JPH09168477A - ジャー炊飯器 - Google Patents

ジャー炊飯器

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JPH09168477A
JPH09168477A JP33073195A JP33073195A JPH09168477A JP H09168477 A JPH09168477 A JP H09168477A JP 33073195 A JP33073195 A JP 33073195A JP 33073195 A JP33073195 A JP 33073195A JP H09168477 A JPH09168477 A JP H09168477A
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JP
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display
switch
operation switch
time
operated
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JP33073195A
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English (en)
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Kazuya Miyake
一也 三宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線センサなどを用いず、使用時における
表示を見やすくし、無用な電力消費を防ぐ。 【解決手段】 LCD表示器25は、時刻および炊飯コー
スを表示する。操作スイッチ22を押すと、LCD表示器
25の発光素子が点灯し、暗い所でも明るくかつ見やすく
なる。また、操作スイッチ22を押した後、何も操作せず
に5分経過すると、自動的にLCD表示器25が消灯す
る。これにより、人がいないときの無駄な電力消費を防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯器、ジャー兼
用炊飯器および保温釜などのジャー炊飯器に関し、特
に、タイマー予約時刻の設定や、炊飯コースの選択時に
おける表示の見易さを改善し、かつ、無用に電力を消費
しないようにしたジャー炊飯器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、この種のジャ
ー炊飯器は、時計時刻,タイマー予約時刻,および炊飯
コースなどの炊飯操作に関わる表示部として、LCD
(液晶表示器)や7セグメントのLED(発光表示素
子)、または螢光表示装置などが使用されている。
【0003】しかし、表示部としてLCDを使用した場
合は、炊飯器の置いてある部屋が暗くなると、LCDの
後面に備えた反射板からの反射光量が不足して、表示が
見にくくなる。また、器本体の側面部側などの光が当た
りにくい部分に表示部を備えると、部屋が明るくても光
量が不足して、同様に表示が見にくくなる欠点がある。
一方、こうした欠点を一掃して、表示部を明るくしかつ
見やすくするには、LCDの裏側に発光装置を設けたバ
ックライトを備えたものや、前述の7セグメントのLE
Dおよび螢光表示装置などを利用すればよいが、この場
合には、操作終了後や就寝時などの人がいないときにも
発光し、電力を無用に消費する欠点がある。また、電力
を無用に消費しないように、人体の特定赤外線波長の検
出により、人がいるときや、器本体に人が近付いた時の
み表示部を発光させるように構成すると、赤外線センサ
などの人体検出手段が必要になり、装置が複雑になりま
た高価なものになってしまう。さらに、人体検出手段の
検出方向には制約があるため、炊飯器のように器本体を
移動して使用し、設置場所が固定しないものは、検出部
が遮蔽されるとその機能を発揮しなくなり、設置条件に
制約を受けるなど使い勝手が悪くなる。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、その目的は、構造を複雑化したり設置条件に制約
を受けることなく、使用時における表示を見やすくし、
かつ、電力を無用に消費することのないジャー炊飯器を
得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
おけるジャー炊飯器は、時計時刻,タイマー予約時刻,
および炊飯コースなどを発光体にて表示する表示装置
と、時計時刻の調整,タイマー予約時刻,および炊飯コ
ースの選択などを行なう操作スイッチと、任意の前記操
作スイッチを操作したときに前記表示装置を発光状態に
し、操作後所定時間が経過すると、前記表示装置の発光
を停止または減光する発光状態調節手段とを備えて構成
される。
【0006】したがって、操作スイッチを操作する必要
