JP2001171361A - ドアウェザーストリップのシール構造 - Google Patents
ドアウェザーストリップのシール構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リテーナーを使用することなく取付けられた
ドアウェザーストリップにおいて車室内側への雨水等の
進入を確実に防止しうるシール構造を提供すること。 【解決手段】 ドア外周縁部にリテーナーなしにクリッ
プCで固定される取付基部12と、取付基部12に一体
成形されドア閉時にボディパネルBに弾接する中空のメ
インシール部13と、および取付基部12の車室外側に
一体成形されドア閉時にメインシール部13とともにボ
ディパネルBに弾接するサブシール部14とを備えるド
アウェザーストリップ11のシール構造であって、取付
基部12が取付けられるドアインナーパネルD3の部位
Daを凹状に形成するとともに、取付基部12の車室内
側に断面舌状のシールリップ部15を突設し、しかもそ
の先端部15aを凹状の部位Daの車室内側の立上がり
壁面Pに弾接させて、シールリップ部15と取付基部1
2との間に排水用の空間部20を形成した。
ドアウェザーストリップにおいて車室内側への雨水等の
進入を確実に防止しうるシール構造を提供すること。 【解決手段】 ドア外周縁部にリテーナーなしにクリッ
プCで固定される取付基部12と、取付基部12に一体
成形されドア閉時にボディパネルBに弾接する中空のメ
インシール部13と、および取付基部12の車室外側に
一体成形されドア閉時にメインシール部13とともにボ
ディパネルBに弾接するサブシール部14とを備えるド
アウェザーストリップ11のシール構造であって、取付
基部12が取付けられるドアインナーパネルD3の部位
Daを凹状に形成するとともに、取付基部12の車室内
側に断面舌状のシールリップ部15を突設し、しかもそ
の先端部15aを凹状の部位Daの車室内側の立上がり
壁面Pに弾接させて、シールリップ部15と取付基部1
2との間に排水用の空間部20を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア外周
縁部に取付けられるドアウェザーストリップのシール構
造に関する。
縁部に取付けられるドアウェザーストリップのシール構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2及び図3に示すように、自動車のド
ア外周縁部には、取付基部2と、ドア閉時にボディパネ
ルBに弾接して車室内外をシールする中空のメインシー
ル部3とサブシール部4とが一体成形されてなるドアウ
ェザーストリップ1が取付けられている。このような、
ドアウェザーストリップ1はドアインナーパネルD1に
固定されたリテーナー7にその取付基部2が嵌合される
ことによって取付けられている。
ア外周縁部には、取付基部2と、ドア閉時にボディパネ
ルBに弾接して車室内外をシールする中空のメインシー
ル部3とサブシール部4とが一体成形されてなるドアウ
ェザーストリップ1が取付けられている。このような、
ドアウェザーストリップ1はドアインナーパネルD1に
固定されたリテーナー7にその取付基部2が嵌合される
ことによって取付けられている。
【0003】しかし、リテーナー7を使用するとその分
だけ重量が重くなるのに加え、コスト高にもなるので図
4,図5に示すようにリテーナー7を廃止する方法が考
えられている。すなわち、図4に示すものは、ドアウェ
ザーストリップ1の取付基部2をクリップCと両面テー
プTとを介してドアインナーパネルD1に固定したもの
(例えば特開平9−123760号公報)であり、図5
に示すものは、両面テープTにかえて高発泡スポンジ材
Sを使用したものである。ここで、高発泡スポンジ材S
の比重は0.1〜0.3である。
だけ重量が重くなるのに加え、コスト高にもなるので図
4,図5に示すようにリテーナー7を廃止する方法が考
えられている。すなわち、図4に示すものは、ドアウェ
ザーストリップ1の取付基部2をクリップCと両面テー
プTとを介してドアインナーパネルD1に固定したもの
(例えば特開平9−123760号公報)であり、図5
に示すものは、両面テープTにかえて高発泡スポンジ材
Sを使用したものである。ここで、高発泡スポンジ材S
の比重は0.1〜0.3である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】両面テープTや高発泡
スポンジ材Sの使用によって雨水や洗車用の水が、サブ
シール部4と、ドアインナーパネルD1とドアアウター
パネルD2とが結合された外周突縁DDとの間から取付
基部2を伝わり車室内側に進入することが防止される
が、リテーナー7を設けたものと比較すると止水効果が
若干劣るという問題がある。
スポンジ材Sの使用によって雨水や洗車用の水が、サブ
シール部4と、ドアインナーパネルD1とドアアウター
パネルD2とが結合された外周突縁DDとの間から取付
基部2を伝わり車室内側に進入することが防止される
が、リテーナー7を設けたものと比較すると止水効果が
若干劣るという問題がある。
