JP4075803B2 - モータの制御装置 - Google Patents

モータの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4075803B2
JP4075803B2 JP2003582889A JP2003582889A JP4075803B2 JP 4075803 B2 JP4075803 B2 JP 4075803B2 JP 2003582889 A JP2003582889 A JP 2003582889A JP 2003582889 A JP2003582889 A JP 2003582889A JP 4075803 B2 JP4075803 B2 JP 4075803B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
motor
acceleration
corrected
command signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003582889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2003085816A1 (ja
Inventor
和彦 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2003085816A1 publication Critical patent/JPWO2003085816A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4075803B2 publication Critical patent/JP4075803B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/42Servomotor, servo controller kind till VSS
    • G05B2219/42193Select between limit switches as function of current position and destination
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/032Preventing damage to the motor, e.g. setting individual current limits for different drive conditions
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/20Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors for controlling one motor used for different sequential operations

Description

技術分野
本発明は、工作機械を駆動する主軸モータ等に適用されるモータ制御装置に関するものである。
背景技術
従来のモータ制御装置を第8図によって説明する。第8図は、速度ループから位置ループへの切換え手段を有するモータ制御装置のブロック図である。
第8図において、モータ制御装置1は、モータ18の位置指令信号θr、速度指令信号Vrvをそれぞれ発生させる位置指令発生器2、速度指令発生器4からなる指令発生部と、モータ18の位置検出信号θs、速度検出信号Vsを検出する検出部と、モータ18を速度ループから位置ループの制御に切換えるスイッチ部と、位置指令信号θrと位置検出信号θsとの差となる位置偏差θe等とに基づいてモータ18を制御する制御部とから成っている。
検出部は、モータ18の回転位置としての位置検出信号θsを検出するエンコーダ20と、入力された位置検出信号θsにより速度検出信号Vsを発生する速度検出器22とから成っている。スイッチ部は、速度指令発生器4の出力端子aと位置制御器8の出力端子bとを切換えると共に、減算器10にc端子が接続されたスイッチSWvと、位置指令発生器2の出力及び減算器6の入力に接続されたスイッチSWpとから成っている。
制御部は、位置検出信号θsと位置指令信号θrとの差となる位置偏差θeを求める減算器6と、入力された位置偏差θeに基づいて速度指令Vrを発生すると共に、位置ゲインKpを有する位置制御器8と、速度指令信号Vr(Vrv)と速度検出信号Vsとの差となる速度偏差Veを求める減算器10と、入力された速度偏差Veに基づいて電流指令信号Irを発生する速度制御器12と、入力された電流指令信号Irが予め定められた電流値IrLを越えると、制限された電流指令信号Irを出力する電流制限器15と、電流指令信号Irに基づく電流をモータ18に流す電流制御器16とを備えている。
ここで、電流制限器15により電流指令信号Irを制限するのは、モータ18が定出力特性を有するからである。定出力特性を有するのは、例えばNC工作機械の主軸に用いられるモータ18は、回転数が数万回転(1/min)にも達するので、定トルク特性とすると、出力が膨大になるので、数千回転数(1/min)から定出力特性を有するようにしている。
このように構成されたモータ制御装置1は、運転開始前にスイッチSWpを開放し、スイッチSWvをa端子側に投入しておいて、運転開始指令により速度指令発生器4から発生した速度指令信号Vrvを減算器10に入力し、減算器10が速度指令信号Vrvと速度検出信号Vsとの差となる速度偏差Veを求め、速度偏差Veによりモータ18を速度制御する。
やがて、モータ18が一定速速度から減速に移行すると、スイッチSWpを開放から閉成して、モータ18を所定の速度まで減速し、低速度で一定走行させながら、速度指令発生器4からの速度指令信号Vrvと位置制御器8からの速度指令信号Vrとが一致することを確認した後、スイッチSWvをa端子からb端子側に投入して速度指令信号Vrによりモータ18を位置ループにより制御している。
しかしながら、モータ制御装置1は、上記のように速度ループから位置ループの制御に切換えていたが、スイッチSWvのa端子からb端子側に投入するタイミング等の制御が煩雑であるという問題点があった。
かかる問題点を解決するのに、運転開始前にスイッチSWpを閉成すると共に、スイッチSWvをb端子側に投入して位置指令発生器2からの位置指令信号θrのみでモータ18を駆動することが考えられるが、電流制限器15の電流制限が動作し、モータ18の加速度が低下して位置偏差θeが広がり、電流制限器15の電流制限が解除されると、大きな位置偏差θeに基づいてモータ18が動作するので、モータ18の加速度がオーバーシュートするという問題点があった。
発明の開示
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、位置ループによりモータを制御して、電流制限器により電流指令が制限されても、位置偏差が拡大しないモータ制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係るモータ制御装置は、被制御対象を駆動するモータの回転位置を位置検出信号として検出する位置検出手段と、前記モータの回転位置を指令する位置指令信号と前記位置検出信号との差となる位置偏差に基づいて前記モータを位置ループにより制御する制御手段とを備えたモータの制御装置であって、前記モータを加速又は減速させる原加速度指令信号を発生する加速度発生手段と、前記モータの電流指令信号が予め定められた値に達すると、前記電流指令信号を制限すると共に、制限信号をオフからオンする電流制限手段と、前記モータの制御装置、前記モータ、前記被制御対象の特性を含む等価な位置制御系のモデルを有すると共に、前記位置指令信号を前記モデルに入力することにより前記モータの回転位置をモデル位置信号として求めるモデル手段と、前記制限信号のオンにより前記モデル位置信号と前記位置検出信号との差となる補正位置偏差に基づいて第1の補正加速度信号を発生する補正加速度手段と、前記原加速度指令信号と前記第1の補正加速度信号との差となる加速度偏差に基づいて前記位置指令信号を発生する位置指令発生手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかるモータ制御装置によれば、制限信号がオンすると、モデル手段がモータの回転位置をモデル位置信号として求め、補正加速度手段が、モデル位置信号と位置検出信号との差に基づいて第1の補正加速度信号を発生し、位置指令発生手段が原加速度指令信号と第1の補正加速度信号との差となる加速度偏差に基づいて位置指令信号を発生する。
