JPH0527661A - 任意再現可能なシミユレータ - Google Patents
任意再現可能なシミユレータInfo
- Publication number
- JPH0527661A JPH0527661A JP17825791A JP17825791A JPH0527661A JP H0527661 A JPH0527661 A JP H0527661A JP 17825791 A JP17825791 A JP 17825791A JP 17825791 A JP17825791 A JP 17825791A JP H0527661 A JPH0527661 A JP H0527661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- simulation
- input data
- time
- data
- data recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims abstract description 73
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 14
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】任意の時刻に発生した事象を確実に且つ待ち時
間を短縮して再現し、さらにオペレータの負荷を低減す
る。 【構成】シミュレーション時、模擬演算装置11は、オ
ペレータの操作する操作装置1からの各データに基づい
て模擬演算を実行し、さらに最小演算間隔で同期信号を
出力する。データ記録制御装置12はこの同期信号を入
力し、装置内に格納された処理プログラムを実行するこ
とにより、状態データ記録装置5及び操作入力データ記
録装置6を起動し、前記模擬演算装置11の各データを
記録させる。シミュレーション終了後、データ記録制御
装置12はオペレータから再現開始時刻を入力する。前
記模擬演算装置11は、再現開始時刻に対応した状態デ
ータを初期値、操作入力データを時系列の入力データと
して入力し、シミュレーションの再現を行なう。
間を短縮して再現し、さらにオペレータの負荷を低減す
る。 【構成】シミュレーション時、模擬演算装置11は、オ
ペレータの操作する操作装置1からの各データに基づい
て模擬演算を実行し、さらに最小演算間隔で同期信号を
出力する。データ記録制御装置12はこの同期信号を入
力し、装置内に格納された処理プログラムを実行するこ
とにより、状態データ記録装置5及び操作入力データ記
録装置6を起動し、前記模擬演算装置11の各データを
記録させる。シミュレーション終了後、データ記録制御
装置12はオペレータから再現開始時刻を入力する。前
記模擬演算装置11は、再現開始時刻に対応した状態デ
ータを初期値、操作入力データを時系列の入力データと
して入力し、シミュレーションの再現を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オペレータの操作及
びオペレータへの表示を伴い、シミュレーション実行後
に任意再現可能なシミュレータに関する。
びオペレータへの表示を伴い、シミュレーション実行後
に任意再現可能なシミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシミュレータはシミュレーション
を実行する際、図5に示すように構成される。オペレー
タは、操作装置1を操作して模擬演算装置2を作動する
ことによりシミュレーションを実行し、この模擬演算装
置2が処理した各種データ及び模擬は表示装置3にリア
ルタイムで表示される。また、オペレータは、トリガ発
生装置4を操作して状態データ記録装置5及び操作入力
データ記録装置6を起動する。この状態データ記録装置
5及び操作入力データ記録装置6は、起動した瞬間から
予め定められた記録時間の間、前記模擬演算装置2の状
態データや操作入力データを入力して記録する。前記各
装置の動作によってシミュレーションを完了する。
を実行する際、図5に示すように構成される。オペレー
タは、操作装置1を操作して模擬演算装置2を作動する
ことによりシミュレーションを実行し、この模擬演算装
置2が処理した各種データ及び模擬は表示装置3にリア
ルタイムで表示される。また、オペレータは、トリガ発
生装置4を操作して状態データ記録装置5及び操作入力
データ記録装置6を起動する。この状態データ記録装置
5及び操作入力データ記録装置6は、起動した瞬間から
予め定められた記録時間の間、前記模擬演算装置2の状
態データや操作入力データを入力して記録する。前記各
装置の動作によってシミュレーションを完了する。
【0003】次にシミュレーションを再現する場合、オ
ペレータは前記トリガ発生装置4を用いて再現開始時刻
