JP3093837U - トレーラー被牽引車の左後方安全確認カメラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 トレーラー車が、交差点等で左折する際に、
被牽引車の左後方に発生する広範囲の死角の安全を確認
するカメラ装置を提供する。 【解決手段】 被牽引車３の左側前方に、左後方障害物
を確認するカメラ６を取り付けて、運転台内左方に設置
したモニターテレビ４の映像で、被牽引車の左後方の障
害物と車体との接近間隔を正確に把握し、確認しながら
接触事故等を防止する、尚後退する際にも同様の状況が
発生するので、カメラは後退する場合にも作動する構造
にする、トレーラー左後方安全確認カメラ６を設置する
事により、陸送運転上の技術的に不慣れな車両や、危険
物積載車でも、長い車両ホイールベース等による重大接
触事故の心配がなくなり、道路上での安全な運行が可能
になる。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案が解決しようとする課題】 従来道路上を運行しているトレーラー車が、左折する際に運転台車と被牽引車 がボギー台支点より折り曲げられ、運転台の左バックミラーでは、被牽引車の左 後方障害物の確認が不可能になり、被牽引車の左後方に広範囲の死角が発生する 、現在これを運転技術と経験、運転の勘で移動している、そのため被牽引車の左 後方障害物と車体との間隔を確認する事が不可能であり、同様に左後方に後退す る際にも確認が不充分で重大接触事故等が発生する危険な状況である。 【０００２】 【課題を解決するための手段】 トレーラー被牽引車の左側前部に左後方障害物を確認するカメラを取り付けて 、運転台内の左前方に設置したモニターテレビの映像で、トレーラー車が交差点 等で左折する場合に、被牽引車の左後方に発生する死角の障害物と車体との間隔 を確認する、なお後退する際にも同様の状況が発生するので、カメラ映像は後退 する場合にも作動させる構造にする。 被牽引車は荷台形状の異なる種類が多いため、被牽引車左前方の適切な位置に 脱着移動式カメラを取り付ける構造にする、大きさの統一された支持ブラケット 台を各被牽引車の左側前部に設置して、角型ポールで高さを調整し、ネジ式のロ ックで固定する、カメラとポールは一体構造に製作し、脱着できる形状にして、 運転台車に載せて移動する。 【０００３】 【考案の効果】 トレーラー車の運転台にモニターテレビを設置して、被牽引車の左側前部に取 り付けたカメラの映像により、被牽引車左後方死角の障害物を確認する事で、陸 送運転上の不慣れな車両や、危険物積載車でも、交差点等の左折時、及び後退時 に長いホイールベースの違いによる運転操作上の重大接触事故等の心配がなくな り、安全な運行が可能になる。

【図面の簡単な説明】 【図１】トレーラー車が左折時の平面図である。 【図２】トレーラー車の立面図である。 【図３】積載荷物台の形態の違うトレーラー車の立面図
である。 【図４】脱着移動式、回転アーム付きカメラのポールと
支持ブラケットの立面図である。 【図５】カメラとモニターテレビ間のコントロール配線
図である。 【符号の説明】 １ トレーラー車の牽引運転台車 ２ トレーラー車のボギー台 ３ 荷物積載用被牽引車 ４ 運転台内モニターテレビ ５ 運転台左バックミラーで確認する範囲 ６ 被牽引車左後方確認カメラ ７ 被牽引車左後方照明灯 ８ 被牽引車のカメラで確認する範囲 ９ 回転式バックミラー用アーム １０ 回転式バックミラー用アーム付きカメラのポール １１ 荷物積載用平型荷台被牽引車 １２ リミットスイッチ付きモーター １３ カメラの高さ調整用ピン穴 １４ 一定規格の角型ブラケット １５ ポール固定用ネジロックハンドル １６ 角型ブラケットのピン穴 １７ 被牽引車の左前部 １８ 防水型多極ソケット １９ 手動用スイッチ ２０ カメラ格納用リレースイッチ ２１ ピットマンアーム ２２ ハンドルボックス ２３ 左折時作動用リミットスイッチ ２４ バッテリー電源 ２５ バックライト電源

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 トレーラー牽引運転台車１にモニターテ
   レビ４を設置し、被牽引車３の左側前部に回転アーム付
   きカメラ６を取り付けて、被牽引車の左側後方死角８の
   安全を確認する装置。