したがって、原加速度指令信号が第1の補正加速度信号により低下するので、電流制限手段がオンしても、位置指令信号と位置検出信号との差となる位置偏差が拡大しなくなる。このため、電流制限手段がオンからオフしても、オーバーシュートしにくいモータ制御装置を得ることができるという効果がある。
第2の発明に係るモータ制御装置は、第1の補正加速度信号の代りに、制限信号がオンからオフになることにより第1の補正加速度信号よりも低い第2の補正加速度信号を発生する加速度減少手段を、備えたことを特徴とするものである。
かかるモータ制御装置によれば、電流制限手段がオンからオフに移行した際、第1の補正加速度信号よりも低い第2の補正加速度信号を発生するので、加速度偏差の変動が抑制される。したがって、電流制御手段が解除された初期のモータのオーバーシュートを抑制できるという効果がある。
第3の発明に係るモータ制御装置における加速度減少手段は、モータを回転させる原速度指令信号を発生する速度指令発生手段と、加速度偏差に基づいて基準速度指令信号を発生する基準速度指令発生手段と、前記原速度指令信号と前記基準速度指令信号との差となる基準速度偏差を求める第2の減算手段と、前記基準速度偏差に基づいて前記第2の補正加速度信号を発生する変換手段と、を備えたことを特徴とするものである。
かかるモータ制御装置によれば、加速度減少手段を簡易に構成できるという効果がある。
第4の発明に係るモータ制御装置は、モータが加速中の場合、第1の補正加速度信号αse<0を満たすことにより、第1の補正加速度信号をゼロにすると共に、前記モータが減速中の場合、前記第1の補正加速度信号αse>0を満たすことにより、前記第1の補正加速度信号をゼロにする第1の補正手段と、を備えたことを特徴とするものである。
かかるモータ制御装置によれば、第1の補正加速度信号に所定の制限を設けたので、モータが加速中の場合には加速を継続し、モータが減速中の場合には減速を継続する。したがって、モータの加速度の変動を抑制できるという効果がある。
第5の発明に係るモータ制御装置は、モータが加速中の場合、第1の補正加速度信号αse、原加速度信号αaとすると、αse≧αaを満たすことにより、前記第1の補正加速度信号を前記原加速度信号以下にすると共に、前記モータが減速中の場合、αse<αaを満たすことにより、前記第1の補正加速度信号を前記原加速度信号以下にする第2の補正手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかるモータ制御装置によれば、上記のように第1の補正加速度信号に適当な制限を加えたので、加速度偏差が原加速度信号より高くなることがない。したがって、モータの加速度又は減速度を確実に制御できるという効果がある。
第6の発明に係るモータ制御装置は、モータを回転させる原速度指令信号を発生する速度指令発生手段と、第1及び第2の補正加速度信号に基づいて位置補正値の積算値となると共に、モータを駆動する積算位置補正信号を求める補正積算手段と、前記原速度指令信号がオフすることにより前記積算補正位置信号を発生する積算指令発生手段と、を備えことを特徴とするものである。
かかるモータ制御装置によれば、原速度指令信号がオフにより、第1及び第2の補正加速度信号に基づいて積算された積算位置補正信号に基づいてモータを駆動する。したがって、電流制限手段がオン動作しても、あたかも電流制限手段がオフ動作のように、原加速度指令信号に基づく位置指令にモータを位置決めできるという効果がある。
第7の発明に係るモータ制御装置は、モータを回転させる原速度指令信号を発生する速度指令発生手段と、前記原速度指令信号がオフすると、前記モータを所定の回転位置に停止させる停止位置指令信号を発生する停止指令発生手段と、第1及び第2の補正加速度信号に基づいて前記モータの補正位置信号を求める補正位置手段と、前記停止位置指令信号と前記補正位置信号との和となると共に、前記モータを駆動して所定の位置に停止させる補正停止信号を求める加算手段と、を備えたことを特徴とするものである。
かかるモータ制御装置によれば、停止制御手段は、停止位置指令信号と補正位置信号との和となる補正停止信号に基づいてモータを駆動して停止させるので、電流制限手段がオン動作しても、あたかも電流制限手段がオフ動作のようにモータを所望の位置に停止できるという効果がある。
例えば、停止指令発生手段における停止位置信号は、モータの一回転における所定の回転位置に停止させるものでも良く、補正位置手段は、補正加速度信号に基づいてモータの一回転内の補正位置信号を求めても良い。かかるモータ制御装置によれば、モータを一回転内における所望の位置に停止できるという効果がある。これによって、例えば、NC装置の主軸にモータを用いることで、モータの軸に直結された工具が所定の回転位置でしか着脱できないような場合でも、容易に工具を着脱できる。
第7の発明に係るモータ制御装置は、位置偏差値が予め定められた値に達すると、警報を発する警報手段を備えたことを特徴とするものである。かかるモータ制御装置によれば、モデル位置信号と位置検出信号との差となる位置偏差値の異常を速やかに検出できるという効果がある。
発明を実施するための最良の形態
実施例1.
本発明の一実施例を第1図によって説明する。第1図は、一実施例によるモータ制御装置のブロック図である。第1図中、第8図と同一符号は、同一又は相当部分を示し説明を省略する。
第1図において、モータ制御装置100は、位置指令信号θrによりモータ18を制御するモータ制御部30と、電流指令信号Irが電流制限器115の予め定められた制限値を越えることにより電流制限が有効になると、適正な位置指令信号θrを発生する補正位置指令手段と、後述する補正位置偏差θseが予め定められた値を越えると、赤色発光ダイオード(図示せず)を点滅させたり、モータ18を停止させたりする警報手段としての警報部290とを備えている。
なお、モータ18には、駆動すべき被制御対象(図示せず)が連結されている。
モータ制御部30は、電流指令信号Irを入力して電流制限信号IrLを出力する電流制限手段としての電流制限器115を備えており、電流制限器115は、速度制御器12から入力された電流指令信号Ir>電流制限値IrLの場合には、電流制限した電流制限信号IrLを電流制御器16に出力すると共に、制限信号Lをオンする(以下、電流制限器115のオンという。)。一方、電流指令信号Ir≦電流制限値IrLの場合には、電流指令信号Irをそののまま電流制御器16に出力すると共に、制限信号Lをオフ(以下、電流制限器115のオフという。)するように形成されている。
補正位置指令手段は、モデル位置信号θmを発生するモデル手段としてのモデル位置発生部220と、積分器103から発生する原加速度指令信号αaを補正するために、モデル位置信号θmと位置検出信号θsとの差となる補正位置偏差θseに基づいて第1の補正加速度信号αseを発生する補正加速度発生部(補正加速度手段)240と、原加速度指令信号αaから補正加速度信号αse,低加速度信号αdを差し引いた加速度偏差αrに基づいて位置指令信号θrを発生する位置指令発生部(位置指令発生手段)260と、電流制限器115がオンからオフに移行時に加速度偏差αrが急激な変化を抑制するための加速度制御部(加速度減少手段)280とを備えている。
