JP2832364B2 - 船外機の排気ガス浄化装置 - Google Patents
船外機の排気ガス浄化装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/12—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00 specially adapted for submerged exhausting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/24—Arrangements, apparatus and methods for handling exhaust gas in outboard drives, e.g. exhaust gas outlets
- B63H20/245—Exhaust gas outlets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/24—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
- F01N3/28—Construction of catalytic reactors
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- F01N2590/00—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
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- F01P3/20—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、船外機の排気ガス浄化装置に関する。
[従来の技術] 従来、実公昭59−18092号公報に記載の如くの船外機
が提案されている。
が提案されている。
この船外機は、ケーシングの上部にエンジンを配置
し、ケーシング内のエンジンに隣接する上部に冷却水ジ
ャケットを形成し、その下部に排気膨張室を形成してい
る。これにより、排気騒音を可及的に消音することとし
ている。
し、ケーシング内のエンジンに隣接する上部に冷却水ジ
ャケットを形成し、その下部に排気膨張室を形成してい
る。これにより、排気騒音を可及的に消音することとし
ている。
更に、この船外機は、エンジンの排気ポートに連通す
る排気管を、冷却水ジャケットを貫通する如くに通過し
て排気膨張室内に伸長配置し、排気管内に排気ガス浄化
用触媒を配置し、冷却水ジャケットと排気管との間に空
気保温室を配置している。これにより、触媒の発熱が船
外機の取り扱い上支障を来したり、ケーシングその他の
部品に熱害をもたらすことを防止し、又触媒機能を低下
させることのないように触媒を保温できるようにしてい
る。
る排気管を、冷却水ジャケットを貫通する如くに通過し
て排気膨張室内に伸長配置し、排気管内に排気ガス浄化
用触媒を配置し、冷却水ジャケットと排気管との間に空
気保温室を配置している。これにより、触媒の発熱が船
外機の取り扱い上支障を来したり、ケーシングその他の
部品に熱害をもたらすことを防止し、又触媒機能を低下
させることのないように触媒を保温できるようにしてい
る。
又、この船外機は、冷却水ジャケットの水を排気管端
に注入し、上記触媒と接触して浄化した後の排気ガスを
排気管内で冷却するようにしている。これにより、排気
熱がプロペラ軸周辺やプロペラ内部のゴム製部品等に熱
害をもたらすことを防止している。
に注入し、上記触媒と接触して浄化した後の排気ガスを
排気管内で冷却するようにしている。これにより、排気
熱がプロペラ軸周辺やプロペラ内部のゴム製部品等に熱
害をもたらすことを防止している。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、上記従来の船外機にあっては、以下の如
くの問題点がある。
くの問題点がある。
(問題1) ケーシング内のエンジンに隣接する上部に冷却水ジャ
ケットを形成し、その下部に排気膨張室を形成するの
で、十分な消音効果を得るに足る排気膨張室が得られな
い。
ケットを形成し、その下部に排気膨張室を形成するの
で、十分な消音効果を得るに足る排気膨張室が得られな
い。
又、排気管端に冷却水を注入するので、エンジンの排
気ポートと排気管出口の間の排気脈動により、冷却水が
排気管からエンジン内に逆流する虞れがある。
気ポートと排気管出口の間の排気脈動により、冷却水が
排気管からエンジン内に逆流する虞れがある。
(問題2) 流木衝突によるチルトアップ時にケーシング内壁面を
伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波によるケー
シング内水位の上昇時に、外水が排気管からエンジン内
に逆流する虞れがある。
伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波によるケー
シング内水位の上昇時に、外水が排気管からエンジン内
に逆流する虞れがある。
本発明は、触媒の発熱に伴う熱害を防止し、かつ触媒
の機能を低下させることのないように触媒周囲の温度管
