JP2001165803A - シールチェック装置 - Google Patents

シールチェック装置

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JP2001165803A
JP2001165803A JP2000269670A JP2000269670A JP2001165803A JP 2001165803 A JP2001165803 A JP 2001165803A JP 2000269670 A JP2000269670 A JP 2000269670A JP 2000269670 A JP2000269670 A JP 2000269670A JP 2001165803 A JP2001165803 A JP 2001165803A
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Kazumi Kitagawa
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Yuugo Fujitani
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Suketsugu Yokota
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裕一郎 水口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品のシールチェックを安価で効率よく行う
ための装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 サーボモータ32により押圧部材3を商
品に対して移動させて、該押圧部材3と搬送コンベア2
とによって商品を挟持、押圧する。そのときの押圧部材
3に作用する押圧反力もしくは該押圧部材3の変位量を
サーボモータ32自身に検知させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装された商品の
シールチェックを行うシールチェック装置に関し、商品
検査技術の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スナック菓子等の内容物が包装
袋に袋詰めされた商品は、その包装袋のシール不良によ
って上記内容物が早く劣化する虞のあるものを発見する
ために、包装袋のシール状態を検査するシールチェック
が行われる。
【0003】その際、従来における商品のシールチェッ
クは、包装袋を上方から押圧して圧力をかけることによ
り行われている。つまり、商品が適正にシールされてい
るものであるときは、押圧しても袋内の空気等が外部へ
漏れ出さず、上記のように商品を押圧する部材が商品か
らほぼ一定の反力を受けることになるから、該押圧部材
のストロークや押圧部材に作用する押圧反力が変化せ
ず、一方、商品が適正にシールされていないものである
ときは、上記押圧部材の押圧力によって袋内の空気等が
外部へ漏れ出し、商品の包装袋が萎んで上記押圧部材の
ストロークや押圧反力が変化することになる。このよう
な包装袋を上方から押圧したときの押圧部材のストロー
クや押圧反力の変化状態を検出することにより、商品の
シールチェックが行われる。
【0004】近年、上記のような検査方式を採用したシ
ールチェック装置においては、例えば特開平8−169
424号公報に開示されているように、密封された容器
を、ベルトユニットによって上下から押圧、挟持しなが
ら移送する過程で、その容器の気密欠陥を事前に検知す
る装置が知られている。ここでは、ベルトユニットの一
定箇所に設けられた力センサが、容器を押さえたときの
空気内圧に基づく反力を出力し、この出力が設定値以下
になったとき気密欠陥と判定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ールチェック装置においては、力センサ等の特別な検知
装置をわざわざ備え付けねばならず、設備費用がかかる
という問題があった。さらに、上部ベルトと下部ベルト
の間隔は固定されているために、商品の高さが限定され
る。したがって、高さの異なる商品が搬送されてくる場
合には、両ベルト間の間隔をその都度調整し直す手間が
生じるという問題があった。
【0006】そこで本発明は、上記の問題を解消し、商
品のシールチェックを安価で効率よく行うための装置を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次のように構成したことを特徴とする。
【0008】まず、本願の請求項1に記載の発明(以
下、第1発明という)は、押圧動作によって、包装済み
商品のシールチェックを行うシールチェック装置におい
て、上記商品を挟持、押圧する挟持部材と、該挟持部材
を商品に対して接近、離反可能とし、かつ、挟持部材に
作用する押圧反力もしくは該挟持部材の変位量を検知す
るサーボモータとを備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明(以下、第2
発明という)は、上記第1発明において、商品の搬送手
段と、上記商品の搬入を検知する検知手段とを備え、上
記挟持部材は上記搬送手段と協働して商品を搬送すると
共に、上記検知手段の検知信号に基づいて商品を挟持、
押圧することを特徴とする。
【0010】次に、請求項3に記載の発明(以下、第3
発明という)は、上記第1発明もしくは第2発明におい
て、サーボモータで上記挟持部材を移動させるときの制
御パラメータを記憶する制御パラメータ記憶手段と、該
記憶手段から制御パラメータを読み出し、そのパラメー
タでサーボモータを作動させる制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0011】また、請求項4に記載の発明(以下、第4
発明という)は、上記第3発明において、シールチェッ
クを行う商品を指定する商品指定手段を備え、上記制御
パラメータ記憶手段は商品ごとに制御パラメータを記憶
し、かつ、上記制御手段は上記商品指定手段で指定され
た商品に対応する制御パラメータに基づいてサーボモー
タを作動させることを特徴とすることを特徴とする。
【0012】そして、請求項5に記載の発明(以下、第
5発明という)は、上記第3発明もしくは第4発明にお
いて、シールチェックを行う前に搬入される商品の特性
を自動検出する商品特性検出手段と、該検出手段によっ
て検出された商品の特性に基づき、上記制御パラメータ
を設定する制御パラメータ設定手段を備え、上記制御パ
ラメータ記憶手段は設定された上記制御パラメータを記
憶することを特徴とする。
【0013】さらに、請求項6に記載の発明(以下、第
6発明という)は、押圧動作によって、包装済み商品の
シールチェックを行うシールチェック装置において、上
記商品の搬送手段と、該商品を挟持、押圧する挟持部材
とを備え、かつ、商品の搬入時、上記挟持部材と上記搬
送手段との間隔が該商品の高さより狭い間隔とされ、商
品搬入後の上記挟持部材の上方への変位量を検知するサ
ーボモータを備えたことを特徴とする。
【0014】また、請求項7に記載の発明(以下、第7
発明という)は、上記第6発明において、上記挟持部材
が商品を押圧するときの押圧力を制御する押圧力制御手
段を備えたことを特徴とする。
【0015】さらに、請求項8に記載の発明(以下、第
8発明という)は、上記第6発明もしくは第7発明にお
いて、上記挟持部材の下降を規制するストッパ手段を設
けたことを特徴とする。
【0016】そして、請求項9に記載の発明(以下、第
9発明という)は、上記第7発明において、上記押圧力
を商品ごとに記憶する記憶手段をさらに備え、かつ、上
記押圧力制御手段は、該記憶手段に記憶されている押圧
力に基づいて上記押圧力を制御することを特徴とする。
【0017】また、請求項10に記載の発明(以下、第
10発明という)は、上記第2発明から第9発明のいず
れかにおいて、上記挟持部材にさらに上記搬送手段と協
働して商品を搬送する駆動力を有した第2の搬送手段を
設けたことを特徴とする。
【0018】さらに、請求項11に記載の発明(以下、
第11発明という)は、上記第10発明において、上記
第2の搬送手段は、搬送面の形状を変更可能としたいる
ことを特徴とする。
【0019】そして、請求項12に記載の発明(以下、
第12発明という)は、上記第10発明もしくは第11
発明において、上記第2の搬送手段の搬送面を平坦面と
したことを特徴とする。
【0020】また、請求項13に記載の発明(以下、第
13発明という)は、上記第10発明から第12発明の
いずれかにおいて、少なくとも上記第2の搬送手段の搬
送面はメッシュ状とされたベルトであり、該ベルトを支
持すると共に、該ベルトを介して商品を押圧するベルト
支持部材の押圧面に、搬送方向とは異なる方向に多数の
溝を設けたことを特徴とする。
【0021】そして、請求項14に記載の発明(以下、
第14発明という)は、上記第2発明から第13発明の
