JPH09174819A - 輪転印刷機の機械原点合わせ方法 - Google Patents

輪転印刷機の機械原点合わせ方法

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JPH09174819A
JPH09174819A JP7351437A JP35143795A JPH09174819A JP H09174819 A JPH09174819 A JP H09174819A JP 7351437 A JP7351437 A JP 7351437A JP 35143795 A JP35143795 A JP 35143795A JP H09174819 A JPH09174819 A JP H09174819A
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Toru Akiyama
亨 秋山
Yoshitaro Matsuhashi
義太郎 松橋
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷開始時の機械原点合わせから同期制御運転
までを連続的に行う省力されたシャフトレス同期制御運
転を実現し得る輪転印刷機の機械原点合わせ方法を提供
するものである。 【解決手段】位置検出部出力を得る演算部は、印刷開始
時に定低速にてマスタ機械動作部およびスレ−ブ機械動
作部を回転させてマスタ軸原点およびスレ−ブ軸原点を
検出し、かつ原点検出後にマスタ速度に追従するスレ−
ブ速度を変化させて位相調整を行うことにより、機械原
点を合わせたのち同期制御に連続的に切り換える機能を
有するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転印刷機におけ
るシャフトレス同期制御運転方法に係わり、特に印刷開
始時にマスタ機械動作部およびスレ−ブ機械動作部の位
相調整連動運転を行い、連続して同期制御運転を行い得
る輪転印刷機の機械原点合わせ方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、輪転印刷機におけるシャフトレ
ス同期制御運転方法が知られている。この種のシャフト
レス同期制御運転方法によるものは、予め機械原点合わ
せが必要となって、その機械原点合わせ時には、マスタ
軸駆動モータおよびスレーブ軸駆動モータを機械原点位
置で一度止め、マスタ軸原点とスレーブ軸原点が合った
ところから、同期制御運転を開始するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来技術では、印刷開始時に機械原点を合わせる操作
が必要であり、さらにはそのため同期制御運転までの時
間も無視できない。しかして本発明の目的とするところ
は、印刷開始時の機械原点合わせから同期制御運転まで
を連続的に行う省力されたシャフトレス同期制御運転装
置を実現し得る輪転印刷機の機械原点合わせ方法を提供
する、ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述したような
点に鑑みなされたものであって、その解決手段はつぎの
如くである。ここで、本発明の技術思想の理解を容易に
するために示した図1を、参照して説明する。図1は輪
転印刷機におけるシャフトレス同期制御運転装置の要部
系統を示し、1はシャフトレス同期制御運転される輪転
印刷機、2は位置検出部、3は演算部、41,42はマスタ
駆動部,スレーブ駆動部、51,52はマスタ軸駆動モー
タ,スレーブ軸駆動モータ、61,62はゼロ相付き二相イ
ンクルメンタルエンコーダであるマスタ側エンコーダ,
スレーブ側エンコーダである。また、輪転印刷機1にお
いては、 101はマスタ機械動作部、 102はスレーブ機械
動作部、 111はマスタ軸原点検出センサ、 112はスレー
ブ軸原点検出センサを示す。
【0005】図1において、マスタ軸駆動モータ51がマ
スタ機械動作部 101に連結され、スレーブ軸駆動モータ
52がスレーブ機械動作部 102に連結されている。また、
マスタ側エンコーダ61とスレーブ側エンコーダ62は、マ
スタ軸駆動モータ51とスレーブ軸駆動モータ52の回転方
向,回転角度および一回転に一パルスのゼロマークを得
るものである。位置検出部2は図示の如くに各検出出力
を得る。特に位置検出部2は、マスタ軸原点検出センサ
111がマスタ軸原点Pmを検出した時点を零とし、マス
タ側エンコーダ61よりパルスカウントしてマスタ位置検
出を行う。さらには、スレーブ軸原点検出センサ 112が
スレーブ軸原点Psを検出した時点を零とし、スレーブ
側エンコーダ62よりパルスカウントしてスレーブ位置検
出を行うよう設けられている。
【0006】演算部3は、マスタ軸駆動モータ51および
スレーブ軸駆動モータ52の回転速度を決める速度データ
を、マスタ駆動部41およびスレーブ駆動部42へセットす
るよう設けられており、位置検出部2により得られたデ
ータから、速度データを演算するよう設けられている。
マスタ駆動部41およびスレーブ駆動部42は、セットされ
た速度データよりマスタ軸駆動モータ51およびスレーブ
軸駆動モータ52を、回転するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、かかる系統の各部の機能
を、図2を参照して説明する。いま、演算部3は低定速
の速度データV0 をマスタ駆動部41とスレーブ駆動部42
へ送り、マスタ軸駆動モータ51およびスレーブ軸駆動モ
ータ52を介してマスタ機械動作部 101およびスレーブ機
械動作部 102を回転させる。このようにマスタ機械動作
部 101およびスレーブ機械動作部 102を回転させること
