JPH09175272A - 車両用監視カメラ - Google Patents

車両用監視カメラ

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JPH09175272A
JPH09175272A JP7343669A JP34366995A JPH09175272A JP H09175272 A JPH09175272 A JP H09175272A JP 7343669 A JP7343669 A JP 7343669A JP 34366995 A JP34366995 A JP 34366995A JP H09175272 A JPH09175272 A JP H09175272A
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JP
Japan
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camera
underfloor
vehicle
vehicle body
monitor
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Pending
Application number
JP7343669A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yamamura
正彦 山村
Michio Kaneko
道生 金子
Toshio Kamei
俊雄 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMATO UNYU KK
Ichikoh Industries Ltd
Yamato Transport Co Ltd
Original Assignee
YAMATO UNYU KK
Ichikoh Industries Ltd
Yamato Transport Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両走行時の障害物に対する破損を防止するこ
とができ、しかも、車体床下の監視範囲を広く確保する
ことができる車両用監視カメラを提供する。 【解決手段】駆動源ユニット22の駆動に連動する回動
アーム23が車体11の先端寄り床部11aに設けら
れ、車体床下を監視するためにモニター15に映像信号
を出力する床下カメラ24が回動アーム23の先端に装
着され、床下カメラ24は駆動源ユニット22の駆動に
よって常時は車体床面近傍に格納され使用時には車体下
方に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用監視カメ
ラ、特に車体床下を運転席からモニターで監視するよう
にした車両用監視カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平6−227315
号公報に示すように、トラック等の比較的大型車両の床
下を運転席からモニターで監視するようにした車両用監
視カメラが知られている。
【0003】この公報に開示された車載用監視カメラ
は、トラック等の車体1の先端寄り床部1aにカメラユ
ニット2を固定し、カメラユニット2内に水平面内で回
転する床下カメラ(図示せず)が設けられており、床下
カメラから出力された映像信号を運転席近傍に設けられ
たモニターによって監視することで、床下の障害物等を
確認するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
床下を監視する車両用監視カメラは、例えば、積載物の
納品等によりエンジンを停止して一旦車体から離れ、再
び乗車して出発する際に床下に子供が入り込んでいた場
合、これに気が付かないと人身事故の要因となってしま
うため、これを防止するために監視することを主たる目
的としている。
【0005】従って、床下カメラの設置位置は車体先端
近傍である程好ましく、しかも、車体後方(特に後輪よ
りも車体前方部分)にわたって広い範囲で監視できるこ
とが望ましい。このため、床下カメラの監視軸線が水平
であるほど車体後方への監視範囲を広く確保することが
できる。
【0006】しかしながら、上述したカメラユニット2
の場合、高さのある障害物に接触してカメラユニット2
を破損させないために、ある程度の設置高さが必要とな
るため、図11に示すように、カメラユニット2の下方
に非監視エリアEが存在してしまう。この非監視エリア
Eは、車体と路面との高さを最大に確保している場合が
多く、しかも、子供等が入り込む確率の大きいエリアで
あり、このエリアが非監視エリアEとなることは一番好
ましくないものである。
【0007】そこで、この非監視エリアEを無くすため
には、カメラユニット2の地上高さを有る程度確保する
必然性を考慮すると床下カメラの監視軸線を下方に向け
るしかないが、今度は車体後方への監視範囲が狭くなっ
てしまい、後輪よりも車体前方の監視が困難となってし
