JP2002087569A - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JP2002087569A
JP2002087569A JP2000280542A JP2000280542A JP2002087569A JP 2002087569 A JP2002087569 A JP 2002087569A JP 2000280542 A JP2000280542 A JP 2000280542A JP 2000280542 A JP2000280542 A JP 2000280542A JP 2002087569 A JP2002087569 A JP 2002087569A
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belt
bias
slack
conveyor belt
transport
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JP2000280542A
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Toshinori Utsugi
俊徳 宇都木
Junichi Tsubota
淳一 坪田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運用を停止させずに、ベルトの弛み、偏りの
検知からそれらの矯正処理を自動でかつ安全に行うこと
のできる物品搬送装置を提供する。 【解決手段】 搬送ベルト14の弛みによって垂れ下が
った部分のベルト荷重を受けて回動する検知レバー32
の回動位置を光センサ35で検出することによって搬送
ベルト14の弛みの発生を検知し、搬送ベルト14の走
行に追従して回転自在なテンション調整部材36で搬送
ベルト14の下面を押圧して搬送ベルト14の走行路に
変形を与え、搬送ベルト14のテンションを増大させて
搬送ベルト14の弛みを矯正する。また、搬送ベルト1
4の左右への偏りを光透過型センサなどの2つのセンサ
41,42で検知し、アイドルローラ13の傾きを調整
することによって搬送ベルト14の偏りを矯正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ローラにエンド
レス状に掛けわたされた搬送ベルトを走行させることに
よって、該搬送ベルト上で物品搬送を行う物品搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】物品の輸送や生産のラインにおいては物
品搬送装置が多用されている。物品搬送装置は、駆動ロ
ーラとアイドルローラ(従動ローラ)との間に搬送ベル
トをエンドレス状に掛けわたし、この搬送ベルトを駆動
ローラの駆動によってローラ間を走行させることによっ
て、搬送ベルト上で物品を搬送する。
【0003】物品搬送装置には、経年的な運用に伴うベ
ルトの弛み、偏りなどの発生に関して定期的な保守点検
を実施することが必要である。従来、ベルトの弛み、偏
りなどの確認やその矯正作業は人為的に行われており、
ときにベルトの弛み、偏りの発見が遅れることなどによ
って、ローラの空転、ベルトの脱落、搬送物の落下とい
った事故が発生するおそれがある。また、保守品質の向
上には、人件費などを含めたランニングコストの増大が
伴うという課題がある。さらに、ベルトの弛み、偏りの
矯正作業は物品搬送装置の運用を停止して行う必要があ
るため、稼働率の低下をもたらすという課題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
物品搬送装置では、継続的な運用に伴うベルトの弛み、
偏りなどに関して、その発見から矯正処理までを人間系
で実施しており、このため、信頼性に乏しく、保守品位
の改善に伴って人件費がかさみ、さらには装置の運用を
停止させて行われるベルトの弛み、偏りの矯正処理によ
って稼働率が低下するという問題があった。
【0005】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、保守性に優れ、運用効率の高い物品搬送装置の
提供を目的とするものであり、特に、運用を停止させず
に、ベルトの弛み、偏りの検知からそれらの矯正処理を
自動でかつ安全に行うことのできる物品搬送装置の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明の物品搬送装置は、複数のローラ間に
