構とを備えたエレベータ
乗場戸の解錠装置において、前記乗場戸側解錠機構の操
作時は前記フックに係合し、乗場戸を不完全開放状態に
制限する第2の係合部をフレームに設けると共に、乗場
戸の裏面に前記第2の係合部の係合状態を解除する解除
機構を設けたものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、乗場
戸の不完全開放状態を解除する解除機構が乗場戸の裏側
に設けられており、乗場戸を開放させ乗りかごに閉じ込
められた乗客を救出するとき、少しだけ開いた戸の開放
部から手を入れて解除機構を作動させることとなり、手
に怪我を負ったり服を汚すことがあるので、慣れた人や
エレベータの構造に熟知した専門技術者しか行なえない
という問題があった。
戸の不完全開放状態を解除する解除機構が乗場戸の裏側
に設けられており、乗場戸を開放させ乗りかごに閉じ込
められた乗客を救出するとき、少しだけ開いた戸の開放
部から手を入れて解除機構を作動させることとなり、手
に怪我を負ったり服を汚すことがあるので、慣れた人や
エレベータの構造に熟知した専門技術者しか行なえない
という問題があった。
【0004】本発明の目的は、専用鍵を用いて安全に乗
場とを開放させることのできるエレベータ乗場戸の解錠
装置を提供することにある。
場とを開放させることのできるエレベータ乗場戸の解錠
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、乗りかごに設けた係合装置との係合また
は昇降路側からの解錠操作及び専用鍵による解錠操作に
よって、乗場戸に設けたフック装置を移動させることで
フレーム固定の係合部との係合状態を外し、前記乗場戸
を開放可能とするエレベータ乗場戸の解錠装置におい
て、前記フック装置に前記係合部と係合する第1のフッ
クと第2のフックを所定間隔で設け、前記乗場戸の表面
に設けられ前記係合部と第1のフックとの係合状態を外
す第1の鍵穴と、前記乗場戸の側面に設けられ前記係合
部と前記第2のフックとの係合状態を外す第2の鍵穴と
を備えたものである。
に、本発明は、乗りかごに設けた係合装置との係合また
は昇降路側からの解錠操作及び専用鍵による解錠操作に
よって、乗場戸に設けたフック装置を移動させることで
フレーム固定の係合部との係合状態を外し、前記乗場戸
を開放可能とするエレベータ乗場戸の解錠装置におい
て、前記フック装置に前記係合部と係合する第1のフッ
クと第2のフックを所定間隔で設け、前記乗場戸の表面
に設けられ前記係合部と第1のフックとの係合状態を外
す第1の鍵穴と、前記乗場戸の側面に設けられ前記係合
部と前記第2のフックとの係合状態を外す第2の鍵穴と
を備えたものである。
【0006】このように構成したので、第1の鍵穴に専
用鍵を挿入して係合部と第1のフックとの係合状態を外
して、係合部が第2のフックに係合するまでの所定間
隔、乗場戸を開放させた状態で、乗りかごの停止位置を
確認するとともに、乗場戸が閉じた状態では見えない乗
場戸の側面に設けた第2の鍵穴に専用鍵を挿入して第2
のフックと係合部との係合状態を外すことで乗場戸を全
開させることができるので、乗場戸の裏側や昇降路側の
危険な個所に手を伸ばさずに安全に乗場戸を開放させる
ことができるとともに、不用意な乗場戸の開放による昇
降路内への転落事故を防止できる。
用鍵を挿入して係合部と第1のフックとの係合状態を外
して、係合部が第2のフックに係合するまでの所定間
隔、乗場戸を開放させた状態で、乗りかごの停止位置を
確認するとともに、乗場戸が閉じた状態では見えない乗
場戸の側面に設けた第2の鍵穴に専用鍵を挿入して第2
のフックと係合部との係合状態を外すことで乗場戸を全
開させることができるので、乗場戸の裏側や昇降路側の
危険な個所に手を伸ばさずに安全に乗場戸を開放させる
ことができるとともに、不用意な乗場戸の開放による昇
降路内への転落事故を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1、図2を用いて説明する。
1、図2を用いて説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態のエレベータ乗
場戸の解錠装置の要部斜視図であり、図2は本発明の一
実施形態のエレベータ乗場戸の解錠装置を用いて乗場戸
の開放方法を説明する乗場側の斜視図である。
場戸の解錠装置の要部斜視図であり、図2は本発明の一
実施形態のエレベータ乗場戸の解錠装置を用いて乗場戸
の開放方法を説明する乗場側の斜視図である。
