JP2019206388A - スクイズ容器用キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 アルミシール等のシール部材の溶着が可能なスクイズ容器用のキャップを提供する。【解決手段】 キャップ本体は、スクイズ容器の口部に装着される装着部と、装着部から内方に延設された基壁と、基壁から立設される注出部と、注出部の下端から連結部を介して注出部内に突出する突出部とを備え、ノズルチップは、注出部に嵌合保持される周壁と、周壁を覆い、中心に噴霧孔を有する隔壁とからなり、注出部の上端面より下方に、噴霧孔が設けられ、連結部に注出孔を有し、突出部あるいは周壁に注出孔に連通する複数の縦溝が形成され、隔壁の下面と突出部の上面との間にスピン溝が形成され、スクイズ容器をスクイズしたときに、内容液が縦溝とスピン溝を通って、噴霧孔から霧状に噴霧することができることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、洗剤や化粧料、調味料等の内容液を収容し、胴部をスクイズ(押圧)して押し出すスクイズ容器に装着して、内容液を霧状に噴霧することが可能なスクイズ容器用キャップに関するものである。
従来、各種の食品調味料をはじめ、化粧料や薬剤等の内容液をスクイズによって、内容液を噴出させる容器が使用されている。
また、スクイズによって、比較的広い範囲に内容液を霧状に噴霧することが可能な注出キャップも知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1のスクイズ容器用のキャップの場合、注出キャップの注出筒を蓋体から垂設されるシール部で密封するものであり、流通時に噴出口から内容液が注出筒内に入り込む可能性があり、流通時の気密性保持に問題があった。
また、流通時の気密性保持のために、噴出口にアルミシール等のシール部材を溶着する場合には、溶着時の熱によって噴出口が変形してしまい、内容液をうまく霧状に噴霧できなくなってしまうという問題があった。
特開2016−68998号公報
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、アルミシール等のシール部材によって密閉可能としたスクイズ容器用のキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、スクイズ容器用キャップとして、スクイズ容器の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体を覆う上蓋と、キャップ本体に装着されるノズルチップとからなるスクイズ容器用キャップであって、キャップ本体は、スクイズ容器の口部に装着される装着部と、装着部から内方に延設された基壁と、基壁から立設される注出部と、注出部の下端から連結部を介して注出部内に突出する突出部とを備え、ノズルチップは、注出部に嵌合保持される周壁と、周壁を覆い、中心に噴霧孔を有する隔壁とからなり、注出部の上端面より下方に、噴霧孔が設けられ、連結部に注出孔を有し、突出部あるいは周壁のいずれかに、注出孔に連通する複数の縦溝が形成され、隔壁の下面と突出部の上面との間に、隔壁側あるいは突出部側のいずれかにスピン溝が形成され、スクイズ容器をスクイズしたときに、内容液が縦溝とスピン溝を通って、噴霧孔から霧状に噴霧することができることを特徴とする構成を採用する。
スクイズ容器用キャップの具体的実施形態として、注出部の上端面が平らであり、上端面にシール部材が溶着されていることを特徴とする構成、注出部の上端面と噴霧孔との高さの差が0.15〜1.5mmであることを特徴とする構成、また、突出部の下方でキャップ本体に装着され、スクイズのときに内容液が注出孔に流入する弁体部が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
さらに、スクイズ容器用キャップとして、スクイズ容器の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体を覆う上蓋と、キャップ本体に装着される噴霧補助部とからなるスクイズ容器用キャップであって、キャップ本体は、スクイズ容器の口部に装着される装着部と、装着部から内方に延設された基壁と、基壁から立設される注出部と、注出部内に設けられ中心に噴霧孔を有する噴霧部とを備え、注出部の上端面より下方に、噴霧孔が設けられ、噴霧補助部は、注出部の下端でキャップ本体に嵌合保持される嵌合部と、嵌合部上面から注出部内に突出する突状部とを備え、突状部に注出孔が形成され、突状部あるいは注出部のいずれかに、注出孔に連通する複数の縦溝が形成され、噴霧部の下面と突状部の上面との間に、噴霧部側あるいは突状部側のいずれかにスピン溝が形成され、スクイズ容器をスクイズしたときに、内容液が縦溝とスピン溝を通って、噴霧孔から霧状に噴霧することができることを特徴とする構成を採用する。