のある炊飯器の使用時には、表示装置が点灯して明るく
かつ見やすくなる。また、操作終了後や就寝時などの場
合には、自動的に表示装置が消灯または減光し、電力を
無用に消費することがない。しかも、赤外線センサなど
の人体検出手段を用いていないため、装置を簡素化する
ことができ、設置条件の制約なども受けない。
【0007】また、請求項2に記載の本発明におけるジ
ャー炊飯器は、上記請求項1の構成に加え、前記操作ス
イッチの表面に蓄光性材料を形成して構成される。
【0008】この場合、蓄光性材料により、比較的暗い
所でも操作スイッチの位置が容易にわかり、操作スイッ
チの操作を支障なく活用できる。また、表示装置だけで
なく、操作スイッチも明るく見やすくなるため、表示装
置を見ながらの操作スイッチの操作がさらに行ないやす
くなる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例について、
添付図面を参照しながら説明する。図1はジャー炊飯器
の概略的な構成を示すものであり、同図において、1は
プラスチック製または金属製の本体で、この本体1内に
は有底筒状の鍋2が着脱自在に収容される。また、本体
1の下部には、米や水などの被炊飯物を収容した鍋2を
加熱するための電熱式ヒータまたは電磁誘導加熱用コイ
ルなどからなる加熱装置3が設けられている。鍋2の底
部には、この鍋2の温度を検出する容器温度制御用の温
度センサ4が設けられており、加熱装置3の通電制御
は、温度センサ4の温度データにより管理されるように
なっている。
【0010】本体1の側面上部の位置には、操作パネル
11が上向きに傾斜して設けられている。この操作パネル
11は、図1にも示すように、本体1の側面中間部(符号
11´参照)に設けてもよく、その位置や取付け角度など
は実施例に限定されない。操作パネル11の内部には、後
述する表示手段21や操作スイッチ22などを実装した操作
基板12が備えてある。また、本体1の上部には蓋体13が
開閉自在に設けられている。この蓋体13は例えばプラス
チックなどの合成樹脂からなり、図示しないが蓋体13の
下面を加熱する蓋ヒータを備えてもよい。
【0011】14は本体1の上部に設けられたクランプボ
タンであり、このクランプボタン14を押動操作すると、
蓋体13の後側に設けられたヒンジ15を回転中心として、
蓋体13を開くことができる。クランプボタン14の表面に
は、高純度のアルミナ粉末と希土類元素とを混合し、1
300℃程度で焼結したセラミックパウダーを含有した
蓄光性を有する蓄光性材料に相当するコーティング層16
が塗布形成される。この蓄光性コーティング層16は、使
用中に螢光灯などの外光を吸収し、吸収した光を蓄えて
暗い時に発光するものであり、暗い所でもクランプボタ
ン14の位置を確認しやすいようにしてある。なお、17は
鍋2内に発生する蒸気を外部に放出する蒸気口である。
【0012】次に、図2に基づき操作パネル11の構成を
詳述すると、操作パネル11は正面からみて上部に表示手
段21を備えるとともに、下部に各種の操作スイッチ22を
備えて構成される。表示手段21は、予約,炊飯,および
保温の動作中の行程を表示する各々色の異なるLEDラ
ンプ24と、時計時刻,タイマー予約時刻,および炊飯コ
ースの選択状況を表示する表示装置たるLCD表示器25
とにより構成される。また、操作スイッチ22は、炊飯ま
たは予約動作を開始する炊飯スイッチ26と、予約時刻を
呼び出す予約スイッチ27と、保温動作を開始する保温ス
イッチ28と、全ての動作を中止し切状態にする切スイッ
チ29と、時計時刻の調整を開始する時計スイッチ30と、
LCD表示器25に表示される時計時刻またはタイマー予
約時刻を調節する時スイッチ31および分スイッチ32と、
炊飯コースを白米炊きコース,早炊きコース,おかゆコ
ースのいずれか一つに選択するコーススイッチ33が設け
てある。
【0013】そして、時計時刻を変える場合は、切状態
のときに時計スイッチ30を押すと、時計調節モードに切
換わり、LCD表示器25に表示される時計時刻が点滅状
態になる。この状態で時スイッチ31または分スイッチ32
を操作すると、LCD表示器25に表示される時計時刻の
時または分が可変し、時計時刻を現在時刻に一致させる
ことができる。その後、再度時計スイッチ30または切ス
イッチ29を押すと、時計時刻の表示が点滅から点灯状態
に切換わり、計時を開始する。なお、切状態では、時計
は計時動作を行ない、LCD表示器25によりその表示を
行なう。
【0014】一方、タイマー予約時刻を設定するときに
は、切状態のときに予約スイッチ27を押すと、予め記憶
された予約時刻(炊上がり時刻)がLCD表示器25に表
示される。この予約時刻をそのまま使用する場合は、続
いて炊飯スイッチ26を操作するとタイマー動作を開始
し、予約した時刻に炊飯が終了する構成になっている。
また、LCD表示器25に表示された予約時刻を変更する
