JPH09167004A - 定周期型ｐｌｃを利用した時間管理方法 - Google Patents
定周期型ｐｌｃを利用した時間管理方法Info
- Publication number
- JPH09167004A JPH09167004A JP34863295A JP34863295A JPH09167004A JP H09167004 A JPH09167004 A JP H09167004A JP 34863295 A JP34863295 A JP 34863295A JP 34863295 A JP34863295 A JP 34863295A JP H09167004 A JPH09167004 A JP H09167004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plc
- cycle
- time
- hard counter
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 割込信号発生を用いず、ＰＬＣの定周期制御
の間に、任意の時間をユーザーが設定してその設定時間
に応じた時限信号を出力し、これを外部機器のコントロ
ールに利用する方法を提供する。 【構成】 定周期型ＰＬＣ装置と、前記定周期のサイク
ル時間より短い周期を有する基準パルスを計数するハー
ドカウンタと、前記ＰＬＣのＩＮ命令で前記ハードカウ
ンタの計数値をＰＬＣに読み込むための読み込みゲート
とを設け、１）前記ＰＬＣのユーザ命令を使用したプロ
グラムによりＯＮさせた信号を外部に出力し、２）前記
ＰＬＣのユーザ命令を使用したプログラムにより前記ハ
ードカウンタの現在値をＩＮ命令で読み込んで、予め設
定した計数目標値と比較し、３）前記比較の結果、前記
ハードカウンタの現在値が予め設定した計数目標値に一
致すると、外部に出力した前記出力をＯＦＦさせ、４）
前記比較の結果、前記ハードカウンタの現在値が予め設
定した計数目標値より少ない場合は、前記２）を繰り返
すことにより、定周期型ＰＬＣを利用して時間管理を行
う。
の間に、任意の時間をユーザーが設定してその設定時間
に応じた時限信号を出力し、これを外部機器のコントロ
ールに利用する方法を提供する。 【構成】 定周期型ＰＬＣ装置と、前記定周期のサイク
ル時間より短い周期を有する基準パルスを計数するハー
ドカウンタと、前記ＰＬＣのＩＮ命令で前記ハードカウ
ンタの計数値をＰＬＣに読み込むための読み込みゲート
とを設け、１）前記ＰＬＣのユーザ命令を使用したプロ
グラムによりＯＮさせた信号を外部に出力し、２）前記
ＰＬＣのユーザ命令を使用したプログラムにより前記ハ
ードカウンタの現在値をＩＮ命令で読み込んで、予め設
定した計数目標値と比較し、３）前記比較の結果、前記
ハードカウンタの現在値が予め設定した計数目標値に一
致すると、外部に出力した前記出力をＯＦＦさせ、４）
前記比較の結果、前記ハードカウンタの現在値が予め設
定した計数目標値より少ない場合は、前記２）を繰り返
すことにより、定周期型ＰＬＣを利用して時間管理を行
う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、定周期ＰＬＣ装置
（プログラマブル ロジック コントローラ）の定周期
制御の間に、ユーザー命令を使用して、ユーザーが自由
に管理できる時間を発生させて、外部機器のコントロー
ルに利用することを可能にする方法に関する。
（プログラマブル ロジック コントローラ）の定周期
制御の間に、ユーザー命令を使用して、ユーザーが自由
に管理できる時間を発生させて、外部機器のコントロー
ルに利用することを可能にする方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術では、ＰＬＣの制御周期の間
に、任意の時間管理を利用する場合、ＰＬＣ装置のシス
テム側に、Ｉ／Ｏ機器としてプリセット機能付きのカウ
ンタを設け、ＣＰＵのＩＮ／ＯＵＴ命令により時刻値を
プリセットし、致達時刻の通知のために割込信号発生、
または、前記カウンタの計数値をＩＮ命令により読み込
んで監視する方法で任意時間を管理することは可能であ
った。
に、任意の時間管理を利用する場合、ＰＬＣ装置のシス
テム側に、Ｉ／Ｏ機器としてプリセット機能付きのカウ
ンタを設け、ＣＰＵのＩＮ／ＯＵＴ命令により時刻値を
プリセットし、致達時刻の通知のために割込信号発生、
または、前記カウンタの計数値をＩＮ命令により読み込
んで監視する方法で任意時間を管理することは可能であ
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、前記の割込信号発生方法によるとＣＰＵ側の負担が
