JPH09122541A - スクイズ容器の噴霧キャップ - Google Patents

スクイズ容器の噴霧キャップ

Info

Publication number
JPH09122541A
JPH09122541A JP30669995A JP30669995A JPH09122541A JP H09122541 A JPH09122541 A JP H09122541A JP 30669995 A JP30669995 A JP 30669995A JP 30669995 A JP30669995 A JP 30669995A JP H09122541 A JPH09122541 A JP H09122541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
pin
recess
spray
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30669995A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Hosokawa
学 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP30669995A priority Critical patent/JPH09122541A/ja
Publication of JPH09122541A publication Critical patent/JPH09122541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】渦流室の深さおよび流入路の出口断面積を一定
に保ち、常に適切な広がりを持つ霧状液体を噴霧する。 【解決手段】ピン6外周とキャップ本体4の凹部5内周
との嵌着部に、ピン6が凹部5から抜け出す方向の移動
を規制する固定手段91,92を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスクイズ容器にお
いて霧状液流を生成吐出するための噴霧キャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の噴霧キャップとしては、
たとえば特公昭60ー39427号公報に示されるよう
なものがある。この霧状吐出キャップは、図4に示すよ
うに、中空の凹部101を備えたキャップ本体102
と、キャップ本体102の凹部101内周に嵌着される
ピン103と、を備えている。キャップ本体102の凹
部底壁104には噴霧口105が、ピン103端面と凹
部底壁104間には渦流室106が、前記ピン103外
周面と凹部101内周面との嵌着面間には前記渦流室1
06と容器内部とを連通する流入路107が設けられい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の噴霧キ
ャップを図示しないスクイズ容器に用いる場合には、弾
性変形可能な容器を押圧することにより流入路107,
渦流室106および噴霧口105を通じて霧状液体を噴
霧し、噴霧後は容器の弾性復元力によって、噴霧口10
5,渦流室106および流入路107を通じて容器内に
空気を導入して容器内の負圧を解消することになる。
【0004】ところが、キャップ本体102の噴霧口1
05を通じて容器内の負圧を解消することになるので、
ピン103に対して凹部101から容器内に抜き出す方
向の圧力が作用し、凹部101内のピン103が軸方向
にずれたり、甚だしい場合には凹部101から脱落する
おそれがあった。
【0005】ピン103の位置がずれると、ピン先端と
凹部底壁104との間に形成される渦流室106の深さ
および渦流室106に流入する流入路107の出口断面
積が変化し、容器のスクイズ力や、霧状液体の広がり範
囲に大きく影響するという問題がある。特に、手でスク
イズする程度の低スクイズ力で噴霧圧力を得る場合に
は、寸法関係が微妙に影響する。
【0006】本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
負圧解消時にピンがキャップ本体の凹部からずれないよ
