JPH068045Y2 - 液体塗布容器 - Google Patents
液体塗布容器Info
- Publication number
- JPH068045Y2 JPH068045Y2 JP1849688U JP1849688U JPH068045Y2 JP H068045 Y2 JPH068045 Y2 JP H068045Y2 JP 1849688 U JP1849688 U JP 1849688U JP 1849688 U JP1849688 U JP 1849688U JP H068045 Y2 JPH068045 Y2 JP H068045Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- nozzle
- fitted
- engaging projection
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tubes (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、充填した薬液等を患部等へ塗布するよう設けた
液体塗布容器に係る。
液体塗布容器に係る。
「従来の技術」 容器体口部に、ボール付き中栓を嵌着させておき、容器
を倒立状に傾けてそのボールを患部等へ押当て、そのま
ゝ容器体を動かすと、ボールが中栓に対して転動し、す
ると容器体口部の内面側でボール表面に付着した液体が
ボールの回転により容器体口部の外面側へ移動すること
で、患部へ付着するよう設けたものが知られている。
を倒立状に傾けてそのボールを患部等へ押当て、そのま
ゝ容器体を動かすと、ボールが中栓に対して転動し、す
ると容器体口部の内面側でボール表面に付着した液体が
ボールの回転により容器体口部の外面側へ移動すること
で、患部へ付着するよう設けたものが知られている。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の液体塗布容器の塗布面は、その容器の大きさによ
りほゞ定まっているが、被塗布面は広い部分もあれば、
又指股部分のように狭い部分もある。従って塗布容器の
塗布面も広狭自在に、被塗布面の広さに応じて変更でき
ることが望ましい。
りほゞ定まっているが、被塗布面は広い部分もあれば、
又指股部分のように狭い部分もある。従って塗布容器の
塗布面も広狭自在に、被塗布面の広さに応じて変更でき
ることが望ましい。
本案は、その容器の塗布面を弾性筒上端に形成し、その
弾性筒引下げにより塗布面がリング状に、又弾性筒の引
下げを弛めると弾性復元して塗布面が透孔付きの円板状
に変化するよう設けたものである。
弾性筒引下げにより塗布面がリング状に、又弾性筒の引
下げを弛めると弾性復元して塗布面が透孔付きの円板状
に変化するよう設けたものである。
「問題点を解決するための手段」 弾性圧搾可能な胴部を有し、口頸部2を起立する容器体
1と、該容器体口頸部に嵌合させた周壁5から該周壁よ
りも小外径の注出筒7を起立するノズル4と、上記注出
筒上端部に嵌着させた小筒部11から該小筒部に対して水
平に突出する外向きフランジ状頂壁12を介して筒部13を
垂下し、該筒部の下部外面に係合突条14を周設した弾性
筒10と、上記係合突条14上面へ筒体17の上端部内面に付
設した下向き段部を係合させて上記弾性筒10の下部外面
へ筒体17上部を嵌合させると共に、該筒体下部をノズル
周壁5の外面へ螺合させた作動筒16とからなり、上記ノ
ズルに対する作動筒16の螺降で下向き段部が係合突条14
を引下げして外向きフランジ状頂壁12を上部小径のテー
パ状壁に弾性変形させることが可能に形成させた。
1と、該容器体口頸部に嵌合させた周壁5から該周壁よ
りも小外径の注出筒7を起立するノズル4と、上記注出
筒上端部に嵌着させた小筒部11から該小筒部に対して水
平に突出する外向きフランジ状頂壁12を介して筒部13を
垂下し、該筒部の下部外面に係合突条14を周設した弾性
筒10と、上記係合突条14上面へ筒体17の上端部内面に付
設した下向き段部を係合させて上記弾性筒10の下部外面
へ筒体17上部を嵌合させると共に、該筒体下部をノズル
周壁5の外面へ螺合させた作動筒16とからなり、上記ノ
ズルに対する作動筒16の螺降で下向き段部が係合突条14
を引下げして外向きフランジ状頂壁12を上部小径のテー