いずれかにおいて、上記挟持部材と上記搬送手段のうち
少なくとも一方を着脱可能としたことを特徴とする。
【0022】さらに、請求項15に記載の発明(以下、
第15発明という)は、上記第1発明から第14発明の
いずれかにおいて、上記サーボモータを、上記挟持部材
の上方に配置したことを特徴とする。
【0023】そして、請求項16に記載の発明(以下、
第16発明という)は、上記第2発明から第14発明に
おいて、上記サーボモータを、上記搬送手段の下方に配
置したことを特徴とする。
【0024】上記の構成によれば次のような作用が得ら
れる。
【0025】まず、第1発明によれば、商品を挟持、押
圧する挟持部材を、商品に対して接近、離反可能とする
サーボモータが備えられているので、該サーボモータに
より、商品の搬入ごとに挟持部材が商品に対して移動し
て、商品を挟持、押圧することが可能になる。
【0026】さらに加えて、サーボモータ自身が、上記
挟持部材によって商品が挟持、押圧されたとき、挟持部
材に作用する押圧反力もしくは該挟持部材の変位量を検
出するので、圧力センサや変位センサ等の特別な設備が
不要となる。
【0027】また、第2発明によれば、商品の搬送手段
と、上記商品の搬入を検知する検知手段とが備えられて
おり、上記挟持部材は上記搬送手段と協働して商品を搬
送するので、上記検知手段によって商品が検知される都
度、上記挟持部材と搬送手段とが商品を挟持、押圧し、
商品を搬送しながらシールチェックすることが可能にな
る。
【0028】ところで、上記のように商品が搬入される
ごとに、挟持部材を商品に対して移動させ、商品を挟
持、押圧するようサーボモータが作動するためには、該
サーボモータによる挟持部材の移動量や移動開始タイミ
ング等を、商品に応じてどのように制御するかが重要と
なる。
【0029】そこで、第3発明によれば、サーボモータ
で挟持部材を移動させるときの制御パラメータを記憶す
る制御パラメータ記憶手段と、制御パラメータを上記記
憶手段から読み出し、そのパラメータでサーボモータを
作動させる制御手段とが備えられているので、搬入され
る商品に変更があれば、上記記憶手段に記憶されている
制御パラメータを読み出すことにより、サーボモータの
作動条件が速やかに設定されるようになる。なお、制御
パラメータには、限界押圧反力、押圧部材初期高さ、押
圧部材限界高さ、押圧部材下降開始時間、押圧部材上昇
開始時間、データ取込開始時間、データ取込終了時間等
が含まれる。
【0030】また、第4発明によれば、シールチェック
を行う商品を指定する商品指定手段が備えられ、上記制
御パラメータ記憶手段は商品ごとに制御パラメータを記
憶し、上記制御手段は上記指定手段で指定された商品に
対応する制御パラメータに基づいてサーボモータを作動
させるので、例えば商品番号などを用いて当該商品を指
定すると、上記記憶手段に記憶されている制御パラメー
タが読み出され、サーボモータの作動条件は速やかに設
定されるようになる。
【0031】そして、第5発明によれば、シールチェッ
クを行う前に商品の特性を自動検出する商品特性検出手
段と、検出された商品の特性に基づいて挟持部材を駆動
するサーボモータの制御パラメータを設定する制御パラ
メータ設定手段とが備えられ、かつ、上記記憶手段は設
定された上記パラメータを記憶するので、商品ごとにサ
ーボモータの制御パラメータを入力、設定する必要がな
くなる。なお、商品の特性には、商品の長さ、商品の高
さ、商品の破袋力などが含まれる。
【0032】さらに、第6発明によれば、商品の搬送手
段と、該商品を挟持、押圧する挟持部材とを備え、か
つ、商品の搬入時、上記挟持部材と上記搬送手段との間
隔が該商品の高さより狭い間隔とされているので、挟持
部材は商品によって押し上げられるようになる。
【0033】そして、サーボモータが商品搬入後の上記
挟持部材の上方への変位量を検知するので、変位センサ
のような特別な設備が不要となる。
【0034】また、第7発明によれば、上記挟持部材が
商品を押圧するときの押圧力を制御する押圧力制御手段
が備えられているので、商品に対する適正な押圧が可能
になる。
【0035】さらに、第8発明によれば、上記挟持部材
の下降を規制するストッパ手段が設けられているので、
該ストッパ手段のような簡単な構成で挟持部材の下死点
保持が可能になる。
【0036】そして、第9発明によれば、上記押圧力を
商品ごとに記憶する記憶手段がさらに備えられ、かつ、
上記押圧力制御手段は、該記憶手段に記憶されている押
圧力に基づいて上記押圧力を制御するので、搬入される
商品に応じて速やかに押圧力を設定することができるよ
うになる。
【0037】また、第10発明によれば、上記挟持部材
にさらに上記搬送手段と協働して商品を搬送する駆動力
を有した第2の搬送手段が設けられているので、商品は
一層安定して挟持され、シールチェック装置にスムーズ
に導入されるようになる。
【0038】さらに、第11発明によれば、上記第2の
搬送手段は、搬送面の形状を変更可能とされているの
で、搬入される商品に応じて搬送面を変更することがで
きるようになる。
【0039】そして、第12発明によれば、上記第2の
搬送手段の搬送面は平坦面とされているので、該第2の
搬送手段と上記搬送手段との間で商品は適正に挟持、押
圧されるようになる。
【0040】また、第13発明によれば、少なくとも上
記第2の搬送手段の搬送面はメッシュ状とされたベルト
であり、該ベルトを支持すると共に、該ベルトを介して
商品を押圧するベルト支持部材の押圧面には、搬送方向
とは異なる方向に多数の溝が設けられているので、例え
ば、シール部に微少な穴や破れ等のある商品が搬入され
たとしても、シール部が上記押圧面に対向するように商
品が搬入されれば、メッシュ状のベルトやベルト支持部
材の押圧面に設けられた溝を介して、商品の袋内の空気
等の逃げ道が確保されるようになる。
【0041】そして、第14発明によれば、上記挟持部
材と上記搬送手段のうち少なくとも一方は着脱可能とさ
れているので、搬入される商品に応じて挟持部材や搬送
手段の構成の変更が容易になると共に、挟持部材や搬送
手段に対する清掃やメンテナンス等の作業性が向上する
ようになる。
【0042】さらに、第15発明によれば、上記サーボ
モータは、上記挟持部材の上方に配置されているので、
挟持部材とサーボモータとの間に設けられる連結機構
も、挟持部材の上方に配置されるようになる。
【0043】そして、第16発明によれば、上記サーボ
モータは、上記搬送手段の下方に配置されているので、
挟持部材の支持構造の内、サーボモータに荷重される連
結機構の重量等が軽減されるようになる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を説明す
る。
【0045】まず、図1〜図7に基づいて、本発明に係
る第1の実施の形態について説明する。
【0046】図1及び図2に示すように、この実施の形
態におけるシールチェック装置1は内容物を袋詰めした
商品Gを搬送する上流側搬送コンベアC1と、該商品G
を次の作業ステーションまで搬送する下流側搬送コンベ
アC2との間に配設されており、上流側搬送コンベアC
1から搬入された商品Gを引き続いて搬送しながらシー
ルチェックを行った後、その商品Gを下流側搬送コンベ
アC2へ搬出するように構成されている。
【0047】シールチェック装置1には、搬送コンベア
2と押圧部材3とが備えられている。
【0048】上記搬送コンベア2には、フレーム4に回
転自在に支持された一対のローラ21,22と、該ロー
ラ21,22間に無端状に張設された搬送ベルト23
と、終端部側のローラ22をベルト伝動機構24を介し
て回転駆動させるコンベア駆動モータ25とが備えられ
ている。
【0049】なお、上記搬送ベルト23(23a,23
b)は、その表面に凹凸が設けられており、搬送ベルト
23に載置された商品Gの搬送を容易にしている。さら
に、上記搬送ベルト23(23a,23b)は、搬送方
向に沿って2分割されており、2分割された両搬送ベル
ト23a,23b間に隙間Xが設けられている。
【0050】また、上記押圧部材3は、搬送コンベア2
の上方に相対向して配置されている。押圧部材3の搬送
コンベア2と対向する側にはローラ装置31が取り付け
られており、シールチェック中はこのローラ装置31と
搬送ベルト23との間に商品Gが挟持される。
【0051】なお、上記ローラ装置31に用いられてい
る各ローラ31aは、複数のローラに分割されており、
商品Gの挟持を容易にしている。さらに、押圧部材3の
商品Gを挟持する部分の面積は、商品Gに対して小さい
方が、押圧部材3の変位量が大きくなると共に、使用す
るサーボモータ32(後述)の容量が小さくなる。
【0052】図1に示すように、押圧部材3と、これを
駆動するサーボモータ32の軸32aとの間には、複数
の連結部材33〜37が取り付けられており、サーボモ
ータ32が駆動されるとそれに連動して押圧部材3が動
作するようになっている。
【0053】まず、サーボモータ32の軸32aには連
