JPH09173910A - シャワー状注出キャップ - Google Patents

シャワー状注出キャップ

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JPH09173910A
JPH09173910A JP7335502A JP33550295A JPH09173910A JP H09173910 A JPH09173910 A JP H09173910A JP 7335502 A JP7335502 A JP 7335502A JP 33550295 A JP33550295 A JP 33550295A JP H09173910 A JPH09173910 A JP H09173910A
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pouring
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Hiroaki Hayashi
浩昭 林
Tetsuya Honda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な加工方法で、内容液の噴出角度を自由
に設定でき、かつ、加工精度が高いシャワー状注出キャ
ップを得る。 【解決手段】 シャワー状注出キャップは、液体注出孔
12が設けられた本体キャップ10と、液体注出孔12
に挿嵌されるノズルチップ30とからなり、液体注出孔
12の内周面及びノズルチップの外周面の少なくとも一
方に1以上の切欠き14が設けられる。ノズルチップ3
0は、本体キャップ10の液体注出孔12に挿嵌され、
ノズルチップ30の外周面と切欠き14とによって形成
されるスリットを内容液の液体噴出孔40とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容液をシャワー
状に吹きかけるためのシャワー状注出キャップに関し、
特に、本体キャップ部とノズルチップの2部品で構成す
ることにより、内容液の噴出角度を自由に設定すること
ができるシャワー状注出キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】シャワー状注出キャップ、即ち、バスル
ームクリーナー等の洗剤容器のキャップは、内容液をシ
ャワー状にし、対象物に内容液を振り掛けるために使用
される。このシャワー状注出キャップには、広い範囲に
内容液のシャワーをかけることができ、なるべく多くの
細い孔から内容液を注出させて、ソフトなシャワーとす
ることができる構成を有することが要求されている。
【0003】従来のシャワー状注出キャップを図6に示
す。このシャワー状注出キャップは、実開平2−561
60号に開示されたものであって、容器50の口部52
に嵌合する中空筒部54と、口部閉塞壁部56とから構
成されている。この口部閉塞壁部56には、更に液体噴
出孔58が形成されており、液体噴出孔58は、口部閉
塞壁部56の表面60と、裏面62とに互いに偏心させ
た位置に形成した開口64、66と、この両開口64、
66の周縁を結んだ包絡傾斜面68とから構成されてい
る。
【0004】このシャワー状注出キャップによれば、内
容液を放射状に拡散したシャワー状態にして噴出させる
ことができ、内容液の振り掛け面積を大きくすることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シャワー状注出キャップにおいては、キャップ自体に内
容液を噴出させるための液体噴出孔が形成される構成で
あるため、これを製造するための金型の強度上の問題及
び成形時におけるバリ及びウエルドラインの発生等から
注出孔を細くかつ小さくするには限界があり、また、バ
リ及びウエルドラインが発生すると、内容液を所定の方
向に噴出させることができないという問題がある。
【0006】すなわち、図7(a)及び図7(b)に示
されるような大きな液体噴出孔であれば、金型の強度に
も問題がなく、バリの発生等も少ない。ところが、図7
(c)に示されるような斜めの細い液体噴出孔を形成す
るの場合は、金型にもこれに対応して斜めのピンを設け
る必要がある。斜めのピンは強度に問題があり、キャッ
プの製造時に折れたり、曲がったりし易く、その上バリ
も発生し易い。
【0007】そこで、本発明の目的は、簡単な加工方法
で、内容液の噴出角度を自由に設定でき、かつ、加工精
度が高いシャワー状注出キャップを提供することにあ
る。
