JPH09172754A - 磁石発電機の回転子 - Google Patents

磁石発電機の回転子

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JPH09172754A
JPH09172754A JP7347797A JP34779795A JPH09172754A JP H09172754 A JPH09172754 A JP H09172754A JP 7347797 A JP7347797 A JP 7347797A JP 34779795 A JP34779795 A JP 34779795A JP H09172754 A JPH09172754 A JP H09172754A
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JP
Japan
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clutch
boss member
yoke
flange
rotor
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JP7347797A
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Inventor
Toshiyuki Watanabe
敏幸 渡邊
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2786Outer rotors
    • H02K1/2787Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/2789Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2791Surface mounted magnets; Inset magnets

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  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
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  • Dc Machiner (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチアウタ付き磁石発電機のボス部材フ
ランジを小径にする。 【解決手段】 ヨーク20の底壁21のボス部材取付口
22にボス部材11が外面から挿入されて座屈かしめ部
17で固定されており、ボス部材11のフランジ12に
雄印籠部18が形成されている。クラッチアウタ31に
形成された雌印籠部34がボス部材11の雄印籠部18
に印籠結合されるとともに、ヨーク20の底壁21に突
設された凸部25がクラッチアウタ31に開設された凹
部46に嵌合され、クラッチアウタ31がボルト48で
ヨーク20の底壁21に締結されている。 【効果】 ボルトをボス部材のフランジに設けないた
め、ボス部材のフランジを小径に設定でき、製造コスト
を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁石発電機の回転
子に関し、特に、ヨークとワンウエイクラッチのクラッ
チアウタとの結合構造の改良に係り、例えば、自動二輪
車等のエンジンに連動される磁石発電機に利用して有効
な回転子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動二輪車等のエンジンに連動
される磁石発電機として、碗形状のヨーク内周面に複数
のマグネットが等間隔に固定されている回転子と、放射
状に突設された突極を有する発電子コイルが回転子のヨ
ークの内部において同心に配設されている発電子とを備
えており、発電子がエンジンの外殻に固定され、回転子
がエンジンの回転軸に嵌着されているものがある。この
磁石発電機においては、回転子がエンジンに駆動される
回転軸の回転により発電子の周囲を旋回されて回転子の
マグネットが発電子コイルの磁界内を相対的に移動する
ことにより、発電子コイルにおいて起電力が誘起され
る。
【0003】このような磁石発電機において回転子はエ
ンジンの回転軸に、ヨークの底壁に同心的に結合された
ボス部材がテーパおよびキー嵌合されてナットで締め付
けられることにより固定されている。そして、ヨークの
底壁にボス部材を同心的に結合させる構造としては、ボ
ス部材の一端部外周にフランジが一体的に突設され、ボ
ス部材の他端部がヨーク底壁に開設された開口に外側か
ら挿入された状態で、フランジとヨーク底壁とが複数本
のリベットによって結合される構造が一般的に採用され
ている。
【0004】ところで、スタータモータによって始動さ
れるように構成されたエンジンにおいては、始動後にス
タータモータをエンジンから切り離す必要があるため、
エンジンの回転軸とスタータモータとの間にワンウエイ
クラッチが介設されている。このワンウエイクラッチを
介してスタータモータによって始動されるエンジンに磁
石発電機を連結する構造としては、例えば、実開昭55
−170529号公報に記載されているように、クラッ
チアウタが磁石発電機の回転子のボス部材に当接されヨ
ーク底壁およびボス部材にボルトによって締結される構