を指定する。状態記録装置5及び操作入力データ記録装
置6は、前記再現開始時刻に対応する状態データ及び操
作入力データを模擬演算装置2に出力する。模擬演算装
置2は入力した状態データを再現開始の初期値として用
い、さらに操作入力データを時系列の入力データとして
用いて模擬演算装置2を作動させることによりシミュレ
ーションの再現を実行する。
ペレータは前記トリガ発生装置4を用いて再現開始時刻
を指定する。状態記録装置5及び操作入力データ記録装
置6は、前記再現開始時刻に対応する状態データ及び操
作入力データを模擬演算装置2に出力する。模擬演算装
置2は入力した状態データを再現開始の初期値として用
い、さらに操作入力データを時系列の入力データとして
用いて模擬演算装置2を作動させることによりシミュレ
ーションの再現を実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の方
法では、再現可能なパターンが、オペレータの操作によ
って決定される操作開始時間及び記録時間によるため、
幾つかの問題が生ずる。第1の問題は、前述したように
再現パターンがオペレータによる操作開始時間及び記録
時間によって限定されるため、突発的な事象が発生した
場合、状態データ記録装置5及び操作入力データ記憶装
置6に各データが記憶されていないことが考えられる。
例えば図7のタイミングチャートに示すように、aとい
う時刻に突発的な事象が生じた場合、シミュレーション
終了後にその事象を再現することが不可能である。
法では、再現可能なパターンが、オペレータの操作によ
って決定される操作開始時間及び記録時間によるため、
幾つかの問題が生ずる。第1の問題は、前述したように
再現パターンがオペレータによる操作開始時間及び記録
時間によって限定されるため、突発的な事象が発生した
場合、状態データ記録装置5及び操作入力データ記憶装
置6に各データが記憶されていないことが考えられる。
例えば図7のタイミングチャートに示すように、aとい
う時刻に突発的な事象が生じた場合、シミュレーション
終了後にその事象を再現することが不可能である。
【0005】第2の問題は、シミュレーション中に生じ
た任意の事象を少ない待ち時間で再現するためには、シ
ミュレーション中にオペレータが状態データ記録装置5
及び操作入力データ記録装置6を頻繁に起動しなければ
ならないということである。例えば、図7のbという時
刻に示す事象を再現するためには、再現開始から時間t
1 を必要とする。この時間t1は、オペレータの操作す
る操作開始時間及び記録時間に依存するため不確実性を
有し、任意の事象の再現が迅速に行なえない場合があ
る。
た任意の事象を少ない待ち時間で再現するためには、シ
ミュレーション中にオペレータが状態データ記録装置5
及び操作入力データ記録装置6を頻繁に起動しなければ
ならないということである。例えば、図7のbという時
刻に示す事象を再現するためには、再現開始から時間t
1 を必要とする。この時間t1は、オペレータの操作す
る操作開始時間及び記録時間に依存するため不確実性を
有し、任意の事象の再現が迅速に行なえない場合があ
る。
【0006】この発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、突発的な事象の再現が可能で、且つ任意の事象を再
現する待ち時間を短縮するためオペレータの作業負荷を
低減する任意再現可能なシミュレータを提供することを
目的とする。
で、突発的な事象の再現が可能で、且つ任意の事象を再
現する待ち時間を短縮するためオペレータの作業負荷を
低減する任意再現可能なシミュレータを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】オペレータがシミュレー
ションを実行するために操作する操作装置と、シミュレ
ーション実行時に前記操作装置から出力された操作入力
データにより模擬演算を行ない、さらにこの演算の最小
演算間隔で同期信号を出力する模擬演算装置と、この模
擬演算装置の動作時に模擬演算装置が処理した各データ
及び模擬をリアルタイムに表示する表示装置とを設け、
この同期信号に基づいて一定周期で前記模擬演算装置の
状態データ及び操作入力データをそれぞれに対応する記
録装置に記録し、シミュレーション実施後は、オペレー
タから指定された再現開始時刻に対応する状態データを
初期値とし、さらに操作入力データを時系列の入力デー
タとして前記模擬演算装置に入力することによりシミュ
レーションを再現することを特徴とする。
ションを実行するために操作する操作装置と、シミュレ
ーション実行時に前記操作装置から出力された操作入力
データにより模擬演算を行ない、さらにこの演算の最小
演算間隔で同期信号を出力する模擬演算装置と、この模
擬演算装置の動作時に模擬演算装置が処理した各データ
