JPH09172910A - 昆虫の自動飼育装置 - Google Patents

昆虫の自動飼育装置

Info

Publication number
JPH09172910A
JPH09172910A JP33682295A JP33682295A JPH09172910A JP H09172910 A JPH09172910 A JP H09172910A JP 33682295 A JP33682295 A JP 33682295A JP 33682295 A JP33682295 A JP 33682295A JP H09172910 A JPH09172910 A JP H09172910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breeding
assembly
moving
movement
moved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33682295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2852411B2 (ja
Inventor
Osamu Ninaki
理 蜷木
Makoto Maruyama
誠 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NORIN SUISANSYO SANSHI KONCHU
NORIN SUISANSYO SANSHI KONCHU NOGYO GIJUTSU KENKYUSHO
Original Assignee
NORIN SUISANSYO SANSHI KONCHU
NORIN SUISANSYO SANSHI KONCHU NOGYO GIJUTSU KENKYUSHO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NORIN SUISANSYO SANSHI KONCHU, NORIN SUISANSYO SANSHI KONCHU NOGYO GIJUTSU KENKYUSHO filed Critical NORIN SUISANSYO SANSHI KONCHU
Priority to JP7336822A priority Critical patent/JP2852411B2/ja
Publication of JPH09172910A publication Critical patent/JPH09172910A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2852411B2 publication Critical patent/JP2852411B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的狭い室内で最大の飼育スペースが確保
され、かつ、効率的な作業が遂行できる昆虫の自動飼育
装置の提供。 【解決手段】 開閉式の底面を有し、滑走誘導部材を備
えた除沙装置、前記除沙装置と組み合わされた飼育箱、
前記飼育箱を上昇させるための上昇移動装置、前記飼育
箱を下降させるための下降移動装置、前記飼育箱を水平
に移動させるための上部および下部の水平移動装置、前
記飼育箱の位置を認識するための光感知器および磁気近
接スイッチ、ならびに前記光感知器および磁気近接スイ
ッチからの信号に基づいて前記飼育箱を移動または停止
させるための作動制御用データ処理装置を有する昆虫の
自動飼育装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は昆虫の自動飼育装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、昆虫の飼育を能率的に行う飼育装
置として、全齢人工飼料育を行うための省力・省スペー
ス型の自動飼育装置はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、カイコ、コガネ
ムシ等のような昆虫の飼育においては、連続飼育に伴う
病気の発生を阻止するため高度な清浄環境が要求される
とともに、成長の制御や通年飼育を可能とする精密な温
・湿度管理が不可欠である。このような飼育環境を広い
飼育室で維持するには多大なランニングコストが必要と
なるため、飼育装置には比較的狭い室内で最大の飼育ス
ペースが確保され、かつ、効率的な作業が遂行できる仕
様が要求される。かかる諸条件を満たす昆虫の自動飼育
装置の開発が望まれている。