理を行ない、更に触媒による浄化後の排気の熱害も防止
できる排気ガス浄化装置を構成するに際し、十分な消音
効果を得るに足る排気膨張室を確保するとともに、冷却
水のエンジン内への逆流を防止することを目的とする。
の機能を低下させることのないように触媒周囲の温度管
理を行ない、更に触媒による浄化後の排気の熱害も防止
できる排気ガス浄化装置を構成するに際し、十分な消音
効果を得るに足る排気膨張室を確保するとともに、冷却
水のエンジン内への逆流を防止することを目的とする。
又、本発明は、チルトアップや追波発生時に、外水の
エンジン内への逆流を防止することを目的とする。
エンジン内への逆流を防止することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、ケーシングの上部にエン
ジンを配置した船外機の排気ガス浄化装置において、ケ
ーシング内のエンジンに隣接する位置に排気膨張室を形
成し、ケーシング内の排気膨張室まわりに冷却水ジャケ
ットを形成し、エンジンの排気ポートに連通する排気管
を排気膨張室内に伸長配置し、排気管内に排気ガス浄化
用触媒を配置し、排気ガス浄化用触媒の外周に断熱材を
配置して構成するとともに、上記触媒が上記排気膨張室
の上部寄りに配置され、上記冷却水ジャケット内の冷却
水の水位が該触媒の下端付近に設定されてなるようにし
たものである。
ジンを配置した船外機の排気ガス浄化装置において、ケ
ーシング内のエンジンに隣接する位置に排気膨張室を形
成し、ケーシング内の排気膨張室まわりに冷却水ジャケ
ットを形成し、エンジンの排気ポートに連通する排気管
を排気膨張室内に伸長配置し、排気管内に排気ガス浄化
用触媒を配置し、排気ガス浄化用触媒の外周に断熱材を
配置して構成するとともに、上記触媒が上記排気膨張室
の上部寄りに配置され、上記冷却水ジャケット内の冷却
水の水位が該触媒の下端付近に設定されてなるようにし
たものである。
請求項2に記載の本発明は、前記ケーシング内に、前
記排気膨張室と、排気ガスをケーシング外に放出するた
めの放出口に連通する排気通路とを区画する区画壁を設
け、排気膨張室と排気通路とを、前記排気管の排気膨張
室への出口より上方かつ推進方向の後方にて互いに連通
するように構成したものである。
記排気膨張室と、排気ガスをケーシング外に放出するた
めの放出口に連通する排気通路とを区画する区画壁を設
け、排気膨張室と排気通路とを、前記排気管の排気膨張
室への出口より上方かつ推進方向の後方にて互いに連通
するように構成したものである。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、下記〜の作用
がある。
がある。
排気膨張室まわりに冷却水ジャケットを形成してある
から、触媒の発熱をこの冷却水ジャケットにより遮熱で
きる。このとき、冷却水の水位が触媒の下端付近に設定
されるから、冷却水は触媒を必要以上に冷却せず、触媒
を適度に保温できる。これにより、触媒の発熱が船外機
の取扱い上支障を来したり、ケーシングその他の部品に
熱害をもたらすことがない。
から、触媒の発熱をこの冷却水ジャケットにより遮熱で
きる。このとき、冷却水の水位が触媒の下端付近に設定
されるから、冷却水は触媒を必要以上に冷却せず、触媒
を適度に保温できる。これにより、触媒の発熱が船外機
の取扱い上支障を来したり、ケーシングその他の部品に
熱害をもたらすことがない。
冷却水の水位が触媒の下端付近に設定されるから、冷
却水は触媒を必要以上に冷却しないことに加え、触媒の
外周に断熱材が配置されており、触媒の周囲の熱容量が
小さいため、冷機始動後の触媒の温度上昇が早く、触媒
の暖機を短時間で達成できる。
却水は触媒を必要以上に冷却しないことに加え、触媒の
外周に断熱材が配置されており、触媒の周囲の熱容量が
小さいため、冷機始動後の触媒の温度上昇が早く、触媒
の暖機を短時間で達成できる。
触媒と接触して浄化した後の排気ガスは、冷却水ジャ
ケットにて冷却されている排気膨張室の壁面に接触して
冷却せしめられる。これにより、排気熱がプロペラ軸周
辺やプロペラ内部のゴム製部品等に熱害をもたらすこと
を防止できる。
ケットにて冷却されている排気膨張室の壁面に接触して
冷却せしめられる。これにより、排気熱がプロペラ軸周
辺やプロペラ内部のゴム製部品等に熱害をもたらすこと
を防止できる。
ケーシング内のエンジンに隣接する位置に排気膨張室
を設けるものであるから、十分な消音効果を得るに足る
排気膨張室を形成できる。
を設けるものであるから、十分な消音効果を得るに足る
排気膨張室を形成できる。
冷却水が排気管端に注入されるものでないから、冷却
水が排気脈動により、エンジン内へ逆流する虞れはな
い。
水が排気脈動により、エンジン内へ逆流する虞れはな
い。
冷却水ジャケットの水位は触媒の下端付近にあるとい
っても、触媒自体が排気膨張室の上部寄りに位置するも
のであるから、冷却水ジャケットの冷却水はケーシング
の上部に必要十分な冷却作用を及ぼし、エンジンの排気
熱によるケーシングの昇温を十分に防止できる。
っても、触媒自体が排気膨張室の上部寄りに位置するも
のであるから、冷却水ジャケットの冷却水はケーシング
の上部に必要十分な冷却作用を及ぼし、エンジンの排気
熱によるケーシングの昇温を十分に防止できる。
請求項2に記載の本発明によれば、下記の作用があ