結部材33の一方の端部が取り付けられており、連結部
材33は軸32a回りに回動自在に支持されている。該
連結部材33の他方の端部は連結部材34の一方の端部
に連結されている。
【0054】一方、フレーム4に支軸35a…35a回
りに揺動自在に支持された側面視略イ字形状の連結部材
35…35は、搬送コンベア2の搬送方向に対して左右
両側に2個ずつ備えられている。連結部材35…35の
上端部は、押圧部材3に搬送方向に対して両側に1個ず
つ取り付けられた側面視コ字形状の連結部材36,36
に連結されている。連結部材35…35のうちの1個
(図1において左側)は、特に上記連結部材34の他方
の端部に連結されている。
【0055】上記構成とすることにより、サーボモータ
32が作動してその軸32aがa方向に回動すると、連
結部材34はb方向に移動することとなる。そして、該
連結部材34がb方向に移動すると、連結部材35はそ
の支軸35a回りにc方向に回動し、それにより、連結
部材36はd方向に移動することになる。
【0056】そして、連結部材35…35の下端部は、
連結部材37,37に連結されている。サーボモータ3
2が作動すると、連結部材33,34,37を介して、
4個の連結部材35…35は一体となって動作するの
で、押圧部材3が偏って商品Gを押圧することはない。
【0057】さらに、サーボモータ32の駆動によっ
て、押圧部材3は搬送コンベア2で搬送中の商品Gを押
圧すると共に、サーボモータ32は自身の持っているト
ルク検知機能と変位検知機能とによって押圧部材3に作
用する押圧反力と該押圧部材3の変位量とを検知して、
搬送中の商品Gのシール不良を検出する。
【0058】また、図1及び図2に示すように、シール
チェック装置1の商品搬入部付近には、商品検知センサ
5(5a,5b)が設けられている。該センサ5は、例
えば、搬送コンベア2の上方に配置された発光部5a
と、搬送コンベア2の下方に配置されて上記発光部5a
から投射された光線を検知する受光部5bとを備えてい
ると共に、発光部5aから投射された光線は上記搬送ベ
ルト23a,23b間に形成された隙間Xを通過して受
光部5bに入射される。該センサ5は、搬送コンベア2
に商品Gが搬入されて、該商品Gが発光部5aから投射
された光線の進路を遮断することによって、シールチェ
ック装置1への商品Gの搬入を検知するので、このセン
サ5が商品Gを検知する都度、サーボモータ32を作動
させるという制御が可能になる。
【0059】なお、分割されていない搬送ベルト23が
用いられる場合には、投射光線が上流側搬送コンベアC
1と搬送コンベア2との間に設けられた隙間を通過する
ように、商品検知センサ5を配置すればよい。
【0060】また、上記実施の形態においては、押圧部
材3は商品Gを上下方向に押圧したが、本発明に係るシ
ールチェック装置1は、例えばサイドベルトなどの手段
を用いて、両サイドから商品Gを挟持しながら搬送する
装置へも適用可能である。
【0061】次に、このシールチェック装置1の制御シ
ステムを説明する。
【0062】図3に示すように、この制御システムに
は、シールチェック装置1の動作を総括的に制御する制
御装置6が備えられている。この制御装置6には、各種
データを記憶するメモリ6aと、各種の演算処理を実行
するCPU6bとが備えられていると共に、上記CPU
6bはコンベア駆動モータ25に制御信号を出力して、
搬送コンベア2の搬送速度を制御するようになってい
る。また、CPU6bは、サーボモータ32との間で信
号を授受して、サーボモータ32を駆動することにより
押圧部材3の昇降動作を制御すると共に、サーボモータ
32からフィードバック入力される信号に基づいて押圧
部材3に作用する押圧反力や該押圧部材3の変位量等を
検出する。また、CPU6bは、商品検知センサ5から
の信号を入力して、それに基づいてサーボモータ32の
駆動を制御するようになっている。
【0063】なお、上記メモリ6aには、商品Gごとに
各種の制御パラメータが記憶されるようになっている。
【0064】次に、このシールチェック装置1の動作例
を図4と図5とに基づいて説明する。
【0065】上流側搬送コンベアC1から搬入された商
品Gが商品検知センサ5によって検知されると、この検
知信号を入力したCPU6bは、サーボモータ32へ制
御信号を出力する。そして、所定時間t0が経過した
後、押圧部材3は、サーボモータ32の軸32aと押圧
部材3との間に取り付けられた連結部材33〜37を介
して、初期高さH0の位置から下降を開始して高さHを
減じて行き、商品Gを搬送コンベア2との間で挟持、押
圧する。なお、図中、H3は押圧部材限界高さであり、
これ以下の高さに押圧部材3は下降しない。
【0066】図5に、上記押圧部材3の高さHの変化を
商品Gが商品検知センサ5によって検知されてからの時
間tの経過とともに示す。図中、実線(1)はシールが
正常である商品Gの場合であり、一方、破線(2)はシ
ールが異常で、袋に穴や破れ等がある商品Gの場合であ
る。
【0067】商品Gの搬入が検知されてから所定時間t
0の経過後、押圧部材3は初期高さH0から下降を開始
して、商品Gを挟持、押圧する。その場合、サーボモー
タ32は、トルク検知機能と変位検知機能とを有してい
るので、押圧部材3に作用する押圧反力と該押圧部材3
の変位量とを検知する。
【0068】正常なシールの商品Gの場合、実線(1)
のような曲線で表わされる押圧部材3の高さHの変化を
示す。すなわち、下降した押圧部材3が商品Gを押圧す
ると、正常な商品Gからの押圧反力により押圧部材3の
高さHの変化は緩やかになる。一方、異常なシールの商
品Gの場合、破線(2)のような曲線で表わされる押圧
部材3の高さHの変化を示す。上記実線(1)とは異な
り、商品Gからの押圧反力が小さいために押圧部材3の
高さHは急激な変化を継続している。
【0069】そしてその後、いずれの場合においても、
押圧部材3と搬送コンベア2との間で挟持、押圧されて
いた商品Gが押圧部材3の下から排出されるので、押圧
部材3は急激に下降して、押圧部材上昇開始時刻t3に
達すると押圧部材3は初期高さH0へ上昇し、再びその
高さH0を維持するようになる。
【0070】上記の場合、データ取込開始時刻t1とデ
ータ取込終了時間t2との間のデータ取込時間範囲にお
ける高さ変化量ΔHに基づいて、シールの正常あるいは
異常が判定される。すなわち、高さ変化量ΔHが予め設
定されている基準値ΔH0より小さければシールは正
常、一方大きければシールは異常と判定される。そこ
で、図5は、実線(1)の場合の高さ変化量ΔHは基準
値ΔH0(図示せず)より小さいので正常、破線(2)
の場合の高さ変化量ΔH′は基準値ΔH0より大きいの
で異常、という例を示している。
【0071】また、図5に、押圧部材3に作用する押圧
反力Fの変化を、商品Gが商品検知センサ5によって検
知されてからの時間tの経過とともに示す。
【0072】商品Gの搬入が検知されてから所定時間t
0の経過後、押圧部材3は初期高さH0から下降を開始
して、商品Gを挟持、押圧する。
【0073】正常なシールの商品の場合、実線(1)′
のような曲線で表される押圧反力Fの変化を示す。すな
わち、下降した押圧部材3が商品Gを押圧すると、正常
な商品Gからの押圧反力Fは急激に増加し、その後安定
した押圧反力Fを維持する。一方、異常なシールの商品
Gの場合、破線(2)′のような曲線で表される押圧反
力Fの変化を示す。すなわち、上記実線(1)′とは異
なり、商品Gの袋内から空気等が外に漏れ出すので、押
圧反力Fは実線(1)′に比較して低いピークを示した
後、急激に減少する。
【0074】そしてその後、いずれの場合においても、
押圧部材3と搬送コンベア2との間で挟持、押圧されて
いた商品Gが押圧部材3の下から排出されるので、押圧
反力Fは減少し、零に至る。
【0075】上記の場合、データ取込終了時刻t2にお
ける押圧反力Fに基づいて、シールの正常あるいは異常
が判定される。すなわち、該押圧反力Fが予め設定され
ている限界押圧反力F3より大きければシールは正常、
一方小さければシールは異常と判定される。そこで、図
5は、実線(1)′の場合のデータ取込終了時刻t2に
おける押圧反力F1は図示しない限界押圧反力F3(後
述)より大きいので正常、破線(2)′の場合のデータ
取込終了時刻t2における押圧反力F1′は限界押圧反
力F3より小さいので異常、という例を示している。
【0076】次に、このシールチェック装置1の具体的
運用例を図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0077】まず、実際の作業に入る前の準備段階とし
て、商品番号を指定すると、図3のCPU6bは、該当
する各種制御パラメータを読み出して、各種の動作条件
を設定する。
【0078】そして、作業の実行段階においては、制御
装置6に備えられたCPU6bは、サーボモータ32へ
信号を出力して、押圧部材3を初期高さH0の位置にセ
ットさせる(ステップS1)。
【0079】次に、商品検知センサ5によって商品Gが
