JPH09156594A - 船外機におけるエンジンの排気浄化装置 - Google Patents

船外機におけるエンジンの排気浄化装置

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JPH09156594A
JPH09156594A JP7322603A JP32260395A JPH09156594A JP H09156594 A JPH09156594 A JP H09156594A JP 7322603 A JP7322603 A JP 7322603A JP 32260395 A JP32260395 A JP 32260395A JP H09156594 A JPH09156594 A JP H09156594A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 四サイクルエンジンを搭載し、そのエンジン
の排気系に触媒を設けた船外機において、その大型化、
特にその頭部のそれを最小限に止めると共に吸気温度の
上昇を抑えてエンジンの出力向上を図り、さらに排気の
浄化効率を高める。 【解決手段】 船外機Oのマウントケース10上に四サ
イクルエンジンEのエンジンブロック14を搭載し、そ
の下にそのエンジンEのオイルパン15を取付け、マウ
ントケース10下のエクステンションケース11内に、
そのオイルパン15と触媒を組み込んだ触媒組立体Cを
近接して並列配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機において、
その駆動用四サイクルエンジンの、触媒による排気浄化
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来船外機において、その駆動用エンジ
ンの排気系に、触媒コンバータを設け、これにより排気
を浄化するようにしたものは公知である(たとえば特開
平3−23308号公報、特開平2−260893号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に船外機用エンジ
ンとしては、軽量であること、廉価に提供できること、
取扱が容易であること等の理由により二サイクルエンジ
ンが主に使用されているが、近年では、排気エミッショ
ン対策、排気騒音対策上有利な四サイクルエンジンが二
サイクルエンジンに代わって採用される傾向にある。
【0004】ところが4サイクルエンジンは、2サイク
ルエンジンに比べて嵩が大きく、特に容積の大きいオイ
ルパンを備えており、その排気系にさらに触媒装置を設
けるようにすると、船外機自体、特にその上部の一層の
大型化を招くという課題がある。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、船外機のケース主体のエクステンションケース内
に、オイルパンと触媒コンバータとを纏めてコンパクト
に収容できるようにして前記課題を解決し、さらに触媒
の排気浄化能率を可及的に向上させるようにした、新規
な船外機におけるエンジンの排気浄化装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明によれば、マウントケース上
に、四サイクルエンジンのエンジンブロックを搭載する
と共にそのマウントケース下に前記エンジンのオイルパ
ンを懸吊支持し、このオイルパンを、マウントケースに
一体に垂設されるエクステンションケース内に収容し、
このエクステンションケース内に前記エンジンブロック
からの排気を導くための排気膨張室を形成してなる、船
外機において、前記排気膨張室内には、前記エンジンブ
ロックから排出される排気を該排気膨張室に導くため
の、触媒を内蔵した触媒組立体が収容され、この触媒組
立体の触媒ケース本体は、横断面偏平状に形成されてそ
の横断面長手方向が、オイルパンの横断面長手方向に向
かっており、かつ触媒ケース本体の少なくとも一部をオ
イルパンに形成した凹部に収容して、該オイルパンに並
列配置したことを特徴としている。
【0007】また上記目的達成のため、請求項2記載の
発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前記
オイルパンは、そのドレン部が、前記エクステンション
ケースの側方に開口され、前記ドレン部の反対側で、前
記オイルパンと前記触媒組立6とが、前記エクステンシ