る。
る。
流木衝突によるチルトアップ時にケーシング内壁面を
伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波によるケー
シング内水位の上昇時に、外水が排気膨張室へ浸入する
ことを区画壁にて防止できる。これにより、外水のエン
ジン内への逆流を防止できる。
伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波によるケー
シング内水位の上昇時に、外水が排気膨張室へ浸入する
ことを区画壁にて防止できる。これにより、外水のエン
ジン内への逆流を防止できる。
[実施例] 第1図は本発明の第1実施例を一部破断して示す側面
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は
本発明の第2実施例を示す断面図、第4図は第3図のIV
−IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第3実施例を示
す断面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の第4実施例を示す断面図、第8図は第7
図のVIII−VIII線に沿う断面図である。
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は
本発明の第2実施例を示す断面図、第4図は第3図のIV
−IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第3実施例を示
す断面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の第4実施例を示す断面図、第8図は第7
図のVIII−VIII線に沿う断面図である。
(第1実施例) 船外機10は、第1図、第2図に示す如く、船体11に取
付けられるグランプブラケット12と、クランプブラケッ
ト12にチルト軸13を介して連結されているスイベルブラ
ケット14と、スイベルブラケット14に転舵軸15を介して
連結されている推進ユニット16とを有している。推進ユ
ニット16は、チルト軸13を回動中心としてチルトアップ
/ダウンできるとともに、転舵軸15を回動中心として転
舵できる。
付けられるグランプブラケット12と、クランプブラケッ
ト12にチルト軸13を介して連結されているスイベルブラ
ケット14と、スイベルブラケット14に転舵軸15を介して
連結されている推進ユニット16とを有している。推進ユ
ニット16は、チルト軸13を回動中心としてチルトアップ
/ダウンできるとともに、転舵軸15を回動中心として転
舵できる。
推進ユニット16は、転舵軸15の上下両端部に上下の連
結部17、18を介して連結される上下のケーシング19、20
と、上ケーシング19の上部に上下2枚の中間板21A、21B
を介して配置されるエンジン22と、下ケーシング20の下
部に配置されるプロペラ23を有して構成される。エンジ
ン22の出力は、ケーシング19、20の内部に配設されてい
る、ドライブ軸24、前後進切換歯車列25、プロペラ軸26
を経てプロペラ23に伝えられる。
結部17、18を介して連結される上下のケーシング19、20
と、上ケーシング19の上部に上下2枚の中間板21A、21B
を介して配置されるエンジン22と、下ケーシング20の下
部に配置されるプロペラ23を有して構成される。エンジ
ン22の出力は、ケーシング19、20の内部に配設されてい
る、ドライブ軸24、前後進切換歯車列25、プロペラ軸26
を経てプロペラ23に伝えられる。
尚、この実施例のエンジン22は4サイクルエンジンで
あり、図において、27はオイルタンク、28はオイルポン
プ、29はオイルフィルタである。
あり、図において、27はオイルタンク、28はオイルポン
プ、29はオイルフィルタである。
又、船外機10は冷却水ポンプ30を備えている。冷却水
ポンプ30は、上ケーシング19の内部のドライブ軸24まわ
りに配置され、ドライブ軸24の回転により駆動され、外
水取入口31、吸込路32を介して吸込んだ冷却水を、圧送
管33によりエンジン22の冷却水ジャケットに圧送する。
ポンプ30は、上ケーシング19の内部のドライブ軸24まわ
りに配置され、ドライブ軸24の回転により駆動され、外
水取入口31、吸込路32を介して吸込んだ冷却水を、圧送
管33によりエンジン22の冷却水ジャケットに圧送する。
然るに、船外機12にあっては、上ケーシング19内のエ
ンジン22に隣接する上部位置に排気膨張室34を形成し、
上ケーシング19内の排気膨張室34まわりに冷却水ジャケ
ット35を形成している。冷却水ジャケット35は、エンジ
ン22を冷却した後の冷却水を、エンジン22の排水口から
供給され、上ケーシング19内の内壁36の冷却と、その壁
37に対する遮熱を行ない、周辺部品の温度上昇を防止す
る。
ンジン22に隣接する上部位置に排気膨張室34を形成し、
上ケーシング19内の排気膨張室34まわりに冷却水ジャケ
ット35を形成している。冷却水ジャケット35は、エンジ
ン22を冷却した後の冷却水を、エンジン22の排水口から
供給され、上ケーシング19内の内壁36の冷却と、その壁