掛けわたされた搬送ベルトと、前記ローラ間の前記搬送
ベルトの弛みを検知する弛み検知手段と、この弛み検知
手段によって前記搬送ベルトの弛みが検知されたとき、
該搬送ベルトの弛みが矯正されるように前記搬送ベルト
のテンションを調整するテンション調整手段とを具備し
てなる。
【0007】本発明は、このような構成を持つことで、
搬送ベルトの弛み検出からその弛みの矯正までを自動的
に行うことができ、保守管理の向上およびランニングコ
ストの削減を図ることができる。
【0008】第2の発明の物品搬送装置は、複数のロー
ラ間に掛けわたされた搬送ベルトと、前記ローラ間の前
記搬送ベルトの弛みを検知する弛み検知手段と、前記搬
送ベルトに押し当てて該搬送ベルトの走行路に変形を付
与することが可能な回転自在な押し当て部材を有し、前
記弛み検知手段によって前記搬送ベルトの弛みが検知さ
れたとき、該搬送ベルトの弛みが矯正されるように前記
押し当て部材を前記搬送ベルトに押し当てて該搬送ベル
トのテンションを調整するテンション調整手段とを具備
してなるものである。
【0009】本発明は、第1の発明と同様に搬送ベルト
の弛み検出からその弛みの矯正までを自動的に行うこと
ができるとともに、回転自在な押し当て部材を搬送ベル
トに押し当てて搬送ベルトのテンションを調整するよう
に構成したことで、装置の運用を停止させることなく搬
送ベルトの弛みの矯正を行うことができ、運用効率の向
上を図ることができる。
【0010】さらに、上記の目的を達成するために、第
3の発明の物品搬送装置は、駆動ローラと従動ローラ間
に掛けわたされた搬送ベルトと、前記ローラ間の前記搬
送ベルトの偏りを検知する偏り検知手段と、この偏り検
知手段によって前記搬送ベルトの偏りが検知されたと
き、該搬送ベルトの偏りが矯正されるように前記駆動ロ
ーラに対する従動ローラの傾きを調整するローラ傾き調
整手段とを具備してなるものである。
【0011】本発明は、搬送ベルトの偏り検出からその
偏りの矯正までを自動的に行うことができるとともに、
従動ローラの駆動ローラに対する傾きを調整して搬送ベ
ルトの偏りを解消するように構成したので、装置の運用
を停止させることなく搬送ベルトの偏りを矯正できる。
【0012】さらに、上記の目的を達成するために、第
4の発明の物品搬送装置は、駆動ローラと従動ローラ間
に掛けわたされた搬送ベルトと、前記ローラ間の前記搬
送ベルトの偏りを偏り方向とともに検知する偏り検知手
段と、この偏り検知手段によって前記搬送ベルトの偏り
が検知されたとき、該搬送ベルトの偏りが矯正されるよ
うに前記駆動ローラに対する従動ローラの傾きを調整す
るとともに、前記従動ローラの傾きの方向を前記偏り検
知手段によって検知された前記搬送ベルトの偏り方向に
応じて設定するローラ傾き調整手段とを具備してなるも
のである。
【0013】本発明は、搬送ベルトが左右いずれの方向
に偏っている場合でも、その搬送ベルトの偏りの方向を
検知し、その結果に応じて従動ローラの傾きの方向を設
定するように構成したので、搬送ベルトの偏りを正しく
矯正することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係る物品搬送装置を用いた
搬送システムの全体構成を示す図である。
【0016】同図に示すように、この搬送システムに
は、2機の物品搬送装置100、200が用いられてい
る。物品投入装置300は第1の物品搬送装置100の
上流側に物品1を一つずつ一定周期で投入する装置であ
る。物品鑑査装置400は第1の物品搬送装置100の
下流側で物品1を一つずつ取り込み、その外形、荷重な
どの予め決められた項目の鑑査を行い、鑑査を終えた物
品1を第2の物品鑑査装置200の上流側に投入する。
そして第2の物品鑑査装置200の下流側では、搬送さ
れた物品1が物品格納装置500によって一つずつ取り
込まれて格納される。
【0017】図2は、物品搬送装置100(200)の
構成を示す平面図および側面図である。同図に示すよう
に、この物品搬送装置100は、駆動モータ11と、こ
の駆動モータ11によって回転駆動される駆動ローラ1
2と、アイドルローラ(従動ローラ)13と、駆動ロー
ラ12とアイドルローラ13との間にエンドレス状に掛
けわたされた搬送ベルト14と、この搬送ベルト14の
物品搬送面の平坦を保証するプレート15とにより搬送
のための機構が構成されている。
【0018】そしてこの物品搬送装置100には、搬送