検知されたか否かを判定して(ステップS2)、商品G
が検知されたと判定すれば、検知されたときから所定時
間t0の経過後、押圧部材3に下降動作を開始するよ
う、サーボモータ32へ信号を出力する(ステップS
3)。一方、商品Gが検知されないと判定すればステッ
プS2へ戻る。
【0080】下降した押圧部材3によって商品Gが押圧
されると、CPU6bはサーボモータ32からの信号に
より、所定のタイミングで押圧部材3の高さHと該押圧
部材3に作用する押圧反力Fとを検出する(ステップS
4)。そして、データ取込開始時刻t1を過ぎたか否か
を判定し(ステップS5)、データ取込開始時刻t1を
過ぎたと判定すれば、経過時間に対する押圧部材3の高
さHの値を上記メモリ6aに記憶させ(ステップS6)、
押圧部材3に下降動作を継続させ(ステップS7)、上
述のように押圧部材3の高さHと該押圧部材3に作用す
る押圧反力Fとを検出する(ステップS8)。
【0081】次いで、データ取込時間が経過したか否
か、つまりデータ取込終了時刻t2を過ぎたか否かを判
定し(ステップS9)、データ取込時間を経過したと判
定すれば、押圧部材3の下降動作を停止させると共に、
データ取込時間内における押圧部材3の高さ変化量ΔH
を算出する(ステップS10)。反対に、データ取込時
間を経過していないと判定すれば、ステップS6へ戻っ
て押圧部材3の下降動作を継続させる。
【0082】ステップS10において算出した高さ変化
量ΔHが基準値ΔH0以下であるか否かを判定し(ステ
ップS11)、高さ変化量ΔHが基準値ΔH0以下であ
ると判定すれば当該商品Gのシールは正常であるという
ことであり、押圧部材3を初期高さH0の位置へ上昇さ
せるように、サーボモータ32へ信号を出力する(ステ
ップS12)と共に、高さ変化量ΔHが基準値ΔH0を
上回ると判定すれば当該商品Gのシールは異常であると
いうことであり、エラー信号を出力して(ステップS1
4)、ステップS12へ進む。
【0083】そして、予定していた全ての商品Gについ
てのシールチェック検査が終了したか否かを判定して
(ステップS13)、終了していると判定すれば今回の
シールチェック検査を終了すると共に、終了していない
と判定すればステップS1へ戻って次に搬入される商品
Gの検査に待機する。
【0084】なお、上記実施の形態においては、シール
不良を押圧部材3の高さ変化量ΔHに基づいて判定する
ようにしているが、シール不良を代表する高さH4(図
示せず)を別途設定し、高さHがシール不良を代表する
高さH4以上か否かに基づいて判定してもよい。
【0085】また、シールの正常或いは異常を判断する
別の方法として、押圧反力Fの値を用いることもでき
る。その場合のフローチャートを図7に示す。
【0086】すなわち、ステップS21〜S24までの
過程は、上記ステップS1〜4までと同様であるので、
重複した説明は省略する。
【0087】そして、データ取込終了時刻t2を過ぎた
か否かを判定し(ステップS25)、データ取込終了時
刻t2を過ぎたと判定すれば、データ取込終了時刻t2
における押圧反力Fの値をメモリ6aに記憶させる(ス
テップS26)。次に、押圧部材3の下降動作を停止さ
せる(ステップS27)。反対に、データ取込終了時刻
t2を過ぎていないと判定すれば、ステップS23へ戻
って押圧部材3の下降動作を継続させる。
【0088】次に、押圧反力Fが限界押圧反力F3以上
か否かを判定し(ステップS28)、押圧反力Fが限界
押圧反力F3以上であると判定すれば当該商品Gのシー
ルは正常であるということであり、押圧部材3を初期高
さH0へ上昇させるようにサーボモータ32へ信号を出
力する(ステップS29)と共に、押圧反力Fが限界押
圧反力F3を下回ると判定すれば当該商品Gのシールは
異常であるということであり、エラー信号を出力して
(ステップS31)、ステップS29へ進む。
【0089】そして、予定していた全ての商品Gについ
てのシールチェック検査が終了したか否かを判定して
(ステップS30)、終了していると判定すれば今回の
シールチェック検査を終了すると共に、終了していない
と判定すればステップS21へ戻って次に搬入される商
品Gの検査に待機する。
【0090】なお、上記実施の形態においては、シール
不良を押圧反力Fが限界押圧反力F3以上か否かに基づ
いて判定していたが、高さ変化量ΔHを用いた判定と同
様に、押圧反力変化量ΔFに基づいて判定してもよい。
【0091】また、上記実施の形態においては、ステッ
プS6もしくはステップS26において、押圧部材3の
高さHもしくは該押圧部材3に作用する押圧反力Fの値
を記憶するタイミングの判定を、データ取込時間の経過
に基づいて行うようにしているが、高さHと押圧反力F
とに基づいて判定してもよい。
【0092】そして、上記実施の形態においては、同一
商品Gに対してシール不良の判定を1回行うようになっ
ているが、シールチェックの信頼性を高めるため、上記
動作を複数回行ってもよい。
【0093】さて、制御装置6がサーボモータ32の作
動を制御するときに必要な各種制御パラメータの自動設
定手順について説明する。なお、上記制御パラメータに
は、押圧部材初期高さH0、押圧部材限界高さH3、限
界押圧反力F3、押圧部材下降開始時間t0、データ取
込開始時間t1、データ取込終了時間t2、押圧部材上
昇開始時間t3等が含まれる。
【0094】まず、商品Gの特性の自動検出手順につい
て説明する。なお、自動設定を行うために必要な商品G
の特性の計測は、商品Gのシールチェック検査とは別の
ときに前もって、シールチェック装置1を使用して行わ
れる。
【0095】商品Gの特性には、商品の長さ、商品の高
さ、商品の破袋力が含まれる。このうち、商品の長さ
は、正常な商品Gを搬送コンベア2上へ載置し、該コン
ベア2を駆動させて、商品検知センサ5下を商品Gが通
過する時間が計測され、既知の搬送コンベア2の搬送速
度に基づいて算出、設定される。また、商品の高さは、
搬送コンベア2側面に設けられた、複数の光電管を垂直
に配置した高さセンサ(図示せず)を用いて計測され
る。そして、商品の破袋力は、正常な商品Gを搬送コン
ベア2上へ載置し、押圧部材3を移動させて商品Gを押
圧させることで計測される。つまり、時間の推移と共に
押圧部材3に作用する押圧反力が記憶され、商品Gが破
袋する直前の押圧反力が破袋力とされる。商品Gの上記
特性の計測はそれぞれ数回繰り返して行われ、それぞれ
の平均値が商品Gの特性として記憶される。
【0096】なお、商品の高さは、複数の光電管を備え
た高さセンサを用いて計測されたが、該高さセンサはカ
メラなどの撮像手段を用いたものでもよい。また、商品
の高さは、商品Gを押圧部材3の下方に置いた状態で該
押圧部材3を下降させ、そのときの押圧反力Fの生成状
態に基づいて計測されてもよい。なお、商品検知センサ
5の代わりに距離センサによって、商品の長さと商品の
高さとが計測されてもよい。
【0097】また、商品Gの特性の計測の際、搬送コン
ベア2を駆動させていたが、商品Gを搬送する代わりに
手動で商品Gを押圧部材3の下方へ載置させて上記測定
を行ってもよい。
【0098】次に、押圧部材3の高さの制御に係る制御
パラメータの設定手順について説明する。
【0099】押圧部材初期高さH0は、上記の商品Gの
高さにマージンを設けて設定される。また、押圧部材限
界高さH3は、上記の商品Gの破袋力が計測されるとき
に、押圧反力と共に押圧部材3の高さも同時に計測、記
憶されるので、商品Gが破袋する直前の押圧部材3の高
さにマージンを設けて設定される。そして、限界押圧反
力F3は、上記破袋力にマージンを設けて設定される。
【0100】さらに、サーボモータ32を作動させるタ
イミングの設定手順について説明する。
【0101】まず、押圧部材下降開始時間t0は、商品
検知センサ5によって商品Gの搬入が検知されたときを
基準に、商品Gの長さの半分が押圧部材3と搬送コンベ
ア2との間で挟持、押圧されるように設定される。すな
わち、商品Gの長さと搬送コンベア2の搬送速度は既知
であるので、商品Gが指定されれば押圧部材下降開始時
間t0は自動的に算出され、そして設定される。
【0102】また、データ取込開始時間t1は、商品G
の長さの半分が押圧部材3と搬送コンベア2とによって
押圧後、さらに長さの半分が移動するための所要時間を
算出して、それにマージンを設けた時間が上記押圧部材
下降開始時間t0に加算されて、設定される。一方、デ
ータ取込終了時間t2は、商品Gが長さ分移動するため
の所要時間を算出して、上記データ取込開始時間t1に
加算して設定される。そして、押圧部材上昇開始時間t
3は、上記データ取込終了時間t2にマージンを設けて
設定される。
【0103】上記のように設定された各種の制御パラメ
ータは、商品Gごとにメモリ6aに記憶される。
【0104】なお、上記制御パラメータは押圧部材3の
高さもしくは該押圧部材3に作用する押圧反力と時間と
であったが、押圧部材3の移動速度を追加してもよい。
例えば、上記のようにして算出された押圧部材下降開始