【0005】そこで本発明の目的は、リテーナーを使用
することなく取付けられたドアウェザーストリップにお
いて車室内側への雨水等の進入を確実に防止することの
できるドアウェザーストリップのシール構造を提供する
ことにある。
することなく取付けられたドアウェザーストリップにお
いて車室内側への雨水等の進入を確実に防止することの
できるドアウェザーストリップのシール構造を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のドアウェザーストリッ
プのシール構造は、自動車のドア外周縁部にリテーナー
を介することなくクリップ(C)によって固定される取
付基部(12)と、その取付基部(12)に一体成形さ
れドア閉時にボディパネル(B)に弾接して車室内外を
シールする中空のメインシール部(13)と、および取
付基部(12)の車室外側に一体成形されドア閉時にメ
インシール部(13)とともにボディパネル(B)に弾
接するサブシール部(14)とを備えるドアウェザース
トリップ(11)のシール構造であって、取付基部(1
2)が取付けられるドアインナーパネル(D3)の部位
(Da)を凹状に形成するとともに、取付基部(12)
の車室内側に断面舌状のシールリップ部(15)を突設
し、しかもその先端部(15a)を凹状の部位(Da)
の車室内側の立上がり壁面(P)に弾接させて、シール
リップ部(15)と取付基部(12)との間に排水用の
空間部(20)を形成したことを特徴とする。
めに、本発明の請求項1に記載のドアウェザーストリッ
プのシール構造は、自動車のドア外周縁部にリテーナー
を介することなくクリップ(C)によって固定される取
付基部(12)と、その取付基部(12)に一体成形さ
れドア閉時にボディパネル(B)に弾接して車室内外を
シールする中空のメインシール部(13)と、および取
付基部(12)の車室外側に一体成形されドア閉時にメ
インシール部(13)とともにボディパネル(B)に弾
接するサブシール部(14)とを備えるドアウェザース
トリップ(11)のシール構造であって、取付基部(1
2)が取付けられるドアインナーパネル(D3)の部位
(Da)を凹状に形成するとともに、取付基部(12)
の車室内側に断面舌状のシールリップ部(15)を突設
し、しかもその先端部(15a)を凹状の部位(Da)
の車室内側の立上がり壁面(P)に弾接させて、シール
リップ部(15)と取付基部(12)との間に排水用の
空間部(20)を形成したことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
凹状の部位(Da)の車室内側の立上がり壁面(P)の
奥壁側(Pa)を、水平面よりも下げたことを特徴とす
る。
凹状の部位(Da)の車室内側の立上がり壁面(P)の
奥壁側(Pa)を、水平面よりも下げたことを特徴とす
る。
【0008】さらに、本発明の請求項3に記載の発明
は、取付基部(12)とドアインナーパネル(D3)と
の間に両面テープ(T)又は高発泡スポンジ材(S)を
介在したことを特徴とする。
は、取付基部(12)とドアインナーパネル(D3)と
の間に両面テープ(T)又は高発泡スポンジ材(S)を
介在したことを特徴とする。
【0009】なお、上記の括弧内の記号は図面及び後述
する発明の実施の形態に記載された記号に対応するもの
である。
する発明の実施の形態に記載された記号に対応するもの
である。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、クリップ
によって固定される取付基部の車室内側に突設させたシ
ールリップ部の先端部を、ドアインナーパネルに形成さ
れた凹状の部位の立上がり壁面に弾接させることによ
り、シールリップ部と取付基部との間に排水用の空間部
が形成されるので、サブシール部とドアインナーパネル
との間から取付基部とドアインナーパネルとの間に伝わ
り車室内側に進入した雨水や洗車用の水は、確実に形成
された排水用の空間部に導かれ外側に排出されるので車
室内側に進入することは防止される。
によって固定される取付基部の車室内側に突設させたシ
ールリップ部の先端部を、ドアインナーパネルに形成さ
れた凹状の部位の立上がり壁面に弾接させることによ
り、シールリップ部と取付基部との間に排水用の空間部
が形成されるので、サブシール部とドアインナーパネル
との間から取付基部とドアインナーパネルとの間に伝わ
り車室内側に進入した雨水や洗車用の水は、確実に形成
された排水用の空間部に導かれ外側に排出されるので車
室内側に進入することは防止される。
【0011】また、請求項2に記載の発明によれば、凹
状の部位の車室内側の立上がり壁面の奥壁側は水平面よ
りも下がっているので、奥壁側は樋状になっている。よ
って、シールリップ側に達する水はより少なくなるので
車室内側への進水はさらに防止される。
状の部位の車室内側の立上がり壁面の奥壁側は水平面よ
りも下がっているので、奥壁側は樋状になっている。よ
って、シールリップ側に達する水はより少なくなるので
車室内側への進水はさらに防止される。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