ベルト14の弛み、偏りを検知しその自動矯正を行うた
めに、ベルト弛み検知器21、ベルト・テンション調整
部22、ベルト偏り検知器23、そしてベルト偏り矯正
部24が設けられている。
【0019】図3に、ベルト弛み検知器21の詳細を示
す。このベルト弛み検知器21は、搬送ベルト14の弛
みによって垂れ下がった部分のベルト荷重を受けて軸3
1の支点に回動することが可能な検知レバー32と、こ
の検知レバー32がベルト荷重を受けていないときに検
知レバー32を初期位置(a)にて安定させるための引
っ張り力を発生するスプリング33と、検知レバー32
がベルト荷重を受けて一定角度以上回動したことを検知
する光透過型センサなどのセンサ35を保持したセンサ
保持部36と、検知レバー32を回動自在に支持する軸
31、スプリング33の一端およびセンサ保持部36を
支持する取付ブラケット37とで構成されている。
【0020】このベルト弛み検知器21は、搬送ベルト
14の弛みの度合に応じた角度だけ検知レバー32がス
プリング33の引っ張り力に抗しつつ初期位置(a)か
ら回動する。ある一定の角度以上に検知レバー32が回
動すると(b)、検知レバー32の被検知部位32aに
よってセンサ35のセンサ光が遮断され、センサ35の
出力値が”明”から”暗”に変わる。センサ35の出力
はこれを監視している図示しない制御部に伝達される。
搬送ベルト14の弛みが解消されると、検知レバー32
はスプリング33の引っ張り力によって元の初期位置
(a)まで復帰され、センサ35の出力値は”暗”か
ら”明”に変わる。
【0021】ベルト・テンション調整部22は、図2に
示すように、搬送ベルト14の走行に追従して回転自在
なテンション調整部材36とこのテンション調整部材3
6を昇降させる機構37とで構成される。テンション調
整部材36を昇降機構37によって上昇させ、テンショ
ン調整部材36で搬送ベルト14の下面を押圧して搬送
ベルト14の走行路に変形を与え、走行路の距離を可変
することによって、搬送ベルト14のテンションを増減
することが可能である。
【0022】ベルト偏り検知器23は、図4および図5
に示すように、アイドルローラ13の近傍で搬送ベルト
14の左右への偏りを検知するための装置である。すな
わち、このベルト偏り検知器23は、搬送ベルト14の
幅方向に沿って離間配置された2つの光透過型センサな
どのセンサ41,42で構成され、これら2つのセンサ
41,42は偏りが無い状態にあるときの搬送ベルト1
4の一方側の縁端に2つのセンサ41,42の中間の位
置が一致するように位置決めされている。
【0023】これら2つのセンサ41,42の出力はこ
れを監視している図示しない制御部に伝達される。図5
(a)に示すように、搬送ベルト14に偏りが無いと
き、一方のセンサ41の出力値は”暗”、他方のセンサ
42の出力値は”明”であるが、図5(b)(c)に示
すように、搬送ベルト14に一定量以上の偏りが発生す
ると、2つのセンサ41,42の出力がともに”明”ま
たは”暗”のいずれかの値で一致した状態となる。制御
部は、以上の3通りの各センサ41,42の出力値の組
み合わせに基づき、搬送ベルト14の偏りの有無、さら
には偏りの方向を認識することができる。
【0024】ベルト偏り矯正部24は、図4に示すよう
に、アイドルローラ13の傾きを調整することによって
搬送ベルト14の偏りを矯正する機構である。アイドル
ローラ13は制御部によって搬送ベルト14の偏り矯正
が実施される期間に限りA点を中心に回動フリーな状態
になる。アイドルローラ13には操作レバー51が取り
付けられている。この操作レバー51にはネジ穴部53
が設けられており、このネジ穴部53にはベルト偏り矯
正部24の調整ネジ部52が挿入結合されている。そし
て調整ネジ部52は、定位置において、モータ54の駆
動によって時計回り方向または反時計回り方向に軸回転
されるようになっている。
【0025】調整ネジ部52が時計回り方向または反時
計回り方向に軸回転されることで、この調整ネジ部52
にネジ穴部53を通じて結合された操作レバー51がア
イドルローラ13とともにA点を中心に調整ネジ部52
の回転量に応じた角度だけ回動し、これによりアイドル
ローラ13の傾きが調整されるようになっている。
【0026】次に、この物品搬送装置100(200)
における搬送ベルト14の弛みの矯正動作を説明する。
図6に係る搬送ベルト14の弛み矯正の手順を示す。
【0027】搬送ベルト14の弛みによって搬送ベルト