時間t0からデータ取込開始時間t1までの時間内は押
圧部材3の下降速度を速くし、その後は速度を遅くし、
そして押圧部材3の上昇時には上昇速度を速くさせるこ
とにより、シールチェックの1サイクルの時間が短縮さ
れるので、シールチェック処理能力が向上する。
【0105】次に、図8〜図14に基づいて、本発明に
係る第2の実施の形態について説明する。
【0106】図8に示すように、この実施の形態におけ
るシールチェック装置41は、内容物を袋詰めした商品
Gを搬送する上流側搬送コンベアC3と、該商品Gを次
の作業ステーションまで搬送する下流側搬送コンベアC
4との間に配設されており、上流側搬送コンベアC3か
ら搬入された商品Gを引き続いて搬送しながらシールチ
ェックを行った後、その商品Gを下流側搬送コンベアC
4へ搬出するように構成されている。
【0107】上記シールチェック装置41には、下部搬
送コンベア51が備えられている。この下部搬送コンベ
ア51は、サブフレーム52に回転自在に支持された一
対のローラ53,54間に無端状の搬送ベルト55が巻
き掛けられた構成とされている。また、フレーム56に
下部コンベア駆動モータ57が取り付けられている。そ
して、該モータ57の出力軸57aに組み付けられたプ
ーリ58と、終端部側のローラ54と同軸に組み付けら
れたプーリ59との間に、タイミングベルト60が巻き
掛けられており、下部コンベア駆動モータ57の駆動力
がローラ54に伝達されるようになっている。
【0108】なお、商品Gの搬送方向に沿って上記サブ
フレーム52の前後左右の4個所にピン61…61が突
設されている。これに対応して、フレーム56の前後左
右の4個所に板バネ機能を有するピン受け部材62…6
2が取り付けられており、該部材62…62に上記ピン
61…61が上方から嵌合されて、下部搬送コンベア5
1がフレーム56に着脱自在に備えられている。
【0109】そして、上記下部搬送コンベア51の上方
に相対向して押圧ユニット71が配置されている。この
押圧ユニット71は、上方に配置された本体72と、下
方に配置されて下部搬送コンベア51との間で商品Gを
押圧、挟持しながら搬送する押圧部材73とを備えてお
り、本体72と押圧部材73とは、搬送方向に沿って前
後左右に取り付けられた4個の連結リンク74,74,
75,76(図8には74,75のみ図示)を介して連
結されている。これら連結リンク74,74,75,7
6は、本体72側の支点と押圧部材73側の支点とで平
行リンク機構を構成しており、本体72に対して押圧部
材73が平行移動可能に支持される。
【0110】図8及び図9に示すように、上記押圧部材
73は、下部搬送コンベア51との間で商品を挟持しな
がら搬送する上部搬送コンベア77と、該コンベア77
を支持する左右一対のコンベア支持フレーム78,78
とを備えている。
【0111】上部搬送コンベア77は、始端部側が上方
に傾斜する左右一対のサブフレーム79,79を有し、
該フレーム79,79に3個のローラ80〜82が回転
自在に備えられ、該ローラ80〜82間に無端状の搬送
ベルト83が巻き掛けられた構成とされている。
【0112】なお、上記搬送ベルト83はメッシュ状と
されている。さらに、サブフレーム79,79の下部に
は、搬送ベルト83を支持するベルト受け部材84が取
り付けられており、上記搬送ベルト83を介して商品G
を押圧するベルト受け部材84の押圧面には、商品Gの
搬送方向とは異なる方向に傾斜する多数の溝(図示せ
ず)が形成されている。このような構成とすることによ
り、シール部に微少な穴や破れ等のある商品Gが搬入さ
れたとしても、シール部が上記押圧面に対向するように
商品Gが搬入されれば、メッシュ状の搬送ベルト83や
ベルト受け部材84の押圧面に形成された溝を介して商
品Gの袋内の空気等の逃げ道が確保される。したがっ
て、当該商品Gが押圧部材73により押圧されると、上
記逃げ道を介して商品Gの袋内の空気等が確実に外部に
漏れ出すので、穴や破れ等が見逃されることはなくな
る。
【0113】一方、コンベア支持フレーム78,78の
始端部側にはベルト押えローラ85が設けられている。
該ローラ85は、上部搬送コンベア77がコンベア支持
フレーム78,78に連結された場合、上部搬送コンベ
ア77に備えられた搬送ベルト83を押え付けるように
設けられているので、搬送ベルト83は適正な張力でロ
ーラ80〜82間に張設される。一方、上部搬送コンベ
ア77とコンベア支持フレーム78,78との連結が解
除されると、搬送ベルト83は、ベルト押えローラ85
による押え付けから解放されて弛み、上部搬送コンベア
77から容易に取り外されるようになる。
【0114】そこで、図8及び図10に基づいて、上部
搬送コンベア77、コンベア支持フレーム78,78間
に設けられた着脱機構について説明する。
【0115】まず、上部搬送コンベア77に備えられた
ベルト受け部材84の上部には、前後左右の4箇所にボ
ルト取付部材86…86が立設されており、該部材86
…86にそれぞれノブボルト87…87が取り付けられ
ている。また、ベルト受け部材84の上部には、左右の
2箇所に取付部材88,88が立設されており、該部材
88,88にそれぞれ連結錠89,89を構成するフッ
ク体89a,89aが取り付けられている。
【0116】そして、コンベア支持フレーム78,78
の下部には、前後左右の4個所に略L字形の切込部78
a…78aが形成されている。さらに、コンベア支持フ
レーム78,78の下部には、上記フック体89a,8
9aに対応するように、連結錠89,89を構成する連
結リング89b,89bと操作レバー部89c,89c
とが一体化されて取り付けられている。
【0117】上部搬送コンベア77をコンベア支持フレ
ーム78,78に連結する場合には、上部搬送コンベア
77を鎖線で示す状態から実線で示す状態に矢印e方向
(図10参照)に移動させて、上部搬送コンベア77に
備えられたノブボルト87…87のボルト部87a,8
7aとコンベア支持フレーム78,78に形成された切
込部78a…78aとを係合させる。そして、連結リン
グ89b,89bをフック体89a,89aに係合さ
せ、操作レバー部89c,89cを操作することによ
り、連結錠89,89を係止する。さらに、この状態で
ノブボルト87…87を締め込むことにより、上部搬送
コンベア77はコンベア支持フレーム78,78に確実
に連結されることになる。また、この構成により、上部
搬送コンベア77とコンベア支持フレーム78,78と
の連結は、容易に解除されることになる。
【0118】一方、上記本体72内には、押圧部材73
に備えられた上部搬送コンベア77を駆動する上部コン
ベア駆動モータ91が収容されている。
【0119】図8及び図9に示すように、上記モータ9
1の出力軸91aに組み付けられたプーリ92と、本体
72に設けられたシャフト93の一方の端部に組み付け
られたプーリ94との間に第1タイミングベルト95が
巻き掛けられている。さらに、上記シャフト93の他方
の端部に組み付けられたプーリ96と、連結フレーム7
8,78に設けられたシャフト97の一方の端部に組み
付けられたプーリ98との間に第2タイミングベルト9
9が巻き掛けられている。そして、上記シャフト97の
他方の端部に組み付けられたプーリ100と、上部搬送
コンベア77の終端部側のローラ82と同軸に組み付け
られたプーリ101との間に第3タイミングベルト10
2が巻き掛けられている。その結果、上部コンベア駆動
モータ91の駆動力は、第1〜第3タイミングベルト9
5,99,102を介してローラ82に伝達され、上部
搬送コンベア77が駆動するようになっている。
【0120】なお、下部搬送コンベア51と上部搬送コ
ンベア77とは、それぞれの搬送ベルト55,83が同
速度で駆動されるように構成されており、商品Gは両ベ
ルト55,83に安定して挟持、搬送される。
【0121】また、上記本体72内には、商品Gを押圧
することにより押圧部材73に作用する押圧反力に基づ
く押圧部材73の変位量を検出するサーボモータ111
が収容されている。
【0122】図8及び図9に示すように、サーボモータ
111の軸111aには第1連結部材112の一方の端
部が固着されており、この第1連結部材112の他方の
端部は第2連結部材113の一方の端部に取り付けられ
ている。また、第2連結部材113の他方の端部は第3
連結部材114の一方の端部に取り付けられている。さ
らに、第3連結部材114の他方の端部は本体72に設
けられたシャフト115に固着されている。そして、左
右一対の連結リンク74,74(図8には一方のみ図
示)は、その上端部が上記シャフト115の両端に固着
されていると共に、下端部がコンベア支持フレーム7
8,78に設けられたシャフト116に取り付けられて
いる。
【0123】一方、左右一対の別なる連結リンク75,
76の上端部は本体72に設けられたシャフト93の両
端に取り付けられていると共に、下端部はコンベア支持
フレーム78,78に設けられたシャフト97に取り付
けられている。