取付基部の底面とドアインナーパネルとの間には両面テ
ープ又は高発泡スポンジ材が介在されているので、上述
した排水用の空間部に水が達する前段階で水の進入は殆
ど防止される。したがって、これら両面テープ又は高発
泡スポンジ材による関所をくぐり抜けた少量の水が排水
用の空間部に導かれるようになっているので、車室内側
に水が進入することは完全に近い状態で防止される。
取付基部の底面とドアインナーパネルとの間には両面テ
ープ又は高発泡スポンジ材が介在されているので、上述
した排水用の空間部に水が達する前段階で水の進入は殆
ど防止される。したがって、これら両面テープ又は高発
泡スポンジ材による関所をくぐり抜けた少量の水が排水
用の空間部に導かれるようになっているので、車室内側
に水が進入することは完全に近い状態で防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図1を
参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るド
アウェザーストリップのシール構造を示すもので、図2
のA−A線断面に相当する。従来例と同一部分には同一
符号を付した。
参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るド
アウェザーストリップのシール構造を示すもので、図2
のA−A線断面に相当する。従来例と同一部分には同一
符号を付した。
【0014】本発明の実施形態に係るシール構造は、自
動車のドア外周縁部に取付けられる取付基部12と中空
のメインシール部13とリップ状のサブシール部14と
が一体的に押出成形されてなるドアウェザーストリップ
11に関するものである。
動車のドア外周縁部に取付けられる取付基部12と中空
のメインシール部13とリップ状のサブシール部14と
が一体的に押出成形されてなるドアウェザーストリップ
11に関するものである。
【0015】取付基部12は、ドアインナーパネルD3
にクリップCによって固定されていて、ドアインナーパ
ネルD3には従来例で示したようなリテーナー7は設け
られていない。メインシール部13は、取付基部12の
車室内側に一体成形されドア閉時にボディパネルBに弾
接して車室内外をシールする。また、サブシール部14
は、取付基部12の車室外側に一体成形されドア閉時に
メインシール部13とともにボディパネルBに弾接する
もので、サブシール部14の付け根部はドアインナーパ
ネルD3とドアアウターパネルD4とが結合された外周
突縁DDの内側に当接するようにされている。
にクリップCによって固定されていて、ドアインナーパ
ネルD3には従来例で示したようなリテーナー7は設け
られていない。メインシール部13は、取付基部12の
車室内側に一体成形されドア閉時にボディパネルBに弾
接して車室内外をシールする。また、サブシール部14
は、取付基部12の車室外側に一体成形されドア閉時に
メインシール部13とともにボディパネルBに弾接する
もので、サブシール部14の付け根部はドアインナーパ
ネルD3とドアアウターパネルD4とが結合された外周
突縁DDの内側に当接するようにされている。
【0016】取付基部12のクリップC固定位置より車
室外側の底面とドアインナーパネルD3との間には両面
テープT(これにかえて、図5に示したような高発泡ス
ポンジ材Sを使用してもよいし、両面テープTと高発泡
スポンジ材Sとを併用してもよい)が介在され、車室内
側に水が進入することを防止している。またドアインナ
ーパネルD3には、折曲げによって凹状の部位Daが設
けられ、そこに取付基部12が、その底面を接する状態
で取付けられている。そして、取付基部12の、メイン
シール部13が一体成形された部位よりもさらに車室内
側には、断面舌状のシールリップ部15が突設されてい
て、シールリップ部15の先端部15aは凹状の部位D
aの車室内側の立上がり壁面Pに弾接させられている。
これによって、シールリップ部15と取付基部12との
間に排水用の機能を果たす空間部20が形成される。
室外側の底面とドアインナーパネルD3との間には両面
テープT(これにかえて、図5に示したような高発泡ス
ポンジ材Sを使用してもよいし、両面テープTと高発泡
スポンジ材Sとを併用してもよい)が介在され、車室内
側に水が進入することを防止している。またドアインナ
ーパネルD3には、折曲げによって凹状の部位Daが設
けられ、そこに取付基部12が、その底面を接する状態
で取付けられている。そして、取付基部12の、メイン
シール部13が一体成形された部位よりもさらに車室内
側には、断面舌状のシールリップ部15が突設されてい
て、シールリップ部15の先端部15aは凹状の部位D
aの車室内側の立上がり壁面Pに弾接させられている。
これによって、シールリップ部15と取付基部12との
間に排水用の機能を果たす空間部20が形成される。
【0017】したがって、サブシール部14と外周突縁
DDとの間から進入した雨水や洗車用の水は、取付基部
12の底面から車室内側にさらに進入しようとするが、