【0004】本発明の目的は、かかる問題点を解決した
昆虫の自動飼育装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の昆虫の自動飼育
装置は、複数の飼育箱、前記複数の飼育箱のそれぞれの
下に付置された、前記飼育箱を滑走せしめるための滑走
誘導部材を備えた底面開閉式除沙装置、前記除沙装置付
き飼育箱の積み重ねられたもののうち少なくとも最上部
および最下部にある飼育箱の位置を認識するためにそれ
らの位置のそれぞれの近傍に設けられた光感知器、なら
びに前記光感知器からの信号に基づいて前記飼育箱を移
動または停止させるための作動制御用データ処理装置を
有することを特徴とする。
【0006】また、本発明の昆虫の自動飼育装置は、複
数の飼育箱、前記複数の飼育箱のそれぞれの下に付置さ
れた、前記飼育箱を滑走せしめるための滑走誘導部材を
備えた底面開閉式除沙装置、前記飼育箱と除沙装置とか
らなる組立物を上方へ移動するための上昇移動装置、前
記組立物を下方へ移動するための下降移動装置、前記組
立物の積み重ねられたもののうち、前記上昇移動装置の
最上部にあるものおよび前記下降移動装置の最下部にあ
るものをそれぞれ水平に移動するための上部および下部
水平移動装置、少なくとも最上部および最下部にある組
立物の位置を認識するためにそれらの位置のそれぞれの
近傍に設けられた光感知器、ならびに前記光感知器から
の信号に基づいて前記組立物を移動または停止させるた
めの作動制御用データ処理装置を備え、前記組立物のそ
れぞれは、前記上昇移動装置および下降移動装置ならび
に上部および下部の水平移動装置によって、上昇移動、
上部水平移動、下降移動および下部水平移動のような順
序で循環移動され、前記下降移動装置によりその最下部
に移動された組立物は、前記下部水平移動装置により前
記上昇移動装置の最下部へ移動され、前記上下移動およ
び水平移動は、前記組立物のうちの最上部および最下部
の組立物の位置が前記光感知器によって認識され、前記
光感知器からの信号に基づいて、データ処理装置によっ
て行われるように構成されていることを特徴とする。
【0007】前記光感知器に加えて、前記組立物の位置
を認識し、前記組立物同士の上下間隔を調整するために
所定の位置に設けられた磁気近接スイッチを有してな
り、前記光感知器および磁気近接スイッチからの信号に
基づいて、前記データ処理装置により組立物を移動また
は停止させるように構成されていることが望ましい。
【0008】前記上昇移動装置および下降移動装置のそ
れぞれに保持された前記除沙装置と前記飼育箱とからな
る組立物が、チェーンの作動によって上下それぞれの方
向へ移動され、前記上昇移動装置によりその最上部に達
した組立物および前記下降移動装置によりその最下部に
達した組立物が、前記光感知器および磁気近接スイッチ
による位置認識のもとで、前記データ処理装置に基づい
て制御されたサーボモーターを動力とするチェーン駆動
の前記上部水平移動装置およびローラーチェーンの前記
下部水平移動装置により、それぞれ前記下降移動装置の
最上部および前記上昇移動装置の最下部へ移動され、そ
して上記した組立物の上下移動と水平移動が繰り返され
るように構成されていることが望ましい。
【0009】さらに、本発明の自動飼育装置は、前記組
立物を給餌作業場所へ移動するための移動装置を有し、
前記下部水平移動装置により前記上昇移動装置の最下部
へ移動された組立物が、前記給餌作業場所への移動装置
により給餌作業場所へ移動されるように構成されてい
る。
【0010】前記データ処理装置が、シーケンサーまた
はコンピューターからなっていることが望ましい。
【0011】本発明の昆虫の自動飼育装置では、上記し
たような構成をとることにより、比較的狭い室内で最大
の飼育スペースが確保され、かつ、効率的な作業が遂行
でき、省力・省スペースが達成される。
【0012】また、本発明の自動飼育装置は、人工飼育
が望まれている昆虫の飼育には全て適用可能であり、そ
のような昆虫としては、例えば、カイコ、コガネムシ、
カブトムシなどが挙げられる。
【0013】
【発明の実態の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1(A)および(B)は、それぞれ、本
発明の自動飼育装置の側面図および正面図を示す。図1
において、1は飼育箱、2は除沙装置、3は除沙装置2
と組み合わせた飼育箱1を上方へ移動するための上昇移
動装置、4は除沙装置付き飼育箱1を下方へ移動するた
めの下降移動装置、5は除沙装置付き飼育箱1を水平に