造がある。
【0005】また、特開平3−175152号公報に
は、磁石発電機の回転子のヨークとボス部材とが一体的
に成形されており、ヨークの底壁外面にクラッチアウタ
がボルトによって締結される構造が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クラッチアウ
タがヨーク底壁およびボス部材にボルトによって締結さ
れる構造においては、回転軸に直結される必要上高い機
械的強度が要求されるボス部材のフランジを大径に形成
しなければならなくなるため、ボス部材の製造コストひ
いては磁石発電機の製造コストが増加してしまうという
問題点がある。ましてや、ボス部材がヨークと一体成形
される構造においては、製造コストがきわめて増大して
しまう。
【0007】また、従来の磁石発電機の回転子とワンウ
エイクラッチとの連結構造においては、クラッチアウタ
の回転子と反対側の開口にクラッチローラの脱落を防止
するためのカバーや保持部材が配設されているため、ワ
ンウエイクラッチを製造するに際して加工工数および部
品点数が多くなる傾向にある。さらに、クラッチアウタ
の内周面にワンウエイクラッチのカムプロフィールを作
製するのに大型ブローチ盤を使用しなければならないた
め、特殊な大型機械が必要になる。
【0008】本発明の目的は、ヨークの底壁に結合され
るボス部材のフランジを小径化することができる磁石発
電機の回転子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁石発電機
の回転子は、碗形状のヨークの底壁に固定されるボス部
材のフランジの外周に形成された雄印籠部がワンウエイ
クラッチのクラッチアウタの内周に形成された雌印籠部
に嵌入されて印籠結合されており、ヨークの底壁および
クラッチアウタのうち一方に突設された凸部が他方に形
成された凹部に嵌入されていることを特徴とする。
【0010】ボス部材のフランジの外周によって形成し
た雄印籠部がクラッチアウタの一端開口に形成した雌印
籠部に印籠結合されることにより、クラッチアウタとボ
ス部材11に嵌着される回転軸とは正確に芯合わせされ
た状態になるため、回転軸に嵌着されるクラッチインナ
とクラッチアウタとは正確に芯合わせされた状態にな
る。また、ヨークの底壁とクラッチアウタとが凹凸部に
よって結合されることにより、クラッチアウタは回転子
に対して確実に回り止めされた状態になる。そして、ク
ラッチアウタを回転子に締結させるための雌ねじ孔はボ
ス部材のフランジ自体に配置しなくて済むため、ボス部
材のフランジの外径を小径に設定することができ、ボス
部材ひいては磁石発電機の回転子の製造コストを低減す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
磁石発電機の回転子を示す分解斜視図、図2はその組立
状態を示しており、(a)は正面断面図、(b)は
(a)のb−b線に沿う側面断面図、図3(a)は同じ
く側面図、(b)は(a)のb−b線に沿う部分断面図
である。
【0012】本実施形態において、本発明に係る磁石発
電機の回転子は、ワンウエイクラッチのクラッチアウタ
およびクラッチローラを一体的に組み付けられたものと
して構成されている。この回転子10はエンジンの回転
軸(図示せず)に直結されるボス部材11を備えてお
り、ボス部材11は一端部外周上に円形リング形状に形
成されたフランジ12を有する略円筒形状に、鍛造によ
って一体成形されている。ボス部材11の筒中空部には
テーパ内周面13がフランジ12側に向かって次第に小
径となるように途中まで形成されており、テーパ内周面
13は回転軸のテーパ外周面と嵌合してテーパ結合する
ように設定されている。
【0013】ボス部材11の外周には雄セレーション1
4が転造等により一体的に成形されており、雄セレーシ
ョン14は後記するヨーク20の雌セレーション23に
セレーション結合されている。ボス部材11の外周形状
はフランジ12側の半分が大径部15に、反対側の半分
が小径部16にそれぞれ形成されている。さらに、大径
部15の外周側には座屈かしめ部17が大径部15の小
径部16側の端部を座屈かしめ加工されて膨出形成され
ており、座屈かしめ部17はフランジ12との間でヨー
ク20の底壁21に開設されたボス部材取付口22の開
口縁辺部を挟持することによりヨーク20と強固に結合
されている。フランジ12の外周はテーパ内周面13の
中心と同心円に形成されることにより雄印籠部18とし
て構成されている。
【0014】ヨーク20は一般的な構造鋼板が使用され
て深絞り加工によって真円の碗形状に一体成形されてお
り、ヨーク20の底壁21にはボス部材取付口22がボ
ス部材11の大径部15の外径よりも若干小径の直径を
有する円形に開設されている。ボス部材取付口22には
雌セレーション23が形成されており、この雌セレーシ
ョン23に前記したボス部材11の雄セレーション14
が嵌入されることによって、ヨーク20とボス部材11
とがセレーション結合されている。そして、ヨーク20
のボス部材取付口22における縁辺部がボス部材11の
フランジ12と座屈かしめ部17とによって挟持されて
いる。したがって、ヨーク20とボス部材11とはセレ
ーション結合によって回り止めされ、かつ、座屈かしめ
部17によって抜け止めされた状態で堅牢に結合されて
いる。ヨーク20の底壁21には雌ねじ孔24が3本、