本発明のスクイズ容器用キャップは、注出部の上端面を平らにすることによって、アルミシール等のシール部材による密閉が可能となり、また、注出部上端面より下方に噴霧孔が設けられているので、シール部材を溶着する場合にも、熱による噴霧孔の変形を防止することができる。
注出部にシール部材を溶着した場合には、密封性を向上することができる。
本発明の第1実施例のスクイズ容器用キャップの閉蓋状態を示す図であり、(a)は側面断面図で、(b)は下面図である。 本発明の第1実施例のスクイズ容器用キャップの開蓋状態を示す図であり、(a)は上面図で、(b)は側面断面図である。 第1実施例のノズルチップであり、(a)は上面図で、(b)は側面断面図である。 スクイズ容器をスクイズしたときの第1実施例におけるスクイズ容器用キャップ内の内容液の流れと噴霧を示す説明図である。 本発明の第2実施例のスクイズ容器用キャップの閉蓋状態を示す図であり、(a)は側面断面図であり、(b)は下面図である。 第2実施例の弁体部と押さえ部を示す図であり、(a)は弁体部の上面図で、(b)は、弁体部の側面断面図であり、(c)は押さえ部の上面図で、(d)は押さえ部の側面断面図である。 本発明の第3実施例のスクイズ容器用キャップの閉蓋状態を示す図であり、(a)は側面断面図で、(b)は下面図である。 本発明の第3実施例の噴霧補助部であり、(a)は上面図で、(b)は側面断面図で、(c)は下面図である。
本発明のスクイズ容器用キャップとして、ヒンジキャップとして具体化された実施形態について、実施例を示した図面を参照して説明する。
図1および図2において、Aはスクイズ容器、Bはスクイズ容器Aに装着されるキャップ本体、Cはヒンジ、DはヒンジCを介してキャップ本体Bに開閉可能に取り付けられた上蓋であり、また、Eは内容液を噴霧するために、キャップ本体Bに装着されるノズルチップである。
スクイズ容器Aは、上部に口部1を有し、口部1の外周面には、嵌合突条2が設けられている。
キャップ本体Bは、図1および図2に示すように、スクイズ容器Aの口部1に装着される装着部3と、装着部3の内縁上端から内方に延設され、口部1の開口を封鎖する基壁4と、基壁4を貫通する注出口の周囲から側壁5を立ち上げ、さらに段部を介して立設される注出部6と、注出部6の下端部に設けられた複数の連結部7を介して設けられる円筒状の突出部8とを備えている。
それぞれの連結部7の間に、注出孔10が形成され、また、突出部8には、注出孔10に連通し、内容液の通路となる複数の縦溝9が形成されている。
本実施例では、連結部7は3つあり、またそれに応じて注出孔10も3つとなっているが、連結部7は複数あればよく、内容液に応じて設けられ、また、注出孔10の大きさも適宜決めることができる。縦溝9も、注出孔10と同様に3本である。
注出部6と突出部8との間の環状溝内にノズルチップEが装着され、ノズルチップEは注出部6側に当接するが、突出部8の縦溝9は内容液の通路として確保されている。
また、注出部6の上面は、シール部材Fが溶着可能に平らに形成されている。
装着部3は、上蓋Dと係合する環状の蓋係合部11と、蓋係合部11の内周縁から垂設される内筒12と、蓋係合部11の外周縁から垂設される外筒13とから構成されている。
外筒13は、内周下部にスクイズ容器Aの口部1の嵌合突条2と係合する係合突部14が設けられている。
ノズルチップEは、図3に示すように、キャップ本体Bの注出部6に凹凸嵌合によって嵌合保持される周壁20と周壁20の上端を覆う隔壁21とを備えている。
隔壁21の上面は中央部がすり鉢状になっており、その中心には噴霧孔22が設けられている。
本実施例では、隔壁21の下部に複数のスピン溝23が設けられるとともに、その中心部には凹部24が設けられている。
なお、スピン溝23は、突出部8側に設けても構わない。
また、本実施例で突出部8に設けられている縦溝9も、ノズルチップEの周壁20の内周面に設けても構わない。
上蓋Dは、図1および図2に示すように、ヒンジCを介してキャップ本体Bの外筒13の外周上端に、回動自在に取着されており、頂壁30と、頂壁30の周縁部から垂設された側周壁31とを備えている。