ョンケースの前、後方向に対して左右方向に並列配置さ
れることを特徴としている。
【0008】さらに前記目的達成のため、請求項3記載
の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前
記触媒組立体は、前記四サイクルエンジンの排気マニホ
ールドに連通する排気導入管と、前記排気膨張室に開口
する排気導出管とが、横断面偏平状の触媒ケース本体の
横断面長手方向に沿って並列され、該触媒ケース本体内
には、前記排気導入管と排気導出管とにより、排気浄化
通路が形成され、この排気浄化通路に、そこを流れる排
気を浄化するための触媒が配設されることを特徴として
いる。
【0009】さらに上記目的達成のため、請求項4記載
の発明によれば、前記触媒組立体は、横断面偏平状の触
媒ケース本体と、この触媒ケース本体内を、第1室と第
2室とに区画する仕切壁と、前記触媒ケース本体に、そ
の上壁より挿着されて前記排気マニホールドと第1室と
を連通する排気導入管と、前記触媒ケース本体の下壁よ
り挿着されて前記第2室と排気膨張室とを連通する排気
導出管とより構成されて、前記触媒ケース本体内に排気
浄化通路が形成され、その排気浄化通路にそこを流れる
排気を浄化するための触媒が設けられてなり、前記排気
導出管の入口は、前記触媒よりも上位に位置することを
特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】先ず図1〜9を参照して本発明の第一実施
例について説明するに、図1は、本発明装置を備えた船
外機の縦断側面図、図2は、図1の2−2線に沿う船外
機の部分縦断面図、図3は、図1の3−3線に沿う船外
機の横断拡大底面図、図4は、図1の4−4線に沿う船
外機の横断拡大底面図である。
【0012】図1,2において、船体Sの船尾板Bに
は、取付装置Mを介して船外機Oが着脱可能に取付けら
れる。この取付装置Mは船尾板Bに取付ボルト2を以て
着脱自在に取付けられるスターンブラケット1と、この
スターンブラケット1に、その前端に横架されたチルト
軸3を介して上下方向に揺動可能に枢着されたスイベル
ケース4とを備えており、このスイベルケース4には、
上下方向に延びるスイベル軸5が回動自在に支持されて
おり、このスイベル軸5に、アッパマウント6およびロ
アーマウント7を介して船外機Oのケース主体8が取付
けられる。そして船外機Oは、チルト軸3回りに上下に
揺動できると共にスイベル軸5の縦軸線回りに左右に回
動することができる。
【0013】なお船外機Oの、船体Sへの取付構造は従
来のものと変わるところがないので、その詳細な説明を
省略する。
【0014】船外機Oのケース主体8は、上下面に取付
面を有するマウントケース10と、その下面にガスケッ
ト12を介して複数のボルト13(図3,4参照)によ
り固着される中空筒状のエクステンションケース11と
を備えており、前記マウントケース10上に、この船外
機Oを推進駆動するための、四サイクルエンジンEのダ
イキャスト製エンジンブロック14が搭載されており、
また該マウントケース10の下に、前記エンジンEのオ
イルパン15が複数のボルト16(図3,4参照)によ
り一体に懸吊支持されている。
【0015】前記四サイクルエンジンEの下半部は、エ
クステンションケース11に連なるアンダーケース部1
7により被覆されると共に該エンジンEの上半部は、該
アンダーケース17の上縁にパッキンを介して着脱自在
に結合されるエンジンカバー18により被覆されてい
る。エンジンカバー18の上部には、空気取入口39が
開口されており、この空気取入口39を介してエンジン
カバー18の内外で呼吸作用が行なわれる。
【0016】前記エンジンEは、水冷、4気筒の、バー
チカル型四サイクルであって、そのクランクシャフト2
2は、エンジンブロック14を鉛直方向に延びており、
このクランクシャフト22の上端には、ベルト式調時伝
動機構23を介してエンジンEの動弁機構を駆動するた
めのカムシャフト24が連動連結されており、またクラ
ンクシャフト22の下端には、ケース主体8内を縦通す
るバーチカル軸25の上端が連結されている。バーチカ
ル軸25下端は前後進切換機構26を経て、プロペラ2
8に連なるプロペラ軸27に連結されており、前記エン
ジンEの出力は、クランクシャフト22、バーチカル軸
25、前後進切換機構26およびプロペラ軸27を介し
てプロペラ28に伝達される。なお、図中33はプロペ
ラ軸27の回転方向切換用のシフトロッドである。