上述したように取付基部12の底面とドアインナーパネ
ルD3との間には両面テープTが設けられているのでこ
こで水の進入は殆ど防止される。それでも両面テープT
をかいくぐり車室内側に水が進入する場合がある。しか
しながら、このような水は、ドアインナーパネルD3の
折曲げとシールリップ部15とによって形成された空間
部20に導かれ、外側に排出されるので車室内側に進入
することは完全に近い状態で防止される。
DDとの間から進入した雨水や洗車用の水は、取付基部
12の底面から車室内側にさらに進入しようとするが、
上述したように取付基部12の底面とドアインナーパネ
ルD3との間には両面テープTが設けられているのでこ
こで水の進入は殆ど防止される。それでも両面テープT
をかいくぐり車室内側に水が進入する場合がある。しか
しながら、このような水は、ドアインナーパネルD3の
折曲げとシールリップ部15とによって形成された空間
部20に導かれ、外側に排出されるので車室内側に進入
することは完全に近い状態で防止される。
【0018】なお、本実施形態では凹状の部位Daの車
室内側の立上がり壁面Pの奥壁側Paを、水平面よりも
所定の角度θほど下げるようにしてある。これにより、
立上がり壁面Pの奥壁側Paは樋状になり、シールリッ
プ15側に達する水はより少なくなるので一層車室内側
への進水は防止される。
室内側の立上がり壁面Pの奥壁側Paを、水平面よりも
所定の角度θほど下げるようにしてある。これにより、
立上がり壁面Pの奥壁側Paは樋状になり、シールリッ
プ15側に達する水はより少なくなるので一層車室内側
への進水は防止される。
【0019】
【発明の効果】以上のとおり請求項1に記載の発明によ
れば、サブシール部とドアインナーパネルとの間から取
付基部とドアインナーパネルとの間に伝わり車室内側に
進入した雨水や洗車用の水は、確実に形成された排水用
の空間部に導かれ外側に排出されるので車室内側に進入
することは防止される。これによれば、新たに形成され
た排水用の空間部がリテーナーによる止水効果を補うの
で、リテーナーを廃止しても特に問題はない。リテーナ
ーの廃止によって、低コスト化と軽量化を図ることがで
きる。
れば、サブシール部とドアインナーパネルとの間から取
付基部とドアインナーパネルとの間に伝わり車室内側に
進入した雨水や洗車用の水は、確実に形成された排水用
の空間部に導かれ外側に排出されるので車室内側に進入
することは防止される。これによれば、新たに形成され
た排水用の空間部がリテーナーによる止水効果を補うの
で、リテーナーを廃止しても特に問題はない。リテーナ
ーの廃止によって、低コスト化と軽量化を図ることがで
きる。
【0020】また、請求項2に記載の発明によれば、凹
状の部位の車室内側の立上がり壁面の奥壁側は水平面よ
りも下がっているので、奥壁側は樋状になっている。よ
って、シールリップ側に達する水はより少なくなるので
車室内側への進水はさらに防止される。
状の部位の車室内側の立上がり壁面の奥壁側は水平面よ
りも下がっているので、奥壁側は樋状になっている。よ
って、シールリップ側に達する水はより少なくなるので
車室内側への進水はさらに防止される。
【0021】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
取付基部の底面とドアインナーパネルとの間には両面テ
ープ又は高発泡スポンジ材が介在されているので、上述
した排水用の空間部に水が達する前段階で水の進入は殆
ど防止される。したがって、これら両面テープ又は高発
泡スポンジ材による関所をくぐり抜けた少量の水が排水
用の空間部に導かれるようになっているので、車室内側
に水が進入することは完全に近い状態で防止される。
取付基部の底面とドアインナーパネルとの間には両面テ
ープ又は高発泡スポンジ材が介在されているので、上述
した排水用の空間部に水が達する前段階で水の進入は殆
ど防止される。したがって、これら両面テープ又は高発
泡スポンジ材による関所をくぐり抜けた少量の水が排水
用の空間部に導かれるようになっているので、車室内側
に水が進入することは完全に近い状態で防止される。
【図1】本発明の実施の形態に係るドアウェザーストリ
ップのシール構造を示す、図2のA−A線断面図であ
る。
ップのシール構造を示す、図2のA−A線断面図であ
る。
【図2】自動車の外観を示す側面図である。
【図3】従来例に係るドアウェザーストリップのシール
構造を示す、図2のA−A線断面図である。
構造を示す、図2のA−A線断面図である。
【図4】従来例に係る別のドアウェザーストリップのシ
ール構造を示す、図2のA−A線断面図である。
ール構造を示す、図2のA−A線断面図である。
【図5】従来例に係るもう一つ別のドアウェザーストリ
ップのシール構造を示す、図2のA−A線断面図であ
る。
ップのシール構造を示す、図2のA−A線断面図であ
る。