移動するための上部の水平移動装置、6は除沙装置付き
飼育箱1を水平に移動するための下部の水平移動装置、
7は除沙装置付き飼育箱1の最上部および最下部のそれ
ぞれの位置を認識するための光感知器、8は給餌作業場
所への除沙装置付き飼育箱1の移動装置である。
【0015】図1に示された自動飼育装置では、飼育箱
1と除沙装置2とからなる各組立物は、上方への上昇移
動装置3および下方への下降移動装置4ならびに上部の
水平移動装置5および下部の水平移動装置6によって循
環移動される。すなわち、上昇移動装置3によりその最
上部へ移動された組立物は、上部の水平移動装置5によ
り下降移動装置4の最上部へ移動され、また、下降移動
装置4によりその最下部へ移動された組立物は、下部の
水平移動装置6と給餌作業場所への移動装置8とにより
上昇移動装置の最下部を経て給餌作業場所へ移動され、
そこで飼料の給餌および糞の除去作業が行われるような
機構となっている。本飼育装置に設置された飼育箱1と
除沙装置2とからなる組立物は、光感知器7によって、
好ましくは光感知器7および磁気近接スイッチ10によ
って、組立物の積み重なったもののうち少なくとも最上
部および最下部にある組立物の位置が認識されまた各組
立物の上下間隔が認識され、光感知器、磁気近接スイッ
チと接続しているデータ処理装置、例えばシーケンサー
またはコンピューターによって上下移動または水平移動
が行われるようになっている。光感知器は、プラスチッ
ク等で作製された飼育箱の位置認識のため用いられるも
のであり、その用いる数に制限はないが、少なくとも最
上部および最下部にある組立物の近傍に設置されること
が望ましい。例えば、上方・下方移動装置の最上部およ
び最下部の組立物の周辺にそれぞれ1対づつ、また給餌
作業場所の組立物の周辺に1対の光感知器を設置し、そ
れによって該装置の主たる制御情報がもたらされるよう
になっている。また、磁気近接スイッチは、飼育箱を上
下移動装置に保持せしめ、上下移動時にその飼育箱を支
えるために上下移動装置に設けられた鋼鉄製部材(図示
せず)に応答して飼育箱同士の上下間隔を認識するもの
であり、図1に示された飼育装置の場合には、例えば、
該装置の正面から見て組立物の右側の場所に2ヶ設置さ
れており、飼育箱の上下移動に関して補助的役割を担っ
ている。この磁気近接スイッチは、通常積み重ねられた
組立物のうちの中間辺りの位置にある組立物の周辺に設
けられるが、その他の位置の組立物の周辺でもよく、そ
の数は少なくても1ヶでよい。
【0016】本飼育装置においては、上昇移動装置3お
よび下降移動装置4にそれぞれ保持された組立物はチェ
ーンの作動によって上下それぞれの方向へ移動される。
上昇移動装置3の作動によりその最上部に達した除沙装
置付き飼育箱1および下降移動装置4の作動によりその
最下部に達した除沙装置付き飼育箱1は、それぞれ、光
感知器7、好ましくは光感知器および磁気近接スイッチ
からの信号による位置認識のもとで、シーケンサー等の
ようなデータ処理装置で制御されたサーボモーター(ス
イッチのオン/オフで制御)を動力とするチェーン駆動
の上部水平移動装置5、ローラーチェーンの下部水平移
動装置6および給餌作業場所への移動装置8により、最
上部では位置aから位置bへまた最下部では位置cから
位置dを経て位置eへ移動される(給餌モードの場
合)。除沙装置付き飼育箱1が位置eに達した時、動力
部を全て停止し、この間に飼料の給餌、糞の除去、飼育
面積の拡張等の作業を行う。この作業が終了したら、足
踏み式スイッチ(図示せず)によってモーターを作動さ
せ、除沙装置付き飼育箱1を位置eから位置dへ移動す
る。次いで、上記したような上下移動と水平移動を繰り
返すことによって新たな除沙装置付き飼育箱を順次位置
eに取り出し、給餌作業等を行うことができる。
【0017】なお、上記電気的制御装置であるシーケン
サーは、モーターのインバーターに接続されており、市
販のもの、例えば三菱電機株式会社製のMELSEC FX1−48
MR等が使用されうる。
【0018】また、所望により特定の除沙装置付き飼育
箱を指定して、それを位置eに取り出すことが可能であ
り、あるいは所定の飼育箱を位置eに取り出すことなく
飼育箱を全体的に、連続的に循環移動させることも可能
である(循環モード)。
【0019】さらに、除沙装置付き飼育箱の移動経路を
上記と異なったものとしてもよい。例えば、上昇移動装
置と下降移動装置との設置場所を図1の場合と逆にし
て、下降移動装置を給餌作業場所への移動装置の近傍に
設置するようにしてもよい。この場合、除沙装置付き飼
育箱は、移動装置の最上部では図1に示す位置bから位