【0017】前記マウントケース10の下面に懸吊支持
される、前記オイルパン15は、四サイクルエンジンE
の潤滑用オイルを貯留すべく、比較的容量を大きくし
て、バケット状に形成されていて前記エクステンション
ケース11内に収容されており、オイルパン15内のオ
イルは、図示しないオイルポンプよりオイル吸上管21
1 およびオイル吸上通路19(図2参照)を介してエン
ジンブロック14のクランク室、カム室などのオイル供
給部に供給され、またエンジンブロック14からのオイ
ルは、オイル戻し通路20およびオイル戻し管21
2 (図3参照)を介してオイルパン15に戻される。
【0018】前記エクステンションケース11の中央寄
りの側壁には、後述する触媒組立体Cの触媒ケース本体
55を受容すべく、上下および前後に凹入する凹部15
1 が形成されており、この凹部151 は、図3,4に示
すように、オイルパン15の上部より下部にいくにつれ
て漸次内方に深く入り込んでいる。オイルパン15の下
部側方には、エクステンションケース11の側面に向け
て横方向に開口するドレン部153 を備えており、この
ドレン部153 は、図4に示すように、船外機Oの前後
方向に延びる中心線L−Lに対して後述する触媒ケース
54とは反対側に設けられており、互いの干渉が避けら
れるようになっている。
【0019】次に四サイクルエンジンEの、一次、二次
触媒50,51を備えた排気系について説明すると、エ
ンジンブロック14のシリンダヘッド141 には、4つ
のシリンダ30の排気ポートを集合する、排気マニホー
ルド31が、それらのシリンダ30の配列方向に沿って
縦長に形成されており、この排気マニホールド31の開
口下端は、前記マウントケース10および前記オイルパ
ン15の取付フランジの延長部152 とに跨がって形成
した排気通路32に連通されており、該排気通路32の
下端は、エクステンションケース11内に開口されてい
て、そこにエクステンションケース11内に収容され
る、後に詳述する触媒組立体Cの入口が連通され、この
触媒組立体Cの出口は、エクステンションケース11の
下部に画成される排気膨張室34に開口されている。排
気膨張室34は、エクステンションケース11の下面に
連結されるギヤケース35に形成した主排気通路36お
よびプロペラ28と一体のプロペラボス29内に形成し
た主排気出口37を介して外部に連通されている。また
前記排気膨張室34内は、エクステンションケース11
の背面上部に開口される副排気出口38にも連通され
る。すなわち図4に示すように、排気膨張室34は、前
記ガスケット12に開口した多数の第1小孔41を介し
てマウントケース10の下面に形成した第1副排気通路
42に連通され、さらにこの第1副排気通路42は、隔
壁43に形成した通孔44を介してマウントケース10
の下面に形成した第2副排気通路45に連通され、この
第二副排気通路45は、ガスケット12に開口した多数
の第2小孔46および副排気室47(図1参照)を介し
て前記副排気出口38に連通されている。
【0020】四サイクルエンジンEの運転により発生す
る排気は、その排気マニホールド31より排気通路32
を通って後に詳述する、第1 、第2触媒50,51を組
み込んだ触媒組立体Cに流入し、ここでNOx、CO、
HC等の有害成分を酸化、還元除去した後、清浄化され
た排気は、排気膨張室34に入り、該室34内の排気の
一部は、主排気通路36および主排気出口37を通って
外部に放出され、さらに残りの排気は第1小孔41、第
1副排気通路42、通口44、第2副排気通路45、第
2小孔46および副排気室47を通って副排気出口38
より外部に放出される。
【0021】次に図1〜4に、図5〜9を併せ参照して
前記触媒組立体Cの具体的構造について詳細に説明する
に、図5は、図1の5−5線に沿う触媒組立体の平面
図、図6は、図5の6線矢視の触媒組立体の側面図、図
7は、図5の7−7線に沿う触媒組立体の縦断面図、図
8は、図5の8−8線に沿う触媒組立体の縦断面図、図
9は、図8の8−8線に沿う触媒組立体の横断面図であ
る。
【0022】この触媒組立体Cは、直下型の一次触媒5
0と、二次触媒51を備えている。これら一次、二次触
媒50,51は、違う性質のものでもよいし、同じ性質
のものであってもよい。たとえばいわゆる直下型の一次
触媒50を、主としてNOx等の有害成分還元除去する
補助触媒を併せた白金触媒としてもよい。また一次、二