うにして、渦流室の深さおよび流入路の出口断面積を一
定に保ち、常に適切な広がりを持つ霧状液体を噴霧し得
るスクイズ容器の噴霧キャップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、弾性変形可能な容器の開口部に
装着されるキャップ本体と、該キャップ本体に容器内部
に臨んで開口するように設けられた凹部内周に容器内部
側から嵌着されるピンとを備え、前記キャップ本体の凹
部底壁には外部に開口する噴霧口が、前記ピン端面と凹
部底壁間には渦流室が、前記ピン外周面と凹部内周面と
の嵌着面間には前記渦流室と容器内部とを連通する流入
路が設けられ、容器を押圧することにより前記流入路,
渦流室及び噴霧口を通じて霧状液体を噴霧し、前記噴霧
口,渦流室及び流入路を通じて容器内に生じる負圧を解
消するスクイズ容器の噴霧キャップにおいて、前記ピン
外周とキャップ本体の凹部内周との嵌着部に、前記ピン
が凹部から抜け出す方向の移動を規制する固定手段を設
けたことを特徴とする。
【0008】このように構成すれば、容器をスクイズし
て液体を噴霧した後、容器の弾性復元力で容器内の負圧
が解消される際に、ピンがキャップ本体の凹部から容器
内部に抜け出す方向の差圧が作用するが、ピンは固定手
段によって所定位置に保持され、凹部からは抜けるおそ
れがない。
【0009】また、固定手段によってピンが常に凹部内
の所定位置に保持されるので、ピン端面と凹部底壁との
間に形成される渦流室の深さおよび流入路出口の開口断
面積も一定に保持され、適切な噴霧液体を得ることがで
きる。
【0010】固定手段は、ピン外周面と凹部内周面に設
けられた互いに凹凸係合する係合凹部及び係合凸部であ
ることを特徴とする。
【0011】係合凹部と係合凸部を凹凸係合させること
により、ピンの位置を正確に位置決めすることができ
る。
【0012】また、流入路の渦流室への出口断面積を、
ほぼ0.35〜0.49[mm2]の範囲に設定するこ
とが効果的である。
【0013】0.35[mm2]未満では容器をスクイ
ズする力が高くなり過ぎ、0.49[mm2]を越える
と渦流室に流入する流速が上がらない。
【0014】さらに、噴霧口の口径に対する長さの比率
を、ほぼ1/3〜1.0の範囲に設定することが好まし
い。
【0015】この流入路の渦流室への出口断面積は、ピ
ン端面が凹部底壁間の位置関係で変化するので、ピンの
位置を固定手段によって固定することにより、流入口断
面積を正確に設定することができる。この比率が1/3
未満では噴霧される霧状液体が広がり過ぎたり、キャッ
プ本体の噴霧口部分が変形することがある。また、1.
0を越えると霧が広がりにくくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0017】図1及び図2は本発明の実施の形態に係る
スクイズ容器の噴霧キャップを示している。
【0018】すなわち、図2において、1は噴霧キャッ
プ全体を示すもので、この噴霧キャップ1は、弾性変形
可能な容器2の開口部としての口頚部3に装着される中
空のキャップ本体4と、キャップ本体4に設けられた凹
部5内周に嵌着されるピン6と、を備えている。
【0019】容器2は内部中空のプラスチック製容器
で、胴部21と、胴部21下端を閉塞する底部22と、
胴部21上方の肩部23に立設される口頚部3と、を備
えている。口頚部3外周にはキャップ固定用の雄ネジ3
1が設けられている。
【0020】キャップ本体4は、円筒状の固定壁部41
とこの固定壁部41上端に接続される天板部42とを備
えたキャップ体で、固定壁部41内周に、容器2の口頚
部3外周に形成された雄ネジ31に螺合される雌ネジ4
3が設けられている。一方、天板部42の中心にはノズ
ル部44が設けられている。このノズル部44は、天板
部42の外側端面から所定量だけ内側に窪ませるように
設けられ、ノズル部44の先端が天板部42から若干外
部に突出するように位置し、ノズル部44の基端が天板
部42中央の環状凹部45に接続されている。
【0021】また、天板部42の内側端面には、前記固
定壁部41の内側に同心的に環状リブ46が突設されて
おり、この環状リブ46外周と固定壁部41内周との間
