JPS604613Y2 - エアゾル用噴射頭 - Google Patents

エアゾル用噴射頭

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Publication number
JPS604613Y2
JPS604613Y2 JP18607680U JP18607680U JPS604613Y2 JP S604613 Y2 JPS604613 Y2 JP S604613Y2 JP 18607680 U JP18607680 U JP 18607680U JP 18607680 U JP18607680 U JP 18607680U JP S604613 Y2 JPS604613 Y2 JP S604613Y2
Authority
JP
Japan
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injection
aerosol
nozzle
front wall
groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP18607680U
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English (en)
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JPS57106460U (ja
Inventor
丈雄 荒井
Original Assignee
ライオン株式会社
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Publication date
Application filed by ライオン株式会社 filed Critical ライオン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアゾル用噴射頭の改良に関するものである
従来のエアゾル用噴射頭は、第1図に示すように、押釦
1の側面に円環状の連通路2を切設し、この連通路2に
、前壁4の中央部に噴出孔5と前壁4の内面に上記噴出
孔5に通ずる放射状の凹溝6(第2図)とを備えたノズ
ル3を嵌着し、主流路7からの噴射液を連通路2から噴
出孔5を通じて霧状に噴射させるようにしており、その
際、気液の混合を促進して噴射状態を良くし、且つ噴射
角度を大きくするため、軸状部8の先端に噴出孔5に対
向する突子9を設けていた。
しかしながら、該突子9と前壁4との間隔が非常に狭く
なるため、噴射液が比較的固化し易いものの場合にはそ
れが噴出孔5の周囲で固まって目詰りを起し易かった。
上記突子9を設けない場合には目詰りを生じることが少
ないが、気液の混合状態が悪く、しかも噴射角度が非常
に小さくなるという欠点かを有していた。
本考案は、これらの問題点を解決し、気液の混合状態が
良く、目詰りも少なく、且つその噴射角の大きい噴射頭
を提供しようとするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第3図において、10は押釦であって中央部に噴射
液の主流路11を有し、該押釦10の側面には小孔12
を介して主流路11に通じる円環状の連通路13を切設
している。
上記押釦10に取付けたノズル14は、第4図からも明
らかなように、その前壁15の中央部に噴出孔16を設
けると共に、前壁15の内面に上記噴出孔16の接線方
向に傾斜して該孔16に連通ずる多数の凹溝17を放射
状に切設し、これらの凹溝17の噴出孔16側の端部に
その溝壁を突出させて狭幅化させることにより絞り部1
8を設け、さらに、筒状部19の内面に軸線方向に延び
る多数の突条20をそれらの間に上記凹溝17の外端部
が位置するように形設してなるもので、該ノズル14を
、上記突条20が連通路13で囲まれた軸状部21に当
接し且つ筒状部19の外面が連通路13の外壁面に密接
するように該連通路13内に嵌着し、各突条20と軸状
部21の間に区画形成される通路22を通じて、軸状部
21の先端と前壁15との間の噴射室23を上記連通路
13に導通せしめている。
上記紋り部18は、第5図に示すように、凹溝17の溝
壁を段階的に狭幅化することによりそれを形成すること
もでき、あるいは第6図に示すように、溝壁をテーパー
状に傾斜させて狭幅化することにより該紋り部18を設
けることもできる。
上述した構成の噴射頭において、主流路11からの噴射
液は小孔12を通じて連通路13に流入し、突条20と
軸状部21との間の通路22を通って噴射室23に流入
したあと噴出孔16から霧状に噴射される。
その場合、通路22から噴射室23に流入した噴射液は
、主として各通路22に対応するように設けられている
凹溝17を通じて中心方向へ高速で流動するが、噴出孔
16の周囲の小室部24に流出する際に紋り部18によ
って流速が高められると共に、噴出孔16の接線方向に
傾斜して小室部24に流入するため流れ状態が激しく乱
されることになり、そのため、気液の混合が促進されて
安定的且つ均ブな噴射状態となる場“と共に、噴射角度
も非常に大きいものとなり、さらに凹溝17内での目詰
りが生じにくい。
上記小孔12は、図示したように連通路13の略幅より
孔径を小さくした場合に主流路11から連通路13に流
入する噴射液を攪乱する紋りとしての機能を果すが、小
孔12に特にこのような紋りとしての機能を持たせる必
要はなく、従ってその孔径を路幅と同程度に形成しても
よく、あるいは必要なスプレーパターンに応じてその孔
径を適宜に設定することもできる。
第1表は、従来の噴射頭と本考案に係る噴射頭との性能
を比較する実験結果であって、実験方法は、湿度50〜
60%RH,室温の保存条件で各仕様のエアゾル容器を
10本ずつ保存し、3日毎に10本ずつ引き出して噴射
テストを行い、噴射までの時間とスプレーパターンにつ
いて測定し、これを10回くり返した。
なお、スプレーパターンは噴射範囲(角度)の広さを感
覚的にとらえたものである。
以上詳述したように、本考案に係る噴射頭によれば、ノ
ズルにおける凹溝の噴出孔側の端部に絞り部を設けたの
で、噴射液の攪乱により気液の混合を促進させて噴霧を
安定的且つ均一なものとすることができるばかりでなく
、その噴射角度を非常に大きいものとして良好なスプレ
ーパターンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の噴射頭の縦断面図、第2図は同ノズルの
筒状部側からみた正面図、第3図は本考案に係る噴射頭
の縦断面図、第4図はそのA−A断面図、第5図及び第
6図はノズルの異なる実施例を示す正面図である。 10・・・・・・押釦、11・・・・・・主流路、13
・・・・・・連通路、14・・・・・・ノズル、15・
・・・・・前壁、16・・・・・・噴出孔、17・・・
・・・凹溝、18・・・・・・絞り部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 噴射液の主通路を備えた押釦側面に上記主流路に通
    じる円環状の連通路を切設し、前壁中央部に噴出孔を備
    えた筒状のノズルを上記連通路内に導通状態に嵌着し、
    該ノズルにおける前壁の内面に噴出孔に連なる凹溝を放
    射状に切設すると共に、該凹溝の噴出孔側の端部に絞り
    部を設けたことを特徴とするエアゾル用噴射頭。 2 凹溝をテーパー状に狭幅化することにより絞り部を
    形成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のエアゾル用噴射頭。 3 凹溝を段階的に狭幅化することにより絞り部を形成
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のエアゾル用噴射頭。
JP18607680U 1980-12-24 1980-12-24 エアゾル用噴射頭 Expired JPS604613Y2 (ja)

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JP18607680U JPS604613Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24 エアゾル用噴射頭

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JP18607680U JPS604613Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24 エアゾル用噴射頭

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Publication Number Publication Date
JPS57106460U JPS57106460U (ja) 1982-06-30
JPS604613Y2 true JPS604613Y2 (ja) 1985-02-09

Family

ID=29987707

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274949A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Nivea Kao Kk エアゾール内容物噴射装置

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JPS57106460U (ja) 1982-06-30

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