次触媒50,51を共に三元触媒としながらも下流の二
次触媒51の直前に二次空気等を導入してHC、CO等
の有害成分を酸化除去するものとすることができる。
【0023】なお、一次、二次触媒50,51は、排気
の浄化程度に応じてどのような種類のものを採用しても
よい。
【0024】前記一次触媒50は、金属等の耐熱メッシ
ュよりなり、細長い袋状をなす可撓性の多孔触媒カバー
52内に、触媒エレメントを担持した、複数の触媒担体
を収容して、自由に屈撓できるように構成されており、
図2に示すように、マウントケース10の下面側より排
気通路32内に挿入され、後述する二次触媒52の触媒
ケース54と共にオイルパン15の取付フランジの延長
部152 に複数のボルト53をもって共締め固定され
る。
【0025】なお、一次触媒50および二次触媒51の
触媒ケース54は、マウントケース10の下面に直接取
付けるようにしてもよい。
【0026】而して前記一次触媒50は、排気マニホー
ルド31に近い排気通路32内に挿入されるため、高温
の排気が通過するが、後述の酸化反応(高温は基本的に
はHC、COの酸化反応にも有利)に先立ち、主として
排気中のNOxを除去するのに有効である。またこの一
次触媒50は、排気圧により変形することがないように
支持することが望ましく、またこの一次触媒50を、排
気マニホールド31に至るまで長く形成してもよい。
【0027】二次触媒51の触媒ケース54は、横断面
が略長円形の偏平状に形成される、比較的容積の大き
く、上壁55t:下壁55bおよび側壁55wとよりな
る、密閉状の触媒ケース本体55と、この触媒ケース本
体55の上壁55tよりその一側部に挿着される排気導
入管56と、その下壁55bよりその他側部に挿着され
る排気導出管57とより構成されている。そしてこの触
媒ケース54は図3,4に示すように、エクステンショ
ンケース11内を上から下に向かって内方に傾斜してお
り、前記オイルパン15に近接して並列配置されてお
り、その少なくとも一部がオイルパン15の側壁に形成
される凹部151 に受容され、全体としてこの触媒ケー
ス54と、オイルパン15とは、部分的に突出するとこ
ろがなく、エクステンションケース11内にコンパクト
に納められている。
【0028】前記排気導入管56の上端56iには、取
付フランジ58が固着されており、この取付フランジ5
8が図2に示すようにオイルパン15の延長部151
面に複数のボルト53をもって前記一次触媒50と共に
固着される。これにより触媒ケース54は、マウントケ
ース10に一体に懸吊支持される。また取付フランジ5
8と触媒ケース本体55の上面との間には、所定幅の間
隙dが形成されており、この間隙dにより触媒ケース5
4の取付けが容易になるようにしてある。
【0029】前記排気導入管56は、図7に明瞭に示す
ように、触媒ケース本体55の途中まで延びており、そ
の内端が、触媒ケース本体55内を第1室60と第2室
61とに仕切る仕切壁62に溶接等により固着されてい
る。そしてこの排気導入管56の出口56oは第1室6
0に連通される。また前記排気導出管57は、図8に明
瞭に示すように、S字状に屈曲形成されて前記第1室6
0を縦通し、仕切壁62を貫通して触媒ケース本体55
の上端近くまで達しており、その出口57iは第2室6
1に連通され、その出口57oは外部に延出されてい
る。
【0030】図5に明瞭に示すように、取付フランジ5
8には、腕体581 が一体に延設されており、この腕体
581 は、前記オイルパン15の側方に沿って延び、そ
の自由端に形成した半円状の係合部582 は後述する吐
水管78の途中に係合されて該吐水管78を係合保持し
ている。
【0031】第1室60内において、前記排気導出管5
7の外周には、筒状に形成される、前記二次触媒51
が、高温条件下でも耐え得るろう付けにより固着されて
いる。この二次触媒51は図8,9に示すように、円筒
状の外筒64と、この外筒64と排気導出管57との間
に介装される触媒エレメントを担持したハニカム構造の
触媒担体66とより構成されており、その一端の入口6
7は前記第1室60に連通され、またその他端の出口6
8は、仕切壁62を貫通して前記第2室61に連通され
ている。また二次触媒51の外周には、断熱材69が巻
装されており、この断熱材69の外側半部は、触媒ケー
ス本体55の内面に密に接合される。
【0032】エンジンEからの排気は、排気マニホール
ド31および排気通路32より、直下型の一次触媒50