の環状隙間に、容器2の口頚部3先端が嵌着するように
なっている。
【0022】そして、上記ノズル部44には容器2内部
に臨んで開口するように凹部5が設けられ、この凹部5
内周に渦流形成用のピン6が容器2内部側から嵌着され
る。
【0023】図1に詳細に示すように、凹部5は円筒状
の内周壁51と、内周壁51の反容器側の端部を閉塞す
る平坦状の底壁52とを備え、底壁52中央に噴霧口5
3が開口している。この噴霧口53は直線状で、大気側
の開口縁には、大気側に向かって円錐状に開くようなテ
ーパ面54となっている。
【0024】一方、ピン6は容器2側の端部にフランジ
部61が形成された丸軸形状で、中央に容器側に開く穴
62が形成されている。
【0025】そして、ピン6の端面と凹部底壁52間に
は渦流室7が、前記ピン6外周面と凹部内周壁51との
嵌着面間には前記渦流室7と容器2内部とを連通する流
入路8が設けられている。
【0026】図示例では、渦流室7および流入路8が共
にピン6に設けられている。
【0027】すなわち、渦流室7はピン端面に形成した
円形凹部によって構成される。また、流入路8はピン6
の外周に軸方向に全長に渡って直線状に形成されてお
り、流入路8の一端は容器2内部と連通し、他端の流入
路8出口となる渦流発生溝81が渦流室7外周に対して
その接線方向に接続されている。この流入路8の数につ
いては、図示例では3本設けているが、3本に限定され
るものではなく、任意に設定できる。
【0028】そして、ピン6外周とキャップ本体4の凹
部内周壁51との嵌着部に、ピン6が凹部5から抜け出
す方向の移動を規制する固定手段として、ピン6外周面
と凹部内周壁51に設けられた互いに凹凸係合する係合
凹部91及び係合凸部92が設けられている。この係合
凹部91は環状の凹溝形状で、係合凸部92も環状突起
によって構成されている。
【0029】固定手段としては、凹凸係合の他に、ねじ
固定等他の方法を採用してもよく、本方式に限定されな
い。
【0030】上記スクイズ容器の噴霧キャップにあって
は、渦流発生用のピン6をノズル部44の凹部5内周に
その開口部から挿入する。ピン6の先端が凹部底壁52
に当接すると、ピン6外周に設けられた係合凸部92が
凹部内周壁51に設けられた係合凹部91に係合し、ピ
ン6の位置が正確に位置決めされ、渦流発生用溝81お
よび渦流室8の深さが正確に設定されることになる。こ
のようにピン6を組み付けたキャップ本体4を容器口頚
部3にねじ込むことによりキャップ本体4が固定され
る。
【0031】もっとも、本発明の噴霧キャップは、本例
のようにねじ込みタイプには限定されず、ヒンジキャッ
プや打栓方式のキャップについても採用可能である。
【0032】上記スクイズ容器を使用する場合には、図
2(a)に示すように、容器2を傾けて容器2内部の液体
Lを口頚部3側に移動させ、ピン6の容器側の端部を液
体に埋没させる。この状態で容器2を押圧すると、容器
2内の内圧が高まって液体Lが流入路8および流入路出
口の渦流発生溝81を通じて渦流室7内に勢いよく接線
方向から流入し、渦流室7内に渦流を発生させる。この
渦流が生成された液体が噴霧口53から噴霧されること
により、霧状液体Spは所定範囲に広がりながら噴霧さ
れることになる。
【0033】一方、噴霧が終了した後は、容器2の弾性
復元力によって、噴霧口53,渦流室7,渦流生成溝8
1および流入路8を通じて容器2内に大気が導入され、
容器2内に生じる負圧が解消される。この負圧解消時に
ピン6に対してキャップ本体4の凹部5から容器2内部
に抜け出す方向の差圧が作用するが、ピン6は係合凸部
92及び係合凹部91によって固定されているので所定
位置に保持され、ピン6が凹部5から抜けるおそれがな
い。
【0034】また、係合凸部92及び係合凹部91によ
ってピン6が常に凹部5内の所定位置に保持されるの
で、ピン6端面と凹部底壁52との間に形成される渦流
室7の深さおよび流入路出口の渦流発生溝81の開口断
面積も一定に保持され、適切な霧状液体Spを噴霧する
ことができる。
【0035】[実施例]本実施の形態に適用される好適
な実施例を説明する。
【0036】前提としては、住居用,風呂用洗剤や洗濯
