JPH05333933A - ステッピングモータ駆動制御装置 - Google Patents

ステッピングモータ駆動制御装置

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JPH05333933A
JPH05333933A JP16703092A JP16703092A JPH05333933A JP H05333933 A JPH05333933 A JP H05333933A JP 16703092 A JP16703092 A JP 16703092A JP 16703092 A JP16703092 A JP 16703092A JP H05333933 A JPH05333933 A JP H05333933A
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JP
Japan
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stepping motor
signal
drive
pulse
pulse signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP16703092A
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English (en)
Inventor
Hiroomi Takeoka
博臣 竹岡
Makoto Taniguchi
谷口  誠
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KYOEI SEIGYO KIKI KK
Original Assignee
KYOEI SEIGYO KIKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッピングモータによる閉ループ位置制御
を容易にかつ安価に構成できるようにする。 【構成】 両軸型ステッピングモータ1にロータリーエ
ンコーダ2と駆動対象装置3を連結する。コントローラ
5によりステッピングモータ1を時計方向または反時計
方向へ回転させる。コントローラ5は、 外部のコンピ
ュータからの制御入力に基づいてステッピングモータ1
の動作モードを選択設定し、速度設定指令パルス信号P
とロータリーエンコーダ2のフィードバックパルス信号
Aのパルス数との差に応じた回転方向指令パルス信号Q
を比較手段21から出力させる。回転方向指令パルス信
号Qによって判別手段25が追従動作の完了を判別す
る。最大限位置センサ8または最小限位置センサ9の検
出信号Cか追従未完了信号Tのいずれか一方でも非常停
止判別手段24に入力すると駆動対象装置3が停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステッピングモータを用
いてサーボ式システムを構成したステッピングモータ駆
動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のようにロボットや工作機械の動作
速度制御や位置制御には、サーボモータとそのフィード
バック制御システムからなるサーボシステムが多用さて
いる。一方、本格的なサーボシステムを必要とするほど
ではないがある程度の位置制御を必要とする場合には、
高価なサーボモータ、サーボシステムではなくステッピ
ングモータを用いたシステムの採用を考えることが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
ピングモータを用いるとオープンループになるため脱調
現象や位置ずれ現象を起こしやすく、十分な位置制御が
難しい場合が多くなり、またステッピングモータの閉ル
ープ制御を行なおうとするとシステムが複雑にならざる
を得ず高価なものになってしまうという問題があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なしたもので、ステッピングモータによる閉ループ位置
制御を簡単に行なえ、しかもシステムを安価に構成でき
るステッピングモータ駆動制御装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステッピン
グモータ駆動制御装置は上記目的を達成するために、両
軸型のステッピングモータと、該ステッピングモータの
一方の軸端に連結して回転角を検出しこれに対応するパ
ルス信号を出力するロータリーエンコーダと、上記ステ
ッピングモータを時計方向または反時計方向へ回転駆動
するドライバ回路と、上記ステッピングモータの他方の
軸端に連結して駆動される駆動対象装置の原点位置、最
大駆動位置及び最小駆動位置を検出するセンサ手段と、
上記ドライバ回路を制御する制御手段とからなり、該制
御手段は、外部から入力される動作指令信号に基づいて
駆動パルス発生指令信号を出力する演算手段と、該駆動
パルス発生指令信号に対応するパルス信号を発生するパ
ルス発生手段と、上記ロータリーエンコーダが出力する
パルス信号と上記パルス発生器から入力するパルス信号
とを比較し、両パルス信号の差に対応する駆動パルス信
号を上記ドライバ回路に対して出力する比較手段とから
なる構成としてある。
【0006】また本発明に係るステッピングモータ駆動
制御装置は、上記比較手段の出力する駆動パルス信号に
基づいて上記動作指令信号に対する上記ステッピングモ
ータの追従動作完了を判別する手段を上記制御手段が備
える構成とすることができる。
【0007】さらに本発明に係るステッピングモータ駆
動制御装置は、上記追従動作完了を判別する手段から出
力される追従不完了信号または上記センサ手段からの最
大駆動位置もしくは最小駆動位置検出信号の入力によ
り、上記比較手段に対して停止信号を出力し、上記ステ
ッピングモータの作動を停止させる非常停止判別手段
を、上記制御手段が有する構成とすることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係るステッピングモーター駆動制御
装置の位置実施例を示すブロック図で、図中1はステッ
ピングモータ、2はロータリーエンコーダ、3は駆動対
象装置、4はステッピングモータドライバ、5はコント
ローラである。
【0009】ステッピングモータ1は両軸型のものであ
り、一方の軸端にカップリング6を介してロータリーエ
ンコーダ2を連結し、他方の軸端に駆動対象装置3を直
接にまたは適宜の機構を介して間接に連結してある。も
ちろん、カップリング6には、ステッピングモータ1と
ステッピングモータ1の回転角度を検出しフィードバッ
クパルス信号Aを発生させるロータリーエンコーダ2の
間を伝達誤差のないように連結できるものを採用する。
ステッピングモータドライバ4は、コントローラ5の制
御のもとで、ステッピングモータ1を時計方向または反
時計方向へ回転駆動する。図中7は原点位置センサ、8
は最大限位置センサ、9は最小限位置センサであり、そ
れぞれ駆動対象装置3の原点、最大限、最小限の各位置
を検出するよう所定の位置に配置してある。図中Bは原
点位置千差7の検出出力、Cは最大限位置センサ8また
は最小限位置センサ9の検出出力を示す。
【0010】コントローラ5は、演算制御回路10、
外部のコンピュータなどからの制御入力側の入力回路1
1及び出力回路12、ステッピングモータドライバ4へ
の駆動信号Dの出力回路13及び上述した各位置センサ
7〜9の検出出力B、Cを入力する入力回路14、さら
にロータリーエンコーダ2からのフィードバックパルス
信号Aを入力するための入力回路15を備えている。入
力回路11へは外部のコンピュータから追従動作指令信
号(設定位置追従指令信号Eと原点位置追従指令信号
F)や位置設定指令信号G、回転方向指令信号Hなどが
入力され、出力回路12からは追従完了信号Iやアラー
ム信号Jなどが出力する。なお、外部のコンピュータか
らの入力回路11への信号入力については、入力回路1
1の機能の一部をRS232Cコネクタにより担うよう
にすれば、本実施例に係るコントローラ5を複数並設し
て複数の駆動対象装置3を並列的に制御できるようにな
る。
【0011】演算制御回路10は、モード選択手段1
6、ロジック判別手段17、演算手段18、 速度設定
手段19、パルス発生手段20、比較手段21、追従完
了判別手段22、位置決め幅選択手段23、 非常停止
判別手段24を備えており、これらは例えばマイクロコ
ンピュータにより達成される機能と、マイクロコンピュ
ータに付属するスイッチ類により各手段に相当する電気
的回路もしくは機械的回路として構成することができ
る。
【0012】モード選択手段16は、内外部からの信号
に基づいてステッピングモータ1の動作モードを後述す
る追従動作や原点復帰動作などの動作モードに選択設定
するものである。外部からは位置設定指令信号Gと回転
方向指令信号Hとが入力回路11を介して入力され、ま
た内部的には原点位置センサ7の検出出力Bが入力する
ようになっている。またロジック判別手段17には、外
部のコンピュータから入力回路11を介して入力される
設定位置追従指令信号E及び原点位置追従指令信号F
と、モード選択手段16の出力信号Kとが入力し、比較
手段21への動作トリガTrを発生させると共に、演算
手段18に対するモード判別信号Lを出力するようにな
っている。
【0013】演算手段18は、ロジック判別手段17か
ら入力するモード判別信号Lと、速度設定手段19から
入力する加速、減速、一定速度の速度設定指令信号Mと
からパルス発生手段20に対して駆動パルス発生指示信
号Nを出力する。パルス発生手段20は、演算手段18
からの指令信号入力にともなって比較手段21に対する
速度設定指令パルス信号Pを発生させる。この速度設定
指令パルス信号Pは、非常停止判別手段24を介して比
較手段21に入力する。
【0014】比較手段21は、非常停止判別手段24を
介して入力する速度設定指令パルス信号Pのパルス数
と、入力回路15を介して入力するロータリーエンコー
ダ2のフィードバックパルス信号Aのパルス数とを比較
し、比較結果、即ち両パルス数の差に応じた回転方向指
令パルス信号Qを出力する。
【0015】追従完了判別手段22は、判別手段25と
タイマ手段26とから構成してある。判別手段25に
は、位置決め幅選択手段23からの位置決め幅設定値信
号Rと、比較手段21が出力する回転方向指令パルス信
号Qが入力し、回転方向指令パルス信号Qのパルス数を
位置決め幅選択設定値信号Rのパルス数と比較して追従
動作が完了しているか否かを判別する。判別手段25が
出力する追従完了信号Sは出力回路12へ出力され、追
従未完了信号Tはタイマ手段26へ出力される。位置決
め幅選択手段23には、例えばマイクロコンピュータに
付属するディップスイッチを利用してパルスの数で位置
決め幅設定するように構成し、例えば最小±1パルスで
位置決め幅を設定できるようにするとよい。タイマ手段
26は、判別手段25の追従未完了信号Tが所定の時間
だけ外部へ出力しないように遅延させる。タイマ手段2
6の出力信号は非常停止判別手段24及び出力回路12
へ入力し、出力回路12からはアラーム信号Jとして外
部へ出力される。
【0016】非常停止判別手段24は、最大限位置セン
サ8または最小限位置センサ9の検出信号Cと、追従完
了判別手段22のタイマ手段26から入力する追従未完
了信号Tとのいずれか一方が入力したとき、即ち両信号
の論理和をとって非常停止信号Vを出力する。この非常
停止信号Vの出力により、パルス発生手段20からの比
較手段21に対する速度設定指令パルス信号Pの送出が
停止する。
【0017】次に本実施例の動作を説明する。本実施例
における動作としては、駆動対象装置の機械原点検出ま
で駆動対象装置3を駆動する機械原点検出動作、設定位
置まで加減速または定速で駆動するインデックス動作、
指令信号が与えられている間定速で駆動するスキャニン
グ動作、及び停止位置から機械原点位置まで加減速また
は定速で駆動する原点復帰動作の4種類がある。
【0018】まず本実施例装置の初期設定として、高速
移動値、低速移動値、加減速時定数、設定位置データを
駆動対象装置3に応じて外部のコンピュータから設定す
る。高速移動値及び 低速移動値は例えば1000ステ
ップ当たりの移動量、移動距離をパルス数に変換した値
であり、加減速時定数は1000PPS(パルス/秒)
加減速するのに要する時間の平均値であり、設定位置デ
ータは2進化10進数などのコードデータを用いて多数
箇所(例えば256箇所)設定する駆動対象装置3の駆
動位置データである。
【0019】機械原点検出動作は図2のフローチャート
及び図3のタイミングチャートに示す動作である。図2
のフローチャートを主にして説明すると、電源投入によ
り作動に先立ってシステムの初期化が行なわれ(ステッ
プ1)、入力回路11へ原点位置追従指令信号Fが入力
する(ステップ2)と、上述した演算制御回路10内の
各手段の動作に基づいて比較手段21から出力される回
転方向指令パルス信号Qがドライバ回路4に入力し、ド
ライバ回路4からの駆動信号Dによってステッピングモ
ータ1が回転する。これによって駆動対象装置3が駆動
され、機械原点を検出する方向へ動作する(ステップ
3)。ドライバ回路4からの駆動信号Dの内容は、図3
に示すように始めの所定期間を予め設定してある加減速
時定数に基づく加速指示、その後同じく設定してある高
速移動値による定速移動指示となる。そして加速終了後
原点位置センサ7が機械原点の検出出力Bを出力するま
でこの定速移動動作が続けられる(ステップ4)。
【0020】原点位置センサ7が検出出力Bを出力する
と、モード選択手段16がこの検出信号Bの立ち下がり
aを検出し(図3参照)、駆動対象装置3を停止させ
る。このとき慣性により駆動対象装置3が原点位置を通
過するため、ロータリーエンコーダ2からのフィードバ
ックパルス信号Aは引き続き入力回路15を介して比較
手段21に入力する。このいわゆるオーバーシュートに
対応するパルス数の回転方向指令パルス信号Qが比較手
段21から出力され、これが判別手段25に入力するこ
とによって現在位置が確認され(ステップ5)、さらに
位置決め幅設定手段23によって設定されたパルス数単
位の設定幅と比較することによって駆動対象装置3の現
在位置が位置決め設定幅以内にあるか否かが判別される
(ステップ6)。
【0021】そしてオーバーシュート分のパルス数の回
転方向指令パルス信号Qによって駆動対象装置3が逆方
向へと移動し(補正動作:ステップ7)、ロータリーエ
ンコーダ2からのフィードバックパルス信号Aによって
現在位置の確認(ステップ5)と位置決め設定幅以内か
否かの判別(ステップ6)が繰り返し行なわれる。その
後、細かく補正動作を行ない、回転方向指令パルス信号
Qが位置決め設定幅以内のパルス数に収束した時点で判
別手段25から追従完了信号Sが出力され、出力回路1
2からの追従完了信号Iとなって外部のコンピュータへ
出力され、これによって原点位置追従指令信号Fがオフ
となった時点で追従動作が完了し、ステッピングモータ
1の回転が停止する(ステップ8)。もちろん、判別手
段25からの追従完了信号Sによってロジック判別手段
17や演算手段18またはパルス発生手段20などの動
作を停止させる手段を設けて、コントローラ5の内部で
停止処理ができるようにしてもよい。
【0022】次にインデックス動作について図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。この動作は、動作態様
自体は先に説明した原点検出動作と同様であるが、上述
のように予め設定された設定位置データに従って、外部
から指定された位置番号まで移動する動作である。
【0023】この動作は機械原点の検出後に行なわれる
もので、外部のコンピュータから入力回路11へ追従位
置指令信号Gが入力する(ステップ1)と、ロジック判
別手段17及び演算手段18の動作に基づいて比較手段
21から出力される回転方向指令パルス信号Qがドライ
バ回路4に入力し、ドライバ回路4からの駆動信号Dに
よってステッピングモータ1が回転し、これによって駆
動対象装置3が駆動され、設定位置方向へ動作する(ス
テップ2)。ドライバ回路4からの駆動信号Dの内容
は、図3に示す原点検出動作と同様に始めの所定期間を
予め設定してある加減速時定数に基づく加速指示、その
後同じく設定してある高速移動値による定速移動指示と
なり、比較手段21が出力する回転方向指令パルス信号
Qのパルス数が所定値以下になると減速を開始する。そ
して回転方向指令パルス信号Qがなくなるとドライバ回
路4から駆動信号Dが出力されなくなり、駆動対象装置
3は停止する(ステップ3)。なお、回転方向指令パル
ス信号Qが所定値以下になったときに減速が開始される
ようにしておくこともできる。
【0024】回転方向指令パルス信号Qがなくなると追
従完了として判別手段25が追従完了信号Sを出力する
が、このとき慣性により駆動対象装置3が設定位置を通
過することがある。この場合、先の原点検出動作と同様
に位置捕制動差が行なわれる(ステップ4−6)。そし
て回転方向指令パルス信号Qが位置決め設定幅以内のパ
ルス数に収束した時点で判別手段25から追従完了信号
Sが出力されて追従動作が完了し、ステッピングモータ
1の回転が停止する(ステップ7)。
【0025】次にスキャニング動作について図5のフロ
ーチャート及び図6のタイムチャートを参照して説明す
る。このスキャニング動作は、これまでの二つの動作態
様とは異なり、図6に示すように一方向への定速移動で
ある。
【0026】外部のコンピュータから入力回路11へ回
転方向指令信号Hが入力する(ステップ1)と、ロジッ
ク判別手段17及び演算手段18の動作に基づいて比較
手段21から出力される回転方向指令パルス信号Qがド
ライバ回路4に入力し、ドライバ回路4からの駆動信号
Dによってステッピングモータ1が回転し、これによっ
て駆動対象装置3が定速駆動され、回転方向指令信号H
によって指示された方向へ動作する(ステップ2)。こ
の動作は回転方向指令信号Hが入力回路11から入力さ
れている間継続し、回転方向指令信号Hがオフとなった
時点でドライバ回路4から駆動信号Dが出力されなくな
り、駆動対象装置3は停止する(ステップ3、4)。も
ちろんこの動作においても慣性により行き過ぎが生じた
場合には、先の動作と同様に位置捕制動差が行なわれる
(ステップ4−6)。そして回転方向指令パルス信号Q
が位置決め設定幅以内のパルス数に収束した時点で判別
手段25から追従完了信号Sが出力されて追従動作が完
了し、ステッピングモータ1の回転が停止する(ステッ
プ7)。
【0027】さらに動作態様の最後の例として前回停止
位置から機械原点を検出する原点復帰動作について図7
のフローチャートを参照して説明する。この動作は、動
作態様自体は先に説明した原点検出動作とまったく同様
であるが、初期化動作が行なわれず、入力回路11へ外
部のコンピュータから原点位置追従指令信号Fが入力す
る(ステップ1)と、比較手段21から出力される回転
方向指令パルス信号Qによってドライバ回路4から出力
される駆動信号Dによりステッピングモータ1が回転
し、駆動対象装置3が原点方向へ移動する(ステップ
2)。ドライバ回路4からの駆動信号Dの内容は、先の
原点検出動作と同様である。そして原点位置センサ7が
検出出力Bを出力すると駆動対象装置3が停止し、位置
捕制動差が行なわれ(ステップ4−6)、回転方向指令
パルス信号Qが位置決め設定幅以内のパルス数に収束し
た時点で追従完了信号Sが出力されて追従動作が完了
し、ステッピングモータ1の回転が停止する(ステップ
7)。
【0028】なお、各動作において最大限位置センサ8
または最小限位置センサ9の検出信号Cが出力された場
合、及び追従完了判別手段22のタイマ手段26から追
従未完了信号Tが出力された場合には、いずれの場合も
非常停止判別手段24が非常停止信号Vを出力し、この
非常停止信号Vの出力によりパルス発生手段20からの
速度設定指令パルス信号Pの送出が停止して、駆動対象
装置3は即座に移動を止める。
【0029】
【発明の効果】本発明に係るステッピングモータ駆動制
御装置は以上説明してきたように、両軸型のステッピン
グモータの一方の軸端にロータリーエンコーダを連結し
て回転角を検出し、駆動対象装置の原点位置、最大駆動
位置及び最小駆動位置をセンサ手段で検出し、制御手段