37に対する遮熱を行ない、周辺部品の温度上昇を防止す
る。
又、エンジン22の排気ポートに連通する排気管38が、
前述の中間板21A、21Bに設けられている上流側排気通路
39に接続されるように下中間板21Bの下面に固定され、
排気膨張室34の周囲壁から離れる状態で排気膨張室34内
に伸長配置されている。
前述の中間板21A、21Bに設けられている上流側排気通路
39に接続されるように下中間板21Bの下面に固定され、
排気膨張室34の周囲壁から離れる状態で排気膨張室34内
に伸長配置されている。
この排気管38内には排気ガス浄化用触媒40が配置さ
れ、耐熱容器としての排気管38の内周と触媒40の外周と
の間には断熱材41が配置されている。
れ、耐熱容器としての排気管38の内周と触媒40の外周と
の間には断熱材41が配置されている。
このとき、触媒40は、第1図に示す如く、排気膨張室
34の上部寄りに配置され、冷却水ジャケット35の冷却水
の水位は触媒40の下端付近に設定される。
34の上部寄りに配置され、冷却水ジャケット35の冷却水
の水位は触媒40の下端付近に設定される。
尚、下ケーシング22は、排気膨張室34の下端部が連通
する下流側排気通路42が設けられ、この下流側排気通路
42はプロペラ23のボス部に設けた排気放出口43に連な
り、排気ガスを水中に排出することとしている。
する下流側排気通路42が設けられ、この下流側排気通路
42はプロペラ23のボス部に設けた排気放出口43に連な
り、排気ガスを水中に排出することとしている。
又、前述の中間板21A、21Bには排気膨張室34の上端部
に連なる副第1膨張室44が形成され、上ケーシング19の
後部上端部には副第1膨張室44に連なる副第2膨張室45
が形成され、副第2膨張室45は上ケーシング19の後部上
端部に設けた副放出口46を介して外部空間に連通してい
る。これらの副排気通路系は、ケーシング内に浸入する
水位の高い停船時や、低速航走時の排気の通路として機
能する。Lは停船時の海水面水位である。
に連なる副第1膨張室44が形成され、上ケーシング19の
後部上端部には副第1膨張室44に連なる副第2膨張室45
が形成され、副第2膨張室45は上ケーシング19の後部上
端部に設けた副放出口46を介して外部空間に連通してい
る。これらの副排気通路系は、ケーシング内に浸入する
水位の高い停船時や、低速航走時の排気の通路として機
能する。Lは停船時の海水面水位である。
この第1実施例によれば、下記〜の作用がある。
排気膨張室34まわりに冷却水ジャケット35を形成して
あるから、触媒40の発熱をこの冷却水ジャケット35によ
り遮熱できる。このとき、冷却水の水位が触媒40の下端
付近に設定されるから、冷却水は触媒40を必要以上に冷
却せず、触媒40を適度に保温できる。これにより、触媒
40の発熱が船外機10の取扱い上支障を来したり、ケーシ
ング19、20その他の部品に熱害をもたらすことがない。
あるから、触媒40の発熱をこの冷却水ジャケット35によ
り遮熱できる。このとき、冷却水の水位が触媒40の下端
付近に設定されるから、冷却水は触媒40を必要以上に冷
却せず、触媒40を適度に保温できる。これにより、触媒
40の発熱が船外機10の取扱い上支障を来したり、ケーシ
ング19、20その他の部品に熱害をもたらすことがない。
冷却水の水位が触媒40の下端付近に設定されるから、
冷却水は触媒40を必要以上に冷却しないことに加え、触
媒40の外周に断熱材41が配置されており、触媒40の周囲
の熱容量が小さいため、冷機始動後の触媒40の温度上昇
が早く、触媒40の暖機を短時間で達成できる。
冷却水は触媒40を必要以上に冷却しないことに加え、触
媒40の外周に断熱材41が配置されており、触媒40の周囲
の熱容量が小さいため、冷機始動後の触媒40の温度上昇
が早く、触媒40の暖機を短時間で達成できる。
触媒40と接触して浄化した後の排気ガスは、冷却水ジ
ャケット35にて冷却されている排気膨張室34の壁面と接
触して冷却せしめられる。これにより、排気熱がプロペ
ラ軸26周辺やプロペラ23内部のゴム性部品等に熱害をも
たらすことを防止できる。
ャケット35にて冷却されている排気膨張室34の壁面と接
触して冷却せしめられる。これにより、排気熱がプロペ
ラ軸26周辺やプロペラ23内部のゴム性部品等に熱害をも
たらすことを防止できる。
上ケーシング19内のエンジン22に隣接する位置に排気
膨張室34を設けるものであるから、十分な消音効果を得
るに足る排気膨張室34を形成できる。
膨張室34を設けるものであるから、十分な消音効果を得
るに足る排気膨張室34を形成できる。
冷却水が排気管38に注入されるものでないから、冷却
水が排気脈動により、エンジン内へ逆流する虞れはな
い。
水が排気脈動により、エンジン内へ逆流する虞れはな
い。
冷却水ジャケット35の水位は触媒40の下端付近にある
といっても、触媒40自体が排気膨張室34の上部寄りに位
置するものであるから、冷却水ジャケット35の冷却水は
上ケーシング19の上部に必要十分な冷却作用を及ぼし、
エンジンの排気熱による上ケーシング19の昇温を十分に
防止できる。
といっても、触媒40自体が排気膨張室34の上部寄りに位
置するものであるから、冷却水ジャケット35の冷却水は
上ケーシング19の上部に必要十分な冷却作用を及ぼし、