置aへ、また最下部では給餌などの作業のため図1に示
す位置dから位置eへ、また給餌等の終了後は位置eか
ら位置dを経て位置cへ移動される。
【0020】なお、図1に示した飼育装置は、上昇移動
装置3と下降移動装置4とも、2列で構成されている
が、飼育規模、すなわち飼育箱の数量に応じて4列、6
列等のように任意に拡大することも可能である。
【0021】次に、図2および3にそれぞれ示した除沙
装置2およびこの除沙装置と組み合わせた飼育箱1につ
いて説明する。図2(A)および(B)に示すように、
底面に糞の除去機能を備えたアルミニウム製除沙装置2
は、個々の飼育箱の移動方向に向かって支持板またはロ
ーラーチェーン上を滑走せしめるためのテフロン製スレ
ー(滑走誘導部材)9をその下方端部に備えており、ま
た、底面が開閉式になっているので、糞等の除去が容易
かつ簡単にできる。かかる除沙装置2は、図3(A)お
よび(B)に示すように、飼育箱1の下に付置され、接
合される。糞等の除去は、開閉自在に取り付けられてい
る除沙装置の下面の底板を開くことによって行われ、糞
等は金属とゴム板からなる飛散防止ガイドおよび誘導板
(図示せず)によって床上の所定の場所に導かれ、処理
される。
【0022】飼育箱としては、特に制限はされないが、
例えばコストの関係から、市販のプラスチック(FRP
P)製大型せいろう(三甲株式会社製、#1800)が
好ましい。このせいろうは、外寸1800×870×6
0(H)mm、内寸1750×826×44(H)m
m、容量63.0リットルで、底面は一目が9×8mm
の網目状となっている。
【0023】この飼育箱を用いて上記した構成の飼育装
置により家蚕の全齢人工飼料育を行ったところ、以下の
表1に示すように、飼育箱1箱で2500頭の満足すべ
き飼育が可能であり、本発明の飼育装置が十分実用的で
あることが分かった。シーケンサーとしては上記MELSEC
FX1ー48MRを用いた。
【0024】
【表1】
【0025】上記試験では、飼料として、1〜4齢の家
蚕に対してはLPY−141(蚕糸昆虫研報,3号,5
7〜75頁(1991)に記載の飼料)、また、5齢の家蚕に
対しては4齢用のLPY−141を用いた。この試験に
おいて飼育箱を作動せしめる速度は、給餌モードの場
合、1ヶの飼料箱の移動に要する時間は57秒、また、
循環モードの場合、1ヶの飼料箱の移動に要する時間は
42秒であった。
【0026】なお、上記飼育箱の底面に、例えばカイ
コ、コガネムシ、カブトムシ等のような昆虫の発育サイ
ズに合わせた網目を持つナイロン製ネット等を敷くこと
によって除沙装置の底面へ糞を簡単に落下させ、除去す
ることができ、発育サイズに応じて下敷きを代えれば、
全齢人工飼料育の場合に使用できる。また、飼育する昆
虫が飼育箱より逃亡する恐れがある場合には、飼育箱の
上に逃亡を防止するためのネットを設置してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の昆虫の自動飼育装置によれば、
比較的狭い室内で最大の飼育スペースが確保され、か
つ、効率的な作業が遂行でき、ランニングコストの減少
が達成された。そのため、例えばカイコにおける全齢人
工飼料育技術の導入により、糸繭生産の通年化が可能と
なり、労働生産性の向上や飼育規模の拡大等に貢献する
ばかりでなく、今後発展が予想される有用物質生産等を
目的とするバイテク養蚕にも不可欠な技術として期待さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の自動飼育装置の側面図を示す。 (B)上記図1(A)の自動飼育装置の正面図を示す。
【図2】(A)本発明において使用する除沙装置の斜視
図を示す。 (B)上記図2(A)の除沙装置の底部を開いた状態を
示す斜視図である。
【図3】(A)本発明において使用する除沙装置と飼育
箱との分解斜視図を示す。 (B)上記図3(A)の除沙装置と飼育箱とを組み立て
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 飼育箱 2 除沙装置 3 上昇移動装置 4 下降移動装置 5 上部の水平移動装置 6 下部の水平移動装置 7 光感知器 8 給餌作業場所への移動装置 9 滑走誘導部材 10 磁気近接スイッチ a,b,c,d,e 除沙装置付き飼育箱の位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の飼育箱、前記複数の飼育箱のそれ
    ぞれの下に付置された、前記飼育箱を滑走せしめるため