モデル位置発生部220は、モータ制御部30、モータ18により駆動される被制御対象(図示せず)の特性を含む等価な位置制御系のモデルを有すると共に、位置指令信号θrに基づいてモータ18の回転位置(実位置)をモデル位置信号θmとして求めるものである。上記モデルは種々あるが、簡易な例を説明する。
モータ18の制御系、すなわち、モータ制御部30、モータ18により駆動される被制御対象(図示せず)は、速度ループの応答性が位置ループに比べて十分に速い。したがって、位置指令信号θr、位置ゲインKp、積分器1/sを介してモータ18の実位置θsが発生する一次遅れ系と仮定できる。したがって、モデル位置発生部220は、位置指令信号θrとモデル位置信号θmとの差となる位置偏差θemを求める減算器120と、入力された位置偏差θemに基づいてモデル速度信号Vmを発生すると共に、位置ゲインKpを有するゲイン器121と、入力されたモデル速度信号Vmに基づいてモデル位置信号θmを発生する積分器123とを備えている。
補正加速度発生部240は、位置検出手段としてのエンコーダ20により検出された位置検出信号θsとモデル位置信号θmとの差となる位置偏差θseを求める減算器125と、入力された位置偏差θseに基づいて補正速度指令信号Vseを発生すると共に、ゲインK1を有する変換器126と、入力された補正速度指令信号Vseに基づいて補正加速度信号αseを発生する微分器127と、電流制限器115がオンすることにより第3のフローチャートを実行してゼロ又は補正加速度信号αseを出力する補正加速度制御器130とを備えている。
なお、補正加速度制御器130は、電流制限器115がオフの場合には、ゼロを出力している。
位置指令発生部260は、原速度指令信号Vaを発生する速度指令発生手段としての速度指令発生器101と、原速度指令信号Vaを入力して原加速度指令信号αaを発生する微分器103と、原加速度指令信号αaと補正加速度信号αseとの差となる加速度偏差αrを求める減算器104と、入力された加速度偏差αrに基づいて基準速度指令信号Voを発生する積分器(基準速度指令発生手段)105と、入力された基準速度指令信号Voに基づいて位置指令信号θrを発生する積分器107とを備えている。
なお、位置指令信号θrが入力される減算器6(第1の減算手段)は、位置指令信号θrと位置検出信号θsとの差となる位置偏差θeを求めるものである。
加速度制御部280は、原速度指令信号Vaと基準速度指令信号Voとの差となる基準速度偏差Vaeを求める減算器(第2の減算手段)109と、入力された基準速度偏差Vaeを加速度信号に変換すると共に、所定の値dで除算することにより補正加速度信号αseよりも低い低加速度信号(第2の補正加速度信号)αdを発生する除算器(変換手段)111と、一端が除算器111の出力に接続されて、他端が減算器131に接続されると共に、電流制限器115のオン・オフ動作と反転の関係で動作するスイッチSLaと備え、電流制限器115がオンからオフになると、スイッチSLaがオフ(開放)からオン(閉成)することにより除算器111から低加速度信号αdを発生して電流制限器115がオフからオンに復帰後に加速度偏差αrが急激に変動しないように構成されている。
なお、減算器131は、スイッチSLa、補正加速度制御器130の動作により低加速度信号αd又は補正加速度信号αseを選択的に減算器104に加えるものである。
補正加速度制御器130は、電流制限器115のオンにより原則として入力された補正加速度信号αseをそのまま出力し、電流制限器115のオフによりゼロを出力するものである。しかしながら、補正加速度制御器130は、第2図に示すように入力された補正加速度信号αseをそのまま出力することが適当でないことがあるので、以下のように第1、第2の補正手段により補正した補正加速度信号αseを出力する。
第1の補正手段は、モータ18が加速中(減速中)に求められた補正加速度信号αse≧0(αse<0)でなければ、原加速度指令信号αaに補正加速度信号αseが加算されて原加速度指令信号αaよりも加速度偏差αrが高くなるので適切でない。このため、補正加速度信号αseをゼロとしてモータ18の加速度指令(減速度指令)となる加速度偏差αrが原加速度指令信号αaよりも高くならないようにするものである。
第2の補正手段は、モータ18が加速中(減速中)に求められた補正加速度信号αse≧αa(αse<αa)であれば、モータ18の加速度指令(減速度指令)となる加速度偏差αrがマイナス(プラス)、すなわち、減速度指令(加速度指令)となるので、補正加速度信号αseを原加速度指令信号αaと等しくして出力することによりモータ18の加速度指令(減速度指令)となる加速度偏差αrを最小値αminとしてゼロとするものである。したがって、モータ18の加速度指令(減速度指令)は、原加速度指令信号αaからゼロまでの許容加速度範囲αxで加速されることになる。
上記のように構成されたモータ制御装置の動作を第1図乃至第3図によって説明する。いま、時間tで速度指令発生器101から原速度指令信号Vaが微分器103を介して原加速度指令信号αaを発生し、電流制限器115がオフであるので、補正加速度制御器130の出力がゼロになっている。
一方、加速度制御部280は、電流制限器115がオフのため、スイッチSLaがオンしている状態において、基準速度信号Voと原速度指令信号Vaとが等しいので、減算器109の出力となる基準速度偏差Vaeがゼロになっている。よって、除算器111からゼロを出力している。したがって、減算器131は、補正加速度制御器130の出力がゼロで、低加速度信号αdがゼロもあるので、減算器104にゼロを入力する。減算器104が原加速度指令信号αaをそのまま加速度偏差αrとして積分器105に入力し、積分器105、107を介して位置指令信号θrを発生する。
モデル位置発生部220は、位置指令信号θrに基づいてゲイン器121、積分器123を介してモデル位置信号θmを発生し、減算器125がモデル位置指令信号θmと位置検出信号θsとの差となる補正位置偏差θseを求め、変換器126、微分器127を介して補正加速度信号αseを補正加速度制御器130に入力する。
減算器6は、位置指令信号θrと位置検出信号θsとの差となる位置偏差θeを求め、位置制御器8は、位置偏差θeに基づいて速度指令信号Vrを発生する。減算器10は、速度指令信号Vrから速度検出信号Vsを減算した速度偏差Veを速度制御器12に入力する。速度制御器12は、速度偏差Veに基づいて電流指令信号Irを発生する。電流制限器115は、オフしているので、電流指令信号Irを電流制限信号IrLとして電流制御器16に入力する。電流制御器16は、電流指令信号IrLに基づいてモータ18に所望の電流を流して駆動する。
ここで、モータ制御装置100の位置ループは、位置指令信号θrを減算器6に入力し、減算器6が位置偏差θeを求めて、位置偏差θeに基づいて位置制御器8→減算器10→速度制御器12→電流制限器115→電流制御器16→モータ18→エンコーダ20→減算器6からなる位置指令信号θrによる閉ループをいい、位置ループによりモータ18を制御している。
時間tで、モータ18のトルク及び回転数が増大して電流制限器115がオンすると、制限信号がオンしてスイッチSLaがオフし、制限信号Lが補正加速度制御器130に入力される。補正加速度制御器130は、電流制限器115のオンか否かを、制限信号Lのオン・オフにより判断し(ステップS101)、制限信号Lがオンであるので、原加速度指令信号αa≧0か判断し(ステップS103)、モータ18の加速中であるから、原加速度指令信号αa≧0となる。
次に、補正加速度制御器130は、補正加速度信号αse≧0か判断する(ステップS105)。αse≧0であれば、補正加速度信号αse≧αaか否かを判断する(ステップS107)。αse≧αaでなければ、補正加速度信号αseを減算器131に入力する(ステップS115)。減算器131は、スイッチSLaがオフしたままであるので、補正加速度信号αseを減算器104に入力する。減算器104は、原加速度指令信号αrと補正加速度信号αseとの差となる加速度偏差αrを求め、加速度偏差αrを積分器105に入力し、積分器107から位置指令信号θrを発生して上記のようにしてモータ18を駆動する。