場合は、炊飯スイッチ26を押す前に時スイッチ31または
分スイッチ32を操作すると、LCD表示器25に表示され
る予約時刻の時または分が可変し、所望の予約時刻に合
わせることができる。その後、炊飯スイッチ26を押すと
タイマー動作が開始し、再設定した予約時刻に炊飯が終
了する。なお、この予約時刻は、時スイッチ31または分
スイッチ32を押した時に記憶される。また、予約時刻は
複数の例えば2通り記憶できる構成のものであってもよ
い。この場合は、予約スイッチ27を操作する毎に、どち
らの予約時刻を選択するのかが、例えば「予約1」また
は「予約2」なる形態で、LCD表示器25に表示される
ことになる。また、炊飯スイッチ26を押してタイマー動
作を開始した後は、炊き上がりの予約時刻になるまで、
LCD表示器25はこの予約時刻を表示する。これらの一
連の時計機能は、図示しないマイクロコンピュータの制
御プログラムとして組み込まれる時計手段によって行な
われる。
【0015】操作スイッチ22を構成する炊飯および保温
の操作に関するスイッチ、すなわち、炊飯スイッチ26,
予約スイッチ27,保温スイッチ28,および切スイッチ29
の各表面には、前述のものと同一材料の蓄光性コーティ
ング層16が塗布形成される。蓄光性コーティング層16
は、各スイッチ26〜29の表面に記された例えば「炊飯」
や「保温」などの文字または文字の背面、あるいは、文
字を囲んで線状に形成してもよく、比較的暗い状態でも
残光により光って、操作スイッチ22を確認できるように
なっている。また、炊飯スイッチ26の表面は赤色、予約
スイッチ27の表面は緑色、保温スイッチ28の表面は橙
色、切スイッチ29の表面は白色にするなど、操作スイッ
チ22の各機能に応じて異なる発光色の蓄光性コーティン
グ層16を施せば、暗い状態でもいちいち文字を確認せず
に、蓄光性コーティング層16の発光色だけでスイッチ操
作を行なうことができる。さらに、この蓄光性コーティ
ング層16の発光色に対応して、例えば、炊飯用のLED
ランプ24を赤色、予約用のLEDランプ24を緑色、保温
用のLEDランプ24を黄色にして、略同一のLEDラン
プ24を各々配設すれば、スイッチ操作と動作中の行程表
示との発光色が一致して、さらに使い勝手が向上する利
点がある。
【0016】図3は、前記LCD表示器25周辺の構造を
示し、同図において、操作パネル11はパネル本体41の表
面に透光性の透明部材42を設けて構成され、パネル本体
41の設けられていない部分には、透光可能な透明部43が
形成される。また、透明部43に対向して、操作パネル11
の内側にLCD表示器25を構成するLCD本体44が設け
られる。LCD本体44の背面側には、少なくともLCD
本体44に対向する側の面が半透明の白色で反射性を有
し、アクリルなどのプラスチック材料からなる反射導光
板45と、この反射導光板45を介してLCD本体44を背面
から照射するLEDなどの発光素子46とからなる発光体
としてのバックライト47が設けてある。そして、本体1
を設置する部屋が明るい場合は、透光部43を通過した入
射光が反射導光板45の表面で反射し、発光素子46の発光
時には、反射導光板45に導かれた光がバックライト47の
LCD本体44側の面から放射して、いずれもLED本体
44の表示を視認できるようになっている。
【0017】図4は、図示しないマイクロコンピュータ
の機能構成を示し、同図において、51は任意の操作スイ
ッチ22を操作すると、バックライト47によりLCD表示
器25を発光状態にし、その後、所定時間例えば5分が経
過すると、自動的にバックライト47の発光素子46を消灯
して、LCD表示器25の発光を停止あるいは減光する発
光状態調節手段である。この発光状態調節手段51の処理
手順は、図5のフローチャートに示すように、ステップ
S1において、何等かの操作スイッチ22の操作が有った
か否かを操作スイッチ22からの信号により検知し、操作
スイッチ22の操作が有れば、ステップS2に移行して、
バックライト47を点灯する。その後、発光状態調節手段
51は、前記ステップS1にて操作スイッチ22を操作して
から、5分以内に再び何等かの操作スイッチ22が操作さ
れたか否かを判断する。そして、5分以内に操作スイッ
チ22が操作されたならば、ステップS2の手順に戻り、
バックライト47の点灯を継続する。一方、5分間操作ス
イッチ22の操作がなければ、ステップS4に移行してバ
ックライト47を消灯し、再びステップS1の手順に戻
る。
【0018】上記一連の手順において、バックライト47
の発光素子46が点灯する条件の操作スイッチ22は、任意
のスイッチでよいが、LCD表示器25の表示内容に関連
するスイッチであるほうが合理的で好ましい。すなわ
ち、LCD表示器25の表示に関係のないスイッチによ
り、バックライト47の発光素子46を点灯させるように発
光状態調節手段51を構成すると、無用の電力が消費され
