JPH0944252A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPH0944252A
JPH0944252A JP19010395A JP19010395A JPH0944252A JP H0944252 A JPH0944252 A JP H0944252A JP 19010395 A JP19010395 A JP 19010395A JP 19010395 A JP19010395 A JP 19010395A JP H0944252 A JPH0944252 A JP H0944252A
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JP
Japan
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signal
origin
servo motor
servo
pulse command
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JP19010395A
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English (en)
Inventor
Hidemichi Hirata
秀道 平田
Hisashi Miyagawa
久 宮川
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
Original Assignee
Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リミットスイッチ、原点センサなしで、原点
サーチができるようにし、ローコスト、省スペース、メ
ンテナンスフリーとする。 【解決手段】 両側に端点を有する動作軸1と、モータ
駆動信号から回転方向成分を含むトルク信号を取り出し
て絶対値に変換する絶対値変換回路22と、絶対値のト
ルク信号が基準値より大きいときに電気原点信号をコン
トローラに入力するコンパレータ23と、サーボドライ
バ6にサーボモータ3を回転させるパルス指令を与え、
コンパレータからの電気原点信号を受けてパルス指令を
停止し、サーボドライバへたまりパルスクリア指令を出
力し、しかる後にサーボドライバにサーボモータを上記
回転方向とは逆の回転方向に回転させるパルス指令を与
え、予め設定された移動量分だけ移動させてパルス指令
を停止させ、スライダ2の停止地点を機械原点に設定す
るよう制御するコントローラ10とを備えた位置決め装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば1軸の位置決
め装置、特に原点サーチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の原点サーチ方法には、動作軸の両
端を検出するリミットスイッチと、原点近傍を検出する
原点センサを用い、動作軸を駆動するモータを回転させ
てスライダを一方のリミットスイッチに向けて移動さ
せ、スライダがその一方のリミットスイッチに押し当た
ると、リミットスイッチが動作してモータの回転を停止
させて原点を設定したり、さらに上記モータの回転の停
止後にモータを逆転させてスライダを移動させ、スライ
ダが該一方のリミットスイッチの近傍にある原点センサ
に近づくと、原点センサはそれを検知して原点入力を
し、その入力時からZ相信号が入力されたときにモータ
の逆転を停止させてより正確に原点を設定する方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
原点サーチ方法を実施する位置決め装置装置は、動作軸
の両端を検出するリミットスイッチや、さらには原点近
傍を検出する原点センサのスイッチ類が必要であり、こ
れらのスイッチ類を動作軸に取り付けるための取付け工
数、メンテナンスするためのメンテナンス工数等が必要
でコスト高となり、又スイッチ類を取付けるためのスペ
ースを確保しなければならないという問題点があった。
【0004】また、上記以外の従来の原点サーチ方法と
して特公平5−21703号公報にNC送り装置の座標
原点設定方法が開示されている。この方法は、サーボモ
ータにより送りが与えられるスライダの位置検出器とし
てパルスジェネレータのほかにアブソリュートタイプの
ポテンションメータを備え、スライダに所定の送りを与
えて該スライダを基準面に押し当てたときのパルスジェ