頂壁30の内面から、閉蓋時に注出部6の外周面に軽く当接する位置に内側リング32が垂設され、その外側には、外側リング33が垂設され、外側リング33の下部内周は側壁5の外周に当接し、上蓋Dの閉蓋状態を維持することができる。
側周壁31の下端部は、内周側に、キャップ本体Bの蓋係合部11と係合する係合凹部34が設けられ、さらにその下部には係止凸部35が設けられている。
係合凹部34と係止凸部35とで蓋係合部11を包み込んで嵌合し、上蓋Dとキャップ本体Bとの密閉性が向上する。
側周壁31のヒンジCと反対側の外周には、周方向に円弧状の把手部36が延設されている。
本実施例では、密閉性の向上のために、注出部6の上端面にアルミシール等によるシール部材Fが溶着されている。
シール部材Fは、注出部6の外周からはみ出すとともに、片側のはみ出しを長めにして溶着され、長くはみ出した部分は摘み部40となる。
シール部材Fを注出部6の上端面に溶着する際には、150°程度の熱がかかるため、ノズルチップEの変形防止のために、ノズルチップEは、注出部6の上面から下方に少し離れた位置に設けられている。特に、ノズルチップEの噴霧孔22が変形してしまうと噴霧が不可能になってしまう。
また、ノズルチップEと注出部6が離れすぎると、噴霧孔22から噴霧される霧が注出部6の内側壁にぶつかって噴霧できなくなってしまうので、注出部6の上面とノズルチップEの噴霧孔22との高さの差xは0.15〜1.5mm程度とすることが望ましい。
なお、本実施例のヒンジキャップは、使用前の不正開封を防止するために、図示していないが、キャップ本体Bと上蓋Dとの間にシュリンクラベルや封緘部材等が設けられている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本実施例のヒンジキャップは、キャップ本体BにノズルチップEを装着することから始める。
キャップ本体Bの注出部6と突出部8の間の環状の溝に、ノズルチップEの周壁20の下端部を宛い、ノズルチップEの隔壁21の上面を押し、ノズルチップEを押し下げていくとノズルチップEの周壁20の外周とキャップ本体Bの内周はそれぞれの凹凸部によって嵌合される。その際、突出部8の縦溝9は、内容液の通路として確保されている。
ノズルチップEをキャップ本体Bに装着後、図2に示す状態から、上蓋DをヒンジCを介して回動し、キャップ本体Bに被せ、閉蓋する。
その際、注出部6の上端面に溶着されたシール部材Fは、注出部6からはみ出した部分が上蓋Dの内側リング32に当接され、下方に折れ曲がっても構わない。また、外側リング33の内周下部がキャップ本体Bの側壁5の外周に当接し、上蓋Dの閉蓋は安定したものとなる。
次に、図1に示すように、閉蓋したヒンジキャップは、内容液が充填されたスクイズ容器Aの口部1に打栓して装着される。
打栓工程は、装着部3の内筒12と外筒13との間に形成された環状の溝にスクイズ容器Aの口部1を宛い、上蓋Dの上から押圧力が加えられ、外筒13の係合突部14が口部1の嵌合突条2を乗り越えて嵌合し、スクイズ容器Aの口部1が内筒12の外周と外筒13の内周、および蓋係合部11とによって挟持されることで装着される。
なお、本実施例では、装着部3は、内筒12の外周と外筒13の内周、および基壁4とによってスクイズ容器Aの口部1を狭持するものとしたが、スクイズ容器Aの口部1の外周に雄ネジを形成するとともに、外筒13の内周に雌ネジを形成することによって螺着するものであっても構わない。
スクイズ容器A内の内容液を初めて使用するために、ヒンジキャップを最初に開蓋する際には、図示しないが、キャップ本体Bと上蓋Dとの間に設けられたシュリンクラベルや封緘部材を取り外す必要がある。
次に、上蓋Dの把手部36を持ち上げると、係合凹部34が変形して、蓋係合部11に対する抵抗がなくなって、上蓋Dが容易に開蓋されるので、注出部6に溶着されたシール部材Fの摘み部40を持ち上げてシール部材Fを剥がす。
次に、図4に示すように、スクイズ容器Aを傾けたまま、図示しない胴部をスクイズすると、スクイズ容器A内の内容液は、注出孔10から、縦溝9を介してスピン溝23を通り、凹部24内で円弧を描いて旋回し、噴霧孔22から霧状になって、噴霧することができる。
スクイズ容器Aの使用後は、図1に示すように、上蓋Dを閉蓋すると、上蓋Dの内側リング32はキャップ本体Bの注出部6を閉じるとともに、外側リング33が側壁5に当接して上蓋Dの閉蓋が安定される。
ヒンジキャップは、繰り返し上蓋Dを開閉して使用することができる。
次に、突出部8の下に、弁体部50を装着して構成を変更した第2実施例について、説明する。