るからである。本実施例では、LCD表示器25に時計時
刻,タイマー予約時刻,および炊飯コースの選択状況が
表示されるので、これに関連した時計スイッチ30,時ス
イッチ31,分スイッチ32,およびコーススイッチ33を操
作したときに、LCD表示器25を発光状態にすることが
好ましい。
【0019】また、ステップS3,S4にも示したよう
に、バックライト47を点灯してから5分以内に再び操作
スイッチ22を押したら、バックライト47を消灯する条件
である5分間の計時をクリアーし、何等かの操作スイッ
チ22を押してから操作スイッチ22を押さずに5分間経過
したら、自動的にバックライト47を消灯する構成として
いる。したがって、バックライト47を点灯した後、5分
以内に何等かのスイッチ操作が繰り返されれば、バック
ライト47の点灯が継続することになる。なお、この5分
間の時間設定は任意でよく、特に限定されるものではな
い。また、本実施例では、炊飯操作のための例えば炊飯
スイッチ26などをバックライト47の点灯用のスイッチと
兼用させているが、このバックライト47の点灯用スイッ
チを操作スイッチ22を構成する独立した専用スイッチを
別に設けてもよい。さらに、他の切スイッチ29のみで、
これを兼用させてもよい。上記フローチャートの説明で
は、ステップS4において、操作スイッチ22を操作しな
いまま5分経過すると、バックライト47を消灯させてい
たが、発光素子46に供給する入力電流を可変する調光手
段(図示せず)を別に備え、バックライト47を消灯させ
ずに減光させる構成としてもよい。また、本実施例のよ
うに、反射板とバックライトの機能を兼用するバックラ
イト47を備えたLCD表示器25を表示装置として用いる
と、バックライト47の発光素子46が発光しなくても、室
内の光を反射導光板45で反射させることにより、LCD
表示器25の表示を容易に確認できるという利点がある。
【0020】以上のように、上記実施例のジャー炊飯器
は、操作パネル11内の任意の操作スイッチ22を操作した
ときに、表示装置であるLCD表示器25を発光状態に
し、操作スイッチ22の操作後所定時間が経過すると、L
CD表示器25の発光を停止または減光する発光状態調節
手段51を備えているので、操作スイッチ22を操作する必
要のある炊飯器の使用時には、LCD表示器25が点灯し
て明るくかつ見やすくなる利点がある他、操作終了後や
就寝時などの人がいないときには、自動的にLCD表示
器25が消灯または減光し、電力を無用に消費することが
なくなる。また、従来のような赤外線センサなどの人体
検出手段は一切不要なため、装置が簡単で安価なものに
なり、赤外線センサを装着した場合に問題となる設置条
件の制約なども一切受けない。したがって、構造を複雑
化したり設置条件に制約を受けることなく、使用時にお
けるLCD表示器25の表示を見やすくし、かつ、電力を
無用に消費することのないジャー炊飯器を得ることがで
きる。
【0021】また、操作スイッチ22の表面には、蓄光性
材料である蓄光性コーティング層16を形成した蓄光処理
が施されている。したがって、この蓄光性コーティング
層16により、比較的暗い所でも操作スイッチ22の位置が
容易にわかるため、暗い所でLCD表示器25を発光させ
るために操作スイッチ22を操作する場合でも、支障なく
活用することができる。また、LCD表示器25だけでな
く、操作スイッチ22も明るく見やすくなるため、LCD
表示器25を見ながらの操作スイッチ22の操作がさらに行
ないやすくなる。つまり、暗い所でも操作スイッチ22の
操作に支障を来たさず、しかも、LCD表示器25を見な
がらの操作性を向上させることが可能となる。
【0022】ところで、操作スイッチ22を操作する場合
は、炊飯を開始したり保温を停止したりすることが多
く、同時に鍋2内に米や水を入れて研いだり、鍋2を洗
浄したりする必要があることから、炊飯器が設置される
室内は比較的明るい場合が多い。これに対し、食事の際
にご飯をよそう時には、単に鍋2内のご飯を外に取り出
すだけであるため、炊飯器は台所などの暗い状況下に置
かれることが多い。しかし、ご飯をよそう場合は、必ず
クランプボタン14を操作して蓋体13を開けなければなら
ず、暗い状況下ではこのクランプボタン14の位置が見に
くいという使用上の不満があった。
【0023】本実施例は、暗い場所でもクランプボタン
の位置を容易に確認できるジャー炊飯器を得ることをも
目的としており、これは、鍋2と、この鍋2を収容する
本体1と、本体1の上部に設けられ鍋2を開閉自在に覆
う蓋体13と、操作時に蓋体13を開放するクランプボタン
14と、クランプボタン14の表面に形成される蓄光性材料
たる蓄光性コーティング層16とを備えて達成される。し
たがって、蓄光性コーティング層16により、比較的暗い
所でもクランプボタン14の位置が容易にわかるため、暗
い場所でもクランプボタン14の位置を容易に確認でき、
これにより従来のごはんをよそう時の使用上の不満を解