【0124】上記サーボモータ111の軸111aが回
動すると、第1連結部材112は軸111aを支点とし
て矢印f方向に回動し、第2連結部材113は矢印g方
向に移動し、第3連結部材114は矢印h方向に回動
し、そして、連結リンク74,74はシャフト115を
支点として、また、連結リンク75,76はシャフト9
3を支点として、それぞれ矢印i方向に回動する。
【0125】商品Gを押圧することにより押圧部材73
に作用する押圧反力によって押圧部材73が上方に変位
すると、連結リンク74,74,75,76、及び第1
〜第3連結部材112〜114を介して、押圧部材73
の変位量に応じた回転力がサーボモータ111の軸11
1aに作用することになる。
【0126】また、サーボモータ111は、上記したリ
ンク機構を介して押圧部材73を引き上げる方向に回転
力を出力しているが、その力は押圧部材73の自重を上
回らないように設定されている。
【0127】なお、連結リンク74,74,75,76
のうち連結リンク75は他の連結リンク74,74,7
6に比較して長い形状とされている。そして、押圧部材
73が所定位置まで下降したとき、当該連結リンク75
の上端部が、近傍に設けられたストッパ117に当接す
ることにより、押圧部材73の移動は規制される。
【0128】次に、押圧ユニット71を昇降させて、押
圧部材73と下部搬送コンベア51との間の間隔を調整
する昇降機構について説明する。
【0129】図8、図9及び図11に示すように、押圧
ユニット71は、本体72とベース部材121との間に
架設された3個の取付部材122…122を介して、ベ
ース部材121に片持ち支持されている。
【0130】また、上部固定フレーム123と下部固定
フレーム124との間には、2本のガイドロッド12
5,125と1本のネジ軸126とが架設されている。
上記ガイドロッド125,125は、ベース部材121
に取り付けられた2個のリニアベアリング127,12
7に挿入されている。また、上記ネジ軸126には、ベ
ース部材121にブラケット128を介して取り付けら
れたメネジブロック129が螺合されている。そして該
ネジ軸126は、上下固定フレーム123,124にそ
れぞれ設けられたベアリング130,131で支持され
ており、上下固定フレーム123,124に回転のみ可
能に取り付けられている。
【0131】上記構成としたことにより、ネジ軸126
が回転すると、メネジブロック129が矢印jで示すよ
うに昇降し、リニアベアリング127,127に支持さ
れて押圧ユニット71が昇降可能とされる。なお、ネジ
軸126の回転は手動で行われる。
【0132】そして、上流側搬送コンベアC3と下部搬
送コンベア51との間に、商品検知センサ141(14
1a,141b)が設けられている。該センサ141
は、例えば、上方に配置された発光部141aと、下方
に配置されて上記発光部141aから投射された光線を
検知する受光部141bとを備えている。該センサ14
1は、下部搬送コンベア51に商品Gが搬入されて、該
商品Gが発光部141aから投射された光線の進路を遮
断することによって、シールチェック装置41への商品
Gの搬入を検知する。
【0133】次に、このシールチェック装置41の制御
システムを説明する。
【0134】図12に示すように、この制御システムに
は、シールチェック装置41の動作を総括的に制御する
制御装置151が備えられている。この制御装置151
には、各種データを記憶するメモリ151aと、各種の
演算処理を実行するCPU151bとが備えられている
と共に、上記CPU151bは上部コンベア駆動モータ
91及び下部コンベア駆動モータ57に制御信号を出力
して、両搬送コンベア77,51の搬送速度を制御する
ようになっている。また、CPU151bは、サーボモ
ータ111との間で信号を授受して、サーボモータ11
1を駆動することにより押圧部材73の昇降動作を制御
すると共に、サーボモータ111からフィードバック入
力される信号に基づいて押圧部材73に作用する押圧反
力や該押圧部材73の変位量などを検出する。また、C
PU151bは、商品検知センサ141からの信号を入
力して、それに基づいて押圧部材73の変位量を検出す
る際の時間的起点を設定する。
【0135】なお、上記メモリ151aには、商品Gご
とに押圧部材73を引き上げる方向のサーボモータ11
1の回転力等の各種の制御パラメータが記憶されるよう
になっている。
【0136】次に、このシールチェック装置41の動作
例を図13及び図14に基づいて説明する。
【0137】まず、昇降機構のネジ軸126を手動で回
転させることにより、メネジブロック129を介して押
圧ユニット71を昇降させ、押圧部材73と下部搬送コ
ンベア51との間の間隔を初期位置H0にセットする。
さらに、商品番号を指定すると、図12のCPU151
bは、これに該当する、例えばサーボモータ111によ
る押圧部材73の引き上げ力等の各種制御パラメータを
読み出して、各種の動作条件を初期設定する(ステップ
S41)。
【0138】なお、上記昇降機構を設けたことにより、
本実施の形態に係るシールチェック装置41は任意の商
品Gの検査に対応可能である。
【0139】商品Gが上流側搬送コンベアC3から搬入
されると、商品検知センサ141は商品Gを検知し(ス
テップS42)、検知信号を入力したCPU151b
は、検知された時期t0を時間的起点に定める。
【0140】その場合、押圧部材73と下部搬送コンベ
ア51との間の間隔Hは、商品Gの高さHgに比較して
狭く設定されているので、押圧部材73は商品Gにより
押し上げられる。したがって、商品Gが搬入される都
度、押圧部材73を昇降駆動しなくてよいので、検査の
スピードアップが図られる。
【0141】そして、上流側搬送コンベアC3からの商
品Gの搬入に際し、商品Gは、ともに駆動力を有する上
部搬送コンベア77と下部搬送コンベア51との間に突
入するので、該商品Gはスムーズに導入されるようにな
る。また、下部搬送コンベア51のみが駆動力を有する
場合、軽量な商品Gが搬入されると、導入部では搬送ベ
ルト55と商品Gとが同期し難いが、駆動力を有する上
部搬送コンベア77を設けて商品Gを挟持するので、商
品Gは安定して導入されるようになる。
【0142】また、サブフレーム79,79は、始端部
側が上方に傾斜しているので、搬入される商品Gは衝撃
を受けることなく押圧部材73に一層スムーズに導入さ
れる。したがって、商品Gの損傷が回避される。
【0143】さらに、上部搬送コンベア77に備えられ
た搬送ベルト83は平坦な搬送面を有しているので、商
品Gの損傷が一層回避される。
【0144】また、下部搬送コンベア51は、フレーム
56に脱着自在に備えられているので、清掃やメンテナ
ンス等の作業性が向上することになる。
【0145】そして、上部搬送コンベア77は、コンベ
ア支持フレーム78,78に対して脱着容易であるの
で、本実施の形態において用いられたメッシュベルト式
コンベアに代えて、商品Gに応じて平ベルト式コンベ
ア、ローラ式コンベア、ロープベルト式コンベア等を選
択して取り替えることができる。
【0146】さて、突入した商品Gにより押圧部材73
が押し上げられると、その場合には、連結リンク74,
74,75,76、及び第1〜第3連結部材112〜1
14が設けられているので、押圧部材73の高さHの変
化に応じた回転力がサーボモータ111の軸111aに
作用することになり、サーボモータ111の有する変位
検知機能によって、押圧部材73の高さHの変化が検出
される(ステップS43)。
【0147】なお、サーボモータ111は、押圧部材7
3を引き上げる方向に回転力を出力しているが、その力
は押圧部材73の自重を上回らないように設定されてい
る。したがって、押圧部材73は商品Gを破袋等させる
ことなく適正に押圧するので、シールの正常あるいは異
常が精度よく検出されるようになる。そして、押圧部材
73による商品Gへの押圧力を一定に維持するには、綿
密なサーボモータ111の回転力制御を行えばよい。
【0148】図13には、上流側搬送コンベアC3から
搬入された商品Gが、商品検知センサ141によって検
知された時期をt0とし、サーボモータ111により検
出された押圧部材73の高さHの変化を時間tの経過と
ともに示す。図中、実線(3)はシールが正常である商
品Gの場合であり、一方、破線(4)はシールが異常
で、袋に穴や破れ等がある商品Gの場合である。
【0149】商品Gが突入すると、通常衝撃的な押圧反
力が押圧部材73に作用するので、図中矢印kで示すよ
うに押圧部材73の高さの変化にピークが生じたのち、
正常なシールの商品Gの場合、実線(3)のように所定
時間t1が経過すると矢印lで示す略一定の高さが検出
される一方、異常なシールの商品Gの場合、破線(4)
のように矢印mで示す高さの減少が検出される。そして
略所定時間t2が経過すると、商品Gが押圧部材73を
通過することにより、作用する押圧反力から解放された
押圧部材73は自重によって下降し、初期位置H0へ戻
る。
【0150】また、押圧初期の矢印kで示す高さの異常