に入り、ここで一次浄化されたのち、二次触媒51内に
入る。この二次触媒51内では、排気は、図7矢印aに
示すように排気導入管56より下向きに流れて第1室6
0に入り、ここで図8矢印bに示すように反転して上向
きに流れて二次触媒51内に入り、ここで二次浄化され
たのち、第2室61に入り、ここでさらに反転して図8
矢印cに示すように再度下向きに流れて排気導出管57
に流入し、そこよりエクステンションケース11内の排
気膨張室34へと流れる。以上のように排気は触媒ケー
ス54内に形成した排気浄化通路Pを、排気導入管56
から吐出されることで膨張し、また排気導出管57に入
り込むことで絞られる等して、膨張、絞りを繰り返しな
がら流れてその間に有効に排気騒音が消音されると共に
排気熱により適温に保温された二次触媒51により有効
に浄化される。また排気導出管57の入口57iを二次
触媒51よりも上位に配置することにより、二次触媒5
1が水に浸漬されることが減じられる。
【0033】なお、図1,2には、船外機Oの静止時
で、上位にある吃水線LH−LHが示されている。
【0034】ふたたび図1,2に戻って、エクステンシ
ョンケース11内の前寄りには、前記バーチカル軸25
により駆動される水ポンプ75が配設されており、この
水ポンプ75の吸込口に連なる吸水管76は下方に延長
されてギヤケース35内まで延びていて、その下端にス
トレーナ77が接続されている。また前記水ポンプ75
の吐出口に連なる吐水管78はエクステンションケース
11内を上方に延びていて、その上端は、オイルパン1
5のフランジ部に形成される給水路79に連通されてい
る。なお給水路79は、マウントケース10に形成して
もよい。
【0035】またこの吐水管78の上部は、前述したよ
うに取付フランジ58より延長される腕体581 先端の
係合部582 にグロメット80を介して係合保持されて
いる。前記給水路79は、前記エンジンブロック14に
形成されるウオータジャケット81の入口に連通されて
おり、またウオータジャケット81の出口は、マウント
ケース10を貫通する戻り水路82(図4参照)に連通
される。この戻り水路82は、マウントケース10の下
面に形成した凹部とガスケット12とより形成される冷
却水通路83に開口され、さらにガスケット12には、
この冷却水通路83を、エクステンションケース11内
のオイルパン15外側に連通する複数の排水小孔84が
開口されている。
【0036】エンジンEの運転により、水ポンプ75が
運転されると、ギヤケース35内の貯留水は、ストレー
ナ77、吸水管76を介して吸上げられ、水ポンプ75
により加圧されて吐水管78より、エンジンブロック1
4のウオータジャケット81に導かれ、該エンジンブロ
ック14を水冷却する。エンジンブロック14冷却後の
水は、ウオータジャケット81の出口より戻り水路82
を通って冷却水通路83に入り、そこから複数の排水小
孔84を通ってミスト状となってエクステンションケー
ス内の、オイルパン15周囲に落下して、該オイルパン
15を有効に水冷却することができる。
【0037】次に図10〜13を参照してこの発明の第
二実施例について説明するに、前記第一実施例と同一部
材には同一符号が付される。
【0038】この第二実施例は触媒組立体C′の構造に
おいて、前記第一実施例と若干相違しており、図10
は、触媒組立体の平面図、図11は、図10の11線矢
視の触媒組立体の側面図、図12は、図10の12−1
2線に沿う触媒組立体の縦断面図、図13は、図10の
13−13線に沿う触媒組立体の縦断面図である。
【0039】この第二実施例では、排気導入管156の
外周面に、二次触媒151を纏着した場合であって、触
媒ケース154は、前記第一実施例と概ね同じ形状に形
成されて、上壁155t、下壁155bおよび側壁15
5wより構成される触媒ケース本体155と、これに挿
着される排気導入管156および排気導出管157とよ
り構成されており、排気導入管156は、図12に示す
ように、その入口156iが取付フランジ58に結合さ
れており、触媒ケース本体155内を、第1室160と
第2室161とを仕切る仕切壁162を貫通して長く延
長され、その内端の出口156oは、第1室160の底
部近くに開口されており、その第1室160内におい
て、排気導入管156の外周面に、円筒状に形成される
二次触媒151が纏着されており、その外周面には断熱
材169が巻装されている。そしてこの二次触媒151