まう。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、車両走行時の障害物に対する破損を防止するこ
とができ、しかも、車体床下の監視範囲を広く確保する
ことができる車両用監視カメラを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、車体先端寄り床部に駆動
源の駆動に連動するカメラ保持部材が設けられ、該カメ
ラ保持部材の先端に車体床下を監視するためにモニター
に映像信号を出力する床下カメラが装着され、前記カメ
ラ保持部材は前記床下カメラを常時は車体床面近傍に格
納し且つ使用時には前記駆動源の駆動によって車体下方
に移動させることを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記床下カメラ
の格納状態を検出すると共に前記床下カメラの格納状態
を検出していないときにはエンジンスタートをロックさ
せる検出手段が設けられていることを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記床下カメラ
の格納状態を検出すると共に前記床下カメラの格納状態
を検出していないときには車載電装品のON・OFF状
態の切り換え信号をキャンセルする検出手段が設けられ
ていることを要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、車体周囲の障害
物を検出する障害物検出手段が設けられ、前記床下カメ
ラの格納状態を検出すると共に前記床下カメラの格納状
態を検出していないとき及び前記障害物検出手段が障害
物を検出しているときにはエンジンスタートをロックさ
せる検出手段が設けられていることを要旨とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、車体後方を監視
する後方カメラが車体後部上方に設けられ、前記床下カ
メラの格納状態を検出すると共に前記床下カメラの格納
状態を検出していないときにはエンジンスタートをロッ
クさせ且つ前記床下カメラの格納状態を検出していると
きには前記後方カメラからの映像信号を前記モニターに
出力する検出手段が設けられていることを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の車両用監視カメラ
の実施の形態を、図1〜図8に基づいて説明する。
【0015】(実施の形態1)図1〜図4は本発明の車
両用監視カメラの実施の形態1を示す。図1(A)にお
いて、10は車体、11はステアリング、12は前輪、
13は後輪である。車体10の先端寄りの床部10aに
は床下監視用のカメラユニット20が設けらている。
【0016】カメラユニット20は、図1(B)及び図
2に示すように、車体10の一部を構成するバンパやバ
ックアップビーム等のパネル14に取り付けられたブラ
ケット21と、ブラケット21に固定された駆動源とし
ての駆動源ユニット22と、駆動源ユニット22に一端
が連結された回動アーム23と、回動アーム23の他端
に装着された床下カメラ24と、ブラケット21に固定
された床下照明灯25とを備えている。
【0017】ブラケット21は、パネル14に対して固
定位置を調整することができるようになっており、車種
や車体劣化(スプリングやダンパーの劣化)に対する地
上高さの調整・変更が可能となっている。尚、この調整
・変更させる手段としては、例えば、パネル14とブラ
ケット21とをボルト・ナットで固定すると共に、ブラ
ケット21にボルトのネジ部が貫通する部分の形状を車
体上下に延びる略I字形状のスリット、或は、略L,
F,E字形状の溝(向きは問わない)とすることにより
対応が可能となる。
【0018】駆動源ユニット22の内部には、図示を省
略する正逆転可能なモータ並びにこのモータの出力軸に
連繋された減速ギヤ等が内蔵されている。
【0019】回動アーム23は、基端アーム23aと先
端アーム23bとがボルト・ナットBNを介して連結さ
れており、基端アーム23aに形成された長手方向に沿
う長孔23cによって長さ調節が可能となっている。ま
た、回動アーム23は、回動支点Pを中心に駆動源ユニ
ット22の駆動出力に基づいて、車体前方下部に床下カ
メラ24が位置する使用状態(図1(B)の実線状態)
と、車体後方上部に床下カメラ24が位置する格納状態
(図1(B)の鎖線状態)とに回動する。
【0020】先端アーム23bには、石跳ね(チッピン
グ)等から床下カメラ24を保護するカバー26が装着
されている。また、基端アーム23aにはピン27が突
設されている。
【0021】このピン27は、回動アーム23の回動に
伴って駆動源ユニット22に設けられた検出スイッチ2
8の接点アーム28aに接近・離反し、回動アーム23
が格納状態にあるときに接点アーム28aと当接するこ
とにより検出スイッチ28がONして格納状態を検出す
る。
【0022】床下カメラ24は、視野範囲が床下という
比較的狭い空間内を確認できるものでよいため小型な物
が使用され、床下カメラ24の状態変化を回動によるア