【0009】図において乗場戸1の裏側に図示しないハ
ンガーローラを介して乗場戸1に取付けられるフック装
置2の先端部には図示しない乗場戸のフレームに取付け
た係合部であるロック金具3と係合する第2のフック2
Bが切り欠かれ、またこの第2のフック2Bから所定寸
法である例えば15センチメートル後方に、同じくロッ
ク金具3と係合する第1のフック2Aが切り欠かれてい
る。ここで乗場戸1が全閉しているときロック金具3と
係合するのは第1のフック2Aである。また、乗場戸1
の表面の戸当り側上方には専用鍵4を挿入する第1の鍵
穴5Aが設けられ、また乗場戸1の側面であり三方枠6
との戸当り部にも専用鍵4を挿入する第2の鍵穴5Bが
設けられており、乗場戸が全閉しているとき第1の鍵穴
5Aの近傍上方にフック装置2にL形金具である第1の
解錠レバー7Aの一面が近接するように取付けられ、ま
た、乗場戸1を所定寸法である15センチメートル開い
たとき第2の鍵穴5Bの近傍上方にL形金具の一面が近
接するようフック装置2に第2の解錠レバー7Bが取付
けられている。
ンガーローラを介して乗場戸1に取付けられるフック装
置2の先端部には図示しない乗場戸のフレームに取付け
た係合部であるロック金具3と係合する第2のフック2
Bが切り欠かれ、またこの第2のフック2Bから所定寸
法である例えば15センチメートル後方に、同じくロッ
ク金具3と係合する第1のフック2Aが切り欠かれてい
る。ここで乗場戸1が全閉しているときロック金具3と
係合するのは第1のフック2Aである。また、乗場戸1
の表面の戸当り側上方には専用鍵4を挿入する第1の鍵
穴5Aが設けられ、また乗場戸1の側面であり三方枠6
との戸当り部にも専用鍵4を挿入する第2の鍵穴5Bが
設けられており、乗場戸が全閉しているとき第1の鍵穴
5Aの近傍上方にフック装置2にL形金具である第1の
解錠レバー7Aの一面が近接するように取付けられ、ま
た、乗場戸1を所定寸法である15センチメートル開い
たとき第2の鍵穴5Bの近傍上方にL形金具の一面が近
接するようフック装置2に第2の解錠レバー7Bが取付
けられている。
【0010】次に本発明の一実施形態のエレベータ乗場
戸の解錠装置を用いた乗場戸の開放方法を説明する。
今、例えば図示しない乗りかごに乗客が閉じ込められ
て、建物の管理人Aが乗りかごが停止している階の乗場
戸1を開放して乗りかごから乗客を救出する場合、図2
に示すように、管理人Aは乗場戸1の第1の鍵穴5Aに
専用鍵4を挿入し、専用鍵4を90度回転させることで
第1の解錠レバー7Aを持ち上げ、第1のフック2Aと
ロック金具3の係合状態を外して乗場戸1を開き、乗場
戸1が15センチメートル開放すると第2のフック2B
とロック金具3が係合状態となり、乗場戸1の開放が阻
止される。この乗場戸1が15センチメートル開放した
状態で管理人Aは昇降路内を見て乗りかごの位置を確認
する。次に、乗りかごが乗客を救出できる位置であると
確認した管理人Aは、専用鍵4を第2の鍵穴5Bに挿入
して90度回転させて、第2の解錠レバー7Bを持ち上
げ、第2のフック2Bとロック金具3の係合状態を外し
て乗場戸1を全開して、乗りかごから乗客を救出する。
このように、第1の鍵穴5Aを用いて乗場戸を所定寸法
開放させて乗りかごの位置を確認してから、第2の鍵穴
5Bで乗場戸1を全開するようにしたので、不用意な乗
場戸1の全階による昇降路内への落下事故が防止でき
る。
戸の解錠装置を用いた乗場戸の開放方法を説明する。
今、例えば図示しない乗りかごに乗客が閉じ込められ
て、建物の管理人Aが乗りかごが停止している階の乗場
戸1を開放して乗りかごから乗客を救出する場合、図2
に示すように、管理人Aは乗場戸1の第1の鍵穴5Aに
専用鍵4を挿入し、専用鍵4を90度回転させることで
第1の解錠レバー7Aを持ち上げ、第1のフック2Aと
ロック金具3の係合状態を外して乗場戸1を開き、乗場
戸1が15センチメートル開放すると第2のフック2B
とロック金具3が係合状態となり、乗場戸1の開放が阻
止される。この乗場戸1が15センチメートル開放した
状態で管理人Aは昇降路内を見て乗りかごの位置を確認
する。次に、乗りかごが乗客を救出できる位置であると
確認した管理人Aは、専用鍵4を第2の鍵穴5Bに挿入
して90度回転させて、第2の解錠レバー7Bを持ち上
げ、第2のフック2Bとロック金具3の係合状態を外し
て乗場戸1を全開して、乗りかごから乗客を救出する。
このように、第1の鍵穴5Aを用いて乗場戸を所定寸法
開放させて乗りかごの位置を確認してから、第2の鍵穴
5Bで乗場戸1を全開するようにしたので、不用意な乗