用柔軟仕上剤等のように比較的低粘度の液体を、低スク
イズ力で粗い霧状に噴霧させることを主目的とする。
【0037】スクイズ力としては、2〜10[kgf/c
m2]程度である(たとえば、スクイズした時の容器本体
の内圧は0.05[kgf/cm2]以下程度)。
【0038】液体の粘度としては、1〜150[cp]程
度である。
【0039】噴霧する霧状液体の粒径はφ0.1〜1
[mm]程度、広がり角度は15〜50°程度に設定す
る。なお、上記数値は要求される内容液や霧質、容器サ
イズ等によって異なり、あくまでも目安の値である。
【0040】このような低スクイズ力で液体を霧状に噴
霧するためには、キャップ本体4に設けた噴霧口53の
口径及び長さ、渦流室7内への渦流発生溝81の開口断
面積に依存し、最適な寸法関係があることを見出した。
【0041】すなわち、流入溝8の溝幅をA、渦流室7
の深さをE、噴霧口53の口径をC、噴霧口53の長さ
をD、渦流室7の内径をBとすると、次のような寸法関
係に設定することが好適である。
【0042】渦流発生溝81の断面積(A×E)が小さ
いとスクイズする力が高くなり、大きいと渦流室7に流
入する液体の流速が上がらず噴霧される霧状液体Spが
広がりにくくなる。
【0043】この渦流発生溝81の断面積の大きさは、
0.35〜0.49[mm2]の範囲、特に0.49
[mm2]程度に設定することが好ましい。
【0044】一方、噴霧口53の口径Cと長さDについ
ては、D/Cが1/3〜1.0の範囲に設定することが
好ましい。D/Cが1/3未満では霧が広がり過ぎた
り、キャップ本体4の噴霧口53が形成される部分が変
形することがある。また、1.0を越えると霧が広がり
にくくなる。
【0045】噴霧口53の口径Cとしては0.4〜0.
8[mm]程度、特に0.6[mm]程度が好ましい。
【0046】0.4[mm]未満では容器本体4をスク
イズする力が高くなり、0.8[mm]を越えると霧が
大粒となる。
【0047】また、噴霧口53の長さDとしては、D/
Cが1/3〜1.0の関係にあることを前提として、
0.2〜0.5[mm]程度、特に0.2[mm]程度
に設定することが好ましい。0.2[mm]より短くす
ると、霧が広がり過ぎ、またキャップ本体4の変形が生
じる。
【0048】[他の実施の形態]上記実施の形態では、
渦流室7と流入路出口の渦流発生溝81および流入路8
のすべてをピン6に形成した場合を例示したが、図3
(a)〜(c)に示すように、キャップ本体4とピン6の双
方に分けて形成してもよいし、図3(d)〜(f)に示すよ
うに、キャップ本体4側に全て形成するようにしてもよ
い。
【0049】すなわち、図3(a)〜(c)に示す例は、流
入路8はピン6外周に、渦流室7および渦流発生溝81
はキャップ本体4側に設けたものである。
【0050】また、図3(d)〜(f)に示す例は、流入路
8,渦流室7及び渦流発生溝81を、全てキャップ本体
4側に設けたものである。
【0051】いずれにしても、ピン6の挿入位置によっ
て渦流室7及び流入路出口に当たる渦流発生溝81の間
隔が変化するので、固定手段としての係合凹部91およ
び係合凸部92が設けられている。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、ピン外周とキャップ本体の凹部内周との嵌着部に、
前記ピンが凹部から抜け出す方向の移動を規制する固定
手段を設けたので、容器をスクイズして液体を噴霧した
後、容器の弾性復元力で容器内の負圧が解消する際に、
ピンがキャップ本体の凹部から容器内部に抜け出す方向
の差圧が作用しても、ピンは固定手段によって凹部に対
して所定位置に保持される。
【0053】したがって、ピン端面と凹部底壁との間に
形成される渦流室の深さおよび流入路出口の開口断面積
も一定に保持することができ、常に適切なスクイズ力で
一定の広がりの霧状液体を噴霧することができる。
【0054】また、ピンの脱落も防止することができ
る。
【0055】さらに、固定手段として係合凹部と係合凸
部を凹凸係合させることにより、ピンの位置を正確に位
置決めすることができる。
【0056】一方、流入路の流入口断面積を、ほぼ0.
