JPH09164843A - 車両の水浸入防止構造 - Google Patents
車両の水浸入防止構造Info
- Publication number
- JPH09164843A JPH09164843A JP7326920A JP32692095A JPH09164843A JP H09164843 A JPH09164843 A JP H09164843A JP 7326920 A JP7326920 A JP 7326920A JP 32692095 A JP32692095 A JP 32692095A JP H09164843 A JPH09164843 A JP H09164843A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer panel
- vehicle
- water
- door
- weather strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で車内に水が浸入することを効果
的に防止する。 【解決手段】 車体側アウターパネル１４，１５に当接
するウェザーストリップ１２をドア側インナーパネル１
３に配設し、ウェザーストリップ１２によって車体側ア
ウターパネル１４，１５とドア側インナーパネル１３と
の間の隙間を通じて車内に水が浸入するのを防止するよ
うにした車両の水浸入防止構造において、車体側アウタ
ーパネル１４のウェザーストリップ１２が当接する箇所
の近傍に、外方に突出する突条１６を設けた構成として
いる。
的に防止する。 【解決手段】 車体側アウターパネル１４，１５に当接
するウェザーストリップ１２をドア側インナーパネル１
３に配設し、ウェザーストリップ１２によって車体側ア
ウターパネル１４，１５とドア側インナーパネル１３と
の間の隙間を通じて車内に水が浸入するのを防止するよ
うにした車両の水浸入防止構造において、車体側アウタ
ーパネル１４のウェザーストリップ１２が当接する箇所
の近傍に、外方に突出する突条１６を設けた構成として
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の水浸入防止
構造に関し、詳しくは、車体側アウターパネルに当接す
るウェザーストリップをドア側インナーパネルに配設
し、上記ウェザーストリップによって上記車体側アウタ
ーパネルとドア側インナーパネルとの間の隙間を通じて
車内に水が浸入するのを阻止するようにした車両の水浸
入防止構造に関する。
構造に関し、詳しくは、車体側アウターパネルに当接す
るウェザーストリップをドア側インナーパネルに配設
し、上記ウェザーストリップによって上記車体側アウタ
ーパネルとドア側インナーパネルとの間の隙間を通じて
車内に水が浸入するのを阻止するようにした車両の水浸
入防止構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４および図５は、従来の車両の水浸入
防止構造を示すものである。図４の構造は、サイドシル
アウターパネル１に当接するウェザーストリップ２をド
ア側インナーパネル３に配設し、該ウェザーストリップ
によってサイドシルアウターパネル１とドア側インナー
パネル３との間の隙間を通じて車内に水が浸入するのを
阻止する構成としたものである。
防止構造を示すものである。図４の構造は、サイドシル
アウターパネル１に当接するウェザーストリップ２をド
ア側インナーパネル３に配設し、該ウェザーストリップ
によってサイドシルアウターパネル１とドア側インナー
パネル３との間の隙間を通じて車内に水が浸入するのを
阻止する構成としたものである。
【０００３】図５の構造は、センターピラーアウターパ
ネル４に当接するウェザーストリップ２をドア側インナ
ーパネル３に配設し、該ウェザーストリップによってセ
ンターピラーアウターパネル４とドア側インナーパネル
３との間の隙間を通じて車内に水が浸入するのを防止す
る構成としたものである。
ネル４に当接するウェザーストリップ２をドア側インナ
ーパネル３に配設し、該ウェザーストリップによってセ
ンターピラーアウターパネル４とドア側インナーパネル
３との間の隙間を通じて車内に水が浸入するのを防止す
る構成としたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構造で
は、例えば洗車を行なう際、ホース５から出た水の水圧
にウェザーストリップ２が耐えられず、該ウェザースト
リップを越えて車内に水が浸入してしまう不具合があっ
た。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、簡単
な構造により、車内に水が浸入することを効果的に防止
することができる車両の水浸入防止構造を提供すること
を目的とする。
は、例えば洗車を行なう際、ホース５から出た水の水圧
にウェザーストリップ２が耐えられず、該ウェザースト
リップを越えて車内に水が浸入してしまう不具合があっ
た。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、簡単
な構造により、車内に水が浸入することを効果的に防止
することができる車両の水浸入防止構造を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、車体側アウターパネルに当接するウェザーストリッ
プをドア側インナーパネルに配設し、上記ウェザースト
リップによって上記車体側アウターパネルとドア側イン
ナーパネルとの間の隙間を通じて車内に水が浸入するの
を阻止するようにした車両の水浸入防止構造において、
サイドシルアウターパネルの上記ウェザーストリップが
当接する箇所の近傍に、外方に突出する突条を設けた構
成としている。
に、車体側アウターパネルに当接するウェザーストリッ
プをドア側インナーパネルに配設し、上記ウェザースト
リップによって上記車体側アウターパネルとドア側イン
ナーパネルとの間の隙間を通じて車内に水が浸入するの
を阻止するようにした車両の水浸入防止構造において、