一方、補正加速度制御器130は、ステップS107においてαse≧αaであれば、上記のように第2の補正手段によりモータ18の加速度指令αmin(ゼロ)にするために、補正加速度信号αseを原加速度信号αaに等しくして出力する(ステップS117)。なお、ステップS105において、αse≧0でなければ、上記のように第1の補正手段によりモータ18の加速度指令を原加速度指令信号αaに抑制するために、補正加速度信号αseをゼロとして出力する(ステップS113)。
時間tで、モータ18の必要なトルクが減少して電流指令信号Irも減少する。したがって、電流制限器115がオンからオフすることにより制限信号Lがオフとなり補正加速度制御器130の出力がゼロになると共に、スイッチSLaがオンする。スイッチSLaがオンすると、減算器109は、基準速度偏差Vaeを求めて、基準速度偏差Vaeを除算器111に入力する。除算器111は、基準速度偏差Vaeを定数値dで除算して低加速度信号αdを発生し、減算器131を介して減算器104に入力する。減算器104が加速度偏差αrを求め積分器105に入力し、積分器107が位置指令信号θrを発生する。したがって、電流制限器115がオンからオフする際の加速度偏差αrを減少させることにより急激な位置指令信号θrの変動を抑制できる。
時間tで、モータ18の加速が完了し、その後、モータ18は一定速で回転し、減速に移行する。時間tで、モータ18のトルクが増大して電流制限器115が再びオンすると、制限信号LがオンしてスイッチSLaがオフし、制限信号Lが補正加速度制御器130に入力される。
補正加速度制御器130は、上記ステップS101を実行し、制限信号Lがオンしているので、原加速度指令信号αa≧0か判断する(ステップS103)0モータ18が減速中であるので、原加速度信号αa≧0を満たさないので、補正加速度信号αse<0か判断し(ステップS109)、αse<0でなければ、上記のようにモータ18の加速度指令を原加速度指令信号αaに抑制するために、第1の補正手段により補正加速度信号αseをゼロとする(ステップS113)。
補正加速度制御器130は、ステップS109において、補正加速度信号αse<0であれば、αse<αaを判断し(ステップS111)、αse<αaでなければ、補正加速度信号αseを出力し(ステップS115)、上記のようにして位置指令信号θrを発生してモータ18を制御する。一方、補正加速度制御器130は、ステップS111において、αse>αaであれば、上記のように第2の補正手段によりモータ18の加速度指令をゼロとするために補正加速度信号αseを原加速度指令信号αaとして出力する(ステップS117)。
時間tで、モータ18の必要なトルクが減少して電流指令信号Irも減少すると、上記時間tと同様にモータ制御装置100が動作し、時間tで原加速度指令信号αaがゼロとなりモータ18の運転が終了する。
上記のようにモデル位置発生部220はモデル位置信号θmを発生し、補正加速度発生部240は、位置検出信号θsとモデル位置信号θmとの差となる補正位置偏差θseに基づいて補正加速度信号αseを電流制限器115の制限信号Lのオンにより所定の要件下に発生し、減算器104が原加速度指令信号θaから補正加速度信号αseを減算した加速度偏差αrに基づいて補正位置指令信号θrを発生する。したがって、電流制限器115がオンしても、適正な位置指令信号θrをモータ制御部30に入力することにより位置検出信号θrと位置指令信号θrとの差となる位置偏差θeが拡大しにくい、すなわち、オーバーシュートしにくいモータ制御装置100を得ることができる。
実施例2.
本発明の他の実施例を第4図によって説明する。第4図は、他の実施例となるモータ制御装置のブロック図で、第4図中、第1図と同一符号は、同一又は相当部分を示し、説明を省略する。
実施例1では、電流制限器115がオン・オフ動作により原加速度指令信号αaから補正加速度信号αse,低加速度信号αdを減算した加速度指令(加速度偏差αr)によりモータ18を制御していた。
しかしながら、速度指令発生器101からの原速度指令信号Vaの積分値となる原位置指令信号θa(図示せず)と、位置指令信号θrとが異なっていた。そこで、原位置指令信号θaに一致させた位置にモータ18を停止させるモータ制御装置300を提供する。
第4図において、モータ制御装置300は、実施例1の構成に加え、原加速度指令信号αaを補正する補正加速度信号αse,低加速度信号αdに基づく積算補正位置信号θasを作成し、積算補正位置信号θasに基づいて積算速度信号VLsを発生する補正位置指令部320を備えている。
補正位置指令部320は、入力された補正加速度信号αse,低加速度信号αdを補正速度信号Vrsとして出力する積分器323と、入力された補正速度信号Vrsを補正位置信号θrsとして出力する積分器325と、入力された補正位置信号θrsを積算して積算補正位置信号θasを求めると共に、原速度指令信号Vaがゼロになることにより積算補正位置信号θasを出力する補正位置積算器327と、ゲインKaを有するゲイン器329、積分器331を介して得られた帰還位置信号θLSと積算補正位置信号θasとの差となる位置偏差θesを求める減算器328と、ゲイン器329の出力となる積算速度信号VLsと基準速度指令信号Voとの和となる速度偏差Voeを求める加算器333と、原速度指令信号VaがゼロになることによりオフからオンするスイッチSLsとを備えている。
なお、補正位置積算器327は、補正積算手段及び積算指令発生手段に相当する。
上記のように構成されたモータ制御装置の動作を第4図によって説明する。いま、実施例1で説明したようにモータ18の加速の際に電流制限器115がオンすると、補正加速度信号αseが発生し、積分器323が速度信号Vrsを発生して積分器325に入力し、積分器325が補正位置信号θrsを発生する。
同様に、実施例1で説明したように電流制限器115がオンからオフすると、制限信号LがオフとなりスイッチSLaがオンする。スイッチSLaがオンすると、減算器109は、基準速度偏差Vaeを求めて、基準速度偏差Vaeを除算器111に入力する。除算器111は、基準速度偏差Vaeを定数値dで除算して低加速度信号αdをスイッチSLa、減算器131を介して積分器323に入力する。積分器323が速度信号Vrsを発生して積分器325に入力し、積分器325が補正位置信号θrsを発生する。
補正位置積算器327は、速度指令発生器101から原速度指令信号Vaが発生しなくなるまで、補正加速度信号αse,低加速度信号αdに基づいてモータ18の回転位置を積算した積算補正位置信号θasを求めて保持する。やがて、モータ18が加速、一定速、減速し、原速度指令信号Vaがゼロになると、補正位置積算器327が積算補正位置信号θasを減算器328に出力する。
減算器328が、ゲイン器329、積分器331を介して得られた帰還位置信号θLSと積算補正位置信号θasとの差となる補正位置偏差θesを求め、ゲイン器329が積算補正速度信号VLsを発生する。ここで、電流制限器115がオフであるので、補正加速度制御器130の出力がゼロになっている。
加算器333は、原速度指令信号Va、補正加速度信号αse、低加速度信号αdがゼロであるので、積算補正速度信号VLsを基準速度偏差Voeとし積分器107に入力する。積分器107は、積算補正速度信号VLsに基づいて位置指令信号θrを減算器6に入力する。
実施例1に記載のように減算器6は、位置偏差θeを求め、位置偏差θeに基づいてモータ18に所望の電流を流して駆動する。
したがって、速度指令発生器101からの原速度指令信号Vaが発生しなくなったことにより、補正加速度信号αse、低加速度信号αdに基づく積算補正位置信号θasを求め、積算補正位置信号θasに基づく積算補正速度信号VLsに基づいてモータ18を駆動制御する。このため、原位置指令信号θaに一致させた位置にモータ18を停止させるモータ制御装置300を得ることができる。
実施例3.