【0008】また、本発明の目的は、細い孔から内容液
を噴出させて、広い範囲にソフトなシャワーをかけるこ
とができるシャワー状注出キャップを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明においては、液体注出孔が設けられた本体キ
ャップと、液体注出孔に挿嵌されるノズルチップとから
なり、液体注出孔の内周面及びノズルチップの外周面の
少なくとも一方に1以上の切欠きを設けて内容液を噴出
可能に構成することを特徴とするシャワー状注出キャッ
プを提供する。
【0010】本発明においては、また、多角形状の液体
注出孔が設けられた本体キャップと、液体注出孔に挿嵌
される断面多角形状のノズルチップとからなり、液体注
出孔の内周面及びノズルチップの外周面の少なくとも一
方に放射状に延在する切欠きを設けて内容液を噴出可能
に構成することを特徴とするシャワー状注出キャップを
提供する。
【0011】前記シャワー状注出キャップにおいては、
本体キャップの液体注出孔の内周面及びノズルチップの
外周面の少なくとも一方に、液体注出孔及び/又はノズ
ルチップの径が下方に向かって小となる傾斜面を設ける
と共に、切欠きに液体注出孔及び/又はノズルチップの
中心軸に対して所定の角度傾斜した傾斜部を設け、本体
キャップの液体注出孔に前記ノズルチップを挿嵌し、傾
斜部を有する切欠きと、切欠きと対向する傾斜面とによ
って形成されるスリットを内容液噴出孔とする構成とす
ることができ、これにより、内容液の噴出角度を自由に
設定することができる。また、この場合において、スリ
ットを構成する切欠きの傾斜部と、本体キャップ及び/
又はノズルチップの傾斜面とを、互いに等しい傾斜角度
を有するように構成することができ、更に、本体キャッ
プの内周面及びノズルチップの外周面に互いに等しい傾
斜角度を有する傾斜面を設けることもできる。
【0012】前記ノズルチップには、その中央部に中央
液体噴出孔を設けることができ、内容液が広範囲に広が
るように噴出するだけでなく、本体キャップに対して垂
直に噴出させることができる。
【0013】更に、前記液体注出孔に対しヒンジ作用に
より開閉可能な上蓋キャップを本体キャップの一部に一
体的に設けることができ、いわゆるヒンジキャップを構
成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1から図3には、第
1のシャワー状注出キャップが示されている。
【0015】図1(a)は、最終組立前のシャワー状注
出キャップの平面図、図1(b)は、その縦断面図であ
る。
【0016】このシャワー状注出キャップは、本体キャ
ップ10と、本体キャップ10に取り付けられるノズル
チップ30と、本体キャップ10に一体的に設けられる
上蓋キャップ20とから構成される。
【0017】本体キャップ10は、洗剤等の内容液が入
れられたボトル(図示せず)の先端に直接取り付けられ
るものであって、内周面13に4つの切欠き14が設け
られた液体注出孔12と、ボトルにねじ止めするための
雌ねじ部18とを備えている。
【0018】ノズルチップ30には、その中央を貫通し
て設けられた中央液体噴出孔32が設けられると共に、
本体キャップ10の液体注出孔12に挿嵌された場合に
液体注出孔12の内周面13と対向する面に、ノズルチ
ップ30の径が上方に向かって末広がりとなる傾斜面3
4が設けられている。なお、本体キャップ10の液体注
出孔12の内周面及び切欠き14の内周面にも、ノズル
チップ30の傾斜面34に合わせて、それぞれ傾斜面1
6及び傾斜部17が設けられている。
【0019】また、上蓋キャップ20は、折曲ヒンジ2
4、24及びばねヒンジ22を介して本体キャップ10
に一体的に設けられており、その内側の面には、本体キ
ャップ10の液体注出孔12をシールするためのリブ2
6が設けられている。
【0020】本発明のシャワー状注出キャップは、図1
(a)及び(b)に示されるように、本体キャップ10
とノズルチップ30とを別々に成形し、ノズルチップ3
0を本体キャップ10の液体注出孔12内に挿嵌するこ
とによって最終的なシャワー状注出キャップが完成され
る(図1(a)及び(b)中の実線矢印参照)。
【0021】ノズルチップ30が本体キャップ10の液
体注出孔12内に挿嵌された状態を示すのが図2であ
る。なお、図2(a)はシャワー状注出キャップの平面
図、図2(b)は上蓋キャップ20を開いた状態での縦
断面図、図2(c)は上蓋キャップ20を閉じた状態で
の縦断面図である。