ーム式としたことと相俟って格納状態の時には偏平な格
納状態とすることができる。この際、格納状態の時のカ
メラユニット20の突出量を車体牽引用のフック(図示
せず)の突出量よりも少なくすることにより、このフッ
クを高さのある障害物に対するカメラユニット20のバ
ンパーとすることができる。また、床下カメラ24は車
体幅方向両端に各々一対の突起24a,24bが設けら
れ、この一対の突起24a,24bによって回動アーム
23に装着されている。
【0023】突起24aは回動アーム23に対して固定
とし、突起24bを回動アーム23に形成した小口方向
に円弧状に延びる溝23dに係合させることで突起24
aを中心として床下カメラ24を回動可能とすることが
でき、これにより、視野方向の車体上下方向の微調節を
行うことができる。
【0024】図3は、このようなカメラユニット20の
概略の制御ブロック図であり、車載バッテリーから電源
供給される制御回路29には、床下カメラ24からの映
像信号並びに検出スイッチ28からの出力信号が入力さ
れる。
【0025】制御回路29は、モニター15への映像信
号の出力、駆動源ユニット22(のモータ)の駆動制
御、検出スイッチ28からの出力信号に基づく床下照明
灯25の点灯・消灯制御を行う。
【0026】即ち、運転席の近傍に設けられたモニター
15のスイッチ(図示せず)をONすると、駆動源ユニ
ット22(のモータ)へと電源が供給されて回動アーム
23が格納状態から使用状態へと回動を開始すると同時
に、検出スイッチ28がOFFする。検出スイッチ28
がOFFすると、床下カメラ24から出力された映像信
号がモニター15に出力されると同時に床下照明灯25
が点灯する。
【0027】この際、回動アーム23は、図1(B)に
示すように、パネル14よりも車体前方に位置させるこ
とにより車体最先端からの確認が可能となる。また、駆
動源ユニット22内には過電流検知回路が設けられてい
るため、回動アーム23が使用位置(又は格納位置)に
まで回動した場合や回動途で障害物に当接した場合には
電源供給が停止される。
【0028】床下カメラ24が使用状態となるとモニタ
ー15の画面上の表示状態は、図4に示すような状態と
なる。なお、図4において、11a´は床部11aの映
像、12´は前輪12の映像、13´は後輪13の映
像、16´は路面16の映像である。
【0029】また、モニター15のスイッチをOFFす
ると、駆動源ユニット22(のモータ)へと電源が供給
されて回動アーム23が使用状態から格納状態へと回動
し、検出スイッチ28が格納状態を検出(ON)すると
床下カメラ24からモニター15への映像信号の出力が
停止されると同時に、床下照明灯25が消灯する。
【0030】以上説明したように、床下カメラ24を使
用状態と格納状態とに変位可能としたことにより、車両
走行時の障害物に対する床下カメラ24の破損を防止す
ることができ、しかも、使用状態とした場合には車体床
下の監視範囲を広く確保することができる。
【0031】(実施の形態2)図5及び図6は本発明の
車両用監視カメラの実施の形態2を示す。この実施の形
態2では、格納状態への状態復帰が完了するまでエンジ
ンスタートができないようにしたもので、格納途中で走
行を開始してしまい障害物にカメラ24を接触させてし
まうなどの破損を防止するようにしたものである。尚、
図5,図6において、上記実施の形態1と同一若しくは
類する構成には同一の符号を付してその説明を省略す
る。また、カメラユニット20の見かけ上の構成は図
1,図2に示した構成と同一である。
【0032】図5において、車載バッテリーから電源供
給される制御回路29には、床下カメラ24からの映像
信号、検出スイッチ28からの出力信号、格納スイッチ
30からの命令信号が入力される。
【0033】制御回路29は、モニター15への映像信
号の出力、駆動源ユニット22(のモータ)の駆動制
御、検出スイッチ28からの出力信号に基づく床下照明
灯25の点灯・消灯制御、エンジンへの燃料供給制御用
の電磁バルブ31の駆動制御を行う。
【0034】エンジンスタートの制御は、図6に示すよ
うに、ACCスイッチ32がONされると、バッテリ3
3からの電源供給により、制御回路29のトランジスタ
34がコンデンサ35の充電完了までONする。また、
このトランジスタ34がONすると、リレー36がON
して接点a1,a2がONする。
【0035】接点a1がONするとリレー36が自己保
持され、これにより接点a1,a2のONが継続する。
また、接点a2がONすると、モニター15へON信号
を出力すると同時にリレー37がONして接点b1,b
2がONする。
【0036】接点b1,b2がONすると駆動源ユニッ
ト22(のモータ)が駆動(正転)して回動アーム23
が回動し、床下カメラ24を使用状態から格納状態へと
変位させる。この状態でモニター15のスイッチ(図示
せず)がONされると床下カメラ24から送られてきた
映像信号による画像がモニター15に表示される。
【0037】回動アーム23の使用方向への回動により