    の滑走誘導部材を備えた底面開閉式除沙装置、前記除沙
    装置付き飼育箱の積み重ねられたもののうち少なくとも
    最上部および最下部にある飼育箱の位置を認識するため
    にそれらの位置のそれぞれの近傍に設けられた光感知
    器、ならびに前記光感知器からの信号に基づいて前記飼
    育箱を移動または停止させるための作動制御用データ処
    理装置を有することを特徴とする昆虫の自動飼育装置。
  2. 【請求項2】 複数の飼育箱、前記複数の飼育箱のそれ
    ぞれの下に付置された、前記飼育箱を滑走せしめるため
    の滑走誘導部材を備えた底面開閉式除沙装置、前記飼育
    箱と除沙装置とからなる組立物を上方へ移動するための
    上昇移動装置、前記組立物を下方へ移動するための下降
    移動装置、前記組立物の積み重ねられたもののうち、前
    記上昇移動装置の最上部にあるものおよび前記下降移動
    装置の最下部にあるものをそれぞれ水平に移動するため
    の上部および下部水平移動装置、少なくとも最上部およ
    び最下部にある組立物の位置を認識するためにそれらの
    位置のそれぞれの近傍に設けられた光感知器、ならびに
    前記光感知器からの信号に基づいて前記組立物を移動ま
    たは停止させるための作動制御用データ処理装置を備
    え、前記組立物のそれぞれは、前記上昇移動装置および
    下降移動装置ならびに上部および下部の水平移動装置に
    よって、上昇移動、上部水平移動、下降移動および下部
    水平移動のような順序で循環移動され、前記下降移動装
    置によりその最下部に移動された組立物は、前記下部水
    平移動装置により前記上昇移動装置の最下部へ移動さ
    れ、前記上下移動および水平移動は、前記組立物のうち
    の最上部および最下部の組立物の位置が前記光感知器に
    よって認識され、前記光感知器からの信号に基づいて、
    データ処理装置によって行われるように構成されている
    ことを特徴とする昆虫の自動飼育装置。
  3. 【請求項3】 前記光感知器に加えて、前記組立物の位
    置を認識し、前記組立物同士の上下間隔を調整するため
    に所定の位置に設けられた磁気近接スイッチを有してな
    り、前記光感知器および磁気近接スイッチからの信号に
    基づいて、前記データ処理装置により組立物を移動また
    は停止させるように構成されていることを特徴とする請
    求項2記載の昆虫の自動飼育装置。
  4. 【請求項4】 前記上昇移動装置および下降移動装置の
    それぞれに保持された前記除沙装置と前記飼育箱とから
    なる組立物が、チェーンの作動によって上下それぞれの
    方向へ移動され、前記上昇移動装置によりその最上部に
    達した組立物および前記下降移動装置によりその最下部
    に達した組立物が、前記光感知器および磁気近接スイッ
    チによる位置認識のもとで、前記データ処理装置に基づ
    いて制御されたサーボモーターを動力とするチェーン駆
    動の前記上部水平移動装置およびローラーチェーンの前
    記下部水平移動装置により、それぞれ前記下降移動装置
    の最上部および前記上昇移動装置の最下部へ移動され、
    そして上記した組立物の上下移動と水平移動が繰り返さ
    れるように構成されていることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の昆虫の自動飼育装置。
  5. 【請求項5】 前記組立物を給餌作業場所へ移動するた
    めの移動装置を有し、前記下部水平移動装置により前記
    上昇移動装置の最下部へ移動された組立物が、前記給餌
    作業場所への移動装置により給餌作業場所へ移動される
    ように構成されていることを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれかに記載の昆虫の自動処理装置。
  6. 【請求項6】 前記データ処理装置が、シーケンサーま
    たはコンピューターからなっていることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の昆虫の自動飼育装置。