大きくなるという問題があった。また、割り込みのため
のＩ／Ｏを設けられないＰＬＣ装置では任意時間を管理
することはできなかった。そこで、発明は、割込信号発
生を用いず、ＰＬＣの定周期制御の間に、任意の時間を
ユーザーが設定してその設定時間に応じた時限信号を出
力し、これを外部機器のコントロールに利用する方法を
提供するものである。
は、前記の割込信号発生方法によるとＣＰＵ側の負担が
大きくなるという問題があった。また、割り込みのため
のＩ／Ｏを設けられないＰＬＣ装置では任意時間を管理
することはできなかった。そこで、発明は、割込信号発
生を用いず、ＰＬＣの定周期制御の間に、任意の時間を
ユーザーが設定してその設定時間に応じた時限信号を出
力し、これを外部機器のコントロールに利用する方法を
提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、定周期型ＰＬＣ装置と、前記定周期のサ
イクル時間より短い周期を有する基準パルスを計数する
ハードカウンタと、前記ＰＬＣのＩＮ命令で前記ハード
カウンタの計数値をＰＬＣに読み込むための読み込みゲ
ートとを設け、 １）前記ＰＬＣのユーザ命令を使用したプログラムによ
りＯＮさせた信号を外部に出力し、 ２）前記ＰＬＣのユーザ命令を使用したプログラムによ
り前記ハードカウンタの現在値をＩＮ命令で読み込ん
で、予め設定した計数目標値と比較し、 ３）前記比較の結果、前記ハードカウンタの現在値が予
め設定した計数目標値に一致すると、外部に出力した前
記出力をＯＦＦさせ、 ４）前記比較の結果、前記ハードカウンタの現在値が予
め設定した計数目標値より少ない場合は、前記２）を繰
り返すようにした定周期型ＰＬＣを利用した時間管理方
法である。
め、本発明は、定周期型ＰＬＣ装置と、前記定周期のサ
イクル時間より短い周期を有する基準パルスを計数する
ハードカウンタと、前記ＰＬＣのＩＮ命令で前記ハード
カウンタの計数値をＰＬＣに読み込むための読み込みゲ
ートとを設け、 １）前記ＰＬＣのユーザ命令を使用したプログラムによ
りＯＮさせた信号を外部に出力し、 ２）前記ＰＬＣのユーザ命令を使用したプログラムによ
り前記ハードカウンタの現在値をＩＮ命令で読み込ん
で、予め設定した計数目標値と比較し、 ３）前記比較の結果、前記ハードカウンタの現在値が予
め設定した計数目標値に一致すると、外部に出力した前
記出力をＯＦＦさせ、 ４）前記比較の結果、前記ハードカウンタの現在値が予
め設定した計数目標値より少ない場合は、前記２）を繰
り返すようにした定周期型ＰＬＣを利用した時間管理方
法である。
【０００５】
【発明の実施の形態】上記手段により、定周期型ＰＬＣ
の制御周期の間に、ユーザプログラムを利用して任意の
時間幅の信号を外部に出力することができる。以下、本
発明の具体的実施例を図に基づいて説明する。図１は本
発明の実施例の構成を示す図で、１はＰＬＣすなわちプ
ログラマブル・ロジック・コントローラ、２はＣＰＵ、
３は時間管理用のハードカウンタで、ｌＭＨｚのパルス
を無条件に計数させる。４は読み込みゲートで、ユーザ
プログラム側からは、ＩＮ命令により任意に時間管理カ
ウンタ３の計数内容を読み込むことができる。図２は任
意時間管理のためのユーザプログラムをフローチャート
で表したものである。また、図３は図２の作用を説明す
るための図である。以下、図２、図３により、このユー
ザプログラムの作用を以下に説明する。ＰＬＣのシステ
ム領域処理の途中から、定周期ＰＬＣの１周期が開始さ
れ（Ｋ）、システム領域処理が完了すると定周期処理が
開始され（Ａ）、つぎに時間管理カウンタ１の現在値す
なわち計数値ＴをＩＮ命令で読み込む（Ｂ）。つぎに、
この計数値ＴをＴinに格納し（Ｃ）、目標時間ΔＴn と
現在値Ｔinから目標時間Ｔsnを設定した後（Ｄ）、外部
機器制御用の信号Ａを出力する（Ｅ）。これから後は、
前記外部機器制御用の信号Ａの継続時間をカウントする
ユーザプログラムＦ〜Ｈを実行する。すなわち、時間管
理カウンタ１の計数値ＴをＩＮ命令により読み込み
（Ｆ）、現在時間値ＴをＴinx に格納し（Ｇ）、続いて
この格納された現在時間値Ｔinx と前記目標時間Ｔsnを
比較して、目標時間に到達していなければ前記ステップ
（Ｆ）に戻り、目標時間に到達していれば次のステップ
（Ｉ）に移る（Ｈ）。ステップＩでは、信号ＡをＯＦＦ
し、次のステップＪではその他の仕事として、演算、伝
送等を実行する。従って、目標時間ΔＴn の設定値の選
択により、外部へ出力する時間信号を任意に調整できる
ので、これを用いて外部機器を制御することが可能とな
る。外部機器の制御例としては、トランジスタのゲート