の外周半部は、断熱材169介して触媒ケース本体15
5の内面に接合される。一方排気導出管157は、触媒
ケース本体155内に、その底面より挿着されており、
第1室160を縦通し、仕切壁162を貫通してその上
端の入口157iはが第2室161内に開口され、その
出口157oは、触媒ケース54の外に延出されてい
る。そしてこの排気導出管157の上端の入口157i
は前記第一実施例と同じく二次触媒51よりも上位に位
置している。
【0040】この触媒組立体C′内に流入した排気は、
図12矢印a′に示すように排気導入管156より下向
きに流れて第1室160に入り、ここで図12矢印b′
に示すように反転して上向きに流れて二次触媒151内
に入り、ここで排気中の有害成分を反応除去したのち、
第2室161に入り、ここでさらに反転して図13矢印
c′に示すように再度下向きに流れて排気導出管157
に流入し、そこよりエクステンションケース11内の排
気膨張室34へと流れる。
【0041】以上のように排気は、触媒組立体C′内に
形成した排気浄化通路P′を前記第一実施例と同じく膨
張、絞りを繰り返しながら流れて、その間に排気騒音が
有効に消音されると共に排気熱により適温に保温された
二次触媒151により有効に浄化される。
【0042】次に図15〜17を参照してこの発明の第
三実施例について説明するに、前記第一実施例と同一部
材には同一符号が付される。
【0043】この第三実施例は触媒組立体の構造におい
て、前記第一、二実施例と若干相違しており、図14
は、触媒組立体の平面図、図15は、図14の15線矢
視の触媒組立体の側面図、図16は、図14の16−1
6線に沿う触媒組立体の縦断面図、図17は、図14の
17−17線に沿う触媒組立体の縦断面図である。
【0044】この第三実施例では、排気導入管257に
二次触媒コンバータ251を装填した場合であって、触
媒ケース254は、前記第一実施例と概ね同じ形状に形
成されて、上壁254t、下壁254bおよび側壁25
4Wとよりなる触媒ケース本体255と、これに挿着さ
れる排気導入管256および排気導出管257とより構
成されており、排気導入管256は、図16に示すよう
に、前記第一、二実施例のものよりも大径に形成されて
おり、その入口256iが取付フランジ58に結着され
て、触媒ケース本体255の一側部内に、その上壁25
4tより挿着されており、その出口256oは、触媒ケ
ース本体255の底部に開口される。排気導入管256
内には、中実の円筒状をなす二次触媒251が装填され
ており、この二次触媒251により、触媒ケース本体2
55内は、第1室260と第2室261とに仕切られて
いる。また排気導入管256の外周面には、前記二次触
媒251に対応して断熱材269が巻装されており、こ
の断熱材269は、触媒ケース本体255の内面に接合
されている。また図17に示すように、触媒ケース本体
255の他側部内には、前記排気導入管256と並列し
て、該触媒ケース本体255内に、その下壁255bよ
り排気導出管257が挿着さており、この排気導出管2
57の内端、すなわちその入口257iは触媒ケース本
体255の上部に開口されており、その下端の出口25
7oは、触媒ケース254外に延出されている。そして
この排気導出管257上端の入口257iは、前記第一
実施例と同じく二次触媒51よりも上位に位置してい
る。
【0045】この触媒組立体C″内に流入した排気は、
図16矢印a″に示すように排気導入管256内を下向
きに流れて二次触媒251内に入り、ここで排気中の有
害成分を反応除去したのち、第2室261に入り、ここ
でさらに反転して図16矢印b″に示すように上向きに
流れ、再度反転して図17c″に示すように排気導出管
257内を下向きに流れて、そこよりエクステンション
ケース11内の排気膨張室34へと流れる。以上のよう
に排気は、触媒組立体C″内に形成した排気浄化通路
P″内を前記第一実施例と同じく、膨張と絞りを繰り返
しながら流れてその間に排気騒音が有効に消音されると
共に排気熱により適温に保温された二次触媒251によ
り有効に浄化される。
【0046】以上、本発明の第一〜三実施例について説
明したが、本発明はさそれらの実施例に限定されること
なく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。た
とえば、前記実施例では本発明を4シリンダの四サイク
ルエンジンに実施しているが、これを他の四サイクルエ