エンジンの排気熱による上ケーシング19の昇温を十分に
防止できる。
(第2実施例) 船外機50が船外機10と異なる点は、第3図、第4図に
示す如く、上ケーシング19における冷却水ジャケット35
により囲まれる領域内に、区画壁51を設けたことにあ
る。区画壁51は、停船時の水位Lに対して十分高く設定
され、排気管38が配置される第1膨張室52と、下流側排
気通路42に連なる中間排気通路として機能する第2排気
膨張室53とを区画する。この時、両排気膨張室52、53
は、排気管38の第1排気膨張室52への出口38Aより上方
かつ推進方向の後方に設けられている連通路54にて互い
に連通されている。
示す如く、上ケーシング19における冷却水ジャケット35
により囲まれる領域内に、区画壁51を設けたことにあ
る。区画壁51は、停船時の水位Lに対して十分高く設定
され、排気管38が配置される第1膨張室52と、下流側排
気通路42に連なる中間排気通路として機能する第2排気
膨張室53とを区画する。この時、両排気膨張室52、53
は、排気管38の第1排気膨張室52への出口38Aより上方
かつ推進方向の後方に設けられている連通路54にて互い
に連通されている。
尚、区画壁51は中空状であり、冷却水ジャケット35に
連通する冷却水ジャケット55を内蔵し、これに接する排
気を冷却可能としている。
連通する冷却水ジャケット55を内蔵し、これに接する排
気を冷却可能としている。
この第2実施例によれば、下記の作用がある。
流木衝突によるチルトアップ時にケーシング19の内壁
面を伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波による
ケーシング19内水位の上昇時に、外水が下流側排気通路
42の側から第2排気膨張室53を経て第1膨張室52へ浸入
することを区画壁51にて防止できる。これにより、外水
のエンジン22内への逆流を防止できる。
面を伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波による
ケーシング19内水位の上昇時に、外水が下流側排気通路
42の側から第2排気膨張室53を経て第1膨張室52へ浸入
することを区画壁51にて防止できる。これにより、外水
のエンジン22内への逆流を防止できる。
(第3実施例) 船外機60が前記船外機10と異なる点は、第5図、第6
図に示す如く、上ケーシング19における冷却水ジャケッ
ト35により囲まれる領域内に、区画壁61を設けたことに
ある。区画壁61は、停船時の水位Lに対して十分高く設
定され、排気管35が配置される排気膨張室62と、下流側
排気通路42に連なる中間排気通路63とを区画する。この
時、排気膨張室62と中間排気通路63とは、排気管38の排
気膨張室62への出口38Aより上方かつ推進方向の後方に
設けられる連通路64にて互いに連通されている。
図に示す如く、上ケーシング19における冷却水ジャケッ
ト35により囲まれる領域内に、区画壁61を設けたことに
ある。区画壁61は、停船時の水位Lに対して十分高く設
定され、排気管35が配置される排気膨張室62と、下流側
排気通路42に連なる中間排気通路63とを区画する。この
時、排気膨張室62と中間排気通路63とは、排気管38の排
気膨張室62への出口38Aより上方かつ推進方向の後方に
設けられる連通路64にて互いに連通されている。
尚、区画壁61は中空状であり、冷却水ジャケット35に
連通する冷却水ジャケット65を内蔵し、これに接する排
気を冷却可能としている。
連通する冷却水ジャケット65を内蔵し、これに接する排
気を冷却可能としている。
更に、船外機60にあっては、停船時の水位Lより排気
膨張室62の底部が低く、この排気膨張室62を底部に面積
を十分絞った水抜き孔66を設けている。水抜き孔66は、
チルトアップ時に水残りのない位置に設定される。
膨張室62の底部が低く、この排気膨張室62を底部に面積
を十分絞った水抜き孔66を設けている。水抜き孔66は、
チルトアップ時に水残りのない位置に設定される。
尚、船外機60にあっては、中間排気通路63の面積を水
抜き孔66の面積に比して十分大きくし、中間排気通路63
の面積が排気の抵抗にならないように設定される。
抜き孔66の面積に比して十分大きくし、中間排気通路63
の面積が排気の抵抗にならないように設定される。
この第3実施例によれば、下記〜の作用がある。
流木衝突によるチルトアップ時にケーシング19内壁面
を伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波によるケ
ーシング19内水位の上昇時に、外水が下流側排気通路42
の側から中間排気通路63を経て排気膨張室62へ浸入する
ことを区画壁61にて防止できる。これにより、外水のエ
ンジン22内への逆流を防止できる。
を伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波によるケ
ーシング19内水位の上昇時に、外水が下流側排気通路42
の側から中間排気通路63を経て排気膨張室62へ浸入する
ことを区画壁61にて防止できる。これにより、外水のエ
ンジン22内への逆流を防止できる。
排気管38が排気膨張室62の周囲壁から離れて内部に突