サイドシルアウターパネルの上記ウェザーストリップが
当接する箇所の近傍に、外方に突出する突条を設けた構
成としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両の水浸入
防止構造の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明
する。図１〜図３は、本発明に係る車両の水浸入防止構
造の一実施例を示すものである。同図において、１０は
本発明が適用された車両であり、１１は車両１０のドア
であり、１２はドア１１のインナーパネル１３に設けた
ウェザーストリップ（ドアシール部材）である。
防止構造の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明
する。図１〜図３は、本発明に係る車両の水浸入防止構
造の一実施例を示すものである。同図において、１０は
本発明が適用された車両であり、１１は車両１０のドア
であり、１２はドア１１のインナーパネル１３に設けた
ウェザーストリップ（ドアシール部材）である。
【０００７】ウェザーストリップ１２は、車体側アウタ
ーパネルに当接される。車体側アウターパネルは、サイ
ドシルアウターパネル１４およびセンターピラーアウタ
ーパネル１５であり（図２および図３参照）、ドア１１
の受け部を形成している。サイドシルアウターパネル１
４およびセンターピラーアウターパネル１５のウェザー
ストリップ１２が当接する箇所の近傍の外側部分に、外
方に突出する突条１６が設けられている。突条１６は、
しぼり加工等により、サイドシルアウターパネル１４か
らセンターピラーアウターパネル１５にかけて連続的に
形成されている。
ーパネルに当接される。車体側アウターパネルは、サイ
ドシルアウターパネル１４およびセンターピラーアウタ
ーパネル１５であり（図２および図３参照）、ドア１１
の受け部を形成している。サイドシルアウターパネル１
４およびセンターピラーアウターパネル１５のウェザー
ストリップ１２が当接する箇所の近傍の外側部分に、外
方に突出する突条１６が設けられている。突条１６は、
しぼり加工等により、サイドシルアウターパネル１４か
らセンターピラーアウターパネル１５にかけて連続的に
形成されている。
【０００８】次に、本実施例における車両の水浸入防止
構造の作用について説明する。すなわち、ホース１７に
よって水をドア１１とサイドシルアウターパネル１４と
の間の隙間に噴射した場合、この水の水圧は突条１６に
よって受け止められ、ウェザーストリップ１２の先端に
直接水圧がかかることがない。このため、水がウェザー
ストリップ１２を越えて車内に浸入することは防止され
る。また、本実施例では、ドア１１の下方部分だけでな
く、ドア１１の後部まで途切れなく連続的に突条１６を
設けたことにより、ドア１１と車体側ドア受け部との間
における水の浸入を確実に防止することができる。
構造の作用について説明する。すなわち、ホース１７に
よって水をドア１１とサイドシルアウターパネル１４と
の間の隙間に噴射した場合、この水の水圧は突条１６に
よって受け止められ、ウェザーストリップ１２の先端に
直接水圧がかかることがない。このため、水がウェザー
ストリップ１２を越えて車内に浸入することは防止され
る。また、本実施例では、ドア１１の下方部分だけでな
く、ドア１１の後部まで途切れなく連続的に突条１６を
設けたことにより、ドア１１と車体側ドア受け部との間
における水の浸入を確実に防止することができる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
の水浸入防止構造によれば、車体側アウターパネルに当
接するウェザーストリップをドア側インナーパネルに配
設し、上記ウェザーストリップによって上記車体側アウ
ターパネルとドア側インナーパネルとの間の隙間を通じ
て車内に水が浸入するのを阻止するようにした車両の水
浸入防止構造において、サイドシルアウターパネルの上
記ウェザーストリップが当接する箇所の近傍に、外方に
突出する突条を設けた構成としているので、上記隙間に
水を噴射した場合、この水の水圧は上記突条によって受
け止められ、上記ウェザーストリップの先端に直接水圧
がかかることがない。このため、水が上記ウェザースト
リップを越えて車内に浸入することが防止される。
の水浸入防止構造によれば、車体側アウターパネルに当
接するウェザーストリップをドア側インナーパネルに配
設し、上記ウェザーストリップによって上記車体側アウ
ターパネルとドア側インナーパネルとの間の隙間を通じ
て車内に水が浸入するのを阻止するようにした車両の水
浸入防止構造において、サイドシルアウターパネルの上
記ウェザーストリップが当接する箇所の近傍に、外方に
突出する突条を設けた構成としているので、上記隙間に
水を噴射した場合、この水の水圧は上記突条によって受
け止められ、上記ウェザーストリップの先端に直接水圧
がかかることがない。このため、水が上記ウェザースト
リップを越えて車内に浸入することが防止される。
【００１０】また、本発明では、ドアの下方部分からそ
の後部まで途切れなく連続的に上記突条を設けたことに
より、上記隙間を通じての水の浸入を確実に防止するこ
とができる。さらに、上記突条はしぼり加工等によって
簡単に形成することができるので、低コストで実施する
ことができるとともに、車体側アウターパネルの剛性向
上を図ることもできる。
の後部まで途切れなく連続的に上記突条を設けたことに
より、上記隙間を通じての水の浸入を確実に防止するこ
とができる。さらに、上記突条はしぼり加工等によって
簡単に形成することができるので、低コストで実施する
ことができるとともに、車体側アウターパネルの剛性向
上を図ることもできる。
【図１】本発明に係る車両の水浸入防止構造の一実施例
を適用した車両を示す斜視図である。
を適用した車両を示す斜視図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１におけるＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】従来の車両の水浸入防止構造を示す図２に対応
する断面図である。
する断面図である。
【図５】従来の車両の水浸入防止構造を示す図３に対応
する断面図である。
する断面図である。
１０ 車両 １１ ドア １２ ウェザーストリップ １３ インナーパネル １４ サイドシルアウターパネル １５ センターピラーアウターパネル １６ 突条 １７ ホース
Claims (2)
- 【請求項１】 車体側アウターパネルに当接するウェザ
ーストリップをドア側インナーパネルに配設し、上記ウ
ェザーストリップによって上記車体側アウターパネルと
ドア側インナーパネルとの間の隙間を通じて車内に水が
浸入するのを阻止するようにした車両の水浸入防止構造
において、 サイドシルアウターパネルの上記ウェザーストリップが
当接する箇所の近傍に、外方に突出する突条を設けたこ
とを特徴とする車両の水浸入防止構造。 - 【請求項２】 上記突条を、上記サイドシルアウターパ
ネルからセンターピラーのアウターパネルにかけて形成
したことを特徴とする請求項１に記載の車両の水浸入防
止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7326920A JPH09164843A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 車両の水浸入防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7326920A JPH09164843A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 車両の水浸入防止構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09164843A true JPH09164843A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18193242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7326920A Pending JPH09164843A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 車両の水浸入防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09164843A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019123481A (ja) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | トヨタ車体株式会社 | 車両用ドアのシール構造 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7326920A patent/JPH09164843A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019123481A (ja) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | トヨタ車体株式会社 | 車両用ドアのシール構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20020036414A1 (en) | Sealing structure of weather strip for motor vehicle | |
| US6357182B1 (en) | Door weather strip attaching structure | |
| JP3218394B2 (ja) | 自動車ドア下部のシール構造 | |
| JPH09164843A (ja) | 車両の水浸入防止構造 | |
| JP2001253245A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
| JPS63235143A (ja) | 自動車用ル−フサイドウエザストリツプ | |
| JPS6056644B2 (ja) | サツシユレスドア型車のセンタ−シ−ル構造 | |
| JP3152570B2 (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
| JPS61163017A (ja) | ドアウエザ−ストリツプ | |
| JP2002002306A (ja) | サブシールウエザーストリップの取付構造 | |
| JP3987249B2 (ja) | ドアウエザーストリップの取付構造 | |
| JP3683638B2 (ja) | ウエザーストリップの型成形部の構造 | |
| JPH0995144A (ja) | 自動車用ドアガラスラン | |
| JP3367284B2 (ja) | 自動車のウエザストリップ取付構造 | |
| JPS62143714A (ja) | サツシユレスドア車のセンタ−シ−ル部構造 | |
| JPH061185A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
| JPS6343822A (ja) | 自動車用ウエザ−ストリツプの端末排水構造 | |
| JP2527776Y2 (ja) | 車両におけるサッシュレスドアのシール構造 | |
| JP2001171361A (ja) | ドアウェザーストリップのシール構造 | |
| JPH06179324A (ja) | 窓用ウェザストリップ | |
| JPH0122783Y2 (ja) | ||
| JP2599153Y2 (ja) | ウエザストリップ | |
| JPH111125A (ja) | ウェザーストリップ | |
| JPS61135840A (ja) | サツシユレス車用センタ−シ−ルラバ− | |
| JPH01247213A (ja) | ウインドガラスのシール構造 |