JPH03175152A - 内燃機関の始動装置 - Google Patents

内燃機関の始動装置

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Publication number
JPH03175152A
JPH03175152A JP31429989A JP31429989A JPH03175152A JP H03175152 A JPH03175152 A JP H03175152A JP 31429989 A JP31429989 A JP 31429989A JP 31429989 A JP31429989 A JP 31429989A JP H03175152 A JPH03175152 A JP H03175152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
gears
dog
driven
starter
Prior art date
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Pending
Application number
JP31429989A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hamamura
浜村 雅寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH03175152A publication Critical patent/JPH03175152A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、スタータモータから減速用のアイドルギア
列を介してドリブンスタータギアを駆動するようにし大
内燃機関の始動装置に関する。
(従来の技術) 例えば自動2輪車に搭載したエンジンの始動装置は、第
4図に示すように、クランクシャフトaにドリブンスタ
ータギアbが回転自在に軸支され、そのボス部Cがロー
ラ楔合型ワンウェイクラッチのインナーレースとなり、
アウターレースdがマグネトロータeに固定されてクラ
ンクシャフトaと一体的に結合された構成をとっている
スタータモータの駆動により、減速用のアイドルギア列
を介してドリブンスタータギアbに始動トルクが与えら
れ、上記ワンウェイクラッチを介してクランクシャフト
aを駆動する。始動後のクランクシャフトaの回転は、
ワンウェイクラッチの作用により始動系とは完全に切り
離される。
ところが、始動時では回転速度が極端に低いので、着火
が早すぎてクランクシャフトを逆転させることがある。
この場合はワンウェイクラッチが作用して一連のドリブ
ンスタータギア、アイドルギア列、スタータモータを逆
転させる。この逆転トルクは衝撃的に作用し、各ギアお
よびスタータモータの破損を招くことが多い。
これを防いで従来では、ドリブンスタータギアbにダン
パ機能を与えている。すなわち、第5図にも示すように
、ドリブンスタータギアbの歯部f側とボス部C側を円
筒面で切り離すと共に、両者をビンgと長穴りで周方向
に相対的変位可能に結合し、かつ両者間にダンパースプ
リングiを介在させたものである。
このようにすることによって、逆回転の衝撃はダンパー
スプリングiの緩衝作用により緩和される。しかしこの
構造では、動作を安定させるため、ドリブンスタータギ
アbにある程度の厚みが要求され、従ってクランクシャ
フトaが長大化し、そのための補強対策が必要な上に、
エンジン横巾が増大し重量増を招く、などの問題があっ
た。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、上記のような問題点を解決しようとするも
ので、ドリブンスタータギアの横巾を増大させないで、
エンジン逆転に対応したダンパ機能が備えられる内燃機
関の始動装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、この発明の内燃機関の始動
装置は、スタータモータにより、径の異なる2つのギア
を同軸に結合したツイン型のアイドルギアを含む減速用
のアイドルギア列を介して、クランクシャフトに軸装し
たドリブンスタータギアを駆動し、このドリブンスター
タギアの回転をワンウェイクラッチを介してクランクシ
ャフトに伝えるようにした内燃機関の始動装置において
、上記ツイン型のアイドルギアの2つのギアを互いに相
対回転できるように切り離して備えると共に、その分離
した対向面にそれぞれドッグとドッグ穴を形成してドッ
グクラッチとして噛み合わせ、かつこのドッグクラッチ
の係合面にダンパ部材を介在させた構成をとる。
(作用) このように構成されたもので、スタータモータによりア
イドルギア列を介してドリブンスタータギアが減速して
駆動され、ワンウェイクラッチを通じてクランクシャフ
トに始動用回転を伝える。
始動後はワンウェイクラッチによりクランクシャフトと
ドリブンスタータギア、アイドルギア列。
スタータモータとは完全に切り離される。
始動ミスによりクランクシャフトが逆回転したときは、
その衝撃トルクがワンウェイクラッチを介してドリブン
スタータギア以下に伝えられるが、ツイン型のアイドル
ギアに介在したダンパ部材により緩衝され、一連のドリ
ブンスタータギア、アイドルギア列、スタータモータに
強い衝撃を与えることなく、これらの破損事故を防ぐ。
そして、ドリブンスタータギアにダンパ部材を組み込む
必要がないので、ドリブンスタータギアの横巾を必要最
小限の寸法に維持でき、クランクシャフトの長さやエン
ジン横巾を増大させない。
(実施例) 以下この発明の実施例を示す図に就いて説明する。
第1図、第2図、第3図は自動2輪車エンジンの始動装
置を示すもので、クランクケース1の側面にマグネトカ
バー2が被着されて、マグネト室3が形成され、この室
内に突出したクランクシャフト4の先端にロータ5が固
定され、マグネトカバ−2裏面に取着けられたステータ
6とによって、マグネトが構成されている。
ロータ5背後のクランクシャフト4上には、ニードルベ
アリング7によりドリブンスタータギア8が回転自在に
軸支される。このドリブンスタータギア8のボス部8a
はローラ楔合型ワンウェイクラッチ9のインナーレース
として加工され、アウターレース9aとの間にローラ1
0が介装される。アウターレース9aは上記ロータ5の
背面に固定される。
ドリブンスタータギア8は、スタータモータ13により
、その出力軸上のドライブスタータギア14から、減速
用アイドルギア列を介して駆動される。アイドルギア列
は、2つの径の異なるギア15a、15bを同軸に結合