及び模擬をリアルタイムに表示する表示装置とを設け、
この同期信号に基づいて一定周期で前記模擬演算装置の
状態データ及び操作入力データをそれぞれに対応する記
録装置に記録し、シミュレーション実施後は、オペレー
タから指定された再現開始時刻に対応する状態データを
初期値とし、さらに操作入力データを時系列の入力デー
タとして前記模擬演算装置に入力することによりシミュ
レーションを再現することを特徴とする。
【0008】
【作用】シミュレーション実行時、模擬演算装置は模擬
演算を行なうと共に最小演算間隔で同期信号を出力す
る。データ記録制御装置は、この同期信号に基づいて一
定の周期で状態データ記録装置及び操作入力データ記録
装置を起動する。この状態データ記録装置は前記模擬演
算装置よりシミュレーション再現開始の初期値として必
要な状態データを一定周期で自動的に記録し、操作入力
データ記録装置はシミュレーション実行時模擬演算装置
に入力される操作入力データをシミュレーションの全時
間に渡って記録する。
演算を行なうと共に最小演算間隔で同期信号を出力す
る。データ記録制御装置は、この同期信号に基づいて一
定の周期で状態データ記録装置及び操作入力データ記録
装置を起動する。この状態データ記録装置は前記模擬演
算装置よりシミュレーション再現開始の初期値として必
要な状態データを一定周期で自動的に記録し、操作入力
データ記録装置はシミュレーション実行時模擬演算装置
に入力される操作入力データをシミュレーションの全時
間に渡って記録する。
【0009】シミュレーションを再現する場合、オペレ
ータはデータ記録制御装置を用いて再現開始時刻を指定
する。状態データ記録装置及び操作入力データ記録装置
は、この再現開始時刻に対応する各データを出力する。
模擬演算装置は、状態データを再現開始の初期値とし、
操作入力データを時系列の入力データとして入力し、こ
れらのデータに基づいて各演算及び処理を再現し、表示
装置を用いてリアルタイムで表示する。
ータはデータ記録制御装置を用いて再現開始時刻を指定
する。状態データ記録装置及び操作入力データ記録装置
は、この再現開始時刻に対応する各データを出力する。
模擬演算装置は、状態データを再現開始の初期値とし、
操作入力データを時系列の入力データとして入力し、こ
れらのデータに基づいて各演算及び処理を再現し、表示
装置を用いてリアルタイムで表示する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。
説明する。
【0011】この発明によるシミュレータは、図1に示
すように構成される。オペレータは、操作装置1を用い
て操作入力データを生成し、これを模擬演算装置11へ
出力する。この模擬演算装置11は、操作入力データに
従って模擬演算を実行し、入力された各種データや状態
は表示装置3にて表示され、オペレータはこの表示によ
りシミュレーションの実行状況を確認する。
すように構成される。オペレータは、操作装置1を用い
て操作入力データを生成し、これを模擬演算装置11へ
出力する。この模擬演算装置11は、操作入力データに
従って模擬演算を実行し、入力された各種データや状態
は表示装置3にて表示され、オペレータはこの表示によ
りシミュレーションの実行状況を確認する。
【0012】動作中の模擬演算装置11の状態は、状態
データとして状態データ記録装置5に記録され、模擬演
算装置11に入力された操作入力データは、操作入力デ
ータ記録装置6記録される。これら記録装置、状態デー
タ記録装置5及び操作入力記録装置6は、前記模擬演算
装置11の出力する同期信号に従って動作するデータ記
録制御装置12により制御される。
データとして状態データ記録装置5に記録され、模擬演
算装置11に入力された操作入力データは、操作入力デ
ータ記録装置6記録される。これら記録装置、状態デー
タ記録装置5及び操作入力記録装置6は、前記模擬演算
装置11の出力する同期信号に従って動作するデータ記
録制御装置12により制御される。
【0013】また、シミュレーションを再現する場合、
図2に示すようにオペレータは、データ記録制御装置1
2を用いて再現開始時刻を指定する。状態データ記録装
置5及び操作入力データ記録装置6はこの再現開始時刻
をもとに、シミュレーションの再現に必要なデータを前
記模擬演算装置11に出力する。模擬演算装置11はこ
れらのデータに従ってシミュレーションを再現し、各種
の処理及び模擬は表示装置3によりリアルタイムで表示
される。次に前記実施例におけるシミュレーション中の
動作を説明する。
図2に示すようにオペレータは、データ記録制御装置1
2を用いて再現開始時刻を指定する。状態データ記録装
置5及び操作入力データ記録装置6はこの再現開始時刻
をもとに、シミュレーションの再現に必要なデータを前
記模擬演算装置11に出力する。模擬演算装置11はこ