【0022】本体キャップ10の液体注出孔12には、
切欠き14が設けられているため、ノズルチップ30が
挿嵌された場合は、ノズルチップ30の外周面と切欠き
14とによって細いスリットができる。このスリット
は、内容液をシャワー状に噴出させるための液体噴出孔
40となる。
【0023】このように、本体キャップ10とノズルチ
ップ30とを別体で構成したため、細い液体噴出孔40
を極めて容易に成形することが可能となる。すなわち、
細い液体噴出孔40を形成するための金型を特別に用意
する必要がなく、細い液体噴出孔を金型で成形するとい
う、最もバリ等が発生し易い工程を省略することが可能
となる。
【0024】図3に、図2(a)の線III−IIIについて
の断面図を示す。図3によれば、ノズルチップ30が、
本体キャップ10の上方から液体注出孔12に挿入さ
れ、ノズルチップ30の下端部に設けられたアンダーカ
ット36が、液体注出孔12の下端部に係止されて、ノ
ズルチップ30が固定されていることが理解できる。そ
のため、ノズルチップ30は、液体注出孔12から抜け
落ちることはない。
【0025】また、前述したように、ノズルチップ30
には、上に末広がりとなる傾斜面34が設けられてお
り、また、液体注出孔12の内周面及び切欠き14にも
ノズルチップ30の傾斜面34と同様の傾斜面16及び
傾斜部17が設けられている。したがって、ノズルチッ
プ30の外周面と切欠き14とによって形成される液体
噴出孔40は、本体キャップ10の頂面に向かって放射
状に延在することになり、内容液を噴出させる方向を規
制しながら、広範囲に内容液のシャワーを振り掛けるこ
とができる。なお、図1から図3に示されるシャワー状
注出キャップにおいて、傾斜面34、16及び傾斜部1
7は互いに平行となるよう成形、即ち、同様の傾斜角度
を有するように成形されている。
【0026】ノズルチップ30の傾斜面34及び本体キ
ャップ10の液体注出孔12の一部に設けられた切欠き
14の傾斜部17は、内容液のシャワー角度を規定する
役割がある。すなわち、キャップ本体10及びノズルチ
ップ30の中心軸方向に対して傾斜面34及び傾斜部1
7をより傾斜させる程、内容液のシャワー角度が大きく
なる。したがって、傾斜面34及び傾斜部17の傾斜角
に応じて、自由にシャワー角度を変化させることができ
る。特に、本発明のシャワー状注出キャップの場合は、
本体キャップ10とノズルチップ30の2つの部材から
構成され、液体噴出孔40は、ノズルチップ30を本体
キャップ10の液体注出孔12に挿嵌することによって
形成されるものであるため、傾斜面34及び傾斜部17
の成形は容易であり、また、小さく細い孔を成形する場
合と異なり、金型も非常に容易に製造することができ
る。なお、本体キャップ10の液体注出孔12の内周面
にも傾斜面16を設けたのは、ノズルチップ30を液体
注出孔12に挿嵌し易くするためであり、両者の傾斜角
度を同じにすることにより、本体キャップ10の液体注
出孔12の内周面とノズルチップ30の外周面との接触
面積が増大し、内容液の密封性が向上する。
【0027】図1から図3には、ノズルチップ30と液
体注出孔12の一部に設けられた切欠き14との両者に
傾斜面34及び傾斜部17を設けた構成が示されている
が、図7(a)に示されるように、少なくとも、切欠き
14に傾斜部17が設けられていれば、内容液を広範囲
に噴出させるという目的は達成できる。また、ノズルチ
ップ30及び液体注出孔12の一部に設けられた切欠き
14との両者に傾斜面を設けた場合で両者が互いに平行
でなくても、内容液を広範囲に噴出させることができ
る。したがって、ノズルチップ30の外周面と本体キャ
ップ10の液体注出孔12の内周面に設けられる傾斜面
の構成や、切欠き14の傾斜部17の構成は、内容液の
噴出角度等に応じて自由に設定することができる事項で
ある。
【0028】前述した構成からなるシャワー状注出キャ
ップは、洗剤等の内容液が入れられたプラスチック製の
ボトルの先端にねじ止めされる。そして、上蓋キャップ
20を開き、例えば、ボトルを押圧し、液体噴出孔40
及び中央液体噴出孔32からシャワー状に噴出させる。
このように、本発明のシャワー状注出キャップは、ボト
ルに取り付けられ、内容液をシャワー状に噴出させるた
めに使用する。
【0029】なお、前述した第1のシャワー状ノズルキ
ャップにおいては、切欠き14を本体キャップ10の液
体注出孔12に設ける構成としたが、ノズルチップ30
に設ける構成又は両者に設ける構成とした場合であって