変化を押圧部材73の高さ変化量ΔHに含むと、シール
性に対する誤った判定をすることになる。そこで、予め
行われた準備作業によって所定時間t1及びt2が設定
されており、CPU151bは、所定時間t1と所定時
間t2との間のデータ取込時間範囲における押圧部材7
3の高さ変化量ΔHを算出する(ステップS44)。
【0151】そして、ステップS44で算出された高さ
変化量ΔHに基づいて、シールの正常あるいは異常が判
定される。すなわち、高さ変化量ΔHが予め設定されて
いる基準値ΔH0以下か否かを判定し(ステップS4
5)、高さ変化量ΔHが基準値ΔH0以下であると判定
すれば当該商品Gのシールは正常であるということであ
る。
【0152】次いで、商品Gは押圧部材73を通過し
(ステップS46)、押圧部材73は自重により初期位
置H0まで下降して(ステップS47)、次に搬入され
る商品Gの検査に待機する。
【0153】一方、ステップS45で、高さ変化量ΔH
が基準値ΔH0を上回ると判定すれば当該商品Gのシー
ルは異常であるということであり、エラー信号を出力し
て(ステップS48)、ステップS46へ進む。
【0154】図13は、(3)の場合の高さ変化量ΔH
は基準値ΔH0(図示せず)より小さいので正常、
(4)の場合の高さ変化量ΔH′は基準値ΔH0より大
きいので異常、という例を示している。
【0155】なお、上記実施の形態において、サーボモ
ータ111は押圧部材73の上方に配置されていたが、
これに限定されることはなく、下方に配置されてもよ
い。その場合、押圧ユニット71の重量は軽減されるの
で、押圧ユニット71を昇降する昇降機構の駆動負荷が
軽減される。
【0156】また、上記実施の形態において、商品検知
センサ141によって商品Gが検知された時期t0を時
間的起点に定めていたが、該商品検知センサ141を用
いず、図13において矢印kで示す押圧部材73の高さ
Hのピークを検知することにより、時期t0を定めても
よい。その場合には、押圧部材73の高さHを検出する
ことにより、どの高さ以上を上記ピークとするかを予め
設定し、この設定された高さを押圧部材73の高さHが
超えた時期をt0に定める。
【0157】
【発明の効果】以上のように、まず、第1発明によれ
ば、商品を挟持、押圧する挟持部材を、商品に対して接
近、離反可能とするサーボモータが備えられているの
で、該サーボモータにより、商品の搬入ごとに挟持部材
を商品に対して移動して、商品を挟持、押圧することが
可能になる。したがって、任意の商品に対するシールチ
ェックが可能になる。
【0158】さらに加えて、サーボモータ自身が、上記
挟持部材によって商品が挟持、押圧されたとき、挟持部
材に作用する押圧反力もしくは該挟持部材の変位量を検
出するので、圧力センサや変位センサ等の特別な設備が
不要となる。したがって、シールチェックが効率よく、
しかも安価な設備で行われるようになる。
【0159】また、第2発明によれば、商品の搬送手段
と、上記商品の搬入を検知する検知手段とが備えられて
おり、上記挟持部材は上記搬送手段と共動して商品を搬
送するので、上記検知手段によって商品が検知される都
度、上記挟持部材と搬送手段とが商品を挟持、押圧し、
商品を搬送しながらシールチェックすることが可能にな
る。したがって、シールチェックの効率はさらに向上
し、また、このシールチェック装置が各種の包装装置や
軽量装置や搬送装置等と組み合わされて用いられると、
効率はさらに向上する。
【0160】次に、第3発明によれば、サーボモータで
挟持部材を移動させるときの制御パラメータを記憶する
制御パラメータ記憶手段と、制御パラメータを上記記憶
手段から読み出し、そのパラメータでサーボモータを作
動させる制御手段とが備えられているので、搬入される
商品に変更があれば、上記記憶手段に記憶されている制
御パラメータを読み出すことにより、サーボモータの作
動条件が速やかに設定されるようになる。したがって、
人為的な誤りが排除されるので、検査の信頼性が向上す
る。
【0161】また、第4発明によれば、シールチェック
を行う商品を指定する商品指定手段が備えられ、かつ、
上記制御パラメータ記憶手段は商品ごとに制御パラメー
タを記憶し、上記制御手段は上記商品指定手段で指定さ
れた商品に対応する制御パラメータに基づいてサーボモ
ータを作動させるので、例えば商品番号などを用いて当
該商品を指定すると、上記記憶手段に記憶されている制
御パラメータが読み出され、サーボモータの作動条件は
速やかに設定されるようになる。したがって、迅速なシ
ールチェックが可能になるので、検査効率が向上する。
【0162】そして、第5発明によれば、シールチェッ
クを行う前に商品の特性を自動検出する商品特性検出手
段と、検出された商品の特性に基づいて挟持部材を駆動
するサーボモータの制御パラメータを設定する制御パラ
メータ設定手段とが備えられ、かつ、上記記憶手段は設
定された上記制御パラメータを記憶するので、商品ごと
にサーボモータの制御パラメータを入力、設定する必要
がなくなる。したがって、検査の自動化が実現する。
【0163】さらに、第6発明によれば、商品の搬送手
段と、該商品を挟持、押圧する挟持部材とを備え、か
つ、商品の搬入時、上記挟持部材と上記搬送手段との間
隔が該商品の高さより狭い間隔とされているので、挟持
部材は商品によって押し上げられるようになる。したが
って、商品が搬入される都度、挟持部材を移動させて商
品を押圧する必要がなくなるので、シールチェックのス
ピードアップが可能になる。
【0164】そして、サーボモータが商品搬入後の上記
挟持部材の上方への変位量を検知するので、変位センサ
のような特別な設備が不要となる。
【0165】また、第7発明によれば、上記挟持部材が
商品を押圧するときの押圧力を制御する押圧力制御手段
が備えられているので、商品に対する適正な押圧が可能
になる。したがって、信頼性に優れたシールチェックが
実現する。
【0166】さらに、第8発明によれば、上記挟持部材
の下降を規制するストッパ手段が設けられているので、
該ストッパ手段のような簡単な構成により挟持部材の下
死点保持が可能になる。したがって、例えば、挟持部材
の下死点保持をサーボモータに担わせる必要がなくなる
ので、サーボモータの駆動負荷が軽減され、省電力化が
実現する。
【0167】そして、第9発明によれば、上記押圧力を
商品ごとに記憶する記憶手段がさらに備えられ、かつ、
上記押圧力制御手段は、該記憶手段に記憶されている押
圧力に基づいて上記押圧力を制御するので、搬入される
商品の内容物、包材、シール強さ等に応じて速やかに押
圧力を設定することができるようになる。したがって、
商品の切り替え時に、搬入される商品に応じた適正な条
件を迅速に設定することが可能になる。
【0168】また、第10発明によれば、上記挟持部材
にさらに上記搬送手段と協働して商品を搬送する駆動力
を有した第2の搬送手段が設けられているので、商品は
一層安定して挟持され、シールチェック装置にスムーズ
に導入されるようになる。したがって、シールチェック
時に商品が安定して搬送されるので、シールチェックの
信頼性が向上する。
【0169】特に、挟持部材と搬送手段との間隔が商品
の高さより狭い間隔とされている場合、図13において
矢印kで示す商品G突入時に生じる押圧反力のピークが
低くなるので、それに伴ってシールチェックに必要な時
間、つまりデータ取込時間の確保が容易になる。その結
果、安定したシールチェックが可能になる。また、商品
導入時、商品への衝撃が少ないので、商品の損傷が回避
されると共に、商品による衝撃が少ないので、挟持部材
の耐久性が向上する。
【0170】さらに、第11発明によれば、上記第2の
搬送手段は、搬送面の形状を変更可能とされているの
で、搬入される商品に応じて搬送面を変更することがで
きるようになる。したがって、商品は、上記第2の搬送
手段と上記搬送手段とにより適正に挟持、押圧されるの
で、商品の損傷は一層防止される。
【0171】そして、第12発明によれば、上記第2の
搬送手段の搬送面は平坦面とされているので、該第2の
搬送手段と上記搬送手段との間で商品は適正に挟持、押
圧されるようになる。したがって、挟持部材が商品に当
接する際の商品に対する損傷は一層防止される。特に、
挟持部材と搬送手段との間隔が商品の高さより狭い間隔
とされている場合に、上記構成は有効であり、商品導入
時の商品への衝撃は一層回避される。
【0172】また、第13発明によれば、少なくとも上
記第2の搬送手段の搬送面はメッシュ状とされたベルト
であり、該ベルトを支持すると共に、該ベルトを介して
商品を押圧するベルト支持部材の押圧面には、搬送方向
とは異なる方向に多数の溝が設けられているので、例え
ば、シール部に微少な穴や破れ等のある商品が搬入され
た場合、シール部が上記押圧面に対向するように商品が
搬入されれば、メッシュ状のベルトやベルト支持部材の
押圧面に設けられた溝を介して、商品の袋内の空気等の
逃げ道が確保されるようになる。したがって、シールに
異常のある商品が上記挟持部材により押圧されると、上