JP7336822A 1995-12-25 1995-12-25 昆虫の自動飼育装置 Expired - Lifetime JP2852411B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7336822A JP2852411B2 (ja) 1995-12-25 1995-12-25 昆虫の自動飼育装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7336822A JP2852411B2 (ja) 1995-12-25 1995-12-25 昆虫の自動飼育装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09172910A true JPH09172910A (ja) 1997-07-08
JP2852411B2 JP2852411B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=18303003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7336822A Expired - Lifetime JP2852411B2 (ja) 1995-12-25 1995-12-25 昆虫の自動飼育装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2852411B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100426462B1 (ko) * 2001-02-16 2004-04-17 대한민국 애꽃노린재류의 먹이 사육방법 및 장치
KR101155289B1 (ko) * 2010-03-23 2012-06-12 (주)오토일렉스 곤충알 부화 및 육추를 위한 장치
WO2013151207A1 (ko) * 2012-04-03 2013-10-10 Chin Byeong-Gyu 파리 애벌레 연속사육장치
CN103875614A (zh) * 2014-03-24 2014-06-25 卢颖 一种可调整高度和多用途的养蚕床
CN103975905A (zh) * 2014-03-18 2014-08-13 杭州千岛湖丰凯实业有限公司 一种养蚕装置
CN104044925A (zh) * 2014-04-29 2014-09-17 黄文毅 一种用于脱茧后承接方格簇的自动升降装置
CN104365564A (zh) * 2014-12-12 2015-02-25 鹿寨县农业局 桑蚕饲养方法
CN104430207A (zh) * 2014-12-09 2015-03-25 海南上谷茧丝绸有限公司 一种稚蚕饲育机
CN105475240A (zh) * 2015-12-21 2016-04-13 叶春健 一种利用甘蔗养殖蚯蚓的方法
CN106070095A (zh) * 2016-08-04 2016-11-09 赵明岩 自动化大蚕养殖营茧平台
CN106857411A (zh) * 2017-02-22 2017-06-20 苏州寰宇新博环保科技有限公司 带成蛆再处理装置的蝇蛆养殖流水线
CN107372365A (zh) * 2017-08-28 2017-11-24 师翺翔 米蛾全自动养殖系统
CN107484724A (zh) * 2017-10-10 2017-12-19 南宁致侨农业有限公司 可快速除蚕砂的桑蚕养殖方法
JP2018514201A (ja) * 2015-04-13 2018-06-07 インセクト 虫飼育施設
CN110089492A (zh) * 2019-06-14 2019-08-06 贵州省烟草公司黔东南州公司 一种改造利用闲置期间烤房以饲养蠋蝽的装置及方法
KR102166308B1 (ko) * 2020-03-11 2020-10-15 신계주 동애등에 사육시설물
WO2021023327A1 (de) * 2019-08-05 2021-02-11 Gia Tien Ngo Vorrichtung und verfahren zur aufzucht, insbesondere von insekten
CN112568195A (zh) * 2020-12-23 2021-03-30 安徽省农业科学院蚕桑研究所 一种家蚕育种用模块化饲育箱
CN113613491A (zh) * 2019-03-18 2021-11-05 紫纮株式会社 自动养蚕系统、自动养蚕方法、程序以及存储介质
WO2022022973A1 (en) * 2020-07-27 2022-02-03 Nbtech Ab Apparatus for growing biomass
CN114027265A (zh) * 2021-10-13 2022-02-11 长治学院 一种具有自动投喂功能的恒湿蛴螬养殖槽