1 ドアウェザーストリップ 2 取付基部 3 メインシール部 4 サブシール部 7 リテーナー 11 ドアウェザーストリップ 12 取付基部 13 メインシール部 14 サブシール部 15 シールリップ部 15a 先端部 20 空間部 B ボディパネル C クリップ D1 ドアインナーパネル D2 ドアアウターパネル D3 ドアインナーパネル D4 ドアアウターパネル Da 凹状の部位 DD 外周突縁 P 立上がり壁面 Pa 立上がり壁面の奥壁側 T 両面テープ S 高発泡スポンジ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 顕 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 Fターム(参考) 3D024 AA06 AB05 AB17 AB21 AB31 AB48
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車のドア外周縁部にリテーナーを介
することなくクリップによって固定される取付基部と、
該取付基部に一体成形されドア閉時にボディパネルに弾
接して車室内外をシールする中空のメインシール部と、
および前記取付基部の車室外側に一体成形されドア閉時
に前記メインシール部とともにボディパネルに弾接する
サブシール部とを備えるドアウェザーストリップのシー
ル構造であって、 前記取付基部が取付けられるドアインナーパネルの部位
を凹状に形成するとともに、取付基部の車室内側に断面
舌状のシールリップ部を突設し、しかもその先端部を前
記凹状の部位の車室内側の立上がり壁面に弾接させて、
シールリップ部と取付基部との間に排水用の空間部を形
成したことを特徴とするドアウェザーストリップのシー
ル構造。 - 【請求項2】 前記凹状の部位の車室内側の立上がり壁
面の奥壁側を、水平面よりも下げたことを特徴とする請
求項1に記載のドアウェザーストリップのシール構造。 - 【請求項3】 前記取付基部の底面と前記ドアインナー
パネルとの間に両面テープ又は高発泡スポンジ材を介在
したことを特徴とする請求項1又は2に記載のドアウェ
ザーストリップのシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35528799A JP2001171361A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | ドアウェザーストリップのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35528799A JP2001171361A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | ドアウェザーストリップのシール構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001171361A true JP2001171361A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18443050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35528799A Pending JP2001171361A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | ドアウェザーストリップのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001171361A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030023090A (ko) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | 지엠대우자동차기술 주식회사 | 자동차의 웨저스트립 설치구조 |
DE102005045298A1 (de) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Audi Ag | Dichtungsprofil für Kraftfahrzeugtüren |
-
1999
- 1999-12-15 JP JP35528799A patent/JP2001171361A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030023090A (ko) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | 지엠대우자동차기술 주식회사 | 자동차의 웨저스트립 설치구조 |
DE102005045298A1 (de) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Audi Ag | Dichtungsprofil für Kraftfahrzeugtüren |
DE102005045298B4 (de) * | 2005-09-22 | 2007-11-22 | Audi Ag | Dichtungsprofil für Kraftfahrzeugtüren |
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