消することができる。
【0024】また、このクランプボタン14に形成される
蓄光性コーティング層16と、操作スイッチ22に形成され
る蓄光性コーティング層16とを、各々異なる発光色にす
れば、クランプボタン14と操作スイッチ22とを比較的近
傍に配置した場合でも、双方の位置を容易に見分けるこ
とができるようになる。
【0025】時計時刻,タイマー予約時刻,および炊飯
コースなどを表示する表示装置は、発光体としての発光
素子46と、反射性を有しかつ発光素子46の光をLCD本
体44に導く反射導光板45とをLCD本体44の背面に備え
た、反射板兼用バックライト付きのLCD表示器25であ
ることが好ましい。これにより、昼間などの明るいとき
には、発光素子46が発光しなくても外光が反射導光板45
に反射して、LCD本体44の表示が明るく見やすくな
る。また、昼間でもキッチンファニチャーなどに収容し
て使用する場合には、発光素子46の発光によりLCD本
体44への光量不足を補って、暗い状況下でもLCD本体
44の表示を明るく見やすくすることができる。一方、表
示装置として比較的消費電力の多い螢光表示装置を用い
た場合は、操作スイッチ22を操作しないときに表示を行
なわないため、大幅に消費電力を低減できる効果があ
る。また、操作スイッチ22として表示切換えスイッチを
別に設け、この表示切換えスイッチにより、表示装置を
常時表示する場合と、発光状態調節手段51により使用時
のみ表示装置を表示する場合に、使用者側で切換えでき
るようにすれば、使用者の好みに応じた使用状態を選択
できることになる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、炊飯コースは本実施例のよう
な3コースに限定されるものではなく、白米炊きの普通
/硬め/柔らかめコースや、別の玄米コースなどを付加
してもよい。また、表示装置は本実施例のような反射板
兼用バックライト付きLCD表示器の他に、7セグメン
トのLED装置や螢光表示管を適用することもできる。
さらに、表示装置の各表示形態や操作スイッチの配置な
ども本実施例に限定されるものではなく、ジャー炊飯器
の仕様などを考慮して適宜変更すればよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の本発明におけるジャー炊
飯器は、時計時刻,タイマー予約時刻,および炊飯コー
スなどを発光体にて表示する表示装置と、時計時刻の調
整,タイマー予約時刻,および炊飯コースの選択などを
行なう操作スイッチと、任意の前記操作スイッチを操作
したときに前記表示装置を発光状態にし、操作後所定時
間が経過すると、前記表示装置の発光を停止または減光
する発光状態調節手段とを備えて構成され、構造を複雑
化したり設置条件に制約を受けることなく、使用時にお
ける表示を見やすくし、かつ、電力を無用に消費するこ
とのないジャー炊飯器を得ることができる。
【0028】また、請求項2記載の本発明におけるジャ
ー炊飯器は、上記請求項1の作用,効果に加え、前記操
作スイッチの表面に蓄光性材料を形成したものであるか
ら、暗い所でも操作スイッチの操作に支障を来たさず、
しかも、表示装置を見ながらの操作性を向上させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すジャー炊飯器の一部拡
大側面図である。
【図2】同上操作パネルの正面図である。
【図3】同上LCD表示器周辺の構成を示す断面図であ
る。
【図4】同上機能構成を示すブロック図である。
【図5】同上処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
16 蓄光性コーティング層(蓄光性材料) 22 操作スイッチ 25 LCD表示器(表示装置) 51 発光状態調節手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計時刻,タイマー予約時刻,および炊
    飯コースなどを発光体にて表示する表示装置と、時計時
    刻の調整,タイマー予約時刻,および炊飯コースの選択
    などを行なう操作スイッチと、任意の前記操作スイッチ
    を操作したときに前記表示装置を発光状態にし、操作後
    所定時間が経過すると、前記表示装置の発光を停止また
    は減光する発光状態調節手段とを備えたことを特徴とす
    るジャー炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記操作スイッチの表面に蓄光性材料を
    形成したことを特徴とする請求項1記載のジャー炊飯
    器。
JP33073195A 1995-12-19 1995-12-19 ジャー炊飯器 Pending JPH09168477A (ja)

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