KR20220072054A (ko) * 2020-11-24 2022-06-02 이용길 곤충사육용기 자동 반입/반출기
WO2023237144A1 (de) * 2022-06-07 2023-12-14 Alpha-Protein GmbH Vorrichtung und verfahren zur versorgung von insekten

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102415356A (zh) * 2011-08-22 2012-04-18 广东省昆虫研究所 一种昆虫幼虫工业化培养设备
CN102907379B (zh) * 2012-09-24 2014-08-06 四川省南充蚕具研究有限公司 自动化养蚕系统
CN108338130B (zh) * 2018-04-27 2021-08-06 贵州黄平县蚕具创新研发有限公司 一种节能采茧机
CN109730039B (zh) * 2019-01-14 2021-03-30 重庆京渝瑞基测控仪器仪表制造有限公司 桑蚕养殖系统的控制方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457093Y1 (ja) * 1967-11-24 1970-04-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457093Y1 (ja) * 1967-11-24 1970-04-07

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100426462B1 (ko) * 2001-02-16 2004-04-17 대한민국 애꽃노린재류의 먹이 사육방법 및 장치
KR101155289B1 (ko) * 2010-03-23 2012-06-12 (주)오토일렉스 곤충알 부화 및 육추를 위한 장치
US9462795B2 (en) 2012-04-03 2016-10-11 Byeong-Gyu Chin Apparatus for breeding fly larvae
WO2013151207A1 (ko) * 2012-04-03 2013-10-10 Chin Byeong-Gyu 파리 애벌레 연속사육장치
CN103975905A (zh) * 2014-03-18 2014-08-13 杭州千岛湖丰凯实业有限公司 一种养蚕装置
CN103875614A (zh) * 2014-03-24 2014-06-25 卢颖 一种可调整高度和多用途的养蚕床
CN104044925A (zh) * 2014-04-29 2014-09-17 黄文毅 一种用于脱茧后承接方格簇的自动升降装置
CN104430207A (zh) * 2014-12-09 2015-03-25 海南上谷茧丝绸有限公司 一种稚蚕饲育机
CN104365564A (zh) * 2014-12-12 2015-02-25 鹿寨县农业局 桑蚕饲养方法
JP2018514201A (ja) * 2015-04-13 2018-06-07 インセクト 虫飼育施設
CN105475240A (zh) * 2015-12-21 2016-04-13 叶春健 一种利用甘蔗养殖蚯蚓的方法
CN106070095A (zh) * 2016-08-04 2016-11-09 赵明岩 自动化大蚕养殖营茧平台
CN106857411A (zh) * 2017-02-22 2017-06-20 苏州寰宇新博环保科技有限公司 带成蛆再处理装置的蝇蛆养殖流水线
CN107372365A (zh) * 2017-08-28 2017-11-24 师翺翔 米蛾全自动养殖系统
CN107372365B (zh) * 2017-08-28 2023-07-25 师翺翔 米蛾全自动养殖系统
CN107484724A (zh) * 2017-10-10 2017-12-19 南宁致侨农业有限公司 可快速除蚕砂的桑蚕养殖方法
CN107484724B (zh) * 2017-10-10 2019-12-10 南宁致侨农业有限公司 可快速除蚕砂的桑蚕养殖方法
CN113613491A (zh) * 2019-03-18 2021-11-05 紫纮株式会社 自动养蚕系统、自动养蚕方法、程序以及存储介质
CN110089492A (zh) * 2019-06-14 2019-08-06 贵州省烟草公司黔东南州公司 一种改造利用闲置期间烤房以饲养蠋蝽的装置及方法