本発明の他の実施例を第5図によって説明する。第5図は、他の実施例となるモータ制御装置のブロック図で、第5図中、第4図と同一符号は、同一又は相当部分を示し、適宜説明を省略する。
実施例2では、原速度指令信号Vaに基づく原位置指令信号θaに一致させた位置にモータ18を停止させるモータ制御装置300を提供した。
本実施例では、実施例2をさらに発展して第5図に示すように、モータ18を原点位置に復帰した後、実施例1のように速度指令発生器101からの原速度指令信号Vaに基づいてモータ18を駆動し、原速度指令信号Vaがゼロ(オフ)になると、すなわち、モータ18が停止する間際になると、原速度指令信号Vaに基づいてモータ18の一回転内における所望の位置に停止させる停止位置指令信号θr1を求め、停止位置指令信号θr1を速度指令信号Vr1に変換して発生する位置決め指令発生器301と、補正加速度信号αse,低加速度信号αdに基づく補正位置指令信号θa1を求め、補正位置指令信号θa1を補正速度信号VL1に変換して発生する補正位置指令器420とを備え、等価的に停止位置指令信号θr1に補正位置指令信号θa1を加算することによりモータ18を停止位置指令信号θr1の位置に正確に停止させるものである。
位置決め指令発生器301は、原速度指令信号Vaを積分して原位置指令信号θaを発生する積分器303と、原速度指令信号Vaがゼロになった際におけるモータ18の一回転内における停止位置を求めて、その停止位置に基づく停止位置検知信号θtを発生する一回転内位置検出器305と、モータ18の一回転内における所望の回転位置に停止させるための原停止指令信号θo1を発生する停止指令発生器307と、原停止指令信号θo1と停止位置信号θtとの差となる停止位置偏差θetを求める減算器309と、停止位置偏差θetにより所定の停止位置指令信号θr1を発生すると共に、記憶素子としてのRAM(図示せず)を有する停止指令発生手段としての一回転内指令器311と、停止位置指令信号θr1を微分して停止速度指令信号Vr1を発生する微分器313と、原速度指令信号Vaがゼロの時にオンし、原速度指令信号Vaがゼロ以外でオフされるスイッチSpとを備えている。
ここで、原速度指令信号Vaがゼロになったことにより停止位置指令信号θr1を発生するのは、モータ18が停止する間際に速やかに停止位置指令信号θr1を発生するためである。
補正位置指令器420は、入力された補正加速度信号αse,低加速度信号αdを補正速度信号Vrsとして出力する積分器323と、入力された補正速度信号Vrsを補正位置信号θrsとして出力する積分器325と、入力された補正位置信号θrsに基づいてモータ18の一回転内の補正微小位置信号θa1を求めると共に、原速度指令信号Vaがゼロになると、補正微小位置信号θa1を出力する補正位置手段としての一回転内補正器427と、ゲインKaを有するゲイン器329、積分器331を介して得られた帰還微小位置信号θL1と補正微小位置信号θa1との差となる微小位置偏差θe1を求める減算器328と、ゲイン器329の出力となる補正微小速度信号VL1と速度基準信号Voとの差となる補正速度偏差Voeを求める減算器333とを備えている。
上記のように構成されたモータ制御装置の動作を第2図、第5図乃至第7図によって説明する。いま、モータ制御装置400を動作するに当たり、モータ18の原点位置復帰動作をした後、実施例1で説明したように速度指令発生器101から原速度指令信号Vaが発生してモータ18を駆動制御する。
一回転内指令器311は、原速度指令信号VaをRAMに記憶し(ステップS201)、原速度指令信号Vaがゼロか否かを判断する(ステップS203)。これは、原速度指令信号Vaがゼロになったことにより速やかに停止位置指令信号θr1を発生するためである。原速度指令信号Vaがゼロになれば、スイッチSpがオフからオンし、原速度指令信号Vaがゼロになる直前の原速度指令信号VaをRAMから読み出して、モータ18が正転か否かを原速度指令信号Va≧0か否かにより判断し(ステップS205)、Va≧0であれば、すなわち、モータ18が正転であれば、停止位置偏差θet≧0か否かを判断する(ステップS207)。
一回転内指令器311は、θet≧0であれば、停止位置偏差θetをΣ停止位置指令信号θrsとし(ステップS215)、各停止位置指令信号θr1の発生回数Nが、予め定められた規定回数Ncよりも少ないか否か判断し(ステップS219)、規定回数Ncよりも少なければ、Σ停止位置指令信号θrs/Ncとした停止位置指令信号θr1を発生して積分器313に入力する(ステップS221)。これは、Σ停止位置指令信号θrsよりも小さな停止位置指令信号θr1に基づいてモータ18を清らかに加速させるためである。積分器313は、停止速度指令信号Vr1を発生して加算器315を介して積分器103に停止速度指令信号Vr1を入力する。
一回転内指令器311は、発生回数Nを1回加算し(ステップS223)、ステップS219、S221、S223を繰り返して発生回数Nが規定回数Ncを越えると、各停止位置指令信号θr1をゼロとして(ステップS225)終了する。
ステップS207において、停止位置偏差θet≧0でなければ、予め定められたモータ18を一回転させる一回転基準位置信号θfと停止位置偏差θetとの和となるΣ停止位置指令信号θrsを求める(ステップS211)。ここで、一回転基準位置信号θfを加算するのは、モータ18の回転方向を反転させないようにするためである。
なお、ステップS205において、原速度指令信号Va≧0でなければ、すなわち、モータ18の逆転であれば、停止位置偏差θet<0か否かを判断し(ステップS209)、θet<0であれば、停止位置偏差θetをΣ停止位置指令信号θrsとし(ステップS215)、上記ステップS219〜S225を実行する。
また、ステップS209において、位置偏差θet<0でなければ、位置偏差θetから一回転基準位置信号θfを減算したΣ停止位置指令信号θrsを求める(ステップS213)。ここで、一回転基準位置信号θfを減算するのは、モータ18の回転方向を反転させないようにするためである。
一方、モータ18の加速、減速の際に実施例1のように生じた補正加速度信号αse,低加速度信号αaを積分器323に入力し、積分器323は補正速度信号Vrsを発生して積分器325に入力する。積分器325は補正位置信号θrsを発生して一回転内補正器427に入力する。一回転内補正器427は、補正加速度信号αse,低加速度信号αdに基づいて、モータ18の一回転位置に換算した原補正微小位置信号θs1を作成する(ステップS301)。
一回転内補正器427は、第2図に示すように減速時において、モータ18に流れる減速電流Ibが予め定められた電流In以下か否か判断し、Ib≦Inであれば、補正加速度信号αseがゼロになったか否かを判断する(ステップS303)。ここで、Ib≦Inを判断するのは、モータ18の停止間際に補正微小位置信号θa1を発生するためである。さらに、補正加速度信号αseがゼロでなければ、原補正微小位置信号θs1が確定しないからである。
一回転内補正器327は、ステップS303の要件を満たせば、モータ18が正転か否かを原速度指令信号Va≧0か否かにより判断し(ステップS307)、原速度指令信号Va≧0であれば、すなわち、モータ18が正転ならば、原補正微小位置信号θs1≧0を判断する(ステップS309)。θs1≧0であれば、原補正微小位置信号θs1と等しい補正微小位置信号θa1を発生し(ステップS311)、減算器328は、ゲイン器329、積分器331を介して得られた帰還位置信号θL1と補正微小位置信号θa1との差となる微小偏差位置θe1を求め、ゲイン器329が補正微小速度信号VL1を発生する(ステップS313)。
一方、ステップS309において、原補正微小位置信号θs1≧0でなければ、原補正微小位置信号θs1に一回転基準位置信号θfを加算した補正微小位置信号θa1を発生する。
また、ステップS307において、原速度指令信号Va≧0でなければ、原補正微小位置信号θs1<0を判断し(ステップS315)、θs1<0であれば、原補正微小位置信号θs1と等しい補正微小位置信号θa1を発生する。(ステップS317)。なお、ステップS315において、θs1<0でなければ、原補正微小位置信号θs1に一回転基準位置信号θfを加算した補正微小位置信号θa1を発生する(ステップS319)。
そして、停止速度指令信号Vr1が微分器103、減算器104を介して積分器105から基準速度指令信号Voを発生し、加算器333は、基準速度指令信号Voと補正微小速度信号VL1との和となる停止速度指令信号Voeを求めて積分器107に入力する。積分器107から位置指令信号θrを発生してモータ18を駆動制御する。上記実施例1のようにモータ18に所望の電流を流して駆動する。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明に係るモータの制御装置は、NC装置の主軸モータの用途に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例によるモータ制御装置を示すブロック図である。
第2図は、第1に示すモータ制御装置により駆動されるモータの速度対時間曲線図である。
第3図は、第1図に示す補正加速度器の動作を示すフローチャートである。
第4図は、本発明の他の実施例によるモータ制御装置を示すブロック図である。
第5図は、本発明の他の実施例によるモータ制御装置を示すブロック図である。
第6図は、第5図に示す一回転内指令器の動作を示すフローチャートである。
第7図は、第5図に示す一回転内補正器の動作を示すフローチャートである。
第8図は、従来のモータ制御装置を示すブロック図である。

Claims (8)

  1. 被制御対象を駆動するモータの回転位置を位置検出信号として検出する位置検出手段と、前記モータの回転位置を指令する位置指令信号と前記位置検出信号との差となる位置偏差に基づいて前記モータを位置ループにより制御する制御手段とを備えたモータの制御装置であって、
    前記モータを加速又は減速させる原加速度指令信号を発生する加速度発生手段と、
    前記モータの電流指令信号が予め定められた値に達すると、前記電流指令信号を制限すると共に、制限信号をオフからオンする電流制限手段と、
    前記モータの制御装置、前記モータ、前記被制御対象の特性を含む等価な位置制御系のモデルを有すると共に、前記位置指令信号を前記モデルに入力することにより前記モータの回転位置をモデル位置信号として求めるモデル手段と、
    前記制限信号のオンにより前記モデル位置信号と前記位置検出信号との差となる補正位置偏差に基づいて第1の補正加速度信号を発生する補正加速度手段と、
    前記原加速度指令信号と前記第1の補正加速度信号との差となる加速度偏差に基づいて前記位置指令信号を発生する位置指令発生手段と、
    を備えたことを特徴とするモータの制御装置。
  2. 前記第1の補正加速度信号の代りに、
    前記制限信号がオンからオフになることにより前記第1の補正加速度信号よりも低い第2の補正加速度信号を発生する加速度減少手段を、
    備えたことを特徴とする請求の範囲1に記載のモータの制御装置。
  3. 前記加速度減少手段は、前記モータを回転させる原速度指令信号を発生する速度指令発生手段と、
    前記加速度偏差に基づいて基準速度指令信号を発生する基準速度指令発生手段と、
    前記原速度指令信号と前記基準速度指令信号との差となる基準速度偏差を求める第2の減算手段と、
    前記基準速度偏差に基づいて前記第2の補正加速度信号を発生する変換手段と、
    を備えたことを特徴とする請求の範囲2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記モータが加速中の場合、前記第1の補正加速度信号αse<0を満たすことにより、前記第1の補正加速度信号をゼロにすると共に、前記モータが減速中の場合、前記第1の補正加速度信号αse>0を満たすことにより、前記第1の補正加速度信号をゼロにする第1の補正手段と、
    を備えたことを特徴する請求の範囲1又は2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記モータが加速中の場合、前記第1の補正加速度信号αse、前記原加速度信号αaとすると、αse≧αaを満たすことにより、前記第1の補正加速度信号を前記原加速度信号以下にすると共に、前記モータが減速中の場合、αse<αaを満たすことにより、前記第1の補正加速度信号を前記原加速度信号以下にする第2の補正手段と、
    を備えたことを特徴する請求の範囲1又は2に記載のモータ制御装置。
  6. 前記モータを回転させる原速度指令信号を発生する速度指令発生手段と、
    前記第1及び第2の補正加速度信号に基づいて位置補正値の積算値となると共に、前記モータを駆動する積算位置補正信号を求める補正積算手段と、
    前記原速度指令信号がオフすることにより前記積算補正位置補正信号を発生する積算指令発生手段と、
    を備えたことを特徴とする請求の範囲2に記載のモータ制御装置。
  7. 前記モータを回転させる原速度指令信号を発生する速度指令発生手段と、
    前記原速度指令信号がオフすると、前記モータを所定の回転位置に停止させる停止位置指令信号を発生する停止指令発生手段と、
    前記第1及び第2の補正加速度信号に基づいて前記モータの補正位置信号を求める補正位置手段と、
    前記停止位置指令信号と前記補正位置信号との和となると共に、前記モータを駆動して所定の位置に停止させる補正停止信号を求める加算手段と、
    を備えたことを特徴とする請求の範囲2に記載のモータの制御装置。
  8. 前記補正位置偏差値が予め定められた値に達すると、警報を発する警報手段を、
    備えたことを特徴とする請求の範囲1又は2に記載のモータ制御装置。
JP2003582889A 2002-04-05 2002-04-05 モータの制御装置 Expired - Lifetime JP4075803B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2002/003435 WO2003085816A1 (fr) 2002-04-05 2002-04-05 Dispositif de commande de moteur

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2003085816A1 JPWO2003085816A1 (ja) 2005-08-18
JP4075803B2 true JP4075803B2 (ja) 2008-04-16

Family

ID=28694853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003582889A Expired - Lifetime JP4075803B2 (ja) 2002-04-05 2002-04-05 モータの制御装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7068002B2 (ja)
JP (1) JP4075803B2 (ja)
KR (1) KR100661106B1 (ja)
DE (1) DE10297481B4 (ja)
GB (1) GB2401441B (ja)
TW (1) TW561684B (ja)
WO (1) WO2003085816A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100461612C (zh) * 2004-06-11 2009-02-11 三菱电机株式会社 电动机的控制装置及其控制方法
JP4335123B2 (ja) * 2004-11-26 2009-09-30 ファナック株式会社 制御装置
WO2007046257A1 (ja) * 2005-10-18 2007-04-26 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki モータ制御装置及び方法及びプログラム記憶媒体
FR2896354B1 (fr) 2006-01-19 2011-07-15 Valeo Embrayages Dispositif de commande adaptative d'un actionneur, en particulier d'embrayage ou de boite de vitesses
DE112006003736B4 (de) * 2006-02-08 2020-07-23 Mitsubishi Electric Corp. Motorsteuereinheit und Motorsteuerverfahren
JP2007272720A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fanuc Ltd 電動機制御装置
JP5367623B2 (ja) * 2010-03-15 2013-12-11 オムロン株式会社 サーボシステム、サーボモータ駆動装置、セーフティユニットおよびサーボシステムの制御方法
JP5120435B2 (ja) 2010-09-30 2013-01-16 ブラザー工業株式会社 モータ制御装置
KR101749515B1 (ko) * 2010-10-27 2017-06-21 삼성전자 주식회사 모터 속도 제어 장치 및 그 방법
JP2013192414A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Omron Corp 駆動制御装置
WO2014112178A1 (ja) * 2013-01-16 2014-07-24 三菱電機株式会社 モータ制御装置
TWI506943B (zh) * 2013-12-05 2015-11-01 Rdc Semiconductor Co Ltd 運用於時變信號的信號處理裝置