14の垂れ下がり量がある値以上になると、その搬送ベ
ルト14の垂れ下がり部分のベルト荷重を受けて回動す
る検知レバー32によってセンサ35のセンサ光が遮断
され、センサ35の出力値は”明”から”暗”に反転す
る(ステップ61)。
【0028】制御部は、このセンサ35の出力値が”
明”から”暗”に反転したことを知ると、ベルト・テン
ション調整部22の昇降機構37を駆動させ、テンショ
ン調整部材36を上昇させる(ステップ62)。すると
搬送ベルト14はテンション調整部材36からの押圧を
受けて変形し、この搬送ベルト14の変形によってベル
ト走行路の長さが増大することによって搬送ベルト14
のテンションが増大される。
【0029】このようにテンション調整部材36の上昇
につれて搬送ベルト14のテンションが増大して行く
と、搬送ベルト14の垂れ下がり量が徐々に減少して行
き、検知レバー32はスプリング33の引っ張り力によ
って元の初期位置まで復帰する。検知レバー32が初期
位置に復帰すると、検知レバー32によるセンサ光遮断
が解除され、センサ35の出力値は”暗”から”明”に
反転する。
【0030】制御部は、センサ35の出力値が”暗”か
ら”明”に反転したことを知ると(ステップ63)、ベ
ルト・テンション調整部22の昇降機構37の駆動を停
止させ(ステップ64)、テンション調整部材36を現
時点の上昇位置にて固定する。このようにして搬送ベル
ト14の弛みが自動的に矯正される。
【0031】次に、搬送ベルト14の偏りの矯正動作に
ついて説明する。図7に係る搬送ベルト14の偏り矯正
の手順を示す。
【0032】搬送ベルト14の左右への偏り量がある値
以上になると、ベルト偏り検知器23によって搬送ベル
ト14の偏りが検知される。
【0033】たとえば、図4(b)に示すように、搬送
ベルト14の搬送方向右側への偏り量がある値以上にな
ると、ベルト偏り検知器23の2つのセンサ41,42
の出力値がともに”明”となる(ステップ71)。制御
部はこのベルト偏り検知器23の2つのセンサ41,4
2の出力値を監視して、搬送ベルト14の偏りとその偏
り方向を知り、その矯正を行うためにベルト偏り矯正部
24を動作させる。すなわち、調整ネジ部52を時計回
り方向に回転させて操作レバー51をアイドルローラ1
3とともにA点を中心に反時計回り方向へ回動させる
(ステップ73)。これにより搬送ベルト14は偏りを
矯正する方向すなわち搬送方向左側へシフトされて行
く。
【0034】逆に図4(c)に示すように、搬送ベルト
14の搬送方向左側への偏り量がある値以上になると、
ベルト偏り検知器23の2つのセンサ41,42の出力
値がともに”暗”となる(ステップ72)。この場合、
制御部は調整ネジ部52を反時計回り方向に回転させて
操作レバー51をアイドルローラ13とともにA点を中
心に時計回り方向へ回動させる(ステップ74)。これ
により搬送ベルト14は偏りを矯正する方向すなわち搬
送方向右側へシフトされて行く。
【0035】このようにして搬送ベルト14の偏りが解
消に向かう過程で、ベルト偏り検知器23のセンサ41
の出力値が”暗”、センサ41の出力値が”明”となり
(ステップ75,76)、制御部はこれを判断してベル
ト偏り矯正部24の動作を停止させる(ステップ7
7)。このようにして搬送ベルト14の偏りが自動的に
矯正される。
【0036】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、自動的に搬送ベルト14の弛み、偏りを検出して速
やかにそれらの矯正処理を良好に行うことができる。こ
れにより、搬送ベルト14の弛み、偏りによるローラの
空転、ベルトの脱落、搬送物の落下といった事故の発生
を食い止め、信頼性、安全性の高い物品搬送装置を提供
することができる。また、搬送ベルト14の弛み、偏り
の検出とそれらの矯正処理の自動化によって人件費など
を含めたランニングコストを削減できる。さらに、本実
施形態によれば、装置の運用を停止させることなく搬送
ベルト14の弛み、偏りの矯正処理を行うことができる
ので、運用効率が向上する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、搬送ベルトの弛み検出からその弛みの矯正までを自
動的に行うことができる。
【0038】第2の発明によれば、第1の発明と同様に
搬送ベルトの弛み検出からその弛みの矯正までを自動的
に行うことができるとともに、回転自在な押し当て部材
を搬送ベルトに押し当てて搬送ベルトのテンションを調