パ状壁に弾性変形させることが可能に形成させた。
「作用」 第2図の状態から、ノズル4に対して作動筒16を螺降さ
せると、係合突条14と下向き段部とが係合するため第3
図が示すように弾性筒10の筒部13が引き下げられ、する
と、該弾性筒上端部の小筒部11は注出筒7の上端に嵌着
させてあるため、外向きフランジ状頂壁12は上方小径の
テーパ状に弾性変形し、その上端部分だけが狭い塗布面
を形成することとなる。又第3図の状態から作動筒を弛
め螺上昇させると、外向きフランジ状頂壁12は弾性復元
して、第2図のように小筒部11に対して外向きフランジ
状頂壁12は水平となって、その水平な上面全体が広い塗
布面を形成することとなる。容器体胴部の弾性圧搾によ
り注出筒上端から塗布液を流出させ、広狭いずれかの塗
布面で塗布すればよい。
せると、係合突条14と下向き段部とが係合するため第3
図が示すように弾性筒10の筒部13が引き下げられ、する
と、該弾性筒上端部の小筒部11は注出筒7の上端に嵌着
させてあるため、外向きフランジ状頂壁12は上方小径の
テーパ状に弾性変形し、その上端部分だけが狭い塗布面
を形成することとなる。又第3図の状態から作動筒を弛
め螺上昇させると、外向きフランジ状頂壁12は弾性復元
して、第2図のように小筒部11に対して外向きフランジ
状頂壁12は水平となって、その水平な上面全体が広い塗
布面を形成することとなる。容器体胴部の弾性圧搾によ
り注出筒上端から塗布液を流出させ、広狭いずれかの塗
布面で塗布すればよい。
「実施例」 1は口頸部2を起立する容器体で、その胴部3は弾性圧
搾可能であり、口頸部外面には螺条が付設されている。
搾可能であり、口頸部外面には螺条が付設されている。
上記口頸部外面にはノズル4の下端周壁5が螺合させて
ある。該ノズルは周壁上端から、該周壁よりも小外径の
中径部6を介して更に小外径の注出筒7を起立し、又周
壁5下端からは外向きフランジ状底壁8を介して外面に
螺条を有するキャップ螺合筒9を起立する。
ある。該ノズルは周壁上端から、該周壁よりも小外径の
中径部6を介して更に小外径の注出筒7を起立し、又周
壁5下端からは外向きフランジ状底壁8を介して外面に
螺条を有するキャップ螺合筒9を起立する。
上記注出筒7の上端部内には、弾性筒10の小筒部11を嵌
着させる。該弾性筒は小筒部上端から該小筒部に対して
水平に突出する外向きフランジ状頂壁12を介して筒部13
を垂下し、該筒部の下部外面に係合突条14を有するもの
であるが、図示例のようにその筒部は更に下方まで垂下
させてその下端部15を既述中径部6外面へ嵌着させても
よい。この場合は、上記係合突条14と下端部15との間の
筒部分を弾性弯曲可能に形成することが必要である。
着させる。該弾性筒は小筒部上端から該小筒部に対して
水平に突出する外向きフランジ状頂壁12を介して筒部13
を垂下し、該筒部の下部外面に係合突条14を有するもの
であるが、図示例のようにその筒部は更に下方まで垂下
させてその下端部15を既述中径部6外面へ嵌着させても
よい。この場合は、上記係合突条14と下端部15との間の
筒部分を弾性弯曲可能に形成することが必要である。
16は作動筒で、該作動筒は既述ノズルの周壁5外面に筒
体17下部を螺合させると共に、上記弾性筒10上部を筒孔
に通して筒体よりも上方へ突出させ、該筒体の上端部内
面に設けた下向き段部を上記係合突条14の上面へ係合さ
せて形成したものである。
体17下部を螺合させると共に、上記弾性筒10上部を筒孔
に通して筒体よりも上方へ突出させ、該筒体の上端部内
面に設けた下向き段部を上記係合突条14の上面へ係合さ
せて形成したものである。
下向き段部と係合突条14上面とが軽く接する状態におい
て、作動筒16下端面と外向きフランジ状底壁8との間に
は間隙があり、該状態からのノズル4に対する作動筒16
の螺降が可能としておく。
て、作動筒16下端面と外向きフランジ状底壁8との間に
は間隙があり、該状態からのノズル4に対する作動筒16
の螺降が可能としておく。
18はキャップで、その頂壁中央部下面に注出口を閉塞す
る栓19を付設し、周壁20の下端部内面をキャップ螺合筒
9に螺合している。
る栓19を付設し、周壁20の下端部内面をキャップ螺合筒
9に螺合している。
「考案の効果」 本案は既述構成作用を有するものとしたから、外向きフ