れらのデータに従ってシミュレーションを再現し、各種
の処理及び模擬は表示装置3によりリアルタイムで表示
される。次に前記実施例におけるシミュレーション中の
動作を説明する。
【0014】シミュレーションを実行する際、オペレー
タは操作装置1を操作し、操作入力データを生成して、
操作装置1より模擬演算装置11に出力する。この模擬
演算装置11は操作入力データに基づいて模擬を実行す
る。シミュレーション中、模擬演算装置11の各種の処
理及び模擬は表示装置3に表示され、随時オペレータが
確認できるようになっている。
タは操作装置1を操作し、操作入力データを生成して、
操作装置1より模擬演算装置11に出力する。この模擬
演算装置11は操作入力データに基づいて模擬を実行す
る。シミュレーション中、模擬演算装置11の各種の処
理及び模擬は表示装置3に表示され、随時オペレータが
確認できるようになっている。
【0015】また、シミュレーション開始時に前記模擬
演算装置11は、操作装置1から操作入力データを入力
すると、データ記録制御装置12に最小演算間隔と同じ
周期の同期信号を出力する。
演算装置11は、操作装置1から操作入力データを入力
すると、データ記録制御装置12に最小演算間隔と同じ
周期の同期信号を出力する。
【0016】データ記録制御装置12は、同期信号を入
力すると状態データ記録装置5及び操作入力データ記録
装置6をそれぞれ1度起動して各データを記録させ、さ
らにデータ記録制御装置12内部に設けられたカウンタ
をクリアする。その後、データ記録制御装置12は、図
3に示す処理プログラムに従って状態データ記録装置5
及び操作入力データ記録装置6を制御する。データ記録
制御装置12は模擬演算装置11より次の同期信号を受
け取ると、操作入力データ記録装置6を起動する(図
3、S1)。操作入力データ記録装置6を起動した後、
データ記録制御装置12は、同装置内部に設けられたカ
ウンタの値が予め設定した値、例えば「3」と等しいか
どうか判断する(S2)。
力すると状態データ記録装置5及び操作入力データ記録
装置6をそれぞれ1度起動して各データを記録させ、さ
らにデータ記録制御装置12内部に設けられたカウンタ
をクリアする。その後、データ記録制御装置12は、図
3に示す処理プログラムに従って状態データ記録装置5
及び操作入力データ記録装置6を制御する。データ記録
制御装置12は模擬演算装置11より次の同期信号を受
け取ると、操作入力データ記録装置6を起動する(図
3、S1)。操作入力データ記録装置6を起動した後、
データ記録制御装置12は、同装置内部に設けられたカ
ウンタの値が予め設定した値、例えば「3」と等しいか
どうか判断する(S2)。
【0017】このカウンタの値が「3」でない場合、カ
ウンタの値に「1」を追加(S3)し、処理プログラム
を終了して次の同期信号が入力されると再び前記プログ
ラムに沿って処理を実行する。
ウンタの値に「1」を追加(S3)し、処理プログラム
を終了して次の同期信号が入力されると再び前記プログ
ラムに沿って処理を実行する。
【0018】また、カウンタの値と「3」を比較して
(S2)、カウンタの値が「3」と等しい場合、データ
記録制御装置12は、状態データ記録装置5を起動(S
4)して、状態データを格納させる。状態データが記録
された後、データ記録制御装置12はカウント値をクリ
アする(S5)。以上の操作の後、プログラムは終了す
る。前記プログラムは、シミュレーションが終わると模
擬演算装置11からの同期信号がなくなるので、シミュ
レーションの終了と同時にあらゆる処理を終了する。次
に前記実施例のシミュレータの再現時の動作を説明す
る。
(S2)、カウンタの値が「3」と等しい場合、データ
記録制御装置12は、状態データ記録装置5を起動(S
4)して、状態データを格納させる。状態データが記録
された後、データ記録制御装置12はカウント値をクリ
アする(S5)。以上の操作の後、プログラムは終了す
る。前記プログラムは、シミュレーションが終わると模
擬演算装置11からの同期信号がなくなるので、シミュ
レーションの終了と同時にあらゆる処理を終了する。次
に前記実施例のシミュレータの再現時の動作を説明す
る。
【0019】オペレータはシミュレータの再現時にあた
り、まずデータ記録制御装置12に状態データを記録し
たタイミングから任意の再現開始時刻を指定する。状態
データ記録装置5及び操作入力データ記録装置6は、再
現開始時刻に対応した各データを出力する。模擬演算装
置11は、出力された状態データを再現開始の初期値と
して用い、操作入力データを時系列の入力データとして
用いて作動する。シミュレーション再現時、模擬演算装
置11による各種模擬は表示装置3にて表示され、オペ
レータが随時確認することができる。
り、まずデータ記録制御装置12に状態データを記録し
たタイミングから任意の再現開始時刻を指定する。状態
