JP2003327317A - ベルトコンベヤ - Google Patents

ベルトコンベヤ

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JP2003327317A
JP2003327317A JP2002138151A JP2002138151A JP2003327317A JP 2003327317 A JP2003327317 A JP 2003327317A JP 2002138151 A JP2002138151 A JP 2002138151A JP 2002138151 A JP2002138151 A JP 2002138151A JP 2003327317 A JP2003327317 A JP 2003327317A
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belt
detector
rollers
roller
deviation
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JP2002138151A
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English (en)
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Toshinori Mukai
俊則 向井
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Fuji Conveyor KK
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Fuji Conveyor KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの接触による不具合がなく確実にベル
トの片寄りを検出する。 【解決手段】 ベルト2が片寄りなく走行するときのベ
ルト2の一方の側端部の近傍であってベルト2が存在す
る位置でのベルト2の有無を非接触で検出する第1ベル
ト検出器27aを設ける。その一方の側端部の近傍であ
ってベルト2が存在しない位置でのベルト2の有無を非
接触で検出する第2ベルト検出器27bを設ける。第1
ベルト検出器27aからの信号がベルト無であるとき又
は第2ベルト検出器27bからの信号がベルト有である
とき、ベルト2に片寄りが起きたと検出する制御部22
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトの片寄りを
確実に安定して検出すると共にベルトの片寄りを自動的
に修正することができるベルトコンベヤに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベヤは、無端状のベルトをエ
ンドレスに循環させ、そのベルト上に搬送物をのせて搬
送するものであり、搬送能力が大きく、いろいろなもの
を低コストで搬送することができることからいろいろな
ところで用いられている。このようにベルトを循環させ
ると、特にベルトコンベヤが長い場合には、搬送物の偏
りやむら等が起因したりして、ベルトを支持ローラで支
持していても、ベルトが左右にずれる、つまり、ベルト
の片寄りが起きることがある。
【0003】ベルトの片寄りを検出する手段としては、
例えば、ベルトの両側部の近傍にタッチローラ付検出器
をそれぞれ設置し、ベルトの片寄りによるベルトの幅方
向の移動力を利用して片寄りの検出を行うことが試みら
れている。すなわち、タッチローラ付検出器は、ベルト
の両側部の近傍のベルトの幅方向外方に配設され、ベル
トの幅方向に傾倒自在なタッチローラと、ベルトが接触
してタッチローラが傾倒したとき動作するスイッチとか
ら構成され、ベルトが幅方向に移動したときタッチロー
ラがベルトのエッジにより押圧されて傾倒し、スイッチ
が動作することで、ベルトの片寄りが検出されるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにタッチロ
ーラ付検出器を設置することにより、ベルトに片寄りが
起き、ベルトのエッジがタッチローラを押すことでベル
トの片寄りを検出することができるが、しかし、ベルト
が直接接触することによりタッチローラ自体が傾倒して
スイッチを作動させるため、特に搬送物の重量が重いも
のである場合には、タッチローラにかかる負荷も大き
く、タッチローラ面の特定箇所が摩耗したり、タッチロ
ーラやスイッチが破損等したりすることが考えられる。
また、搬送物が例えば岩石等の硬いものである場合に
は、搬送物がタッチローラに直接接触してタッチローラ
が破損することも考えられ、ベルトの片寄りを検出する
ことができなくなってしまうこともあり得る。
【0005】また、ベルトのエッジがタッチローラを押
してタッチローラの電気的スイッチが入るまでは時間的
にロスが生じるので(タッチローラの傾き4°地点)、
ベルトの片寄りを解消する場合にはそのロス分を補正す
る必要があり、適確な修正動作を行えない。また、タッ
チローラ付検出器をベルトの両側部の近傍に設けるた
め、ベルトの片寄りを検出するための設置スペースが広
くなる。
【0006】そこで、本発明は、このような実状に鑑み
なされたものであり、その目的は、ベルトの接触による
不具合がなく確実にベルトの片寄りを検出することがで
きるベルトコンベヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のベルトコンベヤは、走行するベルトの幅方
向の移動を検出するベルト片寄り検出器を有するベルト
コンベヤにおいて、前記ベルト片寄り検出器が、前記ベ
ルトが片寄りなく走行するときのベルトの一方の側端部
の近傍であってベルトが存在する位置でのベルトの有無
を非接触で検出する第1ベルト検出器と、その一方の側
端部の近傍のベルトが存在しない位置であって片寄り時
にベルトが存在する位置でのベルトの有無を非接触で検
出する第2ベルト検出器と、前記第1ベルト検出器から
の信号がベルト無であるとき又は前記第2ベルト検出器
からの信号がベルト有であるとき、ベルトに片寄りが起
きたと検出する制御部とを備えたものである(請求項
1)。
【0008】このように構成することで、ベルトが他方
の端部側にずれると、第1ベルト検出器が非接触でベル
ト無として、ベルトの片寄りが起きたと検出する。ま
た、ベルトが一方の端部側にずれると、第2ベルト検出
器が非接触でベルト有として、ベルトの片寄りが起きた
と検出するため、ベルトに接触することなくベルトの片
寄りが検出されるので、ベルトの接触による不具合がな
く確実にベルトの片寄りを検出することができる。ま
た、ベルトの一方の側端部のみをベルト片寄り検出器で
検出するため、ベルトの両側部にベルト片寄り検出器を
設ける場合に比して、ベルトの片寄りを検出するための
設置スペースを狭くすることができる。
【0009】前記ベルトが、その幅方向に配置されてい
る複数のローラによって支持され、これらローラのうち
ベルトの両側部を支持する側部ローラを、ベルトの走行
方向に沿ってそれぞれ回動自在に設け、前記制御部が、
ベルトに片寄りが起きたと検出したとき、第1ベルト検
出器からの信号がベルト有に、第2ベルト検出器からの
信号がベルト無となるように前記側部ローラのベルトの
走行方向の角度をそれぞれ個別に調節するトラフローラ
角度調節機能を有することが好ましい(請求項2)。
【0010】ベルトが片寄ると制御部がその片寄りを検
出して、第1ベルト検出器からの信号がベルト有に、第
2ベルト検出器からの信号がベルト無となるように各側
部ローラのベルトの走行方向の角度をそれぞれ個別に調
節する。このように、側部フローラのベルトの走行方向
の角度を個別に調節するため、ベルトの片寄りを迅速に
解消することができ、ベルトの走行を安定して行えるこ
とになる。
【0011】前記ベルトがキャリヤ側のベルトであり、
前記側部ローラが、該ベルトの両側部を重力方向上方に
向って傾斜させて該ベルトをトラフ状に支持する一対の
トラフローラであることが好ましい(請求項3)。これ
により、トラフ状のキャリヤ側のベルトの片寄りを迅速
に解消することができ、ベルトの走行を安定して行え
る。
【0012】前記ベルトがリターン側のベルトであり、
前記側部ローラが、該ベルトの両側部を重力方向に沿っ
て傾斜させて該ベルトをトラフ状に支持する一対のトラ
フローラであることが好ましい(請求項4)。これによ
り、トラフ状のリターン側のベルトの片寄りを迅速に解
消することができ、ベルトの走行を安定して行える。
【0013】前記ベルト片寄り検出器が、キャリヤ側の
ベルトとリターン側のベルトとの両方にそれぞれ設けら
れていることが好ましい(請求項5)。これにより、キ
ャリヤ側のベルトとリターン側のベルトとをそれぞれ個
別にベルトの片寄りを迅速に解消することができ、ベル
トの走行を安定して行える。
【0014】前記キャリヤ側のベルトを支持する側部ロ
ーラが、該ベルトの両側部を重力方向上方に向って傾斜
させて該ベルトをトラフ状に支持する一対のトラフロー
ラであり、前記リターン側のベルトを支持する側部ロー
ラが、該ベルトの両側部を重力方向に沿って傾斜させて
該ベルトをトラフ状に支持する一対のトラフローラであ
ることが好ましい(請求項6)。これにより、キャリヤ
側のトラフ状のベルトとリターン側のトラフ状のベルト
とをそれぞれ個別にベルトの片寄りを迅速に解消するこ
とができ、ベルトの走行を安定して行える。
【0015】前記側部ローラが、その軸がベルトの幅方
向とほぼ平行となる直線位置と、一方の端部が他方の端
部よりベルトの走行方向前方に位置される第1前傾位置
と、その第1前傾位置よりさらに一方の端部がベルトの
走行方向前方に位置される第2前傾位置と、一方の端部
が他方の端部よりベルトの走行方向後方に位置される第
1後傾位置と、その第1後傾位置よりさらに一方の端部
がベルトの走行方向後方に位置される第2後傾位置との
少なくとも5段階に角度調節され、前記ベルト片寄り検
出器が、前記第1、第2ベルト検出器の他に、前記第1
ベルト検出器の検出位置よりベルトの幅方向内方側の近
傍の位置でのベルトの有無を非接触で検出する第3ベル
ト検出器と、前記第2ベルト検出器の検出位置よりベル
トの幅方向外方側の近傍の位置でのベルトの有無を非接
触で検出する第4ベルト検出器とを有し、かつ、前記側