周方向に等間隔に配されて厚さ方向に開設されている。
さらに、ヨーク20の底壁21には回り止め用凸部25
が雌ねじ孔24に干渉しない位置に配されて、底壁21
の一部を内側から突き出されることによって膨出形成さ
れている。
【0015】ヨーク20の側壁26の内周面には複数個
のマグネット27が周方向に間隔を置いて当接されてお
り、これらマグネット27の内側にはカバー28が圧入
されている。カバー28は厚さの薄い鋼板が使用されて
深絞り加工によってマグネット27群が構成する円形の
内径よりも小径の円筒形状に一体成形されており、マグ
ネット27群の内側に圧入された状態で、筒壁が各マグ
ネット27、27の間の空間に若干膨出することによっ
て各マグネット27、27の周方向および径方向の遊動
を防止した状態になっている。また、カバー28のヨー
ク底壁側端辺に径方向内向きに突設された底側鍔部28
aがヨークの底壁21に外側から突かれて膨出形成され
たカバー固定用凸部29によってかしめ付けられること
により、カバー28はヨーク20に固定されている。さ
らに、カバー28のヨークの底壁21と反対側端辺に径
方向外向きに突設された反底壁側鍔部28bが各マグネ
ット27の端面に押接されることより、各マグネット2
7は抜け止めされた状態になっている。
【0016】他方、ヨーク20の底壁21の外面にはワ
ンウエイクラッチのクラッチアウタ31が当接されてボ
ルト48によって締結されている。クラッチアウタ31
は冷間鍛造によって、外径がヨーク20の外径よりも小
径で、内径がヨーク20のボス部材取付口22の内径よ
りも大径の肉厚の円筒形状に一体成形されている。クラ
ッチアウタ31の円筒内周面によってクラッチインナ取
付孔32が形成されており、図2に想像線で示されてい
るように、このクラッチインナ取付孔32にクラッチイ
ンナ33が取り付けられる状態になっている。クラッチ
アウタ31のクラッチインナ取付孔32のヨーク側端部
には、ボス部材11のフランジ12と等しい円盤形の窪
み形状をなす雌印籠部34が径方向および軸方向に一定
幅一定深さをもって同心円に没設されており、雌印籠部
34はボス部材11のフランジ12の外周に形成された
雄印籠部18に印籠結合されている。この印籠結合によ
り、クラッチアウタ31は回転子10に芯合わせされた
状態になっている。
【0017】クラッチアウタ31のクラッチインナ取付
孔32の内周面には雌印籠部34にわたって、3個のク
ラッチ室35が周方向に等間隔に配されて径方向外向き
にそれぞれ没設されており、各クラッチ室35内にはク
ラッチローラ36が転動可能にそれぞれ収納されてい
る。クラッチアウタ31の外周には3個の切欠部37が
各クラッチ室35の間の位置にそれぞれ配されて、直角
三角形の穴形状にそれぞれ没設されており、各切欠部3
7の側壁には各保持孔38が各クラッチ室35に貫通す
るようにそれぞれ開設されている。各保持孔38内には
切欠部37の開口から押しピン39およびクラッチスプ
リング40が順に挿入され、開口部に取り付けられたプ
ラグ41によって抜け止めされている。クラッチスプリ
ング40はクラッチアウタ31に固定されたプラグ41
に反力を取って押しピン39を介してクラッチローラ3
6を接線方向に常時付勢するようになっている。
【0018】クラッチアウタ31のヨーク20と反対側
の端面には閉塞壁部42が径方向内向きに突設されてお
り、この閉塞壁部42によって各クラッチ室35のヨー
クと反対側の開口はそれぞれ閉塞されている。また、ク
ラッチアウタ31の雌印籠部34にはローラプレート4
3がボス部材11のフランジ12の端面との間に挟み込
まれた状態で収納されている。ローラプレート43は薄
い板が用いられて一体成形されており、雌印籠部34と
略等しい円形リング形状に形成された本体44の外周
に、各クラッチ室35と略等しい扇形状に形成された3
個の保持片45が放射状に突設されて構成されている。
ローラプレート43がクラッチアウタ31とボス部材1
1との間に挟み込まれた状態において、各保持片45は
各クラッチ室35のヨーク側開口端をそれぞれ閉塞した
状態になっており、この保持片45によってクラッチロ
ーラ36はヨーク20側の方向への遊動を防止されるよ
うになっている。
【0019】クラッチアウタ31には回り止め用凹部と
しての回り止め孔46が各クラッチ室35および切欠部
37に干渉しない位置に配されて軸方向に貫通するよう
に開設されており、回り止め孔46はヨーク20の底壁
21に突設された回り止め用凸部25に対応されてい
る。また、クラッチアウタ31にはボルト挿通孔47が
3本、各クラッチ室35と干渉しない位置に配されて軸
方向に貫通するようにそれぞれ開設されており、各ボル
ト挿通孔47はヨーク20の底壁21に開設された各雌
ねじ孔24にそれぞれ対応されている。そして、雌印籠
部34と雄印籠部18とが嵌合されてクラッチアウタ3
1と回転子10とが印籠結合されるとともに、回り止め
孔46と回り止め用凸部25とが嵌合されて周方向が位
置決めされると、各ボルト挿通孔47が各雌ねじ孔24
にそれぞれ整合した状態になるため、各ボルト挿通孔4
7にボルト48を挿通して各雌ねじ孔24にねじ込むこ
とにより、クラッチアウタ31は回転子10に芯合わせ
および周方向の位置合わせを確保された状態で確実に締
結されることになる。
【0020】以上のようにしてワンウエイクラッチのク
ラッチアウタ31およびクラッチローラ36が組み付け