が、外部から入力される動作指令信号に基づいて出力す
るパルス信号とロータリーエンコーダが出力するパルス
信号とを比較し、両パルス信号の差に対応させてステッ
ピングモータのドライバ回路を制御するようにしたの
で、 ステッピングモータの脱調や位置ずれなどが起こ
らず、 サーボモータに比べて小型、計量、安価であり
かつトルクの発生及び ステップ確実なステッピングモ
ータをサーボモータと同様に制御できるようになり、サ
ーボモータのようなフィードバックが不要になるので制
御方式及び制御装置の構成が容易になるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステッピングモータ駆動制御装置
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例に係る装置による機械原点検出動
作のフローチャートである。
【図3】図1の実施例に係る装置による機械原点検出動
作のタイミングチャートである。
【図4】図1の実施例に係る装置によるインデックス動
作のフローチャートである。
【図5】図1の実施例に係る装置によるスキャニング動
作のフローチャートである。
【図6】図1の実施例に係る装置によるスキャニング動
作のタイミングチャートである。
【図7】図1の実施例に係る装置による原点復帰動作の
フローチャートである。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 ロータリーエンコーダ 3 駆動対象装置 4 ステッピングモータドライバ 5 コントローラ 6 カップリング 7 原点位置センサ 8 最大限位置センサ 9 最小限位置センサ 10 演算制御回路 16 モード選択手段 17 ロジック判別手段 18 演算手段 19 速度設定手段 20 パルス発生手段 21 比較手段 22 追従完了判別手段 23 位置決め幅選択手段 24 非常停止判別手段 25 判別手段 26 タイマ手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両軸型のステッピングモータと、該ステ
    ッピングモータの一方の軸端に連結して回転角を検出し
    これに対応するパルス信号を出力するロータリーエンコ
    ーダと、上記ステッピングモータを時計方向または反時
    計方向へ回転駆動するドライバ回路と、上記ステッピン
    グモータの他方の軸端に連結して駆動される駆動対象装
    置の原点位置、最大駆動位置及び最小駆動位置を検出す
    るセンサ手段と、上記ドライバ回路を制御する制御手段
    とからなり、 該制御手段は、外部から入力される動作指令信号に基づ
    いて駆動パルス発生指令信号を出力する演算手段と、該
    駆動パルス発生指令信号に対応するパルス信号を発生す
    るパルス発生手段と、上記ロータリーエンコーダが出力
    するパルス信号と上記パルス発生器から入力するパルス
    信号とを比較し、両パルス信号の差に対応する駆動パル
    ス信号を上記ドライバ回路に対して出力する比較手段と
    からなることを特徴とするステッピングモータ駆動制御
    装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段が、上記比較手段の出力す
    る駆動パルス信号に基づいて上記動作指令信号に対する
    上記ステッピングモータの追従動作完了を判別する手段
    を備える請求項1のステッピングモータ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段が、上記追従動作完了を判
    別する手段から出力される追従不完了信号または上記セ
    ンサ手段からの最大駆動位置もしくは最小駆動位置検出
    信号の入力により、上記比較手段に対して停止信号を出
    力し、上記ステッピングモータの作動を停止させる非常
    停止判別手段を有する請求項2のステッピングモータ駆
    動制御装置。
JP16703092A 1992-06-02 1992-06-02 ステッピングモータ駆動制御装置 Pending JPH05333933A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003327317A (ja) * 2002-05-14 2003-11-19 Fuji Conveyor Kk ベルトコンベヤ
JP2009194856A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Hitachi Kokusai Electric Inc テレビカメラ装置
US8285136B2 (en) 2009-02-27 2012-10-09 Pentax Ricoh Imaging Company, Ltd. Diaphragm control apparatus of interchangeable lens camera

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