以下、第1実施例と同一の構成部分には同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。
図5に示すように、キャップ本体Bに、弁体部50と、弁体部50を押さえるための押さえ部51とが装着されている。
また、キャップ本体Bは、弁体部50と押さえ部51を装着するために、側壁5の下端から押さえ筒15が垂設されている。
図5および図6に示すように、弁体部50は、側壁5と突出部8との溝に嵌入する環状筒52と、環状筒52の内面から環状筒52に連設される板状のスリット部53とからなり、スリット部53には、十字状のスリット54が設けられている。
本実施例のスリット部53は、平面状であるが、曲線状のものであってもよい。
図5および図6に示すように、押さえ部51は、リング状であり、上部の小径部55と下部の大径部56とからなり、小径部55の外周面と大径部56の上面とで環状筒52に当接し、環状筒52を押圧しながら支えている。
また、押さえ部51の下部外周面は曲面状であり、押さえ筒15に密接し、嵌合維持される。また、この嵌合は、凹凸によるアンダーカット嵌合であってもよい。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
内容液の通路となる縦溝9の大きさや噴霧孔22の大きさによっては、霧状の噴霧の前に、噴霧孔22から内容液が出てしまうことがあり、突出部8の下にスリット54を有する弁体部50を装着することによって、スクイズのときにのみ注出孔10に内容液が流入されるので、そういった液だれを防止することができる。
なお、弁体部50として、十字のスリット54でなくても別の弁体(逆止弁等)であっても構わない。
その他の構成と作用効果は、第1実施例と同じである。
次に、キャップ本体Bの注出部6と噴霧補助部Hの構成を変更した第3実施例について説明する。
以下、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。
図7に示すように、キャップ本体Bの注出部6内に、噴霧孔17を有する噴霧部16が設けられている。
噴霧孔17は、第1実施例と同様に、注出部6の上端面より少し下の位置に設けられ、その高さの差xは0.15〜1.5mm程度とすることが望ましい。
また、本実施例の噴霧補助部Hは、下方からキャップ本体Bの注出部6内に装着されている。
図8に示すように、噴霧補助部Hは、キャップ本体Bと嵌合する板状の嵌合部61と、嵌合部61の上面から円筒状に突出する突状部60とからなり、嵌合部61には、複数の注出孔62を有し、突状部60には、注出孔62に連通する複数の縦溝63が形成されている。
注出孔62の大きさ、形状およびその数は適宜決められるが、本実施例では、下方に開き、扇状の孔が3つあり、縦溝63も注出孔62と同数の3本である。
また、嵌合部61の外周面は曲面状でキャップ本体Bの側壁5に密接するとともに、嵌合部61の上面で注出部6の下端面にも当接し、下方から噴霧補助部Hはキャップ本体Bに嵌合保持される。
なお、嵌合部61とキャップ本体Bとの嵌合は、アンダーカット嵌合であってもよい。
本実施例では、噴霧部16の下面に複数のスピン溝18と凹部19が設けられている。
なお、スピン溝18は噴霧補助部Hの突状部60の上面に設けてもよい。
また、本実施例で突状部60に設けられている縦溝63も、注出部6の内周面に設けても構わない。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本発明については、噴霧補助部Hは、キャップ本体Bの下方から装着される。
図7に示すように、噴霧補助部Hの突状部60を、下方から注出部6内に宛い、嵌合部61の下面を押して側壁5に嵌合させて、噴霧補助部Hをキャップ本体Bに装着する。
続く、上蓋Dの閉蓋工程およびヒンジキャップの打栓工程は第1実施例と同じである。
使用方法については、スクイズ容器Aをスクイズすると、スクイズ容器A内の内容液は、噴霧補助部Hに設けられた注出孔62から、縦溝63を介してスピン溝18を通り、凹部19内で円弧を描いて旋回し、噴霧孔17から霧状になって広い範囲に噴霧することができる。
本発明の噴霧補助部Hはキャップ本体Bの下方から装着されるものであるため、噴霧補助部Hはスクイズによる噴霧中に脱落することがない。
その他の構成と作用効果は、第1実施例と同じである。
上記各実施例では、キャップ本体Bと上蓋DとをヒンジCを介して一体成形されヒンジキャップとしたが、キャップ本体と上蓋とが別体で成形され、キャップ本体の上部に、上蓋が嵌着あるいは螺着されるキャップであっても構わない。