したツイン型のアイドルギア15.アイドルギア16.
ギア17a。
17bを組み合わせたツイン型のアイドルギア17より
なる。これらのアイドルギア15.16゜17はクラン
クケース1とマグネトカバー2の間に跨架された支軸1
5c、16c、17cに軸支される。
上記ツイン型のアイドルギア15は、ギア15a、15
bが周方向相対変位可能に分離され、その分離した対向
面には、ギア15a側に周方向に長いドッグ穴18aが
凹設され、ギア15b側にドッグ18bが突設されて、
ドッグクラッチ18として係合し、両ギア15a、15
bを結合している。またドッグ穴18aにはダンパゴム
19が挿入されている。
始動時スタータモータ14が作動すると、アイドルギア
15.16.17を介してドリブンスタータギア8が大
巾に減速して駆動され、ワンウェイクラッチ9を通じて
クランクシャフト4に始動用回転(第1図矢印)を伝え
る。始動後はワンウェイクラッチ9によりクランクシャ
フト4とドリブンスタータギア8以下アイドルギア15
,16゜17、およびスタータモータ14とは切り離さ
れる。
始動時には進角により点火とピストン運動のタイミング
が合わないと、クランクシャフトが逆回転(第1図点線
矢印)されることがあり、その時は、衝撃的逆転トルク
がワンウェイクラッチ9を介して、ドリブンスタータギ
ア8からアイドルギア17.16.15およびスタータ
モータ14へ伝えられるが、ツイン型のアイドルギア1
5に介在させたダンパゴム13により緩衝され、これら
一連のアイドルギア列やスタータモータ14には強い衝
撃を与えることがなく、破損などのトラブルを防ぐ。
こうして、このドリブンスタータギアは、ダンパ装置を
組み込む必要がないので、ドリブンスタータギアの横巾
を必要最小限の寸法に維持でき、クランクシャフト4の
長さやエンジン横巾を増大させない。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明に係わる内燃機関の始動装置は、
スタータモータにより、径の異なる2つのギアを同軸に
結合したツイン型のアイドルギアを含む減速用のアイド
ルギア列を介して、クランクシャフトに軸装したドリブ
ンスタータギアを駆動し、このドリブンスタータギアの
回転をワンウェイクラッチを介してクランクシャフトに
伝えるようにした内燃機関の始動装置において、上記ツ
インアイドルギアの2つのギアを互いに相対回転できる
ように切り離し、その両者間にドッグクラッチを介装し
、かつこのドッグクラッチの係合面にダンパ部材を介在
させたもので、ドリブンスタータギアの横巾を増大させ
ることなく、エンジン逆転に対応したダンパ機能を備え
ることができ、クランクシャフト、エンジン横巾を必要
最小限の寸法に維持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例になる始動装置を示す縦断側
面図、第2図は第1図点線矢印の縦断面図、第3図は第
1図点線矢印の断面図、第4図は従来の始動装置を示す
縦断面図、第5図は第4図D−D矢視の拡大した縦断側
面図である。 4・・・クランクシャフト、5・・・マグネトロータ、
8・・・ドリブンスタータギア、8a・・・ボス部、9
・・・ワンウェイクラッチ、13・・・スタータモータ
、15・・・ツイン型のアイドルギアN 15a、15
b・・・ギア、16・・・アイドルギア、17・・・ツ
イン型のアイドルギア、18a・・・ドッグ穴、18b
・・・ドッグ、19・・・ダンパゴム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スタータモータにより、径の異なる2つのギアを同軸に
    結合したツイン型のアイドルギアを含む減速用のアイド
    ルギア列を介して、クランクシャフトに軸装したドリブ
    ンスタータギアを駆動し、このドリブンスタータギアの
    回転をワンウェイクラッチを介してクランクシャフトに
    伝えるようにした内燃機関の始動装置において、上記ツ
    イン型のアイドルギアの2つのギアを互いに相対回転で
    きるように切り離して備えると共に、その分離した対向
    面にそれぞれドッグとドッグ穴を形成してドッグクラッ
    チとして噛み合わせ、かつこのドッグクラッチの係合面
    にダンパ部材を介在させたことを特徴とする内燃機関の
    始動装置。
JP31429989A 1989-12-05 1989-12-05 内燃機関の始動装置 Pending JPH03175152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31429989A JPH03175152A (ja) 1989-12-05 1989-12-05 内燃機関の始動装置

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JP31429989A JPH03175152A (ja) 1989-12-05 1989-12-05 内燃機関の始動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03175152A true JPH03175152A (ja) 1991-07-30

Family

ID=18051688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31429989A Pending JPH03175152A (ja) 1989-12-05 1989-12-05 内燃機関の始動装置

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JP (1) JPH03175152A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436042B1 (ko) * 1995-12-15 2004-08-31 가부시키가이샤 미쯔바 자석발전기의회전자
US11326668B1 (en) * 2020-10-19 2022-05-10 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Dual clutch transmission-equipped power unit

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436042B1 (ko) * 1995-12-15 2004-08-31 가부시키가이샤 미쯔바 자석발전기의회전자
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