部ローラ角度調節機能が、第1、第3ベルト検出器から
の信号がそれぞれベルト無であるとき、前記第2前傾位
置に、第1ベルト検出器からの信号がベルト無し、第3
ベルト検出器からの信号がベルト有であるとき、前記第
1前傾位置に、第2ベルト検出器からの信号がベルト
有、第4ベルト検出器からの信号がベルト無であると
き、前記第1後傾位置に、第2、第4ベルト検出器から
の信号がそれぞれベルト有であるとき、前記第2後傾位
置に、それぞれ側部ローラの角度を調節することが好ま
しい(請求項7)。このように構成することで、ベルト
の片寄りの状態に応じて側部ローラの角度が調節される
ので、ベルトの片寄りを迅速により適確に解消すること
ができる。
【0016】前記各側部ローラのベルトの走行方向の角
度を検出する側部ローラ検出器をそれぞれ設け、前記制
御部が、それらの側部ローラ検出器からの検出値に基づ
いて側部ローラが設定角度に位置されていないとき設定
角度になるようにその側部ローラの角度を調節する補正
機能を有することが好ましい(請求項8)。
【0017】これにより、側部ローラが設定角度に位置
されていなくても、補正機能によりその位置されていな
い側部ローラの角度が設定角度になるように調節される
ので、ベルトの片寄りを迅速により一層適確に解消する
ことができる。
【0018】前記側部ローラの間に、前記ベルトを支持
する支持ローラを設け、該支持ローラが、前記ベルトの
幅方向に沿って並列された複数の支持ローラからなり、
これら複数の支持ローラのうち、ベルトの幅方向ほぼ中
央部から一方の支持ローラが、前記一方の側部ローラと
一体的に回動して角度が調節されると共に、残りの支持
ローラが、残りの側部ローラと一体的に回動して角度が
調節されることが好ましい(請求項9)。
【0019】このように、側部ローラと支持ローラとが
一体的に回動してそれらローラの角度が調節されるの
で、構造が簡単で、より一層迅速にベルトの片寄りを解
消することができる。
【0020】前記側部ローラの間に、前記ベルトを支持
し、該ベルトの走行方向に沿って回動自在な支持ローラ
を設け、前記制御部が、前記ベルトに片寄りが起きたと
検出したとき、第1ベルト検出器からの信号がベルト有
に、第2ベルト検出器からの信号がベルト無となるよう
に前記支持ローラの角度を調節する支持ローラ角度調節
機能を有することが好ましい(請求項10)。
【0021】これにより、ベルトの片寄りが起きると、
支持ローラの角度も第1ベルト検出器からの信号がベル
ト有に、第2ベルト検出器からの信号がベルト無となる
ように調節されるので、より一層迅速にベルトの片寄り
を解消することができる。
【0022】前記ベルト検出器が、前記走行するベルト
の一方の側端部の重力方向上方に配設された光電センサ
であることが好ましい(請求項11)。これにより、ベ
ルト検出器が、ベルトの走行に邪魔になることがないと
共に、ベルトに接触することが確実に防止され、かつ、
光電センサは汎用性が高く安価であることから、より確
実に容易にベルトの片寄りを検出することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。図1乃至図3及び図5は本発
明の第1のベルトコンベヤを示す図であり、図4は本発
明のベルト検出器の設置状態を示す図である。図6乃至
図8は本発明の第2のベルトコンベヤを示す図である。
図1乃至図8において、1はベルトコンベヤを示し、こ
のベルトコンベヤ1は、無端状のベルト(コンベヤベル
ト)をエンドレスに循環させ、そのベルト2上に搬送物
3をのせて搬送するものである。例えば、ベルト2は、
排出部(図示せず)の近傍の駆動プーリの駆動により積
載部(図示せず)から排出部へと走行し、駆動プーリを
折り返して積載部へと戻り、循環するようになってい
る。その積載部から排出部へと走行するベルト2が搬送
物3を載せて搬送するキャリヤ側のベルト2となり、搬
送物3は積載部からキャリヤ側のベルト2上に載せられ
て搬送され、排出部に至る。
【0024】キャリヤ側のベルト2は、積載部の近傍
で、その両側部が重力方向上方に向って傾斜したトラフ
状に支持され、このトラフ状の状態で搬送物3を搬送し
ている。このため、キャリヤ側のベルト2を支持するロ
ーラは、例えば、キャリヤ側のベルト2の中央部をほぼ
水平方向に沿って支持する1つの支持ローラ4と、ベル
ト2の両側部をそれぞれ重力方向上方に向って傾斜支持
する側部ローラである一対のトラフローラ5、6とから
なる。これら支持ローラ4及びトラフローラ5、6は、
ベルト2の幅方向に沿って並設され、これら支持ローラ
4及びトラフローラ5、6がベルト2の走行方向に沿っ
て所定の間隔を隔てて多数設けられている。
【0025】支持ローラ4は、円柱体状に形成され、そ
の軸が水平方向とほぼ平行であってベルト2の走行方向
とほぼ平行になるように両端面の中央部が固定機枠7に
突設された一対の支持ローラ支持枠8、8の上部に回転
自在に軸支され、ベルト2の走行に伴って回転するよう
になっている。
【0026】一対のトラフローラ5、6は、それぞれ円
柱体状に形成され、その軸が水平方向に対して所定の角
度A例えば30°傾斜すると共にベルト2の走行方向と
ほぼ平行になるように両端面の中央部が断面ほぼコ字状
の回動機枠9、10の両側部9a、10aの上部内側に
回転自在に軸支され、ベルト2の走行に伴って回転する
ようになっている。
【0027】回動機枠9、10は、固定機枠7に垂直軸
11を介して水平方向に対して回動自在に取り付けられ
ている。このように一対のトラフローラ5、6は、回動
機枠9、10に回転自在に設けられているが、搬送物3
を搬送する搬送路上の全てのトラフローラ5、6が回動
機枠9、10を介して固定機枠7に回動自在に設けるよ
うにしてもよいし、ベルト2が左右にずれてベルト2の
片寄りが起きる箇所(搬送路上)のトラフローラ5、6
には必ず回動機枠9、10を介して固定機枠7に回動自
在に設けるようにし、さらにベルト2の片寄りが起きそ
うな箇所(搬送路上)のトラフローラ5、6にも回動機
枠9、10を介して固定機枠7に回動自在に設けるよう
にしてもよい。このように、トラフローラ5、6の一部
を回動機枠9、10を介して固定機枠7に設ける場合に
は、残りのトラフローラは、固定機枠7に回転自在に設
けるが、このとき、全部又は一部のトラフローラを後述
する走行位置に位置されるように設けるようにしてもよ
い。
【0028】回動機枠9、10の機枠基部9b、10b
の表面(下面)に設けた取付部材12は、固定機枠7に
一体に取り付けられた垂直軸11を中心として水平方向
に回動自在に軸支されて、回動機枠9、10が回動され
るようになっており、これら回動機枠9、10(トラフ
ローラ5、6)が角度調節機構13、14によってベル
ト2の走行方向の角度が調節されるようになっている。
【0029】角度調節機構13、14は、どのように構
成してもよく、例えば、ベルト2の走行方向に沿って延
在する駆動レバー15、16の一端部を垂直軸11の支
持ローラ4側に固定し、この駆動レバー15、16の他
端部に、モータ、シリンダ等の駆動機図示例ではモータ
17、18によりその長手方向に沿って往復移動する駆
動ロッド19、20の先端部がロッド取付ブラケット2
1を介して連結してもよい。ロッド取付ブラケット21
は、駆動ロッド19、20の直線運動を駆動レバー1
5、16の回動運動に伝達し得るベく、それぞれ駆動ロ
ッド19、20及び駆動レバー15、16に回動及びス
ライド自在に連結されており、モータ17、18により
駆動ロッド19、20を移動させることで、駆動レバー
15、16を介して回動機枠9、10が回動する。モー
タ17、18は、制御部22からの動作信号によりそれ
ぞれ個別に駆動され、この動作信号に応じて一対のトラ
フローラ5、6のベルト2の走行方向の角度がそれぞれ
個別に調節されるようになっている。
【0030】また、固定機枠7には、回動機枠9、10
を介してトラフローラ5、6のベルト走行方向の角度
(位置)を検出するトラフローラ検出器(側部ローラ検
出器)23が設けられている。トラフローラ検出器23
としては、特に限定されないが、汎用性が高く安価で安
定に動作することから、フォトインタラプタ等のフォト
センサ、ロータリエンコーダ等が好ましく、特に好まし
くは、フォトインタラプタ、ロータリエンコーダを用い
ることがよい。フォトインタラプタ23は、例えば、赤
外線発光ダイオードとフォトトランジスタとからなり、
透過型と反射型とがあるが、ここでは透過型のフォトイ
ンタラプタを用いる。
【0031】フォトインタラプタ23は、例えば、固定
機枠7上に少なくとも検出するトラフローラ5、6の角
度に応じた数配設されている。具体的には、回動する回
動機枠9、10の側端部側の端部の近傍の重力方向の下
方の固定機枠7上に、図2に示すように、例えば、トラ
フローラ5、6の軸がベルト2の幅方向とほぼ平行とな
る直線位置aにある回動機枠9、10を検出する1又は
2以上図示例では2以上のフォトインタラプタからなる
直線フォトインタラプタ群24aと、側部側の端部が他
方の端部(支持ローラ4側の端部)よりベルト2の走行
方向前方に位置される第1前傾位置bにある回動機枠
9、10を検出する第1前傾フォトインタラプタ24b
と、その第1前傾位置bよりさらに側部側の端部がベル
ト2の走行方向前方に位置される第2前傾位置cにある
回動機枠9、10を検出する第2前傾フォトインタラプ
タ24cと、側部側の端部が他方の端部よりベルト2の
走行方向後方に位置される第1後傾位置dにある回動機
枠9、10を検出する第1後傾フォトインタラプタ24
dと、その第1後傾位置dよりさらに側部側の端部がベ
ルト2の走行方向後方に位置される第2後傾位置eにあ
る回動機枠9、10を検出する第2後傾フォトインタラ
プタ24eと、が配設されている(図8参照)。
【0032】これら透過型のフォトインタラプタ24
a、24b、24c、24d、24eは、図13に示す
ように、それぞれの所定の位置a、b、c、d、eにダ
イオードから光を発光させ、所定の位置a、b、c、
d、eに回動機枠9、10が存在すると光が遮光され、
この遮光検出信号がベルト片寄り検出器の制御部22に
送信されるようになっている。この制御部22への送信
は、トラフローラ5、6の角度を検出するときに、全て
のフォトインタラプタ24a、24b、24c、24
d、24eが信号を送信するようにしてもよいが、フォ
トトランジスタが動作したフォトインタラプタ24a、