EP3562027B1 (en) * 2016-12-22 2024-02-21 Nidec Corporation Multi-motor system
CN206835028U (zh) * 2017-05-25 2018-01-02 嘉兴礼海电气科技有限公司 一种防碰撞的电动升降桌控制器
KR102599388B1 (ko) * 2017-09-01 2023-11-09 현대자동차주식회사 피드백 제어방법 및 시스템
JP6999456B2 (ja) * 2018-03-15 2022-01-18 オークマ株式会社 位置制御システム
JP6748140B2 (ja) * 2018-04-06 2020-08-26 ファナック株式会社 工作機械の制御装置
CN112769369B (zh) * 2020-12-04 2022-07-15 嘉兴丹那赫电子科技有限公司 一种加速度修正方法、装置及计算机可读存储介质

Family Cites Families (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4714988A (en) * 1982-03-26 1987-12-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Feedforward feedback control having predictive disturbance compensation
US4623971A (en) * 1983-06-30 1986-11-18 Cincinnati Milacron Inc. Machine control with motor velocity constraint
US4603284A (en) * 1984-06-05 1986-07-29 Unimation, Inc. Control system for manipulator apparatus with resolved compliant motion control
DD251011A1 (de) * 1986-07-14 1987-10-28 Univ Dresden Tech Adaptive regeleinrichtung mit fest eingestelltem bezugsmodell bei wirksamer begrenzung im grundregelkreis
US4829219A (en) * 1986-11-20 1989-05-09 Unimation Inc. Multiaxis robot having improved motion control through variable acceleration/deceleration profiling
US5157597A (en) * 1988-12-23 1992-10-20 Fanuc Ltd. Method of detecting oscillation of a servo system and automatically adjusting speed loop gain thereof
US4988935A (en) * 1989-05-24 1991-01-29 Universal Instruments Corporation Advanced digital motion control
JPH0382385A (ja) 1989-08-22 1991-04-08 Fanuc Ltd サーボモータ制御装置
JP2637578B2 (ja) * 1989-11-08 1997-08-06 オークマ株式会社 工作機械の位置制御装置
JPH03180909A (ja) * 1989-12-11 1991-08-06 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
JPH03290706A (ja) * 1990-04-09 1991-12-20 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
US5406474A (en) * 1990-07-16 1995-04-11 The Foxboro Company Self-tuning controller
US5587896A (en) * 1990-07-16 1996-12-24 The Foxboro Company Self-tuning controller
US5394322A (en) * 1990-07-16 1995-02-28 The Foxboro Company Self-tuning controller that extracts process model characteristics
JP2745850B2 (ja) * 1991-03-29 1998-04-28 三菱電機株式会社 数値制御装置、数値制御システム、制御パラメータの自動調整方法、特徴量判定基準変更方法および複数の調整条件総合判定方法
JP2954378B2 (ja) * 1991-04-25 1999-09-27 三菱電機株式会社 電動機サーボ系の制御装置
JP2820820B2 (ja) * 1991-11-12 1998-11-05 ファナック株式会社 サーボモータの制御装置
US5369345A (en) * 1992-03-31 1994-11-29 Seagate Technology, Inc. Method and apparatus for adaptive control
US5371450A (en) * 1992-08-10 1994-12-06 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Control unit capable of smoothly carrying out a switching operation between position and pressure feedback control systems
US5223778A (en) * 1992-09-16 1993-06-29 Allen-Bradley Company, Inc. Automatic tuning apparatus for PID controllers
US5475291A (en) * 1992-12-10 1995-12-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Adjustment device for adjusting control parameters of a servo motor and an adjustment method therefor
JP2871993B2 (ja) * 1993-03-31 1999-03-17 日本電気株式会社 サーボモータの位置制御装置
US5594307A (en) * 1994-02-10 1997-01-14 Nissan Motor Co., Ltd. Current servo amplification/control apparatus and method for reversible DC motor
JPH086603A (ja) * 1994-04-18 1996-01-12 Canon Inc サーボ系の調整方法及びそのサーボ制御装置
US5495158A (en) * 1994-09-30 1996-02-27 Allen-Bradley Company, Inc. Apparatus and method used with AC motors for controlling motor operation
JPH08147038A (ja) 1994-11-21 1996-06-07 Tsubakimoto Chain Co モータの駆動制御装置
JP3681431B2 (ja) * 1995-02-21 2005-08-10 ファナック株式会社 直交座標系上で柔らかさが調節可能なサーボ系
US5684375A (en) * 1995-06-20 1997-11-04 Allen-Bradley Company, Inc. Method and apparatus for tuning a motion control system
US5684374A (en) * 1995-07-27 1997-11-04 Allen-Bradley Company, Inc. Method and apparatus for tuning a motion control system having an external velocity loop
JP3189865B2 (ja) * 1995-08-18 2001-07-16 株式会社安川電機 機械振動検出装置および制振制御装置
EP1418026A1 (en) * 1995-09-11 2004-05-12 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Control apparatus for robot