整するように構成したことで、装置の運用を停止させる
ことなく搬送ベルトの弛みの矯正を行うことができ、運
用効率の向上を図ることができる。
【0039】第3の発明によれば、搬送ベルトの偏り検
出からその偏りの矯正までを自動的に行うことができる
とともに、従動ローラの駆動ローラに対する傾きを調整
して搬送ベルトの偏りを解消するように構成したので、
装置の運用を停止させることなく搬送ベルトの偏りを矯
正できる。
【0040】第4の発明によれば、搬送ベルトが左右い
ずれの方向に偏っている場合でも、その搬送ベルトの偏
りの方向を検知し、その結果に応じて従動ローラの傾き
の方向を設定するように構成したので、搬送ベルトの偏
りを正しく矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品搬送装置を用いた実施形態で
ある搬送システムの構成を示す図である。
【図2】図1の物品搬送装置の構成を示す平面図および
側面図である。
【図3】図2の物品搬送装置におけるベルト弛み検知器
の構成を示す図である。
【図4】図2の物品搬送装置におけるベルト偏り検知器
およびベルト偏り矯正部の構成を示す図である。
【図5】図4のベルト偏り検知器の動作を説明するため
の図である。
【図6】本実施形態における搬送ベルトの弛み矯正の手
順を示す図である。
【図7】本実施形態における搬送ベルトの偏り矯正の手
順を示す図である。
【符号の説明】
1 物品 12 駆動ローラ 13 アイドルローラ 14 搬送ベルト 21 ベルト弛み検知器 22 ベルト・テンション調整部 23 ベルト偏り検知器 24 ベルト偏り矯正部 32 検知レバー 36 テンション調整部材 100 物品搬送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F023 AA03 BA02 BB01 BC01 CA02 GA03 GA05 GA07 3F026 AA06 AB04 3F027 AA02 CA01 DA24 DA25 EA01 FA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラ間に掛けわたされた搬送ベ
    ルトと、 前記ローラ間の前記搬送ベルトの弛みを検知する弛み検
    知手段と、 この弛み検知手段によって前記搬送ベルトの弛みが検知
    されたとき、該搬送ベルトの弛みが矯正されるように前
    記搬送ベルトのテンションを調整するテンション調整手
    段とを具備することを特徴とする物品搬送装置。
  2. 【請求項2】 複数のローラ間に掛けわたされた搬送ベ
    ルトと、 前記ローラ間の前記搬送ベルトの弛みを検知する弛み検
    知手段と、 前記搬送ベルトに押し当てて該搬送ベルトの走行路に変
    形を付与することが可能な回転自在な押し当て部材を有
    し、前記弛み検知手段によって前記搬送ベルトの弛みが
    検知されたとき、該搬送ベルトの弛みが矯正されるよう
    に前記押し当て部材を前記搬送ベルトに押し当てて該搬
    送ベルトのテンションを調整するテンション調整手段と
    を具備することを特徴とする物品搬送装置。
  3. 【請求項3】 駆動ローラと従動ローラ間に掛けわたさ
    れた搬送ベルトと、 前記ローラ間の前記搬送ベルトの偏りを検知する偏り検
    知手段と、 この偏り検知手段によって前記搬送ベルトの偏りが検知
    されたとき、該搬送ベルトの偏りが矯正されるように前
    記駆動ローラに対する従動ローラの傾きを調整するロー
    ラ傾き調整手段とを具備することを特徴とする物品搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 駆動ローラと従動ローラ間に掛けわたさ
    れた搬送ベルトと、 前記ローラ間の前記搬送ベルトの偏りを偏り方向ととも
    に検知する偏り検知手段と、 この偏り検知手段によって前記搬送ベルトの偏りが検知
    されたとき、該搬送ベルトの偏りが矯正されるように前
    記駆動ローラに対する従動ローラの傾きを調整するとと
    もに、前記従動ローラの傾きの方向を前記偏り検知手段
    によって検知された前記搬送ベルトの偏り方向に応じて
    設定するローラ傾き調整手段とを具備することを特徴と
    する物品搬送装置。
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