24b、24c、24d、24eのみが信号を送信する
ようにすることが好ましい。
【0033】また、トラフローラ検出器23として、図
14及び図15に示すように、ロータリエンコーダ60
を用いてもよい。具体的には例えば、前記回動機枠9、
10を回動支持した垂直軸11が回動機枠9、10に固
着され(又は一体的に取り付けられ)、この垂直軸11
が固定機枠7に回動自在に支持されて、回動機枠9、1
0が回動されるように構成される。垂直軸11の下端部
にはロータリエンコーダ60の回転軸61が取り付けら
れている。このロータリエンコーダ60は、回転軸6
1、垂直軸11及び回動機枠9、10を介してトラフロ
ーラ5、6の角度を検出することができるならば、光
型、磁気型等どのようなものでもよく、例えば、回転軸
61の回転に応じたロータリエンコーダ60からのパル
ス形を計測してトラフローラ5、6の角度を検出するも
のでもよい。具体的には例えば、1パルス/1°を出力
するロータリエンコーダを使用した場合には、パルス数
をカウントすることによりそのカウント数がそのまま検
出角度になり、例えば、垂直軸11が5°回動すると、
ロータリエンコーダ60から5パルス出力され、この信
号がベルト片寄り検出器の制御部22に送信されるよう
になっている。このロータリエンコーダ60は、固定機
枠7に取付ブラケット62及び固定ブラケット63を介
してボルト等により取り付けられている。
【0034】また、垂直軸11の下部には、その軸に対
してほぼ直交する方向に沿って延在する検出板64が設
けられ、この検出板64は、垂直軸11と共に回動する
ようになっている。固定機枠7の検出板64の先端部の
回動軌跡上であってトラフローラ5、6が所定の位置c
及びeより超えたとき、検出板64の先端部がそれぞれ
位置する箇所には、検出板64の先端部を検出するフォ
トセンサ等のマイクロセンサ65、66が設けられてお
り、トラフローラ5、6が所定の位置c及びeを超えて
傾斜したときにはマイクロセンサ65、66により検出
され、この検出値が制御部22に送信されるようになっ
ている。
【0035】ベルト片寄り検出器25は、図5に示すよ
うに、ベルト2の状態を非接触で検出するベルト検出器
26と、そのベルト検出器26からの検出値によりベル
ト2の片寄りを検出する制御部22とを備えてなる。ベ
ルト片寄り検出器25は、ベルト2に接触することなく
ベルト2の片寄りを検出することができるならば、どの
ように構成してもよく、例えば、ベルト2の走行状態の
映像を写す例えばCCDカメラ等のカメラ(ベルト検出
器)を用いて、そのカメラからの映像を画像処理してベ
ルト2の片寄りを検出するようにしてもよいが、コスト
面等を考慮すると、ベルト2の有無のみを非接触で検出
するセンサ等のベルト検出器を複数用いてベルト2の片
寄りを検出することが好ましい。
【0036】ベルト検出器26は、ベルト2の有無のみ
を非接触で検出する2以上のベルト検出器からなること
が好ましく、ベルト検出器としては、例えば、光反射型
センサ等のセンサが用いられ、特に汎用性が高く安価で
安定に動作することから光電センサが好ましい。本実施
の形態では光電センサを用いた場合について説明する。
光電センサの数は、2以上であれば例えば2でも、3で
も、4でも、5でも、6でも、7でも、8でも特に限定
されないが、少なくとも第1、第2光電センサ(第1、
第2ベルト検出器)27a、27bの2つは必要であ
り、好ましくは図示するようにさらに第3、第4光電セ
ンサ(第3、第4ベルト検出器)27c、27dの2つ
を加えた4つであることがよい。
【0037】第1、第2、第3、第4光電センサ27
a、27b、27c、27dは、例えば、走行するベル
ト2の一方の側端部(例えば、ベルトの走行方向右側の
側単部(右側単部))の近傍の4箇所のベルト2の有無
を検出するように配置されている。具体的には、第1光
電センサ27aの検出位置は、ベルト2が片寄りなく走
行するときのベルト2の右側端部の近傍であってベルト
2が存在する位置(側端部よりベルト2の幅方向内方側
の位置)である。第2光電センサ27bの検出位置は、
ベルト2が片寄りなく走行するときのベルト2の右側端
部の近傍であってベルト2が存在しない位置(側端部よ
りベルト2の幅方向外方側の位置)である。第3光電セ
ンサ27cの検出位置は、第1光電センサ27aの検出
位置よりベルト2の幅方向内方側の近傍の位置である。
第4光電センサ27dの検出位置は、第2光電センサ2
7bの検出位置よりベルト2の幅方向外方側の近傍の位
置である。これら4つの検出位置は、ベルト2の幅方向
に沿ってほぼ1列つまりベルト2の幅方向に沿って延在
する直線上の所定の間隔を隔てた位置となる。
【0038】光電センサ27a、27b、27c、27
dは、各検出位置でのベルト2の有無を非接触で検出す
ることができるならば設置位置は特に限定されないが、
例えば、図1、図4及び図5に示すように、走行するベ
ルト2の右側部の上方にベルト2の幅方向に沿って並設
されている。具体的には例えば、ベルト2の右側部の外
方に、重力方向に沿って延出し、延出端部が走行するベ
ルト2より重力方向上方に位置される第1取付部材28
が設けられている。第1取付部材28の上部には、水平
方向に沿って延在する第2取付部材29が重力方向及び
ベルト2の幅方向の2方向に移動可能に取り付けられて
おり、第2取付部材29の位置が調節可能になってい
る。第2取付部材のベルト2側の先端部の下部に、第
1、第2、第3、第4光電センサ27a、27b、27
c、27dが所定の間隔を隔てて取り付けられたセンサ
取付部材30が取り付けられている。すなわち、各第
1、第2、第3、第4光電センサ27a、27b、27
c、27dは、例えばそれぞれ重力方向下方のベルト2
の有無を検出するようにセンサ取付部材30を介して第
2取付部材29に取り付けられており、第2取付部材2
9の第1取付部材28への取付位置を調節することで各
光電センサ27a、27b、27c、27dの検出位置
が所望の位置に調節することができるようになってい
る。
【0039】光電センサ27a、27b、27c、27
dは、光を利用して物体の有無や状態の変化を非接触で
検出する機器である。光電センサは、例えば、LEDレ
ーザ等の投光部と受光部とからなり、これら投光部と受
光部とを別々に設けてもよいが、投光部と受光部とを1
つのセンサ本体に設けたものつまり反射型の光電センサ
が好ましく、第1、第2、第3、第4光電センサ27
a、27b、27c、27dはこの反射型のものであ
る。第1、第2、第3、第4光電センサ27a、27
b、27c、27dは、投光部から光を照射させてベル
ト2が有ると、ベルト2の表面に反射した光を受光部で
受光するものであり、図9及び図10に示すように、受
光部で受光した場合(反射がある場合)には1、受光が
ない場合(反射無しの場合)には0の検出信号をそれぞ
れ制御部22に送信するようになっている。このため、
第1、第2、第3、第4光電センサ27a、27b、2
7c、27dの検出位置上には、好ましくは、トラフロ
ーラ5及び支持ローラ4等のベルト2の近傍に他の部材
が位置されないように第1、第2、第3、第4光電セン
サ27a、27b、27c、27dを配設することがよ
い。
【0040】また、ベルト検出器26(光電センサ27
a、27b、27c、27d)の設置箇所は、ベルト2
が左右にずれてベルト2の片寄りが起きる箇所には必ず
設けるようにし、このとき、後述するようにローラの角
度を調節してベルトの片寄りを解消できる範囲毎に設け
るようにする。すなわち、例えばベルト検出器26をベ
ルト2の走行方向に沿って所定の間隔を隔てて複数設け
るようにする。さらに好ましくはベルト検出器26はベ
ルト2の片寄りが起きそうな箇所にも同様に設けること
がよい。
【0041】制御部22は、制御装置や制御BOX等で
あり、第1、第2、第3、第4光電センサ27a、27
b、27c、27dからの検出値に基づいてベルト2の
片寄りを検出する片寄り検出機能と、ベルト2の片寄り
を検出したとき、第1光電センサ27aからの信号がベ
ルト有に、第2光電センサ27bからの信号がベルト無
となるように前記一対のトラフローラ5、6のベルト2
の走行方向の角度をそれぞれ個別に調節するトラフロー
ラ角度調節機能(側部ローラ角度調節機能)と、トラフ
ローラ検出器23からの検出値に基づいて一対のトラフ
ローラ5、6がそれぞれの設定角度(設定位置)に位置
されていないとき、一対のトラフローラ5、6が設定角
度になるようにそれぞれ個別に角度を調節する補正機能
と、を有する。制御部22は、ベルト検出器26毎に個
別に設けてもよいし、複数のベルト検出器26をそれぞ
れ1つの制御部22に接続するようにしてもよく、好ま
しくは、ベルト検出器26毎に個別に設けることがよ
い。
【0042】片寄り検出機能は、各第1、第2、第3、
第4光電センサ27a、27b、27c、27dから動
作信号が送信され、各第1、第2、第3、第4光電セン
サ27a、27b、27c、27dからの検出値に基づ
いてベルト2の片寄りを検出するものであり、例えば、
各第1、第2、第3、第4光電センサ27a、27b、
27c、27dからの検出値をセンサの配列順に並べた
検出データとし、この検出データとパターン記憶手段に
記憶させたベースデータとを判定手段で比較して一致す
るベースデータからベルト2の片寄りを検出するもので
ある。
【0043】具体的には、図10に示すように、ベルト
2が片寄りなく走行するときには図中の真中に示すよう
に、第1、第3光電センサ27a、27cからの信号が
1、第2、第4光電センサ27b、27dからの信号が
0となり、検出データは「1100」となり、これをデ
ジタルデータとしてベルト片寄り無し時のベースデータ
とする。これを基準として、ベルト2が右側に大きく片
寄る場合には、図中の一番上に示すように、第1、第
2、第3、第4光電センサ27a、27b、27c、2
7dからの信号が1となり、検出データは「1111」
となり、ベルト右片寄2のベースデータとする。ベルト
2の右側に片寄るが、大きくは右側に片寄らない場合に
は、図中の上から二番目に示すように、検出データは
「1110」となり、ベルト右片寄1のベースデータと
する。また、同様に、ベルト2が左側に大きく片寄る場
合には、図中の一番下に示すように、検出データは「0
000」となり、ベルト左片寄2のベースデータと、ベ
ルト2の左側に片寄るが、大きくは左側に片寄らない場