ンジンにも実施できることは勿論であり、また一次、二
次触媒は、どのような構造、種類のものでもよく、また
前記実施例では、一次および二次触媒を用いた場合につ
いて説明したが、前記一次触媒を省略してもよく、この
場合触媒として排気有害成分を酸化、還元除去できる三
元触媒が採用される。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項各項記載の発明によ
れば、四サイクルエンジンを搭載した船外機において、
エクステンションケース内の排気膨張室内には、触媒を
内蔵した触媒組立体が収容されるので、船外機、特にそ
の頭部の大型化を最小限に止めることができ、さらにエ
ンジンルーム内にオイルパンを設けた従来のものに比べ
て、多量のオイルの温度上昇による吸気温度の上昇がな
く、エンジンの出力低下をもたらすことがない。また触
媒組立体の触媒ケース本体は、横断面偏平状に形成され
てその横断面長手方向が、オイルパンの横断面長手方向
に向かっており、かつ触媒ケース本体の少なくとも一部
をオイルパンに形成した凹部に収容して、該オイルパン
に並列配置したので、エクステンションケース内にオイ
ルパンと触媒組立体を収容したにも拘らず、そのエクス
テンションケースが大型化することがないという独特の
効果を奏する。
【0048】また請求項2記載の発明によれば、前記効
果に加えてさらにオイルパンのドレン部と反対側におい
て、そのオイルパンと触媒組立体とを並列配置したの
で、それらを互いに干渉させることなく近接して並列配
置することができ、エクステンションケースの大型化を
抑えることができる。
【0049】また請求項3記載の発明によれば、前記効
果に加えて触媒組立体の触媒ケース本体内には、触媒が
収容されることにより触媒を適温に保温してその浄化効
率を高めることができ、さらに該触媒を保護しその寿命
延長を図ることができる。
【0050】さらに請求項4記載の発明によれば、触媒
ケース組立体の排気導出管の入口が触媒よりも上位にあ
ることにより、前記効果に加えて、エクステンションケ
ース内に触媒を設けたにも拘らず、船外機がどのような
航行状態にあっても該触媒が水に浸漬するのを可及的に
減ずることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を備えた船外機の縦断側面図
【図2】図1の2−2線に沿う船外機の部分縦断面図
【図3】図1の3−3線に沿う船外機の横断拡大底面図
【図4】図1の4−4線に沿う船外機の横断拡大底面図
【図5】図1の5−5線に沿う触媒組立体の平面図
【図6】図5の6線矢視の触媒組立体の側面図
【図7】図5の7−7線に沿う触媒組立体の縦断面図
【図8】図5の8−8線に沿う触媒組立体の縦断面図
【図9】図8の9−9線に沿う触媒組立体の横断面図
【図10】触媒組立体の平面図
【図11】図10の11線矢視の触媒組立体の側面図
【図12】図10の12−12線に沿う触媒組立体の縦
断面図
【図13】図10の13−13線に沿う触媒組立体の縦
断面図
【図14】触媒組立体の平面図
【図15】図14の15線矢視の触媒組立体の側面図
【図16】図14の16−16線に沿う触媒組立体の縦
断面図
【図17】図14の17−17線に沿う触媒組立体の縦
断面図
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・・・マウントケース 11・・・・・・・・・・・・エクステンションケース 14・・・・・・・・・・・・エンジンブロック 15・・・・・・・・・・・・オイルパン 151 ・・・・・・・・・・・オイルパンの凹部 153 ・・・・・・・・・・・ドレン部 31・・・・・・・・・・・・排気マニホールド 34・・・・・・・・・・・・排気膨張室 51;151;251・・・・触媒(二次触媒) 55;155;255・・・・触媒ケース本体 56;156;256・・・・排気導入管 57;157;257・・・・排気導出管 57i;157i;257i・排気導出管の入口 60;160;260・・・・第1室 61;161;261・・・・第2室 62;162・・・・・・・・仕切壁 C;C′;C″・・・・・・・触媒組立体 E・・・・・・・・・・・・・四サイクルエンジン P;P′;P″・・・・・・・排気浄化通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウントケース(10)上に、四サイク