検出スイッチ28のNO端子とCOM端子との導通が切
れると同時にNC端子とCOM端子とが導通される。N
O端子とCOM端子との導通が切れると電磁バルブ31
への信号遮断によりエンジンへの燃料供給が遮断されて
エンジンスタートがロックされ、NC端子とCOM端子
とが導通されると床下照明灯25が点灯する。
【0038】床下の安全を確認してエンジンをスタート
させる場合には格納スイッチ30をONする。
【0039】格納スイッチ30をONすると、トランジ
スタ34は既にOFFされているため、リレー36がO
FFして自己保持が解除されると共に、接点a1,a2
がOFFする。また、同時にリレー37もOFFして接
点b1,b2がOFFする。接点b1,b2がOFFす
ると駆動源ユニット22(のモータ)が駆動(逆転)し
て回動アーム23が回動し、床下カメラ24を格納状態
から使用状態へと変位させる。
【0040】回動アーム23が格納方向へと回動する
と、検出スイッチ28のNC端子とCOM端子との導通
が切れると同時にNO端子とCOM端子とが導通され
る。検出スイッチ28のNC端子とCOM端子との導通
が切れると床下照明灯25が消灯すると同時にモニター
15がOFFされ、NO端子とCOM端子とが導通され
ると電磁バルブ31への信号復帰によりエンジンへの燃
料供給が開始されてエンジンスタートが可能となる。
【0041】尚、エンジンスタートのロックは、電磁バ
ルブ31の制御によるものの他、スタータスイッチのシ
リンダキーの回転を機械的に停止させたり、スタータス
イッチのONを電気的に無効とする等が考えられる。
【0042】ところで、検出スイッチ28は、エンジン
スタートのロックや床下照明灯25のON・OFF制御
みならず、例えば、格納状態となるまでモニター15の
スイッチOFF、ヘッドランプのON、音響装置のON
等、再走行をする際に操作される車載電装品のON・O
FF状態の切り換え信号をキャンセルするようにしても
よく、これらをON・OFF操作したにも係わらず、そ
の操作が実行されないことで格納状態が完了していない
ことを既存の電装品により認識させることも可能であ
る。尚、抵抗38はコンデンサ35の充電が完了するま
での時間制御用として用いられている。
【0043】また、図7,図8に示すように、障害物検
知センサー17を設け、床下照明灯25と同期して検出
スイッチ28のNC端子とCOM端子とが導通している
間に障害物検知センサ17が障害物を検出しているとき
にはエンジンスタートをロックさせるようにしてもよ
い。
【0044】尚、障害物検知センサ17の設置箇所とし
ては、図1(A)に示すように、車体前方に設けられ、
特に、運転席とは逆側の車体前方周囲の障害物を検知す
る等がある。また、障害物検知センサー17が障害物を
検知しているときにはブザー等の警告手段(図示せず)
により運転者にその旨を認識させることもできる。
【0045】(実施の形態3)図9及び図10は本発明
の車両用監視カメラの実施の形態3を示す。この実施の
形態3では、上記実施の形態1並びに実施の形態2で開
示した機能に加え、車体後方の安全確認をも可能とした
ものである。尚、図9,図10において、上記実施の形
態1,2と同一若しくは類する構成には同一の符号を付
してその説明を省略する。また、カメラユニット20の
見かけ上の構成は図1,図2に示した構成と同一であ
る。
【0046】図9において、18は車体10の後部上方
に装着されて車体後方を監視する後方カメラ(図1
(A)参照)で、制御回路29を経て車体後方の映像が
床下カメラ24と共用するモニター15に表示される。
この際、制御回路29は、床下カメラ24からの映像信
号を優先とし、床下カメラ24が格納状態となると後方
カメラ18による映像がモニター15に表示される。
【0047】即ち、図10に示すように、検出スイッチ
28のNC端子とCOM端子とが導通される(床下照明
灯25が点灯している状態)と、リレー39がONし、
接点c1,c2がONする。
【0048】接点c1,c2がONすると、床下カメラ
24から出力された映像信号を中継するコネクタ40及
びモニター15に映像信号を中継するコネクタ41を経
て床下カメラ24からの映像信号がモニター15に出力
される。
【0049】一方、検出スイッチ28のNO端子とCO
M端子とが導通される(電磁バルブ31のONによる燃
料供給状態)と、リレー39がOFFし、接点c1,c
2がOFFする。
【0050】接点c1,c2がOFFしている時にバッ
クスイッチ43がONすると、後方カメラ18から出力
された映像信号を中継するコネクタ42及びモニター1
5に映像信号を中継するコネクタ41を経て後方カメラ
18からの映像信号がモニター15に出力される。尚、
図10において、44,45はダイオードである。
【0051】従って、一つのモニター15で床下と後方
の安全を確認することができるばかりでなく、その映像
の自動切り換えが可能となる。
【0052】ところで、上記各実施の形態では、格納状
態でのカメラユニット20の偏平化を実現するために回