合には、図中の下から二番目に示すように、検出データ
は「1000」となり、ベルト左片寄1のベースデータ
とする。これら5つのベースデータをパターン記憶手段
に予め記憶させて、ライブラリ化する。
【0044】また、判定手段は、各光電センサ27a、
27b、27c、27dからの検出値が入力され、これ
ら検出値から検出データを抽出すると共に、パターン記
憶手段に記憶されているライブラリ化されたベースデー
タを入力して、このベースデータと検出データとを比較
して一致するベースデータからベルト2の片寄りを検出
するように構成されている。この検出回数は、1回でも
いいが、ベルト2の片寄り以外の検出エラーが想定され
るため、図12に示すように、所定の時間を隔てて複数
回(図示例では3回)行うことが好ましく、このとき、
複数回の結果が同じデータの場合にのみ正規検出データ
とするようにすることが好ましい。ここでいう所定の時
間は、ベルトコンベヤ1、ベルト2の種類、搬送物3、
ベルト2の速度等に応じて任意に決められる。
【0045】片寄り検出機能による検出は、ベルト走行
中に所定の時間を隔てて連続して手動又は自動的に行う
ことが好ましい。このときの所定の時間は、ベルトコン
ベヤ1、ベルト2の種類、搬送物3、ベルト2の速度等
に応じて任意に決められる。
【0046】また、片寄り検出機能による検出された結
果を内蔵のCRT(ディスプレー)(図示せず)に表示
させたり、別途のCRT(図示せず)や警報器(図示せ
ず)等に出力するようにしてもよい。具体的には例え
ば、CRTに、ベルト片寄り箇所、ベルト片寄り状態等
を表示させることによって、ベルト片寄り箇所の位置の
特定及び監視が簡単かつ迅速に行なわれる。また、ベル
ト2の片寄りが解消されない場合には、警報器等の作動
によって注意を喚起したりするようにしてもよい。
【0047】また、4つの光電センサ27a、27b、
27c、27dを用いてベルト2の片寄りを検出する場
合について説明したが、ベルト2が単純に右か左かのど
ちらかに片寄ったかを検出する場合には、第1光電セン
サ27aからの検出信号が0、第2光電センサ27bか
らの検出信号が1となったときにベルト2が片寄ったと
検出するように構成してもよい。
【0048】トラフローラ角度調節機能は、ベルト2の
片寄りを検出したとき、第1光電センサ27aからの信
号がベルト有に、第2光電センサ27bからの信号がベ
ルト無となるように、例えば、検出データにおいて「1
100」となるように、ベルト2の片寄りを解消し得る
各トラフローラ5、6(検出したベルト検出器26が設
けられている範囲のトラフローラ5、6)のベルト2の
走行方向の角度をそれぞれ個別に調節することができる
ならばどのように構成してもよいが、好ましくは、4つ
の光電センサ27a、27b、27c、27dによる検
出データに応じて角度を調節するようにすることがよ
い。
【0049】具体的には例えば、図5及び図11に示す
ように、検出データが「1110」の場合には、トラフ
ローラ5、6の右側の端部が左側の端部よりベルト2の
走行方向前方になる第1前傾位置bに一対のトラフロー
ラ5、6がそれぞれ位置されるように第1前傾動作信号
をモータ17、18に送信する。検出データが「111
1」の場合には、第1前傾位置bよりさらに右側の端部
が左側の端部よりベルト2の走行方向前方になる第2前
傾位置cにトラフローラ5、6が位置されるように第2
前傾動作信号をモータ17、18に送信する。検出デー
タが「1000」の場合には、トラフローラ5、6の右
側の端部が左側の端部よりベルト2の走行方向後方にな
る第1後傾位置dにトラフローラ5、6が位置されるよ
うに第1後傾動作信号をモータ17、18に送信する。
検出データが「0000」の場合には、第1後傾位置d
よりさらに右側の端部が左側の端部よりベルト2の走行
方向後方になる第2後傾位置eにトラフローラ5、6が
位置されるように第2後傾動作信号をモータ17、18
に送信する。これにより、モータ17、18が送信され
た信号に基づいて作動して、トラフローラ5、6の角度
が調節されるようになっている。第1前傾位置b、第2
前傾位置c、第1後傾位置d、第2後傾位置eのそれぞ
れの角度は、特に限定されないが、それぞれベルト2に
片寄りが生じたとき、そのベルト2の片寄りを迅速に解
消し得る最適な角度に設定することが好ましい。
【0050】トラフローラ角度調節機能は、ベルト2の
走行時、トラフローラ5、6の軸がベルト2の幅方向と
ほぼ平行になる直線位置aにトラフローラ5、6が位置
されるように直線位置動作信号をモータ17、18に送
信すると共に、ベルト片寄りを検出した後に、検出デー
タが「1100」の場合には直線位置動作信号をモータ
17、18に送信する機能も有し、これにより、トラフ
ローラ5、6がモータ17、18によってベルト2の幅
方向とほぼ平行になるようにその角度が調節される。
【0051】また、トラフローラ角度調節機能は、直線
位置動作信号を送信した後、所定時間(例えば前記t秒
(自動的に検出を行う場合も含む))をおいた次の片寄
り検出機能による検出が片寄り無しと検出したとき、つ
まり検出データが「1100」となりベルト2が安定し
て走行していると判断される場合には、右側のトラフロ
ーラ5が、右側の端部が左側の端部よりベルト2の走行
方向前方になる第1前傾位置bと同じ位置である走行位
置に位置されると共に、左側のトラフローラ6が、左側
の端部が右側の端部よりベルト2の走行方向前方になる
第1後傾位置dと同じ位置である走行位置fに位置され
るように走行動作信号をモータ17、18に送信する機
能も有するものである。
【0052】補正機能は、一対のトラフローラ5、6の
角度をそれぞれ個別に調節するものであり、トラフロー
ラ検出器23(フォトインタラプタ24a、24b、2
4c、24d、24e)からの検出値によるトラフロー
ラ5、6の位置と設定位置とを比較して、異なる場合に
設定位置になるように補正動作信号をそのトラフローラ
5、6に対応したモータ17、18に送信するものであ
る。
【0053】具体的には例えば、複数のフォトインタラ
プタ24a、24b、24c、24d、24eを前述の
ように所望の例えば5つの位置a、b、c、d、eのト
ラフローラ5、6を検出するように配設することによ
り、トラフローラ5、6を検出したフォトインタラプタ
24a、24b、24c、24d、24eによってトラ
フローラ5、6の位置が分る。このため、トラフローラ
5、6の位置がそれぞれ各設定位置と異なる場合、例え
ば、右側のトラフローラ5の検出した位置が直線位置a
で、設定位置が第1前傾位置bの場合には、直線位置a
から第1前傾位置bになるようにそのトラフローラ5に
対応したモータ17に補正動作信号を送信するようにな
っている。
【0054】また、ベルト2の片寄りを検出した場合、
トラフローラ5、6の角度を調節してベルト2の片寄り
を解消するようにするが、トラフローラ5、6の角度を
調節するとき、トラフローラ5、6と共に支持ローラの
角度も調節するようにしてもよい。例えば、支持ローラ
4をベルト2の幅方向に沿って並列された2以上の支持
ローラから構成し、ベルト2の幅方向ほぼ中央部から右
側の支持ローラを右側のトラフローラ5と一体的に回動
させて角度の調節を行うと共に、残りの支持ローラと左
側のトラフローラ6とを一体的に回動させて角度の調節
を行うようにしてもよい。
【0055】具体的には例えば、図6乃至図8に示すよ
うに、前記支持ローラ4をベルト2の幅方向のほぼ中央
部から2つに分割し、これら支持ローラ31、32のう
ちの右側の支持ローラ31を右側のトラフローラ5と共
に、固定機枠33に回動自在に設けられている回動体3
4に、回転自在に設けると共に、左側の支持ローラ32
を左側のトラフローラ6と共に、固定機枠33に回動自
在に設けられている回動体35に回転自在に設ける。
【0056】すなわち、回動体34、35は、支持ロー
ラ31、32とトラフローラ5、6とを直列に配設可能
なほぼ矩形状に形成され、その長手方向のほぼ中央部を
軸として固定機枠33上に垂直軸36を介して水平方向
に回動自在に設けられている。一対の回動体34、35
の上部には、それぞれその長手方向に沿って3つのロー
ラ支持部材37、38、39、40、41、42が設け
られ、これらローラ支持部材37、38、39、40、
41、42の間に、支持ローラ31、32が回転自在に
水平方向に沿って設けられていると共に、トラフローラ
5、6が回転自在に水平方向に対して所定の角度例えば
30°傾斜した状態に設けられている。一対の回動体3
4、35をベルト2の幅方向に沿って位置させたとき、
左右トラフローラ5、6及び2つの支持ローラ31、3
2は、ベルト2の幅方向に沿うと共に垂直面上に配置さ
れるようになっている。
【0057】一対の回動体34、35は、前述と同様に
それぞれ個別に角度調節機構43、44によってベルト
2の走行方向の角度が調節されるようになっている。す
なわち、駆動機例えばモータ45、46によりベルト2
の幅方向に沿って往復移動する駆動ロッド47、48の
先端部には、駆動レバー49、50の一端部がレバー4
9、50の回動を行えるように連結されている。駆動レ
バー49、50の他端部は、回動体34、35に連結さ
れ、モータ45、46により駆動ロッド47、48を移
動させることにより、駆動レバー49、50を介して回
動体34、35が回動するようになっている。モータ4
5、46は、制御部22からの動作信号により駆動さ
れ、この動作信号に応じてトラフローラ5、6のベルト
2の走行方向の角度が調節されるようになっている。
【0058】また、支持ローラの角度を調節するのに、
一対のトラフローラ5、6の間に設けた1つの支持ロー
ラ4の角度を調節するようにしてもよい。すなわち、一
対のトラフローラ5、6(回動機枠9、10)の間に、
固定機枠7上に垂直軸を介して水平方向に回動自在に支
持ローラ回動機枠を設け、この支持ローラ回動機枠に、
支持ローラを回転自在に水平方向に沿って設ける。その
支持ローラ回動機枠を、支持ローラの軸方向のほぼ中央
部を軸に水平方向に回動可能に固定機枠に設けて、支持
ローラの角度を前述と同様に角度調節機構によって個別
に調節するようにしてもよい。
【0059】このように、1つの支持ローラ4の角度を
調節するときには、前記制御部22に、ベルト2に片寄
りが起きたと検出したとき、第1光電センサ27aから