き出しているため、チルトアップ時、壁面を伝わって上
昇した水が排気管38内の触媒40にかかることがない。
き出しているため、チルトアップ時、壁面を伝わって上
昇した水が排気管38内の触媒40にかかることがない。
排気膨張室62に入った水は加速航走による水位低下時
に、水抜き孔66から排出される。
に、水抜き孔66から排出される。
水抜き孔66は面積が十分狭く、上記の配水口として
のみ働き、水位上昇時に排気膨張室62への多量の水の浸
入を許容するものとならない。
のみ働き、水位上昇時に排気膨張室62への多量の水の浸
入を許容するものとならない。
(第4実施例) 船外機70が前記船外機10と異なる点は、第7図、第8
図に示す如く、上ケーシング19における冷却水ジャケッ
ト35により囲まれる領域内に、区画壁71を設けたことに
ある。区画壁71は、停船時の水位Lに対して十分高く設
定され、排気管38が配置される第1排気膨張室72と、中
間排気通路101及び第2排気膨張室73とを区画する。こ
の時、第1排気膨張室72と中間排気通路101とは、排気
管38の第1排気膨張室72への出口38Aより上方かつ推進
方向の後方に設けられる連通路74にて互いに連通されて
いる。
図に示す如く、上ケーシング19における冷却水ジャケッ
ト35により囲まれる領域内に、区画壁71を設けたことに
ある。区画壁71は、停船時の水位Lに対して十分高く設
定され、排気管38が配置される第1排気膨張室72と、中
間排気通路101及び第2排気膨張室73とを区画する。こ
の時、第1排気膨張室72と中間排気通路101とは、排気
管38の第1排気膨張室72への出口38Aより上方かつ推進
方向の後方に設けられる連通路74にて互いに連通されて
いる。
尚、区画壁71は中空状であり、冷却水ジャケット35に
連通する冷却水ジャケット75を内蔵し、これに接する排
気を冷却可能としている。
連通する冷却水ジャケット75を内蔵し、これに接する排
気を冷却可能としている。
更に、船外機70にあっては、停船時の水位Lより第1
排気膨張室72の底部が高く、この排気膨張室72の底部に
面積を十分絞った水抜き孔76を設けている。水抜き孔76
は、チルトアップ時に水残りのない位置に設定される。
排気膨張室72の底部が高く、この排気膨張室72の底部に
面積を十分絞った水抜き孔76を設けている。水抜き孔76
は、チルトアップ時に水残りのない位置に設定される。
尚、船外機70にあっては、中間排気通路101の面積を
水抜き孔76の面積に比して十分大きくし、中間排気通路
101の面積が排気の抵抗にならないように設定される。
水抜き孔76の面積に比して十分大きくし、中間排気通路
101の面積が排気の抵抗にならないように設定される。
この第4実施によれば、下記〜の作用がある。
流木衝突によるチルトアップ時にケーシング19内壁面
を伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波によるケ
ーシング19内水位の上昇時に、外水が下流側排気通路42
の側から第2排気膨張室73、中間排気通路101を経て第
1排気膨張室72へ浸入することを区画壁71にて防止でき
る。これにより、外水のエンジン22内への逆流を防止で
きる。
を伝わってくる水上昇時や、急減速に伴う追波によるケ
ーシング19内水位の上昇時に、外水が下流側排気通路42
の側から第2排気膨張室73、中間排気通路101を経て第
1排気膨張室72へ浸入することを区画壁71にて防止でき
る。これにより、外水のエンジン22内への逆流を防止で
きる。
停船時水位において第1排気膨張室72には水が全く或
いは殆どないから、チルトアップ時、壁面を伝わっての
排気管38への水入りがない。
いは殆どないから、チルトアップ時、壁面を伝わっての
排気管38への水入りがない。
第1排気膨張室72に万一入った水は水抜き孔76から排
出される。
出される。
[発明の効果] 以上のように、請求項1に記載の本発明によれば、触
媒の発熱に伴う熱害を防止し、かつ触媒の機能を低下さ
せることのないように触媒周囲の温度管理を行ない、更
に触媒による浄化後の排気の熱害も防止できる排気ガス
浄化装置を構成するに際し、十分な消音効果を得るに足
る排気膨張室を確保するとともに、冷却水のエンジン内
への逆流を防止することができる。
媒の発熱に伴う熱害を防止し、かつ触媒の機能を低下さ
せることのないように触媒周囲の温度管理を行ない、更
に触媒による浄化後の排気の熱害も防止できる排気ガス
浄化装置を構成するに際し、十分な消音効果を得るに足
る排気膨張室を確保するとともに、冷却水のエンジン内
への逆流を防止することができる。
又、請求項2に記載の本発明によれば、チルトアップ
や追波発生時に、外水のエンジン内への逆流を防止する
ことができる。
や追波発生時に、外水のエンジン内への逆流を防止する
ことができる。
第1図は本発明の第1実施例を一部破断して示す側面
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は
本発明の第2実施例を示す断面図、第4図は第3図のIV
−IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第3実施例を示
す断面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の第4実施例を示す断面図、第8図は第7
図のVIII−VIII線に沿う断面図である。 10、50、60、70……船外機、 19、20……ケーシング、 22……エンジン、 34、52、53、62、72、73……排気膨張室、 35……冷却水ジャケット、 38……排気管、 40……触媒、 41……断熱材、 43……排気放出口、 51、61、71……区画室。
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は
本発明の第2実施例を示す断面図、第4図は第3図のIV
−IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第3実施例を示
す断面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の第4実施例を示す断面図、第8図は第7
図のVIII−VIII線に沿う断面図である。 10、50、60、70……船外機、 19、20……ケーシング、 22……エンジン、 34、52、53、62、72、73……排気膨張室、 35……冷却水ジャケット、 38……排気管、 40……触媒、 41……断熱材、 43……排気放出口、 51、61、71……区画室。
Claims (2)
- 【請求項1】ケーシングの上部にエンジンを配置した船
外機の排気ガス浄化装置において、 ケーシング内のエンジンに隣接する位置に排気膨張室を
形成し、ケーシング内の排気膨張室まわりに冷却水ジャ
ケットを形成し、エンジンの排気ポートに連通する排気
管を排気膨張室内に伸長配置し、排気管内に排気ガス浄
化用触媒を配置し、排気ガス浄化用触媒の外周に断熱材
を配置して構成するとともに、 上記触媒が上記排気膨張室の上部寄りに配置され、上記
冷却水ジャケット内の冷却水の水位が該触媒の下端付近
に設定されてなることを特徴とする船外機の排気ガス浄
化装置。 - 【請求項2】前記ケーシング内に、前記排気膨張室と、
排気ガスをケーシング外に放出するための放出口に連通
する排気通路とを区画する区画壁を設け、排気膨張室と
排気通路とを、前記排気管の排気膨張室への出口より上
方かつ推進方向の後方にて互いに連通するように構成し
た請求項1記載の船外機の排気ガス浄化装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1156653A JP2832364B2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 船外機の排気ガス浄化装置 |
US07/541,607 US5100351A (en) | 1989-06-21 | 1990-06-21 | Exhaust gas cleaning device for outboard motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1156653A JP2832364B2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 船外機の排気ガス浄化装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8175448A Division JP2819116B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 船外機の排気ガス浄化装置 |
JP8175449A Division JP2819117B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 船外機の排気ガス通路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323308A JPH0323308A (ja) | 1991-01-31 |
JP2832364B2 true JP2832364B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=15632356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1156653A Expired - Lifetime JP2832364B2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 船外機の排気ガス浄化装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5100351A (ja) |
JP (1) | JP2832364B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5372530A (en) * | 1992-01-21 | 1994-12-13 | Outboard Marine Corp | Outboard motor with separated exhaust gas pulsing and exhaust gas discharge |
JP3248008B2 (ja) * | 1992-09-25 | 2002-01-21 | 三信工業株式会社 | 船外機の排気浄化用触媒支持構造 |
US5408827A (en) * | 1993-09-28 | 1995-04-25 | Outboard Marine Corporation | Marine propulsion device with improved catalyst support arrangement |
JP3137818B2 (ja) * | 1993-12-18 | 2001-02-26 | 本田技研工業株式会社 | 船外機 |
US5503576A (en) * | 1993-12-29 | 1996-04-02 | Outboard Marine Corporation | Vibration isolation means for outboard motor |
JP3534260B2 (ja) * | 1994-07-28 | 2004-06-07 | ヤマハマリン株式会社 | 船外機の触媒取付構造 |
JPH08142991A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-04 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機 |
JP3441235B2 (ja) * | 1995-05-17 | 2003-08-25 | 本田技研工業株式会社 | 船外機 |
JP3515656B2 (ja) * | 1995-12-12 | 2004-04-05 | 本田技研工業株式会社 | 船外機におけるエンジンの排気浄化装置 |
US6120335A (en) * | 1996-08-15 | 2000-09-19 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Catalytic exhaust system for watercraft |
US6511355B1 (en) | 2000-08-31 | 2003-01-28 | Bombardier Motor Corporation Of America | Catalyst exhaust system |
US11549420B2 (en) * | 2019-02-04 | 2023-01-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Outboard motor catalytic converter |
JP7283941B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-05-30 | 本田技研工業株式会社 | 船外機 |
WO2022195866A1 (ja) * | 2021-03-19 | 2022-09-22 | 本田技研工業株式会社 | V型エンジン、船外機および船舶 |
RU207011U1 (ru) * | 2021-06-28 | 2021-10-06 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Астраханский государственный технический университет" (ФГБОУ ВО "АГТУ") | Устройство для очистки отработавших газов двигателя внутреннего сгорания подвесных лодочных моторов |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3911852A (en) * | 1974-02-20 | 1975-10-14 | Outboard Marine Corp | Water jacketed exhaust relief system |
JPS6030415A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-16 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機の排気消音装置 |
JPH0665847B2 (ja) * | 1985-06-08 | 1994-08-24 | 三信工業株式会社 | 船舶推進機の排気浄化装置 |
JPH0830406B2 (ja) * | 1986-10-13 | 1996-03-27 | 三信工業株式会社 | 船舶推進機の排気浄化装置 |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP1156653A patent/JP2832364B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-06-21 US US07/541,607 patent/US5100351A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5100351A (en) | 1992-03-31 |
JPH0323308A (ja) | 1991-01-31 |
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