本発明のスクイズ容器用キャップは、キャップ本体の注出部の上端面が平らでアルミシール等のシール部材の溶着が可能であり、また、溶着時の熱が噴霧孔を変形させないように、注出部より少し下の位置に噴霧孔が設けられており、シール部材を設けることによって、キャップの密閉性を向上することができる。
本発明のスクイズ容器用キャップは、スクイズ容器をスクイズすることによって、霧状になって広い範囲に噴霧することができ、特に食品調味料、化粧料や薬剤などを充填するスクイズ容器用のキャップとして好適である。
A スクイズ容器
B キャップ本体
C ヒンジ
D 上蓋
E ノズルチップ
F シール部材
H 噴霧補助部
x 注出部上端面と噴霧孔との高さの差
1 口部
2 嵌合突条
3 装着部
4 基壁
5 側壁
6 注出部
7 連結部
8 突出部
9、63 縦溝
10、62 注出孔
11 蓋係合部
12 内筒
13 外筒
14 係合突部
15 押さえ筒
16 噴霧部
17、22 噴霧孔
18、23 スピン溝
19、24 凹部
20 周壁
21 隔壁
30 頂壁
31 側周壁
32 内側リング
33 外側リング
34 係合凹部
35 係止凸部
36 把手部
40 摘み部
50 弁体部
51 押さえ部
52 環状筒
53 スリット部
54 スリット
55 小径部
56 大径部
60 突状部
61 嵌合部

Claims (7)

  1. スクイズ容器の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体を覆う上蓋と、キャップ本体に装着されるノズルチップとからなるスクイズ容器用キャップであって、
    キャップ本体は、スクイズ容器の口部に装着される装着部と、装着部から内方に延設された基壁と、基壁から立設される注出部と、注出部の下端から連結部を介して注出部内に突出する突出部とを備え、
    ノズルチップは、注出部に嵌合保持される周壁と、周壁を覆い、中心に噴霧孔を有する隔壁とからなり、
    注出部の上端面より下方に、噴霧孔が設けられ、
    連結部に注出孔を有し、突出部あるいは周壁のいずれかに、注出孔に連通する複数の縦溝が形成され、
    隔壁の下面と突出部の上面との間に、隔壁側あるいは突出部側のいずれかにスピン溝が形成され、
    スクイズ容器をスクイズしたときに、内容液が縦溝とスピン溝を通って、噴霧孔から霧状に噴霧することができることを特徴とするスクイズ容器用キャップ。
  2. 注出部の上端面が平らであり、上端面にシール部材が溶着されていることを特徴とする請求項1に記載のスクイズ容器用キャップ。
  3. 注出部の上端面と噴霧孔との高さの差が0.15〜1.5mmであることを特徴とする請求項1または2に記載のスクイズ容器用キャップ
  4. 突出部の下方でキャップ本体に装着され、スクイズのときに内容液が注出孔に流入する弁体部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクイズ容器用キャップ。
  5. スクイズ容器の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体を覆う上蓋と、キャップ本体に装着される噴霧補助部とからなるスクイズ容器用キャップであって、
    キャップ本体は、スクイズ容器の口部に装着される装着部と、装着部から内方に延設された基壁と、基壁から立設される注出部と、注出部内に設けられ中心に噴霧孔を有する噴霧部とを備え、
    注出部の上端面より下方に、噴霧孔が設けられ、
    噴霧補助部は、注出部の下端でキャップ本体に嵌合保持される嵌合部と、嵌合部上面から注出部内に突出する突状部とを備え、
    突状部に注出孔が形成され、突状部あるいは注出部のいずれかに、注出孔に連通する複数の縦溝が形成され、
    噴霧部の下面と突状部の上面との間に、噴霧部側あるいは突状部側のいずれかにスピン溝が形成され、
    スクイズ容器をスクイズしたときに、内容液が縦溝とスピン溝を通って、噴霧孔から霧状に噴霧することができることを特徴とするスクイズ容器用キャップ。
  6. 注出部の上端面が平らであり、上端面にシール部材が溶着されていることを特徴とする請求項5に記載のスクイズ容器用キャップ。
  7. 注出部の上端面と噴霧孔との高さの差が0.15〜1.5mmであることを特徴とする請求項5または6に記載のスクイズ容器用キャップ
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