35〜0.49[mm2]の範囲に設定すれば、手で押
圧する程度の低スクイズ力でもって、渦流室に流周する
液体の流速を充分上げることができ、しかも噴霧液体を
適正な範囲に広げることができる。
【0057】さらに、噴霧口の口径に対する長さの比率
を、ほぼ1/3〜1.0の範囲に設定すれば、霧状液体
の広がりを適正に保つことができ、しかもキャップ本体
の噴霧口部分が変形することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態に係るスクイズ容器
の噴霧キャップの要部構成を示すもので、同図(a)は要
部縦断面図、同図(b)は上面図、同図(c)は同図(a)の
cーc断面図、同図(d)はピンの底面図、同図(e)はキ
ャップ本体の噴霧口の拡大断面図、同図(f)はピンの渦
流室部の拡大断面図である。
【図2】図2(a)は図1の噴霧キャップが使用されたス
クイズ容器の全体構成を示す図、同図(b)は同図(a)の
噴霧キャップの拡大断面図である。
【図3】図3は本発明の噴霧キャップの他の形態を示す
図である。
【図4】図4は従来の噴霧キャップを示す図である。
【符号の説明】
1 噴霧キャップ 2 容器 3 口頚部(開口部) 4 キャップ本体 44 ノズル部 5 凹部 51 内周壁 52 底壁 53 噴霧口 6 ピン 7 渦流室 8 流入路 81 渦流発生溝 91 係合凹部 92 係合凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性変形可能な容器の開口部に装着される
    キャップ本体と、該キャップ本体に容器内部に臨んで開
    口するように設けられた凹部内周に容器内部側から嵌着
    されるピンとを備え、前記キャップ本体の凹部底壁には
    外部に開口する噴霧口が、前記ピン端面と凹部底壁間に
    は渦流室が、前記ピン外周面と凹部内周面との嵌着面間
    には前記渦流室と容器内部とを連通する流入路が設けら
    れ、容器を押圧することにより前記流入路,渦流室及び
    噴霧口を通じて霧状液体を噴霧し、前記噴霧口,渦流室
    及び流入路を通じて容器内に生じる負圧を解消するスク
    イズ容器の噴霧キャップにおいて、 前記ピン外周とキャップ本体の凹部内周との嵌着部に、
    前記ピンが凹部から抜け出す方向の移動を規制する固定
    手段を設けたことを特徴とするスクイズ容器の噴霧キャ
    ップ。
  2. 【請求項2】固定手段は、ピン外周面と凹部内周面に設
    けられた互いに凹凸係合する係合凹部及び係合凸部であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のスクイズ容器の噴
    霧キャップ。
  3. 【請求項3】流入路の渦流室への出口断面積を、ほぼ
    0.35〜0.49[mm2]の範囲に設定したことを
    特徴とする請求項1または2に記載のスクイズ容器の噴
    霧キャップ。
  4. 【請求項4】噴霧口の口径に対する長さの比率を、ほぼ
    1/3〜1.0の範囲に設定したことを特徴とする請求
    項1,2または3に記載のスクイズ容器の噴霧キャッ
    プ。
JP30669995A 1995-10-31 1995-10-31 スクイズ容器の噴霧キャップ Pending JPH09122541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30669995A JPH09122541A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 スクイズ容器の噴霧キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30669995A JPH09122541A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 スクイズ容器の噴霧キャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09122541A true JPH09122541A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17960248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30669995A Pending JPH09122541A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 スクイズ容器の噴霧キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09122541A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2479014A (en) * 2010-03-26 2011-09-28 Chang Ho Chang A deformable mineral water bottle having an atomising nozzle
ES2422131A2 (es) * 2010-03-26 2013-09-06 Chang Ho Chang Una botella de agua mineral pulverizadora multifuncional
JP2016069023A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社吉野工業所 スクイズ容器用キャップ
US10358270B1 (en) 2018-05-31 2019-07-23 Camelbak Products, Llc Closure assemblies and drink containers including the same