WO2021023327A1 (de) * 2019-08-05 2021-02-11 Gia Tien Ngo Vorrichtung und verfahren zur aufzucht, insbesondere von insekten
CN114466590A (zh) * 2019-08-05 2022-05-10 G·T·恩戈 用于培育、尤其是用于培育昆虫的装置和方法
JP2022543162A (ja) * 2019-08-05 2022-10-07 ティエン ゴ ザ 特に昆虫を飼育する装置および方法
US11985961B2 (en) 2019-08-05 2024-05-21 Gia Tien Ngo Device and method for breeding insects
KR102166308B1 (ko) * 2020-03-11 2020-10-15 신계주 동애등에 사육시설물
WO2022022973A1 (en) * 2020-07-27 2022-02-03 Nbtech Ab Apparatus for growing biomass
KR20220072054A (ko) * 2020-11-24 2022-06-02 이용길 곤충사육용기 자동 반입/반출기
CN112568195A (zh) * 2020-12-23 2021-03-30 安徽省农业科学院蚕桑研究所 一种家蚕育种用模块化饲育箱
CN114027265A (zh) * 2021-10-13 2022-02-11 长治学院 一种具有自动投喂功能的恒湿蛴螬养殖槽
CN114027265B (zh) * 2021-10-13 2022-12-23 长治学院 一种具有自动投喂功能的恒湿蛴螬养殖槽
WO2023237144A1 (de) * 2022-06-07 2023-12-14 Alpha-Protein GmbH Vorrichtung und verfahren zur versorgung von insekten

Also Published As

Publication number Publication date
JP2852411B2 (ja) 1999-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09172910A (ja) 昆虫の自動飼育装置
EP3462835B1 (en) Arrangement and method for the cultivation of horticultural products
CN109258582B (zh) 桑蚕养殖机构组件
JP2016521991A (ja) 家禽をケージから搬出する装置
JPH0118848B2 (ja)
CN113439700A (zh) 一种海洋快速批量捕捞的渔业养殖平台
JP2017108635A (ja) 自動シャッタ構造を備えた養蜂箱及び分蜂箱を用いて捕獲したミツバチを空の養蜂箱に移す方法
KR102452588B1 (ko) 큰징거미새우의 다칸 다단 양식 장치
US2589228A (en) Poultry nest appliance
CN106962224B (zh) 一种肉鸡养殖设备
CN210869387U (zh) 一种用于蜂王浆移虫补虫的装置
CN109730039B (zh) 桑蚕养殖系统的控制方法
CN114793993B (zh) 一种青蟹工厂化养殖装置
CN211185523U (zh) 一种桑蚕养殖装置
KR20180053975A (ko) 산업곤충 수확을 위한 자동화설비
CN112655662A (zh) 一种作业空间可调节的桑蚕养殖支架
EP1072189B1 (en) Device for breeding snails
CN110973075A (zh) 一种多层次养蚕架及智能化蚕房
EP3887289A1 (en) Apparatus and method for autonomous agriculture inventory management
KR100526325B1 (ko) 아이스크림 용기 공급장치
CN219844620U (zh) 一种鱼苗投放箱
CN215380878U (zh) 昆虫幼虫的养殖装置及养殖系统
CN217407382U (zh) 一种可避免禽畜翻越的组装式禽畜养殖围栏
CN211153418U (zh) 地面滑轮移动式养蚕上蔟装置
CN209931212U (zh) 一种水禽网床养殖设备

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

EXPY Cancellation because of completion of term