により、マスタ軸原点検出センサ 111がマスタ軸原点P
mを,スレーブ軸原点検出センサ 112がスレーブ軸原点
Psを、それぞれ検出できる。これより、位置検出部2
はマスタ側エンコーダ61とスレーブ側エンコーダ62によ
りパルスカウントを開始し、ここで、輪転印刷機1のマ
スタ原点位置θmと、スレーブ原点位置θsとを検出す
る。
【0008】さて、速度データV0 は一定とし、検出さ
れたマスタ原点位置θmおよびスレーブ原点位置θsよ
り、演算部3を通して、マスタ速度Vmあるいはスレー
ブ速度Vsを変化させる。これは、式(1)の如くであ
る。ここで、(Δθ/Δt)は調整速度である。
【0009】 Vv(t)= V0 −(Δθ/Δt) ・・・・(1)
【0010】すなわち、演算部3おけるスレーブ速度V
sは、式(1)で求められた変化速度の速度デ−タVv
(t)が低速リミットデ−タVSLまで減速されて出力さ
れるものとなる。ここで、図2はスレーブ原点が先に検
知された例を示している。かようにして、マスタ軸駆動
モータ51およびスレーブ軸駆動モータ52の連動運転に
て、輪転印刷機1のマスタ機械動作部 101とスレーブ機
械動作部 102とを、自動的に位相調整を行うことができ
る。さらに、本発明を実施例図面に基づいて、詳細説明
する。
【0011】
【実施例】図3は本発明が適用された原点位置合わせの
信号流れの一例を示すものであって、図1と関係する各
部は同じ符号を付したものである。ここに、演算部3に
おいては、31,37,38は減算器、32は比較器、33は信号
発生器、34,35はスイッチ、36はリレ−接点である。す
なわち、位置検出部2にてマスタ軸原点Pm検出により
カウントされるマスタ位置カウンタ21出力と、スレーブ
軸原点Ps検出によりカウントされるスレーブ位置カウ
ンタ22出力との差を検出することにより、減算器31にて
位相差θeが求まる。この位相差θeが比較器32に与え
られ、比較器32は次式(2)の比較を行う。ここで、θ
0 は輪転印刷機のマスタ軸原点およびスレーブ軸原点取
り付け位置と実際の原点位置との誤差が生じたときの位
相調整値である。
【0012】 θd= θe− θ0 ・・・・(2)
【0013】そして、比較器32は式(2)より求められ
たθd が、零より大のときはマスタ進み,零より小のと
きはスレーブ進みとみなし、マスタ調整とスレーブ調整
の調整切替をスイッチ34にて行う。いま図2例を用いる
と、スイッチ34および減算器38により、スレーブ速度V
sは、速度データV0 から信号発生器33出力の調整速度
(Δθ/Δt)が減算され、低速リミットデ−タVSLに
変化させられる。ここで、スイッチ34によりマスタ速度
Vmは速度データV0 のままであるため、マスタ軸原点
位置θmにに近づく。それとともに、式(2)より求ま
るθd が零に近づく。式(2)より求まるθd が零に近
ずくと、比較器32は、スイッチ35によりスレーブ速度V
sを速度データV0 に戻す。スレーブ速度VsがV0 に
戻ったときに式(2)より求まるθd が零になると、比
較器32はリレ−接点36を開路する。したがって、かよう
に検出器出力,位置検出部および演算部を効用すること
によつて原点合わせが完了し、そのまま連続して同期制
御運転を行う得ることは、明らかである。
【0014】なお、マスタおよびスレーブの位置検出を
ゼロ相付き二相インクルメンタルエンコーダで行ってい
ることにより、マスタ軸原点およびスレーブ軸原点の代
わりに、そのエンコーダのゼロマークを原点としてもよ
いことは、勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
刷開始時の機械原点合わせから同期制御運転までを連続
的に行うことにより、原点位置合わせ自動処理より操作
性ならびに時間的な問題が解消された装置を実現し得る
格別な方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の技術思想の理解を容易にするた
め示した系統ブロック図である。
【図2】図2は本発明の機能を説明するため原点位置と
速度データの関係を示す各部特性図である。
【図3】図3は本発明が適用された原点位置合わせの一
例を示す信号流れ図である。
【符号の説明】
1 輪転印刷機 101 マスタ機械動作部 102 スレーブ機械動作部 111 マスタ軸原点検出センサ 112 スレーブ軸原点検出センサ 2 位置検出部 3 演算部 41 マスタ駆動部 42 スレーブ駆動部 51 マスタ軸駆動モータ 52 スレーブ軸駆動モータ 61 マスタ側エンコーダ 62 スレーブ側エンコーダ Pm マスタ軸原点 Ps スレーブ軸原点 V0 速度デ−タ Vm マスタ速度 Vs スレ−ブ速度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置検出部出力を得る演算部を具備し、
    該演算部により各駆動部および駆動モ−タを介してマス
    タ機械動作部およびスレ−ブ機械動作部を回転させる輪
    転印刷機におけるシャフトレス同期制御運転方法におい
    て、前記演算部は印刷開始時に、定低速度にてマスタ機
    械動作部およびスレ−ブ機械動作部を回転させてマスタ
    軸原点およびスレ−ブ軸原点を検出し、かつ該原点位置
    検出後にマスタ速度に追従するスレ−ブ速度を変化させ
    て位相調整を行うことにより、機械原点を合わせたのち
    同期制御に連続的に切り換える機能を有するようにした
    ことを特徴とする輪転印刷機の機械原点合わせ方法
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