データ記録装置5及び操作入力データ記録装置6は、再
現開始時刻に対応した各データを出力する。模擬演算装
置11は、出力された状態データを再現開始の初期値と
して用い、操作入力データを時系列の入力データとして
用いて作動する。シミュレーション再現時、模擬演算装
置11による各種模擬は表示装置3にて表示され、オペ
レータが随時確認することができる。
【0020】図4は、前述したシミュレーション時にお
ける状態データの記録のタイミングと操作入力データの
記録のタイミング及びシミュレーションの再現のパター
ンを、シミュレーションの開始から終了までを時間軸に
とって示したものである。
ける状態データの記録のタイミングと操作入力データの
記録のタイミング及びシミュレーションの再現のパター
ンを、シミュレーションの開始から終了までを時間軸に
とって示したものである。
【0021】シミュレーション中の任意の時刻に発生し
た突発的な事象、例えば図4中に示す時刻aに発生した
事象もオペレータの操作に依存することなく確実に再現
することができる。また、状態データを記録するタイミ
ングを例えばtとすると、任意の事象を再現する場合、
t以内の待ち時間で再現することができる。従って、図
4中に示す時刻bの事象を再現する場合、t2 (t2 ≦
t)の待ち時間で再現が可能である。以上の操作によ
り、シミュレーション実行時に任意の時刻に発生する事
象を短い待ち時間で再現することができる。
た突発的な事象、例えば図4中に示す時刻aに発生した
事象もオペレータの操作に依存することなく確実に再現
することができる。また、状態データを記録するタイミ
ングを例えばtとすると、任意の事象を再現する場合、
t以内の待ち時間で再現することができる。従って、図
4中に示す時刻bの事象を再現する場合、t2 (t2 ≦
t)の待ち時間で再現が可能である。以上の操作によ
り、シミュレーション実行時に任意の時刻に発生する事
象を短い待ち時間で再現することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳記したようにこの発明によれば、
シミュレータにデータ記録制御装置を設けて、再現に必
要なデータを一定周期で記録するようにしたため、シミ
ュレーション中の任意の時刻に発生した突発的な事象を
再現することが可能となり、且つシミュレーションの再
現にかかる待ち時間を短縮できる。さらに、これらの効
果によってオペレータの負荷が大幅に低減される。
シミュレータにデータ記録制御装置を設けて、再現に必
要なデータを一定周期で記録するようにしたため、シミ
ュレーション中の任意の時刻に発生した突発的な事象を
再現することが可能となり、且つシミュレーションの再
現にかかる待ち時間を短縮できる。さらに、これらの効
果によってオペレータの負荷が大幅に低減される。
【図1】この発明の一実施例に係るシミュレーション実
行時のシミュレータの構成図。
行時のシミュレータの構成図。
【図2】この発明の実施例におけるシミュレーション再
現時のシミュレータの構成図。
現時のシミュレータの構成図。
【図3】この発明の実施例におけるデータ記録制御装置
の処理フローチャート。
の処理フローチャート。
【図4】この発明の実施例におけるシミュレータのシミ
ュレーション再現パターン図。
ュレーション再現パターン図。
【図5】従来のシミュレーション実行時のシミュレータ
の構成図。
の構成図。
【図6】従来のシミュレーション再現時のシミュレータ
の構成図。
の構成図。
【図7】従来のシミュレータにおけるシミュレーション
再現パターン図。
再現パターン図。
1…操作装置、3…表示装置、5…状態データ記録装
置、6…操作入力データ記録装置、11…模擬演算装
置、12…データ記録制御装置。
置、6…操作入力データ記録装置、11…模擬演算装
置、12…データ記録制御装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シミュレーション実行用データを入力す
る操作装置と、この操作装置から入力される操作入力デ
ータにより模擬演算を行ない、この演算の最小演算間隔
で同期信号を出力する模擬演算装置と、この模擬演算装
置から出力される同期信号に基づいて該模擬演算装置の
状態を示す状態データ及び前記操作入力データを記録す
る手段と、シミュレーション実施後、前記操作装置から
再現開始時刻を入力し、この再現開始時刻に対応する前
記状態データを初期値とし、さらに前記操作入力データ
を時系列の入力データとして前記模擬演算装置に出力す
ることによりシミュレーションを再現する手段と、シミ
ュレーション実行時及びシミュレーション再現時に前記
模擬演算装置が処理した各データ及び模擬をリアルタイ
ムに表示する表示装置とを具備することを特徴とする任