ネレータおよびポテンションメータの位置データと、予
め記憶されている原点オフセットデータとに基づいて機
械座標の原点を演算して設定し、該スライダを基準面に
押し当てるに際して、サーボモータの電流を制限して該
サーボモータのトルクが所定の値を越えないように制御
するものであるが、スライダがストッパに衝突したとき
に、その当接の確認方法が開示されていないものであ
る。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、リミットスイッチ、或いはリ
ミットスイッチ及び原点センサなしで、原点サーチがで
きるようにし、ローコスト、省スペース、メンテナンス
フリーの1軸位置決め装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る位置決め装
置は、両側に端点を有する動作軸と、動作軸の回転に伴
い軸上を可動するスライダと、動作軸を回転させるサー
ボモータと、パルス指令に基づくモータ駆動信号により
サーボモータを駆動するサーボドライバと、サーボドラ
イバから出力されるモータ駆動信号からスライダが動作
軸の端点にぶっかって発生する回転方向成分を含むトル
ク信号を取り出し、そのトルク信号を絶対値に変換する
絶対値変換回路と、絶対値に変換されたトルク信号と所
定の基準値とを比較し、トルク信号が基準値より大きい
ときに電気原点信号をコントローラに入力するコンパレ
ータと、サーボドライバに原点サーチのためのサーボモ
ータをある回転方向に回転させるパルス指令を与え、コ
ンパレータからの電気原点信号を受けて上記パルス指令
を停止し、サーボドライバへたまりパルスクリア指令を
出力し、しかる後にサーボドライバにサーボモータを上
記回転方向とは逆の回転方向に回転させるパルス指令を
与え、予め設定された移動量分だけ移動させて上記パル
ス指令を停止させ、スライダの停止地点を機械原点に設
定するよう制御するコントローラとを備えてなるもので
ある。
【0007】本発明に係るもう一つの位置決め装置は、
両側に端点を有する動作軸と、動作軸の回転に伴い軸上
を可動するスライダと、動作軸を回転させるサーボモー
タと、サーボモータのZ相位置を検出し、Z相位置検出
信号を出力する位置検出手段と、位置検出手段のZ相位
置検出信号を受けてZ相信号を出力するZ相入力I/F
と、パルス指令に基づくモータ駆動信号によりサーボモ
ータを駆動するサーボドライバと、サーボドライバから
出力されるモータ駆動信号からスライダが動作軸の端点
にぶっかって発生する回転方向成分を含むトルク信号を
取り出し、そのトルク信号を絶対値に変換する絶対値変
換回路と、絶対値に変換されたトルク信号と所定の基準
値とを比較し、トルク信号が基準値より大きいときに電
気原点信号をコントローラに入力するコンパレータと、
サーボドライバに原点サーチのためのサーボモータをあ
る回転方向に回転させるパルス指令を与え、コンパレー
タからの電気原点信号を受けて上記パルス指令を停止
し、サーボドライバへたまりパルスクリア指令を出力
し、しかる後にサーボドライバにサーボモータを上記回
転方向とは逆の回転方向に回転させるパルス指令を与
え、Z相入力I/Fが位置検出手段のZ相位置検出信号
に基づき出力するZ相信号を受けて上記パルス指令を停
止させ、スライダの停止地点を機械原点に設定するよう
制御するコントローラとを備えてなるものである。
【0008】本発明においては位置決め装置のコントロ
ーラが、サーボドライバに原点サーチのためのサーボモ
ータをある回転方向に回転させるパルス指令を与え、サ
ーボドライバがサーボモータをある回転方向に回転させ
て動作軸上のスライダを移動させ、スライダが動作軸の
端点にぶっかってサーボモータに発生したトルクによっ
てサーボドライバに生じるトルク信号を絶対値変換回路
が取り出して絶対値に変換し、コンパレータが絶対値に
変換されたトルク信号と所定の基準値とを比較し、トル
ク信号が基準値より大きいときに電気原点信号を出力
し、そのコンパレータからの電気原点信号を受けて上記
パルス指令を停止し、サーボドライバへたまりパルスク
リア指令を出力し、しかる後にサーボドライバにサーボ
モータを上記回転方向とは逆の回転方向に回転させるパ
ルス指令を与え、予め設定された移動量分だけ移動させ
て上記パルス指令を停止させ、スライダの停止地点を機
械原点に設定するか、或いは上記コンパレータからの電
気原点信号を受けて上記パルス指令を停止し、サーボド
ライバへたまりパルスクリア指令を出力した後にサーボ
ドライバにサーボモータを上記回転方向とは逆の回転方
向に回転させるパルス指令を与え、サーボモータに設け
られた位置検出手段のZ相位置検出信号に基づき出力す
るZ相入力I/FのZ相信号を受けて上記パルス指令を
停止させ、サーボモータの逆転の停止によるスライダの
停止地点を機械原点に設定するから、トルク信号に従来
使用されていたリミットスイッチの意味、或いはリミッ
トスイッチ及び原点センサの意味を持たせることがで
き、これらのスイッチ類が不要となり、ローコスト、省
スペース、メンテナンスフリーの位置決め装置を得るこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
1軸位置決め装置の構成を示すブロック図、図2は同装
置のトルクモニタ入力I/Fの内部構成を示すブロック
図、同装置の動作を示すフローチャートである。図にお
いて、1は動作軸、1aは動作軸1の左側端点、1bは
動作軸1の右側端点、2は動作軸1の回転に伴い動作軸
1上を移動するスライダ、3は動作軸1を回転させるサ
ーボモータ、4はサーボモータ3のZ相位置を検出する
ロータリエンコーダ、5はサーボモータ3の速度を検出
するタコジェネレータ、6はサーボモータ3を駆動する
サーボドライバである。
【0010】10はサーボモータ3を回転制御するため
のパルス指令を出力する1軸位置決め装置のコントロー
ラであるCPU、11はROM、12はRAM、13は
CPU10のパルス指令をサーボドライバに与えるパル
ス出力I/F、14はトルクモニタ入力I/Fで、サー
ボドライバ6がパルス指令に基づきサーボモータ3に出
力するモータ駆動信号であるモータ駆動電流の一部をト
ルク信号として取り出し、そのトルク信号が所定の値の
場合にCPU10に電気原点信号として入力するもので
ある。15は位置検出手段であるロータリエンコーダ4
の位置検出信号に基づきCPU10にZ相信号を出力す
るZ相入力I/F、16はタコジェネレータ5の速度検
出信号に基づきCPU10に速度信号をで出力する速度
入力I/Fである。
【0011】トルクモニタ入力I/F14はサーボドラ
イバ6からモータ駆動電流の一部をトルク信号として取
り出し、そのトルク信号を遅延させるCRフィルタ20
と、CRフィルタ20で遅延させられたトルク信号を高
入力インピーダンスで受けるバッファ21と、回転方向
成分を含むトルク信号を扱いやすいように絶対値に変換
する絶対値変換回路22と、絶対値変換回路22によっ
て絶対値に変換されたトルク信号と所定の基準値とを比
較し、トルク信号が基準値より大きいときに電気原点信
号をCPU10に入力するコンパレータ23とから構成
されている。
【0012】次に、上記実施形態の動作を図1、図2及
び図3のフローチャートを参照しながら説明する。1軸
位置決め装置のコントローラであるCPU10が原点サ
ーチを開始すると、CPU10はパルス出力I/F13
を介してサーボドライバ6にパルス指令を与え、同時に
トルク信号の監視を始める。サーボドライバ6はCPU
10からのパルス指令を受けてサーボモータ3をある方
向に回転させる。サーボモータ3の回転に伴い動作軸1
が回転してスライダ2が移動し、スライダ2が例えば、
動作軸1の右側端点1bまで到達すると、ぶつかって停
止する。この時点ではCPU10はサーボドライバ6に
対してパルス指令を与え続けているので、サーボモータ
3のトルクが増大する。このようにサーボモータ3のト
ルクが増大するにつれてサーボドライバ6はサーボモー
タ3に対して所定電圧のモータ駆動電流を増大させる。
【0013】トルクモニタ入力I/F14のCRフィル
タ20ではサーボドライバ6からモータ駆動電流の一部
をトルク信号として取り出し、そのトルク信号をCRの
定数の時間だけ遅延させる。即ち、CRフィルタ20は
例えば0.1〜0.3secの所定時間続いたトルク信
号だけをバッファ21に入力する。バッファ21はトル
ク信号を高入力インピーダンスで受け、電圧を落とさな
いで絶対値変換回路22に入力する。絶対値変換回路2
2では回転方向成分を含むトルク信号を扱いやすいよう
に絶対値に変換してコンパレータ23に入力する。コン
パレータ23では絶対値に変換されたトルク信号と所定
の基準値とを比較し、トルク信号が基準値より大きいと
きに電気原点信号をCPU10に入力する。このコンパ
レータ23の基準値は通常の定速運転中におけるトルク
のトルク信号の値の約2倍に設定されている。電気原点
信号を受けたCPU10はスライダ2が端点1bにぶっ
かって停止していると判断し、サーボモータ3を回転さ
せるパルス指令を停止してサーボドライバ6内部のたま
りパルスをクリアする。ここまでが原点サーチを開始し
てから電気原点を設定するまでの動作の説明である。な
お、上記電気原点信号によりサーボドライバ6内部のた
まりパルスがクリアされた後、サーボドライバ6にサー
ボモータ3を上記回転方向とは逆の回転方向に回転させ
るパルス指令を与え、予め設定された移動量分だけ移動
させて上記パルス指令を停止させ、スライダ2の停止地
点を機械原点としてもよい。
【0014】次に、コントローラであるCPU10が機
械原点を設定する動作について図2のフローチャートに
基づいて説明する。サーボモータ3が回転し(S1)、
スライダ2が端点1bにぶっかって停止し、トルクモニ
タ入力I/F14がスライダ2が停止していると判断し
て電気原点を設定する判定信号をCPU10に入力する
と(S2)、前述の如くCPU10はサーボモータ3を
回転させるパルス指令を停止してサーボモータ3の回転
を停止させ(S3),サーボドライバ6へたまりパルス
クリア指令を出力する(S4)。つぎに、CPU10は
サーボモータ3を逆転させるパルス指令をサーボドライ
バ6に与え、サーボモータ3を逆転させてスライダ2を
今度は端点1aに向けて移動させる(S5)。そして、
ロータリエンコーダ4はサーボモータ3のZ相位置を検
出すると、Z相位置検出信号をZ相入力I/F15に入
力し、Z相入力I/F15はCPU10にZ相信号を入
力する(S6)。Z相信号を受けたCPU10はパルス
指令を停止してサーボモータ3の逆転を停止させ(S
7)、その停止地点を機械原点とする。この場合はより
正確に機械原点が設定されることになる。
【0015】このように、トルク信号にリミットスイッ
チの意味、或いはリミットスイッチ及び原点センサの意
味を持たせることで、これらのスイッチ類が不要とな
り、ローコスト、省スペース、メンテナンスフリーの1
軸位置決め装置を得ることができる。なお、上記実施形
態では突発的に発生するトルク信号による誤った電気原
点設定の判定を避けるため、CRフィルタ20を用い、
例えば0.1〜0.3secの所定時間続いたトルク信
号だけをコンパレータ23に入力するようにしている
が、CRフィルタ20を用いずにCPU10でコンパレ
ータ23から入力される電気的原点を設定する判定信号
が例えば0.1〜0.3secの所定時間続いた場合に
サーボモータ3を回転させるパルス指令を停止してサー
ボモータ3の回転を停止させるようにしても、突発的に
発生するトルク信号による誤った電気原点設定の判定を
避けることができることはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、コントロ
ーラがサーボドライバに原点サーチのためのサーボモー
タをある回転方向に回転させるパルス指令を与え、サー
ボドライバがサーボモータをある回転方向に回転させて
動作軸上のスライダを移動させ、スライダが動作軸の端
点にぶっかってサーボモータに発生したトルクによって
サーボドライバに生じるトルク信号を絶対値変換回路が
取り出して絶対値に変換し、コンパレータが絶対値に変
換されたトルク信号と所定の基準値とを比較し、トルク
信号が基準値より大きいときに電気原点信号を出力し、
そのコンパレータからの電気原点信号を受けて上記パル
ス指令を停止し、サーボドライバへたまりパルスクリア
指令を出力し、しかる後にサーボドライバにサーボモー
タを上記回転方向とは逆の回転方向に回転させるパルス
指令を与え、予め設定された移動量分だけ移動させて上
記パルス指令を停止させ、スライダの停止地点を機械原
点に設定するか、或いは上記コンパレータからの電気原
点信号を受けて上記パルス指令を停止し、サーボドライ
バへたまりパルスクリア指令を出力した後にサーボドラ
イバにサーボモータを上記回転方向とは逆の回転方向に
回転させるパルス指令を与え、サーボモータに設けられ
た位置検出手段のZ相位置検出信号に基づき出力するZ
相入力I/FのZ相信号を受けて上記パルス指令を停止
させ、サーボモータの逆転の停止によるスライダの停止
地点を機械原点に設定するようにしたので、トルク信号
に従来使用されていたリミットスイッチの意味、或いは
リミットスイッチ及び原点センサの意味を持たせること
ができ、これらのスイッチ類が不要となり、ローコス
ト、省スペース、メンテナンスフリーの位置決め装置を
得ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る1軸位置決め装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】同装置のトルクモニタ入力I/Fの内部構成を
示すブロック図である。
【図3】同装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 動作軸 1a 左側端点 1b 右側端点 2 スライダ 3 サーボモータ 4 ロータリエンコーダ 6 サーボドライバ 10 CPU(コントローラ) 14 トルクモニタ入力I/F 15 Z相入力I/F 20 CRフィルタ 21 バッファ 22 絶対値変換回路 23 コンパレータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に端点を有する動作軸と、 動作軸の回転に伴い軸上を可動するスライダと、 動作軸を回転させるサーボモータと、 パルス指令に基づくモータ駆動信号によりサーボモータ
    を駆動するサーボドライバと、 サーボドライバから出力されるモータ駆動信号からスラ
    イダが動作軸の端点にぶっかって発生する回転方向成分
    を含むトルク信号を取り出し、そのトルク信号を絶対値
    に変換する絶対値変換回路と、 絶対値に変換されたトルク信号と所定の基準値とを比較
    し、トルク信号が基準値より大きいときに電気原点信号
    をコントローラに入力するコンパレータと、 サーボドライバに原点サーチのためのサーボモータをあ
    る回転方向に回転させるパルス指令を与え、コンパレー
    タからの電気原点信号を受けて上記パルス指令を停止
    し、サーボドライバへたまりパルスクリア指令を出力
    し、しかる後にサーボドライバにサーボモータを上記回
    転方向とは逆の回転方向に回転させるパルス指令を与
    え、予め設定された移動量分だけ移動させて上記パルス
    指令を停止させ、スライダの停止地点を機械原点に設定
    するよう制御するコントローラと、 を備えたことを特徴とする位置決め装置。
  2. 【請求項2】 両側に端点を有する動作軸と、 動作軸の回転に伴い軸上を可動するスライダと、 動作軸を回転させるサーボモータと、 サーボモータのZ相位置を検出し、Z相位置検出信号を
    出力する位置検出手段と、 位置検出手段のZ相位置検出信号を受けてZ相信号を出
    力するZ相入力I/Fと、 パルス指令に基づくモータ駆動信号によりサーボモータ
    を駆動するサーボドライバと、 サーボドライバから出力されるモータ駆動信号からスラ
    イダが動作軸の端点にぶっかって発生する回転方向成分
    を含むトルク信号を取り出し、そのトルク信号を絶対値
    に変換する絶対値変換回路と、 絶対値に変換されたトルク信号と所定の基準値とを比較
    し、トルク信号が基準値より大きいときに電気原点信号
    をコントローラに入力するコンパレータと、 サーボドライバに原点サーチのためのサーボモータをあ
    る回転方向に回転させるパルス指令を与え、コンパレー
    タからの電気原点信号を受けて上記パルス指令を停止
    し、サーボドライバへたまりパルスクリア指令を出力
    し、しかる後にサーボドライバにサーボモータを上記回
    転方向とは逆の回転方向に回転させるパルス指令を与
    え、Z相入力I/Fが位置検出手段のZ相位置検出信号
    に基づき出力するZ相信号を受けて上記パルス指令を停
    止させ、スライダの停止地点を機械原点に設定するよう
    制御するコントローラと、 を備えたことを特徴とする位置決め装置。
  3. 【請求項3】 上記絶対値変換回路の前段に上記サーボ
    ドライバからトルク信号を取り出し、そのトルク信号を
    CRの定数の時間だけ遅延させるCRフィルタを設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれか記載の位置
    決め装置。
  4. 【請求項4】 上記コントローラは上記コンパレータか
    らの電気原点信号が所定時間続いた場合に上記サーボモ
    ータをある回転方向に回転させるパルス指令を停止させ
    ることを特徴とする請求項1又は2のいずれか記載の位
    置決め装置。
JP19010395A 1995-07-26 1995-07-26 位置決め装置 Pending JPH0944252A (ja)

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