の信号がベルト有に、第2光電センサ27bからの信号
がベルト無となるように支持ローラ4の角度を調節する
ローラ動作信号を角度調節機構の駆動機(モータ)に送
信する支持ローラ角度調節機能を設けるようにする。こ
の支持ローラ角度調節機能は、個別に支持ローラ4の角
度を調節するように構成してもよいが、好ましくは、ト
ラフローラ角度調節機能に組込まれて又は連動して、ベ
ルト2に片寄りが起きたと検出した後にトラフローラ
5、6の角度が調節されるときその角度とほぼ同じ角度
になるように支持ローラ4の角度を調節するようにする
ことがよい。
【0060】さて、このベルトコンベヤ1で搬送物3を
搬送するには、図1に示すように、ベルト2を走行させ
ながらキャリヤ側のベルト2上に搬送物3をのせる。搬
送物3は、積載部から排出部へと搬送される。このベル
ト2は、第1、第2、第3、第4光電センサ27a、2
7b、27c、27dによってベルト2の片寄り状態が
検出される。例えば、ベルト2が片寄りなく走行してい
るときには、第1、第3光電センサ27a、27cは、
ベルト2の反射が有るため1の検出信号をそれぞれ制御
部22に送信すると共に、第2、第4光電センサ27
b、27dは、ベルト2の反射が無い場合には0の検出
信号を制御部22に送信する。制御部22は、検出デー
タ「1100」を抽出する。
【0061】そして、ベルト走行中、キャリヤ側のベル
ト2の一部にベルト2がその幅方向にずれてベルト2の
片寄りが起きると、例えば、ベルト2が右側(走行方向
右側)に大きく片寄ると、第1、第2、第3、第4光電
センサ27a、27b、27c、27dからの信号に基
づいて制御部22は検出データ「1111」を抽出する
と共に、パターン記憶手段に記憶されているライブラリ
化されたベースデータが入力され、検出データとベース
データとが比較されて一致するベースデータ「111
1」からベルト右片寄り2(ベルト2が右側に大きく片
寄っている)と検出する。
【0062】同様に、ベルト2が右側に大きくではない
が片寄る場合には、検出データ「1110」となり、ベ
ルト右片寄り1(ベルト2が右側に大きくではないが片
寄っている)と検出する。また、ベルト2が左側に大き
く片寄る場合には、検出データ「0000」となり、ベ
ルト左片寄り2(ベルト2が左側に大きく片寄ってい
る)と検出し、ベルト2が左側に大きくではないが片寄
る場合には、検出データ「1000」となり、ベルト左
片寄り1(ベルト2が左側に大きくではないが片寄って
いる)と検出する。
【0063】このように、ベルト2がずれてベルト2の
片寄りが起きると、第1光電センサ27aが非接触でベ
ルト無と、又は、第2光電センサ27bが非接触でベル
ト有として、ベルト2の片寄りが起きたと検出するた
め、ベルト2に接触することなくベルト2の片寄りが検
出されるので、ベルト2の接触による不具合がなく確実
にベルト2の片寄りを検出することができる。
【0064】また、ベルト2の片寄りを検出するとき、
この検出回数は1回ではなく、図12に示すように、所
定の時間を隔てて複数回(図示例では3回)行い、これ
ら複数回の結果が同じデータの場合にのみベルト2の片
寄りが有るとする正規検出データを検出するようにする
ことで、一層確実にベルト2の片寄りを検出することが
できる。すなわち、ベルト2はトラフ状になっても通常
走行中波打ったりするため、ベルト2がその幅方向に移
動することがある。また、搬送物3が大きいものである
場合にはベルト2の側端部から外方にはみ出すこともあ
り得る。また、ベルト2の側部の劣化によりベルト2の
端部が内方に短くなったり外方にはみ出したりすること
もあり得る。この場合、前述の検出動作(検出回数)が
1回であると、ベルト2が片寄っていない場合でもベル
ト2が片寄っていると検出されてしまう。つまり検出エ
ラーとなってしまう。このため、所定の時間を隔てて複
数回(図示例では3回)行い、これら複数回の結果が同
じデータである場合にベルト2の片寄りを検出するよう
にすれば、例えば単に波打って移動した場合等とベルト
2が実際に片寄った場合とが区別されるので、一層適確
にベルト2の片寄りを検出することができる。
【0065】また、図1、図4及び図5に示すように、
ベルト2の右側部のみをベルト検出器26で検出するた
め、ベルト2の両側部にベルト検出器を設ける場合に比
して、ベルト2の片寄りを検出するための設置スペース
を狭くすることができる。また、ベルト検出器26とし
て光電センサ27a、27b、27c、27dを用い
て、光電センサ27a、27b、27c、27dを走行
するベルト2の右側部の重力方向上方に配設することに
より、ベルト2の走行に邪魔になることがないと共に、
ベルト2に接触することが確実に防止され、かつ、光電
センサ27a、27b、27c、27dは汎用性が高く
安価で安定に動作することから、より確実に容易にベル
ト2の片寄りを検出することができる。
【0066】そして、制御部22は、ベルト2の片寄り
を検出したとき、検出データ「1111」に応じた動作
信号をベルト2の片寄りを解消し得る各トラフローラ
5、6(検出したベルト検出器26が設けられている範
囲のトラフローラ5、6)に対応した駆動機であるモー
タ17、18に送信する。例えば、検出データが「11
10」の場合には、第1前傾位置bに一対のトラフロー
ラ5、6がそれぞれ位置されるように第1前傾動作信号
をモータ17、18に送信する。同様に、検出データが
「1111」の場合には第2前傾動作信号が、検出デー
タが「1000」の場合には第1後傾動作信号が、検出
データが「0000」の場合には第2後傾動作信号がそ
れぞれモータ17、18に送信されることになる。
【0067】モータ17、18は、送信される動作信号
に応じて駆動ロッド19、20を移動させる。これによ
り、駆動レバー15、16を介して回動機枠9、10が
回動して、トラフローラ5、6のベルト2の走行方向の
角度が送信される動作信号に応じて調節される。つま
り、トラフローラ5、6は、図11に示すように、ベル
ト2が右側に大きく片寄っている場合(「1111」)
には第2前傾位置cに、ベルト2が右側に大きくではな
いが片寄っている場合(「1110」)には第1前傾位
置bに、ベルト2が左側に大きく片寄っている場合
(「0000」)には第2後傾位置eに、ベルト2が左
側に大きくではないが片寄っている場合(「100
0」)には第1後傾位置dに、それぞれ位置されるよう
に回動される。このように、一対のトラフローラ5、6
の角度がベルトの片寄りの状態に応じてそれぞれ個別に
調節されることにより、片寄っていたベルト2は、ベル
ト2の片寄りとは反対側に移動して、迅速にベルト2の
片寄りがない状態になる。
【0068】次の検出時、つまり所定の間隔(t秒(例
えば30秒))後の次のベルト2の片寄りの検出におい
て、ベルト2の片寄りが有ると検出された場合には、前
述と同様の動作を繰り返す。ベルト2の検出がベルト2
の片寄り無しの場合(1100)には、直線位置動作信
号がモータ17、18に送信されて、一対のトラフロー
ラ5、6がベルト2の幅方向とほぼ平行になるようにそ
の角度が調節される。
【0069】そして、ベルト2の片寄り無しと検出され
た次の検出時(直線位置動作信号を送信した後、所定時
間(例えば前記t秒(例えば30秒))をおいた次の検
出時)に片寄り無しと再度検出したとき、走行動作信号
がモータ17、18に送信されて、一対のトラフローラ
5、6の角度がそれぞれ個別に調節される。これによ
り、一対のトラフローラ5、6はそれぞれ前傾姿勢であ
る走行位置に位置されるので、ベルトが片寄り難い状態
で走行することになる。
【0070】このように、ベルト2が片寄ると制御部2
2がその片寄りを検出して、第1光電センサ27aから
の信号がベルト有に、第2光電センサ27bからの信号
がベルト無となるように各トラフローラ5、6のベルト
2の走行方向の角度をそれぞれ個別に調節するので、ベ
ルト2の片寄りを迅速に解消することができ、ベルト2
の走行を安定して行えることになる。したがって、ベル
ト検出器26の設置位置及び設置間隔を任意に設定する
ことにより、ベルト2の片寄りに対して即座に対応する
ことができ、ベルト2の片寄り初期段階でのベルト2の
修正を行える。その結果、ベルト2を安定して走行する
ことができる。
【0071】また、ベルト2の片寄りを解消するとき、
ベルト2が大きく片寄っている場合には水平方向に対す
る角度が大きい第2位置に、ベルト2が大きくではない
が片寄っている場合には角度が小さい第1位置に、一対
のトラフローラ5、6を位置させるため、ベルト2の片
寄りに応じてトラフローラ5、6の角度がそれぞれ個別
に調節されるので、ベルト2の片寄りを迅速により適確
に解消することができる。
【0072】また、制御部22は、トラフローラ5、6
の角度をトラフローラ検出器23(フォトインタラプタ
24a、24b、24c、24d、24e、ロータリエ
ンコーダ60)により検出し、この検出値が設定位置と
異なる場合に設定位置になるように補正動作信号をモー
タ17、18に送信する。これにより、トラフローラ
5、6を確実に設定位置に位置させることができるの
で、ベルト2の片寄りを一層迅速により適確に解消する
ことができる。
【0073】また、トラフローラ5、6が傾斜し過ぎる
と(前傾後傾が所定の位置c及びeより超えると)、マ
イクロセンサ65、66が検出して、この検出値が制御
部22に送信されるので、この場合、制御部22は、所
定の設定位置になるように補正動作信号をモータ17、
18に送信するようにする。これにより、トラフローラ
5、6の位置が検出位置を超えた場合でもトラフローラ
5、6をより確実に設定位置に位置させることができる
ので、ベルト2の片寄りをより一層迅速により適確に解
消することができる。
【0074】また、一対のトラフローラ5、6の角度を
調節するとき、図6乃至図8に示すように、支持ローラ
をベルト2の幅方向のほぼ中央部から2つに分割し、こ
れら支持ローラ31、32のうちの右側の支持ローラ3
1を右側のトラフローラ5と共に一体的に回動体34に
回動させると共に、左側の支持ローラ32を左側のトラ
フローラ6と共に一体的に回動体35に回動させること
により、ベルト2の片寄りを解消するとき、ベルト2の
片寄りをより一層迅速により適確に解消することができ
る。
【0075】また、ベルト2の片寄りを解消するため
に、一対のトラフローラ5、6の角度を調節するとき、
支持ローラ4の角度をトラフローラ5、6とは個別に調