も、前述したものと同様の作用及び効果を得ることがで
きる。ただし、ノズルチップ30か液体注出孔12の一
方に切欠きを設ける構成とする場合は、ノズルチップ3
0の液体注出孔12への位置決めが不要となるという利
点がある。
【0030】更に、図1から図3に示されたシャワー状
注出キャップに設けられた液体噴出孔40は4個となっ
ているが、これには限定されず、切欠き14の数を変更
することにより、任意の数の液体噴出孔を設けることが
できる。
【0031】次に、第2のシャワー状注出キャップを図
4及び図5に示す。なお、図4及び図5において、前述
の第1のシャワー状注出キャップと同一の構成について
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0032】第2のシャワー状注出キャップは、図1か
ら図3に示された第1のシャワー状注出キャップとノズ
ルチップ30の構成が異なっている。図4には、ノズル
チップ30の構成が示されており、図4(a)は平面
図、図4(b)は正面図、図4(c)は底面図、図4
(d)は側面図を示している。このノズルチップ30は
断面長方形状の形状を有しており、その周囲には傾斜面
34が設けられ(図4(d))、傾斜面34には、ノズ
ルチップ30の下方に取った仮想的な点から放射状に延
在する10個の切欠き38が設けられている(図4
(b))。切欠き38には、前述したシャワー状注出キ
ャップと同様に、傾斜部39が設けられている。更に、
ノズルチップ30自体を本体キャップ10に固定するた
めのアンダーカット36が、その下端部に設けられてい
る。
【0033】前記ノズルチップ30を本体キャップ10
の液体注出孔12に挿嵌した状態を図5に示す。図5
(a)は平面図、図5(b)は図5(a)の線X−Xに
ついての断面図、図5(c)は図5(a)の線Y−Yに
ついての断面図である。
【0034】ノズルチップ30を本体キャップ10の液
体注出孔12に挿入すると、アンダーカット36が液体
注出孔12の下端部に係止され、ノズルチップ30が本
体キャップ10に固定される。また、ノズルチップ30
に設けられた切欠き38は、本体キャップ10の液体注
出孔12の内周面と共に液体噴出孔40を形成し、洗剤
等の内容液をシャワー状に噴出させることができるよう
にする。
【0035】なお、本体キャップ10の液体噴出孔12
の内周に、ノズルチップ30の傾斜面34と同様の傾斜
面16を設けることが望ましいことは、前述の第1のシ
ャワー状注出キャップの説明からも明らかである(図5
(c)参照)。
【0036】また、図4及び図5に示されたシャワー状
注出キャップに設けられた液体噴出孔40は10個とな
っているが、これには限定されず、任意の数の液体噴出
孔を設けることができる。更に、ノズルチップ30の形
状を断面長方形状としたが、断面三角形状としても良
く、何れにせよ、多角形状の断面であれば、放射状に延
在する切欠き38をノズルチップ30の外周面に形成す
ることができる。
【0037】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明の精神を逸脱しない範囲内において、種々
の改良及び変更をなし得ることはもちろんである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シャワー状注出キャップを本体キャップとノズルチップ
の2つの部材から構成し、本体キャップとノズルチップ
のスリットから内容液を噴出させる構成にしたため、簡
単な加工方法で、内容液の噴出角度を自由に設定でき、
かつ、加工精度が高いシャワー状注出キャップを得るこ
とができる。
【0039】また、細い孔の液体噴出孔を成形すること
ができ、広い範囲にソフトなシャワーをかけることがで
きるシャワー状注出キャップを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャワー状注出キャップの第1の例を
示し、図1(a)は平面図、図1(b)は縦断面図であ
る。
【図2】本発明のシャワー状注出キャップの第1の例を
示し、図2(a)は平面図、図2(b)及び図2(c)
は、縦断面図である。
【図3】図2(a)の線III−IIIについての断面図であ
る。
【図4】本発明のシャワー状注出キャップの第2の例を
示し、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4
(c)は底面図、図4(d)は側面図である。
【図5】本発明のシャワー状注出キャップの第2の例を