動アーム23の回動により床下カメラ24を変位させる
ものを開示したが、車体上下方向に軸線を有する伸縮式
のシリンダ部材或はラック・ピニオン機構等によって略
垂直に床下カメラが移動変位する構成でもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の車両用監視
カメラにあっては、車体先端寄り床部に駆動源の駆動に
連動するカメラ保持部材が設けられ、該カメラ保持部材
の先端に車体床下を監視するためにモニターに映像信号
を出力する床下カメラが装着され、前記カメラ保持部材
は前記床下カメラを常時は車体床面近傍に格納し且つ使
用時には前記駆動源の駆動によって車体下方に移動させ
ることにより、車両走行時の障害物に対する破損を防止
することができ、しかも、車体床下の監視範囲を広く確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わる車両用監視カメ
ラを示し、(A)はトラックの側面図、(B)は要部の
拡大側面図である。
【図2】同じく、要部の拡大平面図である。
【図3】同じく、要部のブロック回路図である。
【図4】同じく、モニターの表示状態を示す画面の正面
図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係わる車両用監視カメ
ラを示し、要部のブロック回路図である。
【図6】同じく、要部のプリント回路図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係わる車両用監視カメ
ラの応用例を示し、要部のブロック回路図である。
【図8】同じく、要部のプリント回路図である。
【図9】本発明の実施の形態3に係わる車両用監視カメ
ラを示し、要部のブロック回路図である。
【図10】同じく、要部のプリント回路図である。
【図11】従来の車両用監視カメラを示し、トラックの
側面図である。
【符号の説明】
11…車体 11a…床部 15…モニター 20…車両用監視カメラ 22…駆動源ユニット(駆動源) 23…回動アーム(カメラ保持部材) 24…床下カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 俊雄 東京都中央区銀座2丁目16番15 ヤマト運 輸株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体先端寄り床部に駆動源の駆動に連動す
    るカメラ保持部材が設けられ、該カメラ保持部材の先端
    に車体床下を監視するためにモニターに映像信号を出力
    する床下カメラが装着され、前記カメラ保持部材は前記
    床下カメラを常時は車体床面近傍に格納し且つ使用時に
    は前記駆動源の駆動によって車体下方に移動させること
    を特徴とする車両用監視カメラ。
  2. 【請求項2】前記床下カメラの格納状態を検出すると共
    に前記床下カメラの格納状態を検出していないときには
    エンジンスタートをロックさせる検出手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の車両用監視カメ
    ラ。
  3. 【請求項3】前記床下カメラの格納状態を検出すると共
    に前記床下カメラの格納状態を検出していないときには
    車載電装品のON・OFF状態の切り換え信号をキャン
    セルする検出手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の車両用監視カメラ。
  4. 【請求項4】車体周囲の障害物を検出する障害物検出手
    段が設けられ、前記床下カメラの格納状態を検出すると
    共に前記床下カメラの格納状態を検出していないとき及
    び前記障害物検出手段が障害物を検出しているときには
    エンジンスタートをロックさせる検出手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の車両用監視カメ
    ラ。
  5. 【請求項5】車体後方を監視する後方カメラが車体後部
    上方に設けられ、前記床下カメラの格納状態を検出する
    と共に前記床下カメラの格納状態を検出していないとき
    にはエンジンスタートをロックさせ且つ前記床下カメラ
    の格納状態を検出しているときには前記後方カメラから
    の映像信号を前記モニターに出力する検出手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の車両用監視
    カメラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006279752A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Denso Corp 車両直下画像表示制御装置および車両直下画像表示制御プログラム
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