節する。例えば、支持ローラ4のほぼ中央部を軸に回動
自在に支持ローラ4を設け、この支持ローラ4を、トラ
フローラ5、6の水平方向の角度と同じ角度に傾斜させ
る。具体的には、トラフローラ5、6が第2前傾位置c
にあるときには、その角度と同じ角度傾斜する位置にな
るように支持ローラ4の角度を調節する。同様に、トラ
フローラ5、6が第1前傾位置b、第1後傾位置d、第
2後傾位置eにあるときには、それぞれの角度と同じ角
度傾斜する位置になるように支持ローラ4の角度を調節
する。つまり、一対のトラフローラ5、6の各軸と支持
ローラ4の軸とがほぼ平行になるように支持ローラ4の
角度を調節する。これにより、ベルト2の片寄りが起
き、この片寄りを解消するときには、より一層迅速によ
り適確に解消することができる。
【0076】図16及び図17は本発明の第3のベルト
コンベヤを示す図であり、図18は第4のベルトコンベ
ヤを示す図である。第3、第4のベルトコンベヤと第
1、第2のベルトコンベヤと異なるところは、第1、第
2のベルトコンベヤがキャリヤ側のベルトの片寄りを検
出すると共にその片寄りを自動的に修正するのに対し
て、第3、第4のベルトコンベヤがリターン側のベルト
の片寄りを検出すると共にその片寄りを自動的に修正す
るもので、ベルトがキャリヤ側かリターン側かの違いだ
けで、ベルト片寄り検出器、トラフローラ検出器(側部
ローラ検出器)等の基本的な構成は同じである。なお、
第1、第2のベルトコンベヤと同一構成部分には、同一
名称を付し、その説明を省略する。
【0077】また、第3のベルトコンベヤと第4のベル
トコンベヤとの異なるところは、図19に示すように、
リターン側のベルトを支持するローラがベルトの重力方
向下側と上側に配置されている場合があるため、第3の
ベルトコンベヤは、ローラがベルトの下側に配置されて
いる例であり、第4のベルトコンベヤは、ローラがベル
トの上側に配置されている例である。
【0078】リターン側のベルト70を支持するローラ
は主に2種類あり、例えば、図16及び図17に示すよ
うに、リターン側のベルト70の重力方向下方に配置さ
れ、リターン側のベルト70の中央部をほぼ水平方向に
沿って支持する1つの下支持ローラ71と、ベルト70
の両側部をそれぞれ重力方向上方に向って傾斜支持する
側部ローラである一対の下トラフローラ72、73とか
らなる。また、例えば、図18に示すように、リターン
側のベルト70の重力方向上方に配置され、リターン側
のベルト70の中央部をほぼ水平方向に沿って支持する
1つの上支持ローラ74と、ベルト70の両側部をそれ
ぞれ重力方向上方に向って傾斜支持する側部ローラであ
る一対の下トラフローラ75、76とからなる。
【0079】下支持ローラ71及び上支持ローラ74
は、図16乃至図18に示すように、それぞれ固定機枠
77、78に突設された一対の支持ローラ支持枠79、
80に回転自在に軸支されている。下トラフローラ7
2、73及び上トラフローラ75、76は、軸が水平方
向に対して所定の角度傾斜した状態でそれぞれコ字状の
回動機枠81、82、83、84に回転自在に軸支され
ている。回動機枠81、82、83、84は、それぞれ
固定機枠77、78に垂直軸85、86を介して水平方
向に対して回動自在に取り付けられている。これらトラ
フローラ72、73、75、76は、ベルト70の走行
路上の全てに設けるようにしてもよいし、ベルト70が
左右にずれてベルト70の片寄りが起きる箇所(走行路
上)にのみ設けるようにしてもよいし、この場合、さら
にベルト70の片寄りが起きそうな箇所(走行路上)に
も設けるようにしてもよい。
【0080】角度調節機構87、88、89、90は、
モータ91、92、93、94により駆動ロッド95、
96、97、98を移動させることで、駆動レバー10
4、105を介して回動機枠81、82、83、84が
回動するようになっている。モータ91、92、93、
94は、制御部99からの動作信号によりそれぞれ個別
に駆動される。
【0081】また、固定機枠77、78には、回動機枠
81、82、83、84を介してトラフローラ72、7
3、75、76のベルト走行方向の角度(位置)を検出
するトラフローラ検出器(側部ローラ検出器)(図示せ
ず)が設けられている。トラフローラ検出器としては、
フォトインタラプタ、ロータリエンコーダ等を用いるこ
とが好ましい。
【0082】リターン側ベルトの近傍であって、ベルト
2の片寄りが起きる箇所(走行路上)には、図16及び
図17に示すように、ベルト片寄り検出器100が設け
られている。なお、図18にはベルト片寄り検出器が示
されていないが、ベルト2の片寄りが起きる箇所が上ト
ラフローラ及び上支持ローラで支持する箇所である場合
には勿論その箇所にベルト片寄り検出器を設けることは
言うまでもない。
【0083】ベルト片寄り検出器100は、図16及び
17に示すように、ベルト2の状態を非接触で検出する
ベルト検出器101と、そのベルト検出器101からの
検出値によりベルト70の片寄りを検出する制御部99
とを備えてなる。ベルト検出器101である第1、第
2、第3、第4光電センサ102a、102b、102
c、102dが、例えば、走行するベルト70の一方の
側端部(例えば、ベルトの走行方向右側の側単部(右側
単部))の近傍の4箇所のベルト70の有無を検出する
ように配置されている。ベルト検出器101の設置箇所
は、ベルト70が左右にずれてベルト70の片寄りが起
きる箇所には必ず設けるようにし、このとき、後述する
ようにローラの角度を調節してベルトの片寄りを解消で
きる範囲毎に設けるようにする。さらに好ましくはベル
ト検出器101はベルト70の片寄りが起きそうな箇所
にも同様に設けることがよい。
【0084】制御部99は、制御装置や制御BOX等で
あり、第1、第2、第3、第4光電センサ102a、1
02b、102c、102dからの検出値に基づいてベ
ルト70の片寄りを検出する片寄り検出機能と、ベルト
70の片寄りを検出したとき、第1光電センサ102a
からの信号がベルト有に、第2光電センサ102bから
の信号がベルト無となるように前記一対のトラフローラ
72、73、75、76のベルト70の走行方向の角度
をそれぞれ個別に調節するトラフローラ角度調節機能
(側部ローラ角度調節機能)と、トラフローラ検出器1
01からの検出値に基づいて一対のトラフローラ72、
73、75、76がそれぞれの設定角度(設定位置)に
位置されていないとき、一対のトラフローラ72、7
3、75、76が設定角度になるようにそれぞれ個別に
角度を調節する補正機能と、を有する。制御部99は、
ベルト検出器101毎に個別に設けてもよいし、複数の
ベルト検出器101をそれぞれ1つの制御部99に接続
するようにしてもよく、好ましくは、ベルト検出器10
1毎に個別に設けることがよい。
【0085】また、ベルト70の片寄りを検出した場
合、トラフローラ72、73、75、76の角度を調節
してベルト70の片寄りを解消するようにするが、トラ
フローラ72、73、75、76の角度を調節すると
き、トラフローラ72、73、75、76と共に支持ロ
ーラの角度も調節するようにしてもよい。例えば、支持
ローラ71、74をベルト70の幅方向に沿って並列さ
れた2以上の支持ローラから構成し、ベルト70の幅方
向ほぼ中央部から右側の支持ローラを右側のトラフロー
ラ72、75と一体的に回動させて角度の調節を行うと
共に、残りの支持ローラと左側のトラフローラ73、7
6とを一体的に回動させて角度の調節を行うようにして
もよい。
【0086】また、支持ローラの角度を調節するのに、
一対のトラフローラ72、73、75、76の間に設け
た1つの支持ローラ71、74の角度を調節するように
してもよい。すなわち、一対のトラフローラ72、7
3、75、76の間に、固定機枠7上に垂直軸を介して
水平方向に回動自在に支持ローラ回動機枠を設け、この
支持ローラ回動機枠に、支持ローラを回転自在に水平方
向に沿って設ける。その支持ローラ回動機枠を、支持ロ
ーラの軸方向のほぼ中央部を軸に水平方向に回動可能に
固定機枠に設けて、支持ローラの角度を前述と同様に角
度調節機構によって個別に調節するようにしてもよい。
【0087】このように構成することにより、リターン
側のベルト70の片寄りを検出すると共にその片寄りを
自動的に修正することができる。すなわち、リターン側
のベルト70が走行していると、このベルト70は、第
1、第2、第3、第4光電センサ102a、102b、
102c、102dによってベルト70の片寄り状態が
検出される。例えば、ベルト70が片寄りなく走行して
いるときには、第1、第3光電センサ102a、102
cは、ベルト70の反射が有るため1の検出信号をそれ
ぞれ制御部99に送信すると共に、第2、第4光電セン
サ102b、102dは、ベルト70の反射が無い場合
には0の検出信号を制御部99に送信する。制御部99
は、検出データ「1100」を抽出する。
【0088】そして、ベルト走行中、キャリヤ側のベル
ト70の一部にベルト70がその幅方向にずれてベルト
70の片寄りが起きると、例えば、ベルト70が右側
(走行方向右側)に大きく片寄ると、第1、第2、第
3、第4光電センサ102a、102b、102c、1
02dからの信号に基づいて制御部99は検出データ
「1111」を抽出すると共に、パターン記憶手段に記
憶されているライブラリ化されたベースデータが入力さ
れ、検出データとベースデータとが比較されて一致する
ベースデータ「1111」からベルト右片寄り2(ベル
ト70が右側に大きく片寄っている)と検出する。
【0089】同様に、ベルト70が右側に大きくではな
いが片寄る場合には、検出データ「1110」となり、
ベルト右片寄り1(ベルト70が右側に大きくではない
が片寄っている)と検出する。また、ベルト70が左側
に大きく片寄る場合には、検出データ「0000」とな
り、ベルト左片寄り2(ベルト70が左側に大きく片寄
っている)と検出し、ベルト70が左側に大きくではな
いが片寄る場合には、検出データ「1000」となり、
ベルト左片寄り1(ベルト70が左側に大きくではない
が片寄っている)と検出する。
【0090】このように、ベルト70がずれてベルト7
0の片寄りが起きると、第1光電センサ102aが非接
触でベルト無と、又は、第2光電センサ102bが非接
触でベルト有として、ベルト70の片寄りが起きたと検
出するため、ベルト70に接触することなくベルト70