示し、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)の
線X−Xについての断面図、図5(c)は図5(a)の
線Y−Yについての断面図である。
【図6】従来のシャワー状注出キャップを示す断面図で
ある。
【図7】図7(a)〜図7(c)は、従来のシャワー状
注出キャップにおける液体噴出孔とこれを成形する金型
との関係を示す断面図である。
【符号の説明】
10 本体キャップ 12 液体注出孔 14 切欠き 16 傾斜面 17 傾斜部 18 雌ねじ部 20 上蓋キャップ 22 ばねヒンジ 24 折曲ヒンジ 26 リブ 30 ノズルチップ 32 中央液体噴出孔 34 傾斜面 36 アンダーカット 38 切欠き 39 傾斜部 40 液体噴出孔 50 容器 52 口部 54 中空筒部 56 口部閉塞壁部 58 液体噴出孔 60 表面 62 裏面 64、66 開口 68 包絡傾斜面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体注出孔が設けられた本体キャップ
    と、 前記液体注出孔に挿嵌されるノズルチップとからなり、 前記液体注出孔の内周面及び前記ノズルチップの外周面
    の少なくとも一方に1以上の切欠きを設けて内容液を噴
    出可能に構成することを特徴とするシャワー状注出キャ
    ップ。
  2. 【請求項2】 多角形状の液体注出孔が設けられた本体
    キャップと、 前記液体注出孔に挿嵌される断面多角形状のノズルチッ
    プとからなり、 前記液体注出孔の内周面及び前記ノズルチップの外周面
    の少なくとも一方に放射状に延在する切欠きを設けて内
    容液を噴出可能に構成することを特徴とするシャワー状
    注出キャップ。
  3. 【請求項3】 前記本体キャップの液体注出孔の内周面
    及び前記ノズルチップの外周面の少なくとも一方に、前
    記液体注出孔及び/又は前記ノズルチップの径が下方に
    向かって小となる傾斜面を設け、 前記切欠きに、前記液体注出孔及び/又は前記ノズルチ
    ップの中心軸に対して所定の角度傾斜した傾斜部を設
    け、 前記本体キャップの前記液体注出孔に前記ノズルチップ
    を挿嵌し、前記傾斜部を有する切欠きと、前記切欠きと
    対向する前記傾斜面とによって形成されるスリットを内
    容液噴出孔とする請求項1又は2記載のシャワー状注出
    キャップ。
  4. 【請求項4】 前記スリットを構成する前記切欠きの傾
    斜部と、前記本体キャップ及び/又は前記ノズルチップ
    の傾斜面とは、互いに等しい傾斜角度を有する請求項3
    記載のシャワー状注出キャップ。
  5. 【請求項5】 前記本体キャップの内周面及び前記ノズ
    ルチップの外周面に互いに等しい傾斜角度を有する前記
    傾斜面を設ける請求項3記載のシャワー状注出キャッ
    プ。
  6. 【請求項6】 前記ノズルチップの中央部に中央液体噴
    出孔を設ける請求項1又は2記載のシャワー状注出キャ
    ップ。
  7. 【請求項7】 前記液体注出孔に対しヒンジ作用により
    開閉可能な上蓋キャップを前記本体キャップの一部に一
    体的に設ける請求項1又は2記載のシャワー状注出キャ
    ップ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002059957A (ja) * 2000-08-18 2002-02-26 Yoshino Kogyosho Co Ltd シャワー噴出容器
FR2915470A1 (fr) * 2007-04-24 2008-10-31 Rexam Dispensing Systems Sas Bouton poussoir et distributeur comprenant un tel bouton poussoir.
WO2013064299A1 (en) * 2011-10-31 2013-05-10 Unilever N.V. Nozzle assembly

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WO2013064299A1 (en) * 2011-10-31 2013-05-10 Unilever N.V. Nozzle assembly

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