    ルエンジン(E)のエンジンブロック(14)を搭載す
    ると共にそのマウントケース(10)下に前記エンジン
    (E)のオイルパン(15)を懸吊支持し、このオイル
    パン(15)を、マウントケース(10)に一体に垂設
    されるエクステンションケース(11)内に収容し、こ
    のエクステンションケース(11)内に前記エンジンブ
    ロック(14)からの排気を導くための排気膨張室(3
    4)を形成してなる、船外機において、 前記排気膨張室(34)内には、前記エンジンブロック
    (14)から排出される排気を該排気膨張室(34)に
    導くための、触媒(51;151;251)を内蔵した
    触媒組立体(C;C′;C″)が収容され、この触媒組
    立体(C;C′;C″)の触媒ケース本体(55;15
    5;255)は、横断面偏平状に形成されてその横断面
    長手方向が、オイルパン(15)の横断面長手方向に向
    かっており、かつ触媒ケース本体(55;155;25
    5)の少なくとも一部をオイルパン(15)に形成した
    凹部(151 )に収容して、該オイルパン(15)に並
    列配置したことを特徴とする、船外機におけるエンジン
    の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記オイルパン(15)は、そのドレン
    部(153 )が、前記エクステンションケース(11)
    の側方に開口され、前記ドレン部(153 )の反対側
    で、前記オイルパン(15)と前記触媒組立体(C;
    C′;C″)とが、前記エクステンションケースの前、
    後方向に対して左右方向に並列配置されることを特徴と
    する、前記請求項1記載の、船外機におけるエンジンの
    排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記触媒組立体(C;C′;C″)は、
    前記四サイクルエンジン(E)の排気マニホールド(3
    1)に連通する排気導入管(56;156;256)
    と、前記排気膨張室(34)に開口する排気導出管(5
    7;157;257)とが、横断面偏平状の触媒ケース
    本体(55;155;255)の横断面長手方向に沿っ
    て並列され、該触媒ケース本体(55;155;25
    5)内には、前記排気導入管(56;156;256)
    と排気導出管(57;157;257)とにより、排気
    浄化通路(P;P′;P″)が形成され、この排気浄化
    通路(P;P′;P″)に、そこを流れる排気を浄化す
    るための触媒(51;151;251)が配設されるこ
    とを特徴とする、前記請求項1記載の船外機におけるエ
    ンジンの排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記触媒(51;151;251)は、
    横断面偏平状の触媒ケース本体(55;155;25
    5)と、この触媒ケース本体(55;155;255)
    内を、第1室(60;160;260)と第2室(6
    1;161;261)とに区画する仕切壁(62;16
    2)と、前記触媒ケース本体(55;155;255)
    に、その上壁より挿着されて前記排気マニホールド(3
    1)と第1室(60;160;260)とを連通する排
    気導入管(56;156;256)と、前記触媒ケース
    本体(55;155;255)の下壁より挿着されて前
    記第2室(61;161;261)と排気膨張室(3
    4)とを連通する排気導出管(57;157;257)
    とより構成されて、前記触媒ケース本体(55;15
    5;255)内に排気浄化通路(P;P′;P″)が形
    成され、その排気浄化通路(P;P′;P″)にそこを
    流れる排気を浄化するための触媒(51;151;25
    1)が設けられてなり、前記排気導出管(57;15
    7;257)の入口(57i;157i;257i)
    は、前記触媒(51;151;251)よりも上位に位
    置することを特徴とする、前記請求項1記載の船外機に
    おけるエンジンの排気浄化装置。
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