の片寄りが検出されるので、ベルト70の接触による不
具合がなく確実にベルト70の片寄りを検出することが
できる。
【0091】また、ベルト70の片寄りを検出すると
き、この検出回数は1回ではなく、所定の時間を隔てて
複数回(図示例では3回)行い、これら複数回の結果が
同じデータの場合にのみベルト70の片寄りが有るとす
る正規検出データを検出するようにすることで、一層確
実にベルト70の片寄りを検出することができる。すな
わち、ベルト70はトラフ状になっても通常走行中波打
ったりするため、ベルト70がその幅方向に移動するこ
とがある。また、ベルト70の側部の劣化によりベルト
70の端部が内方に短くなったり外方にはみ出したりす
ることもあり得る。この場合、前述の検出動作(検出回
数)が1回であると、ベルト70が片寄っていない場合
でもベルト70が片寄っていると検出されてしまう。つ
まり検出エラーとなってしまう。このため、所定の時間
を隔てて複数回(図示例では3回)行い、これら複数回
の結果が同じデータである場合にベルト70の片寄りを
検出するようにすれば、例えば単に波打って移動した場
合等とベルト70が実際に片寄った場合とが区別される
ので、一層適確にベルト70の片寄りを検出することが
できる。
【0092】また、ベルト70の右側部のみをベルト検
出器101で検出するため、ベルト70の両側部にベル
ト検出器を設ける場合に比して、ベルト70の片寄りを
検出するための設置スペースを狭くすることができる。
また、ベルト検出器101として光電センサ102a、
102b、102c、102dを用いて、光電センサ1
02a、102b、102c、102dを走行するベル
ト70の右側部の重力方向上方に配設することにより、
ベルト70の走行に邪魔になることがないと共に、ベル
ト70に接触することが確実に防止され、かつ、光電セ
ンサ102a、102b、102c、102dは汎用性
が高く安価で安定に動作することから、より確実に容易
にベルト70の片寄りを検出することができる。
【0093】そして、制御部99は、ベルト70の片寄
りを検出したとき、検出データ「1111」に応じた動
作信号をベルト70の片寄りを解消し得る各トラフロー
ラ72、73、75、76(検出したベルト検出器10
1が設けられている範囲のトラフローラ72、73、7
5、76)に対応した駆動機であるモータ91、93、
93、94に送信する。例えば、検出データが「111
0」の場合には、第1前傾位置bに一対のトラフローラ
72、73、75、76がそれぞれ位置されるように第
1前傾動作信号をモータ91、92、93、94に送信
する。同様に、検出データが「1111」の場合には第
2前傾動作信号が、検出データが「1000」の場合に
は第1後傾動作信号が、検出データが「0000」の場
合には第2後傾動作信号がそれぞれモータ91、92、
93、94に送信されることになる。
【0094】モータ91、92、93、94は、送信さ
れる動作信号に応じて駆動ロッド95、96、97、9
8を移動させる。これにより、駆動レバーを介して回動
機枠81、82、83、84が回動して、トラフローラ
92、93、95、96のベルト70の走行方向の角度
が送信される動作信号に応じて調節される。つまり、ト
ラフローラ92、93、95、96は、ベルト70が右
側に大きく片寄っている場合(「1111」)には第2
前傾位置に、ベルト70が右側に大きくではないが片寄
っている場合(「1110」)には第1前傾位置に、ベ
ルト70が左側に大きく片寄っている場合(「000
0」)には第2後傾位置に、ベルト70が左側に大きく
ではないが片寄っている場合(「1000」)には第1
後傾位置に、それぞれ位置されるように回動される。こ
のように、トラフローラ92、93、95、96の角度
がベルトの片寄りの状態に応じてそれぞれ個別に調節さ
れることにより、片寄っていたベルト70は、ベルト7
0の片寄りとは反対側に移動して、迅速にベルト70の
片寄りがない状態になる。
【0095】次の検出時、つまり所定の間隔(t秒(例
えば30秒))後の次のベルト70の片寄りの検出にお
いて、ベルト70の片寄りが有ると検出された場合に
は、前述と同様の動作を繰り返す。ベルト70の検出が
ベルト70の片寄り無しの場合(1100)には、直線
位置動作信号がモータ91、92、93、94に送信さ
れて、一対のトラフローラ92、93、95、96がベ
ルト70の幅方向とほぼ平行になるようにその角度が調
節される。
【0096】そして、ベルト70の片寄り無しと検出さ
れた次の検出時(直線位置動作信号を送信した後、所定
時間(例えば前記t秒(例えば30秒))をおいた次の
検出時)に片寄り無しと再度検出したとき、走行動作信
号がモータ91、92、93、94に送信されて、一対
のトラフローラ92、93、95、96の角度がそれぞ
れ個別に調節される。これにより、一対のトラフローラ
92、93、95、96はそれぞれ前傾姿勢である走行
位置に位置されるので、ベルトが片寄り難い状態で走行
することになる。
【0097】このように、リターン側のベルト70が片
寄ると制御部99がその片寄りを検出して、第1光電セ
ンサ102aからの信号がベルト有に、第2光電センサ
102bからの信号がベルト無となるように各トラフロ
ーラ92、93、95、96のベルト70の走行方向の
角度をそれぞれ個別に調節するので、ベルト70の片寄
りを迅速に解消することができ、ベルト70の走行を安
定して行えることになる。したがって、ベルト検出器1
01の設置位置及び設置間隔を任意に設定することによ
り、ベルト70の片寄りに対して即座に対応することが
でき、ベルト70の片寄り初期段階でのベルト70の修
正を行える。その結果、ベルト70を安定して走行する
ことができる。
【0098】また、リターン側のベルト70の片寄りを
解消するとき、ベルト70が大きく片寄っている場合に
は水平方向に対する角度が大きい第2位置に、ベルト7
0が大きくではないが片寄っている場合には角度が小さ
い第1位置に、一対のトラフローラ92、93、95、
96を位置させるため、ベルト70の片寄りに応じてト
ラフローラ92、93、95、96の角度がそれぞれ個
別に調節されるので、ベルト70の片寄りを迅速により
適確に解消することができる。
【0099】また、制御部99は、トラフローラ92、
93、95、96の角度をトラフローラ検出器により検
出し、この検出値が設定位置と異なる場合に設定位置に
なるように補正動作信号をモータ91、92、93、9
4に送信する。これにより、トラフローラ92、93、
95、96を確実に設定位置に位置させることができる
ので、ベルト70の片寄りを一層迅速により適確に解消
することができる。
【0100】また、トラフローラ92、93、95、9
6が傾斜し過ぎると(前傾後傾が所定の位置及びより超
えると)、マイクロセンサが検出して、この検出値が制
御部99に送信されるので、この場合、制御部99は、
所定の設定位置になるように補正動作信号をモータ1
7、18に送信するようにする。これにより、トラフロ
ーラ92、93、95、96の位置が検出位置を超えた
場合でもトラフローラ92、93、95、96をより確
実に設定位置に位置させることができるので、ベルト7
0の片寄りをより一層迅速により適確に解消することが
できる。
【0101】また、一対のトラフローラ92、93、9
5、96の角度を調節するとき、支持ローラをベルト7
0の幅方向のほぼ中央部から2つに分割し、これら支持
ローラのうちの右側の支持ローラを右側のトラフローラ
92、95と共に一体的に回動体に回動させると共に、
左側の支持ローラを左側のトラフローラ93、96と共
に一体的に回動体に回動させることにより、ベルト70
の片寄りを解消するとき、ベルト70の片寄りをより一
層迅速により適確に解消することができる。
【0102】また、ベルト70の片寄りを解消するため
に、一対のトラフローラ92、93、95、96の角度
を調節するとき、支持ローラ71、74の角度をトラフ
ローラ92、93、95、96とは個別に調節する。例
えば、支持ローラ71、74のほぼ中央部を軸に回動自
在に支持ローラ71、74を設け、この支持ローラ7
1、74を、トラフローラ92、93、95、96の水
平方向の角度と同じ角度に傾斜させる。具体的には、ト
ラフローラ92、93、95、96が第2前傾位置にあ
るときには、その角度と同じ角度傾斜する位置になるよ
うに支持ローラ71、74の角度を調節する。同様に、
トラフローラ92、93、95、96が第1前傾位置、
第1後傾位置、第2後傾位置にあるときには、それぞれ
の角度と同じ角度傾斜する位置になるように支持ローラ
71、74の角度を調節する。つまり、一対のトラフロ
ーラ92、93、95、96の各軸と支持ローラ71、
74の軸とがほぼ平行になるように支持ローラ71、7
4の角度を調節する。これにより、ベルト70の片寄り
が起き、この片寄りを解消するときには、より一層迅速
により適確に解消することができる。
【0103】なお、図19に示すように、キャリヤ側の
ベルト2とリターン側のベルト70との両方のベルトの
片寄りを検出すると共にその片寄りを自動的に修正する
ようにしてもよいことは言うまでもない。
【0104】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ベルト
に接触することなくベルトの片寄りが検出されるので、
ベルトの接触による不具合がなく確実にベルトの片寄り
を検出することができる。また、ベルトの一方の側端部
のみをベルト片寄り検出器で検出するため、ベルトの片
寄りを検出するための設置スペースを狭くすることがで
きる。
【0105】請求項2に記載の発明によれば、側部ロー
ラのベルトの走行方向の角度を個別に調節するため、ベ
ルトの片寄りを迅速に解消することができ、ベルトの走
行を安定して行える。
【0106】請求項3に記載の発明によれば、トラフ状
のキャリヤ側のベルトの片寄りを迅速に解消することが
でき、ベルトの走行を安定して行える。
【0107】請求項4に記載の発明によれば、トラフ状
のリターン側のベルトの片寄りを迅速に解消することが
でき、ベルトの走行を安定して行える。
【0108】請求項5に記載の発明によれば、キャリヤ
側のベルトとリターン側のベルトとをそれぞれ個別にベ
ルトの片寄りを迅速に解消することができ、ベルトの走
行を安定して行える。
【0109】請求項6に記載の発明によれば、キャリヤ