信号制御によりパルス幅変調を制御したり、発生させた
定周期パルスでＰＬＣ自身への割り込みをかけ、定周期
の処理を実行させる等がある。
の制御周期の間に、ユーザプログラムを利用して任意の
時間幅の信号を外部に出力することができる。以下、本
発明の具体的実施例を図に基づいて説明する。図１は本
発明の実施例の構成を示す図で、１はＰＬＣすなわちプ
ログラマブル・ロジック・コントローラ、２はＣＰＵ、
３は時間管理用のハードカウンタで、ｌＭＨｚのパルス
を無条件に計数させる。４は読み込みゲートで、ユーザ
プログラム側からは、ＩＮ命令により任意に時間管理カ
ウンタ３の計数内容を読み込むことができる。図２は任
意時間管理のためのユーザプログラムをフローチャート
で表したものである。また、図３は図２の作用を説明す
るための図である。以下、図２、図３により、このユー
ザプログラムの作用を以下に説明する。ＰＬＣのシステ
ム領域処理の途中から、定周期ＰＬＣの１周期が開始さ
れ（Ｋ）、システム領域処理が完了すると定周期処理が
開始され（Ａ）、つぎに時間管理カウンタ１の現在値す
なわち計数値ＴをＩＮ命令で読み込む（Ｂ）。つぎに、
この計数値ＴをＴinに格納し（Ｃ）、目標時間ΔＴn と
現在値Ｔinから目標時間Ｔsnを設定した後（Ｄ）、外部
機器制御用の信号Ａを出力する（Ｅ）。これから後は、
前記外部機器制御用の信号Ａの継続時間をカウントする
ユーザプログラムＦ〜Ｈを実行する。すなわち、時間管
理カウンタ１の計数値ＴをＩＮ命令により読み込み
（Ｆ）、現在時間値ＴをＴinx に格納し（Ｇ）、続いて
この格納された現在時間値Ｔinx と前記目標時間Ｔsnを
比較して、目標時間に到達していなければ前記ステップ
（Ｆ）に戻り、目標時間に到達していれば次のステップ
（Ｉ）に移る（Ｈ）。ステップＩでは、信号ＡをＯＦＦ
し、次のステップＪではその他の仕事として、演算、伝
送等を実行する。従って、目標時間ΔＴn の設定値の選
択により、外部へ出力する時間信号を任意に調整できる
ので、これを用いて外部機器を制御することが可能とな
る。外部機器の制御例としては、トランジスタのゲート
信号制御によりパルス幅変調を制御したり、発生させた
定周期パルスでＰＬＣ自身への割り込みをかけ、定周期
の処理を実行させる等がある。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、Ｐ
ＬＣ装置のシステム側に負担をかけることなく、任意の
時間信号を発生させ、この信号をＰＬＣの外部機器を制
御する信号として利用することができる。
ＬＣ装置のシステム側に負担をかけることなく、任意の
時間信号を発生させ、この信号をＰＬＣの外部機器を制
御する信号として利用することができる。
【図１】本発明の実施例の構成図
【図２】本発明の実施例の処理フロー
【図３】本発明の動作説明図
１ ＰＬＣ ２ ＣＰＵ ３ 時間管理カウンタ ４ 読み込みゲート
Claims (1)
- 【請求項１】定周期型ＰＬＣ装置と、前記定周期のサイ
クル時間より短い周期を有する基準パルスを計数するハ
ードカウンタと、前記ＰＬＣのＩＮ命令で前記ハードカ
ウンタの計数値をＰＬＣに読み込むための読み込みゲー
トとを設け、 １）前記ＰＬＣのユーザ命令を使用したプログラムによ
りＯＮさせた信号を外部に出力し、 ２）前記ＰＬＣのユーザ命令を使用したプログラムによ
り前記ハードカウンタの現在値をＩＮ命令で読み込ん
で、予め設定した計数目標値と比較し、 ３）前記比較の結果、前記ハードカウンタの現在値が予
め設定した計数目標値に一致すると、外部に出力した前
記出力をＯＦＦさせ、 ４）前記比較の結果、前記ハードカウンタの現在値が予
め設定した計数目標値より少ない場合は、前記２）を繰
り返すことを特徴とする定周期型ＰＬＣを利用した時間
管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34863295A JP3663606B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 定周期型ｐｌｃを利用した時間管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34863295A JP3663606B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 定周期型ｐｌｃを利用した時間管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09167004A true JPH09167004A (ja) | 1997-06-24 |