USD864658S1 (en) 2018-05-31 2019-10-29 Camelbak Products, Llc Beverage container closure
US10532862B2 (en) 2018-06-19 2020-01-14 Camelbak Products, Llc Closure assemblies with distinct dispensing modes and drink containers including the same
USD881639S1 (en) 2018-06-19 2020-04-21 Camelbak Products, Llc Beverage container closure
KR102387376B1 (ko) * 2021-08-10 2022-04-15 구진섭 육묘상자용 살균 및 소독장치

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2479014A (en) * 2010-03-26 2011-09-28 Chang Ho Chang A deformable mineral water bottle having an atomising nozzle
ES2422131A2 (es) * 2010-03-26 2013-09-06 Chang Ho Chang Una botella de agua mineral pulverizadora multifuncional
ES2422131R1 (es) * 2010-03-26 2013-10-11 Chang Ho Chang Una botella de agua mineral pulverizadora multifuncional
GB2479014B (en) * 2010-03-26 2016-05-11 Shenzhen Nozo Ip Operation Co Ltd A multifunctional spraying mineral water bottle
JP2016069023A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社吉野工業所 スクイズ容器用キャップ
US10358270B1 (en) 2018-05-31 2019-07-23 Camelbak Products, Llc Closure assemblies and drink containers including the same
USD864658S1 (en) 2018-05-31 2019-10-29 Camelbak Products, Llc Beverage container closure
USD876895S1 (en) 2018-05-31 2020-03-03 Camelbak Products, Llc Beverage container
US10532862B2 (en) 2018-06-19 2020-01-14 Camelbak Products, Llc Closure assemblies with distinct dispensing modes and drink containers including the same
USD881639S1 (en) 2018-06-19 2020-04-21 Camelbak Products, Llc Beverage container closure
KR102387376B1 (ko) * 2021-08-10 2022-04-15 구진섭 육묘상자용 살균 및 소독장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04505906A (ja) 気体および液体を混合するための混合室
US4730775A (en) Two piece foamer nozzle assembly
US5738282A (en) Pump sprayer nozzle for producing a solid spray pattern
GB2215239B (en) Spraygun
CN209790461U (zh) 一种雾化头及熏香装置
US4883227A (en) Foamer nozzle assembly with air passageway
JPH09122541A (ja) スクイズ容器の噴霧キャップ
US4401270A (en) Sprayer for squeeze bottle
JP2004122101A (ja) 手動式スプレー用オリフィス付きカップ
US3140052A (en) Spray nozzle comprising a base member and a cap
CN110382119B (zh) 用于流体产品的喷头和这种喷头的使用
US4174069A (en) Adjustable spray fluid dispenser
JPH0924961A (ja) 洗浄びん
JP2011177634A (ja) 噴霧器
CN115889010A (zh) 一种可调雾量的防滴喷头
CN210250684U (zh) 一种香薰机新型雾化装置
JP3209676B2 (ja) 低圧スプレーガンの先端構造
CN217816775U (zh) 一种雾化喷嘴及废液焚烧装置
JPH0445218B2 (ja)
CN214390685U (zh) 一种压缩式雾化器中的雾化头
CN215088065U (zh) 一种雾化喷头及马桶
KR102412969B1 (ko) 구조가 단순한 미세분무노즐 및 이를 구비한 소독장치
CN219440134U (zh) 一种二流体精油雾化器
CN216025663U (zh) 液体雾化装置
CN216025606U (zh) 一种可调雾量的防滴喷头

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510