ランジ状頂壁12が小筒部1に対して水平な状態では、そ
の頂壁の全上面が注出筒7を通って注出される液体の塗
布面となるに対して、作動筒16をノズル4に対して螺降
させるだけで上記外向きフランジ状頂壁12は上方小径の
テーパ状に変形してこのとき、その上端面だけが塗布面
を形成することとなってその塗布面を小径化させること
が出来、更に該状態から作動筒を螺上昇させるだけで塗
布面を再び大径化させることが出来る。
ランジ状頂壁12が小筒部1に対して水平な状態では、そ
の頂壁の全上面が注出筒7を通って注出される液体の塗
布面となるに対して、作動筒16をノズル4に対して螺降
させるだけで上記外向きフランジ状頂壁12は上方小径の
テーパ状に変形してこのとき、その上端面だけが塗布面
を形成することとなってその塗布面を小径化させること
が出来、更に該状態から作動筒を螺上昇させるだけで塗
布面を再び大径化させることが出来る。
このように本案にあっては塗布面を広狭自在に変化させ
ることが出来て便利である。
ることが出来て便利である。
第1図はキャップを嵌合させて示す本案容器の半断面
図、第2図はキャップを外した状態での半断面図、第3
図は塗布面積を狭小化させた状態で示す半断面図であ
る。 1…容器体、4…ノズル 10…弾性筒、16…作動筒
図、第2図はキャップを外した状態での半断面図、第3
図は塗布面積を狭小化させた状態で示す半断面図であ
る。 1…容器体、4…ノズル 10…弾性筒、16…作動筒
Claims (1)
- 【請求項1】弾性圧搾可能な胴部を有し、口頸部2を起
立する容器体1と、該容器体口頸部に嵌合させた周壁5
から該周壁よりも小外径の注出筒7を起立するノズル4
と、上記注出筒上端部に嵌着させた小筒部11から該小筒
部に対して水平に突出する外向きフランジ状頂壁12を介
して筒部13を垂下し、該筒部の下部外面に係合突条14を
周設した弾性筒10と、上記係合突条14上面へ筒体17の上
端部内面に付設した下向き段部を係合させて上記弾性筒
10の下部外面へ筒体17上部を嵌合させると共に、該筒体
下部をノズル周壁5の外面へ螺合させた作動筒16とから
なり、上記ノズルに対する作動筒16の螺降で下向き段部
が係合突条14を引下げして外向きフランジ状頂壁12を上
部小径のテーパ状壁に弾性変形させることが可能に形成
させたことを特徴とする液体塗布容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1849688U JPH068045Y2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 液体塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1849688U JPH068045Y2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 液体塗布容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01126953U JPH01126953U (ja) | 1989-08-30 |
JPH068045Y2 true JPH068045Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31233197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1849688U Expired - Lifetime JPH068045Y2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 液体塗布容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068045Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-15 JP JP1849688U patent/JPH068045Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01126953U (ja) | 1989-08-30 |
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