JPH09117177A (ja) 1995-10-19 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転速度制御装置
JP3509413B2 (ja) * 1995-10-30 2004-03-22 株式会社デンソー モータ制御装置
DE19602454C2 (de) * 1996-01-24 2001-04-12 Agie Sa Verfahren und Fuzzy-Regler zum Abstimmen der Reglerparameter eines Reglers
JPH1023777A (ja) 1996-07-03 1998-01-23 Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd 非線形要素を持つアクチュエータの制御装置
JP3277454B2 (ja) 1997-03-19 2002-04-22 株式会社豊田中央研究所 検出位置補正装置及び回転速度検出装置
US6477433B1 (en) * 1998-06-04 2002-11-05 Honeywell International Inc. Control of velocity limited systems
US6144181A (en) * 1998-09-21 2000-11-07 Rockwell Technologies, Llc Method and apparatus for reducing resonance in a dual inertia system
EP1847892A3 (en) * 1998-09-28 2007-10-31 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Position controller
US6308106B1 (en) * 1998-11-30 2001-10-23 Mts Systems Corporation Feed-forward controller with delayed command input
US6470225B1 (en) * 1999-04-16 2002-10-22 Siemens Energy & Automation, Inc. Method and apparatus for automatically tuning feedforward parameters
US6961628B2 (en) * 1999-04-16 2005-11-01 Siemens Energy & Automation, Inc. Method and apparatus for tuning compensation parameters
SG84531A1 (en) * 1999-05-20 2001-11-20 Univ Singapore Disturbance attenuation in a precision servomechanism by a frequency-separated acceleration soft sensor
JP4697500B2 (ja) * 1999-08-09 2011-06-08 ソニー株式会社 送信装置および送信方法、受信装置および受信方法、並びに記録媒体
US6198246B1 (en) * 1999-08-19 2001-03-06 Siemens Energy & Automation, Inc. Method and apparatus for tuning control system parameters
EP1226472B1 (de) * 1999-09-24 2004-05-06 Dr. Johannes Heidenhain GmbH Verfahren zur ermittlung von zeitkonstanten eines referenzmodelles in einer kaskadierten regelungsanordnung
JP3473834B2 (ja) * 1999-11-29 2003-12-08 株式会社安川電機 ロボットの制御装置
JP2001175303A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Toshiba Mach Co Ltd 速度フィードバック制御系の速度ループゲインを自動調整する方法
SG106039A1 (en) * 2000-01-11 2004-09-30 Univ Singapore Robust triple-mode compensator for hard disk drives with dynamic friction
EP1198059A3 (en) * 2000-10-11 2004-03-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for position-sensorless motor control
US6751043B2 (en) * 2000-12-15 2004-06-15 Texas Instruments Incorporated Digital servo control system for a hard disc drive using a voice coil motor in voltage mode
US6936990B2 (en) * 2002-03-29 2005-08-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for controlling electric motor and apparatus for controlling the same
JP3678276B2 (ja) * 2002-08-22 2005-08-03 株式会社安川電機 フルクローズド制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE10297481T5 (de) 2005-05-19
US20050162111A1 (en) 2005-07-28
DE10297481B4 (de) 2014-01-09
GB2401441B (en) 2005-08-10
TW561684B (en) 2003-11-11
KR20040091153A (ko) 2004-10-27
KR100661106B1 (ko) 2006-12-26
GB0418978D0 (en) 2004-09-29
US7068002B2 (en) 2006-06-27
GB2401441A (en) 2004-11-10
JPWO2003085816A1 (ja) 2005-08-18
WO2003085816A1 (fr) 2003-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4075803B2 (ja) モータの制御装置
US6204622B1 (en) Position controller
WO2007046257A1 (ja) モータ制御装置及び方法及びプログラム記憶媒体
JPH0969013A (ja) サーボモータを用いたサーボ系の制御モード切り換え方法
JPS5858689B2 (ja) 位置決め方式
JP3508677B2 (ja) ロボット制御装置
JP2937007B2 (ja) オートチューニングコントローラ
JPH08249073A (ja) 移動体の速度制御方法およびその制御装置
JP4671171B2 (ja) モータ制御装置
CN115425892B (zh) 一种电机的转动惯量辨识方法及采用该方法的装置
JPH0792702B2 (ja) 制御装置
JPH0595695A (ja) 数値制御装置
JPH08132369A (ja) ロボット制御装置
JPH077284B2 (ja) ロボットの制御装置
JP3269198B2 (ja) 位置制御装置
JPH08297512A (ja) スライディングモード制御による位置決め制御方法
JPH07175521A (ja) サーボモータの制御装置
JPH11119804A (ja) サーボモータの駆動制御装置
JPH04360777A (ja) マスタ・スレーブマニピュレータの制御方法
JPH0553631A (ja) ロボツト制御装置
JP2006197778A (ja) モータ制御装置および制御方法
JPH08106326A (ja) 移動体の速度制御方法およびその制御装置
JP2003259675A (ja) サーボ制御装置
JPH09225870A (ja) ロボット制御装置
JPH09198144A (ja) 移動体の速度制御方法およびその制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080121

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4075803

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term