記逃げ道を介して商品の袋内の空気等が確実に外部に漏
れ出すので、シール異常が見逃されることはなくなり、
シールチェックの信頼性が向上する。
【0173】そして、第14発明によれば、上記挟持部
材と上記搬送手段のうち少なくとも一方は着脱可能とさ
れているので、搬入される商品に応じて挟持部材や搬送
手段の構成の変更が容易になると共に、挟持部材や搬送
手段に対する清掃やメンテナンス等の作業性が向上する
ようになる。
【0174】さらに、第15発明によれば、上記サーボ
モータは、上記挟持部材の上方に配置されているので、
挟持部材とサーボモータとの間に設けられる連結機構
も、挟持部材の上方に配置されるようになる。したがっ
て、例えば、該挟持部材の下方に相対向するように搬送
手段が備えられた場合、上記連結機構が、挟持部材と搬
送手段との間に介在しないような構成が可能になる。そ
の結果、挟持部材や搬送手段に対する清掃やメンテナン
ス等の作業性が向上する。
【0175】そして、第16発明によれば、上記サーボ
モータは、上記搬送手段の下方に配置されているので、
挟持部材の支持構造の内、サーボモータに荷重される連
結機構の重量等が軽減されるようになる。したがって、
例えば、挟持部材と搬送手段との間隔を調整するため挟
持部材を昇降させる場合、昇降機構の駆動負荷は軽減さ
れると共に、昇降速度を速くすることが可能になる。さ
らに、サーボモータの容量は小さくなるので、コスト抑
制に効果がある。そして、商品の上方には挟持部材のみ
が配置されているので、商品の上方からの異物落下によ
る商品への異物混入が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係るシールチェック装置
のレイアウト図である。
【図2】 図1のア−ア線に沿う矢視図である。
【図3】 同装置の制御システムを示す図である。
【図4】 同装置の動作例を説明する図である。
【図5】 押圧部材の高さと経過時間の関係を示す図で
ある。
【図6】 同装置の運用例を示すフローチャートであ
る。
【図7】 同じく運用例を示すフローチャートである。
【図8】 第2の実施の形態に係るシールチェック装置
のレイアウト図である。
【図9】 図8のイ−イ線に沿う拡大矢視図である。
【図10】 押圧部材の着脱機構を説明するための要部
拡大図である。
【図11】 図9のウ−ウ線に沿う拡大矢視図である。
【図12】 同装置の制御システムを示す図である。
【図13】 押圧部材の高さと経過時間の関係を示す図
である。
【図14】 同装置の運用例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,41 シールチェック装置 2 搬送コンベア 3,73 押圧部材 5,141 商品検知センサ 6,151 制御装置 6a,151a メモリ 6b,151b CPU 32,111 サーボモータ 51 下部搬送コンベア 61 ピン 62 ピン受け部材 77 上部搬送コンベア 83 搬送ベルト 84 ベルト受け部材 85 ベルト押えローラ 87 ノブボルト 89 連結錠 91 上部コンベア駆動モータ 117 ストッパ G 商品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤谷 有吾 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 横田 祐嗣 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 水口 裕一郎 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 2G067 AA47 BB31 DD14 DD27

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧動作によって、包装済み商品のシー
    ルチェックを行うシールチェック装置であって、上記商
    品を挟持、押圧する挟持部材と、該挟持部材を商品に対
    して接近、離反可能とし、かつ、挟持部材に作用する押
    圧反力もしくは該挟持部材の変位量を検知するサーボモ
    ータとが備えられていることを特徴とするシールチェッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】 商品の搬送手段と、上記商品の搬入を検
    知する検知手段とが備えられ、上記挟持部材は上記搬送
    手段と協働して商品を搬送すると共に、上記検知手段の
    検知信号に基づいて商品を挟持、押圧することを特徴と
    する請求項1に記載のシールチェック装置。
  3. 【請求項3】 サーボモータで上記挟持部材を移動させ
    るときの制御パラメータを記憶する制御パラメータ記憶
    手段と、該記憶手段から制御パラメータを読み出し、そ
    のパラメータでサーボモータを作動させる制御手段とが
    備えられていることを特徴とする請求項1もしくは請求
    項2に記載のシールチェック装置。
  4. 【請求項4】 シールチェックを行う商品を指定する商
    品指定手段が備えられ、かつ、上記制御パラメータ記憶
    手段は商品ごとに制御パラメータを記憶し、上記制御手
    段は上記商品指定手段で指定された商品に対応する制御
    パラメータに基づいてサーボモータを作動させることを
    特徴とする請求項3に記載のシールチェック装置。
  5. 【請求項5】 シールチェックを行う前に搬入される商
    品の特性を自動検出する商品特性検出手段と、該検出手
    段によって検出された商品の特性に基づき、上記制御パ
    ラメータを設定する制御パラメータ設定手段とが備えら
    れ、かつ、上記制御パラメータ記憶手段は設定された上
    記制御パラメータを記憶することを特徴とする請求項3
    もしくは請求項4に記載のシールチェック装置。
  6. 【請求項6】 押圧動作によって、包装済み商品のシー
    ルチェックを行うシールチェック装置であって、上記商
    品の搬送手段と、該商品を挟持、押圧する挟持部材とが
    備えられ、かつ、商品の搬入時、上記挟持部材と上記搬
    送手段との間隔が該商品の高さより狭い間隔とされ、商
    品搬入後の上記挟持部材の上方への変位量を検知するサ
    ーボモータが備えられていることを特徴とするシールチ
    ェック装置。
  7. 【請求項7】 上記挟持部材が商品を押圧するときの押
    圧力を制御する押圧力制御手段が備えられていることを
    特徴とする請求項6に記載のシールチェック装置。
  8. 【請求項8】 上記挟持部材の下降を規制するストッパ
    手段が備えられていることを特徴とする請求項6もしく
    は請求項7に記載のシールチェック装置。
  9. 【請求項9】 上記押圧力を商品ごとに記憶する記憶手
    段がさらに備えられ、かつ、上記押圧力制御手段は、該
    記憶手段に記憶されている押圧力に基づいて上記押圧力
    を制御することを特徴とする請求項7に記載のシールチ
    ェック装置。
  10. 【請求項10】 上記挟持部材にはさらに上記搬送手段
    と協働して商品を搬送する駆動力を有した第2の搬送手
    段が設けられていることを特徴とする請求項2から請求
    項9のいずれかに記載のシールチェック装置。
  11. 【請求項11】 上記第2の搬送手段は、搬送面の形状
    を変更可能とされていることを特徴とする請求項10に
    記載のシールチェック装置。
  12. 【請求項12】 上記第2の搬送手段の搬送面は平坦面
    とされていることを特徴とする請求項10もしくは請求
    項11に記載のシールチェック装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも上記第2の搬送手段の搬送
    面はメッシュ状とされたベルトであり、該ベルトを支持
    すると共に、該ベルトを介して商品を押圧するベルト支
    持部材の押圧面には、搬送方向とは異なる方向に多数の
    溝が設けられていることを特徴とする請求項10から請
    求項12のいずれかに記載のシールチェック装置。
  14. 【請求項14】 上記挟持部材と上記搬送手段のうち少
    なくとも一方は着脱可能とされていることを特徴とする
    請求項2から請求項13のいずれかに記載のシールチェ
    ック装置。
  15. 【請求項15】 上記サーボモータは、上記挟持部材の
    上方に配置されていることを特徴とする請求項1から請
    求項14のいずれかに記載のシールチェック装置。
  16. 【請求項16】 上記サーボモータは、上記搬送手段の
    下方に配置されていることを特徴とする請求項2から請
    求項14のいずれかに記載のシールチェック装置。
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