られた回転子10は、エンジンの回転軸(図示せず)に
ボス部材11のテーパ内周面13をテーパ結合されるこ
とにより組み付けられる。回転子10がエンジンの回転
軸(図示せず)に組み付けられると、クラッチアウタ3
1に形成されたクラッチインナ取付孔32にクラッチイ
ンナ33が挿入された状態になるため、各クラッチロー
ラ36は各クラッチ室35内の所定の位置に自動的に保
持される。
【0021】前記実施例によれば、次の効果が得られ
る。 (1) ボス部材11のフランジ12の外周によって形
成した雄印籠部18を、クラッチアウタ31の一端開口
に形成した雌印籠部34に印籠結合することにより、ク
ラッチアウタ31とボス部材11に嵌着される回転軸と
を正確に芯合わせすることができるため、回転軸に支承
されるクラッチインナ33とクラッチアウタ31とを正
確に芯合わせすることができる。
【0022】(2) ヨーク20の底壁21に突設した
回り止め用凸部25とクラッチアウタ31に開設した回
り止め孔46とを嵌合することにより、クラッチアウタ
31を回転子10に対して確実に回り止めさせることが
できる。
【0023】(3) 前記(1)および(2)により、
クラッチアウタ31を回転子10に締結させるための雌
ねじ孔24をボス部材11のフランジ12自体に配置し
なくて済むため、ボス部材11のフランジ12の外径を
小径に設定することができ、ボス部材11ひいては磁石
発電機の回転子10の製造コストを低減することができ
る。
【0024】(4) ボス部材11をヨーク20にセレ
ーション結合させるとともに、座屈かしめ部17によっ
て挟持して固定することにより、ボス部材11をヨーク
20に堅牢に固定することができるため、ボス部材11
のフランジ12をヨーク20にリベットによって締結す
る構造を省略することができ、前記(3)とあいまっ
て、ボス部材11のフランジ12の外径を小径に設定す
ることができる。
【0025】(5) クラッチアウタ31は冷間鍛造に
よってクラッチローラ36の閉塞壁部42を一体成形す
ることができるため、部品点数および製造コストを低減
することができる。
【0026】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0027】例えば、回り止め用凸部をヨーク側に、回
り止め用凹部をクラッチアウタ側にそれぞれ配設するに
限らず、回り止め用凹部をヨーク側に、回り止め用凸部
をクラッチアウタ側にそれぞれ配設してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボス部材のフランジの外周に形成された雄印籠部がクラ
ッチアウタの内周に形成された雌印籠部に嵌入されて印
籠結合されており、ヨークの底壁およびクラッチアウタ
のうち一方に突設された凸部が他方に形成された凹部に
嵌入されていることにより、ボス部材のフランジを小径
に設定することができるため、ボス部材ひいては磁石発
電機の回転子の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である磁石発電機の回転子
を示す分解斜視図である。
【図2】その組立状態を示しており、(a)は正面断面
図、(b)は(a)のb−b線に沿う側面断面図であ
る。
【図3】(a)は同じく側面図、(b)は(a)のb−
b線に沿う部分断面図である。
【符号の説明】
10…回転子、11…ボス部材、12…フランジ、13
…テーパ内周面、14…雄セレーション、15…大径
部、16…小径部、17…座屈かしめ部、18…雄印籠
部、20…ヨーク、21…底壁、22…ボス部材取付
口、23…雌セレーション、24…雌ねじ孔、25…回
り止め用凸部、26…側壁、27…マグネット、28…
カバー、28a…底側鍔部、28b…反底壁側鍔部、2
9…カバー固定用凸部、31…クラッチアウタ、32…
クラッチインナ取付孔、33…クラッチインナ、34…
雌印籠部、35…クラッチ室、36…クラッチローラ、
37…切欠部、38…保持孔、39…押しピン、40…
クラッチスプリング、41…プラグ、42…閉塞壁部、
43…ローラプレート、44…ローラプレート本体、4
5…保持片、46…回り止め孔(回り止め用凹部)、4
7…ボルト挿通孔、48…ボルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周にフランジを有するボス部材の一部
    が碗形状のヨークの底壁に開設された開口に挿入されて
    いるとともに、ヨークの底壁にワンウエイクラッチのク
    ラッチアウタが同軸に連結されている磁石発電機の回転
    子において、 前記ボス部材はその外周に形成されたかしめ部とフラン
    ジとによってヨークの開口縁辺部を挟持されて固定され
    ており、 前記ボス部材のフランジの外周に形成された雄印籠部が
    前記クラッチアウタの内周に形成された雌印籠部に嵌入
    されて印籠結合されており、前記ヨークの底壁および前
    記クラッチアウタのうち一方に突設された凸部が他方に
    形成された凹部に嵌入されていることを特徴とする磁石
    発電機の回転子。
JP7347797A 1995-12-15 1995-12-15 磁石発電機の回転子 Pending JPH09172754A (ja)

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