側のトラフ状のベルトとリターン側のトラフ状のベルト
とをそれぞれ個別にベルトの片寄りを迅速に解消するこ
とができ、ベルトの走行を安定して行える。
【0110】請求項7に記載の発明によれば、ベルトの
片寄りの状態に応じて側部ローラの角度が調節されるの
で、ベルトの片寄りを迅速により適確に解消することが
できる。
【0111】請求項8に記載の発明によれば、補正機能
によりその位置されていない側部ローラの角度が設定角
度になるように調節されるので、ベルトの片寄りを迅速
により一層適確に解消することができる。
【0112】請求項9に記載の発明によれば、側部ロー
ラと支持ローラとが一体的に回動してそれらローラの角
度が調節されるので、構造が簡単で、より一層迅速にベ
ルトの片寄りを解消することができる。
【0113】請求項10に記載の発明によれば、ベルト
の片寄りが起きると、支持ローラの角度も第1ベルト検
出器からの信号がベルト有に、第2ベルト検出器からの
信号がベルト無となるように調節されるので、より一層
迅速にベルトの片寄りを解消することができる。
【0114】請求項11に記載の発明によれば、ベルト
に接触することが確実に防止され、かつ、光電センサは
汎用性が高く安価であることから、より確実に容易にベ
ルトの片寄りを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のベルトコンベヤを示す正面図で
ある。
【図2】本発明の第1のベルトコンベヤを示す上面図で
ある。
【図3】本発明の第1のベルトコンベヤを示す側面図で
ある。
【図4】本発明のベルト検出器の設置状態を示す正面図
である。
【図5】本発明の第1のベルトコンベヤを示す構成図で
ある。
【図6】本発明の第2のベルトコンベヤを示す正面図で
ある。
【図7】本発明の第2のベルトコンベヤを示す上面図で
ある。
【図8】本発明の第2のベルトコンベヤにおいてローラ
を回動させた状態を示す上面図である。
【図9】本発明の検出器でベルトを検出する状態を示す
図である。
【図10】本発明の検出器でベルトを検出する状態を示
す図である。
【図11】本発明の検出器で検出した値に応じてローラ
の角度を調節するパターンの一例を示す図である。
【図12】本発明の検出器でベルトを検出するタイミン
グを示す図である。
【図13】本発明のトラフローラの位置を検出する状態
を示す図であり、その(a)は側面図、(b)及び
(c)は上面図である。
【図14】本発明のベルト検出器の他の例を示す正面図
である。
【図15】本発明のベルト検出器の他の例を示す平面図
である。
【図16】本発明の第3のベルトコンベヤを示す正面図
である。
【図17】本発明の第3のベルトコンベヤを示す構成図
である。
【図18】本発明の第4のベルトコンベヤを示す正面図
である。
【図19】本発明の第5のベルトコンベヤを示す概念図
である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ 2 キャリヤ側のベルト 4 支持ローラ 5、6 トラフローラ(側部ローラ) 22 制御部 23 トラフローラ検出器(側部ローラ検出器) 25 ベルト片寄り検出器 27a 第1光電センサ(第1ベルト検出器) 27b 第2光電センサ(第2ベルト検出器) 27c 第3光電センサ(第3ベルト検出器) 27d 第4光電センサ(第4ベルト検出器) 70 キャリヤ側のベルト 71、74 支持ローラ 72、73 トラフローラ(側部ローラ) 75、76 トラフローラ(側部ローラ) 99 制御部 100 ベルト片寄り検出器 102a 第1光電センサ(第1ベルト検出器) 102b 第2光電センサ(第2ベルト検出器) 102c 第3光電センサ(第3ベルト検出器) 102d 第4光電センサ(第4ベルト検出器) a 直線位置 b 第1前傾位置 c 第2前傾位置 d 第1後傾位置 e 第2後傾位置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するベルトの幅方向の移動を検出す
    るベルト片寄り検出器を有するベルトコンベヤにおい
    て、 前記ベルト片寄り検出器が、前記ベルトが片寄りなく走
    行するときのベルトの一方の側端部の近傍であってベル
    トが存在する位置でのベルトの有無を非接触で検出する
    第1ベルト検出器と、その一方の側端部の近傍のベルト
    が存在しない位置であって片寄り時にベルトが存在する
    位置でのベルトの有無を非接触で検出する第2ベルト検
    出器と、前記第1ベルト検出器からの信号がベルト無で
    あるとき又は前記第2ベルト検出器からの信号がベルト
    有であるとき、ベルトに片寄りが起きたと検出する制御
    部とを備えたことを特徴とするベルトコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記ベルトが、その幅方向に配置されて
    いる複数のローラによって支持され、これらローラのう
    ちベルトの両側部を支持する側部ローラを、ベルトの走
    行方向に沿ってそれぞれ回動自在に設け、前記制御部
    が、ベルトに片寄りが起きたと検出したとき、第1ベル
    ト検出器からの信号がベルト有に、第2ベルト検出器か
    らの信号がベルト無となるように前記側部ローラのベル
    トの走行方向の角度をそれぞれ個別に調節する側部ロー
    ラ角度調節機能を有する請求項1に記載のベルトコンベ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 前記ベルトがキャリヤ側のベルトであ
    り、前記側部ローラが、該ベルトの両側部を重力方向上
    方に向って傾斜させて該ベルトをトラフ状に支持する一
    対のトラフローラである請求項2に記載のベルトコンベ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 前記ベルトがリターン側のベルトであ
    り、前記側部ローラが、該ベルトの両側部を重力方向に
    沿って傾斜させて該ベルトをトラフ状に支持する一対の
    トラフローラである請求項2に記載のベルトコンベヤ。
  5. 【請求項5】 前記ベルト片寄り検出器が、キャリヤ側
    のベルトとリターン側のベルトとの両方にそれぞれ設け
    られている請求項2に記載のベルトコンベヤ。
  6. 【請求項6】 前記キャリヤ側のベルトを支持する側部
    ローラが、該ベルトの両側部を重力方向上方に向って傾
    斜させて該ベルトをトラフ状に支持する一対のトラフロ
    ーラであり、前記リターン側のベルトを支持する側部ロ
    ーラが、該ベルトの両側部を重力方向に沿って傾斜させ
    て該ベルトをトラフ状に支持する一対のトラフローラで
    ある請求項5に記載のベルトコンベヤ。
  7. 【請求項7】 前記側部ローラが、その軸がベルトの幅
    方向とほぼ平行となる直線位置と、一方の端部が他方の
    端部よりベルトの走行方向前方に位置される第1前傾位
    置と、その第1前傾位置よりさらに一方の端部がベルト
    の走行方向前方に位置される第2前傾位置と、一方の端
    部が他方の端部よりベルトの走行方向後方に位置される
    第1後傾位置と、その第1後傾位置よりさらに一方の端
    部がベルトの走行方向後方に位置される第2後傾位置と
    の少なくとも5段階に角度調節され、 前記ベルト片寄り検出器が、前記第1、第2ベルト検出
    器の他に、前記第1ベルト検出器の検出位置よりベルト
    の幅方向内方側の近傍の位置でのベルトの有無を非接触
    で検出する第3ベルト検出器と、前記第2ベルト検出器
    の検出位置よりベルトの幅方向外方側の近傍の位置での
    ベルトの有無を非接触で検出する第4ベルト検出器とを
    有し、 かつ、前記側部ローラ角度調節機能が、第1、第3ベル
    ト検出器からの信号がそれぞれベルト無であるとき、前
    記第2前傾位置に、第1ベルト検出器からの信号がベル
    ト無し、第3ベルト検出器からの信号がベルト有である
    とき、前記第1前傾位置に、第2ベルト検出器からの信
    号がベルト有、第4ベルト検出器からの信号がベルト無
    であるとき、前記第1後傾位置に、第2、第4ベルト検
    出器からの信号がそれぞれベルト有であるとき、前記第
    2後傾位置に、それぞれ側部ローラの角度を調節する請
    求項2乃至6のいずれか1項に記載のベルトコンベヤ。
  8. 【請求項8】 前記各側部ローラのベルトの走行方向の
    角度を検出する側部ローラ検出器をそれぞれ設け、前記
    制御部が、それらの側部ローラ検出器からの検出値に基
    づいて側部ローラが設定角度に位置されていないとき設
    定角度になるようにその側部ローラの角度を調節する補
    正機能を有する請求項2乃至7のいずれか1項に記載の
    ベルトコンベヤ。
  9. 【請求項9】 前記側部ローラの間に、前記ベルトを支
    持する支持ローラを設け、該支持ローラが、前記ベルト
    の幅方向に沿って並列された複数の支持ローラからな
    り、これら複数の支持ローラのうち、ベルトの幅方向ほ
    ぼ中央部から一方の支持ローラが、前記一方の側部ロー
    ラと一体的に回動して角度が調節されると共に、残りの
    支持ローラが、残りの側部ローラと一体的に回動して角
    度が調節される請求項2乃至8のいずれか1項に記載の
    ベルトコンベヤ。
  10. 【請求項10】 前記側部ローラの間に、前記ベルトを
    支持し、該ベルトの走行方向に沿って回動自在な支持ロ
    ーラを設け、前記制御部が、前記ベルトに片寄りが起き
    たと検出したとき、第1ベルト検出器からの信号がベル
    ト有に、第2ベルト検出器からの信号がベルト無となる
    ように前記支持ローラの角度を調節する支持ローラ角度
    調節機能を有する請求項2乃至8のいずれか1項に記載
    のベルトコンベヤ。
  11. 【請求項11】 前記ベルト検出器が、前記走行するベ
    ルトの一方の側端部の重力方向上方に配設された光電セ
    ンサである請求項1乃至10のいずれか1項に記載のベ
    ルトコンベヤ。
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