場戸1の全階による昇降路内への落下事故が防止でき
る。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、第1の鍵穴に専用鍵を
挿入して係合部と第1のフックとの係合状態を外して、
係合部が第2のフックに係合するまでの所定間隔、乗場
戸を開放させた状態で、乗りかごの停止位置を確認する
とともに、乗場戸が閉じた状態では見えない乗場戸の側
面に設けた第2の鍵穴に専用鍵を挿入して第2のフック
と係合部との係合状態を外すことで乗場戸を全開させる
ことができるので、乗場戸の裏側や昇降路側の危険な個
所に手を伸ばさずに安全に乗場戸を開放させることがで
きるとともに、不用意な乗場戸の開放による昇降路内へ
の転落事故も防止できる。
挿入して係合部と第1のフックとの係合状態を外して、
係合部が第2のフックに係合するまでの所定間隔、乗場
戸を開放させた状態で、乗りかごの停止位置を確認する
とともに、乗場戸が閉じた状態では見えない乗場戸の側
面に設けた第2の鍵穴に専用鍵を挿入して第2のフック
と係合部との係合状態を外すことで乗場戸を全開させる
ことができるので、乗場戸の裏側や昇降路側の危険な個
所に手を伸ばさずに安全に乗場戸を開放させることがで
きるとともに、不用意な乗場戸の開放による昇降路内へ
の転落事故も防止できる。
【図1】本発明の一実施形態のエレベータ乗場戸の解錠
装置の要部斜視図である。
装置の要部斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態のエレベータ乗場戸の解錠
装置を用いて乗場戸の開放方法を説明する乗場側の斜視
図である。
装置を用いて乗場戸の開放方法を説明する乗場側の斜視
図である。
1 乗場戸 2 フック装置 2A 第1のフック 2B 第2のフック 3 ロック金具 4 専用鍵 5A 第1の鍵穴 5B 第2の鍵穴 7A 第1の解錠レバー 7B 第2の解錠レバー
Claims (2)
- 【請求項1】 乗りかごに設けた係合装置との係合また
は昇降路側からの解錠操作及び専用鍵による解錠操作に
よって、乗場戸に設けたフック装置を移動させることで
フレーム固定の係合部との係合状態を外し、前記乗場戸
を開放可能とするエレベータ乗場戸の解錠装置におい
て、前記フック装置に前記係合部と係合する第1のフッ
クと第2のフックを所定間隔で設け、前記乗場戸の表面
に設けられ前記係合部と第1のフックとの係合状態を外
す第1の鍵穴と、前記乗場戸の側面に設けられ前記係合
部と前記第2のフックとの係合状態を外す第2の鍵穴と
を備えたことを特徴とするエレベータ乗場戸の解錠装
置。 - 【請求項2】 前記第2のフックは前記第1のフックよ
り前記フック装置の先端側に設けたことを特徴とする請
求項1記載のエレベータ乗場戸の解錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33931295A JPH09175759A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | エレベータ乗場戸の解錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33931295A JPH09175759A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | エレベータ乗場戸の解錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09175759A true JPH09175759A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18326270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33931295A Pending JPH09175759A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | エレベータ乗場戸の解錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09175759A (ja) |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33931295A patent/JPH09175759A/ja active Pending
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