| JP3663606B2 JP3663606B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=18398306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34863295A Expired - Fee Related JP3663606B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 定周期型ｐｌｃを利用した時間管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3663606B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103018498A (zh) * | 2012-12-25 | 2013-04-03 | 镇江市松协电器有限公司 | 冰箱风门检测台 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP34863295A patent/JP3663606B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3663606B2 (ja) | 2005-06-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09167004A (ja) | 定周期型ｐｌｃを利用した時間管理方法 | |
| WO1992009940A1 (en) | Method for executing program for cnc equipment | |
| JP6648541B2 (ja) | 制御装置 | |
| WO2014119054A1 (ja) | インバータ制御装置およびその周辺装置 | |
| JP3538358B2 (ja) | プログラマブル・コントローラ | |
| KR20190105356A (ko) | Plc 시스템 | |
| JP2532625B2 (ja) | ディスプレイを具えた端末情報処理回路へのデ―タ伝送方式 | |
| KR0175846B1 (ko) | 모터의 위치제어장치 및 그 위치제어방법 | |
| JPH06197577A (ja) | コントローラ | |
| KR20000009469A (ko) | 타이머 회로 | |
| JPH067519Y2 (ja) | メモリ・アクセス制御装置 | |
| JP3650482B2 (ja) | 波形記録計 | |
| JPH01149637A (ja) | ポーリング制御応答監視方式 | |
| JPS6235076B2 (ja) | ||
| JPH06337803A (ja) | コンピュータおよびその暴走検出回路 | |
| JPH0540586A (ja) | オンスクリーンマニユアル表示方式 | |
| JPH11326405A (ja) | 動作周波数判定装置 | |
| JP2002277493A (ja) | デマンド監視装置 | |
| KR940012788A (ko) | 서보모터의 위치제어방법 및 장치 | |
| JPH11202913A (ja) | Ｐｍｃの制御装置 | |
| JPS616704A (ja) | プログラマブル・コントロ−ラ | |
| JPH09146896A (ja) | マルチｃｐｕ制御装置 | |
| JPH0627001A (ja) | プラントシミュレーション装置 | |
| JPH0527661A (ja) | 任意再現可能なシミユレータ | |
| JPH01169505A (ja) | プログラマブルコントローラの入出力データ処理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041101 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041105 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20041224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050307 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20050320 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100408 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |