JPH0648544Y2 - 電気調理器の表示装置 - Google Patents

電気調理器の表示装置

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JPH0648544Y2
JPH0648544Y2 JP1989059326U JP5932689U JPH0648544Y2 JP H0648544 Y2 JPH0648544 Y2 JP H0648544Y2 JP 1989059326 U JP1989059326 U JP 1989059326U JP 5932689 U JP5932689 U JP 5932689U JP H0648544 Y2 JPH0648544 Y2 JP H0648544Y2
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light
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伸夫 竹岡
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子レンジ、電気オーブンその他の電気調理
器の扉に表示部が設けられている表示装置の改良に関す
る。
従来の技術 電子レンジ、電気オーブンその他の電気調理器では、操
作部内に電気調理器を作動させるための装置が配設され
る一方、操作部前面のパネルにスイッチ、操作ボタンな
どとともに機器の操作等に関する表示部が集中的に配設
されている。したがって、前記パネルのうち表示部に使
える部分は限られている。また電気調理器の小型化・多
機能化が進むにつれて操作部が小さくなる一方、必要と
される表示は多くなり、すべての必要な表示を操作部の
パネルに設けることが難しくなってきたため、表示部だ
けを電気調理器の扉に設けることが行なわれるようにな
ってきている。この表示部の表示方法には、電源スイッ
チをONにすると同時に表示部が点灯するようになってい
るものがある。
つぎに電気調理器の表示装置の具体例を電子レンジを例
にとって説明する。電子レンジは第3図に示すように、
本体部11と操作部12とを主要部として構成されている。
本体部11は調理室13(第4図)が主要部分を占め、本体
部11の前面には扉14が開閉自在に取り付けられ、天壁に
は高周波照射部(図示せず)が、側壁には換気口(図示
せず)が、底壁にはターンテーブル(図示せず)がそれ
ぞれ設けられている。
扉14は、第4図および第5図に示すように、下部を支点
にして前方に倒して開くようになっており、前面全体に
ファインダガラスの前面板15が取り付けられている。こ
の前面板15は、第6図に示すように、透明な覗窓部16
と、覗窓部16のまわりが印刷・着色されて不透明になっ
ている周辺部17とから構成されている。この周辺部17の
右側上部には、第6図に示すように、メニューなどが印
刷された表示部18が透光可能に形成されている。扉14内
の下部にはフレーム19が前方に突出して形成されてい
る。
操作部12には、高周波を発生するマグネトロン、トラン
ス、タイマー(図示せず)などが内蔵されており、操作
部12前面のパネルには電源スイッチ20、タイマー、表示
に基づく操作を行なう操作ボタン21などが配設されてい
る。
前記表示部18を点灯するための構造は、第7図に示すよ
うに、操作部12内に光源22が配設され、該光源22からの
光を前記表示部18に導入する導光体23が前記光源22と前
記表示部18との間に介装されている。導光体23にはガラ
ス、アクリル樹脂などの合成樹脂などが用いられてい
る。導光体23は、操作部12内に配設されている部分と、
扉14内に配設されている部分とから構成されている。こ
れら操作部12側の導光体24と扉14側の導光体25とは、操
作部12と扉14との隙間26を介して光を受け渡すようにな
っている。操作部12側の導光体24には、入射光を扉14側
に反射するために、コーナー部にメッキ、Al蒸着などが
施された反射部27が形成されている。扉14側の導光体25
には、表示部18を後方から照射するために、白色系に着
色された光散乱部28が形成されている。
このような表示装置を点灯させるには、操作部12の操作
ボタン21をONにして光源22を点灯させると、照射光が操
作部12側の導光体24から隙間26を介して扉14側の導光体
25に入り、扉14側の導光体25の光散乱部28にて乱反射
し、後方から表示部18を照射する。この照射により表示
部18における文字部分の表示がなされる。
考案が解決しようとする課題 上記表示装置では操作部12内に光源22が設けられている
が、操作部12内には上記したようにマグネトロン、トラ
ンス、タイマーなど多くの部品を設置する必要があるた
め、さらに操作部12内に光源22および導光体24まで設け
るとすると、マグネトロンなどの部品を設置する空間が
制約される。この結果、操作部12をそのままの大きさに
してすべての必要な部品を操作部12内に実装しようとす
れば無理が生じ、設計上問題があった。また上記操作部
12と扉14側との隙間26からは光が外部に漏れ出るため、
この光が直接使用者の目に入り、表示部18の表示が見に
くいという欠点があった。
本考案は上記のような問題点に鑑みなされたものであっ
て、光源など表示部を点灯させるための構造を操作部以
外のあき空間に配設することにより、操作部さらには電
気調理器全体が小型化され、しかも操作部と扉との隙間
から表示部のための光が漏れ出ることのない構造とされ
た電気調理器の表示装置を提供することを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 上記した目的を達成するために本考案に係る電気調理器
の表示装置は、操作部が配設された本体部の前面に、該
本体部に形成された調理室の前面開口を開閉する扉が取
り付けられ、該扉に表示部が設けられた電気調理器の表
示装置において、前記本体部の底部に前記表示部を照光
する光源が配設され、該光源からの光を前記表示部に導
光するための本体側導光体が前記扉の閉成時に当該扉に
より覆われる前記本体部の前面に配設され、前記扉の前
記本体側導光体に対向する位置に該本体側導光体からの
光を受けて前記表示部に導く扉側導光体が配設されてい
ることを特徴としている。
作用 上記構成によれば、本体部の底部に表示部を照光する光
源が配設され、該光源からの光を前記表示部に導光する
ための本体側導光体が前記扉の閉成時に当該扉により覆
われる前記本体部の前面に配設され、前記扉の前記本体
側導光体に対向する位置に該本体側導光体からの光を受
けて前記表示部に導く扉側導光体が配設されているの
で、他の多くの部品が納められている操作部に光源など
表示部を点灯させるための構造を設けなくてもよくな
る。しかも通常本体部には十分なあき空間があるので、
この空間を利用して光源および導光体を配設すれば電気
調理器が大きくなることはなく、小型化が可能になり、
設計も容易になる。
一方、光源は扉後方の本体部側に配設されているので、
本体部と扉との隙間から漏れ出る光は扉によってさえぎ
られることになり、使用者の目に直接入ることがなくな
り、表示部の表示が見やすくなる。
また、光源は本体部の底部に配設されているので、その
大きさおよび設定位置に制限を受けることがなく、照度
の大きな光源を自由に配設することができ、表示部の明
るさを明るくすることができ、視認性を向上させること
ができる。
実施例 以下、本発明にかかる電気調理器の表示装置の実施例を
図面に基づいて説明する。本実施例では、電気調理器の
表示装置を従来と同一構造の電子レンジ(第3図〜第5
図)を用いて説明するものとし、従来例と同一構造の部
分については同一の符号を付すこととする。
電子レンジは、第3図に示すように、本体部11と操作部
12とを主要部として構成されている。
本体部11は、調理室13(第1図)を中心に構成され、こ
の調理室13前面には扉14が開閉自在に取り付けられ、天
壁には高周波照射部(図示せず)が、側壁には換気口
(図示せず)が、底壁にはターンテーブル(図示せず)
がそれぞれ設けられている。
この扉14は、前記したように、下部を支点にして前方に
倒して開くようになっており、前面全体にファインダガ
ラスの前面板15が取り付けられている。この前面板15
は、第2図に示すように、透明な覗窓部16と覗窓部16の
まわりの印刷・着色されて不透明になっている周辺部17
とから構成されている。この周辺部17の下部略中央に
は、メニューなどが印刷された表示部18が透光可能に形
成されている。扉14内の下部にはフレーム19(第1図)
が前方に突出して形成されている。
表示部18を点灯するための構造を第1図に示す。本体部
11における調理室13の下方にはあき空間31が存在してお
り、このあき空間31の前方部に光源22が配設され、この
光源22の後方には反射板32が光源22の後方から上方まで
を覆うように配設されている。
光源22の前方には、光源22からの光を前記表示部18に導
入する導光体33が、前記光源22と前記表示部18との間に
介装されている。光源22としては、ハロゲンランプが使
用され、ランプのタイプとしては、点光源的なもの、あ
るいは22〜30mm程度の長さを有するもの、あるいはこれ
より長い蛍光灯的なものなど種々の光源が用いられ、そ
の個数は1個でもよいが、2個以上使用することがより
望ましい。
導光体33にはガラス、アクリル樹脂などの合成樹脂など
が用いられ、導光体33は、本体部11側に配設されている
部分34と扉14内に配設されている部分35とから構成され
ている。導光体34の幅は、光源22の近傍ではこの光源22
の幅に対応させられており、扉14の近傍では表示部18の
全幅に対応させられている。したがって、通常は表示部
18側に近づくにつれて拡張形成された構成となってい
る。扉14側の導光体35はフレーム19の下方から前方に延
設され、表示部18の高さまで立設されている。導光体35
には、入射光を扉14上方側に反射するためにメッキなど
が施された反射部27と、表示部18を後方から照射するた
めに白色系に着色された光散乱部28とが形成されてい
る。光散乱部28は、白色系の塗料を塗布するほか、白色
の薄板やフィルムを貼着することによって、簡単に形成
される。
このような表示装置を点灯させるには、操作部12の操作
ボタン21をONにして光源22を点灯すると、照射光が本体
部11側の導光体34から本体部11と扉14との隙間36を介し
て扉14側の導光体35に入り、扉14側の導光体35の光散乱
部28で乱反射され、表示部18を照射する。この照射によ
り表示部18の文字部分が照らし出され、表示がなされ
る。なお、本体部11側の導光体34には外部に露出してい
る部分34aがあるが、入射光は本体部11側の導光体34内
を反射しながら前方へ進むので露出部分34aから光が外
部へ照射されることはない。
以上説明した本実施例では、通常十分なあき空間31があ
る本体部11側に光源22が配設され、該光源22からの光を
前記表示部18に導入する導光体33が前記光源22と前記表
示部18との間に介装されているので、光源22など表示部
18を点灯させるための構造を、操作部12に設けなくても
すむばかりか、本体部11のあき空間31を利用して光源22
および導光体33を配設することができる。したがって、
操作部12の設計が容易になるとともに、電気調理器全体
の小型化をも図ることが可能になる。
また光源22は扉14後方の本体部11側に配設されているの
で、本体部11と扉14との隙間36から漏れ出る光は扉14に
よってさえぎられ、使用者の目に直接入ることがなく、
表示部18の表示を見やすくできるほか、電気調理器から
でる余計な光が直接的には見えないことにより商品価値
を向上させることができる。また光源22は本体部11の底
部に配設されているので、その大きさおよび設定位置に
制限を受けることがなく、照度の大きな光源を自由に配
設することができ、表示部の明るさを明るくすることが
でき、視認性を向上させることが可能になる。
なお、本実施例では、電気調理器として電子レンジを例
に挙げて説明したが、他の電気調理器にも広く適用する
ことができるものである。
また、表示部18は、前面板15の周辺部17の下部に限らず
周辺部17のどの部位に配設されていてもよい。
考案の効果 以上の説明により明らかなように、本考案に係る電気調
理器の表示装置にあっては、通常十分なあき空間がある
本体部側に光源が配設され、該光源からの光を前記表示
部に導入する導光体が前記光源と前記表示部との間に介
装されているので、光源など表示部を点灯させるための
構造を、操作部に設けなくてもすむばかりか、本体部の
あき空間を利用して配設することができ、操作部の設計
が容易になるとともに、電気調理器の小型化をも図るこ
とが可能になる。
また光源は扉後方の本体部側に配設されているので、本
体部と扉との隙間から漏れ出る光は扉によってさえぎら
れ、直接使用者の目に入ることがなく、表示部の表示を
見やすくすることが可能になる。また光源は本体部の底
部に配設されているので、その大きさおよび設定位置に
制限を受けることがなく、照度の大きな光源を自由に配
設することができ、表示部の明るさを明るくすることが
でき、視認性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる電気調理器として電子レンジを
例にとった表示装置の実施例を示す第3図におけるA−
A線断面図、第2図は同表示装置の表示形態を示す扉の
前面板の正面図、第3図は本考案および従来の電子レン
ジを示す正面図、第4図は表示装置が配設されていない
扉下部部分の構造を示す断面図、第5図は扉を開いた状
態を示す扉下部部分の断面図、第6図は従来の表示装置
の表示形態を示す扉の前面板の正面図、第7図は従来の
電気調理器の表示装置を示す第3図におけるB−B線断
面図である。 11…本体部、12…操作部、14…扉、18…表示部、22…光
源、33…導光体、34…本体部側の導光体、35…扉側の導
光体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部が配設された本体部の前面に、該本
    体部に形成された調理室の前面開口を開閉する扉が取り
    付けられ、該扉に表示部が設けられた電気調理器の表示
    装置において、前記本体部の底部に前記表示部を照光す
    る光源が配設され、該光源からの光を前記表示部に導光
    するための本体側導光体が前記扉の閉成時に当該扉によ
    り覆われる前記本体部の前面に配設され、前記扉の前記
    本体側導光体に対向する位置に該本体側導光体からの光
    を受けて前記表示部に導く扉側導光体が配設されている
    ことを特徴とする電気調理器の表示装置。
JP1989059326U 1989-05-23 1989-05-23 電気調理器の表示装置 Expired - Lifetime JPH0648544Y2 (ja)

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JPH02149987U JPH02149987U (ja) 1990-12-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017104172A1 (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 シャープ株式会社 加熱調理器

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