意再現可能なシミュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17825791A JPH0527661A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 任意再現可能なシミユレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17825791A JPH0527661A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 任意再現可能なシミユレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527661A true JPH0527661A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16045334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17825791A Withdrawn JPH0527661A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 任意再現可能なシミユレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527661A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008210107A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Fujitsu Ltd | シミュレーション方法及びシミュレーション装置 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP17825791A patent/JPH0527661A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008210107A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Fujitsu Ltd | シミュレーション方法及びシミュレーション装置 |
US8725485B2 (en) | 2007-02-26 | 2014-05-13 | Spansion Llc | Simulation method and simulation apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0527661A (ja) | 任意再現可能なシミユレータ | |
JPH08328905A (ja) | シミュレーション方法および装置 | |
JPH0556347A (ja) | 画像処理装置 | |
JPS58178408A (ja) | 模擬実行機能を備えたプログラマブル・コントロ−ラ | |
JP3443184B2 (ja) | プログラマブルコントローラ用プログラム作成装置 | |
JP3167245B2 (ja) | プログラマブルコントローラ動作状態監視装置 | |
JP2771535B2 (ja) | キーデータの再生方式 | |
JPH0540661A (ja) | シミユレータ装置 | |
JP2752619B2 (ja) | Pmcの信号トレース制御装置 | |
JPH05224713A (ja) | プログラマブルコントローラの表示方法 | |
JP2000148227A (ja) | 表示装置 | |
JPH06242719A (ja) | シミュレータ | |
JPH0372932B2 (ja) | ||
JPS5949609A (ja) | 模擬実行機能を備えたプログラマブル・コントロ−ラ | |
JPS59188702A (ja) | プログラマブル・コントロ−ラ | |
JPS5911406A (ja) | プロセス計算機のオンラインシミユレ−タ | |
JPH0548474B2 (ja) | ||
JPH05298156A (ja) | トレース情報出力方式 | |
JPS59106044A (ja) | プログラマブル・コントロ−ラのプログラミング装置 | |
JPS5927303A (ja) | プログラム修正装置 | |
JPH02278349A (ja) | 対話型システムの障害再現方式 | |
JPH02138606A (ja) | プログラマブルコントローラ | |
JPH04268906A (ja) | ユニット計算機用シミュレータ | |
JPH0293964A (ja) | データ処理装置の入出力動作テスト方式 | |
JPH0743739B2 (ja) | 自動配線処理実行システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |